JPH07119621B2 - アップダウンカウンタ装置 - Google Patents

アップダウンカウンタ装置

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JPH07119621B2
JPH07119621B2 JP2150786A JP15078690A JPH07119621B2 JP H07119621 B2 JPH07119621 B2 JP H07119621B2 JP 2150786 A JP2150786 A JP 2150786A JP 15078690 A JP15078690 A JP 15078690A JP H07119621 B2 JPH07119621 B2 JP H07119621B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はマイクロコンピュータ等の半導体装置におい
て、位相差のある2相パルスをその位相関係に従ってア
ップあるいはダウンカウントするアップダウンカウンタ
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図はこの種の従来のアップダウンカウンタ装置の構
成を示すブロック図である。図において、A,Bは位相差
のあるパルス入力信号である。1はパルス入力信号Bの
立ち上がり、立ち下がりの両エッジに対してパルスを発
生させる両エッジパルス発生回路で、同図に示すように
パルス入力信号Bが入力されており、パルスPaを出力す
る。2はAND回路で、パルス入力信号Aと両エッジパル
ス発生回路1の出力が入力されており、パルスPbを出力
する。3はカウンタで、カウント入力Tとアップカウン
トするかダウンカウントするかを制御するアップカウン
トダウンカウント制御入力UDを備えており、AND回路2
の出力がカウント入力Tに、パルス入力信号Bがアップ
カウントダウンカウント制御入力UDに接続されている。
第5図は第4図で示したアップダウンカウンタ装置の動
作を示すタイミングチャートである。以下同図を参照し
て動作を説明する。なおパルス入力信号A,Bは位相のず
れたもので、同図に示すように、パルス入力信号Aより
パルス入力信号Bの方が位相が遅れているものとして説
明する。
まずパルス入力信号Aが“H"レベルの間にパルス入力信
号Bに“L"から“H"の立ち上がりエッジB1が発生する
と、両エッジパルス発生回路1からパルスPa2が発生す
る。このパルスPa2はAND回路2に入力されるが、このと
きパルス入力信号Aは“H"レベルであるためAND回路2
からもパルスPa2と同じパルスPb2が出力され、このパル
スPb2がカウンタ3のカウント入力Tに入力される。
ここで、カウンタ3はアップカウントダウンカウント制
御入力UDが“H"のときアップカウント、“L"のときダウ
ンカウントするものとする。またカウント入力Tの立ち
下がりをカウント有効エッジとする。今、パルスPb2が
カウンタ3に入力されたときアップカウントダウンカウ
ント制御入力UDに接続されているパルス入力信号Bのレ
ベルは“H"であるので、パルスPb2の立ち下がりでカウ
ンタ3はアップカウントする。
次にパルス入力信号Aが“L"に立ち下がったあとに、パ
ルス入力信号Bに“H"から“L"の立ち下がりエッジB2が
発生すると、両エッジパルス発生回路1からパルスPa4
が発生する。このときパルス入力信号Aは“L"レベルで
あるためAND回路2の出力にはパルスPa4と同じようなパ
ルスは発生せず、AND回路2の出力は“L"レベルのまま
となってカウンタ3のカウント入力Tにはカウント有効
エッジは発生しない。続いて再びパルス入力信号Aが
“H"に立ち上がったあとにパルス入力信号Bに“L"から
“H"の立ち上がりエッジB3が発生すると、立ち上がりエ
ッジB1と同様な考え方からカウンタ3のカウント入力T
へパルスPb6が入力され、カウンタ3のアップカウント
ダウンカウント制御入力UDも入力パルス信号Bが“H"レ
ベルであることから“H"となりカウンタ3はエッジB3に
対応してアップカウントする。
第5図ではパルス入力信号Aよりパルス入力信号Bの方
が位相が遅れているものとして説明したが、逆にパルス
入力信号Aよりパルス入力信号Bの方が位相が進んでい
る場合、パルス入力信号Bの“L"の期間にカウント入力
Tにカウント有効エッジが発生してカウンタ3がダウン
カウントする以外は上の説明と全く同様の考えが成り立
つ。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のアップダウンカウンタ装置は以上のように構成さ
れているので、2つのパルス入力信号A,Bのうち一方、
この場合パルス入力信号Bのエッジしかカウントするこ
とができなかった。さらにもう一方のパルス入力信号、
この場合パルス入力信号Aのレベルが“H"か“L"かのど
ちらかの期間、この場合“H"の期間にはいったパルス入
力信号Bのエッジのみをカウントしていた。つまり従来
のアップダウンカウンタ装置では、パルス入力信号Aの
レベルが“H"の期間に入ったパルス入力信号Bの立ち下
がりエッジのみがカウンタ3のカウント有効エッジにな
っていた。そのため、カウンタ3の値はパルス入力信号
Bの1周期ごとにしか変化しないので、カウンタ3の値
をみたとき、そのアップカウント,ダウンカウントの区
別によってどちらのパルス入力信号AあるいはBの位相
が遅れているのかということは分っても、その詳細な位
相関係が検出できないという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、位相差のあるパルス入力信号の位相関係がき
め細かくカウンタの値に反映されるアップダウンカウン
タ装置を得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るアップダウンカウンタ装置は、第1,第2
のパルス入力信号の各々の立ち上がり,立ち下がりの両
エッジでカウントパルスを発生させる手段と、第1,第2
のパルス入力信号の位相関係に従ってアップカウントダ
ウンカウント制御信号を生成する手段と、カウントパル
スをアップカウントダウンカウント制御信号に従ってア
ップカウント或いはダウンカウントするアップダウンカ
ウンタとを備え、カウントパルスを発生させる手段は、
第1のパルス入力信号の両エッジにおけるカウントパル
スよりなる第1のカウントパルス信号と、第2のパルス
入力信号の両エッジにおけるカウントパルスよりなる第
2のカウントパルス信号とを出力し、アップカウントダ
ウンカウント制御信号を生成する手段は、第1,第2のパ
ルス入力信号を受けて、第1,第2のパルス入力信号が同
じレベルの場合は第1の理論レベルを出力し、異なるレ
ベルの場合は第2の論理レベルを出力する位相検出回路
と、第1,第2のカウントパルス信号と位相検出回路の出
力とを受けて、位相検出回路の出力が第1の論理レベル
の場合は第1,第2のカウントパルス信号をそれぞれセッ
ト出力,リセット出力として出力し、位相検出回路の出
力が第2の論理レベルの場合は第1,第2のカウントパル
ス信号をそれぞれリセット出力,セット出力として出力
するアップダウン切替信号発生回路と、セット出力とリ
セット出力とを受け、セット出力、リセット出力に応じ
てセット,リセット動作をすることによりアップカウン
トダウンカウント制御信号を生成し出力するR−Sフリ
ップフロップ回路とを備えて構成されている。
〔作用〕
この発明においては、第1,第2のパルス入力信号の各々
の立ち上がり,立ち下がりの両エッジでカウントパルス
を発生させ、このカウントパルスをアップダウンカウン
タでカウントするようにしているので、第1,第2のパル
ス入力信号に変化があるごとにアップダウンカウンタの
カウント値も変化することになり、第1,第2のパルス入
力信号の変化の様子が詳細にアップダウンカウンタのカ
ウント値に反映するようになる。また、第2のパルス入
力信号が第1のパルス入力信号より位相が進んでいる場
合において、位相検出回路により第1の論理レベルが出
力されている期間は、第1のパルス入力信号の立ち上り
又は立ち下がりにおけるカウントパルス(第1のカウン
トパルス信号)が生じていて、第2の論理レベルが出力
されている期間は、第2のパルス入力信号の立ち上がり
又は立ち下がりにおけるカウントパルス(第2のカウン
トパルス信号)が生じている。逆に第1のパルス入力信
号が第2のパルス入力信号より位相が進んでいる場合に
おいて、位相検出回路により第1の論理レベルが出力さ
れている期間は、第2のパルス入力信号の立上り又は立
ち下がりにおけるカウントパルス(第2のカウントパル
ス信号)が生じていて、第2の論理レベルが出力されて
いる期間は、第1のパルス入力信号の立ち上がり又は立
ち下がりにおけるカウントパルス(第1のカウントパル
ス信号)が生じている。従って、第2のパルス入力信号
が第1のパルス入力信号より位相が進んでいる場合にお
いて、セット出力には第1,第2のカウントパルス信号が
出力され、リセット出力にはいずれのカウントパルス信
号も出力されない。また、第1のパルス入力信号が第2
のパルス入力信号より位相が進んでいる場合において、
セット出力にはいずれのカウントパルス信号も出力され
ず、リセット出力には第1,第2のカウントパルス信号が
出力される。R−Sフリップフロップ回路は、このセッ
ト出力又はリセット出力に応じてセット、リセット動作
することによりアップカウントダウンカウント制御信号
を生成し、この制御信号でアップダウンカウンタをカウ
ントアップさせたりカウントダウンさせたりする。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を説明する。第1図はこの発明
によるアップダウンカウンタ装置の一実施例の構成を示
すブロック図である。図においてA,Bは位相差のあるパ
ルス入力信号である。1a,1bはそれぞれパルス入力信号
A,Bの立ち上がり,立ち下がりの両エッジに対してパル
スを発生させる両エッジパルス発生回路で、同図に示す
ように両エッジパルス発生回路1aはパルス入力信号Aが
入力されており、パルスPcを出力し、両エッジパルス発
生回路1bはパルス入力信号Bが入力されており、パルス
Paを出力する。4は2つのパルス入力信号A,Bのレベル
が“H"あるいは“L"に揃ったとき“H"レベル、一方が
“H"、他方が“L"となったときは“L"レベルを出力する
位相検出回路で、パルス入力信号A,Bが入力されてお
り、パルスPdを出力する。5は両エッジパルス発生回路
1a,1bのそれぞれの出力パルスPc,Pa、および位相検出回
路4の出力パルスPdを受け、これらに基づいてアップカ
ウントダウンカウント制御出力Peおよびカウント出力Pf
を生成するカウンタ制御回路である。カウンタ3はアッ
プカウントダウンカウント制御入力UDおよびカウント入
力Tを備えており、カウンタ制御回路5の2つの出力P
e,Pfがそれぞれカウンタ3のアップカウントダウンカウ
ント制御入力UD,カウント入力Tに入力されている。
第2図は第1図で示したアップダウンカウンタ装置の動
作を示すタイミングチャートである。以下同図を参照し
て動作を説明する。なお、パルス入力信号A,Bは位相の
ずれたもので、同図に示すようにパルス入力信号Aより
パルス入力信号Bの方が位相が遅れているものとして説
明する。
位相検出回路4はパルス入力信号A,Bのレベルが“H"あ
るいは“L"に揃っているとき“H"レベル、一方が“H"他
方が“L"となったとき“L"レベルを出力するので、その
出力パルスPdは第2図に示すようになる。また両エッジ
パルス発生回路1aおよび1bはパルス入力信号A,Bのそれ
ぞれの立ち上がり,立ち下がりに対応したパルスを出力
するので、その出力パルスPc,Paは第2図に示すように
なる。つまり、両エッジパルス発生回路1aからは、パル
ス入力信号Aの立ち上がりエッジA1,A3に対してパルスP
c1,Pc5が発生し、パルス入力信号Aの立ち下がりエッジ
A2,A4に対してパルスPc3,Pc7が発生する。同様に両エッ
ジパルス発生回路1bからは、パルス入力信号Bの立ち上
がりエッジ,立ち下がりエッジB1,B2,B3,B4に対してパ
ルスPa2,Pa4,Pa6,Pa8が発生する。
以上のような出力パルスPc,Pa,Pdがカウンタ制御回路5
に入力され、カウンタ制御回路5はこれらのパルスPc,P
a,Pdに基づいてアップカウントダウンカウント制御出力
Peおよびカウント出力Pfを作り出す。これらの出力のう
ちカウント出力Pfは図のようにパルスPcとパルスPaを合
わせたものになる。一方、アップカウントダウンカウン
ト制御出力Peは、パルス入力信号A,Bの位相関係によっ
て“H"レベルになったり“L"レベルになったりする。つ
まり図示のようにパルス入力信号Aよりパルス入力信号
Bの方が遅れているような位相関係であればアップカウ
ントダウンカウント制御出力Peは“H"レベルとなり、図
示とは逆にパルス入力信号Aよりパルス入力信号Bの方
が進んでいるような位相関係であればアップカウントダ
ウンカウント制御出力Peは“L"レベルとなる。
第3図は第1図で示したカウンタ制御回路5の一実施例
を示す回路図である。同図に示すように、位相検出回路
4の出力パルスPdと、両エッジパルス発生回路1aの出力
パルスPcと、両エッジパルス発生回路1bの出力パルスPa
がアップダウン切替信号発生回路6に与えられており、
アップダウン切替信号発生回路6の2つの出力パルスP
g,Phがそれぞれ、R−Sフリップフロップから成るアッ
プダウン切替回路7の入力SおよびRに与えられてい
る。また、両エッジパルス発生回路1aの出力パルスPcと
両エッジパルス回路1bの出力パルスPaがOR回路8に与え
られている。さらに、アップダウン切替回路7の出力Q
のパルスがアップカウントダウンカウント制御出力Peと
してカウンタ3のアップカウントダウンカウント制御入
力UDに、OR回路8の出力パルスがカウント出力Pfとして
カウンタ3のカウント入力Tに与えられている。
次にカウンタ制御回路5の一実施例の動作について説明
する。アップダウン切替信号発生回路6は、位相検出回
路4の出力パルスPdが“H"レベルのとき、両エッジパル
ス発生回路1aの出力パルスPcをアップダウン切替回路7
への出力パルスPhとして、両エッジパルス発生回路1bの
出力パルスPaをアップダウン切替回路7への出力パルス
Pgとしてそれぞれ出力する。逆に、位相検出回路4の出
力パルスPdが“L"レベルのとき、両エッジパルス発生回
路1aの出力パルスPcをアップダウン切替回路7への出力
パルスPgとして、両エッジパルス発生回路1bの出力パル
スPaをアップダウン切替回路7への出力パルスPhとして
それぞれ出力する。
R−Sフリップフロップからなるアップダウン切替回路
7は、セット入力Sへ入力されるアップダウン切替信号
発生回路6の出力パルスPgのみが“H"レベルのとき出力
Qに“H"レベルを出力し、リセット入力Rへ入力される
アップダウン切替信号発生回路6の出力パルスPhのみが
“H"レベルのとき出力Qに“L"レベルを出力する。両出
力パルスPg,Phとも“L"レベルのときは出力Qの状態は
変化しない。
第2図に示す実施例のように、パルス入力信号Aよりパ
ルス入力信号Bの方が位相が遅れているような場合は、
位相検出回路4の出力パルスPdが“H"ベルのとき、両エ
ッジパルス発生回路1aの出力パルスPcは常に“L"レベル
で、両エッジパルス発生回路1bの出力パルスPaは“H"あ
るいは“L"レベルとなる。逆に、位相検出回路4の出力
パルスPdが“L"レベルのとき、両エッジパルス発生回路
1aの出力パルスPcは“H"あるいは“L"レベルで、両エッ
ジパルス発生回路1bの出力パルスPaは常に“L"レベルと
なる。このため、アップダウン切替回路7の入力パルス
Pgは“H"レベル,“L"レベルの繰り返し、入力パルスPh
は常に“L"レベルとなり、アップダウン切替回路7の出
力パルスであるアップカウントダウンカウント制御出力
Peは常に“H"レベルとなる。
第1図に示す実施例とは逆に、パルス入力信号Aよりパ
ルス入力信号Bの方が位相が遅れているような場合は、
上の説明と同様な考え方から、アップダウン切替回路7
の出力パルスであるアップカウントダウンカウント制御
出力Peは常に“L"レベルとなる。
また、OR回路8は両エッジパルス発生回路1aの出力パル
スPcと両エッジパルス発生回路1bの出力パルスPaを入力
し、パルスPcとパルスPaを合わせたようなパルスをカウ
ント出力Pfとして、カウンタ3のカウント入力Tに出力
する。
カウンタ制御回路5で生成されたアップカウントダウン
カウント制御出力Peおよびカウント出力Pfは、カウント
3のカップカウントダウンカウント制御入力UDおよびカ
ウント入力Tに与えられている。ここで、カウンタ3は
アップカウントダウンカウント制御入力UDが“H"のとき
アップカウント、“L"のときダウンカウントするものと
する。また、カウント入力Tの立ち下がりをカウント有
効エッジとする。第2図の実施例では、パルス入力信号
Aよりパルス入力信号Bの方が遅れており、カウンタ制
御回路5から出力されるアップカウントダウンカウント
制御出力Peは“H"となっているので、カウンタ3はカウ
ンタ制御回路5のカウント出力Pfの立ち下がりでアップ
カウントする。このようにして、パルス入力信号A,Bの
すべてのエッジに応答してカウンタ3でアップカウント
が行われる。一方、第2図とは逆にパルス入力信号Aよ
りパルス入力信号Bの方が進んでいるような位相関係で
あれば、カウンタ3はパルス入力信号A,Bのすべてのエ
ッジに応答してダウンカウントすることになる。
このように本実施例では、パルス入力信号A,B間の位相
の進み,遅れの関係に応じて従来と同様にカウンタ3を
アップカウントあるいはダウンカウントさせるととも
に、従来と異なり、パルス入力信号A,Bのすべてのエッ
ジに応答して、カウンタ3でカウントが行われるように
している。したがって、カウンタ3のカウント値からア
ップカウント,ダウンカウントのいずれが行われている
のかを知ることにより従来と同様にパルス入力信号A,B
間の位相の進み,遅れの関係を検出することができるの
は勿論、パルス入力信号A,Bの変化の様子が詳細にカウ
ンタ3のカウント値に反映するようになって、該カウン
ト値の変化の様子からパルス入力信号A,Bの詳細な位相
関係をも検出することが可能となる。すなわち、本発明
によれば、単にパルス入力信号A,Bのどちらの位相が遅
れているかということだけではなく、位相のずれがどれ
位なのかということをも正確に検出できるようになる。
なお、上記実施例ではカウンタ3のアップカウントダウ
ンカウント制御入力UDが“H"のときアップカウント、
“L"のときダウンカウントとしたが、その極性は反対で
あってもよい。またカウンタ3のカウント有効エッジを
立ち下がりとしたが、立ち上がりとしても同様の効果が
得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、第1,第2のパ
ルス入力信号の各々の立ち上がり,立ち下がりの両エッ
ジでカウントパルスを発生させる手段と、このカウント
パルスをアップカウントダウンカウント制御信号に従っ
てアップ或いはダウンカウントするアップダウンカウン
タを設け、第1,第2のパルス入力信号に変化があるごと
にアップダウンカウンタのカウント値も変化するように
したので、第1,第2のパルス入力信号の変化の様子が詳
細にアップダウンカウンタのカウント値に反映するよう
になり、正確で精度の高い2つのパルス入力信号の位相
関係が検出でき、かつ構成が簡単であるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるアップダウンカウンタ装置の一
実施例を示すブロック図、第2図は第1図のアップダウ
ンカウンタ装置の動作を示すタイミングチャート、第3
図は第1図で示したカウンタ制御回路5の一実施例を示
すブロック図、第4図は従来のアップダウンカウンタ装
置を示すブロック図、第5図は第4図のアップダウンカ
ウンタ装置の動作に示すタイミングチャートである。 図において、1,1a,1bは両エッジパルス発生回路、2はA
ND回路、3はカウンタ、4位相検出回路、5はカウンタ
制御回路である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のパルス入力信号と第2のパルス入力
    信号とを入力とするアップダウンカウンタ装置であっ
    て、 前記第1,第2のパルス入力信号の各々の立ち上がり、立
    ち下がりの両エッジでカウントパルスを発生させる手段
    と、 前記第1,第2のパルス入力信号の位相関係に従ってアッ
    プカウントダウンカウント制御信号を生成する手段と、 前記カウントパルスを前記アップカウントダウンカウン
    ト制御信号に従ってアップカウント或いはダウンカウン
    トするアップダウンカウンタとを備え、 前記カウントパルスを発生させる手段は、 前記第1のパルス入力信号の両エッジにおける前記カウ
    ントパルスよりなる第1のカウントパルス信号と、前記
    第2のパルス入力信号の両エッジにおける前記カウント
    パルスよりなる第2のカウントパルス信号とを出力し、 前記アップカウントダウンカウント制御信号を生成する
    手段は、 前記第1,第2のパルス入力信号を受けて、前記第1,第2
    のパルス入力信号が同じレベルの場合は第1の論理レベ
    ルを出力し、異なるレベルの場合は第2の論理レベルを
    出力する位相検出回路と、 前記第1,第2のカウントパルス信号と前記位相検出回路
    の出力とを受けて、前記位相検出回路の出力が前記第1
    の論理レベルの場合は前記第1,第2のカウントパルス信
    号をそれぞれセット出力,リセット出力として出力し、
    前記位相検出回路の出力が前記第2の論理レベルの場合
    は前記第1,第2のカウントパルス信号をそれぞれリセッ
    ト出力,セット出力として出力するアップダウン切替信
    号発生回路と、 前記セット出力と前記リセット出力とを受け、前記セッ
    ト出力、前記リセット出力に応じてセット,リセット動
    作をすることにより前記アップカウントダウンカウント
    制御信号を生成し出力するR−Sフリップフロップ回路
    と、 を備えたアップダウンカウンタ装置。
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