JPS6128737A - 回転センサ出力の検出方法及び装置 - Google Patents
回転センサ出力の検出方法及び装置Info
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- JPS6128737A JPS6128737A JP15044184A JP15044184A JPS6128737A JP S6128737 A JPS6128737 A JP S6128737A JP 15044184 A JP15044184 A JP 15044184A JP 15044184 A JP15044184 A JP 15044184A JP S6128737 A JPS6128737 A JP S6128737A
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- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/32—Controlling fuel injection of the low pressure type
- F02D41/36—Controlling fuel injection of the low pressure type with means for controlling distribution
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、回転センサ出力の検出方法及び装置に係り、
特に、マイクロコンピュータを用いたエンジン電子制御
システムの異常等を解析するためのエンジン制御シミュ
レータや車載のエンジン制御用コンピュータに°用いる
のに好適な、エンジンのクランク角度と気筒番号又は気
筒グループを検出するための回転センサ出力を検出する
方法及び装置の改良に関する。 r従来の技術】 エンジンとコンピュータ、センサ、アクチュエータが、
1つのフィードバラ911m系を構成しているエンジン
制御システムを解析づるには、その電子制御ユニツ]・
(以下ECUと称する)の数十チャンネルに及ぶ全入出
力信号とマイクロプロセッサの内部情報を同期化させて
計測することが必要である。 前記ECUの入出力信号には種々あるが、その入力信号
の1つに、エンジンのクランク角度と気筒番号又は気筒
グループを検出づるための回転センサの出力信号がある
。この回転センサの出力信号は、従来の車載用ECUに
おいては、例えば第8図に示す如く、回転センサ(図示
省略)出力のクランク角度30°の回転を示す信号N(
第9図(A))からエンジン回転数Neを検出する回転
数(以下Neと称する)検出部10と、該Ne検田部1
oで得られたエンジン回転数Neに関する周波数信号を
電圧信号に変換する周波数−電圧〈以下F/Vと称する
)変換部12と、該F/V変換部12の出力電圧V(f
/v)(第9図(C))をそのまま気筒番号又は気筒グ
ループを示すクランク角360°毎の信号G(第9図(
B))の立上り時の閾値v th−hとし、一方零に近
い一定電圧VOIを信号Gの立下り時の閾値v th−
、cとして、前記G信号を波形成形してG検出信号とす
る気筒番号又は気筒グループ(以下Gと称する)検出部
14とからなる入力処理回路を用いて、それぞれNe検
出信号及びG検出信号に変換してから、マイクロプロセ
ッサに入力するようにしていた。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら従来は、F/V変換部12によってF/V
変換された出力電圧V (f /v )をそのまま閾値
v th−hとしていたので、第9図(C)1及び(D
)に示す如く、F/V変換された出力電圧V (f /
v )の細かな脈動が閾値vthに残ってしまい、精度
の高い波形成形を行うことができない。又、閾11 y
thを最適な特性とすることができず、従って、G検
出信号を誤検出したり、検出精度があまり高くないとい
う問題点を有していた。 又、前記のような回転センサの出力信号を取込んで演算
処理を行っている車載ECUの動作をエンジン制御シミ
ュレータ等で解析するに際しては、当然前記N信号及び
G信号を入力信号の一部として取込む必要があるが、E
CU間に閾値vthの個体差があるため、特にエンジン
制御シミュレータ内で前記G信号からG検出信号を形成
する際にG検出信号の位相がずれてしまい、車載ECI
J内の情報と完全に一致させることができない場合があ
るという問題点を有していた。 なお車@ECU内のNe検出部10及びG検出部14出
側からNe検出信号やG検出信号を直接取込むことも考
えられるが、この場合には車載ECUの内部から信号を
取出す必要があり、ECUを分解する等の作業が必要と
なって、解析作業が複雑化するだけでなく、ECLIを
分解することによって内部の状態が変化してしまう恐れ
もあった。
特に、マイクロコンピュータを用いたエンジン電子制御
システムの異常等を解析するためのエンジン制御シミュ
レータや車載のエンジン制御用コンピュータに°用いる
のに好適な、エンジンのクランク角度と気筒番号又は気
筒グループを検出するための回転センサ出力を検出する
方法及び装置の改良に関する。 r従来の技術】 エンジンとコンピュータ、センサ、アクチュエータが、
1つのフィードバラ911m系を構成しているエンジン
制御システムを解析づるには、その電子制御ユニツ]・
(以下ECUと称する)の数十チャンネルに及ぶ全入出
力信号とマイクロプロセッサの内部情報を同期化させて
計測することが必要である。 前記ECUの入出力信号には種々あるが、その入力信号
の1つに、エンジンのクランク角度と気筒番号又は気筒
グループを検出づるための回転センサの出力信号がある
。この回転センサの出力信号は、従来の車載用ECUに
おいては、例えば第8図に示す如く、回転センサ(図示
省略)出力のクランク角度30°の回転を示す信号N(
第9図(A))からエンジン回転数Neを検出する回転
数(以下Neと称する)検出部10と、該Ne検田部1
oで得られたエンジン回転数Neに関する周波数信号を
電圧信号に変換する周波数−電圧〈以下F/Vと称する
)変換部12と、該F/V変換部12の出力電圧V(f
/v)(第9図(C))をそのまま気筒番号又は気筒グ
ループを示すクランク角360°毎の信号G(第9図(
B))の立上り時の閾値v th−hとし、一方零に近
い一定電圧VOIを信号Gの立下り時の閾値v th−
、cとして、前記G信号を波形成形してG検出信号とす
る気筒番号又は気筒グループ(以下Gと称する)検出部
14とからなる入力処理回路を用いて、それぞれNe検
出信号及びG検出信号に変換してから、マイクロプロセ
ッサに入力するようにしていた。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら従来は、F/V変換部12によってF/V
変換された出力電圧V (f /v )をそのまま閾値
v th−hとしていたので、第9図(C)1及び(D
)に示す如く、F/V変換された出力電圧V (f /
v )の細かな脈動が閾値vthに残ってしまい、精度
の高い波形成形を行うことができない。又、閾11 y
thを最適な特性とすることができず、従って、G検
出信号を誤検出したり、検出精度があまり高くないとい
う問題点を有していた。 又、前記のような回転センサの出力信号を取込んで演算
処理を行っている車載ECUの動作をエンジン制御シミ
ュレータ等で解析するに際しては、当然前記N信号及び
G信号を入力信号の一部として取込む必要があるが、E
CU間に閾値vthの個体差があるため、特にエンジン
制御シミュレータ内で前記G信号からG検出信号を形成
する際にG検出信号の位相がずれてしまい、車載ECI
J内の情報と完全に一致させることができない場合があ
るという問題点を有していた。 なお車@ECU内のNe検出部10及びG検出部14出
側からNe検出信号やG検出信号を直接取込むことも考
えられるが、この場合には車載ECUの内部から信号を
取出す必要があり、ECUを分解する等の作業が必要と
なって、解析作業が複雑化するだけでなく、ECLIを
分解することによって内部の状態が変化してしまう恐れ
もあった。
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、ECUの個体差に拘わらず、ECUを分解するこ
となく、該EctJの内部で形成されているG検出信号
を精度良く得ることができ、従って、精度の高い動作解
析を行うことができる回転センサ出力の検出方法を提供
することを第1の目的とする。 本発明は、又、各ECUに最適なG検出信号を容−に得
ることができる回転センサ出力の検出装置を提供するこ
とを第2の目的とする。 本発明は、エンジンのクランク角度と気筒番号又は検出
グループを検出するための回転センサ出力を検出するに
際して、第1図にその要旨を示す如く、エンジン回転数
を検出する手順と、検出されたエンジン回転数を用いて
、該エンジン回転数の関数として予め記憶きれている、
前記気筒番号又は気筒グループを示す信号の閾値を読み
出す手順と、読み出された閾値を用いて、前記気筒番号
又は気筒グループを示す信号を波形成形する手順と、波
形成形後の信号から、前記気筒番号又は気筒グループの
検出信号を得る手順と、を含むことにより、前記第1の
目的を達成したものである。 本発明は、又、エンジンのクランク角度と気筒番号又は
気筒グループを検出するための回転センサ出力を検出す
葛装置において、第2図にその要旨構成を示す如く、前
記回転センサ出力のクランク角度を示す信号からエンジ
ン回転数を検出する手順と、検出されたエンジン回転数
に応じて、該エンジン回転数の関数として予め設定され
ている、前記気筒番号又は気筒グループを示す信号の閾
値を発生するデジタル処理手段と、発生された閾値をア
ナログ信号に変換するデジタル−アナログ変−換手段と
、アナログ信号に変換された閾値により、前記気筒番号
又は気筒グループを示す信号を波形成形して、検出信号
とする波形成形手段と、を備えることにより、前記第2
の目的を達成したものである。
ので、ECUの個体差に拘わらず、ECUを分解するこ
となく、該EctJの内部で形成されているG検出信号
を精度良く得ることができ、従って、精度の高い動作解
析を行うことができる回転センサ出力の検出方法を提供
することを第1の目的とする。 本発明は、又、各ECUに最適なG検出信号を容−に得
ることができる回転センサ出力の検出装置を提供するこ
とを第2の目的とする。 本発明は、エンジンのクランク角度と気筒番号又は検出
グループを検出するための回転センサ出力を検出するに
際して、第1図にその要旨を示す如く、エンジン回転数
を検出する手順と、検出されたエンジン回転数を用いて
、該エンジン回転数の関数として予め記憶きれている、
前記気筒番号又は気筒グループを示す信号の閾値を読み
出す手順と、読み出された閾値を用いて、前記気筒番号
又は気筒グループを示す信号を波形成形する手順と、波
形成形後の信号から、前記気筒番号又は気筒グループの
検出信号を得る手順と、を含むことにより、前記第1の
目的を達成したものである。 本発明は、又、エンジンのクランク角度と気筒番号又は
気筒グループを検出するための回転センサ出力を検出す
葛装置において、第2図にその要旨構成を示す如く、前
記回転センサ出力のクランク角度を示す信号からエンジ
ン回転数を検出する手順と、検出されたエンジン回転数
に応じて、該エンジン回転数の関数として予め設定され
ている、前記気筒番号又は気筒グループを示す信号の閾
値を発生するデジタル処理手段と、発生された閾値をア
ナログ信号に変換するデジタル−アナログ変−換手段と
、アナログ信号に変換された閾値により、前記気筒番号
又は気筒グループを示す信号を波形成形して、検出信号
とする波形成形手段と、を備えることにより、前記第2
の目的を達成したものである。
本発明は、エンジンのクランク角度と気筒番号又は気筒
グループを検出するための回転センサ出力を検出するに
際して、気筒番号又は気筒グループを示す信号の閾値と
して、エンジン回転数の関数として予め設定されている
閾値を用いるようにしたので、前記エンジン回転数と閾
値の関係を表ね寸関数を簡単に任意の特性に設定するこ
とができる。従って、ECUの個体差に拘わらず、EC
U間の閾値のばらつきを吸収して、ECUの内部で形成
されているG検出信号を精度良く得ることができる。又
、各ECUに最適なG検出信号を容易に得ることができ
、その誤検出や検出精度低下等を防ぐことができる。
グループを検出するための回転センサ出力を検出するに
際して、気筒番号又は気筒グループを示す信号の閾値と
して、エンジン回転数の関数として予め設定されている
閾値を用いるようにしたので、前記エンジン回転数と閾
値の関係を表ね寸関数を簡単に任意の特性に設定するこ
とができる。従って、ECUの個体差に拘わらず、EC
U間の閾値のばらつきを吸収して、ECUの内部で形成
されているG検出信号を精度良く得ることができる。又
、各ECUに最適なG検出信号を容易に得ることができ
、その誤検出や検出精度低下等を防ぐことができる。
以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する
。 本発明の第1実施例は、本発明をエンジン制御1、 シミュレータの回転センサ出力信号の入力処理回路に適
用したものである。 この第1実施例の入力処理回路18は、第3図に示す如
く、回転センサ(図示省略)出力のクランク角度を示(
信号Nを取込んでNe検出信号とするNe検出部20と
、該Ne検出部20から出力されるNe検出信号を用い
て、該エンジン回転数Neの関数として予め記憶されて
いる、前記G信号立上り時の閾値V th−hを読み出
すマイクロコンピュータ22と、該マイクロコンピュー
タ22出力の閾値v th−hに関するデジタル信号を
アナログ信号に変換するデジタル−アナログ(以下D/
Aと称する)コンバータ24と、該D/Aコンバータ2
4によりアナログ信号に変換された閾値vth−h、及
び、別途設定された一定値(V。 β)のG信号立ち下り時の閾値vth−ぶを切換えるア
ナログスイッチ26と、該アナログスイッチ・26を介
して入力される閾値v th−h又はv th−ぶによ
り、前記G信号を波形成形してG検出信号とするG検出
部28とを備えている。 前記マイクロコンピュータ22内においては、第4図の
ような手順により、G信号立上り時の閾値v th−h
が算出される。即ち、まずステップ110で、G信号の
検出時であるか否かを判定する。 判定結果が正である場合には、ステップ112に進み、
前回の計算で求められた閾値v th−hのデータを前
記D/Aコンバータ24に出力する。次いでステップ1
14に進み、前記Ne検出部20から入力されるNe検
出信号の周期を計測して、エンジン回転数Neを求める
。次いでステップ116に進み、エンジン回転数Neの
関数として予め記憶されている閾値v th−hを計算
する。このステップ116における閾値v th−hの
計算は、例えば次式に従って行われる。 Ne 1≦Ne≦Ne2の時 Vth−h =k /Tne(t ) ・・−(1)N
e <Ne 1の時 Vth−、h =k /T + −VOJ2 (一定値
)・・・(2) Ne>Ne2の時 Vth−h =k /T2−Voh(一定値)・・・(
3) ココテ、Tne(t)は、G信号検出直後のNe2サイ
クル時間、k 、T1、T2は定数である。この実施例
におけるエンジン回転数Neと閾値vth−りの関係の
例を第5図に示す。 前出ステップ116終了後、ステップ118に進み、次
回設定に備えて閾値v th−hのデータを更新する。 ステップ118終了後、又は前出ステップ110の判定
結果が否である時は、このルーチンを終了する。 この第1実施例における、G信号、閾値Vtハ及びN信
号の関係の例を第6図に示す。即ち、例えば図中のN信
号の12の時間を計測し、回転数Neを演算し、第5図
に示した関係から閾値■th−hが演算され、第6図(
B)中の閾値v th−h(2)が設定される。又、図
から明らかな如り、。 特にG信号立上り時の閾値v th−hの脈動がなくな
るので、G信号の検出精度が向上される。 前記入力処理回路18によって得られたNe検出信号及
びG検出信号が、車載ECU内のNe検出信号及びG検
出傷号を表わすものとして、前記マイクロコンピュータ
22を介してエンジン制御シミュレータ3oに入力され
、ECUの動作解析が行われる。 このように、本発明をエンジン制御シミュレータ30の
入力処理回路18に適用することによって、対象ECL
I毎にエンジン制御シミュレータ30からマイクロコン
ピュータ22に与える閾IIVth−hのエンジン回転
数Ne依存性を任意に変化させることで、ECUIII
の閾値vthのばらつきに拘わらず、ECU内で検出さ
れているNe検出信号及びG検出信号を精度良く得るこ
とができる。 又、対象ECUを分解する必要もない。 次に、本発明の第2実施例を詳細に説明する。 この第2実施例は、本発明を車載ECU40自体に適用
したものであり、第7図に示す如く、前記第1実施例と
同様のNe検出部20と、マイクロコンピュータ22と
、D/Aコンバータ24と、アナログスイッチ26と、
G検出部28とから構成されている。 前記マイクロコンピュータ22は、本発明により閾値v
th−hを発生するだけでなく、エンジン制御に必要
な他の演算処理も行うようにされている。 他の点及び作用については、前記第1実施例と同様であ
るので説明は省略する。 本実施例においては、前出第6図(B)から明らかな如
く、G信号立上り時の閾値v th−hの脈動がなくな
る。又、ECUが搭載される車両の特性に合わせて、閾
値v th−hの回転数Ne依存性を最適な関係に設定
することができる。従って、精度の高いG検出信号に基
づいて、良好なエンジン制御を行うことができる。 前記実施例においては、いずれも、エンジン回転数Ne
も回転センサ出力のN信号から求めるようにしているの
で、特に検出精度が高い。なお、。 エンジン回転数Neを求める方法は、これに限定されな
い。
。 本発明の第1実施例は、本発明をエンジン制御1、 シミュレータの回転センサ出力信号の入力処理回路に適
用したものである。 この第1実施例の入力処理回路18は、第3図に示す如
く、回転センサ(図示省略)出力のクランク角度を示(
信号Nを取込んでNe検出信号とするNe検出部20と
、該Ne検出部20から出力されるNe検出信号を用い
て、該エンジン回転数Neの関数として予め記憶されて
いる、前記G信号立上り時の閾値V th−hを読み出
すマイクロコンピュータ22と、該マイクロコンピュー
タ22出力の閾値v th−hに関するデジタル信号を
アナログ信号に変換するデジタル−アナログ(以下D/
Aと称する)コンバータ24と、該D/Aコンバータ2
4によりアナログ信号に変換された閾値vth−h、及
び、別途設定された一定値(V。 β)のG信号立ち下り時の閾値vth−ぶを切換えるア
ナログスイッチ26と、該アナログスイッチ・26を介
して入力される閾値v th−h又はv th−ぶによ
り、前記G信号を波形成形してG検出信号とするG検出
部28とを備えている。 前記マイクロコンピュータ22内においては、第4図の
ような手順により、G信号立上り時の閾値v th−h
が算出される。即ち、まずステップ110で、G信号の
検出時であるか否かを判定する。 判定結果が正である場合には、ステップ112に進み、
前回の計算で求められた閾値v th−hのデータを前
記D/Aコンバータ24に出力する。次いでステップ1
14に進み、前記Ne検出部20から入力されるNe検
出信号の周期を計測して、エンジン回転数Neを求める
。次いでステップ116に進み、エンジン回転数Neの
関数として予め記憶されている閾値v th−hを計算
する。このステップ116における閾値v th−hの
計算は、例えば次式に従って行われる。 Ne 1≦Ne≦Ne2の時 Vth−h =k /Tne(t ) ・・−(1)N
e <Ne 1の時 Vth−、h =k /T + −VOJ2 (一定値
)・・・(2) Ne>Ne2の時 Vth−h =k /T2−Voh(一定値)・・・(
3) ココテ、Tne(t)は、G信号検出直後のNe2サイ
クル時間、k 、T1、T2は定数である。この実施例
におけるエンジン回転数Neと閾値vth−りの関係の
例を第5図に示す。 前出ステップ116終了後、ステップ118に進み、次
回設定に備えて閾値v th−hのデータを更新する。 ステップ118終了後、又は前出ステップ110の判定
結果が否である時は、このルーチンを終了する。 この第1実施例における、G信号、閾値Vtハ及びN信
号の関係の例を第6図に示す。即ち、例えば図中のN信
号の12の時間を計測し、回転数Neを演算し、第5図
に示した関係から閾値■th−hが演算され、第6図(
B)中の閾値v th−h(2)が設定される。又、図
から明らかな如り、。 特にG信号立上り時の閾値v th−hの脈動がなくな
るので、G信号の検出精度が向上される。 前記入力処理回路18によって得られたNe検出信号及
びG検出信号が、車載ECU内のNe検出信号及びG検
出傷号を表わすものとして、前記マイクロコンピュータ
22を介してエンジン制御シミュレータ3oに入力され
、ECUの動作解析が行われる。 このように、本発明をエンジン制御シミュレータ30の
入力処理回路18に適用することによって、対象ECL
I毎にエンジン制御シミュレータ30からマイクロコン
ピュータ22に与える閾IIVth−hのエンジン回転
数Ne依存性を任意に変化させることで、ECUIII
の閾値vthのばらつきに拘わらず、ECU内で検出さ
れているNe検出信号及びG検出信号を精度良く得るこ
とができる。 又、対象ECUを分解する必要もない。 次に、本発明の第2実施例を詳細に説明する。 この第2実施例は、本発明を車載ECU40自体に適用
したものであり、第7図に示す如く、前記第1実施例と
同様のNe検出部20と、マイクロコンピュータ22と
、D/Aコンバータ24と、アナログスイッチ26と、
G検出部28とから構成されている。 前記マイクロコンピュータ22は、本発明により閾値v
th−hを発生するだけでなく、エンジン制御に必要
な他の演算処理も行うようにされている。 他の点及び作用については、前記第1実施例と同様であ
るので説明は省略する。 本実施例においては、前出第6図(B)から明らかな如
く、G信号立上り時の閾値v th−hの脈動がなくな
る。又、ECUが搭載される車両の特性に合わせて、閾
値v th−hの回転数Ne依存性を最適な関係に設定
することができる。従って、精度の高いG検出信号に基
づいて、良好なエンジン制御を行うことができる。 前記実施例においては、いずれも、エンジン回転数Ne
も回転センサ出力のN信号から求めるようにしているの
で、特に検出精度が高い。なお、。 エンジン回転数Neを求める方法は、これに限定されな
い。
以上説明した通り、本発明によれば、ECIJ間のばら
つきを吸収して、調査対象ECU内の情報と一致した精
度の−いG検出信号を得ることができる。又、ECUが
搭載された車両に最適な閾値を設定することができ、精
度の高いG検出信号に基づいて、良好なエンジン制御を
行うことができる等の優れた効果を有する。
つきを吸収して、調査対象ECU内の情報と一致した精
度の−いG検出信号を得ることができる。又、ECUが
搭載された車両に最適な閾値を設定することができ、精
度の高いG検出信号に基づいて、良好なエンジン制御を
行うことができる等の優れた効果を有する。
第1図は、本発明に係る回転センサ出力の検出方法の要
旨を示す流れ図、第2図は、同じく回転センサ出力の検
出装置の要旨構成を示すブロック線図、第3図は、本発
明が採用された、エンジン!1iIIIIIシミュレー
タの入力処理回路の第1実施例の構成を示すブロック線
図、第4図は、前記入力処理回路のマイクロコンピュー
タで用いられている、閾値を算出するための処理手順を
示す流れ図、第5図は、同じくエンジン回転数と閾値の
関係を示す線図、第6図は、前記第1実施例における、
G信号、閾値及びN信号の関係の例を示す縮図、第7図
は、本発明が採用された車載電子制御ユニットの第2実
施例の構成を示すブロック線図、第8図は、従来の車載
電子制御−ユニットで採用されている回転センサ出力信
号の入力処理回路の構成を示す回路図、第9図は、前記
従来例におけるN信号、G信号、F / V変換電圧及
びeH@の関係の例を示す縮図である。 18・・・入力処理回路、 20・・・回転数(Ne )検出部、 Ne・・・エンジン回転数、 22・・・マイクロコンピュータ、 24・・・デジタル−アナログ(D/A)コンバータ、
26・・・アナログスイッチ、 28・・・G検出部、 v th−h・・・閾値。
旨を示す流れ図、第2図は、同じく回転センサ出力の検
出装置の要旨構成を示すブロック線図、第3図は、本発
明が採用された、エンジン!1iIIIIIシミュレー
タの入力処理回路の第1実施例の構成を示すブロック線
図、第4図は、前記入力処理回路のマイクロコンピュー
タで用いられている、閾値を算出するための処理手順を
示す流れ図、第5図は、同じくエンジン回転数と閾値の
関係を示す線図、第6図は、前記第1実施例における、
G信号、閾値及びN信号の関係の例を示す縮図、第7図
は、本発明が採用された車載電子制御ユニットの第2実
施例の構成を示すブロック線図、第8図は、従来の車載
電子制御−ユニットで採用されている回転センサ出力信
号の入力処理回路の構成を示す回路図、第9図は、前記
従来例におけるN信号、G信号、F / V変換電圧及
びeH@の関係の例を示す縮図である。 18・・・入力処理回路、 20・・・回転数(Ne )検出部、 Ne・・・エンジン回転数、 22・・・マイクロコンピュータ、 24・・・デジタル−アナログ(D/A)コンバータ、
26・・・アナログスイッチ、 28・・・G検出部、 v th−h・・・閾値。
Claims (2)
- (1)エンジンのクランク角度と気筒番号又は気筒グル
ープを検出するための回転センサ出力を検出するに際し
て、 エンジン回転数を検出する手順と、 検出されたエンジン回転数を用いて、該エンジン回転数
の関数として予め記憶されている、前記気筒番号又は気
筒グループを示す信号の閾値を読み出す手順と、 読み出された閾値を用いて、前記気筒番号又は気筒グル
ープを示す信号を波形成形する手順と、波形成形後の信
号から、前記気筒番号又は気筒グループの検出信号を得
る手順と、 を含むことを特徴とする回転センサ出力の検出方法。 - (2)エンジンのクランク角度と気筒番号又は気筒グル
ープを検出するための回転センサ出力を検出する装置に
おいて、 前記回転センサ出力のクランク角度を示す信号からエン
ジン回転数を検出する手順と、 検出されたエンジン回転数に応じて、該エンジン回転数
の関数として予め設定されている、前記気筒番号又は気
筒グループを示す信号の閾値を発生するデジタル処理手
段と、 発生された閾値をアナログ信号に変換するデジタル−ア
ナログ変換手段と、 アナログ信号に変換された閾値により、前記気筒番号又
は気筒グループを示す信号を波形成形して、検出信号と
する波形成形手段と、 を備えたことを特徴とする回転センサ出力の検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15044184A JPS6128737A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 回転センサ出力の検出方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15044184A JPS6128737A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 回転センサ出力の検出方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6128737A true JPS6128737A (ja) | 1986-02-08 |
Family
ID=15496996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15044184A Pending JPS6128737A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 回転センサ出力の検出方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6128737A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190390715A1 (en) * | 2016-12-14 | 2019-12-26 | Ntn Corporation | Rolling bearing with rotation sensor |
-
1984
- 1984-07-19 JP JP15044184A patent/JPS6128737A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190390715A1 (en) * | 2016-12-14 | 2019-12-26 | Ntn Corporation | Rolling bearing with rotation sensor |
US10883543B2 (en) * | 2016-12-14 | 2021-01-05 | Ntn Corporation | Rolling bearing with rotation sensor |
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