JPS623740Y2 - - Google Patents

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JPS623740Y2
JPS623740Y2 JP3144078U JP3144078U JPS623740Y2 JP S623740 Y2 JPS623740 Y2 JP S623740Y2 JP 3144078 U JP3144078 U JP 3144078U JP 3144078 U JP3144078 U JP 3144078U JP S623740 Y2 JPS623740 Y2 JP S623740Y2
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circuit
signal
pulse
exclusive
signals
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JP3144078U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はパルスエンコーダ等から発生される
2相のデジタル位置検出信号から正又は逆方向を
示すパルス信号を発生するデジタル位置検出器の
方向判別回路に関する。
パルスエンコーダ等は第1図a,bに示すよう
に互に位相の90度ずれた2相パルスA,Bを発生
し、この2相パルスA,Bの位相関係から被測定
対象物の正又は逆方向の運動が検出できるように
なつている。例えば、第1図に示すようにパルス
A(第1図a)がパルスB(第1図b)より位相
が遅れていれば正方向の運動として検出し、反対
にパルスAがパルスBより進んでいれば逆方向の
運動として検出するのである。
ところでこの2相パルスA,Bをそのまま位置
信号として利用するとパルスA又はBの周期が最
高分解能となり、十分な精度が得られない場合が
ある。しかし分解能の高いパルスエンコーダが非
常に高価であり、またパルスエンコーダ自体の分
解能にも技術的面からの限界がある。
そこで従来各パルスA,Bを微分し、第1図c
に示すようなパルス信号を得て分解能を4倍まで
上げた第2図に示すような回路が提案されてい
る。この回路はパルスA、パルスAをインバータ
1で反転した信号パルスB及びパルスBをイン
バータ2で反転した信号を夫々微分回路3,
4,5,6で微分し、アンド回路7,8,9,1
0及びオア回路15から A〓+AB+B〓A=B=P ただし信号A〓、A、B〓、Bは信号A、、B、
を夫々微分した信号を示す。
の論理演算をし、正方向の運動を示すパルスPを
求め、アンド回路11,12,13,14、オア
回路16から A〓B+B〓B〓A=Q の論理演算をし、逆方向の運動を示すパルスQを
求めるようにしたものである。
かかる第2図の回路は4個の微分回路を必要と
するので、回路が複雑となり、また各微分回路か
ら発生するパルスにバラツキが生じるという欠点
があり、更に各微分回路は抵抗、コンデンサ、コ
イル等の受動素子を用いて構成されているため集
積化が困難である等の種々の欠点があつた。
この考案は上記欠点を除去するためになされた
もので、2相のデジタル位置検出信号の排他的論
理和をとり、これを両エツジ微分回路で微分して
各デジタル位置検出信号の1/4周期のパルス信号
を得、このパルス信号を2相のデジタル位置検出
信号の位相関係から正又は逆方向を示すパルスに
振り分けるようにして1個の微分回路から構成で
きるようにしたデジタル位置検出器の方向判別回
路を提供するものである。
以下、この考案を添付図面を参照して詳細に説
明する。
第3図はこの考案のデジタル位置検出器の方向
判別回路の一実施例を示したものである。端子T
A,TBには第5図a,bに示すような2相パルス
からなるデジタル位置検出信号A,Bが夫々加え
られる。このデジタル位置検出信号A,Bは排他
的論理和回路20によつて排他的論理和条件がと
られ、第5図cに示すように信号A,Bの周期の
1/4周期の信号として両エツジ微分回路21に加
えられる。両エツジ微分回路21は信号の立上り
部及び立下り部で微分パルスを発生し、第5図d
に示すような信号Dを出力する。この両エツジ微
分回路21は例えば排他的論理和回路を用いて簡
単に構成することができる。第4図は排他的論理
和回路40を用いた両エツジ微分回路の一例を示
したものである。なお、排他的論理和回路40と
してCMOS等の対称回路を使用すれば両エツジで
パルス幅の等しい微分パルスを発生することがで
きる。またRCによる遅延回路41の代りにデイ
レイライン等の遅延回路を用いてもよい。
両エツジ微分回路21の出力信号Dと前述した
排他的論理和回路20の出力信号Cとはアンド回
路22に加えられて両信号のアンド条件がとら
れ、また信号Dと信号Cをインバータ23で反転
した信号はアンド回路24に加えられたアンド
条件がとられ第5図e,fに示すような信号E,
Fが形成される。この信号Eは測定対象物(図示
せず)が正方向に運動していれば信号Aの両エツ
ジ微分信号となり、逆方向に運動していれば信号
Bの両エツジ微分信号となる。また信号Fは測定
対象物が正方向に運動していれば信号Bの両エツ
ジ微分信号となり、逆方向に運動していれば信号
Aの両エツジ微分信号となる。
信号EはD−フリツプフロツプ25にトリガ信
号として加えられる。D−フリツプフロツプ25
はデータ入力端子Dに信号Bが加えられており、
この信号Bを信号Eのタイミングで取り込み、第
5図gに示すような信号Gを出力する。この信号
Gは、被測定対象物が正方向に運動していれば信
号Bを1クロツク遅延させた信号となり、逆方向
に運動していれば信号Bと同じ信号となる。
同様に信号FはD−フリツプフロツプ26にト
リガ信号として加えられ、D−フリツプフロツプ
26のデータ入力に加えられている信号Aを信号
Fのタイミングで取り込み、D−フリツプフロツ
プ26からは第5図hに示すような信号GBを出
力する。この信号GBは被測定対象物が正方向に
運動していれば信号Aを1クロツク遅延させた信
号となり、逆方向に運動していれば信号Bと同じ
信号である。
アンド回路22,24の出力信号E、F及びD
−フリツプフロツプ25,26の出力信号G、
GB及びその反転出力信号GB及び信号A,B
及び信号A,Bをインバータ27,28で夫々反
転した信号はアンド回路29,36に加え
られ、被測定対象物の正方向の運動を示すパルス
及び逆方向の運動を示すパルスが形成される。こ
こでアンド回路29〜32は正方向の運動を示す
パルス列を形成するためのもので、各アンド回路
29〜32の出力P1〜P4を論理式で示すと P1=A・F・ P2・F・G P3・E・GB P4=B・E・GB となり、各信号P1〜P4は第5図i〜lに示すよう
になる。すなわち信号P1〜P4は信号E又はFを適
宜選択した信号となり、これらの信号は被測定対
象物が正方向に運動しているときのみ生じ被測定
対象物の運動が正方向から逆方向に逆転する時点
t0以降は生じない。またアンド回路33〜36は
逆方向の運動を示すパルス列を形成するためのも
ので、各アンド回路38〜36の出力Q1〜Q4
論理式で示すと Q1・F・ Q2=A・F・G Q3=B・E・GB Q4・E・GB となり、各信号Q1〜Q4は第5図m〜pに示すよ
うに、信号E又はFを適宜選択した信号で、被測
定対象物が逆方向に運動しているときのみ生じ
る。
アンド回路29〜32の各出力信号P1〜P4はオ
ア回路37に加えられ、信号P1〜P4の論理和P1
P2+P3+P4を示す信号が正方向の運動を示すパル
ス列P0として出力端子Tpから出力される。この
信号P0はタイミングチヤートで示すと第5図gの
ようになる。
またアンド回路33〜36の各出力信号Q1
Q4はオア回路38に加えられ、信号Q1〜Q4の論
理和Q1+Q2+Q3+Q4を示す信号が逆方向の運動
を示すパルス列Q0として出力端子TQから出力さ
れる。この信号Q0はタイミングチヤートで示す
と第5図rのようになる。
このようにしてデジタル位置検出信号A,Bの
周期の1/4周期で、被測定対象物の正又は逆方向
の運動を示すパルス列P0、Q0を形成することが
できる。
なお、両エツジ微分回路21の出力信号Dがこ
の回路の基本クロツクになつていることを利用し
て、この信号Dをカウント信号とし、オア回路3
7の出力P0がセツト入力に加わり、オア回路38
の出力Q0がリセツト入力に加わるフリツプフロ
ツプの出力をアツプダウン制御信号としてカウン
ト制御することもできる。また信号Dをカウント
信号とし、信号Dをトリガ信号として信号P0をラ
ツチングした信号をアツプダウン制御信号として
カウント制御するようにしてもよい。
以上説明したようにこの考案によれば、1個の
微分回路を用いて回路が構成されているので出力
パルス幅がバラツクという不都合も生ぜず、また
集積回路化も容易で回路の信頼性の向上及び小型
化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路の動作を説明するグラフ、
第2図は従来の回路を示す回路図、第3図はこの
考案のデジタル位置検出器の方向判別回路の一実
施例を示す回路図、第4図は両エツジ微分回路の
一例を示す回路図、第5図は第3図の回路の各部
のの信号を示すタイミングチヤートである。 20……排他的論理和回路、21……両エツジ
微分回路、25,26……D−フリツプフロツ
プ、22,24,29〜36……アンド回路、3
7,38……オア回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定対象物の正又は逆方向の運動に関連して
    位相のずれた2相パルスからなるデジタル位置検
    出信号を発生するデジタル位置検出器において、
    前記2相パルスの排他的論理和をとる排他的論理
    和回路と、この排他的論理和回路の出力を両エツ
    ジ微分する両エツジ微分回路と、この両エツジ微
    分回路の出力を前記2相パルスの位相関係から正
    又は逆方向を示すパルスに振り分ける論理回路と
    を具えるデジタル位置検出器の方向判別回路。
JP3144078U 1978-03-10 1978-03-10 Expired JPS623740Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3144078U JPS623740Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3144078U JPS623740Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54135179U JPS54135179U (ja) 1979-09-19
JPS623740Y2 true JPS623740Y2 (ja) 1987-01-28

Family

ID=28883015

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JP3144078U Expired JPS623740Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10

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JPS54135179U (ja) 1979-09-19

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