JP2598583Y2 - 走行検出装置 - Google Patents

走行検出装置

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JP2598583Y2
JP2598583Y2 JP1993020647U JP2064793U JP2598583Y2 JP 2598583 Y2 JP2598583 Y2 JP 2598583Y2 JP 1993020647 U JP1993020647 U JP 1993020647U JP 2064793 U JP2064793 U JP 2064793U JP 2598583 Y2 JP2598583 Y2 JP 2598583Y2
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pulse
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reset
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JP1993020647U
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JPH0680178U (ja
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博章 大畑
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車等の車両の走行に
応じて発生されるパルスにより車両の走行を検出する走
行検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行に応じて発生されるパルスに
より車両の走行を検出する装置としては、本考案と同一
出願人による「走行検出装置」(実開平1−5816
8)がある。
【0003】この走行検出装置では、トラスミッション
に連結されたセンサより出力されるパルスの時間間隔T
n を測定し、車両のタイヤ径によって定まる定数αを乗
算し、αTn を周期とするパルスを発生し、このパルス
によって電子式スピードメータで表示するようにしてい
る。
【0004】このαTn の周期のパルスの発生は、図5
(A)に示すようにセンサよりパルスが入力されると、
前に入力したパルスと現在入力したパルス時間間隔
0 ,T1 ,T2 を算出し、タイヤの径による定数αを
乗算する。時間間隔Tn の算出および定数αの乗算には
c と云う時間を要する。
【0005】αTn が求まると、図5(B)に示すよう
に、出力パルスの終了時点(Δ-2,Δ-1,Δ0 )から
は、直前に算出されたαTn の時間間隔のパルスを出力
するようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前述したように、従来
の装置においては、出力パルスの終了時点で、直前に算
出されたαTn を時間間隔とするパルスを送出するよう
にしていた。このため、算出されたαTn の出力は、前
回出力しているパルスが終了するまで待つことになり、
出力表示が遅れることになる。
【0007】特に低速度ではパルス間隔Tn が長いた
め、メータのレスポンスが悪化し、急停車したときは停
車しているにもかかわらずメータの振れは0とならず、
少したってから0となる現象が発生する。本考案は算出
結果の出力への反映を早くするよう改良した走行検出装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
なされた本考案は、車両の走行に応じて発生するパル
ス信号を入力し、該入力したパルス信号より車両の走行
を検出する走行検出装置において、前記パルス信号のパ
ルス間隔T よりタイマ値αT /2を算出して記録す
るタイマ値算出部と、セットされたタイマ値の時間が経
過するとリセットされ、該リセットに応じて前記タイマ
値算出部により記録されている最新のタイマ値がセット
されることが繰り返されるタイマと、前記タイマがリセ
ットされたとき出力を反転する出力反転部とを備えたこ
とを特徴とする走行検出装置に在する
【0009】
【作用】タイマ値算出部は、車両の走行に応じて発生さ
れるパルス信号のパルス間隔Tを測定し、タイヤ径等
による定数αを乗算して、αT/2を算出して記録す
る。タイマは、セットされたタイマ値の時間が経過する
とリセットされ、該リセットに応じて前記タイマ値算出
部で算出されて記録されている最新のαT /2の時間
がセットされることが繰り返される。出力反転部は、前
記タイマがリセットされると出力を反転する。
【0010】以上のように、リセットされると出力反転
部の出力を反転するタイマは、セットされたタイマ値の
時間が経過するとリセットされ、該リセットに応じてタ
イマ値算出部で算出されて記録されている最新のαT
/2の時間がセットされることが繰り返されるようにな
っているので、パルス信号はタイヤ径等による定数αを
乗じたパルス間隔のパルスに変換されて出力され、しか
出力パルスの周期の終了を待たずに、入力したパルス
信号の周期を出力するパルス信号に反映することがで
【0011】
【実施例】本考案の一実施例を図1〜図4を参照して説
明する。図1は本考案の実施例の構成図、図2は同実施
例の動作フローチャート、図3は同実施例のタイマ値算
出部のフローチャート、図4は同実施例のタイムチャー
トである。
【0012】図1において、1はタイマ値を算出するタ
イマ値算出部、2はタイマ、3はタイヤサイズ設定部、
4は出力反転部、5はモード切替部、6は電子式スピー
ドメータ、7および8はインタフェース(I/O)、9
は処理を行なうプロセッサ(CPU)である。
【0013】つぎに、図2を参照して、実施例の動作を
説明する。 処理S1 処理S1では、タイマ2は、タイマ値算出部1に記録さ
れているタイマ値αTn /2を読出してセットする。
【0014】タイマ値αTn については、後で図3を参
照して説明する。 処理S2 処理S2では、タイマ2は処理S1でセット値αTn
2の時間が経過してタイマがリセットされたか否を判定
し、リセットされると処理S3に移る。
【0015】処理S3 処理S3では、出力反転部4はI/O8を介して電子式
スピードメータ6に出力する信号を反転する。すなわ
ち、出力反転部4には図示しないフリップフロップが有
り、処理S4でタイマがリセットされるとフリップフロ
ップを反転し、その出力をI/O8を介して送出する。
この処理S3の終了後は上記処理S1に戻って上述の動
作を繰り返す。
【0016】つぎに、図3を参照して、タイマ値の算出
動作を説明する。タイマ値の算出は、I/O7を介して
回転センサよりのパルスが入力される毎にタイマ値算出
部1が割込処理を開始する。 処理S11 処理S11では、前回I/O7を介して入力されたパル
ス時刻tn-1 と今回入力されたパルス時刻tn より入力
パルス間隔Tn (=tn −tn-1 )を算出する。
【0017】 処理S12 処理S12では、タイヤサイズ設定部3で設定された設
定値よりαTn /2なる演算処理を行なう。 処理S13 処理S13では、処理S12で算出されたタイマ値αT
n /2を図示しないメモリに記録して処理を終了する。
【0018】以上説明した動作を図4で示すタイムチャ
ートで説明する。図4(A)は回転センサより入力され
るパルスを示しておる。パルスが入力される毎に前に入
力したパルスとの時間T0 ,T1 ,T2 を算出し、更に
αT0 /2,αT1 /2,αT2 /2等の演算処理をt
c 期間で処理する。また演算処理結果はメモリに記録す
る。
【0019】I/O8を介して出力されるパルスは、図
4(B)に示すように、タイマがリセットされる毎に出
力を反転し、次のタイマ値はαT/2の演算結果の最も
新しい演算結果の値がセットされて繰返えされる。した
がって、演算結果の出力への反映は次のタイマがリセッ
トされると直ちに反映させることができる。
【0020】以上、本考案の一実施例について説明した
が、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、そ
の考案の主旨に従った各種変形が可能である。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば次
の効果が得られる。車両の走行に応じて発生するハルス
信号をそのパルス間隔T にタイヤ径等による定数αを
乗じたパルス間隔のパルス信号に変換できるだけでな
く、入力したパルス信号のパルス間隔T が求められる
毎に得られる最新のタイマ値αT /2をタイマのリセ
ットに応じてセットすると共に、出力反転部の出力を反
転するようにしたので、出力するパルス信号の周期の終
了を待たずに、入力したパルス信号の周期を出力するパ
ルス信号に反映することができ、メータの指示の遅れを
少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構成図である。
【図2】同実施例の動作フローチャートである。
【図3】同実施例のタイマ値算出部の動作フローチャー
トである。
【図4】同実施例のタイムチャートである。
【図5】従来例のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 タイマ値算出部 2 タイマ 3 タイヤサイズ設定部 4 出力反転部 5 モード切替部 6 電子式スピードメータ 7,8 インタフェース(I/O) 9 プロセッサ(CPU)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行に応じて発生するパルス信号
    を入力し、該入力したパルス信号より車両の走行を検出
    する走行検出装置において、 (a)前記パルス信号のパルス間隔Tよりタイマ値α
    /2を算出して記録するタイマ値算出部と、 (b)セットされたタイマ値の時間が経過するとリセッ
    トされ、該リセットに応じて前記タイマ値算出部により
    記録されている最新のタイマ値がセットされることが繰
    り返されるタイマと、 (c)前記タイマがリセットされたとき出力を反転する
    出力反転部とを備えたことを特徴とする走行検出装置。
JP1993020647U 1993-04-21 1993-04-21 走行検出装置 Expired - Lifetime JP2598583Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0680178U JPH0680178U (ja) 1994-11-08
JP2598583Y2 true JP2598583Y2 (ja) 1999-08-16

Family

ID=12033021

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