JP3152327B2 - 速度変化検出装置 - Google Patents

速度変化検出装置

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JP3152327B2 JP04693494A JP4693494A JP3152327B2 JP 3152327 B2 JP3152327 B2 JP 3152327B2 JP 04693494 A JP04693494 A JP 04693494A JP 4693494 A JP4693494 A JP 4693494A JP 3152327 B2 JP3152327 B2 JP 3152327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体の回転数の変化
を迅速に検出するための速度変化検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりエンジン等の回転体の回転速度
を求めるには、その回転体にエンコーダ等をとりつけ、
そのエンコーダから出力されるパルス信号のパルス幅の
時間を求めることで回転体の回転速度を求め、複数の時
間に渡って測定した回転速度の変動をマイクロプロセッ
サ(以下、「CPU」と呼ぶ)等で演算することによっ
て、回転体の回転速度の変化を求めていた。
【0003】このような回転体の速度を求めるための構
成にあっては、単純にエンコーダから出力されるパルス
信号の時間幅を求め、その後に演算するという動作を行
うため、その入力したパルス信号のパルス幅を連続的に
測定できないという問題が発生する。
【0004】一方このような状況を回避すべく、入力し
たパルス信号のパルス幅を電圧に変換し、この変換され
た電圧値をもとに周期を求める方法も考えられる。しか
し、このようにアナログのデバイスを用いると、このア
ナログのデバイス(周波数/電圧変換用のコンデンサの
容量あるいはRC回路における積分器)のための抵抗値
などが高精度である必要があるにもかかわらず、これら
の精度は温度等によって変動し易く、安定した値を得る
ことは困難であるいう問題が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来からの
構成を有する速度変化検出装置にあっては、デジタル素
子を用いてその速度変化を求めようとすれば、実際の変
化に対しての追従が悪く、また、アナログ素子を用いて
速度変化を求めようとすれば安定した値が得られないと
いう問題が発生する。本発明はこのような問題を解決
し、デジタル素子を用いた簡単な構成で、かつ、追従性
よくエンコーダパルスのパルス幅の変化を検出すること
が可能な速度変化検出装置に関する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部からのパ
ルス信号を入力し、このパルス信号を分周して分周信号
および反転分周信号として出力するゲート手段と、この
ゲート手段からの分周信号およびカウンタクロックを入
力し、分周信号によりカウンタの開始および終了が制御
され、カウンタクロックのカウント結果を出力する第1
のカウンタと、前記ゲート手段からの反転分周信号およ
びカウンタクロックを入力し、反転分周信号によりカウ
ンタの開始および終了が制御され、カウンタクロックの
カウント結果を出力する第2のカウンタと、これら第1
および第2のカウンタのカウンタ結果を各々保持する第
1および第2のラッチと、これらの第1および第2のラ
ッチの出力を入力し選択して出力するセレクタと、前記
第1のカウンタの出力と前記第2のラッチの出力を入力
し比較結果を出力する第1の比較器と、前記第2のカウ
ンタの出力と前記第1のラッチの出力を入力し比較結果
を出力する第2の比較器と、を有し、外部からのパルス
信号におけるパルス幅の変化を高速に検出することが可
能なことを特徴とする速度変化検出装置である。
【0007】
【作用】本発明は、回転体に備えつけられたエンコーダ
からのパルス信号を観測する際に、連続的にパルス幅を
監視することが可能な構成としたので、回転体の回転速
度の変化を迅速に検出する事が可能となった。
【0008】
【実施例】図1に本発明の一実施例の構成図を示す。図
1において、1は入力端子で外部よりパルス信号を入力
する。2は入力したパルス信号を分周し、その分周した
信号(以下、「分周信号」と呼ぶ)とその分周信号を反
転した信号(以下、「反転分周信号」と呼ぶ)とを出力
するフリップフロップから構成されるゲート回路であ
る。
【0009】3,4は外部より端子CLKを介して入力
されたカウンタクロックを計数するカウンタで、カウン
タ3は分周信号がHレベルのときに動作し、カウンタ4
は反転分周信号がHレベルのときに動作する。
【0010】5,6はカウンタ3,4の出力を各々保持
するラッチで、ラッチ5は反転分周信号がHレベルのと
きに動作し、ラッチ6は分周信号がHレベルのときに動
作する。また、両ラッチとも、端子Sからのリセット信
号でリセットされる。
【0011】7はラッチ5またはラッチ6からの入力を
選択して出力するセレクタである。8はセレクタ7の出
力を測定系に出力する出力端子である。9,10は比較
器で、比較器9はカウンタ3出力とラッチ6出力を比較
し、比較器10はカウンタ4出力とラッチ5出力を比較
する。
【0012】図1において (A)は入力端子1から入力さ
れる被測定パルス (B)はゲート回路の出力の分周信号、
(c)はゲート回路の反転出力の反転分周信号、 (D)はカ
ウンタ3の出力、 (E)はカウンタ4の出力、 (F)はセレ
クタ7の出力である。またv1は比較器9の出力、v2
は比較器10の出力である。
【0013】これらの各地点における動作を図2のタイ
ムチャートで表すことにより、図1の構成の動作を説明
する。なお、カウンタ3の出力値(D) ,カウンタ4の出
力値(E)セレクタ7の出力値(F) は各々のデジタル出力
をアナログ的に表したものである。
【0014】被測定パルス(A) が入力されると、ゲート
回路2では立ち上がり信号毎に信号が分周されるから、
分周信号(B) および反転分周信号(C) が得られる。カウ
ンタ3はダウンカウンタであり、そのため分周信号(B)
がHレベルである間カウントダウンを続け、 (D)に示す
動作となり、分周信号(B) の立ち下がり時にはに示す
値となる。
【0015】カウンタ4も同様にダウンカウンタであ
る。カウンタ4は分周信号(C) がHレベルである間カウ
ントダウンを続け、 (E)に示す動作となり、分周信号
(C) の立ち下がり時にはに示す値となる。
【0016】ラッチ5では、分周信号(B) の立ち下がり
毎にカウンタ3の出力値(D) をラッチし、ラッチ6で
は、分周信号(C) の立ち下がり毎にカウンタ4の出力値
(E) をラッチする。このため、ラッチ5は,,の
データを格納してゆき、ラッチ6は,,のデータ
を格納してゆく。セレクタ7では、ラッチ5とラッチ6
の出力を被測定パルス(A) の立ち上がり毎に切り換えて
出力するのでセレクタ7の出力(F) に示すように,
,〜という値が出力される。
【0017】一方、比較器9にはカウンタ3の出力とラ
ッチ6の出力が入力され、比較器10にはカウンタ4の
出力とラッチ5の出力が入力される。このとき比較器9
は(カウンタ3の出力値)が(ラッチ6の出力値)より
も大きいときにHレベルの信号が出力されるものとし、
比較器10は(カウンタ4の出力値)が(ラッチ5の出
力値)よりも大きいときにHレベルの信号が出力される
ものとする。
【0018】従って、図2のタイムチャートからも理解
されるように、ラッチ6の出力がの値を保っている
間、時刻t1から時刻t2間にカウンタ3の出力値がの
値以下になるため、比較器10の出力であるv2はHレ
ベルになる。また同様にして、ラッチ5の出力がの値
を保っている間、時刻t3から時刻t4間にカウンタ4の
出力値がの値以下になるため、比較器9の出力である
v1はHレベルになる。
【0019】このように、比較器9,10からは回転体
が減速したことを示す信号が出力され、この信号を測定
系に入力し信号処理を行うことで、その回転体の減速に
対し迅速に対処することが可能になる。
【0020】ここでは、比較器9,10は(カウンタの
出力値)が(ラッチの出力値)よりも大きいときにHレ
ベルを出力することとしたが、(カウンタの出力値)が
(ラッチの出力値)よりも小さいときにHレベルを検出
するとすれば、回転速度の加速を簡単に検出することも
可能である。また実施例では、カウンタはダウンカウン
タを用いているがアップカウンタを用いることでも同様
の動作を行うことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、回転体に備えつけられ
たエンコーダからのパルス信号を観測する際に、連続的
にパルス幅を監視することが可能な構成としたので、回
転体の回転速度の変化を迅速に検出する事が可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 ゲート回路 3,4 カウンタ 5,6 ラッチ 7 セレクタ 8 出力端子 9,10 比較器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からのパルス信号を入力し、このパル
    ス信号を分周して分周信号および反転分周信号として出
    力するゲート手段と、 このゲート手段からの分周信号およびカウンタクロック
    を入力し、分周信号によりカウンタの開始および終了が
    制御され、カウンタクロックのカウント結果を出力する
    第1のカウンタと、 前記ゲート手段からの反転分周信号およびカウンタクロ
    ックを入力し、反転分周信号によりカウンタの開始およ
    び終了が制御され、カウンタクロックのカウント結果を
    出力する第2のカウンタと、 これら第1および第2のカウンタのカウンタ結果を各々
    保持する第1および第2のラッチと、 これらの第1および第2のラッチの出力を入力し選択し
    て出力するセレクタと、 前記第1のカウンタの出力と前記第2のラッチの出力を
    入力し比較結果を出力する第1の比較器と、 前記第2のカウンタの出力と前記第1のラッチの出力を
    入力し比較結果を出力する第2の比較器と、 を有し、外部からのパルス信号におけるパルス幅の変化
    を高速に検出することが可能なことを特徴とする速度変
    化検出装置。
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