JPS61290772A - 化合物半導体装置の製造方法 - Google Patents
化合物半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPS61290772A JPS61290772A JP13185485A JP13185485A JPS61290772A JP S61290772 A JPS61290772 A JP S61290772A JP 13185485 A JP13185485 A JP 13185485A JP 13185485 A JP13185485 A JP 13185485A JP S61290772 A JPS61290772 A JP S61290772A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は保獲ダイオード内蔵のGaAs(ガリウム・砒
素)FET(電界効果トランジスタ)を有する半導体装
置の製造技術に関する。
素)FET(電界効果トランジスタ)を有する半導体装
置の製造技術に関する。
GaAsICを構成する基本素子であるFETにおいて
は、MESFET(ショットキ障壁形FET)が主流と
なって開発が進められている。
は、MESFET(ショットキ障壁形FET)が主流と
なって開発が進められている。
このMESFETの基本構造は、第7図に断面図で示す
ように、半絶縁性GaAs基板1の一主表面の一部にn
型活性層2がエピタキシャル成長又は8i、Seなどの
ドナ形不純物のイオン注入によ多形成され、このn型活
性層2の両端にソース・ドレイン・コンタクトのための
n 型層3が形成され、とのn+型層3に対してオーミ
ック接続するAu Ge系金属よシなるソース・ドレ
イン電極4が設けられ、ソース・ドレインにはさまれた
n型活性層2にショットキ障壁をつくるAI等のゲート
電極5が形成される。仁のようにMESFETは3端子
素子であシ、ソース・ドレイン間に電圧Vdsを印加し
た状態でゲート電圧Vgを変化させるととでゲート電極
下の空乏層を制御し、ソース・ドレイン電流のオン・オ
フ動作の切換えを可能とする。(工業調査会電子材料1
984年8月号P34−P2O) このMESFETは保護ダイオードを同じG a A
s化合物半導体基板上に内蔵させる場合、第8図に示す
ように、GaAs FET(双ゲート)の形成されたG
a A s基板の他部表面に形成したn+型層を形成
し、とのn+型層表面にp型層拡散してpn接合をつ<
シ、ソースのAuGe−Ni系電極4で結線して使用す
る。この耐型拡散によるダイオードのr型層7はアクセ
プタとしてZn(亜鉛)。
ように、半絶縁性GaAs基板1の一主表面の一部にn
型活性層2がエピタキシャル成長又は8i、Seなどの
ドナ形不純物のイオン注入によ多形成され、このn型活
性層2の両端にソース・ドレイン・コンタクトのための
n 型層3が形成され、とのn+型層3に対してオーミ
ック接続するAu Ge系金属よシなるソース・ドレ
イン電極4が設けられ、ソース・ドレインにはさまれた
n型活性層2にショットキ障壁をつくるAI等のゲート
電極5が形成される。仁のようにMESFETは3端子
素子であシ、ソース・ドレイン間に電圧Vdsを印加し
た状態でゲート電圧Vgを変化させるととでゲート電極
下の空乏層を制御し、ソース・ドレイン電流のオン・オ
フ動作の切換えを可能とする。(工業調査会電子材料1
984年8月号P34−P2O) このMESFETは保護ダイオードを同じG a A
s化合物半導体基板上に内蔵させる場合、第8図に示す
ように、GaAs FET(双ゲート)の形成されたG
a A s基板の他部表面に形成したn+型層を形成
し、とのn+型層表面にp型層拡散してpn接合をつ<
シ、ソースのAuGe−Ni系電極4で結線して使用す
る。この耐型拡散によるダイオードのr型層7はアクセ
プタとしてZn(亜鉛)。
Mg(マグネシュウム)、Mn(マンガン)ヲ用いて拡
散するが、同図に示すようにZnはGaAs基板1の主
面にそって横方向に拡がるラテラル拡散によシ斜め方向
の接合をつくる。このラテラル拡散は深さ方向の約7倍
以上に横方向に拡が夛、゛そのため下記問題が生じるこ
とがわかった。
散するが、同図に示すようにZnはGaAs基板1の主
面にそって横方向に拡がるラテラル拡散によシ斜め方向
の接合をつくる。このラテラル拡散は深さ方向の約7倍
以上に横方向に拡が夛、゛そのため下記問題が生じるこ
とがわかった。
第1にp+型拡散接合面積が異常に大きくなシ、したが
って接合容量が大きくなシ高周波特性が悪く、又静電破
壊強度も悪くなる。
って接合容量が大きくなシ高周波特性が悪く、又静電破
壊強度も悪くなる。
第2に拡散接合が異常であるため入力インピーダンスが
高く、静電破壊強度が弱い。
高く、静電破壊強度が弱い。
本発明は上記した問題を克服するためになされたもので
あシ、その目的は、GaAs FETの保護ダイオー
ドにおいて、接合面積が小さくなる構造とし、もって高
周波特性を改善するとともに静電破壊強度を向上するこ
とにある。
あシ、その目的は、GaAs FETの保護ダイオー
ドにおいて、接合面積が小さくなる構造とし、もって高
周波特性を改善するとともに静電破壊強度を向上するこ
とにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記のとおシである。
を簡単に説明すれば下記のとおシである。
すなわち、GaAs半導体基板表面にMESFETとそ
の保護用接合ダイオードを形成するにあたって、上記接
合ダイオード形成のためのp+拡散による接合部を形成
した後、上記拡散によシ生じたラテラル拡散層の表面部
分を浅く削って取シ除くことによシ、接合面積及び接合
形状を小さくして高周波特性及び信頼度を向上させるも
のである。
の保護用接合ダイオードを形成するにあたって、上記接
合ダイオード形成のためのp+拡散による接合部を形成
した後、上記拡散によシ生じたラテラル拡散層の表面部
分を浅く削って取シ除くことによシ、接合面積及び接合
形状を小さくして高周波特性及び信頼度を向上させるも
のである。
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すも ・の
であって、GaAs基板KFETと保護用接合ダイオー
ドを形成するプロセスの工程断面図である。
であって、GaAs基板KFETと保護用接合ダイオー
ドを形成するプロセスの工程断面図である。
以下、各工程にそって詳述する。
(1)半絶縁性G a A s基板1を用意し、表面に
CVD(気相化学堆積)法等によシ生成した8 io、
膜8をマスクにドナ不純物として高濃度8iを基板表面
にイオン打込みしてソース・ドレインコンタクトのため
Qn+n型イオン打込層2れよシ離れた部分に保護ダイ
オードのためのn”Wイオン打込層6を形成する。一方
、上記8 io、膜8の一部を取シ除いた状態で低濃度
の8iイオン打込みを行い、n型活性層のためのn型イ
オン打込層2を形成する。(第1図) (2)前記8 io、膜8を取シ除いて新たに8i0゜
膜9を全面に厚さ1200X程度に堆積し、アニール処
理する。このアニール処理によ勺、前記イオン打込層か
らn+型層3,6(深さ5000X)とn型活性層2の
各拡散層が形成される。このあと、ホトレジストを使用
してダイオード側の8i0゜膜の一部10を窓開する。
CVD(気相化学堆積)法等によシ生成した8 io、
膜8をマスクにドナ不純物として高濃度8iを基板表面
にイオン打込みしてソース・ドレインコンタクトのため
Qn+n型イオン打込層2れよシ離れた部分に保護ダイ
オードのためのn”Wイオン打込層6を形成する。一方
、上記8 io、膜8の一部を取シ除いた状態で低濃度
の8iイオン打込みを行い、n型活性層のためのn型イ
オン打込層2を形成する。(第1図) (2)前記8 io、膜8を取シ除いて新たに8i0゜
膜9を全面に厚さ1200X程度に堆積し、アニール処
理する。このアニール処理によ勺、前記イオン打込層か
らn+型層3,6(深さ5000X)とn型活性層2の
各拡散層が形成される。このあと、ホトレジストを使用
してダイオード側の8i0゜膜の一部10を窓開する。
(3)上記S io、膜の窓開部からアクセプタ不純物
であるZnをイオン打込み等の方法によ[GaAs基板
表面に導入(濃度=7×1019個/c++I)L、拡
散することによシ、p+拡散層7を形成する。
であるZnをイオン打込み等の方法によ[GaAs基板
表面に導入(濃度=7×1019個/c++I)L、拡
散することによシ、p+拡散層7を形成する。
(第3図)
(4)ダイオード側n+型層(p+型層)の表面の85
0、をホトレジストを利用してフッ酸HF系エツチング
液を用いて取シ除く。(第4図)(5)次いで、GaA
sエツチング液、たとえばアンモニア系エツチング液を
用いて深さ300A〜8o。
0、をホトレジストを利用してフッ酸HF系エツチング
液を用いて取シ除く。(第4図)(5)次いで、GaA
sエツチング液、たとえばアンモニア系エツチング液を
用いて深さ300A〜8o。
A程度GaAs面をエッチして凹陥部11とする。
(第5図)
(6)さいごにホトレジストを利用したリフトオフ法に
よfi、FETのソース・ドレイン及びダイオードにオ
ーミック接続するAuGe系金属による電極4、つづい
て、ゲート電極5としてショットキバリア金属であるA
4等の電極を形成する。このうち、FETのソース電極
はダイオードの一電極と接続されることになる。(第6
図)なお、図示されないが、この上にCVDPSGなど
のバッシベイーシ菅ン膜を介して上層の配線が形成され
、I CMGaAs半導体装置が完成する。
よfi、FETのソース・ドレイン及びダイオードにオ
ーミック接続するAuGe系金属による電極4、つづい
て、ゲート電極5としてショットキバリア金属であるA
4等の電極を形成する。このうち、FETのソース電極
はダイオードの一電極と接続されることになる。(第6
図)なお、図示されないが、この上にCVDPSGなど
のバッシベイーシ菅ン膜を介して上層の配線が形成され
、I CMGaAs半導体装置が完成する。
以上実施例で述べた本発明によれば下記のように効果が
得られる。
得られる。
GaAs面をエツチングすることによって、p+拡散層
の表面の一部がエッチされることによシ、ラテラル拡散
層が少なくなシ、p+型拡散接合形状が改善され、かつ
、第4図、第5図に示すようにp+ n+接合面積がS
がS′のように小さくなる。
の表面の一部がエッチされることによシ、ラテラル拡散
層が少なくなシ、p+型拡散接合形状が改善され、かつ
、第4図、第5図に示すようにp+ n+接合面積がS
がS′のように小さくなる。
これによって接合容量が20%以上小さくなシ、したが
って高周波特性が改善され、同時に静電破壊強度が増し
信頼度が向上する。
って高周波特性が改善され、同時に静電破壊強度が増し
信頼度が向上する。
以上本発明者によってなされた実施例にもとづき具体的
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
ることはいうまでもない。
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
ることはいうまでもない。
本発明はGaAs FET GaAs ICなど
GaAsを用いた半導体装置に適用して最も効果を有す
る。
GaAsを用いた半導体装置に適用して最も効果を有す
る。
本発明は上記以外に光ダイオード等のG a A s基
板を利用した光デバイスにも応用することができる。
板を利用した光デバイスにも応用することができる。
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、保護ダイオード内蔵GaAs FETの製造プロセ
スの工程断面図である。 第7図はGaAs FETのモデル断面図である。 第8図は保護ダイオード内gGaAa FETの例を
示す断面図である。 1・・・G a A s基板、2・・・n型活性層、3
・・・n+型層、4・・・A u Geソース・ドレイ
ン電極、5・・・AJゲート電極、6・・・n+型層(
ダイオード)、7・・・ラテラルp+型拡散層、8・・
・Sin、膜、9・・・S io。 膜、10・・・窓孔、11・・・凹陥部。 代理人 弁理士 小 川 勝 男 叉じ第 1
図 第 3 図 第 4 図 第 5 図 第 6 図
て、保護ダイオード内蔵GaAs FETの製造プロセ
スの工程断面図である。 第7図はGaAs FETのモデル断面図である。 第8図は保護ダイオード内gGaAa FETの例を
示す断面図である。 1・・・G a A s基板、2・・・n型活性層、3
・・・n+型層、4・・・A u Geソース・ドレイ
ン電極、5・・・AJゲート電極、6・・・n+型層(
ダイオード)、7・・・ラテラルp+型拡散層、8・・
・Sin、膜、9・・・S io。 膜、10・・・窓孔、11・・・凹陥部。 代理人 弁理士 小 川 勝 男 叉じ第 1
図 第 3 図 第 4 図 第 5 図 第 6 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、化合物半導体基板の一主面の一部に上記基板とショ
ットキ障壁をつくる金属からなるゲート電極と、このゲ
ートを挾んで基板とオーミック接触する金属からなるソ
ース電極とを有するFETを形成し、上記基板主面の他
の一部に上記FET保護のための接合型ダイオードを形
成するにあたって、上記基板表面に接合ダイオード形成
のための不純物拡散法による接合部を形成した後、上記
拡散された基板表面部分を取り除くことを特徴とする化
合物半導体装置の製造方法。 2、上記化合物半導体はGaAsからなり、上記拡散は
、アクセプタとしてZn、Mg、Mnの中から選ばれた
1つを使用する特許請求の範囲第1項に記載の化合物半
導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13185485A JPS61290772A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 化合物半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13185485A JPS61290772A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 化合物半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61290772A true JPS61290772A (ja) | 1986-12-20 |
Family
ID=15067672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13185485A Pending JPS61290772A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 化合物半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61290772A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6237974A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-18 | Matsushita Electronics Corp | 半導体装置 |
JP2004119494A (ja) * | 2002-09-24 | 2004-04-15 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 光センサ素子、これを用いた平面表示装置、光センサ素子の製造方法、平面表示装置の製造方法 |
-
1985
- 1985-06-19 JP JP13185485A patent/JPS61290772A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6237974A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-18 | Matsushita Electronics Corp | 半導体装置 |
JP2004119494A (ja) * | 2002-09-24 | 2004-04-15 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 光センサ素子、これを用いた平面表示装置、光センサ素子の製造方法、平面表示装置の製造方法 |
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