JPH0827311B2 - デユ−テイ判別装置 - Google Patents

デユ−テイ判別装置

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JPH0827311B2
JPH0827311B2 JP61259307A JP25930786A JPH0827311B2 JP H0827311 B2 JPH0827311 B2 JP H0827311B2 JP 61259307 A JP61259307 A JP 61259307A JP 25930786 A JP25930786 A JP 25930786A JP H0827311 B2 JPH0827311 B2 JP H0827311B2
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JP
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陽 沢村
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ロ−ム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、矩形波のデューティの大小によって二値
が表された信号についてそのデューティを判別する装置
に関する。
(b)発明の概要 ビデオテープレコーダなど回転ヘッドを用いて信号の
再生を行う信号再生装置おいては、回転ヘッドのトラッ
キング用コントロール信号が磁気テープの一端に記録さ
れている。このコントロール信号に記録信号の頭出しな
どの制御コード信号をデューティの比によって重畳記録
することが行われている。この発明は、このようなデュ
ーティによってコード信号が付加された判別信号につい
てそのデューティを判別する回路に関する。
(c)従来の技術 従来、このようなデューティの大小によって二値が表
された信号についてそのデューティを判別するために、
時限回路を用いて被判別信号の立ち上がりから一定時間
後の被判別信号のレベルを検出して、そのデューティを
判別することが考えられている。また、実開昭57−1423
67号に示されるように、アップダウンカウンタを用いて
被判別信号のレベルに応じてカウントアップおよびカウ
ントダウンさせ、周期の終わりのタイミングでのカウン
ト値の正負によりデューティを判別するようにしている
ものもある。
(d)発明が解決しようとする問題点 ところが、上記従来のデューティ判別装置において
は、被判別信号の全体の周波数が変動するような場合、
信号の立ち上がりを基準にしたサンプリングタイミング
が変動するため、周波数に応じて時限回路の時定数を変
化させるように回路を構成しなければならず、回路が複
雑になるという問題があった。また、アップダウンカウ
ンタを用いた従来の構成では被判別信号を判別するため
のスレショルドのデューティが50%であるもの以外に対
応できず、しかも計測開始後一定時間経過後のカウント
値により計測する上記公報に示される構成では、途中で
周期が変動すると正しい判定ができなくなる問題があっ
た。
そこで、この発明は被判別手段の“H"レベルの時間幅
と“L"レベルの時間幅をカウンタを用いてカウントする
ことにより、デューティを判別し、しかもスレショルド
とするデューティが50%以外でも正確に判別できるよう
にしたデューティ判別装置を提供することを目的として
いる。
(e)問題点を解決するための手段 この発明のデューティ判別装置は、スレショルドとす
るデューティの“H"レベルの時間幅と“L"レベルの時間
幅の各々に反比例する周波数である第1,第2のクロック
信号を発生するクロック信号発生手段と、 被判別信号の“H"レベルの区間で前記第1のクロック
信号でカウントアップまたはカウントダウンし、被判別
信号の“L"レベルの区間で前記第2のクロック信号でカ
ウントダウンまたはカウントアップし、被判別信号の立
ち上がりまたは立ち下がりでリセットするカウンタと、
このカウンタがリセットされる直前の計数値の正負を判
別する正負判別手段と、から構成したことを特徴として
いる。
(f)作用 以上の構成であれば、クロック信号発生手段はデュー
ティの大小を判別するためのスレショルドとなるデュー
ティの“H"レベルの時間幅と“L"レベルの時間幅の各々
に反比例する周波数である第1,第2のクロック信号を発
生し、カウンタは被判別信号の“H"レベルの区間で第1
のクロック信号でカウントアップまたはカウントダウン
し、被判別信号の“L"レベルの区間で第2のクロック信
号でカウントダウンまたはカウントアップし、被判別信
号の立ち上がりまたは立ち下がりでリセットする。従っ
てリセットされる直前のカウンタの計数値はデューティ
の大小によって正または負の何れかの値となる。
ここで第1のクロック信号の周波数をfH、第2のクロ
ック信号の周波数をfLとし、スレショルドとするデュー
ティの“H"レベルの時間幅をTH、“L"レベルの時間幅を
TLとして表すと、次の関係で表される。
fH:fL=(1/TH):(1/TL) ……(1) ∴flTL=fHTH ……(2) 第2式の両辺はカウンタの係数値に相当する。従って
スレショルドのデューティを有する信号であるとき、カ
ウンタはカウントアップまたはカウントダウンされ、差
引0となる。従って前記正負判別手段はカウンタの計数
値の正負を判別することによってデューティの大小を判
別する。
(g)実施例 第2図(A)は以下に述べる実施例において適合する
被務判別信号を表している。この信号はデューティとし
て20%と60%が用いられ、このデューティの大小によっ
て二値が表されている。このような被判別信号のデュー
ティを判別する際、デューティの大小を判別するための
スレショルドは20%と60%の中間すなわち40%である。
第1図はこの発明の実施例であるデューティ判別装置
の回路図である。図においてカウンタ1は所定ビット数
から構成されたバイナリーのアップダウンカウンタであ
る。このカウンタのアップ/ダウンの入力端子に被判別
信号が与えられていて、被判別信号が“H"レベルのとき
カウントアップを行い、“L"レベルのときカウントダウ
ンを行う。3は1KHzのクロック信号を発生する基準クロ
ック信号発生回路であり、4,5はそれぞれ1/2分周回路,1
/3分周回路を表している。2は被判別信号のレベルに応
じて切り換えられるゲート回路を表し、“H"レベルのと
き分周回路4の出力が選択され、“L"レベルのとき分周
回路5の出力が選択される。従ってカウンタ1は被判別
信号が“H"レベルのとき1K/2=500Hzでカウントアップ
を行い、被判別信号が“L"レベルのとき1K/3=333Hzの
周波数でカウントダウンを行う。
6は遅延回路であり、被判別信号の立ち上がりから一
定の時間遅延してカウンタに対してリセット信号を与
え、その後リセットを解除する。
7はD型フリップフロップを表し、データ入力端子に
カウンタ1の最上位ビットが接続され、タイミング入力
端子Tに被判別信号が入力されている。従って被判別信
号の一周期でカウンタ1に求められた計数値が正のと
き、カウンタ1の最上位ビットQは“L"レベルであるた
め、D型フリップフロップ7はリセット状態となる。カ
ウンタ1の計数値が負となったとき、カウンタの内容は
補数となっているため、最上位ビットが“H"レベルとな
る。従ってこのときD型フリップフロップ7はセット状
態となる。
第3図(A)〜(C)は被判別信号の各デューティと
前記カウンタの計数値との関係を表している。図に示す
ように被判別信号の一周期が100msecである場合、デュ
ーティが20%のとき、“H"レベルの時間は20msecであ
り、この時間幅は前述の通り500Hzのクロック周波数で
カウントアップが行われるため、同図(A)に示すよう
にカウンタの計数値は0から10まで上昇する。その後、
被判別信号は“L"レベルの区間となるため、カウンタは
333Hzのクロック周波数でカウントダウンを行う。同図
(A)に示すように“L"レベルの時間幅は80msecである
ためカウンタの計数値は10から−17まで下降する。
第3図(B)は被判別信号のデューティが60%の場合
について表している。このときカウンタは500Hzのクロ
ック周波数で60msecの時間カウントアップを行うため、
カウンタの計数値は0から30まで上昇する。その後、33
3Hzのクロック周波数で40msecの時間カウントダウンを
行うため、カウンタの計数値は30から17まで下降する。
このようにして被判別信号の一周期分の計数を行った
ときの計数値の正負によってデューティを判別すること
ができる。なお、第3図(C)はスレショルドに相当す
るデューティが40%のときのカウンタの計数値の変化を
表している。図示のとおりこのときカウンタの計数値は
差引0となる。
上記実施例は二値のデータをデューティが20%と60%
の信号に対応させた被判別信号を判別する例であった
が、この二値とデューティの対応関係はこれに限られな
い。例えば第2図(B)に示すように判別信号のデュー
ティが10%と30%で二値のデータを表す場合、スレショ
ルドのデューティを20%に設定して、カウンタのカウン
トアップのクロック信号の周波数とカウントダウンのク
ロック信号の周波数を定めることによって同様にしてデ
ューティを判別することができる。この場合“H"レベル
の時間幅(20%)と“L"レベルの時間幅(80%)の各々
に反比例するクロック信号として1KHz,250Hzのクロック
周波数を設定することができる。
第4図(A)〜(C)はその場合のカウンタの計数値
の変化を表している。前述の動作と同様にしてデューテ
ィが10%のときカウンタの計数値は−13となり、デュー
ティが30%のときカウンタの計数値は+13となる。ま
た、同図(C)に示すようにスレショルドに相当するデ
ューティが20%の場合はカウンタの計数値が0となる。
さらに第5図はスレショルドのデューティとして10%
から90%までの各値について用いるべき第1,第2のクロ
ック周波数の一例を表している。図においてfCKは分周
前の基準クロック信号の周波数であり1KHzを表してい
る。例えばスレショルドが40%であるとき、“H"レベル
の区間と“L"レベルの区間を比で表せば4:6すなわち2:3
となるため、第1のクロック周波数としては(1/2)fCK
=500Hzとなり、第2のクロック周波数は(1/3)fCK=3
33Hzを用いることができる。
さらに第6図はスレショルドと、第2クロック周波数
に対する第1クロック周波数の比をグラフとして表した
ものである。このように任意のスレショルドとすべきデ
ューティに対して第1,第2のクロック周波数を設定する
ことによって同様にしてデューティ判別を行うことがで
きる。
(h)発明の効果 以上のようにしてこの発明によれば、被判別信号の
“H"レベルの区間と“L"レベルの区間でスレショルドと
なるデューティに応じたクロック周波数でカウンタアッ
プ/カウントダウンするカウンタを用いることにより被
測定信号のデューティがどの様な大きさのものであって
も常にデューティの大小を正確に判別することが可能と
なる。また、カウンタは1個で良いために、構成を複雑
化しない利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるデューティ判別装置の
回路図、第2図(A),(B)は2種類の被判別信号を
表す図、第3図(A)〜(C)は第1図に示したカウン
タの計数値の変化を表す図、第4図(A)〜(C)は他
の実施例に係るカウンタの計数値の変化を表す図、第5
図および第6図はスレショルドとするデューティに応じ
て選択される第1,第2のクロック信号の周波数の関係を
表す図である。 1……カウンタ、 2……切り換えゲート、 3……基準クロック信号発生回路、 4,5……分周回路、 7……D型フリップフロップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形波のデューティの大小によって二値が
    表された被判別信号のデューティ判別装置であって、 スレショルドとするデューティの“H"レベルの時間幅と
    “L"レベルの時間幅の各々に反比例する周波数である第
    1,第2のクロック信号を発生するクロック信号発生手段
    と、 被判別信号の“H"レベルの区間で前記第1のクロック信
    号でカウントアップまたはカウントダウンし、被判別信
    号の“L"レベルの区間で前記第2のクロック信号でカウ
    ントダウンまたはカウントアップし、被判別信号の立ち
    上がりまたは立ち下がりでリセットするカウンタと、こ
    のカウンタがリセットされる直前の計数値の正負を判別
    する正負判別手段と、から構成したことを特徴とするデ
    ューティ判別装置。
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