JPH0334700Y2 - - Google Patents

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JPH0334700Y2
JPH0334700Y2 JP1984005628U JP562884U JPH0334700Y2 JP H0334700 Y2 JPH0334700 Y2 JP H0334700Y2 JP 1984005628 U JP1984005628 U JP 1984005628U JP 562884 U JP562884 U JP 562884U JP H0334700 Y2 JPH0334700 Y2 JP H0334700Y2
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input terminal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転体の回転数を発生パルスの数で
検出するためのパルス発生装置に関する。
〔従来技術の説明〕
一般に、VTR(磁気録画再生装置)やテープレ
コーダにおいては、テープリール等の回転数を検
出して各種の制御が行なわれている。このテープ
リールの回転数は、発生パルスの数に変換されて
検出されるが、従来のパルス発生装置としては、
第1図に示すようなものがある。同図に示した従
来のパルス発生装置1は、回転板2に同一幅のス
リツト3を同円上に等間隔で多数配列し、このス
リツト3を挾んで光源4と受光装置5とを配設し
た構成とされている。しかして、光源4からの光
がスリツト3を通過して受光装置5に到達する毎
に受光装置5よりパルスが一個発生され、このパ
ルス数とスリツト3の数によつて回転板2の回転
数が演算される。
ところで、受光装置5の応答感度の遅れから、
パルスを発生するには所定時間以上光源4から光
を受けていなければならない。そこで、回転板2
の最高速回転数でも充分に受光装置5がパルスを
発生させるだけの幅をスリツト3は必要とする。
このため、回転板2が低速回転する際には、受光
装置5から発生されるパルスは粗となり、回転板
2の微少な回転数変化を確実迅速に検知しにくい
という欠点があつた。
そこで、上記従来装置を改良するものとして、
回転板に粗に配列された幅の広いスリツトと密に
配列された幅の狭いスリツトとを二個の同心円上
にそれぞれ設け、これらの幅の広いスリツトと幅
の狭いスリツトとを挾んで二対の光源と受光装置
を設けたものがある。回転板が高速回転する際
は、上記従来装置と同様に幅の広いスリツトによ
り発生されるパルスで回転板の回転数を検出し、
回転板が低速回転する際は、幅の狭いスリツトに
より発生される密なるパルスで回転板の回転数を
検出する。このものは、低速回転でも回転板の回
転数を確実迅速に検知できるが、受光装置を二個
必要とし、高価なものとなるという欠点があつ
た。
〔考案の概要〕
本考案は、上記の様な従来のものの欠点を改善
する目的でなされたもので、回転体と、この回転
体の同円上に幅の異なるスリツトとして、幅の広
いスリツトからなる第1の被検知部と幅の狭いス
リツトからなる第2の被検知部とが複数個配列さ
れた被検知部群と、この被検知部群を挟んで配設
された光源と受光装置とからなり、前記第1と第
2の被検知部に応じてパルスを発生する一個のパ
ルス発生手段と、前記受光装置から発生するパル
スが前記回転体の低速回転と高速回転のいずれに
より発生されているかの判別を、制御回路の特定
の入力端子に与えられる電圧の有無によつて行う
判別手段とを備えた構成となし、回転体の高速回
転の際には幅の広い被検知部によるパルスで、低
速回転の際には幅の狭い被検知部によるパルス
で、常に回転体の回転数を確実かつ迅速に検出で
きるパルス発生装置を提供するものである。
〔実施例の説明〕
以下、本考案の実施例を、第2図以下を参照し
て説明する。第2図は、本考案のパルス発生装置
の概略構成図、第3図は、第2図のパルス発生装
置に使用される回転体の被検知部群の一実施例を
示す一部平面図、第4図Aは、第3図の被検知部
群による回転体の低速回転の際のパルス波形図、
第4図Bは、第3図の被検知部群による回転体の
高速回転の際のパルス波形図、第5図は、本考案
のパルス発生装置のパルスが回転体の低速回転と
高速回転のいずれで発生されているかを判別する
回路図である。
図中、パルス発生装置11は、テープリール等
に連絡された回転体たる円板状の回転板12に、
被検知部群たるスリツト13が同円上に配列され
ている。このスリツト13は、第3図に示す如
く、第1の被検知部たる幅の広いスリツト13a
一個と、第2の被検知部たる幅の狭い密なるスリ
ツト13b三個とが交互に多数配列されている。
さらに、幅の広いスリツト13aには三本の細い
さんが設けられて、幅の広いスリツト13aを四
分割している。このようなスリツト13を挾ん
で、回転板11の両側にパルス発生手段たる光源
14と受光装置15が設けられている。
いま、回転板12が低速で回転すれば、受光装
置15からは、光源14からスリツト13を通過
した光に忠実な第4図Aに示される如きパルスが
出力される。そして、回転板12が高速で回転す
れば、幅の狭いスリツト13bを通過する光に対
して受光装置15は応答せず、また、幅の広いス
リツト13aに設けられたさんにも応答せず、受
光装置15からは、第4図Bに示される如きパル
スが出力される。
しかして、一個のパルス発生手段から、回転板
12が高速回転であれば、従来のこの種の装置と
同様のパルスが出力され、回転板12が低速回転
であれば、幅の狭いパルスが密に出力されること
となる。
ところで、受光装置15から発生するパルスが
回転板12の低速回転と高速回転のいずれにより
発生されているか判別しなければならない。その
一例としては、第5図に示すものがある。このも
のは、受光装置15の出力端子を、ローパスフイ
ルタ16の入力端子と、三進カウンタ17の入力
端子と、マイコン等の制御回路18の第1の入力
端子とに接続し、三進カウンタ17の出力端子
を、平滑回路19を介して制御回路18の第2の
入力端子に接続し、ローパスフイルタ16の出力
端子を、制御回路18の第3の入力端子と、単安
定マルチバイブレータ20の入力端子とに接続
し、さらに、この単安定マルチバイブレータ20
の出力端子を三進カウンタ17のリセツト端子に
接続して構成されている。この制御回路18は、
第2の入力端子に電圧が与えられると、低速回転
と判別して第1の入力端子に与えられるパルスを
計数し、第2の入力端子に電圧が与えられない
と、高速回転と判別して第3の入力端子に与えら
れるパルスを計数するものである。
まず、回転板12が高速回転していれば、受光
装置15からは、第4図Bのパルスが発生され、
ローパスフイルタ16の入出力波形はほぼ同じで
ある。そして、単安定マルチバイブレータ20
は、ローパスフイルタ16を通過したパルスの立
ち上り部及び立ち下り部でトリガされて三進カウ
ンタ17をリセツトして零からの計数を開始させ
る。しかるに、この三進カウンタ17には、単安
定マルチバイブレータ20とほぼ同じパルスが与
えられるため、次にリセツトされる間にパルスを
三個計数することがなく、出力を生じない。よつ
て、制御回路18の第2の入力端子に電圧が与え
られず、回転板12が高速回転であることを判別
する。次に、回転板12が低速回転していれば、
受光装置15からは、第4図Aのパルスが発生さ
れ、ローパスフイルタ16の出力波形は第4図B
の如きとなる。このローパスフイルタ16の出力
波形の立ち上り部及び立ち下り部で単安定マルチ
バイブレータ20がトリガされて三進カウンタ1
7をリセツトして零から計数を開始させるが、次
にリセツトされるまでの間に三個のパルスが計数
されて、三進カウンタ17は出力を生ずる。この
三進カウンタ17の出力が平滑回路19で平滑さ
れて制御回路18の第2の入力端子は電圧が与え
られて、回転板12が低速回転であることを判別
する。
なお、上記実施例では、被検知部をスリツト1
3で構成したが、光を反射する反射部材で構成し
てもよい。この反射部材にあつては、光源からの
光の反射を受光装置で受けてパルスを出力させれ
ばよい。さらに、被検知部をマグネツトで形成
し、これをホールIC等の磁気的に検出するパル
ス発生手段を用いてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、回転体
と、この回転体の同円上に幅の異なるスリツトと
して、幅の広いスリツトからなる第1の被検知部
と幅の狭いスリツトからなる第2の被検知部とが
複数個配列された被検知部群と、この被検知部群
を挟んで配設された光源と受光装置とからなり、
前記第1と第2の被検知部に応じてパルスを発生
する一個のパルス発生手段と、前記受光装置から
発生するパルスが前記回転体の低速回転と高速回
転のいずれにより発生されているかの判別を、制
御回路の特定の入力端子に与えられる電圧の有無
によつて行う判別手段とを備えた構造としたの
で、回転体が低速回転であれば、幅の狭い第2の
被検知部に応じて密なるパルスがパルス発生手段
から得られ、回転体が高速回転であれば、幅の広
い第1の被検知部に応じてパルスがパルス発生手
段から得られ、回転体が低速と高速のいずれの回
転であつても、回転体が低速回転か高速回転かの
判別ができ、またこれらの回転数を確実迅速に検
出できて、各種の制御等を精度よく行なうことが
でき、さらにはパルス発生手段が一個であるため
安価に製造できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のパルス発生装置の概略構成
図、第2図は、本考案のパルス発生装置の概略構
成図、第3図は、第2図のパルス発生装置に使用
される回転体の被検知部群の一実施例を示す一部
平面図、第4図Aは、第3図の被検知部群による
回転体の低速回転の際のパルス波形図、第4図B
は、第3図の被検知部群による回転体の高速回転
の際のパルス波形図、第5図は、本考案のパルス
発生装置のパルスが回転体の低速回転と高速回転
のいずれで発生されているかを判別する回路図で
ある。 図において、1,11……パルス発生装置、
2,12……回転板、3,13……スリツト、1
3a……幅の広いスリツト、13b……幅の狭い
スリツト、4,14……光源、5,15……受光
装置、18……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転体と、この回転体の同円上に幅の異なるス
    リツトとして、幅の広いスリツトからなる第1の
    被検知部と幅の狭いスリツトからなる第2の被検
    知部とが複数個配列された被検知部郡と、この被
    検知部郡を挟んで配設された光源と受光装置とか
    らなり、前記第1と第2の被検知部に応じてパル
    スを発生する一個のパルス発生手段と、前記受光
    装置の出力端子をローパスフイルタ及びカウンタ
    の各入力端子と制御回路の第1の入力端子とに接
    続し、前記カウンタの出力端子を前記制御回路の
    第2の入力端子に接続し、前記ローパスフイルタ
    の出力端子を前記制御回路の第3の入力端子と前
    記カウンタをリセツトする単安定マルチバイブレ
    ータの入力端子とに接続した回路構成からなる判
    別手段と、この判別手段により前記第2の入力端
    子に電圧が与えられると、前記回転体が低速回転
    であるとして、前記第1の入力端子に与えられる
    パルスを計数し、前記判別手段により前記第2の
    入力端子に電圧が与えられないと、前記回転体が
    高速回転であるとして、前記第3の入力端子に与
    えられるパルスを計数する回路構成からなる制御
    回路とを備えたことを特徴とするパルス発生装
    置。
JP562884U 1984-01-19 1984-01-19 パルス発生装置 Granted JPS60118764U (ja)

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JP562884U JPS60118764U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 パルス発生装置

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JP562884U JPS60118764U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 パルス発生装置

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JPS60118764U JPS60118764U (ja) 1985-08-10
JPH0334700Y2 true JPH0334700Y2 (ja) 1991-07-23

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58101173U (ja) * 1981-12-28 1983-07-09 日本精機株式会社 パルス発生装置

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JPS60118764U (ja) 1985-08-10

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