JPH0714901Y2 - エンジン回転信号処理装置 - Google Patents

エンジン回転信号処理装置

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JPH0714901Y2
JPH0714901Y2 JP1988101141U JP10114188U JPH0714901Y2 JP H0714901 Y2 JPH0714901 Y2 JP H0714901Y2 JP 1988101141 U JP1988101141 U JP 1988101141U JP 10114188 U JP10114188 U JP 10114188U JP H0714901 Y2 JPH0714901 Y2 JP H0714901Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電子制御変速機の制御装置におけるエンジ
ン回転信号処理装置に関するものである。
(従来の技術) かかるエンジン回転信号処理装置としては、第3図に示
すように、エンジン本体21の点火パルス検出器22からの
点火パルス信号またはこれに相当する信号を波形整形処
理する波形整形回路23と、波形整形後の入力パルス信号
の数を計数するパルスカウンタ24と、基準クロックを用
いて所定時間を計測する時間カウンタ25と、所定時間の
間のパルス信号数を計数した結果を保持する出力バッフ
ァ26とから構成される。この時間カウンタ25による計測
とは、実際には、例えばエンジンが4サイクルエンジン
の場合に、エンジン2回転分の時間を計数することとな
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のエンジン回転信号処理
装置にあっては、エンジン2回転に1回しかデータを形
成しないため、エンジン回転が高くない場合には、デー
タ更新の速度が遅くなり、変速途中のエンジン回転を十
分な分解能で検知できない。また、逆に1つの入力パル
ス信号毎にエンジン回転を計測すると気筒間の爆発力の
変動によって、エンジン回転データの変動幅が大きく不
安定となり、安定したエンジン回転の検出を行えないと
いう問題点があった。
この考案の目的は、かかる問題点を解消すべく、エンジ
ン回転を十分な分解能で検知するとともにエンジンの回
転変動の影響を受けずに、安定したエンジン回転検出が
行えるエンジン回転信号処理装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) この考案は、エンジンの点火パルスに基づくパルス信号
を波形整形処理して入力パルス信号とする入力回路と、 前記入力パルス信号の数を計数する第1のカウンタと、 基準クロックを用いて所定時間を計測する第2のカウン
タと、 前記第2のカウンタにて行った時間計測結果を保持して
おく第1のバッフアと、を具え、 前記第1および第2のカウンタによって、エンジンの気
筒数と同じ数の前記入力パルス信号を計数する間の時間
を計測し、この計測値に基づきエンジン回転データを出
力するエンジン回転信号処理装置において、 前記第1および第2のカウンタによって計測された新た
な計算値と前記第1のバッファによって保持された前回
の計測値との差をとり、それを前記気筒数と同じ数で割
って補間値を求める補間演算器と、 該補間演算器で得られた補間値を順次保持する第2のバ
ッファと、 前記入力パルス信号に基づき、現在の出力値に前記第2
のバッファの補間値を加算若しくは減算して予測値を求
める予測演算器と、 前記新たな計測値を一回前記出力値とし、次いで前記予
測値を前記気筒数と同じ回数前記出力値とする、という
ことを繰り返しつつ、前記入力パルス信号に基づき、前
記エンジン回転データとして前記出力値を出力する選択
出力手段と、を設けたことを特徴とするものである。
(作用) この考案では、新たな計測値と前回の計測値との差から
補間演算器によりパルス間隔の平均値として補間値を求
め、予測演算器にてパルス信号に基づき前回の出力値に
補間値を加減算して予測値を求め、選択出力手段にてパ
ルス信号に基づき新たな計測値に次いで予測値を気筒数
に等しい回数出力値として出力するので、計測期間の間
にエンジン回転が変動したとしても、両計測値から平均
的なエンジン回転を求めることができ、然もエンジン回
転を実質的に1つの入力パルス信号毎に予測的に漸増若
しくは漸減するので、エンジン回転を安定にかつ十分な
分解能で検出することができる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図はこの考案のエンジン回転信号処理装置を説明す
るためのブロック線図である。1はエンジン本体を示
し、このエンジン本体1内に点火パルス検出器1が設け
られており、この検出器2から点火パルス信号IPが出力
される。検出器2は入力回路としての波形整形回路3に
接続され、この回路3で点火パルス信号IPがロジック信
号として処理され得るように波形整形が行われ、入力パ
ルス信号IP′が形成される。波形整形回路3はパルスカ
ウンタ4に接続され、そこで入力パルス信号IP′にて入
力された点火パルスの数が計数される。パルスカウンタ
4は、クロック信号が入力されて基準時間を計測する時
間カウンタ5に接続されるとともにカウント時間を保持
する保持バッファ6にも接続される。時間カウンタ5お
よび保持バッファ6は補間演算器7に接続され、そこで
今回計測したカウント時間Aと、保持バッファ6に保持
されていた前回計測したカウント時間Bとから補間値Δ
が求められる。第1図にはエンジンが6気筒である場合
が示されており、補間値Δは、Δ=(A−B)/6という
演算で、パルス間隔の平均値として求められる。
補間演算器7は補間バッファ8に接続され、補間バッフ
ァ8では補間演算器7にて演算された補間値Δが保持さ
れる。補間バッファ8は予測演算器9に接続され、この
予測演算器9では出力バッファ10から出力されたエンジ
ン回転の信号OPの値にし、カウント時間AおよびBの大
小に応じて補間値Δが加減算されて、予測値が求められ
る(即ち補間値Δは正または負の符号を有している)。
予測演算器9は選択回路11に接続され、ここ回路11にお
いては、時間カウンタ5から供給された測定値Aと補間
値が加算された予測値0P+Δとの選択が行われる。この
選択とは、制御信号C2の入力時には予測値を出力し、制
御信号C1の入力時には新たなカウント時間Aが時間カウ
ンタ5から取り込まれ、そのAの値を出力するものであ
る。選択回路11は出力バッファ10に接続され、出力バッ
ファ10は選択回路11から出力された予測値を保持し、選
択回路11から予測値が入力される度に、エンジン回転出
力信号0Pを出力するとともに予測演算器9にもこのエン
ジン回転出力信号0Pをフィードバックする。すなわち、
出力バッファ10および選択回路11は選択出力手段に相当
する。
ところで、パルスカウンタ4は制御信号C1〜C3を出力
し、制御信号C1は選択回路11に供給され、制御信号C2は
加算器9および選択回路11に夫々供給され、制御信号C3
は補間演算器7および補間バッファ8に夫々供給され
る。これら制御信号の制御タイミングのもとで各回路は
動作する。
次に第2図のタイミングチャート図に基づいてこの装置
の動作を説明する。この図において、波形整形後の入力
パルスIP′をパルスカウンタ4は0〜7まで計数する。
この場合に、パルス1〜6は4サイクル(6気筒)エン
ジンの2回転に相当するパルス数を示し、パルス数0お
よび7は補間演算器、選択回路その他の回路の演算期間
のためのパルス時間を示す。パルスカウンタ4は、2番
目のパルス(パルス数1に相当する)を計数するのと同
期して、カウトン開始信号KSを時間カウンタ5に出力
し、またパルスカウンタ4は、8番目のパルス(カウン
ト数7に相当する)が入力されるのと同期して、カウン
ト終了信号Kfを時間カウンタ5に出力する。時間カウン
タ5ではこれら信号KS、Kfの間のクロック時間を計数す
る。したがって、パルスカウンタ4の計数値は、まず初
期値0から開始し、入力パルスがある度に更新され、エ
ンジンの気筒数+1になった状態で、終了する。パルス
カウンタ4の計数値が1となった時に時間カウンタ5は
計測を開始し、エンジンの気筒数+1となる際に計測を
終了する。これにより時間カウンタ5によって、エンジ
ンが2回転する時間が計測される。
計測されたクロック時間Aは、カウント終了信号Kfの立
ち下がり時に、パルスカウンタ4から保持バッファ6に
出力されるロード信号KLに同期して、保持バッファ6に
読み込まれ保持される。また、計測されたクロック時間
Aは、カウント終了信号Kfと同期する制御信号C3によっ
て、補間演算器7に入力され、そこで保持バッファ6で
保持される前回に計測されたクロック時間Bとの差(A
−B)がとられ、この差を気筒数分の1し、この補間値
Δ(=(A−B)/6)が同じく制御信号C3の制御タイミ
ングのもとで補間バッファ8に保持される。したがっ
て、次回の計測が始まると、パルスカウンタの計数値が
1から気筒数までの間、制御信号C2により予測演算器9
が制御されて、そこで補間値Δ(正または負の符号を有
する)が出力バッファ10からの出力値0Pに逐次加算され
る。これがためエンジンが2回転する間のエンジン回転
は、入力パルスと同期して補間値分づつ平均的に増減さ
れる。
さらに、選択回路11では、パルスカウンタ4から出力さ
れる制御信号C2の制御タイミングのもとで、予測演算器
9で求めた予測値0P+Δを読み込み、この予測値を出力
バッファ10に出力し、また制御信号C1の制御タイミング
のもとでデータを更新し、新しいクロック計測値Aを選
択し、それを出力バッファ10に出力する。この選択回路
11から補間が行われた計測値が出力バッファ10に供給さ
れ、出力バッファ10から補間されたエンジン回転信号0P
が出力される。
以上の実施例において、エンジン形式が6気筒の場合に
ついて説明したが、その他の気筒数についても同様であ
り、補間演算器における除算の数を気筒数に応じて変化
させれば良い。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなようにこの考案の装置によれ
ば、エンジンの回転変動の影響を受ける事なくエンジン
回転を計測することができ、また、実質的に入力パルス
信号毎にデータを更新するので応答性をも高くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置を説明するブロック線図、 第2図は本考案の装置の動作を示すタイミングチャート
図、 第3図は従来の装置の構成を示すブロック線図である。 1……エンジン本体、2……点火パルス検出器 3……波形整形回路、4……パルスカウンタ 5……時間カウンタ、6……保持バッファ 7……補間演算器、8……補間バッファ 9……予測演算器、10……出力バッファ 11……選択回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの点火パルスに基づくパルス信号
    を波形整形処理して入力パルス信号とする入力回路
    (3)と、 前記入力パルス信号の数を計数する第1のカウンタ
    (4)と、 基準クロックを用いて所定時間を計測する第2のカウン
    タ(5)と、 前記第2のカウンタにて行った時間計測結果を保持して
    おく第1のバッファ(6)と、を具え、 前記第1および第2のカウンタによって、エンジンの気
    筒数と同じ数の前記入力パルス信号を計数する間の時間
    を計測し、この計測値に基づきエンジン回転データを出
    力するエンジン回転信号処理装置において、 前記第1および第2のカウンタによって計測された新た
    な計測値(A)と前記第1のバッファによって保持され
    た前回の計測値(B)との差をとり、それを前記気筒数
    と同じ数で割って補間値(Δ)を求める補間演算器
    (7)と、 該補間演算器で得られた補間値(Δ)を順次保持する第
    2のバッファ(8)と、 前記入力パルス信号に基づき、現在の出力値(Op)に前記
    第2のバッファの補間値を加算若しくは減算して予測値
    (Op+Δ)を求める予測演算器(9)と、 前記新たな計測値(A)を一回前記出力値(Op)とし、次
    いで前記予測値(Op+Δ)を前記気筒数と同じ回数前記
    出力値(Op)とする、ということを繰り返しつつ、前記入
    力パルス信号に基づき、前記エンジン回転データとして
    前記出力値(Op)を出力する選択出力手段(10,11)と、 を設けたことを特徴とする、エンジン回転信号処理装
    置。
JP1988101141U 1988-08-01 1988-08-01 エンジン回転信号処理装置 Expired - Lifetime JPH0714901Y2 (ja)

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JPH0224383U JPH0224383U (ja) 1990-02-19
JPH0714901Y2 true JPH0714901Y2 (ja) 1995-04-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54143679A (en) * 1978-04-28 1979-11-09 Toyota Motor Co Ltd Method of detecting rotational frequency of rotary machine
JPS57203958A (en) * 1981-06-09 1982-12-14 Fanuc Ltd Detecting method for velocity of induction motor

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JPH0224383U (ja) 1990-02-19

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