JPS6015181Y2 - 回転体の回転方向弁別回路 - Google Patents

回転体の回転方向弁別回路

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JPS6015181Y2
JPS6015181Y2 JP15590478U JP15590478U JPS6015181Y2 JP S6015181 Y2 JPS6015181 Y2 JP S6015181Y2 JP 15590478 U JP15590478 U JP 15590478U JP 15590478 U JP15590478 U JP 15590478U JP S6015181 Y2 JPS6015181 Y2 JP S6015181Y2
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flip
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signal
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JP15590478U
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JPS5572165U (ja
Inventor
光志 末吉
Original Assignee
三洋電機株式会社
東京三洋電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープレコーダのテープリール等の回転方向を
弁別することができる回転体の回転方向弁別回路に関す
る。
例えばテープレコーダにおいてテープの走行量を報知す
る方法として、テープリールの回転ごとにパルス信号を
発生させ、そのパルス信号にてアップダウンカウンタを
カウントさせ、そのカウントした結果を表示素子にて表
示することが行なわれている。
この場合、テープを巻取る場合には、アップ端子に前記
パルス信号を入れてアップダウンカウンタをアップカウ
ントし、テープを巻戻す場合には、ダウン端子にパルス
信号を入れてアップダウンカウンタをダウンカウントす
る必要がある。
本考案は断る目的のためにテープリールの回転方向を自
動的に弁別しいずれか一方の出力端子のみに信号を生じ
るようにしたもので、特に前記出力端子より得られるパ
ルス信号のパルス巾をアップダウンカウンタを確実に動
作させることが出来るようにするため、回転体の回転速
度の変動に拘わらず、一定にした回転体の回転方向弁別
回路を提供するものである。
以下本考案を図面に従って説明する。
1はテープリールで周縁−個所に永久磁石2が設けられ
ている。
3,4は前記永久磁石2に対向して設けられたホール素
子、5は前記ホール素子3,4よりの信号をゲートする
ゲート回路で、夫々のホール素子3,4に接続されたイ
ンバータ6.7、前記ホール素子3,4に両入力端子が
接続されたナンド回路8よりなる。
9〜12は第1〜第4J−にフリップフロップで、第2
及び第4J−にフリップフロップ10.12のCK端子
は抵抗13.14とコンデデンサ15.16を介して前
記インバータ6.7に接続され、又第2及び第4J−に
フリップフロップ10.12のJ端子は前段の第1及び
第3J−にフリップフロップ9,11のQ端子に接続さ
れている。
17は前記第2及び第4J−にフリップフロツプ10.
12よりのパルス信号を一定巾のパルス信号にするパル
ス発生回路で、インバータ18,19、抵抗20.21
とコンデンサ22.23よりなる時定数回路24.25
及びナンド回路26.27よりなる。
次に本考案の動作について説明をする。
テープリール1は時計方向に回転しており、始め永久磁
石2が第3図X。
に位置すると仮定する。このときのホール素子3,4の
出力端子A、 Bはレベル“1′である(第4図a、b
)。
従ってナンド回路8の入力端子はともにレベル゛°1゛
°であるから、出力端子Eはレベル“0“である(第4
図e)。
故に第1−第4J−にフリップフロップ9〜12のCL
R端子はレベル゛O°゛にされており、これらJ−にフ
リップフロップ9〜12をリセットし、Q端子をレベル
“O”にしている。
そのためパルス発生回路17を介して出力端子28.2
9に生じる信号はレベル゛1゛のままである。
(第4図j、k)。
次に永久磁石2が第3図X1に位置すると、ホール素子
3の出力端子Aはレベル“l”からレベル“0“になる
ので、インバータ6の出力端子C1即ち第1J−にフリ
ップフロップ9のJ端子をレベル“0゛からレベル“1
“にする(第4図C)。
前記J−にフリップフロップはJ端子゛1“、K端子“
0゛の状態てC端子に立下りパルスがきたときセットさ
れるようにしているので、このときセット準備状態にさ
れる。
一方この位置X1でもホール素子4の出力端子Bはレベ
ル“1゛のままであり、インバータ7の出力端子りはレ
ベル“°0“で(第4図d)、第3J−にフリップフロ
ップ11のJ端子はレベル“0”にされているので、セ
ットするための準備はされていない。
従ってホール素子3の出力端子Aがレベル“1”からレ
ベル“0”になってCK端子がレベル“1”からレベル
゛0゛に変化しても第3J−にフリップフロップ11は
セットされないから、出力端子29はレベル“it′の
ままである。
テープリール1がさらに回転し永久磁石2が第3図発に
位置すると、ホール素子3,4の出力端子A、 Bはと
もにレベル°゛0”になり、第1J−にフリップフロッ
プ9のCK端子もレベル“°1”からレベル“0“にな
るので(第4図b)、該第1J−にフリップフロップ9
はセットされ、Q端子はレベル゛l゛になる(第4図f
)。
それによって第2J−にフリップフロップ10のJ端子
をレベル゛1゛°にする。
これで第2J−にフリップフロップ10はセットするた
めの準備を完了する。
永久磁石2が第3図発の位置にくると、ホール素子3の
出力端子Aはレベル“0“′から1゛になる。
この信号はインバータ6を介してレベル“°1゛からレ
ベル“0”になり、第2J−にフリップフロップ10の
CK端子に加えられる。
この信号の立下りで第ZJ−にフリップフロップ10は
セットされ、Q端子はレベル゛1゛になる(第4図h)
この立上りパルスはパルス発生回路17によって一定巾
以上のパルス信号に変換され出力端子28から一定巾の
パルス信号(第4図j)が得られる。
前記期間に得られるパルス信号のパルス巾は時定数回路
24の時定数を選択することによって十分巾広くできる
従って出力端子28よりアップダウンカウンタ(図示せ
ず)のアップ端子に前記パルス信号(第4図j)を加え
ることによって、アップダウンカウンタをアップ方向に
カウントできる。
一方このとき第3及び第4J−にフリップフロップ11
.12のQ端子はレベル゛°0゛°のままであるから、
出力端子29はレベル“1゛のままである(第4図k)
テープリール1が回転腰永久磁石2が第3図発に位置さ
れると、出力端子A、 Bはレベル゛l゛となり(第4
図a、 b)、前述した如くナンド回路8の出力端子
E1即ち第1〜第4J−にフリップフロップ9〜12の
CLR端子をレベル“0゛にし、これら第1〜第4J−
にフリップ70ツブ9〜12をリセット腰初期状態にす
る。
このようにしてテープリール1が時計方向に一回転する
ごとに出力端子28からカウンタを確実に動作させるこ
とができるように一定巾のパルス信号を生じる。
そしてテープリール1が反時計方向に回転すると、ホー
ル素子3,4は前述とは逆にホール素子4の出力端子B
が先にレベル“0”になって、次にホール素子3の出力
端子Aがレベル“0”になるから、第5図に示す如くこ
のことは第3及び第4J−にフリップフロップll、1
2がセット、リセットし、出力端子29にパルス信号(
第5図k)を生じる。
この信号はダウン端子に加えられるので、アップダウン
カウンタをダウンカウントする。
このようにしてテープリール1の回転方向を弁別して回
転方向によって出力端子28又は出力端子29にパルス
信号を生じ、アップダウンカウンタをアップ又はダウン
方向にカウントしテープの走行量を報知する。
ところでテープリール1が正転から反転するときに永久
磁石2の位置によっては誤検出信号を発生するおそれが
ある。
例えば、永久磁石2が第3図xoにある位置からテープ
リール1を時計方向に回転し、永久磁石2が第3図X1
< X < X2の位置まで回転させて停止し、その位
置からテープリール1を反転させたときは出力端子28
より誤検出信号を発生することはないが、永久磁石2が
第3図X2<X<X3の位置まで回転させてからテープ
リール1を反転させたときは誤検出信号を発生する。
おそれがある。
即ち第3図X2 < x < X3の位置までは、第2
J−にフリップフロップ10のJ端子、及びCLR端子
はともにレベル゛1′にあり(第6図f、 l)、第
2J−にフリップフロップ10はセット準備状態にある
この状態からテープリール1が反転腰永久磁石2が第3
図X1に位置されると、第2.J−にフリップフロップ
10のJ端子、CK端子及びCLR端子がほぼ同時にレ
ベル“199からレベル°゛0゛°になる(第6図f、
1. e)。
すると第2J−にフリップフロップ10はCLR端子カ
レベル゛°1”からレベル“0゛′になることによって
リセットされる以前にCK端子がレベル゛0゛になり、
セットされてQ端子がレベル44111にされるおそれ
がある。
若しQ端子がレベル°419“にされると、前述した如
く出力端子28にパルス信号を生じる。
本来であるから、永久磁石2が潟の位置からX2<X<
X3で回転し、次に反転しんの位置までもどしたのであ
るから、パルス信号は出力端子28.29のどちらにも
発生してはいけない。
それであるのに出力端子28からパルス信号を発生した
ということは誤検出信号を発生したことになる。
しかし本考案では第2J−にフリップフロップ10のC
K端子に抵抗13とコンデンサ15とが接続されており
、前記CK端子がレベル“l゛のときコンデンサ15に
充電され、ホール素子3の出力端子Aがレベル“0”か
らレベル“1”になってインバータ6の出力側がレベル
“0”になっても、CK端子はすぐにレベル゛O゛にな
らない。
それより先にCLR端子がレベル“0パになって第2J
−にフリップフロップ10をリセットさせているので、
CK端子がレベル“O”になっても第2J−にフリップ
フロップ10が反転し、出力端子28に誤検出信号を生
じることがない。
第2図は本考案の他の実施例を示す回路図で、波形整形
回路17としてワンショットマルチバイブレークを用い
た以外は第1図のものと同一である。
即ち、第2又は第4J−にフリップフロップ10.12
の出力信号はワンショットマルチバイブレータ30又は
ワンショットマルチバイブレータ31に加えられ、これ
らワンショットマルチバイブレータでアップダウンカウ
ンタが必要とするパルス巾のパルス信号に整形し、出力
端子28又は出力端子29より出力する。
この出力端子28又は出力端子29へのパルス巾はワン
ショットマルチバイブレータ30.31に接続されてい
る抵抗32.33とコンデンサ34.36の値を選択す
ることによって自由に変えられる。
本考案の回転体の方向弁別回路は上述した如く、縦続接
続された2組のフリップフロップを設け、まず第1又は
第2の検出素子にて検出される最初の検出信号で一方の
前段のフリップフロップをセット準備状態にして次に前
記と異なる方の第2又は第1の検出素子よりの信号で前
記前段のフリップフロップをセットし、それにより後段
のフリップフロップをセット準備状態にし、然る後前記
第1又は第2の検出素子にて検出された検出信号で後段
のフリップフロップをセットするようにしたので、回転
体の回転方向によって必ず定められた方のフリップフロ
ップから出力信号を発生させることができる。
さらに前記出力信号をパルス発生回路に加えるようにし
たので、前記出力信号は回転体の回転速度が変ってもパ
ルス巾が一定のパルス信号とされる故、アップダウンカ
ウンタを確実に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の回転体の回転方向弁別回路図、第2図
は本考案の他の実施例を示す回転方向弁別回路図、第3
図は本考案の要部の模型図、第4図〜第6図は本考案の
各部のタイミングチャートである。 1・・・・・・回転体、2・・・・・・永久磁石、3,
4・・・・・・ホール素子、5・・・・・・第1ゲート
回路、9. 1[1,11,12・・・・・・J−にフ
リップフロップ、13.14・・・・・・抵抗、15,
16・・・・・・コンデンサ、17・・・・・・パルス
発生回路、24.25・・・・・・時定数回路、28.
29・・・・・・出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転体に設けられた1個の被検出素子と、該被検出素子
    に対向して設けられ回転体の回転方向によって信号の検
    出順序を異にする第1、第2の検出素子と、前記第1又
    は第2の検出素子にて検出された信号によりセット準備
    状態にされ、第2又は第1の検出素子の信号によりセッ
    ト状態にされる第1又は第2のフリップフロップと、前
    記第1又は第2のフリップフロップがセットされること
    によりセット準備状態にされ、然る後に前記第1又は第
    2の検出素子よりの信号にてセット状態にされ出力信号
    を生じる第3又は第4のフリップフロップと、前記第3
    又は第4のフリップフロップよりの出力信号を一定のパ
    ルス巾のパルス信号に変換するパルス発生回路とよりな
    る回転体の回転方向弁別回路。
JP15590478U 1978-11-10 1978-11-10 回転体の回転方向弁別回路 Expired JPS6015181Y2 (ja)

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JP15590478U JPS6015181Y2 (ja) 1978-11-10 1978-11-10 回転体の回転方向弁別回路

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Publication Number Publication Date
JPS5572165U JPS5572165U (ja) 1980-05-17
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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15590478U Expired JPS6015181Y2 (ja) 1978-11-10 1978-11-10 回転体の回転方向弁別回路

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