JP2639932B2 - 記録テープ速度判別装置 - Google Patents

記録テープ速度判別装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、8mmVTRにおいて規格となっている、いわゆ
るATFトラツキング方式を採用したVTRにおける間欠スロ
ー再生時の記録テープ速度判別装置に関する。
(ロ) 従来の技術 8ミリビデオは、一般のVTRの様にコントロールトラ
ツクを形成する代りにビデオトラツクにトラツキング用
パイロツト信号を重畳し、再生時に注入パイロツト信号
とのビート成分を取り出しそのレベル差に応じてトラツ
キングを可能にしている。
一方、8ミリビデオには、標準記録モードと2倍の長
時間記録モードとがあり、再生時に記録モードを判別す
る必要が生じた。又、再生モードにも、通常再生モード
や、間欠スロー再生モードがあり、記録モードの判別
は、再生時のテープ速度がどの様であっても行なえるこ
とが望ましい、 例えば特開昭60−87448号公報(G11B15/02)では、特
定のパイロツト信号の繰り返し周波数と、キヤプスタン
モータのFG信号の周波数との比を測定することにより、
記録時のテープ速度を判別する方法が開示されている。
ところがキヤプスタンモータのGF信号は、間欠スロー
再生モードにおいて、常に、正確に検出されるものでは
ない(キヤプスタンモータが間欠的に駆動されるか
ら)。そこで上記公報における方法は、間欠スロー再生
モードに対応できないことになる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 以上述べた様に、従来の方法では間欠スロー再生モー
ドにおいて記録テープ速度を判別することができない。
そこで本発明は、間欠スロー再生モードにおいて、記録
テープ速度を判別することができる記録テープ速度判別
装置を提案するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、テープ速度が異なる複数の記録モードに対
応した複数の再生モードを有し、再生時に所定のシーケ
ンスで注入されるパイロツト信号との間でビートを発生
させトラキングを行うためのトラツキング用パイロツト
信号を記録信号と共に重畳記録した記録トラックを有す
るテープに対し、通常再生とスチル再生を交互に繰り返
し間欠スロー再生を行う磁気再生装置に用いられる記録
テープ速度判別装置であって、 前記複数の再生モードの1つである所定の再生モード
での前記間欠スロー再生におけるスチル再生時に、トレ
ースされる前記記録トラックに対応した周波数を有する
前記注入パイロツト信号が注入される期間の一部の期間
に、前記注入パイロツト信号を異なる周波数に設定して
位相ロツク信号を作成する位相ロック信号作成手段と、
前記位相ロツク信号の変動周期を検出する変動周期検出
手段とを具備し、 前記変動周期検出手段の検出結果を記録テープ速度の
判別結果とすることを特徴とする。
(ホ) 作用 前記位相ロツク信号は、記録時と同じテープ速度のモ
ードで間欠スロー再生を行なっているとき一定レベル出
力となるが、異なる速度のモードでの間欠スロー再生で
は、周期的に変動する。そこでこの変動を検出して記録
テープ速度を判別することができる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い本発明の実施例を説明する。
第1図はマイクロコンピユータを含む実施例のブロツ
ク図、第2図、第3図はマイクロコンピユータの動作を
示すフローチヤート、第4図は長時間記録モードで記録
された磁気テープでの間欠スロー再生を示す説明図であ
る。
第1図において、(1)は再生パイロツト信号の入力
端子、(2)はヘツド回転位相に関連したRFスイツチン
グパルスの入力端子、(3)は間欠スロー再生を指定す
る信号の入力端子、(4)はATFエラー信号の出力端
子、(5)は記録テープ速度の判別出力の出力端子であ
る。
(6)は混合回路、(7)は注入パイロツト信号作成
回路、(8)はこの注入パイロツト信号作成回路(7)
等を制御するタイミング制御回路、(9)は47KHz(遅
れビート)のバンドパスフイルタ(BPF)、(10)は第
1の検波回路、(11)は16KHz(進みビート)のバンド
パスフイルタ(BPF)(12)は第2検波回路である。
(13)は第1、第2検波回路(10)(12)を入力とす
る差動アンプ、(14)は第1のサンプルホールド回路、
(15)は第2のサンプルホールド回路であって、両サン
プルホールド回路(14)(15)の制御はタイミング制御
回路(8)によって行なわれる。
(16)は第2サンプルホールド回路(15)出力を入力
とするシユミツト回路(ヒステリシスコンパレータ)、
(19)は記録テープ速度判別出力を出力するマイクロコ
ンピユータである。
第1コンパレータ(16)は、第2サンプルホールド回
路(15)出力(0〜5Vの間に変化する)があるレベルよ
り高いときにはLレベルを出力し、低いときにはHレベ
ルを出力し、波形を整形する。破線(20)はIC(C×22
022)を示している。第2サンプルホールド回路(15)
出力が位相ロツク信号であり、ATF動作により位相がロ
ツクしているとLレベルが出力されることになる。
間欠スロー再生時の動作について第4図に基づき説明
する。第4図(イ)は長時間(LP)モードで記録されて
いるテープを長時間(LP)モードにおいて(LP)、又は
標準(SP)モードにおいて(SP)間欠スロー再生を行な
った場合における、記録トラツクとヘツドトレースとの
関係を示している。(ロ)は、パイロツト信号のシーケ
ンスを示す(1,2,3,4は夫々、パイロツト信号f1,f2,f3,
f4に対応する)。(ハ)はLPモード時の作動アンプ(1
3)出力、(ニ)はSPモード時の作動アンプ(13)出
力、(ホ)はSPモード時におけるシユミツト(16)出力
を示す。
LPモードで記録されたテープで、正しくLPモードに対
応したテープ送りが行なわれていると、位相ロツク信号
(17)(シユミツト(16)は常にLレベルとなる。これ
は、第2サンプリングホールド回路(15)のサンプルタ
イミングにおいて、注入パイロツト信号の周波数を次の
シーケンスのものに変更しているからである。
間欠スロー再生モードでは、実施例では、常にf1又は
f3のパイロツト信号が記録されたトラツクにおいてスチ
ル再生が行なわれる。注入パイロツト信号の周波数は、
基本的に1フイールド周期でf4,f3,f2,f1の順に変化す
る。更に、スチル再生状態では再生しているトラツクの
パイロツト信号と同じ周波数の注入パイロツト号のフイ
ールドにおいて、一部の期間、次のシーケンスの周波数
(f4又はf2)が注入される。そこでこの期間の作動アン
プ(13)出力は、正しいトラツクをトレースしていれ
ば、常にLレベルとなる。
しかしLPモードで記録されたテープで誤ってSPモード
での間欠テープ送りが行なわれると、2倍のテープ送り
が行なわれるわけであるから、スチル再生されるトラツ
クはf1が記録されたトラツクだけとなる(SP)。そこ
で、差動アンプ(13)出力は(ニ)の如くなり、サンプ
ルホールド後の信号は周期的にH,Lを繰り返す。この周
期は、10フイールドをくり返し周期とする1/5スロー
(8フイールドスチル再生、2フイールド通常再生)の
場合、2倍の20フイールドとなる。従い、シユミツト回
路(16)出力は(ホ)の如き方形波となる。
逆にSPモードで記録されたテープでLPモードの間欠ス
ロー再生を行なった場合には、テープ送りが正しい場合
の1/2となるので、40フイールドの周期を有する方形波
が得られることになる。4回テープが送られることによ
って、注入パイロツト信号シーケンスとトレースするト
ラツクとの関係が正常なものとなるからである。
そこで、マイクロコンピユータ(19)では、シユミツ
ト回路(16)の出力(位相ロツク信号)(17)の周期を
検出することにより、記録テープ速度の判別が行なえる
ことになる。
マイクロコンピユータ(19)では、第2図の動作を行
なって、SR/LPの判別出力を出力し、VTRの各回路(サー
ボ回路、ビデオ回路等)を制御する。
第2図の動作を簡単に説明する。RFスイツチングパル
ス(ヘツド回転に同期し、ヘツド切換等に利用される方
形波信号)のエツジが検出される毎に、マイクロコンピ
ユータ(19)は割り込み処理を行なう。そしてシユミツ
ト出力(16)がL→Hとなったかどうか調べる(30)。
変化がなければレジスタの値を1だけ増加せしめて、
元の処理に戻る(31)。つまり、フイールド数が計数さ
れるわけである。
シユミツト出力(17)を調べてみてL→Hの変化があ
った場合にはレジスタR1の値が10以上30以下であるか、
30以上50以下であるかを調べる(23)(33)。どちらで
もない場合にはレジスタR2,R3を夫々「0」とする(3
4)。そしてレジスタR1を「0」にして(35)元の処理
に戻る。
10以上、30以下であればレジスタR3の値を「1」増や
し、レジスタは「0」とする(36)。そしてレジスタ
が3より大きいかどうか調べる(37)。3より大きけ
れば、位相ロツク信号の繰り返し周期が20フイールドで
ある状態が3回続いたことになるので、判別出力をLPモ
ードに変更する(38)。3以下ならば、処理(35)に進
む。
30以上50以下の場合には、レジスタR2を1だけ増加せ
しめ、R3の値は「0」とする(39)。そしてレジスタR2
の値が3より大きいかどうか調べ、大きければSPモード
に変更する。3以下であれば処理(35)に進む。
第3図は別の処理手順を示している。ここではmフイ
ールドの期間の間にシユミツト回路(16)出力がn回以
上変化したかどうかにより、モード判別出力を変更する
かしないかを決定するものである。
尚、第2図は1/5スローの場合であるが、スロー比が
異なれば各定数は変更する必要がある。
(ト) 発明の効果 以上述べた様に本発明によれば、間欠スロー再生中に
おいて、記録テープ速度を判別することができるので、
その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のブロツク図、第2図、第3図は動作を
示すフローチヤート、第4図は動作説明のための説明図
である。 (17)……位相ロツク信号、(19)……マイクロコンピ
ユータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ速度が異なる複数の記録モードに対
    応した複数の再生モードを有し、再生時に所定のシーケ
    ンスで注入される注入パイロツト信号との間でビートを
    発生させトラキングを行うためのトラツキング用パイロ
    ツト信号を記録信号と共に重畳記録した記録トラックを
    有するテープに対し、通常再生とスチル再生を交互に繰
    り返し間欠スロー再生を行う磁気再生装置に用いられる
    記録テープ速度判別装置であって、 前記複数の再生モードの1つである所定の再生モードで
    の前記間欠スロー再生におけるスチル再生時に、トレー
    スされる前記記録トラックに対応した周波数を有する前
    記注入パイロツト信号が注入される期間の一部の期間
    に、前記注入パイロツト信号を異なる周波数に設定して
    位相ロツク信号を作成する位相ロック信号作成手段と、
    前記位相ロック信号の変動周期を検出する変動周期検出
    手段と、を具備し、 前記変動周期検出手段の検出結果を記録テープ速度の判
    別結果とすることを特徴とする記録テープ速度判別装
    置。
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