JPH0114411Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0114411Y2 JPH0114411Y2 JP6383783U JP6383783U JPH0114411Y2 JP H0114411 Y2 JPH0114411 Y2 JP H0114411Y2 JP 6383783 U JP6383783 U JP 6383783U JP 6383783 U JP6383783 U JP 6383783U JP H0114411 Y2 JPH0114411 Y2 JP H0114411Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- core
- cylindrical core
- diameter
- small diameter
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 15
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は成形用金型、特に筒状のゴムまたは合
成樹脂製品を成形するための成形用金型に関する
ものである。
成樹脂製品を成形するための成形用金型に関する
ものである。
第１図は従来の成形用金型を示すもので、上型
１、下型２およびこれらにより形成されるキヤビ
テイ４内に挿置される円形棒状の中芯型３とより
なる。キヤビテイ４の両端部は中芯型３の外周面
と合致する小径端部４１が形成してあり、中央部
（製品成形部）４２は端部４１より大径で中芯型
３まわりに円筒状のゴムまたは樹脂製品Ａが成形
される。なお、上型１にはスプル５が設けられて
いる。
１、下型２およびこれらにより形成されるキヤビ
テイ４内に挿置される円形棒状の中芯型３とより
なる。キヤビテイ４の両端部は中芯型３の外周面
と合致する小径端部４１が形成してあり、中央部
（製品成形部）４２は端部４１より大径で中芯型
３まわりに円筒状のゴムまたは樹脂製品Ａが成形
される。なお、上型１にはスプル５が設けられて
いる。
このように上型１、下型２および中芯型３を有
する金型では、これ等三者を精度よく型合せする
ことは極めて困難で、第２図に示すように中芯型
３の端部とキヤビテイ４との間に隙間があると製
品Ａの端部にバリA1が発生し、それかといつて
中芯型３の端部の径が若干でも大きすぎると上型
１と下型２の分割面に隙間が発生して寸法精度の
よい製品を得ることができない。
する金型では、これ等三者を精度よく型合せする
ことは極めて困難で、第２図に示すように中芯型
３の端部とキヤビテイ４との間に隙間があると製
品Ａの端部にバリA1が発生し、それかといつて
中芯型３の端部の径が若干でも大きすぎると上型
１と下型２の分割面に隙間が発生して寸法精度の
よい製品を得ることができない。
そこで本考案は上型、下型、中芯型を備え、筒
状製品を成形する金型において、これら上型、中
芯型、下型を完全に密着せしめて寸法精度良好
で、バリのない製品を得ることを目的とするもの
である。
状製品を成形する金型において、これら上型、中
芯型、下型を完全に密着せしめて寸法精度良好
で、バリのない製品を得ることを目的とするもの
である。
即ち本考案は、中芯型としてキヤビテイ中央の
製品成形部よりも若干短いものを用い、バリが発
生するキヤビテイの小径端部内には外径面が小径
端部面とほぼ合致し内径面がテーパ状をなす外筒
コアをその先端面を中芯型の端面に当接せしめて
挿置するとともに、外筒コア内にその内径面と合
致するテーパ状の外径面を有する内筒コアを挿置
し、内筒コアを中芯型方向へ押込むことにより外
筒コアを拡開せしめて外筒コアをキヤビテイの小
径端部面に密着せしめる構造とすることにより、
上記の目的を達成するものである。
製品成形部よりも若干短いものを用い、バリが発
生するキヤビテイの小径端部内には外径面が小径
端部面とほぼ合致し内径面がテーパ状をなす外筒
コアをその先端面を中芯型の端面に当接せしめて
挿置するとともに、外筒コア内にその内径面と合
致するテーパ状の外径面を有する内筒コアを挿置
し、内筒コアを中芯型方向へ押込むことにより外
筒コアを拡開せしめて外筒コアをキヤビテイの小
径端部面に密着せしめる構造とすることにより、
上記の目的を達成するものである。
以下、本考案を図示の実施例により説明する。
第３図は本考案の金型を示すもので、キヤビテ
イ４の端部には製品成形部４２よりも小径の小径
端部４１が形成されている。該小径端部４１は断
面円形で、中芯型３の外周面とほぼ同一寸法とし
てある。中芯型３は製品成形部４２よりも若干短
くしてある。小径端部４１は上型１および下型２
の分割面に沿つて形成した孔６で外部に通じてい
る。
イ４の端部には製品成形部４２よりも小径の小径
端部４１が形成されている。該小径端部４１は断
面円形で、中芯型３の外周面とほぼ同一寸法とし
てある。中芯型３は製品成形部４２よりも若干短
くしてある。小径端部４１は上型１および下型２
の分割面に沿つて形成した孔６で外部に通じてい
る。
キヤビテイ４の小径端部４１内には、中芯型３
方向へ径が小さくなるテーパ状内径面を有する外
筒コア７が挿置してある。外筒コア７の一端はキ
ヤビテイ４の製品成形部４２内へ突出して端面が
中芯型３の端面と同軸的に接している。また、外
筒コア７内には外径面を上記テーパ面と同一傾斜
のテーパ面とした内筒コア８が挿置してある。内
筒コア８の軸芯に形成したボルト挿通孔８１には
ボルト９が挿通してあり、その先端は中芯型３の
端部軸心に形成したねじ孔３１に螺入している。
外筒コア７は薄肉の金属製でその外径面の径は小
径端部４１のそれよりも若干小さくしてある。な
お、５はキヤビテイ４内へゴムまたは樹脂材料を
注入するためのスプルである。
方向へ径が小さくなるテーパ状内径面を有する外
筒コア７が挿置してある。外筒コア７の一端はキ
ヤビテイ４の製品成形部４２内へ突出して端面が
中芯型３の端面と同軸的に接している。また、外
筒コア７内には外径面を上記テーパ面と同一傾斜
のテーパ面とした内筒コア８が挿置してある。内
筒コア８の軸芯に形成したボルト挿通孔８１には
ボルト９が挿通してあり、その先端は中芯型３の
端部軸心に形成したねじ孔３１に螺入している。
外筒コア７は薄肉の金属製でその外径面の径は小
径端部４１のそれよりも若干小さくしてある。な
お、５はキヤビテイ４内へゴムまたは樹脂材料を
注入するためのスプルである。
上記金型において、成形に際しては先ず外筒コ
ア７およびボルト９を挿通した内筒コア８を、ボ
ルト先端を中芯型３のねじ穴３１に螺入すること
によりセツトする。次に上型１と下型２を型閉め
し、型の孔６を通してキーレンチ（図示せず）を
ボルト９の頭部に形成した角穴に嵌合する等の手
段にてボルト９を中芯型３に螺入せしめ、内筒コ
ア８を外筒コア７の小径方向へ押込む。これによ
つて外筒コア７を中芯型３の端面に強く押付け、
同時に外筒コアを塑性変形により拡開せしめ、そ
の外径面をキヤビテイ４の小径端部４１面へ圧接
せしめる。
ア７およびボルト９を挿通した内筒コア８を、ボ
ルト先端を中芯型３のねじ穴３１に螺入すること
によりセツトする。次に上型１と下型２を型閉め
し、型の孔６を通してキーレンチ（図示せず）を
ボルト９の頭部に形成した角穴に嵌合する等の手
段にてボルト９を中芯型３に螺入せしめ、内筒コ
ア８を外筒コア７の小径方向へ押込む。これによ
つて外筒コア７を中芯型３の端面に強く押付け、
同時に外筒コアを塑性変形により拡開せしめ、そ
の外径面をキヤビテイ４の小径端部４１面へ圧接
せしめる。
次に材料をスプル５から注入して円筒状製品Ａ
を成形する。しかして外筒コア７とキヤビテイ４
の小径端部４１とは密着せしめられているので、
製品Ａの端部にバリが生じることはない。また、
本考案の金型では上型１および下型２を完全に型
閉めしてからキヤビテイ４の端部に外筒コア７を
圧接せしめるものであるから、上型１と下型２と
は確実に密着し、寸法精度良好な製品が得られ
る。なお本考案の金型では、内筒コア８を押込ん
で外筒コア７の外径面をキヤビテイ端部の面と密
着するようにいつたん設定すれば、上型１、下型
２および中芯型３は互いに密着する寸法関係とな
るので、その後繰返し多数の製品の成形を行なう
ことができる。
を成形する。しかして外筒コア７とキヤビテイ４
の小径端部４１とは密着せしめられているので、
製品Ａの端部にバリが生じることはない。また、
本考案の金型では上型１および下型２を完全に型
閉めしてからキヤビテイ４の端部に外筒コア７を
圧接せしめるものであるから、上型１と下型２と
は確実に密着し、寸法精度良好な製品が得られ
る。なお本考案の金型では、内筒コア８を押込ん
で外筒コア７の外径面をキヤビテイ端部の面と密
着するようにいつたん設定すれば、上型１、下型
２および中芯型３は互いに密着する寸法関係とな
るので、その後繰返し多数の製品の成形を行なう
ことができる。
第１図は従来の成形用金型の断面図、第２図は
第１図の要部断面図、第３図は本考案による金型
の実施例の半断面図である。 １……上型、２……下型、３……中芯型、４…
…キヤビテイ、４１……小径端部、４２……製品
成形部、５……スプル、７……外筒コア、８……
内筒コア、９……ボルト。
第１図の要部断面図、第３図は本考案による金型
の実施例の半断面図である。 １……上型、２……下型、３……中芯型、４…
…キヤビテイ、４１……小径端部、４２……製品
成形部、５……スプル、７……外筒コア、８……
内筒コア、９……ボルト。
Claims (1)
- 上型、下型およびこれらの間に形成されるキヤ
ビテイ内に挿置する中芯型を備え、中芯型まわり
に筒状のゴムまたは樹脂製品を成形する製品成形
部を形成した金型において、キヤビテイの両端部
を小径となし、製品成形部をなす中央の大径部に
はそれよりも短い中芯型を同軸に配し、上記小径
端部内に外径面が小径端部面とほぼ合致し内径面
がテーパ状をなす外筒コアをその先端面を中芯型
の端面に当接せしめて挿置するとともに、外筒コ
ア内にその内径面と合致するテーパ状の外径面を
有する内筒コアを挿置し、内筒コアを中芯型方向
へ押込むことによ外筒コアを拡開せしめて外筒コ
アの外径面を上記小径端部面に密着せしめた成形
用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6383783U JPS59169927U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6383783U JPS59169927U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59169927U JPS59169927U (ja) | 1984-11-14 |
| JPH0114411Y2 true JPH0114411Y2 (ja) | 1989-04-27 |
Family
ID=30194018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6383783U Granted JPS59169927U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59169927U (ja) |
-
1983
- 1983-04-27 JP JP6383783U patent/JPS59169927U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59169927U (ja) | 1984-11-14 |
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