JPS61293253A - 低温衝撃耐性を有する熱可塑性ポリエステル成形材料 - Google Patents

低温衝撃耐性を有する熱可塑性ポリエステル成形材料

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JPS61293253A
JPS61293253A JP61136373A JP13637386A JPS61293253A JP S61293253 A JPS61293253 A JP S61293253A JP 61136373 A JP61136373 A JP 61136373A JP 13637386 A JP13637386 A JP 13637386A JP S61293253 A JPS61293253 A JP S61293253A
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JP
Japan
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weight
impact resistance
parts
molding material
ethylene
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JP61136373A
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Inventor
ハンス−ヘニング、フープ
ゲオルク、ニコラウス、ズィモン
ゲールハルト、ハインツ
ヴァルター、ツィーグラー
ユルゲン、ザドロウスキー
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は良好な低温衝撃耐性のほかに低温ドにおいて極
めて良好な穿孔衝撃強さをイ1゛シ、加熱歪み酎Hに秀
れた、熱可塑性ポリエステル成形材r[に関するもので
ある。
(従来技術) 熱可塑U:ポリエステル及びポリカルボリーートのポリ
マー混合物は、西独特許出願公開2417002号公報
により公知である。この混合物は純粋なボリエステルに
対して改善された機械的特性レベルを示す。またポリエ
ステル/ポリカルボナート混合物の衝撃耐性をエラスト
マーの添加により改善するとともすでに公知である。こ
の場合の適当な変性剤は、西独特許2343609号明
細書によればポリブタジェンを主体とするグラフト共重
合体であり、その中でもヨーロッパ特許出願公開207
37号公報においてポリアクリラートグラフトゴムが推
奨されている。またヨーロッパ特許出願公開20737
号公報には、スチロール/ジエンのブロック共m合体に
より変性されたポリエステル/ポリカルボナート混合物
が記θされている。西独特許出願公開2022870号
により、ポリカルボナートとエチレン共重合体との混合
物、或はポリエステルとエチレン共重合体との混0合物
は公知である。粘度改善のために共重合体添加が行われ
る。西独特許出願公開3234174号公報によれば、
ポリカルボリ−ト及びポリエステルの混合物に対するカ
ルボキシルキ含有エチレン共市合体の添加もすでに提案
されている。
これ等の公知の混合物は、しかしながら低温において耐
衝撃性が不十分であり、ことに低温時の衝撃耐性と加熱
歪み耐性との結合で総合的に不満足なものである。
従って、この分野における技術的課題は、機械的諸特性
において秀れており、低温衝撃耐性と共に穿孔衝撃強さ
と加熱歪み耐性の両者を兼ね備えた耐衝撃性の熱可塑性
ポリエステル成形材料を提供することである。
(発明の要約) この技術的課題は、本質的に(^)1.2乃至1.8の
相対粘度を有する、少くとも1!1類の芳香族ジカルボ
ン酸脂肪族ポリエステル20乃至79重量部と、 (n
) 1.2乃至1.5の相対粘度を存する、少くとも目
Iの芳香族ポリカルボナート20乃至79m1t部と、
(C)(1)(a) 40乃至89重ffi%のエチレ
ン及び(b)1乃至60重量%の、カルボキシル基及び
/或はカルボキシル基誘導体を含有する少くともlll
類のコそツマ−から形成されるエチレン共重合体5乃至
05重量%、及び(2>(a)70乃至05 J7j 
Q%の、−20℃以下のガラス転位温度Tgを有する、
架橋された基幹重合体及び(b)5乃至30重量%の、
20℃以上のガラス転位温度Tgを有する、少くとも1
種類のポリマーから成る公印重合体から形成された、乳
化小会により製造されるゴム弾性グラフト市会体95乃
至5市量%から成るエラストマー混合物1乃至401R
量部と、(0)の場合により有効量の慣用添加剤とを含
有し、上記組成分(^)乃至(C)の合計が100重量
部となり、組成分、(la)及び(1b)並びに(2a
及び(2b)の合計がそれぞれ100tl’を量%とな
るようになされた、本発明による低温衝撃耐性を有する
熱可塑性ポリエステル成形材料により解決される。
このfr現な低温衝撃耐性を有する熱可塑性ポリエステ
ル成形材料は、良好な機械的特性のほかに、低温衝撃耐
性と、穿孔衝撃強さ及び高温歪み耐性の結合において秀
れている。
(発明の構成) 本発明において使用されるポリエステル(組成分A)は
、それ自体において公知である。これは場合により置換
された芳香族環をポリマー鎖中に有する連鎖単位から成
る。このような芳香族環置換は、例えば塩素、臭素のよ
うなハロゲン、メチル、エチル、プロピル、ブチルのよ
うなC+乃至C4のアルキル基により行われる。適当な
ポリエステルは、例えば相当する芳香族ジカルボン酸、
そのエステル或はエステル形成誘導体をジヒドロキシ化
合物とそれ自体公知の方法で反応させて製造される。こ
のジヒドロキシ化合物として適当なものは、例えば2乃
至6個の炭素原子をイ丁するグリ;t−ル、ことにエチ
レングリコール、1.4−ブタンジオール、1.6−ヘ
キサンジオール、1゜4−へキザンジオール、1,4−
シクロへ牛サンジオール、1.4−ビス−(ヒドロキシ
メチル)−シフIJへ↑−サン、ビスフェ/−ルA1ネ
オペンデルグリコール、或はこれ等の混合物である。
ジカルボン酸として適当なものは、例えばナフタリンジ
カルボン酸、テレフタール酸、イソフタール酸、そのエ
ステル形成誘導体及びこれ等の混合物である。
ポリエステル中はおいて、芳香族ジカルボン酸は、部分
的に、例えば10モル%まで他のジカルボン酸により代
替されることができる。変性剤として、脂肪族或は環式
脂肪族ジカルボン酸、例えばアジピン酸、セパチン酸、
ドデカン酸、シクロヘキサンジカルボン酸が挙げられる
好ましいポリエステルは、2乃至6個の炭素原子を有す
るアルカ/ジオールから4かれるポリアルキレ/テレフ
タラートである。ことに好ましいものとしてはポリエス
テルテレフタラート、特に好ましいものとしてはポリブ
チレンテレフタラートが挙げられる。ポリエステル(組
成分A)は、3:2の重量部におけるフェノール10−
ジシクロベンゼン混合物の0.5重ff1%溶液中にお
いて25℃で11潤して、1.2乃至!、8の相対粘度
をイrする点において特徴ずけられる。
本発明において使用される組成分([I)は、それ11
体公知である。これは例えば西独特許1300260号
明細書の方法で界面mfi合により、或は西独特許公開
1495730号公報の方法でジフェニルカルボナート
をビスフェノールAと反応させることにより得られる。
ビスフェノールAの代りに、例えば30モル%までその
他の芳香族ビス−ヒドロキシ化合物、ことにビス−(4
−ヒドロキシフェニル)−ペンタ7−2.2,2.e−
ジヒドロキシナフタリン、ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−スルホン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
−エーテル、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−スル
フィド、ビス−(4−ヒドロキシフェ・ニル)−メタン
、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−エタ/−1,1
或は4,4′−ジヒドロキシジフェニルを使用すること
ができる。
本発明の目的からして適当なポリカルボナートは、■、
2乃至1.5ことに1.28乃至1.4の相対粘度(0
,5重量%のメチレンクロリド溶液で25℃において測
定)を存する。
本発明による形成材料は、組成分(C)として2!1類
のエラストマーから成る混合物1乃至40重量%、こと
に5乃至30石量%を含有する。このエラストマー混合
物は、(1)(a) 40乃至09重量%、ことに60
乃至95重量%のエチレン及び(b) 1乃至60重量
%、ことに5乃至40重量%の少くとも1種類のカルボ
キシル基及び/或はカルボキシルJ人誘JQ体を含有す
るコモノマーから形成されるエチレンノl:重合体5乃
至05 if(fit%、ことに20乃至80重量%を
含イrする。
この組成分コモノマー(lb)としては、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、フマール酸、無水マレイン酸、こ
れ等酸の誘導体、CI乃至CBのアルキルエステル、ア
ミド基の窒素原子がC1乃至C8のアルキル基を有する
アミド、上記酸の塩、ことにアルカリ塩、更にアクリル
ニトリルが適当である。
好ましいエチレン共重合体は、0℃以下、ことに−20
℃以下のガラス転位温度を有する。これは一般に高い分
子量と、1乃至80の熔融指数(メルトインデックス)
針1190/2.10(DIN 53735)をイfす
る。エチレン共重合体の製造は、それ自体公知の方法に
より、組成分を高温で高いエチレン圧下に重合すること
により行われる。エラストマー混合物(組成分C)は更
に以下の組成分から形成される。
すなわち、 (2>(a)−20℃以下のガラス転位温
度Tgををする、70乃至9.5重量%の、本質的に架
橋されたグラフト基幹重合体、及び(b) 20℃以上
のガラス転位温度Tg t−*する少(とも1種類のポ
リマーから成る、5乃至30ir(量%の莢吠グラフト
重合体から形成された、乳化重合により製造されるグラ
フト共重合体5乃至95市量%ことに20乃至80重量
%である。
本発明の目的から、鰯則的にあらゆるグラフト共重合体
が、ゴム弾性特性を有し、−20℃以下、ことに−15
0℃及び−20℃間のガラス転位Tgを有する限り使用
され得る。
このようなグラフト共重合体の例としては、例えば西独
特許1252902号明細書に記載されているようなポ
リブタジェンを主体とする材料、或は西独特許2444
584号明細書に紀αされているようなアクリラートを
主体とする材料が挙げられる。ことにポリブタジェンを
核として打するグラフト共重合体が適当である。
このグラフト共重合体は、それ自体公知の方法で、例え
ばオルガニフシエン、ヘミー第XIV 1巻1961年
、396乃至399頁、ことに397頁に記載されてい
るホウベン/ワイル法で製造される。まずポリプタジエ
/ラテックスを調製し、軟粘性のグラフトゴム核を形成
する。この軟粘性核は更に架橋されたポリブタジェンを
含有する。核のゲル分は80重量%以上であるのが好ま
しい。ブタジェン以外に20市量%までの他のモノマー
及びグラフト基幹重合体を含有することができる。この
例としては、例えばスチロール、アクリルニトリル、C
I乃至C8のアルカノールを有するアクリル酸或はメタ
クリル酸のエステル、更にはイソプレン、り「1ルプレ
/のようなジエ/或はブタジェンとノI:重合可能なそ
の他のビニル化合物が挙げられる。ことに少くとも80
重量%までがポリブタジェン単一体により構成される基
幹重合体が好ましい。
この基幹重合体に対し、20°Cより高いガラス転位温
度を存する少くとも1[ITの重合物より成る硬質の文
献グラフト重合体が結合される。場合により複数の又状
グラフト重合体が結合され得る。この莢状グラフト重合
体を構成するためのモノマーとしては、rnffi比3
.5 : 0.5 乃至2.5 + 1.5のスチロー
ル/アクリルニトリル混合物、さらにこの混合物とメチ
ル(メタ)アクリルとの混合物が特に好ましい。この莢
状グラフト重合体には、また少量のグラフト七ツマ−に
対し、例えば10重量%までの、例えばCI乃至Cto
のアルカノールのアクリル酸エステル、C2乃至C+0
のアルカノールのメタクリル酸エステル、アリル(メタ
)アクリラート、マレイン酸無水物、イタコン酸のよう
な反応性基をイrするビニル誘導体の如き、その他のモ
ノマーを添加することができる。
グラフ) JI4重合体粉末の粒度は、0.05乃至0
.0μI径であることが好ましく、粉粒数の最低限80
%が0.05乃至0.2μ腸の粒度であることが好まし
い。
本発明による成形材料は、場合によりイr効量の添加剤
を含イfすることができる。慣用の添加剤としては、例
えば安定剤及び皺化遅延剤、対熱分解及び赤外線分解剤
、滑剤、離を剤、染r−1、顔料の如きn色剤、機帷状
及び粉末状の充1#1剤及び補強剤、結晶核形成剤、可
塑剤が挙げられる。このような添加剤はむτ用のイ「効
11tにおいて使用される。
安定剤は製造の各段階において熱可塑性材料に添加され
11)る。成形材r[を保護し得る1)11にすでに分
解が開始することを防止するために、なるべく初期の段
階で安定剤を添加することが望ましい。
安定剤は成形材料に対し親和性のあるものでなければな
らない。
本発明により熱可塑性成形材料に添加され得る酸化防止
剤及び熱安定剤は、ポリマーに一般的に添加されている
ものであって、例えば周期律表第1族に属する金属のハ
ロゲン化物、ことに銅(厘)ハロゲン化物、すなわち塩
化物、臭化物、沃化物と結合したナトリウム、カリウム
、リチウムのハロゲン化物である。さらに適当な安定剤
は、混合物重量に対し1重量%までの濃度の、立体障害
フェノール、ヒドロキノン及び上記結合における上記バ
の種々の誘4体である。
対紫外線安定剤として、混合物に対して2重量%までの
、一般にポリマーに添加されているものを使用すること
ができる。
例えば熱可塑性成形材料に対し1重量%までの量におい
て添加されるべき適当な滑剤、rn型剤としては、ステ
アリン酸、スデアリルアルコール、ステアリン酸エステ
ル及びアミドを挙げることができる。なお、ニグロシン
の如き有機染料、二酸化チタン、カドミウムスルフィド
、カドミウムスルフィドセレン化物、フタロシアニン、
ウルトラマリ/ブルー、ススの如き顔料も使用し得る。
さらに、本発明の成形材料は、炭素m維、ガラス繊維、
無定形珪酸、アスベスト、珪酸カルシウム、メタ珪酸カ
ルシウム、珪酸アルミニウム、炭酸マグネシウム、カオ
リン°、白亜、石英粉、雲母鉄鉱、長石の如き繊維伏、
粉末状の充填剤及び補強剤を、成形材料に対し50重量
%までの量において含イ丁することができる。またタル
ク、弗化カルシウム、ナトリウムフェニルフォスフイナ
ート、酸化アルミニウム或はポリテトラフルオルエチレ
ン粉末の如き結晶核形成剤を、形成材料に対して例えば
5重量%までの量において含Tiすることができる。フ
タール酸ジオクチルエステル、フタール酸ジベンジルエ
ステル、フタール酸ブチルベンジルエステル、N−n−
ブチルベンゼンスルホンアミド、〇−及びp−)リオー
ルエチルスルホンアミドの如き可塑剤を形成材料に対し
約20ffi量%までの量において添加することが好ま
しい。また染料、顔料の如き着色剤を形成材料に対し約
5重量%までの量において添加することができる。
本発明による形成材料は、例えば、ポリエステル及びポ
リカルボナート、ならびにエチレン共重合体及び沈澱グ
ラフトゴムを混合し、スクリュー押出機、プラーぺ/ダ
−(0rabander)ミル或はパンベリー([1a
nbury) ミルの如き慣用の混練機中において、ポ
リエステル及びポリカルポリ°−Fから成る溶融流動状
態の混合物にエラストマーを混和する、適当な処理条件
で、押出機中において、ポリエステル、ポリカルボナー
ト及びエチレン共重合体を溶融流動状態で混和し、押出
機の途中に設けられた装入口からグラフトゴム分散液を
添加し、溶融ポリマーと緊密に混合し、ガス放散口から
水及び揮発性成分を排出する。このようにして得られた
形成材料を押出し、冷却し圧縮する。混合温度は一般的
に240乃至270℃である。ことに好ましい処理条件
では、20乃至70重量%のグラフトゴムを含有する、
ポリエステル及び/或はポリカルボナート濃縮物をまず
調製する。このグラフトゴムは上述したようにポリエス
テル及び/或はポリカルボナート溶融物中に分散状態で
添加するのが好ましい。得られた成形材料は硬化させて
マスターバッチすなわち親練りを構成し、圧縮する。次
いでポリエステル、ポリカルボナート及びエチレン共重
合体を上記マスターバッチと共に溶融状態において押出
機中で緊密に混練し、索状にプレスし、冷却し、圧縮す
る。
本発明による成形材料は、射出成形法或は押出成形法に
より各種の工業目的のための広く需要のある熱可塑性の
耐衝撃性成形材料の製造に適する。
本発明を以下の実験例により更に詳細11つ具体的に説
明する。
実験例1乃至12 ポリブチレンテレフタラート(PBT)を、ポリカルポ
リ・−)(PC)及び衝撃耐性化変性剤と緊密に混合し
、ウェルネル、ラント、プフライデレル社のZSK 3
0型2軸スクリユ一押出機において、250℃で溶融し
、均質化し、水浴中に押出す。
粒吠化し乾燥した後、この混合物を射出成形機により試
料成形体に形成し、後処理することなく、被検体とした
添加されたポリブチレンテレフタラートは、25℃で1
:lのフェノール10−ジシクロベンゼン申における0
、5%溶液中において測定した所、1.60の相対粘度
を有するものであった。
対比実験例1及び3においては、西独特許244458
4号明細書においてタイプAとして記載されているアク
リラートグラフトゴムが使用された。対比実験例2にお
いては、西独特許2343009号によるポリブタジェ
ンゴムが使用された。本発明実験例6−12において添
加された共重合体は190’C、2,10kg 重量で
測定して以下の如きメルトインデックスにより特徴ずけ
られるものであった。
第1表 1、 5. 7          E−nllA−八
S ((14−31−5)           17
0、9.10.12   E−nllA−AS (GO
−30−4)     15II      E−AS
 (92−8)        ?8        
          E−n11^−111s八 (0
2−35−3)            :15(酸化
 50) E =エチレン nB^=n−ブチルアクリラート 邸^=無水マレイン酸 届 =アクリル酸 本発明による共重合体の組成は、上記第1表において相
当するモノマーの重量%で示されている。実験例8の共
重合体中における無水マレイン酸の含イr量は、tgの
共重合体を中和するに必要なffl (n )のに01
1の酸価(Sz)によ、ても特徴ずけられる。
以下(7112表より、低温における衝撃耐性がアクリ
ラートゴムにより改善されることは明瞭である(対比実
験例1参照)。この耐衝撃性はアクリラートとエチレン
共重合体との結合により僅かだけ改善される(対比実験
例参照)、ポリブタジェンゴムは耐衝撃性を向上するが
同様に穿孔衝撃強さを改善することはない(対実験例2
及び4参照)、共重合体のみでは満足な結果をもたらさ
ない(対比実験例5参照)。
本発明の実験例6乃至12は、ブタジェンゴム及びエチ
レン共重合体を添加することにより高い加熱歪み耐性及
び低温における良好な耐衝撃性と共に、低温における極
めて良好な穿孔衝撃強さが併せもたらされることを示し
ている。
第2表註記 耐衝撃性は旧N 53453により測定穿孔耐衝撃性は
DIN 53753により測定ポリブタジェンI スチロール10%、メチルメタクリラート被覆体(ロー
ム、ラント、リース社のParalo!d KM053
) 20%を任し、ポリブタジェンを主体とするグラフ
ト共重合体 ポリブタジェン■ スチロール/アクリルニトリル(3:l)から形成され
る被覆体20%を存し、ポリブタジェンを主体とするグ
ラフト共重合体 ゲル分80%、粒度0.1−0.3μ■混練:約50%
の固体分を含有する水性ゴム分散液をPOT溶融物中に
混入する。得られる混合物(ゴム分50%)を粒吠とし
て、 l’c、 PBT及びエチレン共重合体の粒体と
混合し、押出す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 本質的に(A)1.2乃至1.8の相対粘度を有する、
    少くとも1種類の芳香族ジカルボン酸脂肪族ポリエステ
    ル20乃至70重量部と、(B)1.2乃至1.5の相
    対粘度を有する、少くとも1種類の芳香族ポリカルボナ
    ート20乃至79重量部と、(C)(1)(a)40乃
    至99重量%のエチレン及び(b)1乃至60重量%の
    、カルボキシル基及び/或はカルボキシル基誘導体を含
    有する少くとも1種類のコモノマーから形成されるエチ
    レン共重合体5乃至95重量%、及び(2)(a)70
    乃至95重量%の、−20℃以下のガラス転位温度Tg
    を有する、架橋された基幹重合体及び(b)5乃至30
    重量%の、20℃以上のガラス転位温度Tgを有する、
    少くとも1種類のポリマーから成る莢状グラフト重合体
    から形成された、乳化重合により製造されるゴム弾性グ
    ラフト重合体5乃至95重量%から成るエラストマー混
    合物1乃至40重量部と、(D)の場合により有効量の
    慣用添加剤とを含有し、上記組成分(A)乃至(C)の
    合計が100重量部となり、組成分(1a)及び(1b
    )並びに(2a)及び(2b)の合計がそれぞれ100
    重量%となるようになされた低温衝撃耐性を有する熱可
    塑性ポリエステル成形材料。
JP61136373A 1985-06-20 1986-06-13 低温衝撃耐性を有する熱可塑性ポリエステル成形材料 Pending JPS61293253A (ja)

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