JPH0817593B2 - デジタルサーボ装置 - Google Patents

デジタルサーボ装置

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JPH0817593B2
JPH0817593B2 JP1056690A JP5669089A JPH0817593B2 JP H0817593 B2 JPH0817593 B2 JP H0817593B2 JP 1056690 A JP1056690 A JP 1056690A JP 5669089 A JP5669089 A JP 5669089A JP H0817593 B2 JPH0817593 B2 JP H0817593B2
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潤一郎 田渕
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダ(VTR)等におけるキ
ャプスタンモータ、シリンダモータの回転を制御するた
めのデジタルサーボ装置に関する。
(ロ)従来の技術 例えば、特開昭63−211408号(G05D 13/62)には、VT
R等に用いられるデジタルサーボ装置の一例が示されて
いる。この例では第2図に示す様な構成となっている。
(1)は位相エラー信号の作成手段、(2)は速度エラ
ー信号の作成手段であり、夫々11ビットの振幅を備えた
エラー信号を出力する。(3)は位相エラー信号におけ
る変換ゲイン(振幅の変化/位相差の変化)を速度エラ
ー信号のそれよりも小とするための分圧(1/8)手段、
(4)は加算手段である。
つまり、11ビットで作成された位相エラー信号は上位
8ビットをとることにより1/8に分圧して11ビットの速
度エラー信号と加算が行なわれて出力される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 以上の構成では、位相エラー信号を速度エラー信号と
同じビット数で作成した後、変換ゲインを小さくするた
めに分圧して速度エラー信号に加算するため、位相エラ
ー信号の振幅が小さくなって、位相の引き込み範囲が狭
くなってしまう場合がある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明では、位相エラー信号の振幅を速度エラー信号
よりも大きくなる様に作成し、1/nに分圧して速度エラ
ー信号に加算する様にしている。
(ホ)作用 そこで、サーボの安定化のために分圧されることによ
って、位相エラー信号における変換ゲインは速度エラー
信号のそれに対して小さくできるとともに、位相エラー
信号の振幅はあまり小さくしない様にできる。そこで、
引き込み範囲を広くすることができる。
(ヘ)実施例 以下、図面に従い本発明の実施例を説明する。実施例
として、VTRのシリンダサーボ装置について、説明す
る。この装置はワンチップマイクロコンピュータ(HD63
05Z)により構成されている。
マイクロコンピュータ(20)には第3図の如く、CPU
(21)、ROM(22)、レジスタ(又はRAM)(23)、入出
力ポート(24)、第1タイマカウンタ(25)、第2タイ
マカウンタ(レファレンスカウンタ)(26)等を有す
る。第3図はシリンダモータ用マイクロコンピュータで
あって、シリンダモータのFG信号がインプットキャプチ
ャ割り込み端子(27)に、垂直同期信号がマスク可能な
割り込み端子(28に、又シリンダモータのPG信号がノン
マスカラブル割り込み端子(29)に印加されている。
又、VTRの動作モードを示す信号も供給されている。
入出力ポート(24)からはシリンダモータの駆動回路
に供給される制御信号がD/A変換回路(14)に印加され
る。
第1、第2タイマカウンタ(25)(26)はマイクロコ
ンピュータ(20)のクロック(4MHz)に関連して、1μ
secの周期で計数値が変化する。そして第1タイマカウ
ンタ(25)はインプットキャプチャ割り込みに関連し、
第2タイマカウンタ(26)は、設定された数値と計数値
が一致すると割り込みが発生し(カウンタマッチ割り込
み)、リセットされることにより、そのオーバーフロー
の周期を変更できる様になっている。
又、記録時においては第2タイマカウンタ(26)の計
数は、垂直同期信号と所定の関係となる様に垂直同期信
号により、第2タイマカウンタには所定値がプリセット
される。
次に、位相エラー信号、速度エラー信号の作成につい
て、第4図〜第7図に従い説明する。位相エラー信号及
び速度エラー信号は共にモータのFG信号に基づいて作成
される。
FG信号(イ)(モータの回転速度に関連する)が立下
がると、インプットキャプチャ割り込みが行なわれる。
つまり、その時の第1タイマカウンタ(25)の計数値
(a)がまずインプットキャプチャレジスタ(図示せ
ず)に記憶される。これはFG信号(イ)の立下り時点に
おいて、マイクロコンピュータ(20)は何の動作を行な
っているか特定できず、この動作が終了してから第1タ
イマカウンタの計数値を記憶したのでは、正確な位相差
の測定ができないからである。
FG信号(イ)の立下り時に行なっている動作が終了す
ると、FG信号の割り込み処理が行なわれる。この割り込
み処理では、この割り込み処理が開始された時点で第1
タイマカウンタ(25)がリセットされ、その時のタイマ
データ(b)がレジスタR2に記憶される(71)。又イン
プットキャプチャレジスタのデータ(a)はレジスタR1
に、第1タイマカウンタ(25)のリセットのタイミング
のリファレンスタイマ(26)の計数値(g)はレジスタ
R5にストアされる(72)(73)。
位相基準(ハ)(リファレンスタイマ(26)のリセッ
トタイミング)とFG信号の立下り(イ)との位相差デー
タ(TP)は上記のデータを用いて次式のように求めるこ
とができる。
TP=g−(b−a) ……(1) この位相差データ(TP)から位相エラー信号を作成す
るのは次の様にして行なわれる。(ニ)に示される様に
位相バイアス(TDP)、位相ロックレンジ(TSP)、位
相エラー信号(DPH)(nビット)とすると TP<TDPのとき DPH=0 TP>TDP+TSPのとき DPH=2n−1 TDP+TSP≧TP≧TDPのとき (2) この動作については第5図の(75)〜(79)に示され
ている。実施例ではnは13である。
速度エラー信号は、第1タイマカウンタ(25)によっ
て、FG信号(a)(第6図)の周期(TFG)を計測し、
このデータに基づき作成される。速度エラー信号の場
合、FG信号の2回の立下りで1個のデータが作成され
る。すなわち、第6図に示した様に、FG信号(a)の周
期(TFG)は次式のように求めることができる。
TFG=(C−0)+(b−a) ……(3) つまり、位相差データ(TP)を求める場合と同じよう
にしてFG信号(a)の立下りのタイミングで、インプッ
トキャプチャレジスタに、この立下りタイミングでの第
1タイマカウンタ(25)の計数値を記憶せしめる。FG信
号立下り時点でのマイクロコンピュータ(20)の動作が
終了すると、FG信号による割り込み動作が行なわれる。
そして第7図(91)〜(94)の動作を行なうことによ
り、FG周期(TFG)をマイクロコンピュータ動作状態に
かかわりなく、正確に計測することができる。
第6図に示されている様に、速度バイアス(TDS)、
速度ロックレンジ(TSS)、速度エラー信号(DSP)と
すると、FG周期データ(TFG)から位相エラー信号は次
の様に作成される(実施例ではm=11)。
TFG<TDSのとき DSP=0 TFG>TDS+TSSのとき DSP=2m−1 TDS+TSS≧TFG≧TDSのとき (4) この動作については第7図の(95)〜(99)に示され
ている。又、速度エラー信号DSP作成後、データ(c)
(d)を次回のFG割り込み処理に用いるため、夫々、レ
ジスタR3、R4に転送する(第7図、(100)(101))。
そして、元の処理に戻る(102)。
実際には、入力されるFG信号をソフト的に1/2分周し
て速度エラー信号を作成し、更に1/2分周して位相エラ
ー信号を作成する。定常時のFG周波数720Hzとすると、
速度系では360Hz、位相系では180Hzのサンプリング周波
数でサーボが行なわれることになる。
そして、上記の如く作成された位相エラー信号と速度
エラー信号を合成して、シリンダモータの制御信号を出
力する。
ここで、前述の如く、位相エラー信号は13ビットの振
幅を有し、速度エラー信号は11ビットの振幅を有する。
つまり、位相エラー信号の振幅の方が大きくなる様に作
成される。そして両エラー信号作成時における変換ゲイ
ン(位相差(時間差)の変化に対するエラー信号レベル
の変化の割合:第4図、第6図における傾き)は同じで
ある(第3図参照)。
この位相エラー信号は上位10ビットを利用することに
より1/8の振幅となり、変換ゲインも低下する(傾きが
ゆるくなる)。つまり、従来例と同様に、1/8に分圧し
ても、まだ10ビット分の振幅を、位相エラー信号は備え
ており、引き込み範囲が広く設定できる。
そして、位相エラー信号と速度エラー信号の加算後の
エラー信号は12ビットの信号にクリップされ((1211
1)よりも大きいときは(1211−1)のレベルとす
る)、CPUから出力されることになる。
(ト)発明の効果 以上述べた様に、本発明によれば、位相エラー信号を
速度エラー信号の振幅よりも大きい振幅となる様に作成
し、その後分圧して速度エラー信号と加算する様にして
いるので、分圧後の位相エラー信号の振幅を十分大きく
することができ、引き込み範囲を拡大することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例を示すブロック図、第2図は従来
例を示すブロック図、第3図は位相エラー及び速度エラ
ー信号の関係を示す説明図、第4図、第5図、第6図、
第7図は、エラー信号作成を説明する説明図である。 (1)……位相エラー信号作成手段、(2)……速度エ
ラー信号作成手段、(4)……加算手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定クロック信号を計数するカウンタの計
    数値を用いて位相差若しくは周期を測定して位相エラー
    信号及び速度エラー信号を作成するデジタルサーボ装置
    において、位相エラー信号の振幅を速度エラー信号の振
    幅よりも大きく作成して、この位相エラー信号を1/nに
    分圧した後前記速度エラー信号と合成してなるデジタル
    サーボ装置。
JP1056690A 1989-03-08 1989-03-08 デジタルサーボ装置 Expired - Fee Related JPH0817593B2 (ja)

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