JP2523551B2 - 磁気テ−プ信号のデユ−テイ判別装置 - Google Patents

磁気テ−プ信号のデユ−テイ判別装置

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JP2523551B2
JP2523551B2 JP61298073A JP29807386A JP2523551B2 JP 2523551 B2 JP2523551 B2 JP 2523551B2 JP 61298073 A JP61298073 A JP 61298073A JP 29807386 A JP29807386 A JP 29807386A JP 2523551 B2 JP2523551 B2 JP 2523551B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、矩形波のデューティの大小によって二値
が表された信号が記録された磁気テープを再生する際、
その矩形波信号のデューティを判別する装置に関する。
(b)発明の背景 ビデオテープレコーダ等、回転ヘッドを用いて信号の
再生を行う信号再生装置においては、回転ヘッドのトラ
ッキング用コントロール信号が磁気テープの一端に記録
されている。このコントロール信号に記録信号のアドレ
スや頭出し用の制御コード信号をデューティの比によっ
て重畳記録することが考えられている。この発明は、こ
のようなデューティの大小によってコード信号が記録さ
れた磁気テープを再生する際、磁気テープの正転走行時
と反転走行時のいずれにおいても正しくデューティを判
別できるようにしたものである。
(c)従来の技術 従来、このようなデューティの大小によって二値が表
された矩形波信号が記録された磁気テープを再生する
際、その矩形波信号のデューティを判別するために、被
判別信号の立ち上がりから立ち下がりまでの時間、また
は立ち下がりから立ち上がりまでの時間、あるいはその
両方をカウントするカウンタを備え、この計数値によっ
て矩形波のデューティの大小を判別することが考えられ
ている。
(d)発明が解決しようとする問題点 ところが、上記従来のデューティ判別装置において
は、磁気テープが正転方向に走行されている場合に、そ
の磁気テープに記録されている矩形波信号のデューティ
を正確に判別することができるが、磁気テープを反転方
向に走行させた際、その再生信号から矩形波信号を判別
することができない。
第5図(A),(B)はその例を表す図であり、いず
れも正転走行の際矩形波の立ち上がりから次の立ち上が
りまでを一周期としている。同図(A)の例は、デュー
ティの異なる矩形波が複数個連続する場合であり、図に
示すように正転走行時において、A%→B%→B%→A
%→A%と判別されるが、同じ記録箇所を反転走行させ
た場合、その再生信号からデューティを判別した場合、
A%→C%→B%→D%として判別される。このように
本来記録していないC%とD%が検出される。同図
(B)の例はデューティの異なる矩形波が単発存在する
例であり、反転走行させた際、やはりC%とD%が判別
される。特に同図(B)に示した例では記録されていた
はずのB%の矩形波が検出されなくなる。
尚、前記C%,D%の値は次のようにして定められる。
C=A/(100+A−B)×100 D=B/(100+B−A)×100 ここで上記例ではB<Aであるため、B<C<A,B<
D<Aなる。このことから反転走行時に正転走行時と同
様にデューティを判別するためにはスレショルドの設定
が困難であり、また、被判別信号として用いる大小2つ
のデューティの選択範囲も狭い。
この発明はこのような従来の問題点を解消して、反転
走行時も正転走行時と同様に矩形波信号のデューティを
正確に判別できるようにした磁気テープ信号のデューテ
ィ判別装置を提供するものである。
(e)問題点を解決するための手段 この発明の磁気テープ信号のデューティ判別装置は、
入力信号の立ち上がりまたは立ち下がりでトリガされ、
ハイレベルおよび/またはローレベルの時間幅をカウン
トするカウンタを備え、その計数値によって、矩形波の
デューティの大小を判別するデューティ大小判別手段
と、 磁気テープの正転走行/反転走行の区別を表すモード
信号を入力し、このモード信号の状態に応じて前記デュ
ーティ大小判別手段の入力信号と出力信号のレベルをそ
れぞれ反転する第1,第2のレベル反転手段を設けたこと
を特徴としている。
(f)作用 この発明の磁気テープ信号のデューティ判別装置にお
いては、磁気テープの正転走行と反転走行の区別を表す
モード信号の状態に応じて、デューティ大小判別手段の
入力信号と出力信号のそれぞれが第1,第2のレベル反転
手段によって反転される。前記デューティ大小判別手段
は、入力信号の立ち上がりまたは立ち下がりでトリガさ
れ、ハイレベルおよび/またはローレベルの時間幅をカ
ウントするカウンタを備え、この計数値によって矩形波
のデューティの大小を判別する。従って、例えばこのデ
ューティ大小判別手段が、入力信号の立ち上がりでトリ
ガされるものである場合、磁気テープが反転走行された
際、デューティ大小判別手段は実質的に矩形波信号の立
ち下がりでトリガされることになる。このため、デュー
ティ大小判別手段は、正転走行時に判別される周期と同
一の箇所を対象としてデューティの判別を行うことがで
きる。更に反転走行時においてデューティ大小判別手段
の出力信号のレベルが反転されるため、正転走行時の判
別結果と同様の判別結果を得ることができる。
第4図は以上のように構成された磁気テープ信号のデ
ューティ判別装置の作用を説明する図である。ここでデ
ューティがA%の時論理1、B%のとき論理0を表して
いる。図に示すように10011が記録されている磁気テー
プを正転走行させた場合、(a)に示す矩形波が再生さ
れる。この磁気テープを反転走行させた場合の再生信号
は、(b)に示す矩形波となるが、前記第1のレベル反
転手段によってデューティ大小判別手段の入力信号は
(c)に示すように、そのレベルが反転された信号とな
る。従ってデューティ大小判別手段の判別結果は図に示
すように00110となる。そして前記第2のレベル反転手
段によって、デューティ大小判別手段の出力信号のレベ
ルが反転され、出力信号は(d)に示すように11001と
なる。この信号は上位ビットと下位ビットの順位を反転
することによって(e)に示すように磁気テープに記録
されていたコードを抽出することが可能となる。
(g)実施例 第1図はこの発明の実施例である磁気テープ信号のデ
ューティ判別装置の回路図を示している。図において10
はこの発明におけるデューティ大小判別手段、11は第1
のレベル反転手段、12は第2のレベル反転手段にそれぞ
れ相当している。第1のレベル反転手段であるEX−ORゲ
ート1には被判別信号Eと、磁気テープの正転走行/反
転走行の区別を表すモード信号(REV)が入力されてい
る。従ってこのゲート11はREV信号が“L"レベル(ロー
レベル)であるとき、被判別信号のレベルがそのままデ
ューティ大小判別手段10に入力される。REV信号が“H"
レベル(ハイレベル)であるとき、被判別信号のレベル
が反転されてデューティ大小判別手段に入力される。一
方、第2のレベル反転手段であるEX−ORゲート12にはデ
ューティ大小判別手段10の出力信号Gと前記REV信号が
入力されている。従って、REV信号が“L"レベルのと
き、デューティ大小判別手段10の出力レベルそのまま判
別出力となり、REV信号が“H"レベルのとき、デューテ
ィ大小判別手段の出力が反転されて出力される。
次に、前記デューティ大小判別手段10の構成と動作に
ついて説明する。1は所定ビット数から構成されたバイ
ナリーのアップダウンカウンタである。このカウンタの
アップ/ダウンの入力端子に入力信号が与えられてい
て、入力信号Fが“H"レベルのときカウントアップを行
い、“L"レベルのときカウントダウンを行う。2はカウ
ンタ1に対してクロック信号を発生するクロック信号発
生回路である。3はD型フリップフロップを表し、デー
タ入力端子Dにカウンタ1の最上位ビットが接続され、
タイミング入力端子Tに入力信号Fが入力されている。
従って入力信号の一周期でカウンタ1に求められた計数
値が正の時、カウンタ1の最上位ビットQは“L"レベル
であるため、フリップフロップ3はリセット状態とな
る。カウンタ1の計数値が負となった時、カウンタの内
容は補数となっているため、最上位ビットが“H"レベル
となる。従ってこのときフリップフロップ3はセット状
態となる。尚、4は遅延回路であり、入力信号Fの立ち
上がりから一定の時間遅延してカウンタ1に対してリセ
ット信号を与え、その後リセットを解除する。
第2図は第1図に示したデューティ大小判別手段の動
作を表すタイミングチャートである。図に示すように入
力信号Fが“H"レベルの区間(t0〜t1)カウンタ1はク
ロック信号をカウントアップし、入力信号Fが“L"レベ
ルの区間(t1〜t2)クロック信号をカウントダウンす
る。従って、カウンタの計数値はt1の時点から同一の傾
きで増加/減少する。その後、入力信号Fが立ち上がっ
た時(t2)、フリップフロップ3はカウンタ1の最上位
ビットのデータをラッチする。この場合、最上位ビット
の出力信号は“L"レベルであるため、フリップフロップ
3のQ出力は“L"レベルとなる。以降同様にして動作
し、出力信号Gは入力信号Fの1周期分遅れたタイミン
グで判別結果が出力される。
第3図(A),(B)は第1図に示した磁気テープ信
号のデューティ判別装置全体の動作を表すタイミングチ
ャートである。まず、同図(A)に示すようにREV信号
が“L"レベル、即ち磁気テープが正転走行されるモード
であるとき、被判別信号Eはそのままデューティ大小判
別手段の入力信号Fとして入力される。一方、デューテ
ィ大小判別手段の出力信号Gはそのまま判別出力Hとし
て出力される。従って、判別出力Hには第2図に示した
例と同様にして判別結果が出力される。
同図(B)はREV信号が“H"レベル、すなわち磁気テ
ープが反転走行されるモードであり、このとき被判別信
号Eのレベルが反転された信号Fがデューティ大小判別
手段に入力される。その結果、デューティ大小判別手段
の出力信号Gには元のデューティの大小とは逆の信号レ
ベルが出力される。しかしながら第1図に示したEX−OR
ゲート12の作用によって、レベルが反転され、Hに示す
ように正常な判別出力が得られる。
(h)発明の効果 以上のようにこの発明によれば、磁気テープの走行方
向に関わらず、同一の装置を用いて、記録されている矩
形波信号のデューティの大小を判別することができ、正
確にデューティを判別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である磁気テープ信号のデュ
ーティ判別装置の回路図、第2図は第1図におけるデュ
ーティ大小判別手段の動作を表すタイミングチャート、
第3図(A),(B)は第1図の各部の波形を表すタイ
ミングチャート、第4図はこの発明の作用を説明するた
めの図、第5図(A),(B)は従来のデューティ判別
装置の動作を説明するための図である。 10……デューティ大小判別手段、 11……第1のレベル反転手段、 12……第2のレベル反転手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デューティの大小によって二値が表される
    矩形波信号が記録された磁気テープを再生する際、その
    矩形波信号のデューティを判別する装置であって、 入力信号の立ち上がりまたは立ち下がりでトリガされ、
    ハイレベルおよび/またはローレベルの時間幅をカウン
    トするカウンタを備え、その計数値によって、矩形波の
    デューティの大小を判別するデューティ大小判別手段
    と、 磁気テープの正転走行/反転走行の区別を表すモード信
    号を入力し、このモード信号の状態に応じて前記デュー
    ティ大小判別手段の入力信号と出力信号のレベルをそれ
    ぞれ反転する第1,第2のレベル反転手段を設けたことを
    特徴とする磁気テープ信号のデューティ判別装置。
JP61298073A 1986-12-15 1986-12-15 磁気テ−プ信号のデユ−テイ判別装置 Expired - Fee Related JP2523551B2 (ja)

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