JPH0692987B2 - 周期測定器 - Google Patents

周期測定器

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JPH0692987B2
JPH0692987B2 JP61000117A JP11786A JPH0692987B2 JP H0692987 B2 JPH0692987 B2 JP H0692987B2 JP 61000117 A JP61000117 A JP 61000117A JP 11786 A JP11786 A JP 11786A JP H0692987 B2 JPH0692987 B2 JP H0692987B2
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昭 松原
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Denso Ten Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レベル変動のある信号の周期を測定する周期
測定器に関する。
〔従来の技術〕
入力信号の周期を測定するには基本的にコンパレータを
用いればよいが、ヒステリシス付きのコンパレータを用
いると第5図に示すようにしきい値L1,L2付近の信号の
変化率が小さいので雑音Nによって出力1が反転し、測
定値が不正確になる。出力2は同じ入力をゼロクロス型
のコンパレータで波形整形したものである。ゼロクロス
型のコンパレータは入力の0V付近の変化率が大きいので
雑音に強いが、反面微小振幅の入力にも応動してしまう
ので、不確かな(S/N比の低い)信号の周期を測定する
難点がある。
第6図はこの点を改善するために最低有効レベル(破線
で示す)を測定し、それ以下のレベルでは入力信号の周
期を測定しないようにしたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、実際に入力信号(実線で示す)のレベル
検出をするのは、第4図に示すようにダイオードD1、コ
ンデンサC1、抵抗R1,R2からなるような回路であるた
め、第6図のレベル検出出力(1点鎖線で示す)は入力
振幅が最低有効レベル以下になってから暫くして同レベ
ル以下になる時間遅れを有する。このため、レベル判定
(レベル検出出力を最低有効レベルと比較するコンパレ
ータの出力)がデータ有効から無効に切換わる間に数パ
ルス分の不確かな周期測定をしてしまう不都合が生ず
る。本発明はこれらの点を改善しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、入力信号を0Vを基準に波形整形するゼロクロ
ス型のコンパレータ(1)と、前記入力信号を第1、第
2の設定値で波形整形するヒステリシス付きコンパレー
タ(2)、該ヒステリシス付きコンパレータの出力を入
力され、複数個直列の素子(7〜9)を備えて、前記ゼ
ロクロス型のコンパレータの出力のエッジで各素子がデ
ータを取り込むシフトレジスタ、および前記素子の各出
力を入力されるゲート回路(10)を有して、該入力信号
の一周期間の波形の最大値が前記第1の設定値を越えか
つ最小値が第2の設定値を下まわる状態でなくなると直
ちに信号出力を停止するレベル検出器からなり、前記ゼ
ロクロス型のコンパレータの出力の周期を該レベル検出
器の信号がある場合のみ測定することを特徴とするもの
である。
〔作用〕
ゼロクロス型コンパレータで入力信号を波形整形すると
ノイズの影響を受けにくいが、反面S/N比の低い小振幅
入力も周期測定の対象としてしまう。そこで、1周期間
の波形の最大値が上の設定値を越え、かつ最小値が下の
設定値を下まわるとき信号を出力するレベル検出器で入
力振幅を監視し、該信号が入力される波形だけを周期測
定の対象とする。第7図はこの説明図で、L1,L2は該レ
ベル検出器の上下の設定値、出力はゼロクロス型コンパ
レータの波形整形出力である。このレベル検出器は、例
えばヒステリシス付きコンパレータとシフトレジスタで
構成できるので、その応答性はローパスフィルタ型のレ
ベル検出回路よりも優れ、測定有効/無効の判断に時間
遅れが生じない。この結果、周期測定の信頼性が向上す
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図で、1はゼ
ロクロス型コンパレータ、2はヒステリシス付きコンパ
レータである。コンパレータ1は入力信号Aを0Vを基準
に波形整形してパルス列Bに変換する。これに対し、コ
ンパレータ2は入力信号Aを正負2値のしきい値L2,L1
で波形整形してパルス列Eに変換する。第2図は各部の
信号波形図である。Cはエッジ検出器3で検出されたパ
ルス列Bのエッジで、このうち立上りだけを選択したも
のがアンドゲート4の出力Dである。このパルス列Dの
間隔は入力Aの周期を示しているので、これをカウンタ
5のリセット信号として使用すれば、該カウンタ5が高
速の基準クロックを計数した値が周期データとなる。6
はこの周期データ(カウンタ5のリセット直前の値)を
パルスDで取込むラッチ回路である。
一方、コンパレータ2の出力Eは3段のDタイプ・フリ
ップフロップ(FF)7〜9からなるシフトレジスタでシ
フトされ、その途中で遅延出力F〜Hに変換される。10
はこれらの出力F〜Hを入力とするアンドゲートで、そ
の出力Iが測定有効信号(1で有効、0で無効)とな
る。FF7〜9を駆動するクロックはエッジ検出回路3の
出力Cである。但し、FF7の出力FはQを用いるが、FF
8,9の出力G,Hはを用いるので、FF8の出力Gは逆相に
なる。従って、入力Aの1周期がしきい値L1,L2を越え
る振幅を有すると、コンパレータ2の出力Eは1→0→
1と変化するので測定有効信号IはパルスDの発生時に
1(有効)となる。この信号Iは入力Fが1から0にな
ると直ちに1(有効)から0(無効)に変化するので、
従来のレベル検出回路のような遅れはない。但し、これ
とは逆に0(無効)から1(有効)に変化するときは、
信号F〜Hが全て1になる必要があるので遅れがある。
しかし、この遅れは測定値の信頼性を低下させることに
はならないので、問題とはならない。
第3図はこの周期データxnと測定有効信号Iから周期の
平均計算を行うCPUのフローチャートである。この処理
は測定有効時の入力xnを順次xカウンタに積算して積算
値Xを求め、一方で時間Tが経過するか入力xnがN個を
越えたときに平均演算を行う。平均値は積算値Xを実
際の入力個数n(≧N)で除した値である。時間Tの設
定は、低周波入力の場合に1回のデータの精度が高いに
もかかわらず、必要以上の個数を平均して処理時間を不
必要に増大させないためである。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、レベル変動のある入
力信号の周期を一定以上の入力レベルがある期間だけ選
択的に測定することができ、その他の期間は直ちに周期
測定を中止できるので、測定値の信頼性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
その各部信号波形図、第3図は周期測定のフローチャー
ト、第4図は従来のレベル検出回路の一例を示す回路
図、第5図および第6図は従来の周期測定法の説明図、
第7図は本発明の原理説明図である。 図中、1はゼロクロス型コンパレータ、2はヒステリシ
ス付きコンパレータ、3はエッジ検出回路、4,10はアン
ドゲート、5はカウンタ、6はラッチ回路、7〜9はフ
リップフロップである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を0Vを基準に波形整形するゼロク
    ロス型のコンパレータ(1)と、 前記入力信号を第1、第2の設定値で波形整形するヒス
    テリシス付きコンパレータ(2)、該ヒステリシス付き
    コンパレータの出力を入力され、複数個直列の素子(7
    〜9)を備えて、前記ゼロクロス型のコンパレータの出
    力のエッジで各素子がデータを取り込むシフトレジス
    タ、および前記素子の各出力を入力されるゲート回路
    (10)を有して、該入力信号の一周期間の波形の最大値
    が前記第1の設定値を越えかつ最小値が第2の設定値を
    下まわる状態でなくなると直ちに信号出力を停止するレ
    ベル検出器からなり、 前記ゼロクロス型のコンパレータの出力の周期を該レベ
    ル検出器の信号がある場合のみ測定することを特徴とす
    る周期測定器。
JP61000117A 1986-01-04 1986-01-04 周期測定器 Expired - Fee Related JPH0692987B2 (ja)

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