JP2012094227A - ライブラリ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】検出対象のマガジンが装置本体における所定位置まで引き出されたか否かを位置検出手段により検出する。検出されていない場合、その検出されていないことにより装置本体から抜き出されていないと判別されるマガジンスロット列へのインベントリ処理をスキップし、インベントリ処理による待ち時間を短縮する。
【選択図】図17
Description
このインベントリ処理は、バーコードリーダを各カートリッジまで移動させていくといった機械的な動作を含むため、全てのカートリッジに対して情報を取得するためには数分から十数分という時間がかかることが一般的である。
このため、ライブラリ装置がインベントリ処理を完了して準備完了(READY)をホストコンピュータに送信するまでの待ち時間が長くかかってしまう虞があった。
本実施形態は、挿抜方向に、挿抜口から見て手前側と奥側の2つのマガジンを備えた筐体構成で、奥側のマガジンが抜き出されたか否かを検出するセンサを設ける。
このため、手前側のマガジンだけが抜き出され、奥側のマガジンが抜き出されていない場合には、抜き出されていない奥側のマガジンへのインベントリ処理をスキップすることができ、インベントリ処理による待ち時間を短縮することができる。
まず、図1〜図4を参照して、装置10の筐体構成における全体概略を説明する。
なお、図1において、装置本体11の斜め右下前方を装置10の手前側とし、装置本体11の左斜め上方向を装置10の奥側とする。また、マガジン20の挿抜方向を矢印Xで示すものとする。
また、装置本体11のマガジン20の奥側位置には、アクセッサー機構12により搬送された磁気テープカートリッジ14を装填してデータの読み書きを行う磁気テープドライブ13が配置されている。
さらに、装置本体11およびそこに装備されているアクセッサー機構12、磁気テープドライブ13、マガジン20等は、着脱可能な上部カバー(不図示)により覆われている。
また、装置本体11では、その長手方向(挿抜方向X)に沿った一方側の側面に装置本体11の底面部11A(図2参照)から立ち上がって形成された第1シャーシ部11Bが形成され、他方側の側面には、第1シャーシ部11Bと対向配置されると共に装置本体11の底面部11Aから立ち上がって形成された第2シャーシ部11Cが形成されている。
この第1仕切り部材15は、両シャーシ部11B,11Cの上面高さと略同じ上面高さを有して形成されている。
この第2仕切り部材16はその長さ寸法が、挿抜方向Xにおいて上記リアマガジン22の長さと略等しくなっており、これにより、リアマガジン22は挿抜方向Xの奥側位置にあるとき、奥側面とそれに直交する一面とが、それぞれ第1仕切り部材15と第2仕切り部材16とで囲われた状態となっている。
そして、第1仕切り部材15で仕切られた挿抜方向Xの手前側が、上記マガジン20を収納するマガジン収容空間17(図2参照)となっており、第1仕切り部材15で仕切られた挿抜方向Xの奥側が、上記磁気テープドライブ12を設置するドライブ設置空間18となっている。
すなわち、マガジン20は、挿抜方向Xに沿った上記手前側に配置された上記フロントマガジン21と、このフロントマガジン21より挿抜方向Xに沿った上記奥側に配置された上記リアマガジン22とで構成されている。
そして、これらのフロントマガジン21およびリアマガジン22は、上記マガジン収容空間17内において挿抜方向Xに沿って直列状態に配置されている。
また、反射板73は、リアマガジン22についてのロック機構40が解除されてさらにリアマガジン22が引き出された場合に反射型フォトセンサ72により検出されるよう、リアマガジン22側面に設けられる。すなわち、リアマガジン22についてのロック機構40を解除しなければ移動できない位置までリアマガジン22が引き出された場合に反射型フォトセンサ72により検出される位置に配設される。
アクセッサー機構12は所望の磁気テープカートリッジ14を受け取った後、上記アクセッサー移動空間19を移動し、その磁気テープカートリッジ14を上記磁気テープドライブ13に受け渡すようになっている。
装置10は、制御基板70に、装置10の動作全体を制御する主制御部81と、ホストコンピュータ90に接続されてデータの送受信を行うホストI/F(インタフェース)部82と、インベントリ処理による各磁気テープカートリッジの情報を記憶する媒体情報記憶部83とを備える。
この媒体確認部によるインベントリ処理は、例えば各磁気テープカートリッジ14に配設されたバーコードを順次読み取る方式など、公知の各種方式を用いるものであってよい。
上述したフロントマガジン21とリアマガジン22とは、図8、図9に示すように、ラッチ機構30により、一定の力で相互に連結されている。
ラッチ機構30は係止部材31と係止受け部材32とを備えて構成され、これらの係止部材31と係止受け部材32とは、それぞれリアマガジン22とフロントマガジン21との対向面に設けられている。
係止部材31は、取付け部31Aと当該取付け部31Aと一体的に形成されたボール部31Bとで形成されている。また、係止受け部材32は、取付け部32Aと、当該取付け部32Aと一体的に形成されたボールキャッチ部32Cを有する受け部32Bとで形成されている。
そして、本実施形態では、ラッチ機構30として市販の製品を利用している。
また、図12に詳細を示すように、ロックノッチ46の裏面にはガイドピン47が下方に向いて取付けられており、このガイドピン47が、図11に示すように、ロックノッチ46の下方に配置され、回動レバー部50の上記他端部を構成するシャフト48に形成された長孔48Aを貫通しており、これにより、ロックノッチ46はシャフト48に支持されていることになる。そして長孔48Aは、シャフト48の長手方向に沿って形成されている。
シャフト48は、回動中心部材である回動支軸49により回動レバー部50と連結されている。この回動レバー部50は、リアマガジン22の底面部22Aの凹部切欠き部22B内に収容されている。
一方、ロックノッチ46のガイドピン47は、長孔48Aを貫通した後、ガイド溝22C内に挿通されて、挿抜方向Xと直交するY方向にスライドするようになっている。このように、円弧運動をするシャフト48に形成された長孔48Aが直線運動するガイドピン47の動きを許容するようになっており、これらの構成により回動レバー部50の回動運動が、ロックノッチ46の直線運動に変換されるようになっている。
すなわち、シャフト48に形成された長孔48Aと、ロックノッチ46のガイドピン47と、上記リアマガジン22の凹部切欠き部22Bに形成されたガイド溝22Cとにより、直線変換機構55が構成されている。
なお、図13において、符号50B,50Bは、ねじりコイルバネ51の一方側の端部を固定するバネ用固定部である。
なお、回動レバー部50の裏面には前述のようにガイドピン52が設けられており、このガイドピン52は、上記凹部切欠き部22B内の段落部に形成された円弧状のガイド溝22Dに沿って摺動するようになっている。
また、三角形の一つの斜辺が、リアマガジン22の移動時に、ロックノッチ46の上記Y方向の先端部を案内する案内面42Aとされている。
ここで、操作機構部45の回動レバー部50が初期状態、つまりロックノッチ46と突起部材42とが係合していない状態のとき、ロックノッチ46の傾斜面46Aのある先端部は、突起部材42の三角形の頂点から挿抜方向Xに沿って延長した線上に略位置している。
なお、図14では、上記ねじりコイルバネ51の付勢力によりロックノッチ46は突起部材42側に付勢されている状態である。
リアマガジン22がさらに前進すると、ロックノッチ46は、突起部材42の案内面42Aに案内される。この際、案内面42Aが傾斜となっているので、ロックノッチ46は進むに連れて挿抜方向Xと直交するY方向の外側に押された状態となる。そしてこのとき、ロックノッチ46は、ねじりコイルバネ51の付勢力に抗してスライドすることになる。
この状態では、リアマガジン22は装置本体11の奥側に向かって移動自在である。
そうすると、回動レバー部50の操作部50Aがねじりコイルバネ51の付勢力に抗してロックノッチ46がY方向外側に移動され、これにより、突起部材42との係合が外れ、その状態でリアマガジン22を引き出して、装置本体11から抜き出せるようになっている。
リアマガジン22の移動時に、リアマガジン22に装備されたロック機構40のロックノッチ46が装置本体11に設けられた突起部材42に係合し始める。そのリアマガジン22をさらに押し込むと、ロックノッチ46と突起部材42との係合が解除され、ロックノッチ46が突起部材42の係止面42Bに係合し、この時点で、リアマガジン22がロックされ、装置本体11からの抜き出しができなくなる。
図17に、カートリッジ交換等のためにマガジンの挿抜動作が行われた際のインベントリ処理の動作例を示す。
このため、ライブラリ装置がインベントリ処理を完了して準備完了(READY)の信号をホストコンピュータに送信するまでの待ち時間を短縮することができる。このため、オペレータが装置を使用できるまでの待ち時間を短縮することができる。
上述した実施形態によれば、特にこうした構成の磁気テープライブラリ装置について、リアマガジン22を意識的に出さなければ、ライブラリ装置がインベントリ処理を完了して準備完了(READY)の信号をホストコンピュータに送信するまでの待ち時間を上述のように短縮することができる。
ただし、フロントマガジン21が重量物の場合には、操作者の片手による不用意な取り出し、およびそれに付随する落下による損傷・ケガなどを防止するというフールプルーフ機構としての機能を持たすため、上述した実施形態のように、フロントマガジン21にもロック機構30を設けることが好ましい。
このようにしても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
他の構成例1として、図18に示すように、リアマガジン22における全てのスロットから磁気テープカートリッジ14を取り出すことができない位置で反射板73が反射型フォトセンサ72に検出されるよう、反射板73がリアマガジン22に配設された構成であってもよい。
すなわち、上述した実施形態のようにロック機構40が解除されない場合には反射型フォトセンサ72が反射板73を検出しないように反射板73を配置すると、場合によって、ロック機構40が解除されていないためにリアマガジン22全体としては装置本体11から抜き出すことができないが、リアマガジン22に設けられた一番手前のスロットからは磁気テープカートリッジ14を取り出せてしまう可能性がある。
このため、リアマガジン22へのインベントリ処理をスキップするか否かの判断を、より確実に行うことができる。
また、他の構成例2として、フロントマガジン21とリアマガジン22とがラッチ機構30により連結されていない構成であっても、本発明は同様に適用することができる。
この場合、図19に示すように、フロントマガジンが抜き出された後、装置本体111の一方の側面に設けられているマガジンスライダ125を挿抜方向Xに沿って抜出し方向X2方向に引出すことにより、挿抜方向Xの奥側のリヤマガジン122を抜き出すように構成することが好ましい。この図19に示す構成例によれば、ロボット等を使用せずに奥側のカートリッジを容易に取り出すことができる。
また、上述した実施形態の磁気テープライブラリ装置10では、複数のカートリッジ収納体として、フロントマガジン21とリアマガジン22との2個で構成されることとして説明したが、この構成に限定されず、例えば、3個以上のマガジンを挿抜方向に直列状態に収容する構成であってもよい。
この場合、例えば挿抜方向に手前側から2番目のマガジンに上述したリアマガジン22と同様の反射板73を設ける構成としてもよい。この構成によれば、手前側から1番目のマガジンだけが抜き出され、2番目のマガジンが抜き出されていない場合、その2番目のマガジンと、2番目のマガジンを抜き取らない限り抜き取ることができない3番目以降のマガジンについてインベントリ処理をスキップし、待ち時間を短縮することができる。
また、3個以上のマガジンを挿抜方向に直列状態に収容する構成として、図20に示すように、挿抜口から一番手前以外の各マガジンに反射板73をそれぞれ異なる高さで設け、反射型フォトセンサ72を各反射板に対応する高さでそれぞれ別個に設ける構成としてもよい。
この図20に示す構成例によれば、挿抜口から一番手前以外の各マガジンについて、抜き出されたか否かを上述した実施形態のように検出することができる。このため、抜き出されたと検出されていないマガジンと、そのマガジンを抜き取らない限り抜き取ることができない挿抜方向にさらに奥側のマガジンについて、インベントリ処理をスキップし、待ち時間を短縮することができる。
また、上述した実施形態では、反射板73をマガジンに配設することとして説明したが、検出対象のマガジンの所定位置を反射型フォトセンサ72により検出できればこの構成に限定されず、例えば反射型フォトセンサ72により検出させようとする被検出部だけを白くして、他は黒い材料を使うなどの構成であっても、本発明は同様に実現することができる。
また、上述した実施形態では、反射型フォトセンサ72により反射板を検出することとして説明したが、検出対象のマガジンの所定位置を検出できればこの構成に限定されず、例えばフォトインタラプタなど、任意の種類のセンサを用いてよい。
この場合、検出対象のマガジンに光を遮る突起を設け、検出対象のマガジンが所定位置まで引き出された時点でその突起がフォトインタラプタの発光部による光を遮るように配置することで、検出対象のマガジンが所定位置まで引き出されたことを検出することができる。
また、上述した実施形態では、センサにより検出対象のマガジンが所定位置まで引き出されたことを検出することとして説明したが、この構成に限定されず、例えば図21に示すように、検出対象のマガジンにおけるロック機構40が解除されたか否かを検出する構成であってもよい。
この図21の構成例によれば、押圧センサ74が回動レバー部50の操作部50Aによる押圧を検出した場合に、検出対象のマガジンが所定位置まで引き出されたことを主制御部81が認識するように構成することで、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上述した実施形態では、装置本体11が1つの挿抜口11Dを備え、複数のマガジンがその挿抜口11Dから挿抜方向に直列状態に収容されることとして説明したが、この構成に限定されず、例えば、挿抜方向に対して左右2つの挿抜口が設けられ、それぞれの挿抜口から複数のマガジンが挿抜方向に直列状態に収容される構成であっても、本発明は同様に適用することができる。
また、上述した実施形態では、挿抜口から一番手前以外の所定のマガジンを検出対象のマガジンとして、装置本体11における所定位置まで引き出されたか否かを検出することとして説明したが、挿抜口から一番手前のマガジンも検出対象のマガジンとする構成であっても、本発明は同様に適用することができる。
この図22に示す構成例では、挿抜口から一番手前のマガジン(フロントマガジン21)を含む各マガジンに反射板73をそれぞれ異なる高さで設け、反射型フォトセンサ72を各反射板に対応する高さでそれぞれ別個に設けるようにしている。
このため、例えば操作者が挿抜口から一番手前のマガジンを少しだけ抜き出し始めたけれど磁気テープカートリッジ14の取り出しを行わずにすぐに再セットした場合、上述した存在検知センサにより引き出し開始が検出されているにも関わらず、全マガジンへのインベントリ処理をスキップすることができる。このため、ライブラリ装置が準備完了(READY)の信号をホストコンピュータに送信するまでの待ち時間を大きく短縮することができる。
また、例えば図22に示す構成例のように、挿抜口から一番手前のマガジンも検出対象のマガジンとする構成であれば、1つの挿抜口に1つずつのマガジンが収納される構成であっても、本発明は同様に適用することができる。
すなわち、例えば操作者が挿抜口の内側に収容された1つのマガジンについて、少しだけ抜き出し始めたけれど磁気テープカートリッジ14の取り出しを行わずにすぐに再セットした場合、上述した存在検知センサにより引き出し開始が検出されているにも関わらず、そのマガジンへのインベントリ処理全体をスキップすることができる。このため、ライブラリ装置が準備完了(READY)の信号をホストコンピュータに送信するまでの待ち時間を大きく短縮することができる。
また、例えば図23に示す構成例のように、挿抜方向に奥から手前へと複数列のスロットが配置された各マガジンに対して、挿抜方向に複数の反射板を配設する構成であってもよい。
また、例えば図29に示す構成例のように、挿抜方向の同じ高さに2つの反射型フォトセンサ72を近接させて配設することで、反射板73の移動方向を検出する構成であってもよい。
この図31を参照して、図29に示す構成例でマガジンの挿抜動作が行われた際のインベントリ処理の動作例について説明する。
以下の動作説明では、配置される各反射板73の挿抜方向Xにおける位置が、上述した他の構成例11と同様に、ロック機構40を解除しなければ移動できない位置まで両マガジン21,22が引き出された直後に検出される位置である場合について説明する。
このため、さらに反射板73の数を増やし、より高精度な位置検出を行う構成とする場合、より顕著な効果を得ることができる。
11 装置本体
11D 挿抜口
20 マガジン
21 フロントマガジン
22 リヤマガジン
30 ラッチ機構
31 係止部材
32 係止受け部材
40 ロック機構
42 突起部材
42A 案内面
42C 係止面
45 操作機構部
46 先端当接部材であるロックノッチ
46A 傾斜面
48 回動レバー部の他端部を構成するシャフト
49 回動中心部材である回動支軸
50 回動レバー部
50A 操作部
51 ねじりコイルバネ(付勢手段)
60 制御部スペース
61 電源スペース
70 制御基板
71 電源
72 反射型フォトセンサ
73 反射板
74 押圧センサ
81 主制御部
82 ホストI/F部
83 媒体情報記憶部
X 挿抜方向
X1 前進方向
X2 抜出し方向
Claims (12)
- カートリッジを収納するマガジンと、
前記マガジンの複数を挿抜可能に収容する装置本体と、を備えたライブラリ装置であって、
所定のマガジンが前記装置本体における所定位置まで引き出されたことが位置検出手段により検出されていない場合、該検出されていないことにより前記装置本体から抜き出されていないと判別されるマガジンへのインベントリ処理をスキップする制御を行うことを特徴とするライブラリ装置。 - カートリッジを収納するマガジンと、
前記マガジンの複数を挿抜可能に収容する装置本体と、
前記マガジンが収容位置から引き出し開始されたか否かを検出する引き出し検出手段と、
所定のマガジンが前記装置本体における所定位置まで引き出されたか否かを検出する位置検出手段と、
前記マガジンに収納された各カートリッジから所定情報を読み出すインベントリ手段と、
前記インベントリ手段により前記所定情報を読み出すインベントリ処理の制御を行う制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記引き出し検出手段により前記複数のマガジンの少なくとも何れかが引き出し開始されたことが検出され、前記位置検出手段により前記所定位置まで引き出されたことが検出されていない場合、前記所定のマガジンに対して、および当該マガジンを抜き取らない限り抜き取ることができない他のマガジンが存在する場合は該他のマガジンに対して、前記インベントリ手段が前記インベントリ処理を行わず、他のマガジンに対して前記インベントリ処理を行うよう制御し、
前記引き出し検出手段により前記複数のマガジンの少なくとも何れかが引き出し開始されたことが検出され、かつ前記位置検出手段により前記所定位置まで引き出されたことが検出された場合、前記複数のマガジン全てに対して前記インベントリ処理を行うよう制御することを特徴とするライブラリ装置。 - 前記所定のマガジンは、前記位置検出手段により検出可能とさせる被検出手段を備え、
前記位置検出手段は、前記被検出手段を検出することを特徴とする請求項2記載のライブラリ装置。 - 前記位置検出手段は、発光部と受光部とを備え、該発光部からの光を該受光部が受光するか否かにより前記検出し、
前記被検出手段は、光を反射または遮る性質の部材であり、前記マガジンが前記所定位置まで引き出された時点で前記位置検出手段により検出される位置に配設されたことを特徴とする請求項3記載のライブラリ装置。 - 前記マガジンは、カートリッジを収納するスロットを複数備え、
前記被検出手段は、前記所定のマガジンの前記装置本体への挿抜方向における挿抜口から一番手前側のスロットからカートリッジを前記装置本体外部に抜き出し可能な引き出し位置まで該所定のマガジンが引き出される直前の位置を前記位置検出手段により検出できる位置に配置されたことを特徴とする請求項3または4記載のライブラリ装置。 - 前記マガジンは、引き出し方向への移動を制限するストッパを備え、
前記ストッパは、当該ストッパが解除されることで前記マガジンを前記装置本体外部に抜き出し可能となるよう配置され、
前記被検出手段は、前記所定のマガジンにおける前記ストッパを解除しなければ移動できない位置まで前記所定のマガジンが引き出された場合に前記位置検出手段により検出される位置に配置されたことを特徴とする請求項3または4記載のライブラリ装置。 - 前記マガジンは、引き出し方向への移動を前記引き出し方向における前記所定位置よりも手前の位置までで制限するストッパを備え、
前記ストッパは、当該ストッパが解除されることで前記マガジンを前記装置本体外部に抜き出し可能となるよう配置され、
前記位置検出手段は、前記所定のマガジンにおける前記ストッパが解除されたか否かを検出することを特徴とする請求項2記載のライブラリ装置。 - 前記装置本体は、前記マガジンの複数を、同一面内において1つの挿抜口から挿抜方向に直列状態かつ移動可能かつ挿抜可能に収容し、
前記所定のマガジンは、前記1つの挿抜口から一番手前以外の位置に配置され、
前記所定のマガジンを抜き取らない限り抜き取ることができない他のマガジンは、前記所定のマガジンよりも前記挿抜方向の直列状態における奥側に配置されたマガジンであることを特徴とする請求項2から7の何れか1項に記載のライブラリ装置。 - カートリッジを収納するマガジンと、
前記マガジンの複数を挿抜可能に収容する装置本体と、
前記マガジンが収容位置から引き出し開始されたか否かを検出する引き出し検出手段と、
前記マガジンが前記装置本体に対して所定位置まで引き出されたか否かを検出する位置検出手段と、
前記マガジンに収納された各カートリッジから所定情報を読み出すインベントリ手段と、
前記インベントリ手段により前記所定情報を読み出すインベントリ処理の制御を行う制御手段と、を備え、
前記マガジンは、カートリッジを収納するスロットを少なくとも該マガジンの挿抜方向に1以上備え、
前記制御手段は、
前記引き出し検出手段により前記複数のマガジンの少なくとも何れかが引き出し開始されたことが検出され、前記位置検出手段により前記所定位置まで引き出されたことが検出されていない場合、前記所定位置まで引き出さなければカートリッジの挿抜ができないスロットに対して、および該所定位置が設定されたマガジンを抜き取らない限り抜き取ることができない他のマガジンが存在する場合は該他のマガジンに対して、前記インベントリ手段が前記インベントリ処理を行わないよう制御し、
前記引き出し検出手段により前記複数のマガジンの少なくとも何れかが引き出し開始されたことが検出され、かつ前記位置検出手段により前記所定位置まで引き出されたことが検出された場合、前記所定位置まで引き出されるとカートリッジの挿抜ができるスロットに対して、および該所定位置が設定されたマガジンを引き出すことができるよう抜き取られた他のマガジンが存在する場合は該他のマガジンに対して、前記インベントリ処理を行うよう制御することを特徴とするライブラリ装置。 - 前記位置検出手段は、予め設定された複数の前記所定位置まで引き出されたか否かを検出し、
前記制御手段は、前記引き出し検出手段により前記複数のマガジンの少なくとも何れかが引き出し開始されたことが検出され、かつ前記位置検出手段により第1の前記所定位置まで引き出されたことが検出され、かつ第2の前記所定位置まで引き出されたことが検出されていない場合、
前記第1の所定位置まで引き出されるとカートリッジの挿抜ができるスロットに対して、および前記第2の所定位置の直前の位置まで引き出されることでカートリッジの挿抜ができるスロットに対して、および前記第2の所定位置が設定されたマガジンを引き出すことができるよう抜き取られた他のマガジンが存在する場合は該他のマガジンに対して、前記インベントリ処理を行い、
前記第2の所定位置まで引き出さなければカートリッジの挿抜ができないスロットに対して、および前記第2の所定位置が設定されたマガジンを抜き取らない限り抜き取ることができない他のマガジンが存在する場合は該他のマガジンに対して、前記インベントリ処理を行わないよう制御することを特徴とする請求項9記載のライブラリ装置。 - 前記複数の所定位置それぞれには、前記位置検出手段により検出可能とさせる被検出手段が配設され、
前記位置検出手段は、前記被検出手段を検出した時の該被検出手段の移動方向を検出することで、前記複数のマガジンが前記複数の前記所定位置における抜き出し方向の何番目まで前記装置本体から引き出された状態であるかを検出することを特徴とする請求項10記載のライブラリ装置。 - 前記位置検出手段は、1つの前記被検出手段を同時に検出可能な位置に配置された2つのセンサを備え、該2つのセンサにより前記被検出手段の移動方向を検出することを特徴とする請求項11記載のライブラリ装置。
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