JPH0123724B2 - - Google Patents

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JPH0123724B2
JPH0123724B2 JP54119679A JP11967979A JPH0123724B2 JP H0123724 B2 JPH0123724 B2 JP H0123724B2 JP 54119679 A JP54119679 A JP 54119679A JP 11967979 A JP11967979 A JP 11967979A JP H0123724 B2 JPH0123724 B2 JP H0123724B2
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pulse
pulse signal
signal
input
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Takehide Takemura
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/22Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral
    • H03K5/26Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being duration, interval, position, frequency, or sequence

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は機械的な位置、長さ等を電気信号に変
換するロータリーエンコーダ等のエンコーダより
取出される出力パルスを検出するためのパルス検
出回路に関するものである。
一般に、ロータリーエンコーダは第1図に示す
ように、エンコーダ本体1より突出した軸2の回
転によりその回転に対応したパルス信号A,Bが
端子3,4より出力されるものであり、この端子
3,4より出力されるパルス信号A,Bを計数す
ることにより軸2の回転角を知ることができる。
なお、第1図において、5は共通端子である。ま
た、このようなロータリーエンコーダにおいて、
軸2の1回転当りに出力されるパルス数を多くす
れば、軸2の回転角検出の精度が高くなることは
言うまでもないことである。
すなわち、測るべき物理量を回転運動に変換
し、その回転運動によりロータリーエンコーダの
軸2を回転させるようにしておけば、物理量の変
化を電気信号の変化に変換することができるので
あり、この変換された電気信号、すなわちパルス
数をIC化されたカウンタ等により計数するよう
にすれば、簡単で精度の高い測定ができるのであ
る。
ところで、このようなロータリーエンコーダよ
り取出されるパルス信号A,Bは、第2図に示す
ように互いに位相のずれたパルスであり、この位
相のずれにより、第1図に示すロータリーエンコ
ーダの軸2が右回転したか、左回転したかの方向
の判別ができるのであるが、このような位相のず
れを検出して方向を判別した出力を取出すための
パルス検出回路として、従来は次のようなものが
あつた。
その1つは、第3図に示すように、アツプダウ
ンカウンタ6のクロツク入力端子CPとアツプダ
ウン入力端子UP/DOWNに入力する方法であ
る。すなわち、この従来の構成によれば、アツプ
ダウンカウンタ6はクロツク入力端子CPに入力
されるパルス信号Aの立上りでカウントし、アツ
プダウン入力端子UP/DOWNに入力されるパル
ス信号Bのレベル、例えばハイレベル(以下、
“H”と略す)でアツプ状態となり、ローレベル
(以下、“L”と略す)でダウン状態となる。
このように、このアツプダウンカウンタ6を用
いた場合には、クロツク入力端子CP、アツプダ
ウン入力端子UP/DOWNにパルス信号A,Bを
入力すると、第2図の右回転でダウンカウント
し、左回転でアツプカウントすることとなり、こ
のアツプダウンカウンタ6の計数値によりどちら
の方向にどの程度回転したかを知ることができ
る。
また、別の方法は、第4図に示すように左回転
すれば出力端子7より出力信号を出し、右回転す
れば出力端子8より出力信号を出し、その出力信
号を計数するようにしたものであり、
exclusiveORゲート9、ANDゲート10,11,
12およびインバータ13により構成している。
すなわち、exclusiveORゲート9とANDゲート
10はパルス信号Aの立上りを検出し、立下りで
ANDゲート10の出力にパルス信号が出力され、
そしてこのパルス信号はパルス信号Bの状態によ
り、パルス信号Bが“H”であればANDゲート
11からパルス信号が出力され、“L”であれば
ANDゲート12からパルス信号が出力されるの
である。
しかしながら、このような従来の構成では、次
に述べる2つの大きな欠点が生じる。
その1つは、カウントミスが起こり易いことで
あり、一般に第1図に示すようなエンコーダは構
造によつて光学式、接点式等に分けられるが、い
ずれも出力信号として第2図に示すような理想的
な波形の出力信号を得ずことができず、必らず立
上り、立下りの接点の不安定等によるチヤタリン
グをさけることができない。このチヤタリングが
あると、例えば第3図に示すアツプダウンカウン
タ6のクロツク入力端子CPに必要以上のパルス
信号が入り、計数値が実際より多くなつてしま
う。このようなチヤタリングによるカウントミス
を防止するために、従来はコンデンサと抵抗とに
よる積分回路を用いることが考えられていたが、
エンコーダの出力信号の周期が一定に近い場合、
すなわち軸2の回転速度が一定の場合には、チヤ
タリング時間もほぼ一定になり、有効であるもの
の(チヤタリング時間は一般に周期が長くなれば
長くなり、周期が短かくなれば短かくなる)、周
期が一定しない場合、周期の長い状態の時に有効
となるように調整する(積分時定数を大きくす
る)と、周期が短かくなつた場合、応答特性が悪
くなり、カウントできなくなる。また、逆に周期
が短かい状態の時に有効となるように調整する
と、周期が長くなつた場合、チヤタリングを吸収
することができないのでカウントミスする可能性
が大きくなる。
また、別の大きな欠点は、回転の変化時点でカ
ウントミスをする可能性を持つていることであ
り、すなわち第5図に示すように矢印の方向に進
むと、パルス信号Aの立上り点14でカウントア
ツプし、次の立上り点で再びカウントアツプし、
そして次に方向を変えて進むと、パルス信号Aの
立上り点16でカウントダウンするということか
ら判るように、カウントアツプして方向を変えて
カウントダウンするまでにmという長さ(回転
角)の誤差を伴うのである。また、点線で示すよ
うに点16に達するまでに再度方向を変えると、
点17でカウントアツプし、以後これを繰返す
と、誤差が大きくなる。
このように従来のパルス検出回路においては、
大きな欠点があり、正確なパルス検出を行なうと
いう点から早急に解決しなければならない問題で
あつた。
本発明はこのような従来の欠点を解消するため
に開発したものであり、以下本発明のパルス検出
回路について、第6図〜第15図の図面を用いて
説明する。
第6図に本発明によるパルス検出回路の基本構
成を示しており、第6図において18,20はエ
ンコーダからの互いに位相のずれた2つのパルス
信号A,Bそれぞれの立上りを検出する立上り検
出部、19,21は2つのパルス信号A,Bそれ
ぞれの立下りを検出する立下り検出部、22,2
3,24,25,27,28はANDゲート、2
6はこのANDゲート22,24の出力信号によ
りセツト、リセツトされるRSフリツプフロツプ
である。
前記立上り検出部18,20および立下り検出
部19,21は第7図a,b,cに示すような動
作を行なう。すなわち、第7図aに示すような入
力信号29が入ると、立上り検出部19,20は
第7図bに示すように、入力信号29の立上りで
パルス幅τPのパルス信号30を出力し、一方立下
り検出部19,21は第7図cに示すように、入
力信号29の立下りでパルス幅τPのパルス信号3
1を出力する。
次に、第6図に示すパルス検出回路の動作を第
8図を用いて説明する。なお、第8図のタイミン
グチヤートの中でOの添字の番号は、第6図に示
す回路の各部の番号と対応している。
今、第8図に示すようなパルス信号A,Bが入
力されると、立上り検出部18の出力O18は、パ
ルス信号Aの立上り時間t2でパルス信号を出力す
る。この時、パルス信号Bの立上りを検出する立
上り検出部20の出力信号が入力されるANDゲ
ート24の他方の入力端子には、パルス信号Aが
入力されており、時間t1ではパルス信号Aは
“L”であるのでANDゲート24からは出力信号
は出ない。
次に、時間t2でパルス信号Aが立上ると、立上
り検出部18から出力信号が出され、またその立
上り検出部18の出力信号が入力されるANDゲ
ート22の出力は、この時パルス信号Bが“H”
であるので第8図のO22のように出力信号が出力
され、これによつてRSフリツプフロツプ26の
セツト端子Sに入力信号が入るのでRSフリツプ
フロツプ26はセツトされ、出力端子Qは“H”
となる。
次に、時間t3でパルス信号Bが立下ると、立下
り検出部21から出力信号が出され、この時
ANDゲート25はパルス信号Aが“H”である
ため第8図のO25に示すように出力信号が出され
る。この時、RSフリツプフロツプ26の出力端
子Qは“H”であるのでANDゲート28の出力
端子からは、第8図のO28のようにパルス信号が
出される。
このようにパルス信号Bの立下りがくるごと
に、ANDゲート28の出力端子からパルス信号
が出力され、そしてANDゲート27からは出力
信号が出されない。また、これと同様に、時間t4
でもO28のように出力信号が出力される。
次に、時間t5でエンコーダ回転方向が変ると、
パルス信号A,Bの位相関係は逆になり、時間t6
でパルス信号Aが立上つても、パルス信号Bは
“L”であるので何の変化も起こらない。
次に、時間t7でパルス信号Bが立上ると、パル
ス信号Aは“H”であるので、RSフリツプフロ
ツプ26のリセツト端子Rに入力信号が入り、第
8図のO26のように出力端子Qは“L”となる。
次に、時間t8でパルス信号Aが立下ると、パル
ス信号Bは“H”であるので、ANDゲート23
から出力信号が出され、そしてこの時RSフリツ
プフロツプ26の出力端子Qは“L”であるので
出力端子は“H”となり(出力端子Qの反転)
ANDゲート27から第8図のO27のように出力信
号が出される。また、これと同様に、時間t9でも
出力信号が出される。
このように、パルス信号Aの立下りでANDゲ
ート27の出力端子からパルス信号が出され、そ
してこの時ANDゲート28からは何も出力され
ない。すなわち、パルス信号A,Bの波形の遅れ
の方向によりANDゲート27,28のどちらか
から出力信号が出るので、これにより回転方向を
判別することができるのである。
ところで、時間t10でチヤタリングのあるパル
ス信号Aが入力されると、立上りの出力O18は出
力されるが、パルス信号Bが“L”であるので何
も起こらない。また、時間t11でも同じ結果とな
る。
次に、時間t12でパルス信号Bが立上ると、こ
の時パルス信号Aは“H”であり、RSフリツプ
フロツプ26のリセツト端子Rに入力信号が入る
が、すでにリセツトされているので何も変化しな
い。また、時間t13でパルス信号Bが立下ると、
ANDゲート25から出力信号が出力されるが、
RSフリツプフロツプ26の出力端子Qが“L”
であるので、ANDゲート28から出力信号は出
されない。さらに、時間t14で再びパルス信号B
が立上つても、時間t12の場合と同様に何も起こ
らない。
そして、時間t15でパルス信号Aが立下ると、
パルス信号Bは“H”であり、RSフリツプフロ
ツプ26の出力端子は“H”であるので、
ANDゲート27の出力端子からパルス信号が出
力され、次に時間t16で再びパルス信号Aが立上
ると、パルス信号Bは“H”であるので、RSフ
リツプフロツプ26のセツト端子Sに入力信号が
入力されてRSフリツプフロツプ26がセツトさ
れ、さらに時間t17でパルス信号Aが立上ると、
パルス信号Bが“H”であるので、ANDゲート
23から出力信号が出されるが、RSフリツプフ
ロツプ26の出力端子は“L”であるので、
ANDゲート27からは出力信号が出されない。
このようにパルス信号A,Bにチヤタリングが
いくらあつても、正確に出力パルス信号を1個し
か出力しないのでカウントミスは起こらないので
ある。但し、第9図に示すようにパルス信号Aの
チヤタリング時間tCAとパルス信号Bが立上るま
での時間tnBとの関係が、tcA<tnBとなつていなけ
ればならず、また同じくパルス信号Bのチヤタリ
ング時間tcBとパルス信号Aが立下るまでの時間
tnAとの関係が、tcB<tnAとなつていなければ誤動
作をしてしまう。また、パルス信号A,Bの位相
が逆の場合は、第9図のパルス信号Aをパルス信
号Bとし、パルス信号Bをパルス信号Aとした場
合の条件としておけばよく、前述のような関係を
満足するのであれば、チヤタリングによる誤動作
を防止することができる。
ここで、本発明のパルス検出回路において、回
転の変化時、すなわちパルス信号A,Bの位相変
化時でもカウントミスが発生しない優位性につい
て説明する。
第10図のようなパルス信号A,Bにおいて、
矢印32のように途中で方向を変えたとすると、
点34では第8図の時間t1に相当するため、何も
起こらないが、点35でRSフリツプフロツプ2
6はセツトされる。次に、方向を変えると、点3
6でパルス信号Aは立下り、パルス信号Bは
“H”となるが、RSフリツプフロツプ26はセツ
トされているので、ANDゲート27からは何も
出ない。
すなわち、矢印32のように方向を変えた場合
は何も起こらないのである。
次、矢印33のように動いた場合、点37で第
8図の時間t3の場合と同様にANDゲート28か
ら出力信号が出される。これを仮に+1とする。
次に、方向を変えて点38でパルス信号Bが立上
ると、パルス信号Aが“H”であるのでRSフリ
ツプフロツプ26はリセツトされ、そして点39
でパルス信号Aが立下ると、パルス信号Bは
“H”であり、RSフリツプフロツプ26はリセツ
トされているので、第8図の時間t8と同様に、
ANDゲート27より出力信号が出される。これ
を仮に−1とすると、この時点で前記+1と−1
とが打消し合つて元の状態に戻る。
すなわち、この動作から判るように、カウント
の位置誤差はkであり、これは第5図で示す従来
のmより小さく、また従来のように誤差が積重な
ることはないのである。
また、この第10図に示すkは理論的にいくら
でも小さくすることができるものであり、第11
図に示すように周期Tに比べてパルス幅τを小さ
くし、それによりkを小さくすればよいのであ
り、パルス幅τを小さくすれば、いくらでもkを
小さくすることができる。なお、参考までに、従
来の方法であると、第5図のmは第11図のT−
τとなり、誤差が大きくなり、理論的にはmは
T/2より小さくすることができない。
第12図〜第15図に本発明のパルス検出回路
における立上り、立下り検出部の具体的回路構成
を示しており、以下その説明を行なう。
第12図に示す実施例では、抵抗40、コンデ
ンサ41による時間遅れ要素とANDゲート42
とNORゲート43とインバータ44とで構成し
たものであり、入力端子45からのパルス信号の
立下りで出力端子46からパルス信号が出力さ
れ、立上りで出力端子47からパルス信号が出力
される。
第13図a〜dにこの第12図の回路のa部〜
d部の各部のタイミングチヤートを示しており、
時間t20で入力パルス信号が立上ると、ANDゲー
ト42の出力端子46はインバータ44の出力が
“L”であるので“L”となり、またNORゲート
43の出力端子47は、インバータ44の出力が
“L”でコンデンサ41の電圧は遅れがあるので
“L”であるので、“H”となる。そして、時間
t21でゲートのスレツシヨルドレベル(点線イ)
を超えると、コンデンサ41の電圧は“H”と判
定され、NORゲート43の出力は“L”となる。
次に、時間t22で入力端子45のパルス信号が立
下ると、インバータ44の出力は“H”となり、
NORゲート43の出力は“L”となつたままで
あるが、ANDゲート42はコンデンサ41の電
圧が“H”であるので“H”となる。そして、時
間t23でスレツシヨルドレベルよりコンデンサ4
1の電圧が下ると、ANDゲート42の出力は
“L”となる。
このように、入力端子45からのパルス信号の
立上り、立下りで出力パルスが得られるのであ
る。また、出力パルスの幅は、抵抗40とコンデ
ンサ41とにより調整することができる。
また、第14図に示す実施例では、入力端子4
8を有する2段のDフリツプフロツプ49,50
とANDゲート51,52とクロツク発振器53
とで構成したものであり、Dフリツプフロツプ4
9,50はクロツク入力端子CLを共通にしてシ
フトレジスタを構成している。
第15図a〜fに第14図の回路のa部〜f部
各部のタイミングチヤートを示しており、クロツ
ク発振器53からはある周波数のクロツク信号が
出力されている。
第15図において、時間t30で入力端子48か
ら入つてくるパルス信号が立上ると、時間t31
クロツク信号の立上りでDフリツプフロツプ49
の出力端子Qは“H”となる。この時、Dフリツ
プフロツプ50の出力端子Qは“L”で出力端子
Qは“H”となつているので、ANDゲート52
の出力は“H”となる。
次に、時間t32のクロツク信号の立上りでDフ
リツプフロツプ49のデータは、Dフリツプフロ
ツプ50にシフトされ、その出力端子Qは“H”
になるのでANDゲート52の出力は“L”にな
る。そして、時間t33で入力端子48からのパル
ス信号が立下ると、時間t34のクロツク信号の立
上りでDフリツプフロツプ49の出力端子Qは
“L”になり、その出力端子は“H”になるの
で、ANDゲート51の出力は“H”になる。
そして、次に時間t35のクロツク信号の立上り
でDフリツプフロツプ49のデータはDフリツプ
フロツプ50にシフトされ、ANDゲート51の
出力は“L”になる。
このように入力端子48の立上り、立下りによ
り出力パルスが得られるのである。また、出力パ
ルス幅はクロツク発振器53の発振周波数により
決定される。すなわち、クロツク信号に同期した
出力パルスを得ることができるのである。
以上の説明から明らかなように本発明のパルス
検出回路によれば、入力パルス信号にチヤタリン
グがあつてもカウントミスすることがなく、また
2つのパルス信号の位相が逆になつてもカウント
ミスすることがないというように、極めて高い精
度でパルスの検出を行なうことができ、その工業
的価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なロータリーエンコーダの動作
を説明するための説明図、第2図はそのエンコー
ダより得られるパルス信号を示す波形図、第3図
は従来のパルス検出回路を示す回路図、第4図は
他の従来のパルス検出回路を示す回路図、第5図
は第4図の回路の欠点を説明するための説明図、
第6図は本発明によるパルス検出回路の基本構成
を示す回路図、第7図a〜cはその回路における
立上り、立下り検出部の動作を説明するための波
形図、第8図は同じくその回路の要部のタイミン
グチヤート、第9図は同じくその回路におけるチ
ヤタリング時間とパルス信号との関係を説明する
ための説明図、第10図および第11図は同じく
その回路の効果を説明するための説明図、第12
図は本発明のパルス検出回路の立上り、立下りの
検出部の具体例を示す回路図、第13図a〜dは
第12図のa部〜d部の各部の波形を示すタイミ
ングチヤート、第14図は同じく立上り、立下り
検出部の具体例を示す回路図、第15図a〜fは
第14図のa部〜f部の各部の波形を示すタイミ
ングチヤートである。 A,B……パルス信号、18,20……立上り
検出部、19,21……立下り検出部、22,2
3,24,25,27,28,42,51,52
……ANDゲート、26……RSフリツプフロツ
プ、40……抵抗、41……コンデンサ、43…
…NORゲート、49,50……Dフリツプフロ
ツプ、53……クロツク発振器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンコーダからの互いに位相のずれたパルス
    信号が入力される第1、第2の入力端子と、この
    第1、第2の入力端子から入力されるパルス信号
    の立上り、立下りを検出する第1、第2の立上り
    検出部および第1、第2の立下り検出部と、前記
    第1の立上り検出部の出力信号と前記第2の入力
    端子の状態とによりセツトされ、かつ前記第2の
    立上り検出部の出力信号と前記第1の入力端子の
    状態とによりリセツトされるフリツプフロツプ
    と、前記第1の立下り検出部の出力信号と前記第
    2の入力端子の状態と前記フリツプフロツプの出
    力状態とにより出力信号が出される第1の出力端
    子と、前記第2の立下り検出部の出力信号と前記
    第1の入力端子の状態と前記フリツプフロツプの
    出力状態とにより出力信号が出される第2の出力
    端子とを備えたことを特徴とするパルス検出回
    路。 2 第1、第2の立上り検出部および第1、第2
    の立下り検出部を、抵抗とコンデンサとによる時
    間遅れ要素を有するゲート回路で構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のパルス
    検出回路。 3 第1、第2の立上り検出部および第1、第2
    の立下り検出部を、2段のシフトレジスタと、こ
    のシフトレジスタにクロツク信号を入力するクロ
    ツク発振器と、前記シフトレジスタの出力信号が
    入力されるゲート回路とで構成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のパルス検出回
    路。
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