JPS60126233A - 低級オレフインの製造方法 - Google Patents
低級オレフインの製造方法Info
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- JPS60126233A JPS60126233A JP58234747A JP23474783A JPS60126233A JP S60126233 A JPS60126233 A JP S60126233A JP 58234747 A JP58234747 A JP 58234747A JP 23474783 A JP23474783 A JP 23474783A JP S60126233 A JPS60126233 A JP S60126233A
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- JP
- Japan
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- zsm
- catalyst
- zeolite
- alkaline earth
- dimethyl ether
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、変性結晶性ゼオライト触媒を使用して、メタ
ノール及び/又はジメチルエーテルから低級オレフィン
を製造する方法に関するものである。
ノール及び/又はジメチルエーテルから低級オレフィン
を製造する方法に関するものである。
本発明の低級オレフィンの製造によれば、CO及びCO
□への分解が少なく餞級オレフィンが高選択率で得られ
、パラフィン、芳香族の副生が少なく触媒上へのカーボ
ン析出が抑制され高温でも触媒活性の低下、触媒の劣化
をもたらさない。
□への分解が少なく餞級オレフィンが高選択率で得られ
、パラフィン、芳香族の副生が少なく触媒上へのカーボ
ン析出が抑制され高温でも触媒活性の低下、触媒の劣化
をもたらさない。
近年石油資源の供給に心配がもたれ、殊に我国では海外
に依存する率が99%を超える現状にあっては1石炭、
天然ガス等の有効利用が重要な課題となっており、メタ
ン、CO等から得られるメタノールからオレフィン、パ
ラフィン、芳香族等の有機化合物の工業的合成法の確立
がめられている。
に依存する率が99%を超える現状にあっては1石炭、
天然ガス等の有効利用が重要な課題となっており、メタ
ン、CO等から得られるメタノールからオレフィン、パ
ラフィン、芳香族等の有機化合物の工業的合成法の確立
がめられている。
本発明はこの要求に応えるものである。
従来、各種の結晶性アルミノシリケートが知られている
が、それらの中、結晶性アルミノシリケートゼオライ1
−は最も代表的なものである。結晶性アルミノシリケー
トゼオライトは天然に数多く存在すると共に、合成によ
っても得られ、一定の結晶構造を有し、構造内に多数の
空隙及びトンネルがあり、これによりある大きさまでの
分子は吸着するが、それ以上のものは排斥するという機
能をもち、分子篩とも称される。空隙や1−ンネルにを
共有して結合する形態によって決まる。アルミニウムを
含有する四面体の電気的陰性は通常アルカリ金属イオン
、特にナトリウム及び/又はカリウムにより電気的中性
に保たれている。
が、それらの中、結晶性アルミノシリケートゼオライ1
−は最も代表的なものである。結晶性アルミノシリケー
トゼオライトは天然に数多く存在すると共に、合成によ
っても得られ、一定の結晶構造を有し、構造内に多数の
空隙及びトンネルがあり、これによりある大きさまでの
分子は吸着するが、それ以上のものは排斥するという機
能をもち、分子篩とも称される。空隙や1−ンネルにを
共有して結合する形態によって決まる。アルミニウムを
含有する四面体の電気的陰性は通常アルカリ金属イオン
、特にナトリウム及び/又はカリウムにより電気的中性
に保たれている。
通常、結晶性アルミノシリケートゼオライ1−を製造す
るには、5i02.AQ 203、アルカリ金属イオン
の各供給源及び水を所望の割合に混合し。
るには、5i02.AQ 203、アルカリ金属イオン
の各供給源及び水を所望の割合に混合し。
常圧又は加圧下で水熱処理を行う方法が採られている。
また塩基として有機窒素化合物ないしは有機リン化合物
を用いる方法もあり、これによりさまざまな吸着能や触
媒作用を持った各種のゼオライトが合成され、近年この
種のゼオライトの合成が非常に盛んである。特にモーピ
ルオイル社↓;よるZSM系ゼオライ1〜はテトラアル
キルアンモニウム化合物、テトラアルキルホスホニウム
化合物。
を用いる方法もあり、これによりさまざまな吸着能や触
媒作用を持った各種のゼオライトが合成され、近年この
種のゼオライトの合成が非常に盛んである。特にモーピ
ルオイル社↓;よるZSM系ゼオライ1〜はテトラアル
キルアンモニウム化合物、テトラアルキルホスホニウム
化合物。
ピロリジン、エチレンジアミン、コリン等を用いて合成
され、その特異な吸着能と触媒作用が注目を集めている
。そのうち、ZSM −5は5〜6人の中程度の大きさ
の細孔径を有するため、直鎖状炭化水素及びわずかに枝
分れした炭化水素は吸着するが高度に分岐した炭化水素
は吸着しない特性を有する。この7.5M−5は通常5
i02.AQ 203.アルカリ金属の各供給源、水及
びテトラ−n−プロピルアンモニウム化合物とからなる
混合物を水熱処理することによって合成される。
され、その特異な吸着能と触媒作用が注目を集めている
。そのうち、ZSM −5は5〜6人の中程度の大きさ
の細孔径を有するため、直鎖状炭化水素及びわずかに枝
分れした炭化水素は吸着するが高度に分岐した炭化水素
は吸着しない特性を有する。この7.5M−5は通常5
i02.AQ 203.アルカリ金属の各供給源、水及
びテトラ−n−プロピルアンモニウム化合物とからなる
混合物を水熱処理することによって合成される。
メタノール及び/又はジメチルエーテルを反応させて炭
化水素を得るための研究は近年非常に盛んに行われてい
る。この反応に用いる触媒は一般に固体酸と呼ばれるも
のが使用され、各種のゼオライ1−、ヘテロポリ酸等に
ついて多くの特許が出願されている。特に前述のモーピ
ルオイル社によるZSM −5はメタノールを原料にし
て、炭素数10までのガソリン留分を主体とする炭化水
素を合成するのに優れており、その触媒としての寿命も
比較的長く安定した活性を示す触媒であるが、エチレン
、プロピレン等の低級オレフィンを製造するのには不適
である。また同じ<ZSM−34は、同じ反応で、低級
オレフィンを製造するための触媒として高いエチレン、
プロピレンへの選択性を有するとはいうものの活性の低
下が極めて早く、実用的でない。
化水素を得るための研究は近年非常に盛んに行われてい
る。この反応に用いる触媒は一般に固体酸と呼ばれるも
のが使用され、各種のゼオライ1−、ヘテロポリ酸等に
ついて多くの特許が出願されている。特に前述のモーピ
ルオイル社によるZSM −5はメタノールを原料にし
て、炭素数10までのガソリン留分を主体とする炭化水
素を合成するのに優れており、その触媒としての寿命も
比較的長く安定した活性を示す触媒であるが、エチレン
、プロピレン等の低級オレフィンを製造するのには不適
である。また同じ<ZSM−34は、同じ反応で、低級
オレフィンを製造するための触媒として高いエチレン、
プロピレンへの選択性を有するとはいうものの活性の低
下が極めて早く、実用的でない。
本発明者らは、メタノール及び/又はジメチルエーテル
を原料として炭化水素、特にエチレン、プロピレン等の
低級オレフィンを選択的に生成し。
を原料として炭化水素、特にエチレン、プロピレン等の
低級オレフィンを選択的に生成し。
かつ安定した活性を有する触媒の開発について鋭意研究
を重ねた結果、ZSM −5、ZSM−11等の結晶性
ゼオライ1〜を、カルシウム、ストロンチウム及びバリ
ウムの中から選ばれる少なくとも1種のアルカリ土類金
属含有化合物の溶液と接触させて変性した結晶性ゼオラ
イトがその目的に適合することを見い出した。
を重ねた結果、ZSM −5、ZSM−11等の結晶性
ゼオライ1〜を、カルシウム、ストロンチウム及びバリ
ウムの中から選ばれる少なくとも1種のアルカリ土類金
属含有化合物の溶液と接触させて変性した結晶性ゼオラ
イトがその目的に適合することを見い出した。
従来より、結晶性アルミノシリケ−1・をアルカリ土類
金属イオンで修飾することは広く知られており1通常は
プロトン(11” )型の結晶性アルミノシリケ−1−
にアルカリ土類金属イオンをイオン交換により担持する
方法が用いられる。
金属イオンで修飾することは広く知られており1通常は
プロトン(11” )型の結晶性アルミノシリケ−1−
にアルカリ土類金属イオンをイオン交換により担持する
方法が用いられる。
しかしながら、このイオン交換法では、アルカリ土類金
属イオンを多量に担持せしめるのは困難であり、また多
大な労力を要し、経済的でない。
属イオンを多量に担持せしめるのは困難であり、また多
大な労力を要し、経済的でない。
例えば理論量の80%程度迄を導入するのが限度であり
1通常は50%程度迄しか導入できない。
1通常は50%程度迄しか導入できない。
ところが驚くべきことに、本発明者らは、ZSM−5,
ZSM−11等の結晶性ゼオライ1〜を、アルカリ土類
金属で変性することにより、極めて容易に所望の量を含
有させることができ、又アルミニウムに対して等電的旦
以上にアルカリ土類金属イオンを含有させうろこと、そ
して更にはメタノール及び/又はジメチルエーテルの転
化反応において本発明法によりアルカリ土類金属イオン
を含有させた触媒がエチレンやプロピレン等のC2〜C
4(11L級オレフィンの選択的生成とカーボン生成の
抑制、従って触媒活性の持続性に優れていることを見い
出した。
ZSM−11等の結晶性ゼオライ1〜を、アルカリ土類
金属で変性することにより、極めて容易に所望の量を含
有させることができ、又アルミニウムに対して等電的旦
以上にアルカリ土類金属イオンを含有させうろこと、そ
して更にはメタノール及び/又はジメチルエーテルの転
化反応において本発明法によりアルカリ土類金属イオン
を含有させた触媒がエチレンやプロピレン等のC2〜C
4(11L級オレフィンの選択的生成とカーボン生成の
抑制、従って触媒活性の持続性に優れていることを見い
出した。
本発明における変性ゼオライトを得るための゛処理は、
SiO□/AQ203モル比で12以上である従来公知
のゼオライトを、カルシウム、バリウム又はストロンチ
ウムを含有する化合物の水溶液と混合した後、蒸発乾固
する。この場合、カルシウム、バリウム又はストロンチ
ウム含有化合物は、種々の無機1、有機化合物が包含さ
れる。変性ゼオライト中に含有させるアルカリ土類金属
量は、金属換算で少なくとも0.25重重量であり、カ
ルシウム及びストロンチウムについては好ましくは1〜
20重爪%、バリウムについては好ましくは1〜35重
量%である。
SiO□/AQ203モル比で12以上である従来公知
のゼオライトを、カルシウム、バリウム又はストロンチ
ウムを含有する化合物の水溶液と混合した後、蒸発乾固
する。この場合、カルシウム、バリウム又はストロンチ
ウム含有化合物は、種々の無機1、有機化合物が包含さ
れる。変性ゼオライト中に含有させるアルカリ土類金属
量は、金属換算で少なくとも0.25重重量であり、カ
ルシウム及びストロンチウムについては好ましくは1〜
20重爪%、バリウムについては好ましくは1〜35重
量%である。
本発明の触媒はそのまま使用することも、あるいは希望
によっては適当な担体1例えば粘土、カオリン、アルミ
ナ等と混合して用いることも出来る。
によっては適当な担体1例えば粘土、カオリン、アルミ
ナ等と混合して用いることも出来る。
次に本発明方法で得られた触媒を用いてメタノール及び
/又はジメチルエーテルから低級オレフィンを製造する
方法を述べる。
/又はジメチルエーテルから低級オレフィンを製造する
方法を述べる。
メタノール及びl又はジメチルエーテルの転化反応は、
これら原料をガスとして供給し、固体である触媒と充分
接触させ得るものであればどんな反応形式でもよく、固
定床反応方式、流動床反応方式、移動床反応方式等があ
げられる。
これら原料をガスとして供給し、固体である触媒と充分
接触させ得るものであればどんな反応形式でもよく、固
定床反応方式、流動床反応方式、移動床反応方式等があ
げられる。
反応は、広い範囲の条件で行うことができる。
例えば反応温度300〜600℃、重量時間空間速度0
、1−20)+r −” 、好ましくは1〜10hr−
’、全圧力0.1〜100気圧、好ましくは0.5〜工
o気圧の条件下で行うことができる。原料は水蒸気ある
いは不活性ガス、例えば窒素、アルゴン等で希釈して触
媒上に供給することもnf能である。
、1−20)+r −” 、好ましくは1〜10hr−
’、全圧力0.1〜100気圧、好ましくは0.5〜工
o気圧の条件下で行うことができる。原料は水蒸気ある
いは不活性ガス、例えば窒素、アルゴン等で希釈して触
媒上に供給することもnf能である。
本発明の方法において、生成物の流れは水蒸気、炭化水
素、未反応原料から成り、反応条件を適当に設定するこ
とにより炭化水素中のエチレン、プロピレン等の低級オ
レフィンの割合を高めることが出来る。水蒸気及び炭化
水素生成物は公知の方法によって互いに分離、精製され
る。
素、未反応原料から成り、反応条件を適当に設定するこ
とにより炭化水素中のエチレン、プロピレン等の低級オ
レフィンの割合を高めることが出来る。水蒸気及び炭化
水素生成物は公知の方法によって互いに分離、精製され
る。
本発明の触媒が用いられるオレフィン製造反応において
は、メタノールもジメチルエーテルも共に、+J′J9
!原料であるので選択率の計算にあたってはメタノール
から生じたジメチルエーテルは未反応原料とみなして良
い。
は、メタノールもジメチルエーテルも共に、+J′J9
!原料であるので選択率の計算にあたってはメタノール
から生じたジメチルエーテルは未反応原料とみなして良
い。
ン1:11ずべき点は1本発明方法で製造されたアルカ
リ土類金属含有結晶性アルミノシリヶ−1−ゼオライト
触媒はその他の比較例に較べて低級オレフィンへの選択
率が高くパラフィン及びB、T、Xの生成が少なく、高
温での触媒活性の低下がみられない点である。
リ土類金属含有結晶性アルミノシリヶ−1−ゼオライト
触媒はその他の比較例に較べて低級オレフィンへの選択
率が高くパラフィン及びB、T、Xの生成が少なく、高
温での触媒活性の低下がみられない点である。
次に本発明を実施例、比較例により具体的に説明するが
、本発明はその要旨を越えない限りこれライト粉末を圧
力400Kg’/Ciで打錠し、次いでこれを粉砕して
10〜20メツシユにそろえたもの2m12を内径10
mmの反応管に充填した。液状メタノールを4m Q
/hr(反応は気相反応であるが、原料供給量を液相で
表示すればLllSV=2hr −’ )の速度で気化
器に送り、ここで10m n /minで送られてくる
アルゴンガスと混合してほぼ常圧で反応管に送り、反応
を行なった。生成物の分析はガスクa7トグラフを用い
て行なった。その結果の要約を第1表に示す。第1表に
示された結果かられかるように、本発明方法で得られた
触媒が高いエチレン+プロピレン収率を与えること及び
高温域でも劣化せず高い触媒活性を維持することが理解
される。
、本発明はその要旨を越えない限りこれライト粉末を圧
力400Kg’/Ciで打錠し、次いでこれを粉砕して
10〜20メツシユにそろえたもの2m12を内径10
mmの反応管に充填した。液状メタノールを4m Q
/hr(反応は気相反応であるが、原料供給量を液相で
表示すればLllSV=2hr −’ )の速度で気化
器に送り、ここで10m n /minで送られてくる
アルゴンガスと混合してほぼ常圧で反応管に送り、反応
を行なった。生成物の分析はガスクa7トグラフを用い
て行なった。その結果の要約を第1表に示す。第1表に
示された結果かられかるように、本発明方法で得られた
触媒が高いエチレン+プロピレン収率を与えること及び
高温域でも劣化せず高い触媒活性を維持することが理解
される。
参考例1
硝酸アルミニウム9永和物1.14gを水9吐に溶かし
A液とし、ギヤタロイド5I−30水ガラス、(触媒化
成■、SiO230,5%、Na 、!OO,42%)
60gを水40匹に溶かし、これを8液とした。激しく
攪拌しながらへ液中に■)液を加え、次に水20.に水
酸化すトリウム1.26.、を溶かしたものを加える。
A液とし、ギヤタロイド5I−30水ガラス、(触媒化
成■、SiO230,5%、Na 、!OO,42%)
60gを水40匹に溶かし、これを8液とした。激しく
攪拌しながらへ液中に■)液を加え、次に水20.に水
酸化すトリウム1.26.、を溶かしたものを加える。
更に水30gにテトラプロピルアンモニウムブロマイド
8.11gを溶かしたものを加え、約10分間攪拌を続
けて、水性ゲル混合物を得た。この仕込みモル比は5i
02/八Q203=200である。
8.11gを溶かしたものを加え、約10分間攪拌を続
けて、水性ゲル混合物を得た。この仕込みモル比は5i
02/八Q203=200である。
この水性ゲル混合物を内容積300m Qのオートクレ
ーブに仕込み、自己圧下160℃で18時間攪拌し外か
ら(500r、p、m)水熱処理をした。反応生成物は
遠心分離器を用いて固体成分と溶液部に分け、固体成分
は充分水洗をほどこし、更に120℃で5時間乾燥した
。次に空気中520℃で5〜10時間処理した。
ーブに仕込み、自己圧下160℃で18時間攪拌し外か
ら(500r、p、m)水熱処理をした。反応生成物は
遠心分離器を用いて固体成分と溶液部に分け、固体成分
は充分水洗をほどこし、更に120℃で5時間乾燥した
。次に空気中520℃で5〜10時間処理した。
次のこの焼成済結晶性アルミノシリケート1gに対して
0.6N塩化水素水溶液を1511IQの割合で混合し
。
0.6N塩化水素水溶液を1511IQの割合で混合し
。
室温で24時間攪拌処理をした。その後室温で充分水洗
の後、120℃で乾燥し、次いで520℃で5時間空気
中で焼成を行い、水素型に変換し、11型ZSM −5
を得た。
の後、120℃で乾燥し、次いで520℃で5時間空気
中で焼成を行い、水素型に変換し、11型ZSM −5
を得た。
参考例2
参考例1において、結晶化調整剤として、テ1〜ラブチ
ルアンモニウムブロマイド9.82.、を用いた以外は
参考例1と同様にして11型ZSM−11を得た。
ルアンモニウムブロマイド9.82.、を用いた以外は
参考例1と同様にして11型ZSM−11を得た。
実施例1
参考例1で得られた11型ZSM 5(Si02/A
I2203=200)5gを、水10i nにCa(C
ll 3 C00) 2 it 203.14gk入れ
た溶液と混合した。この混合物を約80℃で20時間保
った後、混合物を乾燥器中100〜110℃で蒸発乾固
させる。しかる後、空気中200°Cで2時間、500
℃で18時間焼成してCa型−ZSM −5を得た。
I2203=200)5gを、水10i nにCa(C
ll 3 C00) 2 it 203.14gk入れ
た溶液と混合した。この混合物を約80℃で20時間保
った後、混合物を乾燥器中100〜110℃で蒸発乾固
させる。しかる後、空気中200°Cで2時間、500
℃で18時間焼成してCa型−ZSM −5を得た。
実施例2〜3
実施例1で記したと同様の方法を用いて、ただII型Z
SM −5の5iO1/^Qz03比を変えてCa型Z
SI!−5を得た。
SM −5の5iO1/^Qz03比を変えてCa型Z
SI!−5を得た。
実施例4
11型ZSM 5(SiOz/An z03=70)6
.0gを、水10II庇にCa(NO3) z ・41
1206.0gを入れた溶液と混合し、約80℃で2時
間保った。この混合物から遠心分離によりゼオライトを
分離し、90℃で1晩乾燥し、しかる後500℃で3時
間焼成してCa型25M −5を得た。
.0gを、水10II庇にCa(NO3) z ・41
1206.0gを入れた溶液と混合し、約80℃で2時
間保った。この混合物から遠心分離によりゼオライトを
分離し、90℃で1晩乾燥し、しかる後500℃で3時
間焼成してCa型25M −5を得た。
実施例5〜6
実施例1で示したと同様の方法を用いて、ただSr塩と
して5r(CH3C00) 2 ・1/’2)1 z
O2,07g−Ba塩としてBa(C)I 3 C00
) z 167gに変えてそれぞれSr型ZSM −5
、Ba型25M −5を得た。
して5r(CH3C00) 2 ・1/’2)1 z
O2,07g−Ba塩としてBa(C)I 3 C00
) z 167gに変えてそれぞれSr型ZSM −5
、Ba型25M −5を得た。
実施例7
実施例1で記したと同様の方法を用いてZSM−11(
5102/A n z O3= 200)をCaで変性
しCa型25M−11を得た。
5102/A n z O3= 200)をCaで変性
しCa型25M−11を得た。
比較例1
仕込モル比(SiO2/AQ 203 =300)(7
)ZSM 5を水素型に変換した後、常法によりカルシ
ウムイオンでイオン交換を行なった。
)ZSM 5を水素型に変換した後、常法によりカルシ
ウムイオンでイオン交換を行なった。
即ち、試料5gに対しINのCaCΩ2溶液を初回に4
0m Q加え、還流コンデンサーを装着して80℃に調
節したオイルバス中で攪拌を行なった。
0m Q加え、還流コンデンサーを装着して80℃に調
節したオイルバス中で攪拌を行なった。
約3時間ごとにデカンテーションにより交換液を除き、
新しい交換液を30m Q加えた。この操作を20回繰
り返した後、CQ−イオンが認められなくなるまでよく
水洗濾過し、乾燥後500℃で3時間焼成を行なってカ
ルシウム担持型とした。カルシウムの担持量は等電的量
の45%であった。
新しい交換液を30m Q加えた。この操作を20回繰
り返した後、CQ−イオンが認められなくなるまでよく
水洗濾過し、乾燥後500℃で3時間焼成を行なってカ
ルシウム担持型とした。カルシウムの担持量は等電的量
の45%であった。
比較例2
H型ZSM−5(SiOz/AQ 203 =300)
を比較例1に記したと同様にしてストロンチウムイオン
でイオン交換した。
を比較例1に記したと同様にしてストロンチウムイオン
でイオン交換した。
比較例3
■型ZSM 11.(Si02/AQ203 =200
)を比較例1に示したと同様にしてカルシウムイオンで
イオン交換した。
)を比較例1に示したと同様にしてカルシウムイオンで
イオン交換した。
Claims (7)
- (1)メタノール及び/又はジメチルエーテルを。 反応温度250〜750℃、重量時間空間速度0.1〜
20hr”−’、全圧力0.1〜100気圧の条件下、
結晶性ゼオライト触媒と接触させることからなる低級オ
レフィンの製造方法において、前記ゼオライト触媒とし
て、5i02/AQ 203モル比が12以上であるゼ
オライトを、カルシウム、ストロンチウム及びバリウム
の中から選ばれる少なくとも1種のアルカリ土類金属含
有化合物で処理し、ゼオライト中に少なくとも0.25
重量%の前記金属分を析出させた変性ゼオライトを用い
ることを特徴とする低級オレフィンの製造方法。 - (2)前記温度が300〜650℃である特許請求の範
囲第1項記載の方法。 - (3)前記カルシウムの爪が前記変性ゼオライト触媒の
1〜20重量%である特許請求の範囲第1項又は第2項
記載の方法。 - (4)前記ストロンチウムの量が前記変性ゼオライト触
媒の1〜30重量%である特許請求の範囲第1項又は第
2項記載の方法。 - (5)前記バリウムの量が前記変性ゼオライ1へ触媒の
1〜35重量%である特許請求の範囲第1項又は第2項
記載の方法。 - (6)前記ゼオライトが結合剤と混合したものである前
記特許請求の範囲第1項〜第5項のblずれかに記載の
方法。 - (7)前記ゼオライトがZSM−5,ZSM−11,Z
SM−12゜ZSM −23、ZSi、l −35、Z
SM−38,又はZSM −48である前記特許請求の
範囲第1項〜第6項のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58234747A JPS60126233A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 低級オレフインの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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