JP2693085B2 - 信号のデューティ比識別回路 - Google Patents

信号のデューティ比識別回路

Info

Publication number
JP2693085B2
JP2693085B2 JP4111470A JP11147092A JP2693085B2 JP 2693085 B2 JP2693085 B2 JP 2693085B2 JP 4111470 A JP4111470 A JP 4111470A JP 11147092 A JP11147092 A JP 11147092A JP 2693085 B2 JP2693085 B2 JP 2693085B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
control signal
counter
duty ratio
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4111470A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH064938A (ja
Inventor
修一 飛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4111470A priority Critical patent/JP2693085B2/ja
Publication of JPH064938A publication Critical patent/JPH064938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2693085B2 publication Critical patent/JP2693085B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(VTR)等の信号記録媒体に記録されている制御用信
号のデューティ比を識別することによって、制御内容を
検出する回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示す如く、信号記録媒体例えば磁
気テープ(1)には、画像信号(2)と共に制御用信号トラ
ックがテープの縁に形成され、制御用信号(3)が極性を
NS交互に変えて30Hzの周期で磁気記録されてい
る。磁気テープの再生に際し、制御用信号の磁気ヘッド
(4)を制御信号トラックにあて、N極の区間を“HIG
H”、S極の区間は“LOW”の矩形波に再生し、矩形
波のデューティ比によって制御内容を識別するものであ
る。
【0003】N極及びS極の再生波形のデューティ比か
ら、信号“0”、“1”は次のように決められている。
N極再生の“HIGH”区間のデューティ比が60.0
±5.0%であれば、“0” “HIGH”区間が27.5±2.5%であれば“1” 制御用信号の再生波形のデューティ比を識別することに
よって、“0”と“1”の信号を形成し、信号“1”を
マイコン(12)で計数して、“1”が62±3個の時、V
ISS信号を感知し、早送り又は早戻しのテープを止め
(18)、再生モード(19)へ移行し、テープの頭出しを行な
うものである。
【0004】制御用信号トラックから読み出された“H
IGH”と“LOW”の矩形波信号より“0”と“1”
の信号に変換するには、N極再生区間のデューティ比
が、上記した2つのデューティ比の中間のしきい値4
3.75%より大きいか小さいかを識別すればよいこと
になる。
【0005】そこで従来のコントロール信号のデューテ
ィ比識別回路は、図4に示すようなブロック図のものが
用いられている。テープが早送り方向に走行している時
は、図5に示すようにコントロール信号の“HIGH”
区間をfck/Aの分周されたクロック信号でカウント
アップし、“LOW”区間ではfck/Bの異なった周
期のクロックパルス信号でカウントダウンし、再生され
た制御用信号の1周期の中で“HIGH”区間のデュー
ティ比が43.75%以上の時、カウンタ(10)のカウン
ト値が“0”となるように、クロックパルスの分周比を
決めている。
【0006】テープが早送り方向に走行している場合
は、図5に示すようにN極再生区間でカウントアップ
し、S極再生区間でカウントダウンする。
【0007】カウンタにボロー信号が発生すると、フリ
ップフロップ(14)をセットし、次の制御用信号の立上り
時にフリップフロップ(14)の出力をラッチ(16)すること
により、“HIGH”区間のデューティ比がしきい値よ
り短い時には“1”がラッチされ、長い時には“0”が
ラッチされる。
【0008】テープが巻戻し方向に走行している場合
は、図6に示すようにテープ上の同じ部分を再生して
も、N極とS極の出現する順番が早送りの場合とは逆に
なるので、制御用信号の“LOW”区間(S極再生)を
fck/Bのクロックパルスでカウントアップし、制御
用信号の“HIGH”区間(N極再生)をfck/Aの
クロックパルスでカウントダウンし、カウンタ(10)にボ
ロー信号が生じれば“0”、生じない時は“1”と識別
する。なお、識別の結果はテープ走行方向が早送りの場
合とは逆になるので、早送りの出力とテープ方向切替ス
イッチ(7)の操作による走行方向の情報(F’R)の排
他的論理和をとり、これをラッチしていた。
【0009】そしてカウンタのクロックパルスの分周比
AとBを7:9の比になるように設定することによっ
て、制御用信号を“0”と“1”に識別するしきい値は
43.75%に設定することができた。
【0010】
【解決するべき課題】最近、再生される画面の縦横比が
4:3の通常画面“S”と、16:9のワイド画面
“L”を区別する必要上、新たにアスペクト比識別コー
ドが追加されることになった。再生された制御用信号の
“HIGH”区間のデューティ比が62.5±0.5%の
時、“0”、Lとする。57.5±0.5%の時、
“0”、Sとする。30.0±0.5%の時、“1”、L
とする。25.0±0.5%の時、“1”、Sとする。制
御用信号のデューティ比が4段階を取り得る様に変更さ
れたから、従来のように43.75%を制御用信号のデ
ューティ比の識別しきい値としていた方式では、LとS
の識別はできず、新しい規格には対応できなくなった。
【0011】本発明の目的は、記録媒体に記録された制
御用信号のデューティ比が4段階に変更された新しい規
格に対応し、4段階のデューティ比を有する再生信号に
対しても夫々を識別し、制御内容を検出できる識別回路
を明らかにするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のデューティ比識
別回路は、カウントアップ又はカウントダウンの時に異
なった周期の複数種類のクロックパルスを供給するクロ
ック発振部(23)と、該クロック発振部(23)に接続し、互
いに異なった周期のクロックパルスの入力を受けてカウ
ントする複数のカウンタ(24)(25)(26)と、各カウンタ(2
4)(25)(26)から出力されるボロー信号を感知し、ボロー
信号の回数によって識別信号を出力する識別部(16)(31)
とによって構成され、ボロー信号の発生タイミングがV
TR制御用信号のデューティ比識別のための複数しきい
値に一致する様に、夫々クロックパルスの周期を設定し
たものである。
【0013】
【作用】テープが早送り方向に走行している場合は、図
2に示すように制御用信号の“HIGH”区間(N極再
生)をfck/Aのクロックパルスで、カウンタ1(2
4)、カウンタ2(25)、カウンタ3(26)を同時にカウント
アップする。次に制御用信号の“LOW”区間(S極再
生)では、カウンタ1(24)はfck/Bの周波数のクロ
ックパルスでカウントダウンし、カウンタ(25)はfck
/C、カウンタ3(26)はfck/Dのクロックパルスで
各々カウントダウンする。制御用信号の次の立上りまで
に、各カウンタ(24)(25)(26)で生じたボロー信号の数を
カウントする。
【0014】クロックパルスの周波数は、fck/B>
fck/C>fck/Dとなるように設定することによ
って、制御用信号のデューティ比即ち“LOW”区間の
長さに応じてカウンタ1、カウンタ2、カウンタ3の順
番でボロー信号が生じる。ボロー信号の生じた回数によ
って、1周期の制御用信号が表す信号内容は、次の通り
識別できる。ボロー信号の発生が0回の時、“0”、L 1回の時、“0”、S 2回の時、“1”、L 3回の時、“1”、S
【0015】なお、テープが巻戻し方向に走行する時
は、識別内容が早送りの場合とは逆になるから、識別内
容は排他的論理和回路(15)(30)を通じて反転するこ
とによって、識別できる。又アスペクト比識別IDコー
ドの使用に対応させるため、制御用信号の“HIGH”
区間のデューティ比を識別するためのしきい値は60.
0%、43.75%、27.5%であるから、クロックパ
ルスの分周比は夫々を次の比率とすればよい。 A:B:C:D=3:2:4:8
【0016】
【実施例】図1に示す如く、3個のアップダウンカウン
タ(24)(25)(26)が設けられ、夫々のカウント方向を規制
する入力端子(V/D)には、制御用信号(CTL)及び
テープ方向信号(F′/R)を入力した排他的論理和回
路(6)が接続されている。
【0017】カウンタ(24)〜(26)から発生したボロー信
号を計数するため、OR回路(27)を経て、直列に繋いだ
2つのフリップフロップ(28)(29)、2つの排他的論理和
回路(15)(30)、2つのラッチ回路(16)(31)が接続されて
おり、制御用信号の立上りを回路(8)によって検出し、
ラッチ(16)(31)のC端子に入力する。又、回路(8)は、
遅延回路(9)を経て、各カウンタ(24)(25)(26)及びフリ
ップフロップ(28)(29)のリセット端子に接続している。
【0018】カウンタのクロック入力側には、クロック
発振部(23)から所定周波数のクロック信号が入力されて
いる。該クロック発振部(23)はクロック発振回路(11)か
ら出力される4MHzのクロック信号を分周部(12)によ
って互いに周波数が異なる複数のクロックパルスに変換
し、2つのスイッチ群(20)(22)の切替えによって、クロ
ックパルスをカウンタ1、2、3へ供給すべき所定の分
周比に変更している。ここで、A、B、C、Dの関係
は、 60/A=40/B 43.75/A=56.25/C 27.5/A=72.5/D であるから、これを整理すると、
【数1】 となる。従って、A、B、C、Dの比は、 A:B:C:D=3:2:4:8 とすればよいことになる。
【0019】また、この様な比でA、B、C、Dを設定
した場合、カウンタ1、カウンタ2、カウンタ3の各々
の制御用信号デューティ比の識別しきい値は各々60
%、42.86%、27.27%となる。
【0020】次にテープが巻戻し方向に走行している場
合は、図3に示すように制御用信号の“LOW”区間
(S極再生)をfck/A’の分周されたクロックパル
スで、3つのカウンタ1、2、3を同時にカウントアッ
プし、次に制御用信号の“HIGH”区間(N極再生)
をカウンタ1はfck/B’、カウンタ2はfck/
C’、カウンタ3はfck/D’のクロックパルスで各
々カウントダウンする。そして制御用信号の1周期中に
各カウンタで生じたボローの数を2個のフリップフロッ
プ(28)(29)によってカウントし、ボロー信号の数によっ
て制御信号の内容は次の通り識別されるのである。
【0021】ボロー信号が生じた回数が0回の時は、
“1”、Sである。1回の時、“1”、Lである。2回
の時、“0”、Sである。3回の時、“0”、Lであ
る。クロックパルスの分周比A’B’C’D’の関係は
次のようにして決めることができる。 72.5/A’=27.5/B’ 56.25/A’=43.75/C’ 40/A’=60/D’ となる。これを整理すると、
【数2】 となる。従って、A’、B’、C’、D’の比は、 A’:B’:C’:D’=8:3:6:12 とすればよいことになる。
【0022】また、この様な比でA’、B’、C’、
D’を設定した場合、カウンタ1、カウンタ2、カウン
タ3の各々の制御用信号デューティ比の識別しきい値
は、27.27%、42.86%、60%となる。
【0023】2つのフリップフロップ(28)(29)は直列接
続され、ボロー信号の発生回数によって夫々の出力は0
0、01、10、11となるから、2個のフリップフロ
ップで構成したカウンタの下位ビットがL/Sの識別出
力、上記ビットが0/1の識別出力となっている。
【0024】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【0025】例えば図2に於いて、カウンタ1、2、3
の夫々のカウントアップを異なった周波数のクロックパ
ルスによってカウントし、カウントダウンは共通のクロ
ックパルスによって行なうこともできる。
【0026】
【発明の効果】本発明は3個のカウンタ(24)(25)
(26)を具え、夫々から出力されるボロー信号を計数す
ることによって、制御用信号の複数段のデューティ比の
識別が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る識別回路のブロック図である。
【図2】テープが早送り方向に移動する場合のカウント
動作を示す説明図である。
【図3】テープが巻戻し方向へ移動する時のカウント動
作の説明図である。
【図4】従来の識別回路のブロック図である。
【図5】従来例に於けるテープ早送り方向のカウント動
作を示す説明図である。
【図6】テープが巻戻し方向に走行する時のカウント動
作説明図である。
【符号の説明】
(23) クロック発振部 (24)(25)(26) カウンタ (16)(31) 識別部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 “HIGH”と“LOW”が交互に現れ
    るVTRの制御用信号に対し、カウンタによって“HI
    GH”区間を所定クロックパルスでカウントアップし、
    “LOW”区間を異なる周期のクロックパルスでカウン
    トダウンすることによって、カウンタからのボロー信号
    の発生により信号のデューティ比を識別する回路に於い
    て、 カウントアップ又はカウントダウンの時に異なった周期
    の複数種類のクロックパルスを供給するクロック発振部
    (23)と、 該クロック発振部(23)に接続し、互いに異なった周期の
    クロックパルスの入力を受けてカウントする複数のカウ
    ンタ(24)(25)(26)と、 各カウンタ(24)(25)(26)から出力されるボロー信号を感
    知し、ボロー信号の回数によって識別信号を出力する識
    別部(16)(31)とによって構成され、ボロー信号の発生タ
    イミングがVTR制御用信号のデューティ比識別のため
    の複数しきい値に一致する様に、夫々クロックパルスの
    周期を設定したことを特徴とする制御用信号のデューテ
    ィ比識別回路。
JP4111470A 1992-04-30 1992-04-30 信号のデューティ比識別回路 Expired - Fee Related JP2693085B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4111470A JP2693085B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 信号のデューティ比識別回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4111470A JP2693085B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 信号のデューティ比識別回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH064938A JPH064938A (ja) 1994-01-14
JP2693085B2 true JP2693085B2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=14562066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4111470A Expired - Fee Related JP2693085B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 信号のデューティ比識別回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2693085B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH064938A (ja) 1994-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4663673A (en) Apparatus for discriminating the recording mode of one of a plurality of recording modes and for reproducing the magnetically recorded video signal
EP0158166B1 (en) Tape speed determining apparatus for video signal reproducing apparatus
US4618899A (en) Record mode discrimination circuit
JP2693085B2 (ja) 信号のデューティ比識別回路
JP2957843B2 (ja) 信号のデューティ比識別回路
JPS5930217A (ja) 誤り検出機能を有する復調器
JPH05307056A (ja) 信号のデューティ比識別回路
JPH0831154A (ja) 磁気ディスク装置
KR100280574B1 (ko) 나선형 스캔 자기테이프 기록을 위한 시간 및 제어 코드 발생기
JPH03154593A (ja) Vtrの再生モード識別回路
JP3091536B2 (ja) ビデオテープレコーダのフィールド判別回路
KR940006890B1 (ko) 기록 매체 상에 정보를 자기적으로 기록하기 위한 방법 및 시스템
JP3091581B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2523551B2 (ja) 磁気テ−プ信号のデユ−テイ判別装置
SU1336214A1 (ru) Устройство детектировани воспроизводимых с магнитного носител цифровых сигналов
JPH03229164A (ja) 再生コントロール信号のデューティ比判別回路
KR930009653B1 (ko) 기록 모우드 판별 회로
JP2822403B2 (ja) プリアンブル検出回路
JPH0450775A (ja) パルスデューティ判別装置
JPH0650581B2 (ja) 磁気テ−プの記録速度自動判別装置
JPS60257616A (ja) パルス発生回路
JPS59140756A (ja) バイフエ−ズマ−ク変調回路
JPS63200381A (ja) タイムコ−ド信号復調器
JPS6390050A (ja) 磁気記録再生装置
JPH02213217A (ja) カウンタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970805

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees