JPH0652179B2 - 内挿回路 - Google Patents

内挿回路

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JPH0652179B2
JPH0652179B2 JP61204427A JP20442786A JPH0652179B2 JP H0652179 B2 JPH0652179 B2 JP H0652179B2 JP 61204427 A JP61204427 A JP 61204427A JP 20442786 A JP20442786 A JP 20442786A JP H0652179 B2 JPH0652179 B2 JP H0652179B2
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signal
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Inventor
康彦 松山
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ソニ−マグネスケ−ル株式会社
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は位相変調方式の変位量検出用内挿回路の改良に
関する。
[発明の概要] 演算回路(CPU)に対しディジタルスケールの1波長
λ内を1/aに分割する主内挿用クロック信号(Eクロ
ック信号)で同期して位相変調信号に応答する信号(S
信号)の文周信号をタイマ割込みさせて、高速で主内挿
移動データを求めると共にこの主内挿移動データ以下の
1/a内をさらに分割する差分内挿移動データを簡単な
ロジック回路により基準クロック信号、Eクロック信号
及びS信号から求めて、両データ信号を加減算して全体
の移動量を検出するように構成した内挿回路である。
[従来の技術] 位相変調方式の変位量検出装置に用いられている従来の
内挿回路としては、特公昭49−8917号または特開
昭59−52711号等に開示されたものがある。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに従来の内挿回路は回路構成が複雑であるため、
ディスクリートな回路素子で構成する場合、部品点数が
多くなるのは避け難く、高密度化を図るにはLSI化の
必要があるので、コストアップとなる問題があり、また
高分解能の条件で高速化するにも問題があった。
従って本発明の目的は簡単な回路構成で部品点数が少な
くてすむ高速高分解の内挿回路を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述した目的を達成するため、少なくともタイ
マ割込み入力端子を有し、所定の基準クロック信号で動
作し、該基準クロック信号を周波数逓減した主内挿用ク
ロック信号をカウントする機能を有する演算回路と、前
記位相変調信号に応答する波形整形されたS信号を上記
タイマ割込み入力端子に主内挿用クロック信号で同期し
て取り込む主内挿手段と、前記基準クロック信号及び主
内挿用クロック信号で同期した上記S信号と上記基準ク
ロック信号とから主内挿移動データ以下の差分内挿移動
データを求めて前記演算回路の入力に与える差分内挿手
段と、を備え、前記演算回路が上記主内挿手段による割
込みに応じて前記主内挿クロック信号のカウント数から
主内挿移動データを求めると共に該データと上記差分内
挿移動データとから全体の移動量を算出するように構成
したことを特徴とする。
[作用] 演算回路(CPU)に対する主内挿用クロック信号で同
期化したS信号のタイマ割込みにより高速で主内挿移動
データが求められ、この主内挿移動データ以下の差分内
挿データはS信号と基準クロック信号から簡単なロジッ
ク回路により求められ、両データの加減算によって高速
高分解能で全体の移動量が検出される。
[実施例] 以下図面に示す実施例を参照して本発明を説明すると、
第1図において、1はマイクロコンピュータ等から演算
回路(CPU)で、タイマ割込み入力端子1a及び主内
挿用クロック信号出力端子1bを有する。2及び3は第
1及び第2のD型フリップフロプ回路、4はナンド回
路、5及び6は第1及び第2のカウンタ、7は基準クロ
ック信号源、8はインバータ回路である。
第2のカウンタ6のカウント出力端子Qnは第1のD型
フリップフロップ回路2のD入力端子に接続され、その
Q出力端子は第2のD型フリップフロップ回路3のD入
力端子に接続され、その出力端子は演算回路1のタイ
マ割込み入力端子1aに接続されており、その出力端子
1bは第2のフリップフロップ回路3のクロック端子C
Kに接続されている。
基準クロック信号源7の出力はインバータ回路8及び第
1のD型フリップフロップ回路のクロック入力端子CK
に接続され、ナンド回路4の入力には第1及び第2のD
型フリップフロップ回路2,3の及びQ出力端子並び
にインバータ回路8の出力が接続されている。第1のカ
ウンタ5の入力端子Iにはナンド回路4の出力が接続さ
れ、その出力は演算回路1の入力に接続されており、ま
たクリア端子CLには第2のカウンタ6のカウント出力
端子Qnが接続されている。
位相変調信号に応答しこれを波形整形して成る第2図に
示すS信号は第1のカウンタ5により1/nに分周さ
れ、その分周信号SQnは第1のD型フリップフロップ
回路2を介して第2のD型フリップフロップ回路3に与
えられ、その出力端子からは主内挿用クロック信号E
(Eクロック信号)に同期した3信号が演算回路1の
タイマ割込み入力端子1aに与えられる。
主内挿用クロック信号Eは基準クロック信号CLRを周
波数逓減してなるもので、演算回路1の内部では主内挿
用クロック信号Eがカウントアップ(又はカウントダウ
ン)されていて、そのカウントカウント数ECNTは今回
までのカウントENと前回までのカウントEN-1の差とな
る。
CNT=EN−EN-1(カウントダウンの場合ECNT=E
N-1−EN) S信号の1サイクルに対応する距離をλとし、移動量が
ない場合のS信号の1サイクルに対して、クロック信号
Eがaカウントされるとすると、 λ=aE , nλ=nS=naE となる。
従って、主内挿用クロック信号Eによって演算回路1の
タイマ割込みによりカウントされる主内挿の移動距離デ
ータLSは LS=ECNT−naE となる。
次に上記主内挿移動距離データ以内の差分内挿移動距離
データを求めるため主内挿移動距離データと、移動開始
点の距離データの差をlr及び移動終了点の距離データ
の差をlとする。そこで第1のD型フリップフロップ回
路2の出力端子より基準クロック信号CLRに同期し
て出力された信号Sと、第2のD型フリップフロップ
回路3のQ出力端子より主内挿用クロック信号Eに同期
して出力された信号SQと、基準クロック信号源7から
インバータ回路8を介して出力された反転クロック信号
▲▼Rをナンド回路4に与え、その出力SNを第2
のカウンタ6でカウントし、そのカウント出力を差分内
挿移動距離データl,lrとして演算回路1に与える。
第3図から明らかな如く、移動開始点及び移動終了点で
の差分内挿移動距離データlr,lであるから移動開始
点の位置は(λ/a−lr)、移動点の位置は(λ/a−
l)となる。主内挿移動距離データLSとこの差分内挿移
動距離データの両者より全体の移動距離Lは L=LS=(λ/a−lr)+(λ/a−l) =LS+(lr−l) となる。
かくして演算回路1にて移動距離Lは前記主内挿移動距
離データLSと差分内挿移動距離データlr,lを加算
及び減算することにより検出できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、S信号を主内挿用
クロック信号に同期して演算回路にタイマ割込みさせて
カウントすることにより主内挿移動距離データを求めて
いるので、高速となるばかりでなく、この主内挿移動距
離データ以下は差分内挿移動距離データとして基準クロ
ツク信号に基づいて求めているので高分解能でもあり、
しかもそのためのロジック回路は簡単なもので充分であ
る等実用上の効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
その動作説明用タイミングチャート、第3図は本発明の
移動距離検出方法を示す説明図である。 1……演算回路、 2,3……D型フリップフロップ回路、 4……ナンド回路、 5,6……カウンタ、 7……基準クロック信号源、 1a……タイマ割込み入力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体間の相対移動量に応じて位相の変化す
    る位相変調信号を内挿処理して上記移動量を検出するた
    めの内挿回路において、少なくともタイマ割込み入力端
    子を有し、所定の基準クロック信号で動作し、該基準ク
    ロック信号を周波数逓減した主内挿用クロック信号をカ
    ウントする機能を有する演算回路と、 前記位相変調信号に応答する波形整形されたS信号を上
    記タイマ割込み入力端子に主内挿用クロック信号で同期
    して取り込む主内挿手段と、前記基準クロック信号及び
    主内挿用クロック信号で同期した上記S信号と上記基準
    クロック信号とから主内挿移動データ以下の差分内挿移
    動データを求めて前記演算回路の入力に与える差分内挿
    手段と、を備え、 前記演算回路が上記主内挿手段による割込みに応じて前
    記主内挿クロック信号のカウント数から主内挿移動デー
    タを求めると共に該データと上記差分内挿移動データと
    から全体の移動量を算出するように構成したことを特徴
    とする内挿回路。
JP61204427A 1986-08-29 1986-08-29 内挿回路 Expired - Fee Related JPH0652179B2 (ja)

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JPS6358209A JPS6358209A (ja) 1988-03-14
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JPH064893B2 (ja) * 1989-07-26 1994-01-19 住友金属工業株式会社 線材、棒鋼の冷却方法
US5486407A (en) * 1993-06-08 1996-01-23 General Electric Co. High rubber backing multi-layer ABS system which exhibits improved chemical resistance to HCFC blowing agents

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JPS58137709A (ja) * 1982-02-10 1983-08-16 Tokyo Seimitsu Co Ltd スケ−ル読取方法
JPS618671A (ja) * 1984-06-22 1986-01-16 Sony Corp エツジ間隔計測装置

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