JPH08180561A - オートチェンジャ - Google Patents

オートチェンジャ

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Publication number
JPH08180561A
JPH08180561A JP32898794A JP32898794A JPH08180561A JP H08180561 A JPH08180561 A JP H08180561A JP 32898794 A JP32898794 A JP 32898794A JP 32898794 A JP32898794 A JP 32898794A JP H08180561 A JPH08180561 A JP H08180561A
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JP
Japan
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disc
tray
stocker
holder
lever
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Application number
JP32898794A
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English (en)
Inventor
Satoru Shindo
哲 新藤
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録媒体の装置内での位置ズレや脱落を防止す
る。 【構成】ディスクホルダー25bがストッカ22内に収
納されているとき、第1押さえレバー252及び第2押
さえレバー253によってディスク1bはディスク載置
部251に保持されているため、装置内での脱落や位置
ズレが防止される。トレイ33のオープン時及びディス
ク1bの再生時には、各押さえレバー252,253が
回動して、各保持部256,257がディスク1bの上
面から待避するので、ディスク1bの交換や再生が可能
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のディスクを選択
的に再生及び交換することが可能なディスクオートチェ
ンジャ等に適用して好適なオートチェンジャに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図90に示すように複数枚のCD
(コンパクト・ディスク)等のディスク1を選択的に再
生したり交換したりすることが可能なディスクオートチ
ェンジャ10がある。このディスクオートチェンジャ1
0は、箱型のキャビネット11内に上下移動可能なスト
ッカ12とディスク1を再生する再生部13が配置され
ている。ストッカ12はディスク1を複数枚収納できる
ようになっている。再生部13はディスクのチャッキン
グ機構や光ピックアップ等から構成されている。また、
ディスク1を外部から出し入れするためのトレイ14が
キャビネット11の出入口15から出入り自在に配置さ
れている。
【0003】図91は、従来のディスクオートチェンジ
ャ10のディスク収納及び再生動作の手順を示す。この
ディスク収納及び再生処理20では、まずディスクNO
の指定があったか否かが判断され(ステップ421)、
指定があった場合はトレイ14内にディスク1があるか
どうかが判断される(ステップ422)。トレイ14内
にディスク1がある場合は、次にトレイ14内のディス
ク1をストッカ12の所定位置、すなわちディスク1が
トレイ14に移動する前に収納されていた位置に収納す
る(ステップ423)。
【0004】続いて、ストッカ12を移動して指定され
たNOの収納位置とトレイ14との高さを合わせ(ステ
ップ424)、次に、指定NOのディスク1をトレイ1
4に移動する(ステップ425)。ステップ425で
は、指定NOのディスク1がストッカ12内にない場合
もディスク1があるときと同様の移動処理が行なわれ
る。なお、ステップ422でトレイ14内にディスク1
がないと判断された場合は、ステップ424でストッカ
12が移動して指定されたNOの収納位置とトレイ14
の高さが合わせられ、そのあと上述と同様の処理が行な
われる。
【0005】ステップ425でディスク1の移動処理が
行なわれた後、又は、ステップ421でディスクNOの
指定がないと判断された場合、トレイ開閉キーがオンに
なっているか否かの判断処理(ステップ426)と、再
生キーがオンになっているか否かの判断処理(ステップ
427)が行なわれる。すなわち、ここでは、トレイ開
閉キーと再生キーが同時にオンになることはないので、
両方のキーの状態が監視されている。そして、例えばス
テップ426でトレイ開閉キーがオンになったと判断さ
れると、次にトレイ14がオープンされる(ステップ4
28)。通常は、このときにディスク1がトレイ14に
載置される。
【0006】次に、トレイ開閉キーがオンか否かが判断
され(ステップ429)、これがオンであると判断され
るとトレイ14がクローズされる(ステップ430)。
続いて、トレイ14内のディスク1の有無が判断されて
その結果が表示され(ステップ431)、次にディスク
1のクランプ処理が行なわれ(ステップ432)、これ
でディスク収納処理及び再生処理20が終了する。
【0007】また、ステップ427で再生キーがオンに
なっていると判断されると、次に、トレイ14内にディ
スク1があるか否かが判断され(ステップ433)、あ
ると判断された場合は再生処理が行なわれる(ステップ
434)。続いて、再生処理が終了したかどうかが判断
され(ステップ435)、終了した場合はこのディスク
収納及び再生処理20が終了する。また、ステップ43
3でトレイ14内にディスク1がないと判断されると、
そのままディスク収納及び再生処理20が終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図90に示
した従来のディスクオートチェンジャ10においては、
ディスク1はトレイ14に凹設された載置部等に載置さ
れているだけであり、外部からの衝撃や揺れ等が加わる
と、ディスク1が装置内部で位置ズレを起こすことがあ
った。そのまま再生モードが指定されたときには、再生
部13が位置ズレを起こしたディスク1をクランプして
信号記録面を傷つけてしまう場合があった。また、強い
衝撃や揺れによってディスク1が装置内部で脱落した場
合には、装置自体の故障の原因となっていた。
【0009】特に、従来のディスクオートチェンジャ1
0では直径12cmのディスク1a及び8cmのディス
ク1bの2種類を再生可能であることが要求されるが、
一般的に装置内部の機構、例えばトレイ14の載置部等
は直径12cmのディスク1aのサイズに合わせて設定
されている。したがって、直径8cmのディスク1bを
使用した場合は特に位置ズレ又は脱落を生じ易いという
問題があった。
【0010】そこで、本発明は上述したような課題を解
決したものであって、装置内部でのディスクの位置ズレ
及び脱落を防止することが可能なオートチェンジャを提
案するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、記録媒体を収納する移動可能な
収納手段と、記録媒体の再生手段と、記録媒体を収納手
段から外部に対して出し入れするための出入手段と、記
録媒体を載置して移動又は所定の位置に保持するための
載置手段とを備え、載置手段が記録媒体を所定位置に保
持するための保持手段を有し、記録媒体が収納手段に収
納されている時は保持手段が記録媒体を保持し、出入手
段による出し入れ時及び再生手段による再生時は保持手
段が記録媒体から待避することを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】図35に示すようにディスクホルダー25bが
ストッカ22内に収納されているとき、第1押さえレバ
ー252及び第2押さえレバー253によってディスク
1bはディスク載置部251に保持されているため、装
置内での脱落や位置ズレが防止される。
【0013】トレイ33がオープンすると、図38に示
すように各押さえレバー252,253はそれぞれ時計
方向及び反時計方向に回動して、各保持部256,25
7がディスク1bの上面から待避し、ユーザはディスク
1bを取り出して交換することができる。また、ディス
ク1bが再生部34に装着されたときにも、同様に各押
さえレバー252,253がディスク1bに干渉しない
位置に待避しているので、図31に示すようにディスク
1bはターンテーブル182とクランパ230にクラン
プされて回転可能となる。
【0014】
【実施例】続いて、本発明に係るオートチェンジャの一
実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明によるオートチェンジャを
適用したディスクオートチェンジャ20の構成を示す。
このディスクオートチェンジャ20の略直方体のキャビ
ネット21内の後部側に、例えばCD等の記録媒体であ
るディスク1を上下に7枚重ねて収納する収納手段とし
てのストッカ22が配置されている。ストッカ22の後
部寄りには円柱状のストッカ移動用カム23及びシャフ
ト24が貫通している(図5)。ストッカ22はストッ
カ移動用カム23の回転によって上部仕切部31と下部
仕切部32の間を移動する。また、ストッカ22の移動
はシャフト24によって上下方向に案内される。
【0016】ストッカ22内にはディスク載置手段とし
ての7枚のディスクホルダー25が上下に一列に重ねら
れており、それぞれが1枚のディスク1を載置する。ま
た、ストッカ22の移動方向に沿って、上部仕切部31
及び下部仕切部32からそれぞれ上部支柱26及び下部
支柱27が突出している。この上部支柱26及び下部支
柱27は、ストッカ22内に載置されたディスク1のチ
ャッキングホール(中心孔)73(図4)に一致するよ
うに配置されている。
【0017】キャビネット21の前面にはトレイ出入口
28が設けられ、トレイ出入口28を通じてトレイ33
が出入可能なようにディスク1の出入手段としてのトレ
イ33がトレイ載置部40にスライド自在に取り付けら
れている。トレイ載置部40の下側には、ディスク1及
びディスクホルダー25を再生位置に保持するための再
生保持部35が設けられている。再生保持部35の下側
にはディスク1の再生手段としての上下移動可能な再生
部34が配置され、ディスク1の再生時にこの再生部3
4は上昇してディスク1をクランプ(保持)する。
【0018】上部仕切部31の上側にはストッカ移動用
カム23の駆動手段であるカム用ギヤ161等(図1
7)が設けられ、下部仕切部32の下側にはディスクオ
ートチェンジャ20の制御を行う制御部36が設けられ
ている。また、キャビネット21の前面から上面にかけ
て透明窓37が取り付けられ、ストッカ22の上下移動
動作やトレイ33のスライド動作をユーザが見ることが
できるようになっている。
【0019】図2は、ストッカ22に収納されたディス
クホルダー25の構成を示す。尚、ディスク1は直径1
2cmのディスク1aと直径8cmのディスク1bとの
2種類がある。同図のディスクホルダー25aは直径1
2cmのディスク1a専用のものであり、直径8cmの
ディスク1bを使用するためのディスクホルダー25b
の場合については後述する。
【0020】ディスクホルダー25aの前後長はディス
ク1aの直径と同一又は若干大きい程度に設定されてい
る。ディスクホルダー25aの中央には略直径12cm
の円形のディスク載置部41が凹設され、ここにディス
ク1aが載置される。ディスク載置部41の外周に沿っ
て内側に傾斜した傾斜部42が設けられ、載置されたデ
ィスク1aの取り出しが容易となっている。傾斜部42
には前側の左右対称となる位置に第1切欠部43,43
が設けられている。ディスク載置部41には、光ピック
アップ部181(図19)及びターンテーブル182
(図19)を挿通させるための再生用孔53が設けら
れ、7個の検出孔55a〜55gがディスク1aの中心
に対して左右非対称の位置に前後方向に沿って2列に設
けられている。
【0021】ディスクホルダー25aの前部側左寄りに
は第1突出部44が前方に向けて形成され、この第1突
出部44の先端の下面側には円柱状のレバー用係合部4
5が形成されている。ディスクホルダー25aの前部側
右寄りには第2突出部46が前方に向けて形成され、デ
ィスクホルダー25aの下面には第2突出部46の左側
面に沿って前後方向にラック47が形成されている。ま
た、ディスクホルダー25aの後部側左寄りにはストッ
カ移動用カム23(図1)及びシャフト24(図1)と
の干渉を避けるための第2切欠部51及び第3切欠部5
2が隣接して設けられている。更に、ディスクホルダー
25aの左右側面の後部寄りには半円形の切欠である係
止部54,54が設けられている。更に、ディスクホル
ダー25aの上面左側に後述する第2押さえレバ−25
3(図32)を案内するためのレバー用溝部56が前後
方向に沿って設けられている。
【0022】ストッカ22は略直方体に形成され、その
前後長はディスク1aを収納するのに必要な最小限の寸
法、本例ではディスク1aの直径と略同一に設定されて
いる。また、ストッカ22の内側の幅はディスクホルダ
ー25aより若干大きい程度に設定されている。ストッ
カ22の前部側にはディスクホルダー25a及びディス
ク1aを出し入れするための前方開口部22aが設けら
れ、後部側にはこれよりも幅の小さい後方開口部22b
が設けられている。また、ストッカ22の後部側左寄り
にはストッカ移動用カム23(図1)を貫通させるため
のカム収納部61が設けられており、カム収納部61の
外面からは後方向きにカムフォロワ62が突出してい
る。更に、ストッカ22の右側後端部には突起66が凸
設されている。
【0023】図3に示すように、ストッカ22の左右側
面の後方寄りにバネ用孔67とこれに隣接する凹部68
が設けられている。凹部68に係合突起69が設けら
れ、板バネ65が係合突起69に挿通されて固定されて
いる。板バネ65は円弧状の湾曲部70を有し、この湾
曲部70がバネ用孔67からストッカ22の内部に挿入
されている。尚、凹部68の深さは板バネ65の厚みよ
りも大きく設定されているので、板バネ65がストッカ
22の側面からはみ出ることはない。
【0024】ストッカ22の左右内面には、図2に示す
ようにディスクホルダー25aを保持するためにホルダ
ー棚部71が内側に向けて凸設されている。このホルダ
ー棚部71は、図4に示すように7個のディスクホルダ
ー25aのそれぞれに対して設けられ、その中央部は前
端部及び後端部よりも若干厚みを持たせることによって
前後方向に対して傾斜面を形成している。また、ディス
ク1aのチャッキングホール73の位置に一致するよう
に、ストッカ22の上面及び底面に貫通孔72,72が
設けられている。
【0025】さて、このストッカ22にディスクホルダ
ー25aを収納したときは、図2に示すように後方開口
部22bにディスクホルダー25aの外周の後端が挿入
される。カム収納部61の内面にはディスクホルダー2
5aの第2切欠部51が嵌合し、ストッカ22の左右の
内壁がディスクホルダー25aの左右側面に当接する。
また、図3に示すように板バネ65の湾曲部70にディ
スクホルダー25aの掛止用切欠部54に挿入され掛止
される。更に、図4に示すように上下のホルダー棚部7
1によってディスクホルダー25aは挟持される。そし
て、ストッカ22の貫通孔72、ディスク1aのチャッ
キングホール73及びディスクホルダーの再生用孔53
に、上部支柱26(図1)又は下部支柱27が貫通する
ことによってディスク1aの位置ズレが防止される。し
たがって、ディスクホルダー25a及びディスク1aは
ストッカ22内で位置規制され、不用意に脱落しないよ
うになっている。
【0026】このディスクホルダー25aをストッカ2
2から前方にスライドさせるときは、図3に示すディス
クホルダー25aを所定の力で前方に引き出すことによ
り、板バネ65が弾性変形により掛止用切欠部54から
外れる。また、図4に示すようにホルダー棚部71の前
後の傾斜面がディスクホルダー25aの前方へのスライ
ドをスムーズに案内する。
【0027】図5は図1のA−A断面図であり、キャビ
ネット21内のストッカ22の配置を示す。ストッカ2
2の後部がキャビネット21の後部側の内面に、ストッ
カ22の左右の側面がそれぞれ内側板部82,82にそ
れぞれ囲まれて配置され、ストッカ22の突起66が上
下方向(紙面に対して垂直方向)に沿って設けられた案
内溝83に挿入されている。更に、カム収納部61にス
トッカ移動用カム23が挿通し、シャフト24がストッ
カ22内を貫通してディスクホルダー25aの第3切欠
部52に当接する。また、左右の内側板部82,82と
キャビネット21の左右の側面との間には、トレイ33
(図1)の各ガイドバー92,93(図6)を挿入する
ためのガイドバー挿入部90,90が設けられている。
【0028】トレイ33(図1)を載置するためのトレ
イ載置部40は、ストッカ22に隣接する前部側に設け
られている。トレイ載置部40の前部右寄りには貫通孔
87が設けられ、ここにトレイ駆動ギヤ88が取り付け
られている。このトレイ駆動ギヤ88の上面には、トレ
イ33の下面側の右側前端付近及び後端付近に形成され
た前部ストッパ用リブ74(図6)及び後部ストッパ用
リブ75(図6)に係合する2個のトレイストッパ88
a,88aが設けられている。また、図5に示す位置に
2個のセンサー86a,86bがそれぞれ設けられてい
る。これらのセンサー86a,86bはディスクの状態
を判別するためのもので、その詳細は後述する。このト
レイ載置部40には第1レバー案内溝89が凹設され、
この第1レバー案内溝89の前側は前後方向に沿った直
線部89aとなり、後側は右方に湾曲する曲線部89b
となっている。また、トレイ載置部40の左右側面寄り
には前後方向に沿った直線状の第1トレイガイドリブ7
6,76が設けられ、またキャビネット21の左右の内
側面から4個の第2トレイガイドリブ77が内方に向け
て突出している。
【0029】トレイ33は図6に示すようにトレイ載置
部40の上に載置されている。トレイ33はディスクホ
ルダー25aを載置するための略矩形のホルダー載置部
91と後部左右から突出する右ガイドバー92及び左ガ
イドバー93とで構成される。トレイ33の幅はキャビ
ネット21の内幅と同一か又は若干小さく設定され、右
ガイドバー92及び左ガイドバー93がそれぞれ左右の
ガイドバー挿入部90,90に挿入されている。キャビ
ネット21の左右内面及びガイドバー挿入部90,90
によって空間が設けられ、トレイ33の前後方向のスラ
イド動作が妨げられないようになっている。また、キャ
ビネット21への収納状態において、トレイ33の前端
部がキャビネット21の前面と同一面となるようにトレ
イ33の前後長が設定されている。
【0030】ホルダー載置部91のストッカ22側の形
状は、ストッカ22によるディスクホルダー25aの上
下移動(紙面に対して垂直方向)に干渉しない形状に形
成されている。すなわち、ディスクホルダー25aの第
1突出部44を避けるための第4切欠部94が設けら
れ、ディスク載置部41を避けるための湾曲部106が
設けられている。また、後述する引き出しレバー121
(図7)の回転移動を避けるための第5切欠部107が
湾曲部106の左寄りに設けられている。尚、トレイ3
3の収納状態において、引き出しレバー121(図7)
の第1案内突起132(図7)が第1レバー案内溝89
の後部終端部89cに挿入可能なようにホルダー載置部
91の後部の形状がこの後部終端部89cを干渉しない
ように形成されている。
【0031】ホルダー載置部91は上面部98とこれに
凹設された底面部97とから構成されている。底面部9
7の幅はディスクホルダー25aの幅に応じて設定さ
れ、その左右の縁には前後方向に沿った直線状の左縁案
内部101及び右縁案内部102が形成されている。
尚、左縁案内部101の左側面には後述する第2押さえ
レバー253(図32)の回転を案内する押さえレバー
案内部100が凹設されていると共に、ディスクホルダ
ー25aのレバー用係合部45を案内するための係合部
案内溝105が前後方向に設けられている。この係合部
案内溝105の後部右側面は右方に湾曲して湾曲部10
5aとなっている。底面部97の前面側の縁には、ディ
スクホルダー25aのディスク載置部41に応じた形状
の湾曲縁部103が形成され、湾曲縁部103の左右対
称となる位置に適宜な円弧状の指入部111,111が
設けられている。
【0032】ホルダー載置部91の底面部97には後部
寄りに第2レバー案内溝95が設けられ、前部側に第3
レバ−案内溝96が設けられている。第2レバー案内溝
95は直線部のみで構成され、第3レバー案内溝96は
直線部及び湾曲部で構成されている。第2レバー案内溝
95と第3レバー案内溝96とは、引き出しレバー12
1(図7)の回転移動の軌跡に応じたハ字状を形成す
る。底面部97の後部寄りにはディスクホルダー25a
の各検出孔55の2列の線上となる位置に検出孔55
h,55iがそれぞれ設けられている。更に、左側の指
入れ部111の近傍には後述する第1押さえレバー25
2(図33)を回動させるための三角突起115及び当
接部113が設けられている。当接部113は左右方向
に沿った第1当接面113a及び第3当接面113c
と、斜め方向に沿った第2当接面113b及び第4当接
面113dとで構成されている。
【0033】トレイ33の下面には、トレイ駆動ギヤ8
8に歯合するようにトレイ駆動ラック114が前後方向
に形成され、右側前端付近及び後端付近に上述のトレイ
駆動ギヤ88のトレイストッパ88a,88aに係合す
る前部ストッパ用リブ74及び後部ストッパ用リブ75
が形成されている。トレイ33のクローズ状態では、ト
レイ駆動ギヤ88のトレイストッパ88a,88aの一
方がトレイ33の前部ストッパ用リブ74の前側に位置
してこれと係合することによって、トレイ33が手で引
っ張られた場合に引き出されるのを防止している。
【0034】図7に示すように、ディスクホルダー25
aを前方に引き出すための移動手段である引き出しレバ
ー121はトレイ33の底面部97に配置されている。
引き出しレバー121は略L字形に形成され、ストッカ
22のディスク載置部41に干渉しないように湾曲状に
形成された第1曲線部122と、ラック案内部104に
当接する第1直線部123と、第1直線部123から斜
め前方に伸びる第2直線部124と、キャビネットの2
1前面側に位置する第2曲線部125と、前後方向に沿
った第3直線部126で構成されている。
【0035】引き出しレバー121の下面には円柱状の
第1案内突起132、第2案内突起133及び第3案内
突起134が形成されている。第1案内突起132は引
き出しレバー121の右後端部に設けられ、各案内突起
132〜134は第2直線部124に沿って略直線上に
前部側から右斜め後方に向かって配列されている。そし
て、第1案内突起132は第1レバー案内溝89に挿入
され、第2案内突起133はトレイ33の第2レバー案
内溝95に挿入され、第3案内突起134は第3レバー
案内溝96に挿入されている。尚、第3案内突起134
には抜け止め用の爪部134aが設けられており、後述
するスライド動作時に第3案内突起134が不用意に外
れないようになっている。トレイ33の収納状態におい
ては、第1案内突起132は第1案内溝89の後方終端
部89cに位置し、第2案内突起133は第2レバー案
内溝95に略右端に位置し、第3案内突起134は第3
レバー案内溝96に略左端に位置している。
【0036】引き出しレバー121の第1曲線部122
と第3直線部126との交差部分には他の部分より高く
形成された短手部131が設けられている。短手部13
1の先端下面側には円柱状のホルダー用係合部137が
設けられ、これがディスクホルダー25aのレバー用係
合部45の後方右側に位置している。また、2点鎖線で
示すトレイカバー138がホルダー載置部91全体を覆
うようにかぶせられる。このトレイカバー138は中央
には、ディスク1aの直径に応じた抜き孔139及び指
入れ部111が設けられている。
【0037】図8は上述したディスクホルダー25a、
トレイ33、引き出しレバー121及びトレイカバー1
38の構成を示した断面図である。同図に示すように、
ディスクホルダー25aの前後方向(紙面に対して垂直
方向)の移動を干渉しないように、引き出しレバー12
1はディスクホルダー25aの下側に配置され、トレイ
カバー138はディスクホルダー25aの上側に配置さ
れている。引き出しレバー121の短手部131の高さ
はディスクホルダー25aの第1突出部44よりも低く
設定されており、短手部131が第1突出部44の下側
に入り込むことが可能となっている。
【0038】また、トレイ載置部40の左右の第1トレ
イガイドリブ76,76がトレイ33の下面に設けられ
た第1スライド溝78,78にそれぞれ挿入され、キャ
ビネット21の内側面に設けられた第2トレイガイドリ
ブ77,77がトレイ33の左右側面に設けられた第2
スライド溝79,79にそれぞれ挿入されている。これ
によって、トレイ33のスライド動作が前後方向に案内
される。尚、トレイ33のスライド動作は第2トレイガ
イドリブ77,77のみでも案内することが可能であ
り、従って第1トレイガイドリブ76,76はなくとも
よい。また、トレイカバー138のカバー係合部138
aがトレイ33の側面に回り込んで、トレイ33のカバ
ー固定溝140に係合されている。この係合の強さはユ
ーザがトレイカバー138を外せる程度に設定されてい
る。
【0039】さて、ディスクオートチェンジャ20にお
けるトレイ33のオープン及びクローズ動作について説
明する。
【0040】図7に示すように、ディスク1aはディス
クホルダー25aに載置されてストッカ22に収納され
ている。ユーザがキャビネット21の前面に設けられた
キー(図示せず)によってオープンモードを選択する
と、モーター(図示せず)によってトレイ駆動ギヤ88
が反時計方向に回転し、トレイ駆動ギヤ88に歯合する
トレイ駆動ラック114によってトレイ33が前方にス
ライドする。トレイ33が前方にスライドし始めると、
図9に示すように第1レバー案内溝89の曲線部89b
に沿って第1案内突起132が左前方に案内され、第3
案内突起134が第3レバー案内溝96に沿って右前方
に案内される。これによって引き出しレバー121が反
時計方向に回転し始める。トレイ33のスライド開始か
ら引き出しレバー121が所定角度、本例では略45度
回転するまでの所定区間、引き出しレバー121は第2
案内突起133をほぼ中心に回転する。したがって、上
記所定区間では第2案内突起134はトレイ33に対し
て殆ど移動しない。
【0041】この引き出しレバー121の反時計方向へ
の回転によって、ホルダー用係合部137がトレイ33
の係合部案内溝105に案内されて前方に移動し始め
る。このとき、引き出しレバー121の短手部131
は、図10に示すようにディスクホルダー25aの第1
突出部44の下面に入り込んでレバー用係合部45に当
接する。引き出しレバー121はなおも反時計方向に回
転するので、レバー用係合部45は短手部131によっ
て前方に押し出され、これによってディスクホルダー2
5aが前方に搬送される。そして、図9に示すようにデ
ィスクホルダー25aの両側面及びラック47がトレイ
33の右縁案内部102、左縁案内部101に接するこ
とによって、ディスクホルダー25aの前方への移動が
案内される。
【0042】図11に示すようにトレイ33がなおも前
方にスライドし、第3案内突起134が第3レバー案内
溝96の右端に到達して引き出しレバー121の回転が
45度を越えると、第2案内突起133が第2レバー案
内溝95を左方に移動を始める。また、第1案内突起1
32はそのまま第1レバー案内溝89に沿って左前方へ
の移動を継続する。引き出しレバー121の回転が略4
5度を越えてからの所定区間では、引き出しレバー12
1は第3案内突起134をほぼ中心に回転する。この
間、引き出しレバー121の短手部131がディスクホ
ルダー25aのレバー用係合部45を押圧しながら係合
部案内溝105に沿って移動を継続するので、ディスク
ホルダー25aは更に前方に移動する。
【0043】第2案内突起133が第2レバー案内溝9
5の左端に到達すると、引き出しレバー121は再び第
2案内突起133を中心にして、今度は時計方向へ回転
する。したがって、図12に示すように第3案内突起1
34が第3レバー案内溝96の左後方に向かって移動を
開始する。そして、第1案内突起132が第1レバー案
内溝89の直線部89aに入ると、引き出しレバー12
1の回転移動は終了する。この時点で、引き出しレバー
121はトレイ33のオープン動作開始から90度反時
計方向に回転した状態となっている。このとき、レバー
用係合部45が係合部案内溝105に前端部に当接し、
ディスクホルダー121のディスク載置部41の外縁が
トレイ33の湾曲縁部103に当接し、引き出しレバー
121の第3直線部126が当接部113の第1当接面
113aに当接し、第1案内突起132はトレイ33の
第5切欠部107に当接する。これによってディスクホ
ルダー25aの移動が完了する。
【0044】一方、トレイ33はディスクホルダー25
を載せた状態で更に前方へのスライドを継続し、第1案
内突起132が第1レバー案内溝89の直線部89aの
終端に到達し、ディスク1aがキャビネット21から完
全に露出した位置でトレイ駆動ギヤ88が停止し、トレ
イ33のオープン動作が完了する。このとき、ディスク
ホルダー25aの第1切欠部43がトレイ33の指入れ
部111に一致しており、この指入れ部111に指を挿
入することによってユーザが容易にディスク1aを取り
出すことができる。また、この状態ではトレイ33の後
部ストッパ用リブ75がトレイ駆動ギヤ88のトレイス
トッパ88a,88aの一方と係合し、これに加えて引
き出しレバー121の第1案内突起132がホルダー載
置部91の第1レバー案内溝89の前端に当接すること
によって、トレイ33がそれ以上引き出されるのを防止
している。
【0045】また、ディスク1aをストッカ22に収納
する時のトレイ33のクローズ動作では、トレイ駆動ギ
ヤ88が上述とは逆の時計方向に回転し、これによって
トレイ33が後方へスライドする。このとき、オープン
動作とほぼ逆の動作によって引き出しレバー121が回
転し、図13に示すように短手部131がディスクホル
ダー25aの前面に当接して後方、すなわちストッカ2
2側に押圧し、トレイ33のクローズ動作の完了時には
図7に示すようにディスクホルダー25aがストッカ2
2に収納される。
【0046】このように、トレイ33に連動する引き出
しレバー121を使用することによって、ストッカ22
に収納されたディスク1aを簡単に出し入れすることが
できる。
【0047】続いて、ストッカ移動用カム23の構成及
び動作について説明する。図1に示すストッカ移動用カ
ム23の回転によってストッカ22が移動し、ユーザの
指定したディスク1aをトレイ33又は再生保持部35
の高さまで運ぶ。
【0048】図14に示すように、カム収納部61から
後方に向けて突出する3個のカムフォロワ62がストッ
カ移動用カム23に歯合している。このストッカ移動用
カム23は上部仕切部31を貫通し、後述するように上
部仕切部31の上に設けられたストッカ移動用カム駆動
手段によって回転駆動される。
【0049】ストッカ移動用カム23は、図15に示す
ようにストッカ22を上方又は下方に移動させるための
歯溝を傾斜させた傾斜部23aと、図16に示すように
ストッカ22を定位置に保持するための歯溝を水平に形
成した平坦部23bとで構成されている。この各平坦部
23bの間隔は、ストッカ22内に重ねられたディスク
ホルダー25aの間隔と同一に設定されている。また、
図15及び図16に示すように、ストッカ移動用カム2
3に平行なシャフト24がストッカ22を貫通してい
る。
【0050】図14に示すように、キャビネット21の
内側面にカム駆動モーター151が取り付けられ、その
回転軸が上部仕切部31を貫通している。図17に示す
ように、カム駆動モーター151の回転軸と第1中間ギ
ヤ153とは回転を伝達するためのベルト152が巻き
付けられている。第1中間ギヤの下面にはこれより径の
小さい第1内ギヤ154が設けられ、これに第2中間ギ
ヤ158が歯合している。第2中間ギヤ158には円形
の回転検出孔158aが1カ所設けられている。また、
第2中間ギヤ158の盤面に対向するように検知部16
2が設けられている。
【0051】第2中間ギヤ158の上面にはこれより小
径の第2内ギヤ159が設けられ、これに第3中間ギヤ
160が歯合している。更に、この第3中間ギヤ160
はストッカ移動用カム23の軸に固定されたカム用ギヤ
161に歯合している。尚、本例ではカム用ギヤ161
の1回転に対して、第2中間ギヤ158の1回転が相当
するように各ギヤ比が設定されている。
【0052】図18に示すように、検知部162は第2
中間ギヤ158の上下の盤面に対向するコ字形状に形成
されている。そして、上側の盤面に対向するようにセン
サー163が取り付けられ、下側の盤面に対向するよう
に発光体164が取り付けられている。
【0053】以下、ストッカ22の上昇動作を説明す
る。ストッカ22の停止状態では、第2中間ギヤ158
が回転検出孔158aがセンサー163及び発光体16
4に一致する位置で停止している。また、ストッカ移動
用カム23は図15に示すように傾斜部23aが後方
に、図16に示すように平坦部23bが前方を向いてい
る。図14に示すように、カムフォロワ62はストッカ
移動用カム23の平坦部23bに歯合している。したが
って、一般的な傾斜部のみで構成されたカムの場合と異
なり、カムフォロワ62が歯溝の傾斜面を滑り降りるこ
とがない。これによって、カムフォロワ62が確実に保
持され、ストッカ22の位置決めが確実且つ高精度に行
われる。
【0054】例えばディスク1aの1枚分の上昇を行う
場合、制御部36(図14)からの命令を受けて、図1
7に示すようにカム駆動用モーター151が反時計方向
に回転する。この回転はベルト152によって第1中間
ギヤ153に伝達され、第1内ギヤ154によって第2
中間ギヤ158を時計方向に回転させる。第2中間ギヤ
158は第2内ギヤ159を介して第3中間ギヤ160
を反時計方向に回転させる。第3中間ギヤ160はカム
用ギヤ161を介してストッカ移動用カム23を時計方
向に回転させる。
【0055】図14に示すようにストッカ移動用カム2
3が回転することにより、後方に向いていた傾斜部23
aが前方に回転する。このとき、カムフォロワ62が傾
斜部23aに案内されて移動し、ストッカ22が上昇す
る。上述したように、各平坦部23bの間隔はディスク
ホルダー25aの間隔と同一に設定されているので、ス
トッカ移動用カム23が1回転すると、ストッカ22が
ディスクホルダー25aの1段分上昇する。図17に示
すカム用ギヤ161の1回転に対する第2中間ギヤ15
8の回転数が1回転であるので、制御部36は図18に
おけるセンサー163が発光体164の発光を1回検出
した時点で、カム駆動用モーター151(図14)の回
転を停止させる命令を発する。
【0056】これにより図14に示すストッカ移動用カ
ム23は1回転で停止し、ストッカ22はディスク1a
の1枚分だけ上昇して停止する。このとき、平坦部23
bが前方を向いてカムフォロワ62と歯合しているの
で、上昇動作前と同様にカムフォロワ62が確実に保持
され、ストッカ22の位置決めが確実且つ高精度に行わ
れる。尚、ストッカ22の下降動作はカム駆動モーター
151をこれとは逆方向に回転させることにより行う。
また、ディスク1aの指定枚分上昇させる場合は、発光
体164(図14)の発光の検出回数に応じてストッカ
移動用カム23の回転数を制御することにより行うこと
が可能である。
【0057】上述したようにストッカ22の上下移動を
ストッカ移動用カム23の傾斜部23aで行い、位置決
めを平坦部23bで行うので、簡単な構成によってスト
ッカ22の位置決めを確実且つ高精度に行うことができ
る。
【0058】続いて、ストッカ22内に収納されたディ
スク1aを再生部34に着脱させるディスク着脱手段及
び動作を説明する。図1に示すように、上述したストッ
カ移動用カム23が回転してストッカ22が上下に移動
することによって、指定されたディスク1aを載置した
ディスクホルダー25aが再生位置の高さまで上昇又は
下降する。そして、ディスク搬送手段によってディスク
ホルダー25aに載置されたディスク1aが再生位置ま
で水平方向に搬送され、再生部昇降手段によって再生部
34が上昇してディスク1aがクランプされる。換言す
れば、ディスク着脱手段は連続的に動作する2つの手
段、すなわちディスク搬送手段及び再生部昇降手段から
構成されている。
【0059】以下、ディスク1aの再生部34への着脱
手段及び動作を説明する。図19は、ディスク1a、デ
ィスクホルダー25a及び再生保持部35の配置を示
す。左側の内面から水平に突出する板状の再生保持部3
5は、前部側に配された前部再生保持部35aと後部側
に配された後部再生保持部35bとで構成されている。
キャビネット21の左右内面には前後方向の直線状の左
縁案内部191及び右縁案内部192が設けられ、この
左縁案内部191と右縁案内部192の間隔はディスク
ホルダー25aの幅に合わせて設定されている。左縁案
内部191の前部側の終端にはホルダー掛止部194が
凹設されている。また、キャビネット21の前面側には
ディスクホルダー25aのディスク載置部41の形状に
応じて湾曲縁部193が設けられている。
【0060】前部再生保持部35a及び後部再生保持部
35bの下側には再生部34及びギヤ取付部185とが
設けられ、再生部34には光ピックアップ部181及び
ターンテーブル182が取り付けられている。再生部3
4は再生動作時に上昇して、光ピックアップ部181及
びターンテーブル182が前部再生保持部35a及び後
部再生保持部35bの間を挿通するようになっている。
【0061】一方、ギヤ取付部185には、ディスクホ
ルダー25aの第2突出部46のラック47に歯合可能
な位置に一方のディスク搬送手段である後部固定ギヤ1
84が設けられ、この後部固定ギヤ184の前側にもう
一方のディスク搬送手段である前部固定ギヤ183が設
けられている。この後部固定ギヤ184と前部固定ギヤ
183とは同径である。
【0062】図20Aに示すように、後部固定ギヤ18
4には歯が形成されていない第1切欠部188a及び第
2切欠部188bが全周のうち2カ所設けられている。
そして、ディスク着脱動作前の状態では後部固定ギヤ1
84がディスクホルダー25aの第2突出部46に干渉
しないように、第1切欠部188aが第2突出部46側
に配置され、後部固定ギヤ184はラック47とは歯合
していない。したがって、ストッカ22の移動によって
ディスクホルダー25aは後部固定ギヤ184に干渉さ
れることなく自由に上下移動を行うことができる。
【0063】図21に各固定ギヤ183,184の駆動
手段の詳細を示す。前部固定ギヤ183及び後部固定ギ
ヤ184には、ぞれぞれ下面側に外側のギヤに対して径
の小さい内ギヤ183a,184aが設けられている。
内ギヤ183a,184aはそれぞれ同径に設定され、
この双方に対して同期ギヤ186が歯合している。この
同期ギヤ186には伝達ギヤ187が歯合している。
【0064】一方、兼用ギヤ201の外周部には外周ギ
ヤ204が形成され、その下面側に半周に亘ってこれよ
り小径の内周ギヤ205が形成されている。図22に示
すように、兼用ギヤ201の外周ギヤ204には、全周
に亘って歯が設けられている上部歯合部204aと、こ
れと同径で略半周に亘って歯が設けられた下部歯合部2
04bとが形成されている。図21に実線で示す下部歯
合部204bに上述の伝達ギヤ187が歯合し、2点鎖
線で示す上部歯合部204aに駆動ギヤ202が歯合し
ている。また、内周ギヤ205に再生部昇降手段である
摺動部209の昇降用ラック211が歯合している。
【0065】駆動ギヤ202はギヤ取付部185の下に
取り付けられたローディング用モーター203の回転軸
に固定されている。すなわち、兼用ギヤ201の上部歯
合部204aは全周に亘って設けられているので、駆動
ギヤ202の回転は常に兼用ギヤ201に伝達される。
一方、兼用ギヤ201の下部歯合部204b及び内周ギ
ヤ205はそれぞれ略半周のみ設けられているので、こ
れらと歯合する伝達ギヤ187及び昇降用ラック211
は所定のタイミングで回転の伝達が切り替えられる。
【0066】図23に示すように、再生部34は回転軸
221によって回動自在に取り付けられており、再生部
34の右先端には円柱状の突出部222が形成されてい
る。一方、逆L字状の摺動部209は再生部34に対向
する縦面部209aと、ギヤ取付部185の上面に配置
される横面部209bとで構成されている。横面部20
9bの縁は昇降用ラック211が設けられ、これが兼用
ギヤ201の内周ギヤ205に歯合している。また、横
面部209bの下面側には前後方向(紙面に対して垂直
方向)に沿った下方突起223が設けられ、これが取付
部185に設けられた第1案内溝224に挿入されてい
る。また、縦面部209aの下端には取付部185側に
向けて屈折している右方突出部225が設けられ、これ
がギヤ取付部185の左側面に設けられた第2案内溝2
26に挿入されている。したがって、摺動部209は前
後方向(紙面に対して垂直方向)にスライド自在となっ
ている。また、トレイ載置部40の下側、すなわち再生
保持部35の天井側にはディスク1aをクランプするた
めのクランパ230が回転自在に取り付けられている。
【0067】摺動部209の縦面部209aには、図2
4に示すように左端部の水平部分と左下から右上にかけ
て傾斜した中央部分と右端部の水平部分からなる昇降案
内溝231が設けられている。そして、この昇降案内溝
231に再生部34の突出部222が挿入されている。
【0068】ストッカ22内に収納されたディスク1a
を再生位置まで搬送するときは、図21に示すローディ
ング用モーター203が反時計方向に回転駆動し、これ
によって兼用ギヤ201が時計方向に、伝達ギヤ187
が反時計方向に、同期ギヤ186が時計方向にそれぞれ
回転する。同期ギヤ186の回転は内ギヤ183a,1
84aに伝達されて、前部固定ギヤ183及び後部固定
ギヤ184が反時計方向に回転する。内ギヤ183a,
184aは同径のギヤであるので、図20Bに示すよう
に前部固定ギヤ183と後部固定ギヤ184とのラック
47の受け渡し時に、このラック47と前部及び後部固
定ギヤ183,184の歯がぶつからないように、前部
固定ギヤ183と後部固定ギヤ184は同期して回転す
る。
【0069】図25に示すように、回転駆動された後部
固定ギヤ184がディスクホルダー25aのラック47
に歯合し、そのまま回転を続けることによりディスク1
aを載置したディスクホルダー25aを前方にスライド
させる。尚、このとき兼用ギヤ201の内周ギヤ205
は昇降用ラック211に歯合していないので、昇降用ラ
ック211は移動しない。更に後部固定ギヤ184が回
転を継続すると、図26に示すように後部固定ギヤ18
4の第2切欠部188bがラック47の側に巡ってくる
前に、前部固定ギヤ183がラック47と歯合する。し
たがって、後部固定ギヤ184の第2切欠部188bが
ラック47側に向いている間にも、前部固定ギヤ183
によってディスクホルダー25aが更に前方に送り出さ
れる。
【0070】更に、図27に示すようにディスクホルダ
ー25aの左右側面が左縁案内部191及び右縁案内部
192に接することによって、ディスクホルダー25a
の前方へのスライドが案内される。ディスク1aが再生
位置に到達すると、ディスクホルダー25aの第1突出
部44がホルダー掛止部194に掛止され、ディスク載
置部41の外周が湾曲縁部193に当接することによっ
て、ディスクホルダー25aが再生位置に保持される。
このとき、ディスクホルダーの再生用孔53の位置にタ
ーンテーブル182及び光ピックアップ部181が配置
されている。
【0071】図28に示すように、ディスクホルダー2
5aが再生位置に搬送された時点で兼用ギヤ201の下
部歯合部204bが伝達ギヤ187から外れるので、ロ
ーディング用モーター203の回転が伝達ギヤ187に
伝達されなくなる。したがって、前部固定ギヤ183、
後部固定ギヤ184、同期ギヤ186及び伝達ギヤ18
7が停止する。
【0072】ローディング用モーター203は、ディス
クホルダー25aの搬送完了後も回転を継続し、続いて
再生部34の上昇動作が行われる。図28の状態からロ
ーディング用モーター203が回転を継続し、さらに兼
用ギヤ201が回転する。このとき、はじめて兼用ギヤ
201の内周ギヤ205が昇降用ラック211に歯合す
る。兼用ギヤ201の回転は昇降用ラック211のみに
伝達され、これによって図29に示すように摺動部20
9が後方に摺動する。これによって、図30に示すよう
に再生部34の突出部222が昇降案内溝231に案内
されて右上端まで運ばれる。したがって、図31に示す
ように回転軸221を中心に再生部34が反時計方向に
回動して上昇し、所定位置に配置される。
【0073】これにより光ピックアップ部181及びタ
ーンテーブル182は再生保持部35の上に突出し、デ
ィスクホルダー25aの上に載置されていたディスク1
aがターンテーブル182及びクランパ230によって
挟持されクランプされると共に、光ピックアップ部18
1はディスク1aの下面に近接して対向する。この状態
でターンテーブル182によってディスク1aが回転
し、光ピックアップ部181がディスク1aに記録され
た信号を読み出して再生動作を行う。
【0074】このとき、図28に示すように後部固定ギ
ヤ184の第2切欠部188bが再生中のディスクホル
ダー25a以外のディスクホルダー25aの第2突出部
46側に向いており、後部固定ギヤ184はラック47
とは歯合していない。したがって、ディスク1aの再生
中であっても他のディスクホルダー25aは後部固定ギ
ヤ184に干渉されることなく自由に上下移動を行うこ
とができる。
【0075】一方、ストッカ22への収納動作では、図
29の状態からローディング用モーター203が上述と
は逆方向、すなわち時計方向に回転駆動することによっ
て、上述とは逆の動作によって再生部34が下降し、デ
ィスク1aを載置したディスクホルダー25aが後方へ
移動して、図19に示すようにストッカ22に収納され
る。
【0076】上述したように、このディスクオートチェ
ンジャ20では、ディスク搬送手段として1対の各固定
ギヤ183,184を使用することによって、簡単な構
成でディスク1aを再生部34に着脱することができ
る。また、後部固定ギヤ183にディスクホルダー25
aの第2突出部46を通過させるための各切欠部188
a,188bが設けられているので、ストッカ22内の
ディスクホルダー25aが自由に上下移動を行うことが
できる。
【0077】さて、上述の説明は直径12cmのCDで
あるディスク1aを使用する場合について行ったが、続
いて直径8cmのCDであるディスク1bを使用する場
合を説明する。
【0078】このディスクオートチェンジャ20は直径
8cmのCDであるディスク1bも再生することが可能
である。図32に示すようにストッカ22にはディスク
1b専用のディスクホルダー25bも収納されている。
このディスクホルダー25bは、直径12cmのディス
ク1a用のディスクホルダー25aと同一の外形となっ
ている。したがって、上述したストッカ22への収納、
トレイ33のオープン又はクローズ動作及び再生部34
へのディスク着脱動作については、ディスクホルダー2
5aと全く同様である。
【0079】ディスクホルダー25bの中央には直径8
cmのディスク1bの外径に合わせた円形のディスク載
置部251が凹設され、ここにディスク1bが載置され
る。また、光ピックアップ部181及びターンテーブル
182が挿通する位置に応じて再生用孔53が設けられ
ている。各検出孔55a〜55g及び前後方向に沿った
直線状のレバー溝部56はディスク1a用のディスクホ
ルダー25aと同位置に設けられている。
【0080】ディスク載置部251の右前及び左後に
は、ディスク1bの保持手段としての長板状の第1押さ
えレバー252及び矩形の第2押さえレバー253がデ
ィスクホルダー25bの下面側にそれぞれ回転軸25
4,255によって回動自在に取り付けられている。デ
ィスク載置部251の右前及び左後の外周部分には後述
する各保持部256,257の回動範囲に応じた長孔2
58,259が設けられている。
【0081】第1押さえレバー252は、図33に示す
ように長板状の長手部231とこの先端にディスク1b
側に向けて設けられた爪状の第1保持部256で構成さ
れ、回転軸254は長手部231の略中央に取り付けら
れている。なお、同図は理解を容易にするためにディス
クホルダー25bを省略し、第1押さえレバー252、
ディスク1b及び長孔258のみを表したものである。
第1保持部256は長孔258を通じてディスクホルダ
ー25b(図32)の下面から上面に挿通されている。
第1保持部256の反対側となる長手部231の端部に
は円形の当接突起232が下面側に突設されている。長
手部231の中央部には係止部233が凹設されてお
り、これにディスクホルダー25bの下面に形成された
係止突起234が挿入されて係止されている。この状態
では第1保持部256がディスク1bの外周縁を越えて
上面に接しており、ディスク1bが確実に保持されてい
る。
【0082】一方、第2押さえレバー253は図34に
示すように矩形部236とディスク1b側に突出する爪
状の第2保持部257とで構成されている。同図は理解
を容易にするためにディスクホルダー25b本体を2点
鎖線で表し、第2押さえレバー253、ディスク1b及
びストッカ22を示したものである。
【0083】同図に示すように、第2保持部257は長
孔259を通じてディスクホルダー25bの下面から上
面に挿通されている。矩形部236のストッカ22側に
は弾性変形が可能なように板状に形成された当接足部2
41が設けられており、この当接足部241の先端部に
はストッカ22の内面に当接する三角形状の頂点部23
9が成形され、当接足部241の先端はストッカ22の
内方斜めに向いた突起状の突端部240となっている。
また、矩形部236の下面には長板状の案内板部242
が形成されている。
【0084】当接足部241の頂点部239がストッカ
22の内面に当接し、案内板部242がストッカ22の
底面に前後に亘って設けられたストッカ底面溝243に
挿入されることによって、第2押さえレバー253が所
定位置に保持されている。このとき、第2保持部257
がディスク1bの外縁を越えて上面に接しており、ディ
スク1bが確実に保持される。
【0085】図35に示すように、ホルダー載置部91
には三角状の三角突起115及び当接部113が設けら
れている。当接部113は、左右方向に沿った第1当接
面113a及び第3当接面113cと、斜め方向に沿っ
た第2当接面113b及び第4当接面113dとで構成
されている。また、図36に示すように三角突起115
は、左側面の直線部115aと前部側の水平部115b
とで構成されている。
【0086】さて、トレイ33のオープン及びクローズ
動作時の各押さえレバー252,253の動作を以下に
説明する。図35に示すように、ディスクホルダー25
bがストッカ22内に収納されているときは、第1押さ
えレバー252及び第2押さえレバー253によってデ
ィスク1bはディスク載置部251に保持されているの
で装置内での脱落や位置ズレが防止される。
【0087】トレイ33のオープン動作が開始され、デ
ィスクホルダー25bが前方にスライドすると、図36
に示すように第1押さえレバー252の当接突起232
は三角突起115の直線部115aの横を通過し、当接
部113の第3当接面113cに当接すると共に、第4
当接面113dが長手部231の後部に当接する。これ
によって、第1押さえレバー252が時計方向に回動し
て、ディスクホルダー25bの係止突起234が第1押
さえレバーの係止部233から外れる。したがって、第
1保持部256がディスク1bの上面から待避する。
【0088】一方、第2押さえレバー253は、図34
に示すようにディスクホルダー25bの前方へのスライ
ド動作のとき、当接足部241の頂点部239がストッ
カ22の内壁に当接し、案内板部242がストッカ底面
溝243に挿入された状態のまま、前方にスライドす
る。そして、図37に示すようにストッカ22から引き
出されてトレイ33の上をスライドし始めると、係合案
内溝105の湾曲部105aによって案内板部242が
係合案内溝105に導かれる。このとき、第2押さえレ
バー253は反時計方向に回動して、第2保持部257
がディスク1bの上面から待避する。これと同時に、当
接足部241が左縁案内部101の左側面に凹設された
押さえレバー案内部100に挿入される。更に、案内板
部242は係合部案内溝105の右側面に押圧される。
したがって、第2押さえレバー253が反時計方向に回
動し、第2保持部257がディスク1bの上面から待避
した状態で保持される。
【0089】トレイ33のオープンが完了すると、図3
8に示すように各押さえレバー252,253はそれぞ
れ時計方向及び反時計方向に回動して、各保持部25
6,257がディスク1bの上面から待避しているの
で、ユーザはディスク1bを交換することができる。
【0090】また、トレイ33のクローズ時には、図3
9に示すように第1押さえレバー252の当接突起23
2が三角突起115の前部側の水平部115bに当接し
て、第1押さえレバー252が反時計方向に回動し、係
止部233が係止突起234に再び係止される。係止部
233が係止された後、当接突起232は水平部115
bに案内され三角突起115の左側を通過する。
【0091】一方、図37に示す第2押さえレバー25
3については、ディスクホルダー25bの後方への移動
に伴って当接足部241がレバー案内部100の左側面
の湾曲部に導かれて、第2押さえレバー253は時計方
向に回動する。従って、ディスクホルダー25bがスト
ッカ22に収納される直前には、案内板部242とスト
ッカ底面溝243とが一直線をなしている。この状態で
当接足部241がストッカ22の内面側に案内され、案
内板部242が再びストッカ底面溝243に挿入され
る。
【0092】このように、図35に示すようにディスク
ホルダー25bがストッカ22に収納されたときには、
各押さえレバー252,253の各保持部256,25
7がディスク1bを所定位置に保持する。尚、上述の説
明はストッカ22に収納された7個のディスクホルダー
25bのうちの一個について説明したが、他の6個につ
いても同様に形成されている。
【0093】また、図19に示すように前部再生保持部
35aにも三角突起115及び当接部113が形成され
ると共に、その左縁案内部191に押さえレバー案内部
100が設けられているので、ディスク着脱動作におい
ても各押さえレバー252,253は同様に回動する。
したがって、ディスク1bが再生位置に搬送された状態
では各押さえレバー252,253がディスク1bに干
渉しない位置に待避しているので、図31に示すように
ディスク1bはターンテーブル182とクランパ230
にクランプされて回転可能となる。
【0094】上述したように、直径8cmのディスク1
bはディスクオートチェンジャ20の内部で2個の押さ
えレバー252,253によって保持されているので、
揺れや衝撃が加わった場合にも装置内部でのディスク1
bの脱落又は位置ズレが防止される。尚、この押さえレ
バー252,253は直径12cmのディスク1a専用
のディスクホルダー25aにも取り付けることも可能で
ある。
【0095】さて、このディスクオートチェンジャ20
では直径12cmのディスク1a及び直径8cmのディ
スク1bの両方を使用でき、更に使用されるディスク1
a,1bの種類、有無、ユーザの誤操作等を検出するこ
とが可能である。続いて、ディスク1a,1bの判別手
段及び動作を説明する。
【0096】図2に示すように、直径12cmのディス
ク1a用のディスクホルダー25aには、7個の検出孔
55a〜55gがディスク1aの中心に対して左右非対
称の位置に前後方向に沿って2列に設けられている。一
方、図32に示すように直径8cmのディスク1b用の
ディスクホルダー25bには、各検出孔55a〜55g
はディスク1a用のディスクホルダー25aと同位置に
設けられ、そのうち3カ所の検出孔55c〜55eがデ
ィスク載置部251の底面に配置されるようになってい
る。図6に示すように、トレイ33の底面部97には各
検出孔55の列の同一線上であってストッカ22寄りの
位置に検出孔55h,55iがそれぞれ設けられてい
る。尚、この検出孔55i,55hは左右方向に沿って
同一線上に配されている。
【0097】また、図5に示すように、ディスクホルダ
ー25aの検出孔55a,55c,55e,55gとト
レイ33の検出孔55h(図6)が通過する位置及びデ
ィスクホルダー25aの検出孔55b,55d,55f
とトレイ33の検出孔55i(図6)が通過する位置に
受光体である2個のセンサー86a,86bがそれぞれ
トレイ載置部40に設けられている。また、図40に示
すように、トレイ載置部40の天井側にセンサー86
a,86bに対応して発光体260a,260bがそれ
ぞれ取り付けられている。
【0098】また、図41に示すように、トレイ33の
右側面には板状のタイミングレバー261が垂直に配さ
れ、このタイミングレバー261は回転軸264によっ
て回動自在に取り付けられると共に、適宜な付勢手段
(図示せず)によって反時計方向に付勢されている。タ
イミングレバー261の上部先端には内側に向けてトレ
イ当接部262が突出成形されていると共に、タイミン
グレバー261の下端には内側へ向けてスイッチ押圧部
263が突出成形されている。このスイッチ押圧部26
3は、プッシュスイッチ265の接点266に対して所
定間隔を隔てて配置されている。一方、図42に示すよ
うにトレイ33の右側面に設けられたレバー滑動面26
9には3カ所のタイミング溝271a,271b,27
1cが設けられており、トレイ33のクローズ時には最
前側のタイミング溝269aにタイミングレバー261
のトレイ当接部262が挿入されている。
【0099】ディスク判別動作は以下のように行われ
る。トレイ33がオープンした状態では、図43に示す
ようにタイミングレバー261のトレイ当接部262は
最後部のタイミング溝271cに挿入されている。した
がって、図41に示すようにスイッチ押圧部263はプ
ッシュスイッチ265の接点266から離れている。ユ
ーザがディスク1aを載置した後にトレイ33の後方へ
のスライド動作が開始されると、図43に示すタイミン
グレバー261のトレイ当接部262が、トレイ33の
後方へのスライドによってタイミング溝271cから外
れてレバー滑動面269を滑って移動する。これによっ
て図41に示すタイミングレバー261が付勢力に抗し
て時計方向に回動し、プッシュスイッチ265の接点2
66を押圧する。この動作によってプッシュスイッチ2
65がオンとなり、この信号が制御部36(図1)に送
られてディスク判別動作が開始される。上述したよう
に、引き出しレバー121(図12)によってディスク
ホルダー25aも同時に後方にスライドする。このディ
スクホルダー25aの後方への移動速度はトレイ33の
略2倍であるので、図44に示すようにディスクホルダ
ー25aがトレイ33よりも先にセンサー86a,86
bの上を通過する。
【0100】ディスク判別動作が開始されると、発光体
260a,260b(図40)がそれぞれ発光し、図4
4に示すディスクホルダー25aの各検出孔55a〜5
5gが通過したときにセンサー86a,86bが発光体
260a,260bの発光を検出する。そして、図45
に示すように、トレイ33のクローズ直前にはディスク
ホルダー25aがトレイ33の2カ所の検出孔55h,
55iの上を完全に通過しており、検出孔55h,55
iを通じてセンサー86a,86bが発光体260a,
260bの発光を検出する。
【0101】最後の検出孔55h,55iがセンサー8
6bの上を通過する瞬間、図43に示すタイミングレバ
ー261のトレイ当接部262はタイミング溝271b
に挿入されることによって、図41に示すようにタイミ
ングレバー261が反時計方向に回動してプッシュスイ
ッチ265の接点266から離れる。これによって、制
御部36(図1)は図45に示すようにすべての検出孔
55a〜55iの通過が完了したことを検出すると共
に、この瞬間に検出孔55a〜55iについての発光の
検出結果に基づいて制御部36(図1)がディスク1の
状態の判別を行う。
【0102】トレイ33のクローズが完了すると、図4
2に示すようにタイミングレバー261のトレイ当接部
262がタイミング溝271cに挿入され、図41に示
すようにスイッチ押圧部263はプッシュスイッチ26
5の接点266から離れる。これによって、制御部36
(図1)はディスク1の判別動作を終了する。
【0103】このように、センサー86a,86bが発
光体260a,260bの発光を各検出孔55a〜55
iを通じて計9回検出する。ディスク1が載置されてい
た場合には所定の検出孔55a〜55iを通過する発光
が遮られるので、ディスク1の種類、有無及びユーザの
誤操作を検出することが可能である。図46は、このデ
ィスク1の種類及び有無の判別動作を想定し得るすべて
の場合(正常操作及び誤操作)について示す。以下、そ
れぞれの場合について説明する。
【0104】図46(a)はディスク1がディスクホル
ダー25に載置されていない場合である。この場合、発
光体260a,260bから発された光はすべての検出
孔55a〜55iを通過するので、センサー86a,8
6bはこれらすべての発光を検出する。したがって、制
御部36は当該ディスクホルダー25にはディスク1が
載置されていないものと認識する。
【0105】図46(b)はディスクホルダー25aに
直径12cmのディスク1aが正常に載置された場合で
ある。この場合、図44に示すようにディスクホルダー
25aの検出孔55a〜55gについては、発光体26
0a,260bの発光がディスク1a自体によって遮ら
れるので、センサー86a,86bはこれを検出しな
い。そして、図45に示すようにトレイ33の検出孔5
5h,55iについては発光が検出される。
【0106】図46(c)はディスクホルダー25bに
直径8cmのディスク1bが正常に載置された場合であ
る。この場合、図32に示すようにディスクホルダー2
5bの3カ所の検出孔55c〜55eがディスク載置部
251の底面に配置されているので、検出孔55c〜5
5eについてのみ発光体260a,260bの発光がデ
ィスク1a自体によって遮られ、センサー86a,86
bはこれを検出しない。したがって、検出孔55a,5
5b,55f〜55iについてのみ発光が検出される。
【0107】以上のようにディスク1がない場合及びデ
ィスク1が適正に載置された場合、トレイ33は正常に
クローズ動作を行って、ディスクホルダー25a又は2
5bをストッカ22に収納する。続いて、ユーザによる
誤操作の場合について説明する。
【0108】図46(d)及び図46(e)は、ユーザ
が誤ってディスク1を2枚重ねてクローズ動作を行った
場合を示す。図46(d)は、ディスク1aの上にディ
スク1bを重ねた場合である。この場合、ディスクホル
ダー25aの検出孔55a〜55gについては、発光体
260a,260bの発光がディスク1a自体によって
遮られるので、センサー86a,86bはこれを検出し
ない。これは図46(b)の場合と同様である。しかし
ながら、図44に示すようにディスクホルダー25aに
載置されたディスク1aは正常にストッカ22側にスラ
イドするが、その上に重ねられたディスク1bはトレイ
カバー138の抜き孔139に縁に当接して後方に残さ
れる。そして、図47に示すようにディスクホルダー2
5aがトレイ33から抜け出してしまう直前に、ディス
ク1bの一方の縁がトレイ33のホルダー載置部91の
上に滑り落ちる。この瞬間に、図45に示すようにトレ
イ33の検出孔55h,55iがセンサー86a,86
bの上を通過する。すなわち、ディスク1bによって検
出孔55h,55iのどちらか一方又は両方が遮られ、
センサー86a又は86bがこれらについて発光を検出
しない。
【0109】検出孔55h,55iについて発光が検出
されなかった場合、制御部36(図1)はこれを誤動作
として認識する。上述したように、この判別動作は最後
の検出孔55iがセンサー86bの上をを通過する瞬
間、すなわちトレイ33が完全にクローズする直前に行
われ、クローズ動作をその時点で中止し、トレイ33を
前方にオープンさせる。このとき、図47に示すよう
に、ディスク1bは一方の縁がトレイ載置部91に落下
しているが、他方の縁はまだディスク1aの上面にかか
っている。したがって、この時点でトレイ33が逆方
向、すなわち前方にスライドするとディスク1bは再び
ディスク1aの上面に載置され、トレイ33が完全にオ
ープンした状態ではディスク1aの上にディスク1bが
重ねられた状態が再現され、ユーザは誤操作の原因とな
ったディスク1bを容易に取り除くことができる。
【0110】図46(e)はディスク1bの上にディス
ク1aを重ねた場合も同様であって、ディスク1aの一
方の縁がトレイ載置部91に落下し、検出孔55h及び
55iの双方についてセンサー86a又は86bは発光
を検出しない。したがって、制御部36(図1)はクロ
ーズ動作をその時点で中断し、トレイ33を前方にオー
プンさせる。
【0111】図46(f)は、直径12cmのディスク
1a専用のディスクホルダー25aの上にユーザが誤っ
て直径8cmのディスク1bを載せた場合である。図2
に示すように、ディスクホルダー25aのディスク載置
部41はディスク1a用の径に設定されているため、図
48に示すようにディスク1bの位置はディスク載置部
41の範囲内で不特定となる。しかしながら、同図に示
すようにディスク1bがどの位置にあっても、トレイ3
3がクローズ動作を開始すると、ディスク1bはその下
面側の摩擦力が非常に少ないために滑り出し、ディスク
載置部41の前部に移動する。したがって、検出孔55
d,55eの一方又は両方が遮られる。この場合には、
制御部36はこれを誤動作として認識し、クローズ動作
をその時点で中断し、トレイ33を前方にオープンさせ
る。
【0112】図46(g)は直径8cmのディスク1b
用のディスクホルダー25bの上に直径12cmのディ
スク1aを載置した場合である。ディスクホルダー25
bは図32に示すように、ディスク載置部251はディ
スク1bの外径に合わせて凹設されているので、これよ
り径の大きいディスク1aをディスク載置部251に載
せることはできない。したがって、図46(d)及び同
図(e)の場合と同様に、図47に示すようにトレイカ
バー138の抜き孔139に縁に当接して後方に残さ
れ、ホルダー載置部91にディスク1aの一方の縁が落
下する。したがって、図46(g)の場合は、検出孔5
5h,55iについて発光が検出されない。したがっ
て、制御部36はこれを誤動作として認識し、クローズ
動作をその時点で中断し、トレイ33を前方にオープン
させる。
【0113】以上の判別動作をまとめると、ディスク1
のサイズ及び有無については図4(a)〜(c)によっ
て判別することができる。また、正常操作と誤操作につ
いては、検出孔55c〜55eを通過する発光がすべて
検出されるか又はすべて検出されない場合であって、加
えて検出孔55h,55iの両方で発光が検出された場
合のみを正常操作として判断し、これ以外の場合にはユ
ーザの誤操作として判断する。
【0114】尚、上述の実施例では検出手段として発光
体260a,260bとセンサー86a,86bの組み
合わせによる透過型のセンサーを使用した場合を説明し
たが、ディスク1の盤面に反射する光を検出する反射型
のセンサーを使用してもよい。
【0115】以上述べたように、このディスクオートチ
ェンジャ20ではユーザの誤動作を判別することによっ
て常に適正な状態でディスク1がストッカ22に収納さ
れる。
【0116】更に、このディスクオートチェンジャ20
ではユーザが自由にディスクホルダー25を交換するこ
とができる。上述したように、図12に示すトレイカバ
ー138の係合の度合は簡単に外せる程度に設定されて
いるので、トレイ33をオープンした状態でトレイカバ
ー138(図7)を外すことによりディスクホルダー2
5が露出する。この状態でディスクホルダー25を交換
することによって、ユーザはストッカ22内の7個のデ
ィスクホルダー25a,25bの組み合わせを自由に設
定できる。また、あらかじめディスクホルダー25a,
25bの組み合わせを設定しておき、変更する必要がな
いときには、トレイカバー138をトレイ33に固定し
ておくことにより、トレイカバー138を紛失したり、
取扱い時に破損したりするおそれがない。
【0117】続いて、このディスクオートチェンジャ2
0の各種動作を説明する。
【0118】初期設定モードは、電源投入時又はリセッ
ト時に以下のように行われる。トレイ33がオープンし
ていた場合にはこれをクローズする。また、再生部34
が上昇していた場合にはこれを下降させる。更に、スト
ッカ22を最下位置に移動させる。例えば、電源投入時
又はリセット時に、例えば図49に示すように3段目の
ディスク1が再生部34によってクランプされていた場
合、まず再生部34を下降させ(図50)、次にディス
ク1を載置したディスクホルダー25をストッカ22へ
収納し(図51)、そしてストッカ22を最下位置まで
移動させる(図52)。この状態を初期設定状態とす
る。
【0119】トレイ33のオープンモードは、図53に
示すように初期設定状態にある場合、まずストッカ22
を上昇させて指定したディスク1を載置したディスクホ
ルダー25、例えばストッカ22が移動して1段目のデ
ィスクホルダー25をトレイ33の高さまで運び(図5
4)、次にそのディスク1及びディスクホルダー25を
トレイ33まで搬送し(図55)、続いてトレイ33が
オープンする(図56)。また、図57に示すようにデ
ィスク1、例えば3段目のディスク1が再生部34によ
って保持されていた場合、まず再生部34を下降させ
(図58)、次にディスク1を載置したディスクホルダ
ー25をストッカ22へ収納し(図59)、ストッカ2
2が移動してそのディスク1をトレイ33の高さまで運
ぶ(図60)。そして、そのディスク1及びディスクホ
ルダー25をトレイ33まで搬送し(図61)、トレイ
33がオープンする(図62)。
【0120】ホルダー指定オープンモードは、ユーザの
指定したディスクホルダー25をオープンする。例え
ば、図63に示すように3段目のディスク1が再生部3
4によって保持されていたときにディスクホルダー1が
指定された場合、まず再生部34を下降させ(図6
4)、次にディスク1を載置したディスクホルダー25
をストッカ22へ収納し(図65)、ストッカ22が移
動して1段目のディスクホルダー25をトレイ33の高
さまで運ぶ(図66)。そして、その1段目のディスク
ホルダー25をトレイ33まで搬送し(図67)、トレ
イ33がオープンする(図68)。
【0121】再生モードでは、図69に示すように初期
設定状態であった場合、1段目のディスク1及びディス
クホルダー25が再生位置まで搬送され(図70)、再
生部34が上昇してディスク1が再生される(図7
1)。なお、この再生モードにおいては、再生位置と同
じ高さに配置されていたディスク1が再生される。ま
た、ディスク1がすでに再生部34によって保持されて
いた場合には、そのディスク1がそのまま再生される。
【0122】ダイレクト再生モードでは、ディスク1が
再生部34によって保持されていたときに、ユーザの指
定した他のディスク1の再生を行うことができる。例え
ば図72に示すように、3段目のディスク1が再生部3
4によって保持されていたときにユーザが7段目のディ
スク1の再生を指定した場合、まず再生部34を下降さ
せ(図73)、次に3段目のディスク1を載置したディ
スクホルダー25をストッカ22へ収納する(図7
4)。次に、ストッカ22が移動して7段目のディスク
1及びディスクホルダー25を再生位置の高さまで運び
(図75)、7段目のディスク1及びディスクホルダー
25が再生位置まで搬送され(図76)、再生部34が
上昇してディスク1が再生される(図77)。
【0123】ディスクチェンジモードでは、ディスク1
の再生中にストッカ22内の他のディスク1の収納及び
交換を行うことができる。例えば、図78に示すように
3段目のディスク1が再生されているときにユーザによ
ってディスクチェンジモードが指定されると、再生動作
はそのまま継続され、ストッカ22が上昇して再生中の
ディスク1の下の段、すなわち4段目のディスクホルダ
ー25をトレイ33の高さまで運ぶ(図79)。そし
て、そのディスクホルダー25がトレイ33まで搬送さ
れ(図80)、トレイ33がオープンする(図81)。
ここで、ユーザがディスク1を載置する。その後、トレ
イ33がクローズし(図82)、さらに新たに追加され
たディスク1を載置した4段目のディスクホルダー25
をストッカ22に収納し(図83)、ストッカ22はデ
ィスクチェンジモード開始前の位置まで移動する(図8
4)。このディスクチェンジモードでは、ディスクホル
ダー25の指定がない場合には、再生中のディスク1の
1段下のディスクホルダー25をオープンさせる。キャ
ビネット21の前面のキー(図示せず)によってユーザ
が特定のディスクホルダー25を指定した場合には、そ
のディスクホルダー25がオープンされる。
【0124】このように、このディスクオートチェンジ
ャ20では再生部34の動作中にトレイ33がオープン
又はクローズ動作を行うことができるので、ディスク1
の再生中にストッカ22内の他のディスク1の収納及び
交換を行うことが可能である。
【0125】さて、図85に第2実施例であるディスク
オートチェンジャ30の構成を示す。このディスクオー
トチェンジャ30は、更に再生部34に直接ディスク1
を着脱するためのサブトレイ301を第1実施例である
ディスクオートチェンジャ20に追加したものである。
サブトレイ301はトレイ33と異なり、ディスクホル
ダー25を載置せずにディスク1を直接載置してオープ
ン又はクローズ動作を行う。
【0126】このディスクオートチェンジャ30は、上
述のディスクオートチェンジャ20の各動作モードに加
えて一時再生モードを備えている。一時再生モードは、
例えば図86の状態からサブトレイ301をオープン
し、ここにユーザが一時再生したいディスク1を載置す
る(図87)。その後、サブトレイ301がクローズし
て、そのディスク1が再生位置に配置され(図88)、
再生部34が上昇して再生が行われる(図89)。した
がって、この一時再生モードによってユーザは煩雑なデ
ィスク1の収納及び交換を行うことなく外部のディスク
1の再生を直接行うことができる。
【0127】このように、ディスクオートチェンジャ3
0の場合では、外部のディスク1をストッカ22に収納
又は交換することなく直接再生部34に着脱できるの
で、ユーザが外部のディスク1を簡単な操作で一時再生
を行うことができる。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、記録媒体
を収納する移動可能な収納手段と、記録媒体の再生手段
と、記録媒体を収納手段から外部に対して出し入れする
ための出入手段と、記録媒体を載置して移動又は所定の
位置に保持するための載置手段とを備え、載置手段が記
録媒体を所定位置に保持するための保持手段を有し、記
録媒体が収納手段に収納されている時は保持手段が記録
媒体を保持し、出入手段による出し入れ時及び再生手段
による再生時は保持手段が記録媒体から待避することを
特徴とするものである。
【0129】したがって、本発明によれば、装置内部で
押さえレバー等の保持手段によってディスク等の記録媒
体の位置ズレ及び脱落を生じることがないので、記録媒
体の破損や装置の故障が防止される等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例であるオートチェンジ
ャ20の構成図である。
【図2】ストッカ22とディスクホルダー25aの構成
図である。
【図3】板バネ65の形状を示す上面図である。
【図4】ストッカ22の構造を示す側断面図である。
【図5】図1のA−A断面図である。
【図6】トレイ33の形状を示す上面図である。
【図7】引き出しレバー121の形状を示す上面図であ
る。
【図8】図7のB−B断面図である。
【図9】トレイ33のオープン動作(1/2)を示す図
である。
【図10】ホルダー用係合部137の係合を示す図であ
る。
【図11】トレイ33のオープン動作(2/2)を示す
図である。
【図12】トレイ33のオープン動作完了状態を示す上
面図である。
【図13】クローズ動作時の短手部131の状態を示す
図である。
【図14】ストッカ移動用カム23の側面図である。
【図15】図14のC−C断面図である。
【図16】図14のD−D断面図である。
【図17】ストッカ移動用カム23の駆動手段の構成図
である。
【図18】検知部162の断面図である。
【図19】固定ギヤ183,184の配置を示す上面図
である。
【図20】固定ギヤ183,184の形状及び動作を示
す上面図である。
【図21】固定ギヤ183,184の駆動手段の構成図
である。
【図22】図21の兼用ギヤ201のE矢視図である。
【図23】再生部34の構成図である。
【図24】図21の摺動部209のF矢視図である。
【図25】ディスクホルダー25aの搬送動作(1/
2)を示す図である。
【図26】ディスクホルダー25aの搬送動作(2/
2)を示す図である。
【図27】ディスクホルダー25aの搬送動作完了状態
を示す上面図である。
【図28】搬送動作完了時の各ギヤの状態を示す上面図
である。
【図29】再生部34の上昇動作完了時の各ギヤの状態
を示す上面図である。
【図30】図29の摺動部209のG矢視図である。
【図31】再生部34の上昇動作完了時の状態を示す断
面図である。
【図32】ディスクホルダー25bの構成図である。
【図33】第1押さえレバー252の形状を示す上面図
である。
【図34】第2押さえレバー253の形状を示す上面図
である。
【図35】収納時の各押さえレバー252,253の状
態を示す上面図である。
【図36】オープン時の第1押さえレバー252の状態
を示す上面図である。
【図37】第2押さえレバー253の回動を示す上面図
である。
【図38】オープン時の各押さえレバー252,253
の状態を示す上面図である。
【図39】クローズ動作時の第1押さえレバー252の
回動を示す上面図である。
【図40】ディスク判別手段の構成図である。
【図41】図7のH−H断面図である。
【図42】図41のI−I断面図である。
【図43】タイミングレバー261の動作を示す図であ
る。
【図44】ディスク1の判別動作(1/2)を示す図で
ある。
【図45】ディスク1の判別動作(2/2)を示す図で
ある。
【図46】ディスク1の判別動作を示す図である。
【図47】図46(d)及び(e)の場合のディスク1
の状態を示す断面図である。
【図48】図46(f)の場合のディスク1bの状態を
示す上面図である。
【図49】初期設定モード(1/4)の動作説明図であ
る。
【図50】初期設定モード(2/4)の動作説明図であ
る。
【図51】初期設定モード(3/4)の動作説明図であ
る。
【図52】初期設定モード(4/4)の動作説明図であ
る。
【図53】初期設定状態でのオープンモード(1/4)
の動作説明図である。
【図54】初期設定状態でのオープンモード(2/4)
の動作説明図である。
【図55】初期設定状態でのオープンモード(3/4)
の動作説明図である。
【図56】初期設定状態でのオープンモード(4/4)
の動作説明図である。
【図57】ディスク1がクランプされていた場合のオー
プンモード(1/6)の動作説明図である。
【図58】ディスク1がクランプされていた場合のオー
プンモード(2/6)の動作説明図である。
【図59】ディスク1がクランプされていた場合のオー
プンモード(3/6)の動作説明図である。
【図60】ディスク1がクランプされていた場合のオー
プンモード(4/6)の動作説明図である。
【図61】ディスク1がクランプされていた場合のオー
プンモード(5/6)の動作説明図である。
【図62】ディスク1がクランプされていた場合のオー
プンモード(6/6)の動作説明図である。
【図63】ホルダー指定オープンモード(1/6)の動
作説明図である。
【図64】ホルダー指定オープンモード(2/6)の動
作説明図である。
【図65】ホルダー指定オープンモード(3/6)の動
作説明図である。
【図66】ホルダー指定オープンモード(4/6)の動
作説明図である。
【図67】ホルダー指定オープンモード(5/6)の動
作説明図である。
【図68】ホルダー指定オープンモード(6/6)の動
作説明図である。
【図69】再生モード(1/3)の動作説明図である。
【図70】再生モード(2/3)の動作説明図である。
【図71】再生モード(3/3)の動作説明図である。
【図72】ダイレクト再生モード(1/6)の動作説明
図である。
【図73】ダイレクト再生モード(2/6)の動作説明
図である。
【図74】ダイレクト再生モード(3/6)の動作説明
図である。
【図75】ダイレクト再生モード(4/6)の動作説明
図である。
【図76】ダイレクト再生モード(5/6)の動作説明
図である。
【図77】ダイレクト再生モード(6/6)の動作説明
図である。
【図78】ディスクチェンジモード(1/7)の動作説
明図である。
【図79】ディスクチェンジモード(2/7)の動作説
明図である。
【図80】ディスクチェンジモード(3/7)の動作説
明図である。
【図81】ディスクチェンジモード(4/7)の動作説
明図である。
【図82】ディスクチェンジモード(5/7)の動作説
明図である。
【図83】ディスクチェンジモード(6/7)の動作説
明図である。
【図84】ディスクチェンジモード(7/7)の動作説
明図である。
【図85】本発明に係る第2実施例であるオートチェン
ジャ30の構成図である。
【図86】一時再生モード(1/4)の動作説明図であ
る。
【図87】一時再生モード(2/4)の動作説明図であ
る。
【図88】一時再生モード(3/4)の動作説明図であ
る。
【図89】一時再生モード(4/4)の動作説明図であ
る。
【図90】従来のディスクオートチェンジャ10の構成
図である。
【図91】従来例のディスク収納及び再生動作の手順を
示す図である。
【符号の説明】
1,1a,1b ディスク 10,20,30 ディスクオートチェンジャ 12,22 ストッカ 13,34 再生部 14,33 トレイ 23 ストッカ移動用カム 25,25a,25b ディスクホルダー 28 出入口 35 再生保持部 36 制御部 40 トレイ載置部 113 当接部 115 三角突起 232 当接突起 233 係止部 234 係止突起 241 当接足部 252 第1押さえレバー 253 第2押さえレバー 256 第1保持部 257 第2保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を収納する移動可能な収納手段
    と、 上記記録媒体の再生手段と、 上記記録媒体を上記収納手段から外部に対して出し入れ
    するための出入手段と、 上記記録媒体を載置して移動又は所定の位置に保持する
    ための載置手段とを備え、 上記載置手段が上記記録媒体を所定位置に保持するため
    の保持手段を有し、 上記記録媒体が上記収納手段に収納されている時は上記
    保持手段が上記記録媒体を保持し、上記出入手段による
    出し入れ時及び上記再生手段による再生時は上記保持手
    段が上記記録媒体から待避することを特徴とするオート
    チェンジャ。
JP32898794A 1994-12-28 1994-12-28 オートチェンジャ Pending JPH08180561A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32898794A JPH08180561A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 オートチェンジャ

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