JP2772855B2 - ビデオ機器の位相パルス分離回路 - Google Patents

ビデオ機器の位相パルス分離回路

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JP2772855B2 JP2174361A JP17436190A JP2772855B2 JP 2772855 B2 JP2772855 B2 JP 2772855B2 JP 2174361 A JP2174361 A JP 2174361A JP 17436190 A JP17436190 A JP 17436190A JP 2772855 B2 JP2772855 B2 JP 2772855B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ビデオ機器の位相パルス分離回路に関
し、詳しくは、シリンダ(またはドラム、以下シリン
ダ)モータやキャプスタンのモータをデジタルにて位相
制御するデジタルサーボのビデオテープレコーダ(以下
VTR)、ビデオムービー等において、モータ側から得ら
れるその回転速度とその回転位相とを示す位相・速度パ
ルスから位相パルスを簡単な回路で分離することができ
るようなIC化に適する位相パルス分離回路に関する。
[従来の技術] VTRやビデオムービー等のビデオ機器では、シリンダ
の回転やテープ走行速度を目標通りに制御するためにシ
リンダモータやキャプスタンモータの制御回路が位相制
御と速度制御の2つのフィードバックループによりPLL
制御されている。
そのために、シリンダモータやキャプスタンモータか
らエンコーダを介してFGパルス(シリンダの回転数に応
じた周波数の回転速度パルス)とPGパルス(シリンダの
回転位相を示す位相パルス)とを得て、これらパルスに
応じて前記の制御が行われる。
デジタルサーボによりモータの制御を行う場合には、
FGパルスとPGパルスとは、FGパルス列の中にPGパルスを
含んだ両成分を有する1系統の位相・速度パルス(PFG
パルス)がモータ側から提供される場合が多い。このよ
うな混合パルスを用いることによりPLL制御回路系の入
力信号を受ける端子数が1つ減少する利点がある。しか
し、この場合、PFGパルスからPGパルス成分を分離するP
G成分分離回路が必要になる。
第2図は、そのPFGパルス1の説明図であって、通
常、FGパルス成分1aのタイミングは、その立下がりエッ
ジで表され、PGパルス成分1bのタイミングは、その立上
がりエッジで表される。したがって、PGパルスを含んで
いてもその立下がりエッジを採る限りは、FGパルス成分
をそのまま利用することができる。そこで、速度制御回
路は、FGパルス分離回路が不要である。
[解決しようとする課題] このようなPFGパルス1は、それぞれの成分でデュー
ティに相違があるので、デューティを判定することでそ
れぞれのパルス成分を分離することができる。従来、PF
Gパルス1のHIGHレベルの区間とLOWレベルの区間の時間
をカウンタによりカウントしてそれぞれの長さを判定す
ることでこれら成分の分離が行われている。
しかし、このような方式でパルスを分離する回路は、
それぞれにカウンタが必要であり、それだか回路集積エ
リアがそれに喰われる欠点がある。
この発明は、このような従来技術の問題点を解決する
ものであって、簡単な分離回路により位相パルスを分離
することができるビデオ機器の位相パルス分離回路を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するこの発明のビデオ機器の位
相パルス分離回路構成は、カウンタがPFGパルスのパル
ス発生終了を基準として周期の計測を行うものであり、
PFGパルスのパルス発生終了後の次のパルスの発生に応
じてカウンタからカウント値を得てラッチするラッチ回
路と、次のパルスが位相パルス成分か否かをラッチ回路
にラッチされた値により判定し、判定結果が位相パルス
成分であるときに位相パルスを発生する位相パルス発生
回路とを備えるものである。
[作用] このように、例えば、FGパルス成分の周期を計測する
FGエラーカウンタ等のカウンタを利用してPFGパルスの
パルス終了から次のパルス発生までの期間に対応する部
分をラッチ回路によりFGエラーカウンタから抜取り、そ
れが示す期間が次に位相パルスが発生する期間に対応し
ている場合に位相パルスを発生させることにより、特別
に位相パルスをカウントして分離するカウンタ等を設け
る必要がなくなる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は、この発明のビデオ機器の位相パルス分離回
路をデジタルサーボ方式のVTRのFGパルスエラー回路に
適用した一実施例のブロック図である。
第1図において、10は位相パルス分離回路であって、
11はFGパルスエラー回路である。位相パルス分離回路10
は、PGラッチ回路2とPG期間検出回路3とからなる。
4は、FGパルスエラー検出のために設けられたFGパル
スエラー回路11のFGパルスカウンタであり、PGラッチ回
路2は、PGパルス成分を検出するために次のパルスが発
生するまでの期間に対応するカウント値をFGパルスカウ
ンタ4から第1のタイミングで抜取ってラッチする。PG
期間検出回路3は、PGラッチ回路2の値を参照してその
値が次にPGパルス成分が来ることに対応する値であると
きにPGパルスを発生する。
5は、FGパルスカウンタ4に設定する初期値を記憶す
るプリセット値レジスタであり、6は、FGラッチ回路で
あって、FGパルスカウンタ4のカウント値を第2のタイ
ミングでラッチし、FGパルスの周期に対応する値のカウ
ント値を保持する。7は、FGラッチ回路6の値を受けて
FGエラーを検出するFGエラー検出回路である。
ここで、FGパルスカウンタ4とPGラッチ回路2、FGラ
ッチ回路6とは、第2図に示すPFGパルス1を受ける。F
Gパルスカウンタ4は、クロック発生回路等からFGパル
ス成分の周期よりも短い周期のクロックCKを受けてこれ
をカウントする。そして、PFGパルス1の立下がりエッ
ジを受け、かつ、後述するFGラッチ回路6のラッチが終
了した後のタイミングにおいてプリセット値レジスタ5
からプリセット値を受ける。
前記のタイミングでFGパルスカウンタ4にロードされ
たプリセット値は、クロックCKを受けるごとにインクリ
メントされていく。なお、この場合、プリント値をデク
リメントしていくように構成してもよい。
プリセット値レジスタ5のプリセット値は、コントロ
ーラ等から電源“ON"に応じて初期設定されてもよく。
また、これは、あらかじめ所定の値が不揮発の状態で設
定されていてもよい。この値は、クロックCKの発生周期
を単位として計算されるFGパルスの周期を計測するため
に設定される。
PGラッチ回路2は、FGパルスカウンタ4のカウント値
をPFGパルス1の立上がりエッジに応じてラッチする。
前記FGパルスカウンタ4のカウント開始がPFGパルス1
の立下がりエッジに対応するので、PGラッチ回路2にラ
ッチされる値は、PFGパルス1のパルス発生終了から次
のパルスの発生までの期間に対応する値となる。
一方、FGラッチ回路6は、FGパルスカウンタ4のカウ
ント値をPFGパルス1の立下がりエッジに応じてラッチ
する。したがって、その値は、FGパルス成分の周期に対
応している。
そこで、PGラッチ回路2の値は、第2図のPFGパルス
1の期間T1あるいは期間T2の値に対応している。また、
FGラッチ回路6の値は、第2図のPFGパルス1の期間T3
の値に対応するほぼ一定の期間である。PFGパルス1の
期間T1は、FGパルス成分の次にPGパルス成分が来るとき
に生じる期間であって、期間T2は、次にFGパルス成分が
連続するときに生じる期間である。これら期間にはT1
T2の関係がある。
PG期間検出回路3は、前記期間T1を判定する。これ
は、例えばPGラッチ回路2の所定の複数の桁位置の信号
を受けてこれにラッチされた値がほぼ期間T1の値の範囲
にあるか否かをPGラッチ回路2の所定の複数の桁位置に
セットされるビット値の“0",“1"の関係によりAND/OR
回路を用いて判定する。そしてPGラッチ回路2にラッチ
された値がほぼ期間T1(=T1±α,αは、サーボ系の回
路の応じて選択される許容範囲)の範囲に対応する値と
判定されたときにその判定結果の信号をPGパルスとして
発生する。
PFGパルス1は、期間T1<T2となっているので、この
ようにFGパルスカウンタ4を利用してそこからパルス終
了から次のパルス発生までの期間を示す値を単にラッチ
回路でラッチしてその期間を判定するだけでPGパルスを
分離することができる。この場合には、従来のように独
立にPGパルスのデューティ等をカウントするカウンタが
不要である。
さて、PFGパルス1から分離されたPGパルスは、次に
位相の誤差信号を発生する位相制御回路に加えられる。
これは、例えば、位相制御回路の位相カウンタ(PVカウ
ンタ)のカウント値をラッチする信号される。このとき
ラッチされた値によりPGパルスのエラー検出を行うこと
ができる。
一方、FGパルス側のエラー検出は、FGラッチ回路6の
値をFGエラー検出回路7により検出することによる。そ
の検出方式は、前記のPG期間検出回路3と同様にAND/OR
回路を用いてFGラッチ回路の所定の複数の桁位置の値
“0",“1"を得て判定するものである。そして、そのエ
ラー検出信号は、次に速度制御回路に送られる。
以上説明してきたが、実施例では、FGパルスカウンタ
にプリセット値を設定してこれからクロックのカウント
を開始するようになっているが、これは、PFGパルス1
の立下がりタイミングでカウンタをリセットして“0"か
らカウントを開始するようにしてもよく、このような場
合にはプリセットは不要である。
実施例では、PFGパルスの立下がりがFGパルスのタイ
ミングに対応し、その立上がりがPGパルスのタイミング
に対応している例を挙げているが、これらの関係は逆で
あってもよい。
また、実施例では、パルスの終了から次のパルスの発
生までの期間をFGエラー検出のカウンタから得ている
が、このような期間の示す他のカウンタがあれば、それ
を利用してもよい。
[発明の効果] 以上の説明から理解できるようにこの発明にあって
は、FGパルス成分の周期を計測するFGエラーカウンタ等
のカウンタを利用してPFGパルスのパルス終了から次の
パルス発生までの期間に対応する部分をラッチ回路によ
りFGエラーカウンタから抜取り、それが示す期間が次に
位相パルスが発生する期間に対応している場合に位相パ
ルスを発生させることにより、特別に位相パルスをカウ
ントして分離するカウンタ等を設ける必要がなくなる。
その結果、カウンタの数を低減でき、その分だけ、ビ
デオ機器のサーボ系の回路をより多く集積できてIC化し
易くなり、かつ、回路構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のビデオ機器の位相パルス分離回路
をデジタルサーボ方式のVTRのFGパルスエラー回路に適
用した一実施例のブロック図、第2図は、PFGパルスの
一般的な波形の説明図である。 1……PFGパルス、2……PGラッチ回路、 3……PG期間検出回路、 4……FGパルスカウンタ、5……プリント値レジスタ、
6……FGラッチ回路、7……FGエラー検出回路、10……
位相パルス分離回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転数に応じた周波数の回転速度
    パルス成分と前記モータの回転位相を示す位相パルス成
    分とを含む位相・速度パルスを前記モータ側から受けて
    前記回転速度パルス成分の周期をそれより短い周期のク
    ロックに応じてカウンタによりカウントすることで計測
    する回路を有するビデオ機器において、前記カウンタ
    は、前記位相・速度パルスのパルス発生終了を基準とし
    て前記周期の計測を行うものであり、前記位相・速度パ
    ルスのパルス発生終了後の次のパルスの発生に応じて前
    記カウンタから前記カウント値を得てラッチするラッチ
    回路と、前記次のパルスが前記位相パルス成分か否かを
    前記ラッチ回路にラッチされた値により判定し、判定結
    果が前記位相パルス成分であるときに位相パルスを発生
    する位相パルス発生回路とを備えることを特徴とするこ
    とを特徴とするビデオ機器の位相パルス分離回路。
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