JPS64612Y2 - - Google Patents

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JPS64612Y2
JPS64612Y2 JP1981130097U JP13009781U JPS64612Y2 JP S64612 Y2 JPS64612 Y2 JP S64612Y2 JP 1981130097 U JP1981130097 U JP 1981130097U JP 13009781 U JP13009781 U JP 13009781U JP S64612 Y2 JPS64612 Y2 JP S64612Y2
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signal
pulse
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signals
gate
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JP1981130097U
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JPS5836364U (ja
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  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は変位方向識別回路に関し、特に運動体
の変位を検出するセンサが送出する位相の異なる
2つの電気信号から運動体の変位および運動方向
を示す電気信号を得るための変位方向識別回路に
関する。
直接運動あるいは回転運動を行なう運動体の変
位および運動方向を検出するために、運動体の運
動方向に沿つて光学的あるいは電磁的な2つのセ
ンサーを予め定めた間隔をおいて設け運動体の運
動に伴つて2つのセンサから互いに位相の異なる
2つの電気信号を送り出すようにして、この2つ
の電気信号を受け運動体の変位および運動方向を
示す電気信号を送り出す変位方向識別回路が用い
られている。
第1図aは従来の変位方向識別回路を示すブロ
ツク図である。センサから送られた位相の異なる
2つの信号aおよびbは、それぞれ入力端1およ
び2から入力する。信号aは論理積ゲート5へ送
られ、信号bは排他的論理和(以下EX−ORと
略記する)ゲート6とフリツプフロツプ7とに送
られるとともに抵抗RおよびコンデンサCから成
る遅延回路を通つてEX−ORゲート6のもう一
方の入力となる。EX−ORゲート6からは信号
dが論理積ゲート5へ送られ、論理積ゲート5か
らの信号eは出力端3から出力されるとともにフ
リツプフロツプ7へ送られる。フリツプフロツプ
7の出力である信号fは出力端4から出力され
る。
第1図bは同図aの回路の動作を例示する波形
図である。信号aおよびbはセンサから送られる
互いに位相の異なるパルス信号であり、それぞれ
は運動体の変位を指示するスケールの位置に対応
して高レベル(以下Hと略記する)と低レベル
(以下Lと略記する)とを交互に繰返す。また時
刻Aの前後では運動体の運動方向が互いに逆であ
り、時刻A以前においては信号aが信号bより位
相が進み、時刻A以後においては信号bが信号a
より位相が進んでいる。信号dは、信号bが立上
つたときおよび立下つたときにそれぞれ立上り、
抵抗RとコンデンサCとで定まる時定数に対応す
る時間にわたりHとなつたあとLとなるパルスで
ある。信号eでは、信号aがHのときに現われた
信号dのパルスだけ現われる。信号fは、信号e
にパルスが現われたときの信号bのレベルを次に
信号eのパルスが現われるまで保持する信号であ
る。時刻A以前においては、信号aがHのときに
信号bが立上るから、信号fはHとなる。運動体
の運動方向が時刻Aで逆転すると、そのあとでは
信号aがHのときに信号bは立下りこれに伴つて
信号fがLとなる。従つて、信号fのレベルの高
低が運動方向を示し、信号eのパルスの個数がス
ケールの位置の変化すなわち運動体の変位を示
す。この信号eおよびfをアツプダウン・カウン
タへそれぞれ計数入力およびアツプダウン制御入
力として印加することにより、運動体の位置を示
す信号を得ることができる。
従来の変位方向識別回路は、以上説明したよう
に、センサから送られる位相の異なる2つの信号
aおよびbを受けて、運動体の変位を示す信号e
および運動体の運動方向を示す信号fを出力す
る。しかし、運動体の変位を示す信号eのパルス
は、信号bの立上りあるいは立下りごとのみに現
われる。一方、変位の分解能すなわち運動体の変
位の識別精度を高く要求される場合には、それに
応じて運動体の単位変位ごとに現われる信号bの
パルス個数を増やさねばならない。このために
は、運動体の変位を指示するスケールを微細にか
つ正確に形成せねばならないが、その実現には限
界がある。従つて、前記の如く位相の異なる2つ
の信号aおよびbのうち一方の信号bの立上りあ
るいは立下りのみでパルスを出力する従来の変位
方向識別回路は、変位の識別精度の実現限界を高
くすることができないという欠点を有する。
本考案の目的は、上記欠点を除去して変位の分
解能すなわち運動体の変位の識別精度が高い変位
方向識別回路を提供することにある。
本考案の回路は、運動体の運動に応じた互いに
位相差をもつ含む第1およ第2のパルス信号を受
けて該第1および第2のパルス信号の立上りおよ
び立下りにおいて予め定めたパルス幅の第3のパ
ルス信号を出力する変位識別手段と、前記第1な
いし第3のパルス信号を受けて前記第3のパルス
信号に応答して前記第1および第2のパルス信号
の前記位相差の正負を示す第4のパルス信号を出
力する方向識別手段とを備えている。
次に図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案の第1の実施例を示すブロツク
図である。センサから送られる位相の異なる2つ
の信号aおよびbは、それぞれ入力端1および2
から入力する。信号aおよびbは、変位識別部2
0の排他的論理和(以下EX−ORと略記する)
ゲート8へ送られるとともに、方向識別部21へ
送られる。EX−ORゲート8から送出される信
号はEX−ORゲート9の一方の入力になるとと
もに、抵抗RおよびコンデンサCから成る遅延回
路を通り時間Wだけ遅延してEX−ORゲート9
の他方の入力となる。EX−ORゲート9が送出
する信号gは、出力端3から出力されるととも
に、方向識別部21の否定ゲート12へ送られ
る。方向識別部21では、まず信号aがフリツプ
フロツプ10と論理積ゲート15と否定ゲート1
3とに送られ、また信号bがフリツプフロツプ1
1と論理積ゲート16と否定ゲート14とに送ら
れる。否定ゲート12から送出される信号hはフ
リツプフロツプ10および11へ送られる。フリ
ツプフロツプ10(あるいは11)から送出され
る信号i(あるいはj)ならびにこれを反転した
信号は、それぞれ論理積ゲート16および17
(あるいは17および18)ならびに論理積ゲー
ト15および18(あるいは15および16)へ
送られる。また、否定ゲート13および14が送
出する信号は、それぞれ論理積ゲート17および
18へ送られ、論理積ゲート15,16,17お
よび18がそれぞれ送出する信号k,l,mおよ
びnは論理和ゲート19を通り信号pとなつて、
出力端4から出力される。
第3図は第2図の回路の動作を例示する波形図
である。信号aおよびbはセンサから送られる互
いに位相の異なる電気信号であり、それぞれは運
動体の変位を指示するスケールの位置に対応して
高レベル(以下Hと略記する)と低レベル(以下
Lと略記する)とを交互に繰返す。時刻Aの前後
では運動体の運動方向が互いに逆であり、時刻A
以前においては信号aが信号bより位相が進み、
時刻A以後においては信号bが信号aより位相が
進んでいる。信号gでは、信号aおよびbの立上
りおよび立下りのときパルスが立上つてHとな
り、第2図のEX−ORゲート8および9の間に
接続された抵抗RおよびコンデンサCから成る遅
波回路の遅延時間WだけHを続けて立下る。信号
gは、そのパルスの個数がスケール位置の変化す
なわち運動体の位置の変位を示し、第2図の出力
端3から出力される。信号hは信号gを反転させ
た信号であり、第2図のフリツプフロツプ10お
よび11にクロツク入力として送られる。フリツ
プフロツプ10(あるいは11)は信号hにパル
スが現われたときの信号a(あるいはb)のレベ
ルを読み取つて、信号i(あるいはj)およびこ
れを反転した信号を送出する。第2図の論理積ゲ
ート15〜18は、信号a,bおよびこれらを反
転した信号ならびに信号i,jおよびこれらを反
転した信号を受けて、運動方向を示す信号k,
l,mおよびnを送出する。例えば信号kは、信
号aがHでありかつ信号iおよびjがLのときだ
け、すなわち信号aの立上りが信号bの立上りに
先行して現われるときだけパルスが現われる信号
である。同様にして、信号k,l,mおよびnで
は、信号aの位相が信号bの位相より進んでいる
時間においては信号aあるいはbが立上つたとき
あるいは立下つたときにパルスが現われ、逆に信
号bの位相が信号aの位相より進んでいる時間に
おいてはパルスが現われない。信号pは、信号
k,l,mおよびnの論理和であり、時刻A以前
において信号aおよびbが立上るごとおよび立下
るごとにパルスが現われ、時刻A以後においてパ
ルスが現われない信号となる。従つて信号pのパ
ルスの有無が運動方向の正逆を示す。この信号p
は、第2図の出力端4を介して出力される。
信号gおよびpをアツプダウン・カウンタへそ
れぞれ計数入力およびアツプダウン制御入力とし
て印加すれば、運動体の位置を示す信号が得られ
る。運動体の変位を示す信号gのパルスは、信号
aおよびbの立上りおよび立下りごとに現われる
から、変位の分解能は従来の回路と比較して4倍
まで向上できる。
第4図は本考案の第2の実施例を示すブロツク
図である。入力端1および2からそれぞれ入力す
る信号aおよびbは、変位識別部30と方向識別
部31とへ送られる。変位識別部30では、第2
図の回路の変位識別部20における抵抗Rおよび
コンデンサCから成る遅延回路の代りにフリツプ
フロツプ22を用いている。信号gでは、信号a
およびbの立上りおよび立下りのときそれぞれパ
ルスが立上つてHとなり、フリツプフロツプ22
の遅延時間およびEX−ORゲート9の遅延時間
の和の時間幅だけHが続いて立下る。方向識別部
31では、第2図の回路の方向識別部21におけ
る否定ゲート13および14と論理積ゲート17
および18との代りにノア(NOR)ゲート23
および24を用いて、前記論理ゲート17および
18に入力する信号を反転したものをノアゲート
23および24へ入力することによつて、前記方
向識別部21と同様に運動方向の正逆を示す信号
pを発生させる。
従つて第4図の回路は、第2図の回路と同様
に、信号aおよびbの立上りおよび立下りごとに
信号gおよびpのパルスを送出することにより、
従来の回路と比較して変位の分解能を4倍まで向
上できる。更に第4図の回路では、抵抗およびコ
ンデンサから成る遅延回路の代りにフリツプフロ
ツプを用いることにより全回路を集積回路により
構成でき、また2個の否定ゲートを減らすことが
できるから、第2図の回路よりも小形にできると
いう利点がある。
以上の説明から明らかなように、本考案には互
いに位相の異なる2つの入力信号のパルスの立上
りおよび立下りごとに変位ならびに方向を示す信
号を送出することにより、従来よりも高い精度で
運動体の変位および方向を識別する変位方向識別
回路を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbはそれぞれ従来の変位方向識
別回路を示すブロツク図およびその回路の動作を
例示する波形図、第2図および第4図は本考案の
実施例を示すブロツク図ならびに第3図は第2図
の回路の動作を例示する波形図である。 1,2……入力端、3,4……出力端、8,9
……排他的論理和(EX−OR)ゲート、10,
11,22……フリツプフロツプ、12〜14…
…否定ゲート、15〜18……論理積ゲート、1
9……論理和ゲート、23,24……ノア
(NOR)ゲート、20,30……変位識別部、2
1,31……方向識別部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 物体の変位に応じた同周期で互いに位相差のあ
    る第1および第2のパルス信号の排他的論理和信
    号を発生してこれのパルス立上り時およびパルス
    立下り時を示す第3のパルス信号を出力する変位
    識別手段と、それぞれ前記第3のパルス信号のパ
    ルス後縁における前記第1および第2のパルス信
    号を読取つて送出する第1および第2のフリツプ
    フロツプと前記第1および第2のパルス信号並び
    に前記第1および第2のフリツプフロツプの両送
    出信号を受けて前記位相差が予め定めた向きを示
    している場合には前記第3のパルス信号に同期し
    たパルス信号を出力しまた前記位相差が逆の向き
    を示している場合には無出力になる論理演算回路
    とをもつ方向識別手段とを、備えていることを特
    徴とする変位方向識別回路。
JP13009781U 1981-09-01 1981-09-01 変位方向識別回路 Granted JPS5836364U (ja)

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JP13009781U JPS5836364U (ja) 1981-09-01 1981-09-01 変位方向識別回路

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JPS5836364U JPS5836364U (ja) 1983-03-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094227A (ja) * 2010-09-30 2012-05-17 Nec Embedded Products Ltd ライブラリ装置

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