JPS6132292B2 - - Google Patents
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- JPS6132292B2 JPS6132292B2 JP58109900A JP10990083A JPS6132292B2 JP S6132292 B2 JPS6132292 B2 JP S6132292B2 JP 58109900 A JP58109900 A JP 58109900A JP 10990083 A JP10990083 A JP 10990083A JP S6132292 B2 JPS6132292 B2 JP S6132292B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- divalent metal
- methanol
- aluminosilicate
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P30/00—Technologies relating to oil refining and petrochemical industry
- Y02P30/20—Technologies relating to oil refining and petrochemical industry using bio-feedstock
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P30/00—Technologies relating to oil refining and petrochemical industry
- Y02P30/40—Ethylene production
Landscapes
- Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
本発明は低級オレフインの製造方法に関し、詳
しくは特定の結晶性アルミノシリケートを触媒と
して用いることによりメタノール、ジメチルエー
テルからエチレンやプロピレン等の低級オレフイ
ンを効率よく製造する方法に関する。 従来、各種の結晶性シリケートを触媒として用
いてメタノールやジメチルエーテルから炭化水素
を製造する方法が知られている。例えばモービル
オイル社によるZSM−5ゼオライトはメタノー
ルを原料として、炭素数10までのガソリン留分を
主体とする炭化水素を合成するにすぐれており、
その触媒としての寿命も比較的長く安定した活性
を示すものであるが、エチレン、プロピレン等の
低級オレフインを製造するには不適当なものであ
る。また、同じくZSM−34ゼオライトは、メタ
ノールから低級オレフインを製造するための触媒
としてエチレン、プロピレン等への高い選択性を
示すが、活性低下が極めて早く、実用的なものと
は言えない。しかも、これらZSM系ゼオライト
は調製過程において高価な有機アミンを結晶化調
整剤として用いることが必要であり、製造コスト
が高いという難点がある。 本発明者らは、メタノールやジメチルエーテル
を原料として、エチレンやプロピレン等の低級オ
レフインを効率良く製造する方法を開発すべく鋭
意研究を重ねた。その結果、鉄ならびに2価金属
を含有する特定の組成の結晶性アルミノシリケー
トを触媒として用いることにより目的とする低級
オレフインを高い選択率にて効率よく製造できる
ことを見出した。本発明はかかる知見に基いて完
成したものである。すなわち本発明は、触媒を用
いてメタノールおよび/またはジメチルエーテル
から低級オレフインを製造するにあたり、 組成式 aM1 2O・bM2O・cAl2O3・dFe2O3・ eSiO2・nH2O …() (式中、M1はアルカリ金属または水素、M2は
マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、コバ
ルトおよびマンガンよりなる群から選ばれた一種
または二種以上の2価金属を示す。また、0.1≦
a≦2.0,b>0,c>0,d>0,c+d=
1,e>20,0≦n≦30である。) で表わされる2価金属含有結晶性鉄アルミノシリ
ケートを触媒として用いることを特徴とする低級
オレフインの製造方法を提供するものである。 本発明の方法において触媒として用いる前記組
成式()で表わされる2価金属含有結晶性鉄ア
ルミノシリケートは、様々な方法によつて調製す
ることができるが、通常はSiO2,Fe2O3,
Al2O3、アルカリ金属イオンおよび2価金属イオ
ンの各供給源を水性媒体中で水熱反応させること
によつて製造される。この場合、水性媒体中に
は、結晶化調整剤としてアルコール、特にn−ブ
タノールを添加することが好ましい。 上記結晶性アルミノシリケートを調製する際に
用いるSiO2源としては、水ガラス、シリカゾ
ル、シリカゲルあるいはシリカが使用できるが、
水ガラスとシリカゾルが特に好適に用いられる。
また、Fe2O3源としては水溶性の第2鉄塩が使用
できるが、好ましい例として硝酸第2鉄、硫酸第
2鉄アンモニウム等が挙げられる。Al2O3源とし
てはアルミン酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、
アルミナゾル、アルミナ等が使用できるが、アル
ミン酸ナトリウムと硫酸アルミニウムが好まし
い。一方、アルカリ金属イオン源としては、例え
ば水ガラス中の酸化ナトリウム、アルミン酸ソー
ダ、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が使用
される。さらに、2価金属源としてはマグネシウ
ム、ストロンチウム、バリウム、コバルトあるい
はマンガンの化合物、具体的には酢酸マグネシウ
ム、硝酸マグネシウム、塩化マグネシウム、酢酸
ストロンチウム、硝酸ストロンチウム、酢酸バリ
ウム、硝酸バリウム、塩化バリウム、硝酸コバル
ト、酢酸コバルト、塩化コバルト、酢酸マンガ
ン、硝酸マンガン、塩化マンガンなどがあり、こ
れらを単独あるいは混合して用いればよい。ま
た、結晶化調整剤としては、従来ZSM系ゼオラ
イト調製時に用いられた有機アミン系化合物に代
えてアルコール類、好ましくは炭素数1〜8の直
鎖アルコール、具体的にはn−プロパノール、n
−ブタノール、特にn−ブタノールを最適なもの
としてあげることができる。 水熱反応を行なう反応混合物の組成は、次のよ
うな割合で調合することが好ましい。 SiO2/Fe2O3(モル比):25〜2000、さらに
好ましくは50〜500、 SiO2/Al2O3(モル比):25〜500、さらに
好ましくは40〜400、 OH-/SiO2(モル比):0.05〜1.0、さらに
好ましくは0.1〜0.5、 H2O/OH-(モル比):10〜300、さらに好
ましくは50〜250、 M2O/SiO2(モル比):0.001〜0.05、さら
に好ましくは0.002〜0.02 アルコール/SiO2(モル比):0.1〜5、さ
らに好ましくは0.4〜4 この範囲の組成を有する混合物を得るために、
前述した各化合物を加え、さらにPH調整のため適
宜塩酸、硫酸、硝酸等の酸あるいはアルカリ金属
の水酸化物を添加することも有効である。 このようにして得られた混合物を、自己圧力下
で120〜220℃、好ましくは150〜190℃にて約1〜
200時間、好ましくは5〜50時間密閉容器内で加
熱撹拌すればよい。反応生成物は濾過あるいは遠
心分離等により分離し、水洗により余剰のイオン
性物質を除去した後、乾燥する。 このようにして2価金属含有結晶性鉄アルミノ
シリケートが得られるが、このものはアルカリ金
属塩型(前記()中のM1がアルカリ金属)と
なつている。このアルカリ金属塩型の2価金属含
有結晶性鉄アルミノシリケートは、常法により、
例えば塩酸、硫酸、硝酸などの無機酸やギ酸、酢
酸などの有機酸と反応させて、もしくはアンモニ
ウム塩と反応させた後焼成するなどの処理を行な
うことによつて、アルカリ金属の一部また全部を
プロトン(H+)で置換して、水素型の2価金属
含有結晶性鉄アルミノシリケートに変換させるこ
とができる。 ここで得られる2価金属含有結晶性鉄アルミノ
シリケートは、組成式として前記式()で表わ
されるものであり、また、結晶構造を示すX線回
折パターンについては、既に出願された特開昭58
−110421号公報の表−1および表−2に表わされ
たものと基本的には同じものである。これは、本
発明におけるアルミノシリケートでは、2価金属
がイオン交換的に結合しているため、結晶構造の
骨格そのものにはほとんど影響を与えないことに
よるものと考えられる。 以上のような組成式ならびにX線回折パターン
を有する2価金属含有結晶性鉄アルミノシリケー
トを調製するには、既に前述した如くアルコー
ル、特にn−ブタノールの存在下で反応を進行さ
せることが好ましく、ZSM−5ゼオライトを調
製する場合のように有機アミン類を用いても所望
のアルミノシリケートを得ることはできない。 本発明の方法においては、このようにして得ら
れた2価金属含有結晶性鉄アルミノシリケートを
触媒として、メタノールおよび/またはジメチル
エーテルよりなる原料からエチレン、プロピレン
等の低級オレフインを製造する。この際のメタノ
ールおよび/またはジメチルエーテルの転化反応
は、これら原料をガスとして供給し、固体である
触媒と充分接触させ得るものであれば、どんな反
応形態でもよく、固定床反応方式、流動床反応方
式、移動床反応方式等があげられる。また、この
転化反応は、各種条件下で行なうことができる
が、例えば反応温度250〜500℃、重量時間空間速
度(WHSV)0.1〜20hr-1、好ましくは1〜
10hr-1、全圧力0.1〜100気圧、好ましくは0.5〜
10気圧の条件下で行うことができる。 本発明の方法によれば、メタノールやジメチル
エーテルから、安定した状態で高選択率、高収率
にて低級オレフインを製造することができる。な
お、この際原料であるメタノール、ジメチルエー
テルはスチーム等で希釈することなくそのまま用
いても充分に高い選択率、収率にて低級オレフイ
ンを製造することが可能である。さらに、本発明
の方法に用いる触媒は、高価な有機アミンの代わ
りに安価なn−ブタノール等のアルコールを結晶
化調整剤として使用して調製できるため、この点
からも本発明の方法は工業的に非常に有利なもの
であると言うことができる。 次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明
する。 調製例1〜7(触媒の調製) 第1表に示す金属塩の所定量を水86gに溶かし
てA液とし、4号水ガラス(SiO224%,Na2O6.5
%)61.1gを水64gに溶かし、これをB液とし
た。激しく撹拌しながらA液中にB液を加え、次
に、これに2.5規定硫酸水溶液24mlを加え、さら
にn−ブタノール16.2gを添加し、添加終了後も
撹拌を約10分間続行して水性ゲル混合物を得た。
次に、この水性ゲル混合物を内容積300mlのオー
トクレーブに仕込み、自己圧力下180℃で16時間
撹拌(500r.p.m.)しながら水熱処理を行なつ
た。反応混合物は遠心分離機を用いて固体成分と
溶液部とに分け、固体成分は充分に水洗し、さら
に120℃で乾燥した。ここで得られた2価金属含
有結晶性鉄アルミノシリケートを空気中530℃で
5時間処理した。 次に、この焼成済みの2価金属含有結晶性鉄ア
ルミノシリケート1gに対し、5%NH4Cl溶液13
mlの割合で混合し、室温下で1時間、撹拌処理を
行つてナトリウムイオンをプロトンに交換した。
その後、室温下で充分水洗したのち120℃で乾燥
し、さらに500℃で3時間空気中で焼成を行な
い、水素型に変換した。得られた水素型の2価金
属含有結晶性鉄アルミノシリケートの各成分のモ
ル比を第1表に示す。
しくは特定の結晶性アルミノシリケートを触媒と
して用いることによりメタノール、ジメチルエー
テルからエチレンやプロピレン等の低級オレフイ
ンを効率よく製造する方法に関する。 従来、各種の結晶性シリケートを触媒として用
いてメタノールやジメチルエーテルから炭化水素
を製造する方法が知られている。例えばモービル
オイル社によるZSM−5ゼオライトはメタノー
ルを原料として、炭素数10までのガソリン留分を
主体とする炭化水素を合成するにすぐれており、
その触媒としての寿命も比較的長く安定した活性
を示すものであるが、エチレン、プロピレン等の
低級オレフインを製造するには不適当なものであ
る。また、同じくZSM−34ゼオライトは、メタ
ノールから低級オレフインを製造するための触媒
としてエチレン、プロピレン等への高い選択性を
示すが、活性低下が極めて早く、実用的なものと
は言えない。しかも、これらZSM系ゼオライト
は調製過程において高価な有機アミンを結晶化調
整剤として用いることが必要であり、製造コスト
が高いという難点がある。 本発明者らは、メタノールやジメチルエーテル
を原料として、エチレンやプロピレン等の低級オ
レフインを効率良く製造する方法を開発すべく鋭
意研究を重ねた。その結果、鉄ならびに2価金属
を含有する特定の組成の結晶性アルミノシリケー
トを触媒として用いることにより目的とする低級
オレフインを高い選択率にて効率よく製造できる
ことを見出した。本発明はかかる知見に基いて完
成したものである。すなわち本発明は、触媒を用
いてメタノールおよび/またはジメチルエーテル
から低級オレフインを製造するにあたり、 組成式 aM1 2O・bM2O・cAl2O3・dFe2O3・ eSiO2・nH2O …() (式中、M1はアルカリ金属または水素、M2は
マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、コバ
ルトおよびマンガンよりなる群から選ばれた一種
または二種以上の2価金属を示す。また、0.1≦
a≦2.0,b>0,c>0,d>0,c+d=
1,e>20,0≦n≦30である。) で表わされる2価金属含有結晶性鉄アルミノシリ
ケートを触媒として用いることを特徴とする低級
オレフインの製造方法を提供するものである。 本発明の方法において触媒として用いる前記組
成式()で表わされる2価金属含有結晶性鉄ア
ルミノシリケートは、様々な方法によつて調製す
ることができるが、通常はSiO2,Fe2O3,
Al2O3、アルカリ金属イオンおよび2価金属イオ
ンの各供給源を水性媒体中で水熱反応させること
によつて製造される。この場合、水性媒体中に
は、結晶化調整剤としてアルコール、特にn−ブ
タノールを添加することが好ましい。 上記結晶性アルミノシリケートを調製する際に
用いるSiO2源としては、水ガラス、シリカゾ
ル、シリカゲルあるいはシリカが使用できるが、
水ガラスとシリカゾルが特に好適に用いられる。
また、Fe2O3源としては水溶性の第2鉄塩が使用
できるが、好ましい例として硝酸第2鉄、硫酸第
2鉄アンモニウム等が挙げられる。Al2O3源とし
てはアルミン酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、
アルミナゾル、アルミナ等が使用できるが、アル
ミン酸ナトリウムと硫酸アルミニウムが好まし
い。一方、アルカリ金属イオン源としては、例え
ば水ガラス中の酸化ナトリウム、アルミン酸ソー
ダ、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が使用
される。さらに、2価金属源としてはマグネシウ
ム、ストロンチウム、バリウム、コバルトあるい
はマンガンの化合物、具体的には酢酸マグネシウ
ム、硝酸マグネシウム、塩化マグネシウム、酢酸
ストロンチウム、硝酸ストロンチウム、酢酸バリ
ウム、硝酸バリウム、塩化バリウム、硝酸コバル
ト、酢酸コバルト、塩化コバルト、酢酸マンガ
ン、硝酸マンガン、塩化マンガンなどがあり、こ
れらを単独あるいは混合して用いればよい。ま
た、結晶化調整剤としては、従来ZSM系ゼオラ
イト調製時に用いられた有機アミン系化合物に代
えてアルコール類、好ましくは炭素数1〜8の直
鎖アルコール、具体的にはn−プロパノール、n
−ブタノール、特にn−ブタノールを最適なもの
としてあげることができる。 水熱反応を行なう反応混合物の組成は、次のよ
うな割合で調合することが好ましい。 SiO2/Fe2O3(モル比):25〜2000、さらに
好ましくは50〜500、 SiO2/Al2O3(モル比):25〜500、さらに
好ましくは40〜400、 OH-/SiO2(モル比):0.05〜1.0、さらに
好ましくは0.1〜0.5、 H2O/OH-(モル比):10〜300、さらに好
ましくは50〜250、 M2O/SiO2(モル比):0.001〜0.05、さら
に好ましくは0.002〜0.02 アルコール/SiO2(モル比):0.1〜5、さ
らに好ましくは0.4〜4 この範囲の組成を有する混合物を得るために、
前述した各化合物を加え、さらにPH調整のため適
宜塩酸、硫酸、硝酸等の酸あるいはアルカリ金属
の水酸化物を添加することも有効である。 このようにして得られた混合物を、自己圧力下
で120〜220℃、好ましくは150〜190℃にて約1〜
200時間、好ましくは5〜50時間密閉容器内で加
熱撹拌すればよい。反応生成物は濾過あるいは遠
心分離等により分離し、水洗により余剰のイオン
性物質を除去した後、乾燥する。 このようにして2価金属含有結晶性鉄アルミノ
シリケートが得られるが、このものはアルカリ金
属塩型(前記()中のM1がアルカリ金属)と
なつている。このアルカリ金属塩型の2価金属含
有結晶性鉄アルミノシリケートは、常法により、
例えば塩酸、硫酸、硝酸などの無機酸やギ酸、酢
酸などの有機酸と反応させて、もしくはアンモニ
ウム塩と反応させた後焼成するなどの処理を行な
うことによつて、アルカリ金属の一部また全部を
プロトン(H+)で置換して、水素型の2価金属
含有結晶性鉄アルミノシリケートに変換させるこ
とができる。 ここで得られる2価金属含有結晶性鉄アルミノ
シリケートは、組成式として前記式()で表わ
されるものであり、また、結晶構造を示すX線回
折パターンについては、既に出願された特開昭58
−110421号公報の表−1および表−2に表わされ
たものと基本的には同じものである。これは、本
発明におけるアルミノシリケートでは、2価金属
がイオン交換的に結合しているため、結晶構造の
骨格そのものにはほとんど影響を与えないことに
よるものと考えられる。 以上のような組成式ならびにX線回折パターン
を有する2価金属含有結晶性鉄アルミノシリケー
トを調製するには、既に前述した如くアルコー
ル、特にn−ブタノールの存在下で反応を進行さ
せることが好ましく、ZSM−5ゼオライトを調
製する場合のように有機アミン類を用いても所望
のアルミノシリケートを得ることはできない。 本発明の方法においては、このようにして得ら
れた2価金属含有結晶性鉄アルミノシリケートを
触媒として、メタノールおよび/またはジメチル
エーテルよりなる原料からエチレン、プロピレン
等の低級オレフインを製造する。この際のメタノ
ールおよび/またはジメチルエーテルの転化反応
は、これら原料をガスとして供給し、固体である
触媒と充分接触させ得るものであれば、どんな反
応形態でもよく、固定床反応方式、流動床反応方
式、移動床反応方式等があげられる。また、この
転化反応は、各種条件下で行なうことができる
が、例えば反応温度250〜500℃、重量時間空間速
度(WHSV)0.1〜20hr-1、好ましくは1〜
10hr-1、全圧力0.1〜100気圧、好ましくは0.5〜
10気圧の条件下で行うことができる。 本発明の方法によれば、メタノールやジメチル
エーテルから、安定した状態で高選択率、高収率
にて低級オレフインを製造することができる。な
お、この際原料であるメタノール、ジメチルエー
テルはスチーム等で希釈することなくそのまま用
いても充分に高い選択率、収率にて低級オレフイ
ンを製造することが可能である。さらに、本発明
の方法に用いる触媒は、高価な有機アミンの代わ
りに安価なn−ブタノール等のアルコールを結晶
化調整剤として使用して調製できるため、この点
からも本発明の方法は工業的に非常に有利なもの
であると言うことができる。 次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明
する。 調製例1〜7(触媒の調製) 第1表に示す金属塩の所定量を水86gに溶かし
てA液とし、4号水ガラス(SiO224%,Na2O6.5
%)61.1gを水64gに溶かし、これをB液とし
た。激しく撹拌しながらA液中にB液を加え、次
に、これに2.5規定硫酸水溶液24mlを加え、さら
にn−ブタノール16.2gを添加し、添加終了後も
撹拌を約10分間続行して水性ゲル混合物を得た。
次に、この水性ゲル混合物を内容積300mlのオー
トクレーブに仕込み、自己圧力下180℃で16時間
撹拌(500r.p.m.)しながら水熱処理を行なつ
た。反応混合物は遠心分離機を用いて固体成分と
溶液部とに分け、固体成分は充分に水洗し、さら
に120℃で乾燥した。ここで得られた2価金属含
有結晶性鉄アルミノシリケートを空気中530℃で
5時間処理した。 次に、この焼成済みの2価金属含有結晶性鉄ア
ルミノシリケート1gに対し、5%NH4Cl溶液13
mlの割合で混合し、室温下で1時間、撹拌処理を
行つてナトリウムイオンをプロトンに交換した。
その後、室温下で充分水洗したのち120℃で乾燥
し、さらに500℃で3時間空気中で焼成を行な
い、水素型に変換した。得られた水素型の2価金
属含有結晶性鉄アルミノシリケートの各成分のモ
ル比を第1表に示す。
【表】
実施例 1〜7
調製例1〜7で得られた水素型の2価金属含有
結晶性鉄アルミノシリケート2mlを触媒として固
定床流通式反応装置に充填し、圧力常圧、温度
280〜320℃、LHSV 2hr-1の条件下で、上記反応
装置にメタノール4ml/hrおよび内部標準ガスと
してのアルゴン40ml/minの割合で供給して転化
反応を行なつた。結果を第2表に示す。 比較例 1 ZSM5種似鉄アルミノシリケートを触媒として
用いたこと以外は実施例1と同様の条件で転化反
応を行なつた。結果を第2表に示す。 比較例 2 特開昭53−76199号公報の実施例1と調製した
結晶性シリケート(以下「Shell触媒」という。)
を触媒として用いたこと以外は、比較例1と同様
の条件で転化反応を行なつた。結果を第2表に示
す。 比較例 3 特開昭57−7820号公報の実施例1と調製した結
晶性シリケート(以下「三菱触媒」という。)を
触媒として用いたと以外は比較例1と同様の条件
で転化反応を行なつた。結果を第2表に示す。
結晶性鉄アルミノシリケート2mlを触媒として固
定床流通式反応装置に充填し、圧力常圧、温度
280〜320℃、LHSV 2hr-1の条件下で、上記反応
装置にメタノール4ml/hrおよび内部標準ガスと
してのアルゴン40ml/minの割合で供給して転化
反応を行なつた。結果を第2表に示す。 比較例 1 ZSM5種似鉄アルミノシリケートを触媒として
用いたこと以外は実施例1と同様の条件で転化反
応を行なつた。結果を第2表に示す。 比較例 2 特開昭53−76199号公報の実施例1と調製した
結晶性シリケート(以下「Shell触媒」という。)
を触媒として用いたこと以外は、比較例1と同様
の条件で転化反応を行なつた。結果を第2表に示
す。 比較例 3 特開昭57−7820号公報の実施例1と調製した結
晶性シリケート(以下「三菱触媒」という。)を
触媒として用いたと以外は比較例1と同様の条件
で転化反応を行なつた。結果を第2表に示す。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 触媒を用いてメタノールおよび/またはジメ
チルエーテルから低級オレフインを製造するにあ
たり、 組成式 aM1 2O・bM2O・cAl2O3・dFe2O3・ eSiO2・nH2O (式中、M1はアルカリ金属または水素、M2は
マグネシウム、ストロンチウム、バリウム、コバ
ルトおよびマンガンよりなる群から選ばれた一種
または二種以上の2価金属を示す。また、0.1<
a<2.0,b>0,c>0,d>0,c+d=
1,e>20,0<n<30である。) で表わされる2価金属含有結晶性鉄アルミノシリ
ケートを触媒として用いることを特徴とする低級
オレフインの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58109900A JPS601137A (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | 低級オレフインの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58109900A JPS601137A (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | 低級オレフインの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS601137A JPS601137A (ja) | 1985-01-07 |
| JPS6132292B2 true JPS6132292B2 (ja) | 1986-07-25 |
Family
ID=14522001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58109900A Granted JPS601137A (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | 低級オレフインの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601137A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6058205B2 (ja) * | 1981-12-21 | 1985-12-19 | 工業技術院長 | 低級オレフィンの製造方法 |
-
1983
- 1983-06-18 JP JP58109900A patent/JPS601137A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS601137A (ja) | 1985-01-07 |
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