JPS61289049A - プロピレンの製造方法 - Google Patents
プロピレンの製造方法Info
- Publication number
- JPS61289049A JPS61289049A JP60113693A JP11369385A JPS61289049A JP S61289049 A JPS61289049 A JP S61289049A JP 60113693 A JP60113693 A JP 60113693A JP 11369385 A JP11369385 A JP 11369385A JP S61289049 A JPS61289049 A JP S61289049A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkaline earth
- earth metal
- catalyst
- zeolite
- propylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C4/00—Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a larger number of carbon atoms
- C07C4/08—Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a larger number of carbon atoms by splitting-off an aliphatic or cycloaliphatic part from the molecule
- C07C4/10—Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a larger number of carbon atoms by splitting-off an aliphatic or cycloaliphatic part from the molecule from acyclic hydrocarbons
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C2529/00—Catalysts comprising molecular sieves
- C07C2529/04—Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites, pillared clays
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は04以上のオレフィンおよび/またはジエンか
らプロピレンを高い選択率で製造する方法に関する。
らプロピレンを高い選択率で製造する方法に関する。
本発明のプロピレンの製法によれば、プロピレンが高選
択率で得られ、パラフィン、芳香族の副生が少なく触媒
上へのカーボン析出が抑制され高温でも触媒活性の低下
、触媒の劣化をもたらさない。
択率で得られ、パラフィン、芳香族の副生が少なく触媒
上へのカーボン析出が抑制され高温でも触媒活性の低下
、触媒の劣化をもたらさない。
近年海外においては、天然ガスを原料とした低コストエ
チレンの生産が行われ、エチレン誘導品も含めた国内へ
の影響が懸念されている。
チレンの生産が行われ、エチレン誘導品も含めた国内へ
の影響が懸念されている。
とくに、我国では、エチレン華エチレン誘導品の過剰時
代が到来するとエチレンセンターの稼動率の低下により
プロピレンの供給不足も考えられることから、プロピレ
ンの得率を増加させる方法が求められている。
代が到来するとエチレンセンターの稼動率の低下により
プロピレンの供給不足も考えられることから、プロピレ
ンの得率を増加させる方法が求められている。
本発明はこの要求に応えるものである。
(従来の技術)
従来、炭化水素の転化法において触媒としてシリカ・ア
ルミナ、結晶性アルミノシリケートなどが用いられてき
たことは当業界において周知である。
ルミナ、結晶性アルミノシリケートなどが用いられてき
たことは当業界において周知である。
さて、1970年代にモーピルオイル社はメタノールや
ジメチルエーテルから高品質ガソリンを主成分とする炭
化水素を製造する形状選択性触媒として、ZSM−5型
ゼオライト触媒を開発した。このゼオライトは従来のゼ
オライトと異なり組成S i 02 /A1203比を
自由に制御できることや、耐熱性が極めて高いなどの優
れた性質をもっており、その脣長を生かすことにより、
メタノールやジメチルエーテルの転化灰石の主生成物を
低級オレフィンとすることも可能である。
ジメチルエーテルから高品質ガソリンを主成分とする炭
化水素を製造する形状選択性触媒として、ZSM−5型
ゼオライト触媒を開発した。このゼオライトは従来のゼ
オライトと異なり組成S i 02 /A1203比を
自由に制御できることや、耐熱性が極めて高いなどの優
れた性質をもっており、その脣長を生かすことにより、
メタノールやジメチルエーテルの転化灰石の主生成物を
低級オレフィンとすることも可能である。
しかしながら、高い選択率でエチレンおよびプロピレン
を得るためには高い反応温度を必要とし、ZSM−5型
ゼオライト触媒でも活性の持続期間が十分でなく、工業
用触媒としてはさらに寿命を゛長くすることが望まれて
きた。
を得るためには高い反応温度を必要とし、ZSM−5型
ゼオライト触媒でも活性の持続期間が十分でなく、工業
用触媒としてはさらに寿命を゛長くすることが望まれて
きた。
本発明者らはZSM−5型触媒に比べて活性持続期間の
長い触媒の開発研究を行なった結果、アルカリ土類金属
含有ゼオライト触媒(特開昭59−97523)および
アルカリ土類金属変性アルカリ土類金属含有ゼオライト
触媒(%願昭59−105530 )の開発に成功した
。これらの触媒は高温においてZSM−5型触媒に比べ
てさらに長い触媒寿命を有し、メタノールおよび/また
はジメチルエーテルからエチレン、プロピレン等の低級
オレフィンを製造する反応におけろきわめて優れた触媒
である。
長い触媒の開発研究を行なった結果、アルカリ土類金属
含有ゼオライト触媒(特開昭59−97523)および
アルカリ土類金属変性アルカリ土類金属含有ゼオライト
触媒(%願昭59−105530 )の開発に成功した
。これらの触媒は高温においてZSM−5型触媒に比べ
てさらに長い触媒寿命を有し、メタノールおよび/また
はジメチルエーテルからエチレン、プロピレン等の低級
オレフィンを製造する反応におけろきわめて優れた触媒
である。
(解決しようとする問題点)
本発明者らは将来我国におけろプロピレンの供給が不足
する可能性の高いことに留意し、ナフサ分解、メタノー
ルおよび/またはジメチルエーテルから低級オレフィン
を製造する際に−」生する利用度の比較的に低いC4以
上のオレフ 。
する可能性の高いことに留意し、ナフサ分解、メタノー
ルおよび/またはジメチルエーテルから低級オレフィン
を製造する際に−」生する利用度の比較的に低いC4以
上のオレフ 。
インおよび/またはジエンからプロピレンヲ効率良く高
い選択率で製造てろ方法を開発すべく鋭意研究を行った
結果、触媒活性を長期間に亘って安定に保持しなからC
4以上のオレフィンおよび/またはジエンから窩選択率
でプロピレンを製造し得ろ方法の開発に成功し、本発明
を完成した。
い選択率で製造てろ方法を開発すべく鋭意研究を行った
結果、触媒活性を長期間に亘って安定に保持しなからC
4以上のオレフィンおよび/またはジエンから窩選択率
でプロピレンを製造し得ろ方法の開発に成功し、本発明
を完成した。
したがって、本発明の目的はC4以上のオレフィンおよ
び/またはジエンを原料として、さらに利用度の高い有
用なプロピレンの製法を与えるものである。
び/またはジエンを原料として、さらに利用度の高い有
用なプロピレンの製法を与えるものである。
すなわち、本発明の要旨は、04以上のオレフィンおよ
び/またはジエンを気相で、重量時間空間速度0.1〜
20 hr−’ 、 反応温度300〜650℃およ
び0.1〜100気圧の全圧力下、アルカリ土類金属含
有ゼオライト、アルカリ土類金属変性アルカリ土類金属
含有ゼオライトおよびアルカリ土類金属変性ZSM糸ゼ
オライトからなる群から選択された少なくとも一種のゼ
オライト触媒と接触させることからなるプロピレンの製
造方法に存する。
び/またはジエンを気相で、重量時間空間速度0.1〜
20 hr−’ 、 反応温度300〜650℃およ
び0.1〜100気圧の全圧力下、アルカリ土類金属含
有ゼオライト、アルカリ土類金属変性アルカリ土類金属
含有ゼオライトおよびアルカリ土類金属変性ZSM糸ゼ
オライトからなる群から選択された少なくとも一種のゼ
オライト触媒と接触させることからなるプロピレンの製
造方法に存する。
本発明方法の原料となる04以上のオレフィンおよび/
またはジエンとしては、ナフサ、灯油、軽油等の液状炭
化水素の熱またはスチーム分解、接触分解等によって代
表される炭化水素の分解生成物からC3以下の軽質分を
回収した残余の留分あるいはメタノールおよび/または
ジメチルエーテルから低級オレフィンを製造する際に8
生ずるC4以上の留分等を挙げることができる。上記よ
り明らかなように、ここで言うオレフィン、ジエンは純
品である必要はなく、相当量のパラフィンおよび芳香族
成分を含み得るものである。しかしながら、本発明方法
においては、パラフィンは比較的に分解され難く、また
芳香族および高沸点成分の存在は触媒上へのカーボン析
出を増大する傾向があるので、これらの成分の存在量は
少ない方が好ましい。したがって、本発明方法の実施に
際して好ましい原料は比較的にパラフィンおよび芳香族
含有率の低いC4〜C8のオレフィンおよび/またはジ
エンである。この沸点範囲の芳香族は化学原料として有
用であるので一般には分離除去して利用されるのが通例
であるから、芳香族含量の低い原料の入手は比較的容易
である。
またはジエンとしては、ナフサ、灯油、軽油等の液状炭
化水素の熱またはスチーム分解、接触分解等によって代
表される炭化水素の分解生成物からC3以下の軽質分を
回収した残余の留分あるいはメタノールおよび/または
ジメチルエーテルから低級オレフィンを製造する際に8
生ずるC4以上の留分等を挙げることができる。上記よ
り明らかなように、ここで言うオレフィン、ジエンは純
品である必要はなく、相当量のパラフィンおよび芳香族
成分を含み得るものである。しかしながら、本発明方法
においては、パラフィンは比較的に分解され難く、また
芳香族および高沸点成分の存在は触媒上へのカーボン析
出を増大する傾向があるので、これらの成分の存在量は
少ない方が好ましい。したがって、本発明方法の実施に
際して好ましい原料は比較的にパラフィンおよび芳香族
含有率の低いC4〜C8のオレフィンおよび/またはジ
エンである。この沸点範囲の芳香族は化学原料として有
用であるので一般には分離除去して利用されるのが通例
であるから、芳香族含量の低い原料の入手は比較的容易
である。
触媒上への炭素析出の傾向はオレフィン、ジエンであっ
ても炭素数が増大するにつれて増大するし、本発明方法
忙よるプロピレンへの選択性はC6のオレフィン、ジエ
ンで最高となるので、さら忙好ましい原料はC4〜C6
のオレフィン、ジエンである。
ても炭素数が増大するにつれて増大するし、本発明方法
忙よるプロピレンへの選択性はC6のオレフィン、ジエ
ンで最高となるので、さら忙好ましい原料はC4〜C6
のオレフィン、ジエンである。
本発明方法で使用される触媒は本発明者等が先に開発し
たメタノールおよび/またはジメチルエーテルから低級
オレフィンを製造するための長寿命触媒をそのま〜用い
ろことができる。
たメタノールおよび/またはジメチルエーテルから低級
オレフィンを製造するための長寿命触媒をそのま〜用い
ろことができる。
すなわち、アルカリ土類金属含有ゼオライトとしては、
特開昭59−97523に記されてぃ6 Si 02/
Aj203 モA/比力(12〜3ooo、OH−/S
iO□モル比が0.02〜10 、 H20/ SiO
□モル比が1〜1000.テトラプロピルアンモニウム
化合物/SiO□モル比が0.02〜2、アルカリ土類
金属/Aj原子比が0.03〜300の組成を満足する
原料を用い、80〜200℃の温度で水熱処理して得ら
れた、焼成品が3M20・bVO−A1203・cSi
O2・nH2O(式中Mはアルカリ金属および/または
水素原子、ゾはアルカリ土類金属、aはO〜1.5、b
は0.2〜40.cは12〜3000そしてnは0〜4
0である。)で表わされる組成を有するアルカリ土類金
属含有ゼオライトが用いられる。
特開昭59−97523に記されてぃ6 Si 02/
Aj203 モA/比力(12〜3ooo、OH−/S
iO□モル比が0.02〜10 、 H20/ SiO
□モル比が1〜1000.テトラプロピルアンモニウム
化合物/SiO□モル比が0.02〜2、アルカリ土類
金属/Aj原子比が0.03〜300の組成を満足する
原料を用い、80〜200℃の温度で水熱処理して得ら
れた、焼成品が3M20・bVO−A1203・cSi
O2・nH2O(式中Mはアルカリ金属および/または
水素原子、ゾはアルカリ土類金属、aはO〜1.5、b
は0.2〜40.cは12〜3000そしてnは0〜4
0である。)で表わされる組成を有するアルカリ土類金
属含有ゼオライトが用いられる。
またアルカリ土類金属変性アルカリ土類金属含有ゼオラ
イトとしては特願昭59−105530に記されている
ところの上記のアルカリ土類金属含有ゼオライトをアル
カリ土類金属含有化合物で変性した触媒が用いられる。
イトとしては特願昭59−105530に記されている
ところの上記のアルカリ土類金属含有ゼオライトをアル
カリ土類金属含有化合物で変性した触媒が用いられる。
この変性の方法には2通りあり、その第1の方法は、ア
ルカリ土類金属含有ゼオライトにアルカリ土類金属含有
化合物の溶液を含浸し、変性する方法である。第2の方
法は、上記のアルカリ土類金属含有化合物の溶液を含浸
せしめろ代りに、アルカリ土類金属含有化合物の粉末を
アルカリ土類金属含有ゼオライトに単にまぶして混合′
fるだけで他は上記第1の方法と同様である。
ルカリ土類金属含有ゼオライトにアルカリ土類金属含有
化合物の溶液を含浸し、変性する方法である。第2の方
法は、上記のアルカリ土類金属含有化合物の溶液を含浸
せしめろ代りに、アルカリ土類金属含有化合物の粉末を
アルカリ土類金属含有ゼオライトに単にまぶして混合′
fるだけで他は上記第1の方法と同様である。
本発明方法で使用されろさらに他の触媒であるアルカリ
土類金属変性ZSM型触媒としては、アルカリ土類金属
析出変性ZSM系ゼオライト触媒(%願昭58−234
747)およびZSM系触媒にアルカリ土類金属含有化
合物の粉末を単にまぶして混合するだけの処理で得られ
たアルカリ土類金属変性ZSM系ゼオライト触媒(%願
昭59−219134)’に挙げることができる。ここ
でZSM系ゼオライト触媒としてはZ SM−5、ZS
M−11、ZSM−12、ZSM−23、ZSM−35
、ZSM−38およびZSM−48を挙げることができ
、時にZSM−5が好ましい。
土類金属変性ZSM型触媒としては、アルカリ土類金属
析出変性ZSM系ゼオライト触媒(%願昭58−234
747)およびZSM系触媒にアルカリ土類金属含有化
合物の粉末を単にまぶして混合するだけの処理で得られ
たアルカリ土類金属変性ZSM系ゼオライト触媒(%願
昭59−219134)’に挙げることができる。ここ
でZSM系ゼオライト触媒としてはZ SM−5、ZS
M−11、ZSM−12、ZSM−23、ZSM−35
、ZSM−38およびZSM−48を挙げることができ
、時にZSM−5が好ましい。
本発明方法の実施に際しては、上記したアルカリ土類金
属含有ゼオライト、アルカリ土類金属変性アルカリ土類
金属含有ゼオライトあるいはアルカリ土類金属変性ZS
M系ゼオライトの1種または2!M以上をそのまま触媒
として用い得ることは勿論であるが、希望によっては無
定形のシリカ・アルミナ、通常のゼオライトまたは通常
のZSM系ゼオライト等他の触媒成分と混合して使用す
ることもできるし、粘土、カオリン等の担体物負に担持
または混合して使用することもできろ。
属含有ゼオライト、アルカリ土類金属変性アルカリ土類
金属含有ゼオライトあるいはアルカリ土類金属変性ZS
M系ゼオライトの1種または2!M以上をそのまま触媒
として用い得ることは勿論であるが、希望によっては無
定形のシリカ・アルミナ、通常のゼオライトまたは通常
のZSM系ゼオライト等他の触媒成分と混合して使用す
ることもできるし、粘土、カオリン等の担体物負に担持
または混合して使用することもできろ。
本発明方法は、上記の原料を気相で上記触媒と接触させ
ることにより実施される。原料と触媒とを接触させる手
段は、良好な接触が可能であればいかなる方式でも良(
、固定床反応方式、流動床反応方式、移動床反応方式等
の任意の反応方式が採用され得る。
ることにより実施される。原料と触媒とを接触させる手
段は、良好な接触が可能であればいかなる方式でも良(
、固定床反応方式、流動床反応方式、移動床反応方式等
の任意の反応方式が採用され得る。
反応は、広い範囲の条件で行なうことができろ。例えば
、反応温度300〜650℃、好ま圧力は、全圧で0.
1〜100気圧、好ましくは111(・□ 0.5〜10気圧である。本発明方法の反応は、分子数
が増大する反応であるから、平衡論的には原料の分圧が
低い方が好ましく、また触媒上へのカーボン析出も抑制
され好ましいが、それだけ反応器の容積が大きくなる欠
点をも有するので、実施に当たっては適当な分圧を選択
する必要がある。一般的には原料の分圧として0.1〜
2気圧、好ましくは0.1〜0.7気圧が適当である。
、反応温度300〜650℃、好ま圧力は、全圧で0.
1〜100気圧、好ましくは111(・□ 0.5〜10気圧である。本発明方法の反応は、分子数
が増大する反応であるから、平衡論的には原料の分圧が
低い方が好ましく、また触媒上へのカーボン析出も抑制
され好ましいが、それだけ反応器の容積が大きくなる欠
点をも有するので、実施に当たっては適当な分圧を選択
する必要がある。一般的には原料の分圧として0.1〜
2気圧、好ましくは0.1〜0.7気圧が適当である。
原料は水蒸気あるいは不活性ガス、例えば窒素、アルゴ
ン、炭酸ガス、煙道ガス等で希釈して触媒上へ供給する
のが一般であるが、希釈せずに原料をそのまま触媒上へ
供給することもできる。本発明方法の反応は、吸熱反応
であるので、上記の希釈剤は単に原料の分圧を下げるた
めのみならず、必要な灰石熱を円滑に与える加熱手段と
しても用い得るものである。例えば、カーボン析出によ
り失活し1こ廃触媒の再生に際して得られる煙道ガスは
、この目的に適う希釈剤となり得る。
ン、炭酸ガス、煙道ガス等で希釈して触媒上へ供給する
のが一般であるが、希釈せずに原料をそのまま触媒上へ
供給することもできる。本発明方法の反応は、吸熱反応
であるので、上記の希釈剤は単に原料の分圧を下げるた
めのみならず、必要な灰石熱を円滑に与える加熱手段と
しても用い得るものである。例えば、カーボン析出によ
り失活し1こ廃触媒の再生に際して得られる煙道ガスは
、この目的に適う希釈剤となり得る。
本発明の方法において、反応条件を上記範囲内で適当に
設定てろことにより炭化水素中のプロピレンの割合を高
めることができる。炭化水素生成物や水蒸気等の希釈剤
は公知の方法によって互いに分離、精製され得ろ。
設定てろことにより炭化水素中のプロピレンの割合を高
めることができる。炭化水素生成物や水蒸気等の希釈剤
は公知の方法によって互いに分離、精製され得ろ。
(実施例など)
次に、本発明を実施例などにより具体的に説明するが、
本発明はその要旨を越えない限りこれらに限定されろも
のではない。
本発明はその要旨を越えない限りこれらに限定されろも
のではない。
比較参考例1
硝酸アルミニウム9水和物1.14.9を水90yに溶
かしA液とし、ギヤタロイド5I−30水ガラス(触媒
化成■、5i02 30.5%、Na 200.42%
)60yを水40Fに溶かし、これを8級とした。激し
く攪拌しながらA液中にB液を加え、次に水20.9に
水酸化ナトリウム1.26yを溶かしたものを加えろ。
かしA液とし、ギヤタロイド5I−30水ガラス(触媒
化成■、5i02 30.5%、Na 200.42%
)60yを水40Fに溶かし、これを8級とした。激し
く攪拌しながらA液中にB液を加え、次に水20.9に
水酸化ナトリウム1.26yを溶かしたものを加えろ。
更に水30gにテトラプロピルアンモニウムブロマイド
8.11.Fを溶かしたものを加え、約10分間攪拌を
続けて、水性ゲル混合物を得た。この仕込みモル比はS
’+ 02/A1203 = 200である。
8.11.Fを溶かしたものを加え、約10分間攪拌を
続けて、水性ゲル混合物を得た。この仕込みモル比はS
’+ 02/A1203 = 200である。
この水性ゲル混合物な内容積300 mlのオートクレ
ーブに仕込み、自己圧下160’Cで18時間攪拌しな
がら(500r、p、m )水熱処理をした。反応生成
物は遠心分離器を用いて固体成分と溶液部に分け、固体
成分は充分水洗!はどこし、更に120℃で5時間乾燥
した。次に空気中520℃で5〜10時間処理した。次
にこの焼成済結晶性アルミノシリケートIIに対して0
.6N@酸を15 mlの割合で混合し、室温で24時
間攪拌処理をした。その後室温で充分水洗の後、120
℃で乾燥し、次いで520℃で5時間空気中で焼成を行
い、水素型に変換しH型ZSM−5を得た( Si =
43.1 wt%、AJ=0.45wt%)。
ーブに仕込み、自己圧下160’Cで18時間攪拌しな
がら(500r、p、m )水熱処理をした。反応生成
物は遠心分離器を用いて固体成分と溶液部に分け、固体
成分は充分水洗!はどこし、更に120℃で5時間乾燥
した。次に空気中520℃で5〜10時間処理した。次
にこの焼成済結晶性アルミノシリケートIIに対して0
.6N@酸を15 mlの割合で混合し、室温で24時
間攪拌処理をした。その後室温で充分水洗の後、120
℃で乾燥し、次いで520℃で5時間空気中で焼成を行
い、水素型に変換しH型ZSM−5を得た( Si =
43.1 wt%、AJ=0.45wt%)。
比較参考例2
触媒化成■製FCC−HAである。その組成および物性
は以下のとおりである。なお、W1%は乾燥状態での値
であり、比較参考例3においても同じである。
は以下のとおりである。なお、W1%は乾燥状態での値
であり、比較参考例3においても同じである。
粒径100μ、Al2O329,59w t%、Na2
00.02wt%、304 0.46 w t%−Fe
O,04wt%、 表面積517m/i、孔容積(N2) 0.85 ml
11比較参考例3 触媒化成■製FCCMRZ−210である。
00.02wt%、304 0.46 w t%−Fe
O,04wt%、 表面積517m/i、孔容積(N2) 0.85 ml
11比較参考例3 触媒化成■製FCCMRZ−210である。
その組成および物性は以下のとおりである。
粒径 100μ、Al20341.34 W t%、N
a200.16wt%、5O4−0,84w t%、F
e O,24wt%、Re2O31,43w t%、
表面PR109ぜ7g、孔容積(N2) 0.09乳1
/1参考例1 硝【浚アルミニウム9水和物1゜14.9と酢酸カルシ
ウム1水和物1.34.9を水90.Fに溶かしA液と
し、キガタロイド5I−30水ガラス60yを水40I
IIC溶かし、これをB液とした。激しく攪拌しながら
A液中にB液を加え、次に水20.9に水酸化ナトリウ
ム1.26gを溶かしたものを加える。更に水30.F
にテトラプロピルアンモニウムブロマイド8.11gを
溶かしたものを加え、約10分間攪拌を続けて、水性ゲ
ル混合物な得た。この仕込みモル比はSiO2/Al2
O3”= 200である。
a200.16wt%、5O4−0,84w t%、F
e O,24wt%、Re2O31,43w t%、
表面PR109ぜ7g、孔容積(N2) 0.09乳1
/1参考例1 硝【浚アルミニウム9水和物1゜14.9と酢酸カルシ
ウム1水和物1.34.9を水90.Fに溶かしA液と
し、キガタロイド5I−30水ガラス60yを水40I
IIC溶かし、これをB液とした。激しく攪拌しながら
A液中にB液を加え、次に水20.9に水酸化ナトリウ
ム1.26gを溶かしたものを加える。更に水30.F
にテトラプロピルアンモニウムブロマイド8.11gを
溶かしたものを加え、約10分間攪拌を続けて、水性ゲ
ル混合物な得た。この仕込みモル比はSiO2/Al2
O3”= 200である。
この水性ゲル混合物を内容積300TLlのオートクレ
ーブに仕込み、自己圧下160℃で18時間攪拌しなが
ら(500r、p、m )水熱処理をした。反応生成物
は遠心分離器を用いて固体成分と溶液部に分け、固体成
分は充分水洗をほどこし、更に120℃で5時間乾燥し
た。次に空気中520℃で5〜10時間処理した。次に
この焼成済ゼオライトIIに対して0.6N塩酸を15
rrLlの割合で混合し、室温で24時間攪拌処理をし
た。その後室温で充分水洗の後、120℃で乾燥し、次
いで520℃で5時間空気中で焼成を行い、水素型処変
換した( 5i=43.2wt%、AI=0.44wt
%、Ca=0.70wt%)。
ーブに仕込み、自己圧下160℃で18時間攪拌しなが
ら(500r、p、m )水熱処理をした。反応生成物
は遠心分離器を用いて固体成分と溶液部に分け、固体成
分は充分水洗をほどこし、更に120℃で5時間乾燥し
た。次に空気中520℃で5〜10時間処理した。次に
この焼成済ゼオライトIIに対して0.6N塩酸を15
rrLlの割合で混合し、室温で24時間攪拌処理をし
た。その後室温で充分水洗の後、120℃で乾燥し、次
いで520℃で5時間空気中で焼成を行い、水素型処変
換した( 5i=43.2wt%、AI=0.44wt
%、Ca=0.70wt%)。
参考例2
参考例1で得られたCa含有ゼオライ)5Fを、水10
mlにCa(CH3COO)2−I(203,14I
を入れた溶液と混合した。この混合物を約80℃で20
時間保った後、混合物を乾燥器中100〜110℃で蒸
発乾固させる。しかる後、空気中200℃で2時間、5
00℃で18時間焼成してCa含浸Ca含有ゼオライト
を得た(Cミニ12.7wt%)。
mlにCa(CH3COO)2−I(203,14I
を入れた溶液と混合した。この混合物を約80℃で20
時間保った後、混合物を乾燥器中100〜110℃で蒸
発乾固させる。しかる後、空気中200℃で2時間、5
00℃で18時間焼成してCa含浸Ca含有ゼオライト
を得た(Cミニ12.7wt%)。
参考例3
参考例1で得られたCa含有ゼオライトEMIを、酢酸
カルシウムを500℃で焼成して乳鉢中で粉砕し1こも
の2.5.!i’と固体状態のまま乳鉢中で混合し、C
an合Ca含有ゼオライトを得た( Cミニ13.3w
t%)。
カルシウムを500℃で焼成して乳鉢中で粉砕し1こも
の2.5.!i’と固体状態のまま乳鉢中で混合し、C
an合Ca含有ゼオライトを得た( Cミニ13.3w
t%)。
参考例4
参考例1で記したのと同様の方法を用いて、ただ酢酸カ
ルシウム1水和物の代りに酢酸ストロンチウム1/2水
相物1.64.9を加えて製造し1こ。水素塵に変換後
の組成は、5i=42.7wt%、AI = 0.44
wt%、5r=1.79wt%であった。
ルシウム1水和物の代りに酢酸ストロンチウム1/2水
相物1.64.9を加えて製造し1こ。水素塵に変換後
の組成は、5i=42.7wt%、AI = 0.44
wt%、5r=1.79wt%であった。
参考例5
参考列1で記したのと同様の方法を用いて、ただ酢酸カ
ルシウム1水相物の代りに酢酸バリウム無水塩1.94
.9を加えて製造した。水素型に変換後の組成は、5i
=42.4wt%、AI=0.45wt%、Ba=3.
14wt%であった。
ルシウム1水相物の代りに酢酸バリウム無水塩1.94
.9を加えて製造した。水素型に変換後の組成は、5i
=42.4wt%、AI=0.45wt%、Ba=3.
14wt%であった。
参考例6
参考例1で記したのと同様の方法を用いて、ただ酢酸カ
ルシウム1水和物の代りに酢酸マグネシウム4水和物1
.63.!i’を加えて製造した。
ルシウム1水和物の代りに酢酸マグネシウム4水和物1
.63.!i’を加えて製造した。
水素型に変換後の組成は、5i=43.5wt%、Al
= 0.45 wt%、Mg = 0.52 wt%
であつ1こ。
= 0.45 wt%、Mg = 0.52 wt%
であつ1こ。
参考例7
参考例1で記したのと同様の方法を用いて、ただAJ
(N03)3・9H201,14,9の代りに2.29
y、酢酸カルシウム1水和物の代りに、酢酸ストロンチ
ウム1/2水和物、NaOHを1.26.9の代りに1
.63Fを加えて製造した。水素型に変換後の組成は、
Si = 42.2 wt%、Al=0.87wt%、
Sr −2,32wt%であツタ。
(N03)3・9H201,14,9の代りに2.29
y、酢酸カルシウム1水和物の代りに、酢酸ストロンチ
ウム1/2水和物、NaOHを1.26.9の代りに1
.63Fを加えて製造した。水素型に変換後の組成は、
Si = 42.2 wt%、Al=0.87wt%、
Sr −2,32wt%であツタ。
参考例8
参考例3で記し1このと同様の方法を用いて、ただCa
(CH3COO32焼成品の代りに酢酸ストロンチウ
ム1/2水相物を500°Cで焼成したも0) 2.5
.9を加えてSrg合Ca含有ゼオライトを製造した。
(CH3COO32焼成品の代りに酢酸ストロンチウ
ム1/2水相物を500°Cで焼成したも0) 2.5
.9を加えてSrg合Ca含有ゼオライトを製造した。
Ca=0.53wt%、Sr = 19.8 w t%
参考列9 参考例2で記したのと同様の方法を用いて、ただ酢酸カ
ルシウムの代りに酢酸マグネシウム4水和物13.4.
?を用いて、Mg含−&Ca含有ゼオライトを製造した
。Ca=0.53wt%、Mg=20.0wt% 参考例10 参考例2で記したのと同様の方法を用いて、ただ酢酸カ
ルシウムの代りに酢酸ストロンチウム1/2水和物3.
63.F’&用いて、Sr含浸Ca含有ゼオライトを製
造した。Ca =0.53 wt%、Sr = 19.
8 wt% 実施例1〜22および比較例1〜5 参考例1〜10ならびに比較参考例1〜3に示した触媒
粉末を圧力4ooIK6I、、’=で打錠し、次いでこ
れを粉砕して12〜24メツシユにそろえたもの0.9
〜1.31を内径10gmの反応管に充填した。C4〜
C8の炭化水素をW/Fで0.63〜0.8311/
11 @hr となるような速度で気化器に送り、こ
こで40 mJ/minで送られてくるアルゴンガスと
混合してほぼ常圧で反応管に送り、450℃→500°
d→550℃→600℃→400℃の順に4時間毎に昇
温または降温して反応を行なった。生成物の分析はガス
クロマトグラフを用いて行なった。各々の反応条件およ
び代表的な反応温度である550℃で得られた結果の要
約を第1表に、そして実施例1.2.3.9.10およ
び20の実験の詳細な結果をそれぞれ第2.3.4.5
.6および7表に示す。
参考列9 参考例2で記したのと同様の方法を用いて、ただ酢酸カ
ルシウムの代りに酢酸マグネシウム4水和物13.4.
?を用いて、Mg含−&Ca含有ゼオライトを製造した
。Ca=0.53wt%、Mg=20.0wt% 参考例10 参考例2で記したのと同様の方法を用いて、ただ酢酸カ
ルシウムの代りに酢酸ストロンチウム1/2水和物3.
63.F’&用いて、Sr含浸Ca含有ゼオライトを製
造した。Ca =0.53 wt%、Sr = 19.
8 wt% 実施例1〜22および比較例1〜5 参考例1〜10ならびに比較参考例1〜3に示した触媒
粉末を圧力4ooIK6I、、’=で打錠し、次いでこ
れを粉砕して12〜24メツシユにそろえたもの0.9
〜1.31を内径10gmの反応管に充填した。C4〜
C8の炭化水素をW/Fで0.63〜0.8311/
11 @hr となるような速度で気化器に送り、こ
こで40 mJ/minで送られてくるアルゴンガスと
混合してほぼ常圧で反応管に送り、450℃→500°
d→550℃→600℃→400℃の順に4時間毎に昇
温または降温して反応を行なった。生成物の分析はガス
クロマトグラフを用いて行なった。各々の反応条件およ
び代表的な反応温度である550℃で得られた結果の要
約を第1表に、そして実施例1.2.3.9.10およ
び20の実験の詳細な結果をそれぞれ第2.3.4.5
.6および7表に示す。
第2表 実施例1の結果−生成物分布(C−%)第3表
実施例2の結果−生成物分布(C−%)第4表 実施
例3の結果−生成物分布(C−%)第5表 実施例9の
結果−生成物分布(C−%)第6表 実施例10の結果
−生成物分布(C−%)第7表 実施例20の結果−生
成物分布(C−%)大部分の実施例でプロピレンの収率
が最高となる550℃での実験結果の要約を示した第1
表から明らかなように、本発明方法によれば高い収率お
よび選択率でプロピレンが得られ、そしてカーボン析出
による触媒の失活の原因となるB、T、X、の生成量が
少ないことがわかる。同一触媒を用いて実質的に同一条
件で反応な行なわせた実施例1〜5の結果を見ると、原
料の炭素数が増すに従ってB、T、X、の生成量が増加
する傾向があること、そして07以上の原料では04〜
C6の原料の使用に比べてB、 T、X、の生成量が顕
著に増大することが認められる。
実施例2の結果−生成物分布(C−%)第4表 実施
例3の結果−生成物分布(C−%)第5表 実施例9の
結果−生成物分布(C−%)第6表 実施例10の結果
−生成物分布(C−%)第7表 実施例20の結果−生
成物分布(C−%)大部分の実施例でプロピレンの収率
が最高となる550℃での実験結果の要約を示した第1
表から明らかなように、本発明方法によれば高い収率お
よび選択率でプロピレンが得られ、そしてカーボン析出
による触媒の失活の原因となるB、T、X、の生成量が
少ないことがわかる。同一触媒を用いて実質的に同一条
件で反応な行なわせた実施例1〜5の結果を見ると、原
料の炭素数が増すに従ってB、T、X、の生成量が増加
する傾向があること、そして07以上の原料では04〜
C6の原料の使用に比べてB、 T、X、の生成量が顕
著に増大することが認められる。
プロピレンの創造原料としては1−ヘキセンはことに優
れた原料であり、これは1−ヘキセンが中央で分解する
と2分子のプロピレンを与え得るためと考えられる。比
較例3および5において触媒上へのカーボン析出の原因
となるB。
れた原料であり、これは1−ヘキセンが中央で分解する
と2分子のプロピレンを与え得るためと考えられる。比
較例3および5において触媒上へのカーボン析出の原因
となるB。
T、X、の生成量が少ないのは原料の転化率が低いこと
に起因している。比較例4の結果は一見てると比較的に
良い結果に見えるが、同一原料である1−ヘキセンを用
いた実施例3および20〜22の結果と比較すると本発
明方法の優位性が認められろ。
に起因している。比較例4の結果は一見てると比較的に
良い結果に見えるが、同一原料である1−ヘキセンを用
いた実施例3および20〜22の結果と比較すると本発
明方法の優位性が認められろ。
(発明の効果)
本発明方法によれば、石油化学原料として重要であり、
かつ将来我国において供給量の不足が懸念されるプロピ
レンな、従来あまり有効な用途が見出されなかった04
以上の高級オレフィンから、高い収率および選択率で長
期間に亘って触媒の失活を招(ことなく安定的に供給し
得るものである。
かつ将来我国において供給量の不足が懸念されるプロピ
レンな、従来あまり有効な用途が見出されなかった04
以上の高級オレフィンから、高い収率および選択率で長
期間に亘って触媒の失活を招(ことなく安定的に供給し
得るものである。
肴許出願人 工業技術院長
等々力 達
Claims (10)
- (1)C_4以上のオレフィンおよび/またはジエンを
気相で、重量時間空間速度0.1〜20hr^−^1、
反応温度300〜650℃および0.1〜100気圧の
全圧力下、アルカリ土類金属含有ゼオライト、アルカリ
土類金属変性アルカリ土類金属含有ゼオライトおよびア
ルカリ土類金属変性ZSM系ゼオライトからなる群から
選択された少なくとも一種のゼオライト触媒と接触させ
ることからなるプロピレンの製造方法。 - (2)該温度が450℃〜600℃である特許請求の範
囲第1項に記載の方法。 - (3)該供給原料がC_4〜C_8のオレフィンおよび
/又はジエンである特許請求の範囲第1項または第2項
に記載の方法。 - (4)該供給原料がC_4〜C_6のオレフィンおよび
/又はジエンである特許請求の範囲第3項に記載の方法
。 - (5)該ゼオライト触媒がアルカリ土類金属含有ゼオラ
イトである特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
かに記載の方法。 - (6)該ゼオライト触媒がアルカリ土類金属含浸アルカ
リ土類金属含有ゼオライトである特許請求の範囲第1項
ないし第4項のいずれかに記載の方法。 - (7)該ゼオライト触媒がアルカリ土類金属混合アルカ
リ土類金属含有ゼオライトである特許請求の範囲第1項
ないし第4項のいずれかに記載の方法。 - (8)該アルカリ土類金属がCaである特許請求の範囲
第1項ないし第7項のいずれかに記載の方法。 - (9)該アルカリ土類金属がSrである特許請求の範囲
第1項ないし第7項のいずれかに記載の方法。 - (10)該アルカリ土類金属がBaである特許請求の範
囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113693A JPS61289049A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | プロピレンの製造方法 |
DE19863609653 DE3609653A1 (de) | 1985-05-27 | 1986-03-21 | Verfahren zur herstellung von propylen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113693A JPS61289049A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | プロピレンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61289049A true JPS61289049A (ja) | 1986-12-19 |
Family
ID=14618787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60113693A Pending JPS61289049A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | プロピレンの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61289049A (ja) |
DE (1) | DE3609653A1 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11246870A (ja) * | 1997-12-05 | 1999-09-14 | Fina Res Sa | オレフイン類の製造 |
JPH11246871A (ja) * | 1997-12-05 | 1999-09-14 | Fina Res Sa | オレフイン類の製造 |
JP2006083173A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Inst Fr Petrole | プロピレンを製造し、かつ、使用済みの触媒の一部を再循環させるための移動床方法 |
WO2007019787A1 (fr) * | 2005-08-15 | 2007-02-22 | China Petroleum & Chemical Corporation | Procede de fabrication d’olefines inferieures sous pression negative |
US7267759B2 (en) | 2003-02-28 | 2007-09-11 | Exxonmobil Research And Engineering Company | Fractionating and further cracking a C6 fraction from a naphtha feed for propylene generation |
JP2007297363A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-11-15 | Mitsubishi Chemicals Corp | プロピレンの製造方法 |
JP2008074764A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Mitsubishi Chemicals Corp | プロピレンの製造方法 |
US7425258B2 (en) | 2003-02-28 | 2008-09-16 | Exxonmobil Research And Engineering Company | C6 recycle for propylene generation in a fluid catalytic cracking unit |
JP2010104878A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 低級オレフィン製造用触媒、その製造方法及びこれを用いた低級オレフィンの製造方法 |
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JPS5468800A (en) * | 1977-10-21 | 1979-06-02 | Mobil Oil | Crystalline aluminosilicate zeolite*its manufacture and organic compound conversion thereby |
JPS56156221A (en) * | 1980-04-09 | 1981-12-02 | Mobil Oil Corp | Shape-selective acidcatalyst reaction of oleffin on crystalline zeolite |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0109059B1 (en) * | 1982-11-10 | 1987-07-15 | MONTEDIPE S.p.A. | Process for converting olefins having 4 to 12 carbon atoms into propylene |
EP0109060B1 (en) * | 1982-11-10 | 1987-03-11 | MONTEDIPE S.p.A. | Process for the conversion of linear butenes to propylene |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP60113693A patent/JPS61289049A/ja active Pending
-
1986
- 1986-03-21 DE DE19863609653 patent/DE3609653A1/de not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
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WO2007019787A1 (fr) * | 2005-08-15 | 2007-02-22 | China Petroleum & Chemical Corporation | Procede de fabrication d’olefines inferieures sous pression negative |
US7875756B2 (en) | 2005-08-15 | 2011-01-25 | China Petroleum & Chemical Corporation | Process for producing lower olefins under negative pressure |
JP2007297363A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-11-15 | Mitsubishi Chemicals Corp | プロピレンの製造方法 |
JP2008074764A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Mitsubishi Chemicals Corp | プロピレンの製造方法 |
JP2010104878A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 低級オレフィン製造用触媒、その製造方法及びこれを用いた低級オレフィンの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3609653A1 (de) | 1986-11-27 |
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