JP2827446B2 - 電動機の速度検出方法 - Google Patents

電動機の速度検出方法

Info

Publication number
JP2827446B2
JP2827446B2 JP2114214A JP11421490A JP2827446B2 JP 2827446 B2 JP2827446 B2 JP 2827446B2 JP 2114214 A JP2114214 A JP 2114214A JP 11421490 A JP11421490 A JP 11421490A JP 2827446 B2 JP2827446 B2 JP 2827446B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
speed
counting
signal
speed detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2114214A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH049767A (ja
Inventor
哲夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2114214A priority Critical patent/JP2827446B2/ja
Publication of JPH049767A publication Critical patent/JPH049767A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2827446B2 publication Critical patent/JP2827446B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は電動機速度制御遅れが生じないように演算時
点の速度を予測検出する電動機の速度検出方法に関す
る。
B.発明の概要 本発明は、速度演算に相当する周期の一定周期信号の
入力後4逓倍パルスピックアップ信号をカウントするカ
ウント値が設定された第1のカウンタと、第1のカウン
タのカウント中基準クロックをカウントする第2のカウ
ンタと、前記一定周期信号の入力時から第2のカウンタ
のカウント開始まで基準クロックをカウントする第3の
カウンタを用いて、第1のカウンタのカウント完了と同
時にINTR割込を発生させ、各カウンタのカウントデータ
と各カウンタの前回データを使用して速度演算を実行
し、今回の速度予測値を得るようにしたものである。
C.従来の技術 パルスピックアップ等で電動機速度に比例する周波数
のパルス列を得て、速度設定パルス列と比較して電動機
の可変速度制御を行う場合、例えば、可変速範囲が1:n
であれば、パルス列の1パルス間隔は1〜nまで変化
し、高速時の精度を出すために基準クロックパルス列の
周波数を高くすると、低速時にはカウンタがオーバーフ
ローしてしまうという不都合が生じ、これを避けるため
には高速時の精度を犠牲にせざるを得なかった。
このため、従来は第3図に示す回路を用いた電動機の
速度検出方法により精度,応答時間共可変速範囲全域に
亘り常に一定となるようにしている。
第3図の回路について説明する。3,4はデータバスに
接続されたプログラマブルカウンタで、第1のカウンタ
3は電動機の速度を検出するパルスピックアップP.P
(図示せず)よりの位相差を有するパルスピックアップ
信号A,Bを4逓倍回路1で4逓倍した4逓倍パルスピッ
クアップ信号4fppを設定カウント値CNカウントし、また
第2のカウンタ4は第1のカウンタ3のカウント中基準
クロックTCLKをカウントしカウントデータCMを得るよう
になっている(以下第1,第2カウンタ3,4を#0,#1カ
ウンタという)。
次にこの回路による速度検出方法を第4図に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
(i)INTR割込処理の終わりので次の計測開始指令を
出力する。
(ii)計測開始指令立ち上がりの次にくる4逓倍パルス
ピックアップ信号4fppから#0カウンタは信号4fpp
カウントを開始する。
この#0カウンタの設定カウント値CNは速度制御イン
ターバル周期より短くなるように設定されている。
#0カウンタのカウント中#1カウンタは基準クロッ
クTCLKをカウントする。
(iii)カウント開始直後ので前回の速度検出値を使
って速度制御処理(ASR処理)を行う。
(iv)#0又は#1カウンタのカウント完了によりIN
TR割込が入る。
#0,#1よりのカウントデータCN,CMをコンピュータ
に読み速度検出演算 を行い速度Nを算出する。(Kは係数) (v)速度検出処理の終わりにて次の計測開始指令を
出力する。
D.発明が解決しようとする課題 第5図に速度制御サンプリングに同期して速度検出サ
ンプリングが開始できると考えた場合の例を示す。
この場合、速度検出値は検出サンプル時間における平
均値と近似できるので、速度制御サンプリング時(ASR
処理)の実速度との間に第5図に示すような検出遅れが
発生する。これを補償するためには次のような予測演算
が必要となる。
ただし、Nn:今回の速度検出値 Nn-1:前回の速度検出値 しかし、前記従来の速度検出方法では速度制御と速度
検出サンプリングとの同期がとれていないので、このよ
うな予測演算を行うことができなかった。
そのため速度制御処理で使用する速度検出値は最新の
データであるが、速度アンプ(Nアンプ)演算地点のデ
ータではないので、速度制御に遅れが発生し、高応答化
やオーバーシュートレスの制御が困難となっている。
本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなさたも
のであり、その目的とするところは、速度検出値 の予想が可能となり、高応答の速度制御が可能となる電
動機の速度検出方法を提供することにある。
E.課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明における電動機の
速度検出方法は、電動機の速度演算に相当する周期の一
定周期信号入力から電動機に設けたパルスピックアップ
の信号を4逓倍した4逓倍パルスピックアップ信号をカ
ウントするカウント値が設定された第1のカウンタと、
前記一定周期信号入力後最初の4逓倍パルスピックアッ
プ信号が第1のカウンタに入力すると同時に基準クロッ
クのカウントを開始し第1のカウンタのカウント完了と
同時にカウントを停止する第2のカウンタと、前記一定
周期信号が入力すると同時に基準クロックのカウントを
開始し、第2のカウンタのカウント開始するまでのカウ
ント値をホールドする第3のカウンタを用いて、第1の
カウンタのカウント完了と同時に速度演算装置にINTR割
込を発生させ、各カウンタのカウントデータと各カウン
タの前回データを使用して速度演算を実行し、今回の速
度予測値を得るようにしたものである。
F.作用 第3のカウンタは一定周期信号が入力すると基準クロ
ックをカウントし、第2のカウンタがカウント開始する
とカウントを停止して第2のカウンタがカウントを始め
るまでの4逓倍パルスピックアップ信号の1クロック分
誤差を計測する。
第1のカウンタは一定周期信号が入力すると4逓倍パ
ルスピックアップ信号を設定されているカウント値をカ
ウントし速度検出サンプル時間を決定する。
第2のカウンタは第1のカウンタが4逓倍パルス信号
の最初の信号をカウントしてからカウント完了までの期
間基準クロックをカウントする。
第1のカウンタのカウント完了と同時にINTR割込を発
生させ速度検出処理を行う。速度制御と速度検出サンプ
リングとは同期がとれており、上記一定周期の一周期間
は既知であるので、各カウンタのカウントデータ及び前
回カウントデータを用いて今回の速度予測値を演算によ
り求めることができる。
G.実施例 本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図において、1はパルスピックアップPP(図示せ
ず)よりの位相を異にする信号A,Bが入力され4逓倍パ
ルスピックアップ信号4fppを出力する4逓倍回路、2は
データバス、3はデータバスよりもデータによりカウン
トデータCN値が設定され速度演算に相当する周期の一定
周期信号TSNの入力により4逓倍パルスピックアップ信
号4fppをカウントする第1のカウンタ(以下#0カウン
タという)、4は第1のカウンタ3のO端子出力が“L"
レベルの期間基準クロックTCLKをカウントしてカウント
データCMを得る第2のカウンタ(以下#1カウンタとい
う)、5は一定周期信号TSNの入力により基準クロックT
CLKをカウントしてパルスピックアップ信号4fpp1クロッ
ク誤差分のカウント値CEをホールドする第3のカウンタ
(以下#2カウンタという)である。
6は第1のカウンタ3のO端子出力が入力され第2の
カウンタ4のG端子に出力する否定回路、7は一定周期
信号TSN及び#0カウンタのO端子出力が入力され第1
のカウンタ3のG端子に出力するNAND回路、8は#1カ
ウンタのO端子に接続され計測オーバーフローステータ
スを出力するフリップフロップ、9はNAND回路7に接続
され#2カウンタのG端子に出力するフリップフロップ
回路、10はフリップフロップ8のQ端子及び#0カウン
タのO端子に接続されINTR割込を出力するOR回路、11は
一定周期信号TSN及び#0カウンタのO端子に接続されC
Nカウント中ステータスを出力するDフリップフロップ
回路である。
次にこの回路の予測動作について第2図を参照して説
明する。
第2図は、速度検出サンプリング時間(例えばΔTSDT
≒0.75ms)における信号4fppのカウント値CN=4とした
場合のタイムチャートである。
このタイムチャートから明らかなように、予測値は次
式(1)で求めることができる。
ただし、 なお、 で、ΔTSDT,ΔTEnはCM,CEで求まる。Kは演算用の係数
である。
速度の予測は次のようにして行う。
(i)速度検出サンプル時間(例えばΔTSDT≒0.75ms)
を決定するための4逓倍パルスピックアップ信号4fpp
カウント値CN=4に#0カウンタのカウントデータが設
定される。また、速度検出サンプル時間は速度制御イン
ターバル時間より小さくなるようにCN=Kn×Nnで設定さ
れる。ただし、Knは演算用の係数である。
(ii)一定周期信号TSN(速度演算に相当する周期=1m
s)が入力されると、信号4fppの1クロック分誤差を計
測する#2カウンタがカウントを開始して基準クロック
TCLKの計測を開始する。
(iii)一定周期信号TSN入力後、最初に入る信号4fpp
入力で#0カウンタ出力が“L"レベルとなり、速度検出
用#1カウンタがカウントを開始して基準クロックTCLK
の計測を開始する。
(iv)同時に#2カウンタは計測を停止し、信号4fpp1
クロック誤差分でデータのカウント値をホールドする。
(v)#0カウンタが信号4fppをカウント値CN=4をカ
ウント完了すると、#0カウンタ出力が“H"レベルとな
り。速度検出用#1カウンタはカウントを停止する。同
時にINTR割込が発生して、各カウンタのカウントデータ
CN,CM,CEとカウンタ前回データを使用して速度演算を実
行する。これにより今回の速度検出値Nnで求まり、また今回の速度予測値 が前記(1)式により求まる。
(vi)次の一定周期TSNが入力されると速度制御処理を
開始し、今回の速度予測値 を使って速度アンプ演算等を実行する。
H.発明の効果 本発明は、速度制御処理に同期した一定周期により速
度検出を開始するようにすると共に、速度検出の4逓倍
パルスピックアップ信号の検出開始時の1クロック分誤
差も計測しているので、速度制御処理(ASR)と速度検
出処理の同期がとれ、速度検出データの平均値Nnと速度
制御処理との時間関係が明確になり、第1〜第3のカウ
ントデータにより速度制御処理で用いる速度検出値 の予測が可能となる。しかして、この速度予測値 を用いて電動機の速度制御を行うことにより、従来不可
能であった高応答の速度制御が可能となると共に検出遅
れによるオーバーシュートが発生することがなくなとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかる速度検出回路のブロッ
ク回路図、第2図は同回路における速度検出方法を説明
するためのタイムチャート、第3図は従来速度検出回路
を示すブロック回路図、第4図は同回路における速度検
出方法を説明するためのタイムチャート、第5図は速度
予測を説明する曲線図である。 1……4逓倍回路、2……データバス、3,4,5……カウ
ンタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の速度演算に相当する周期の一定周
    期信号入力から電動機に設けたパルスピックアップの信
    号を4逓倍した4逓倍パルスピックアップ信号をカウン
    トするカウント値が設定された第1のカウンタと、前記
    一定周期信号入力後最初の4逓倍パルスピックアップ信
    号が第1のカウンタに入力すると同時に基準クロックの
    カウントを開始し第1のカウンタのカウント完了と同時
    にカウントを停止する第2のカウンタと、前記一定周期
    信号が入力すると同時に基準クロックのカウントを開始
    し、第2のカウンタのカウント開始するまでのカウント
    値をホールドする第3のカウンタを用いて、第1のカウ
    ンタのカウント完了と同時に速度演算装置にINTR割込を
    発生させ、各カウンタのカウントデータと各カウンタの
    前回データを使用して速度演算を実行し、今回の速度予
    測値を得るようにしたことを特徴とした電動機の速度検
    出方法。
JP2114214A 1990-04-27 1990-04-27 電動機の速度検出方法 Expired - Lifetime JP2827446B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2114214A JP2827446B2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 電動機の速度検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2114214A JP2827446B2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 電動機の速度検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH049767A JPH049767A (ja) 1992-01-14
JP2827446B2 true JP2827446B2 (ja) 1998-11-25

Family

ID=14632077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2114214A Expired - Lifetime JP2827446B2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 電動機の速度検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2827446B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3296527B2 (ja) * 1994-08-05 2002-07-02 株式会社安川電機 モータ速度制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH049767A (ja) 1992-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4485452A (en) Speed measurement system
US4667297A (en) Running speed detector
EP0484975A2 (en) Continuous overlapping frequency measurement
US3221250A (en) Digital frequency meter
JP2827446B2 (ja) 電動機の速度検出方法
JPH061279B2 (ja) デイジタル式速度検出装置
EP0660938B1 (en) Full and partial cycle counting apparatus and method
JP3099327B2 (ja) 位相計測回路
JPS61207973A (ja) 相関式時間差計
JP2558752B2 (ja) モータの回転速度制御装置
JPH01124773A (ja) 周波数測定装置
JPS59214921A (ja) パルス周波数検出方式
JP3031970B2 (ja) フィルタ回路
JPS59214920A (ja) パルス周波数演算方式
JPH04233467A (ja) モータの速度測定方法及びその装置
JPS6346648B2 (ja)
JP3511070B2 (ja) 速度演算装置
JPH05260777A (ja) 電動機の速度検出方法
JPH034174A (ja) 車両用速度検出装置
JP2638854B2 (ja) 速度制御装置
KR100233990B1 (ko) 전기 자동차 시스템 제어기를 위한 차륜 회전 속도측정방법
JP2002136165A (ja) モータ制御装置の速度検出方法
JPH0329749Y2 (ja)
JPH07209316A (ja) デジタルacサーボ装置
JPH0315684B2 (ja)