JP3511070B2 - 速度演算装置 - Google Patents

速度演算装置

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JP3511070B2
JP3511070B2 JP10093495A JP10093495A JP3511070B2 JP 3511070 B2 JP3511070 B2 JP 3511070B2 JP 10093495 A JP10093495 A JP 10093495A JP 10093495 A JP10093495 A JP 10093495A JP 3511070 B2 JP3511070 B2 JP 3511070B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボモータの回転速
度、製造ラインのライン速度等のように、検出対象物の
速度に対応した周波数を有する検出パルスをカウントし
てそのカウント値を所定のサンプリング周期でサンプリ
ングし、そのサンプリングしたカウント値に基づいて検
出対象物の速度を算出する速度演算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の速度演算装置には、図3
に示す構成のものがある。
【0003】同図において、1はロータリエンコーダな
どの検出器で、この検出器1からは、検出対象物の速度
に対応した周波数を有する検出パルスが出力される。
【0004】2はこの検出パルスをカウントして出力す
るNカウンタで、たとえば、アップ/ダウンカウンタが
適用される。
【0005】3は時刻を計時する計時手段であって、検
出器1から出力される検出パルスよりも十分に周波数の
高い基準クロックを発生する発振器4と、この基準クロ
ックをカウントするTカウンタ5とからなる。Tカウン
タ5としては、たとえば、アップカウンタが適用され
る。
【0006】6は検出器1からの検出パルスが入力され
るたびに、その入力時点での計時手段3で計時された時
刻をラッチするレジスタである。
【0007】8はNカウンタ2、およびTレジスタ6の
出力を共に所定の周期でサンプリングし、これらの取り
込んだデータに基づいて検出対象物の速度を演算する演
算手段であって、たとえば、CPUで構成される。
【0008】9は演算手段8でサンプリングされるNカ
ウンタ2、およびTレジスタ6の出力を一時的に格納す
るメモリである。
【0009】上記構成の速度演算装置による速度演算の
動作を、図4に示すタイミングチャートを参照して説明
する。
【0010】検出器1からは、検出対象物の速度に対応
した周波数を有する検出パルスが出力され、この検出パ
ルスがNカウンタ2で順次カウントされる。
【0011】一方、発振器4からは、上記の検出パルス
よりも十分に周波数の高い基準クロックが発生され、こ
の基準クロックがTカウンタ5で順次カウントされる。
そして、そのTカウンタ5の出力が次段のTレジスタ6
に出力される。
【0012】Tレジスタ6は、検出器1からの検出パル
スが1パルス入力されるたびに、計時手段3のTカウン
タ5から出力されるカウント値をラッチする。したがっ
て、Tレジスタ6の出力は、各々の検出パルスが出力さ
れる時点で計時手段3で計時された各時刻を示すことに
なる。
【0013】演算手段8は、Nカウンタ2、およびTレ
ジスタ6の出力を共に所定の周期でサンプリングする。
【0014】図4において、符号ts0,ts1,ts2,…等
は、演算手段8による各サンプリング時点における時刻
を示している。
【0015】したがって、たとえば、一つのサンプリン
グ時点(時刻ts0)では、そのサンプリング時点の直前の
検出パルスの入力時刻t0、およびこのパルス入力時刻t0
におけるNカウンタ2のカウント値N0からなる2つの
データt0,N0が演算手段8に同時に取り込まれる。
【0016】同様に、次のサンプリング時点(時刻ts1)
では、そのサンプリング時点の直前の検出パルスの入力
時刻t1、およびこのパルス入力時刻t1におけるNカウン
タ2のカウント値N1からなる2つのデータt1,N1が演
算手段8に同時に取り込まれる。
【0017】その他のサンプリング時点についても全く
同じである。
【0018】そして、演算手段8は、サンプリングした
パルス数N0,N1,N2,…、および各パルス数N0,N
1,N2,…が得られたときの時刻t0,t1,t2,…をメモ
リ9に順次格納する。
【0019】さらに、演算手段8は、メモリ9に格納さ
れた今回と前回の各サンプリング時点で得られたデータ
に基づいて、検出対象物の速度Viを次のようにして演
算する。
【0020】 Vi=p・(ΔNi/ΔTi) (a) ただし、ΔNi=Ni−Ni-1 ΔTi=ti−ti-1 ここに、pは検出パルスの1パルス当たりの検出対象物
の移動量、Ni,tiは今回のサンプリング時点で得られ
る検出パルスのパルス数とその入力時刻であり、
i-1,ti-1は前回のサンプリング時点で得られる検出
パルスのパルス数とその入力時刻である。
【0021】たとえば、今回と前回の各サンプリング時
点を時刻ts2,ts1とすると、今回のサンプリング時点
(時刻ts2)で得られたデータはN2とt2であり、前回のサ
ンプリング時点(時刻ts1)で得られたデータはN1とt1
あるから、この場合の演算速度V2は、(a)式から、 V2=p・(ΔN2/Δ2)=p・(N2−N1)/(t2−t1) となる。
【0022】そして、演算手段8は、(a)式によって求
まる演算速度Viを、そのサンプリング時点tsiでの速度
とみなして、検出対象物を制御したり、その値Viを図
示しない表示器などに出力する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
構成の従来の速度演算装置では、次の問題がある。
【0024】 いま、検出対象物が減速されたような
場合には、検出パルスのパルス間隔が極度に長くなり、
また、停止された場合には、検出パルスが全く入力され
なくなる。
【0025】その結果、演算手段8のサンプリング周期
内に検出パルスが入力されなくなる事態が生じて、前述
の(a)式によって演算速度Viを算出することができなく
なる。
【0026】たとえば、図4に示すように、検出パルス
のパルス間隔が次第に長くなった場合、時刻ts6から時
刻ts7までのサンプリング周期内に、検出パルスは入力
されない。
【0027】このため、ts6からts7までのサンプリング
周期内では、Nカウンタ2とTレジスタ6の各出力デー
タの内容は変化せず、たとえば、今回のサンプリング時
点(時刻ts)で得られたデータは、その前回のサン
プリング時点(時刻ts6)で得られたデータと同じであ
る。したがって、(a)式において、ΔN7=0、ΔT7
0となるため、演算速度V7を算出することができな
い。
【0028】 また、演算手段8のサンプリング周期
内に、検出パルスが入力される場合であっても、(a)式
に基づいて得られる演算速度Viは、今回のサンプリン
グ時刻tsiにおける速度ではなく、前回のサンプリング
時点の直前の検出パルスの入力時刻から、今回のサンプ
リング時点の直前の検出パルスの入力時刻までの平均的
な速度である。
【0029】たとえば、図4において、今回のサンプリ
ング時点の時刻をts2としたとき、この時刻ts2で得られ
る演算速度V2は、前回のサンプリング時点(時刻ts1)の
直前の検出パルスの入力時刻t1から、今回のサンプリン
グ時点(時刻ts2)の直前の検出パルスの入力時刻t2まで
の期間(つまり、t1〜t2の期間)中の平均的な速度となっ
ている。
【0030】したがって、あるサンプリング時点におい
て算出される演算速度は、そのサンプリング時点での実
速度と比較したときに、誤差が大きくなる場合があり、
時間遅れ要素となっている。このため、検出対象物の速
度検出の応答性が悪い。
【0031】ここに、前記の問題点を解決するための
一つの方策として、特公平3−40848号公報に開示
された従来技術がある。
【0032】この従来技術では、サンプリング周期内に
検出パルスがあった場合は、さらに直近の検出パルスの
あったサンプリングに対して、サンプリング時刻tsj,
パルス数Nj,検出パルスの入力時刻tjとすれば、ti-1
Ni-1のかわりにtj,Njを用いて(a)式に基づいた前回速
度を求めることができ、さらに同様にして求めた前々回
速度を用い、今回のサンプリング時点の速度を次に示す
(b)式に基づいて予測計算をするようにしている。
【0033】すなわち、(a)式に基づいて求めた前回の
速度をVj、その時のサンプリング時刻をtsj、前々回の
速度をVk、その時のサンプリング時刻をtsk、今回のサ
ンプリング時刻をtsiとすれば、今回のサンプリング時
点で予測される速度Viは、 Vi=ΔV×n+Vj (b) ただし、 n=tsi−tsj/Ts (Tsはサンプリング周期) ΔV=(Vj−Vk)×Ts/tsj−tsk にて予測計算する。
【0034】このように、特公平3−40848号公報
に開示された従来技術では、サンプリング周期内の検出
パルスの入力の有無にかかわらずに、(a)式または(b)式
によって速度Viを算出するので、検出対象物の制御が
安定化し、また、検出対象物の速度変化に追従して表示
器の速度表示を変更することができる。
【0035】しかしながら、この従来技術においても、
前記の問題点は依然として解消されていない。
【0036】つまり、前述したように、(a)式に基づい
て得られる演算速度Viは、現在のサンプリング時点(時
刻tsi)にそのまま対応する速度ではなく、それまでの平
均的な速度である。
【0037】また、(b)式に基づいて得られる速度V
iは、前回と前前回の両サンプリング時点(時刻tsi-1,t
si-2)で得られる平均速度をそのサンプリング時点での
速度Vi-1,Vi-2とみなした上で、今回のサンプリング
時点(時刻tsi)での速度Viを、これらの平均速度
i-1,Vi-2を結ぶ直線の延長線上にあると仮定して算
出するものであるから、このようにして得られる速度も
実速度との誤差が大きくなる。
【0038】このため、図5に示すように、検出対象物
が実際は正転しているだけなのに(図5(a)の実
線)、予測計算された速度Viが負の値となって逆転して
いる結果となる場合がある(図5(a)の破線)。
【0039】あるいは、検出対象物が実際は停止してい
るに(図5(b)の実線)、予測計算された速度Viが有限の
値となって未だ正転している結果となったりする(図5
(b)の破線)などの不具合が生じる。
【0040】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、サンプリング周期内に検出パルスの入
力がある場合は勿論のこと、検出パルスの入力が途切れ
た場合でも、サンプリング時点の検出対象物の実速度に
より近似した速度が常に得られるようにして、検出対象
物の速度検出が正確で、かつ応答性に優れた速度演算装
置を提供することを課題とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、次の構成を採る。
【0042】すなわち、請求項1記載に係る発明の速度
演算装置は、検出対象物の速度に対応した周波数を有す
る検出パルスをカウントして出力する検出パルスカウン
ト手段と、時刻を計時する計時手段と、前記検出パルス
が入力されるたびに、その入力時点での計時手段で計時
された時刻を出力する検出パルス時刻測定手段と、前記
検出パルスカウント手段、および検出パルス時刻測定手
段からの出力を共に所定の周期でサンプリングするとと
もに、そのサンプリング時点での前記計時手段で計時さ
れた時刻を同時に取り込み、これらのデータに基づいて
検出対象物の速度を演算する演算手段とを備え、この演
算手段は、現時点のサンプリング時刻から溯った時間に
入力された各検出パルスの内、検出パルスの直後に位置
する少なくとも3つの最近のサンプリング時刻でそれぞ
れサンプリングして得られた前記データに基づいて、少
なくとも2つのサンプリング周期内における各平均速度
と、それらの平均速度に対応した時刻とをそれぞれ求
め、これらの平均速度とその時刻、および現時点のサン
プリング時刻の各関係を満たす近似式によって、現時点
のサンプリング時刻における速度の予測値Vsiを算出す
る現時点予測演算部を含んでいる。
【0043】また、請求項2記載の速度演算装置におい
ては、現時点のサンプリング時刻をtsi、そのサンプリ
ング時刻tsiの直前の検出パルスの入力時刻をti、前記
現時点予測演算部によって算出された現時点のサンプリ
ング時刻tsiに最も接近する時刻における平均速度をV
(i-1)(i)としたとき、これらの各データに基づいて、次
式、 Vsi'=Sign(V(i-1)(i))・p/(tsi−ti) (ただし、pは1パルス当たりの検出対象物の移動量であ
り、また、Sign(V(i-1)(i))はV(i-1)(i)の正負の符
号のみを抽出することを意味する)によって、最大予測
値Vsi'を算出する最大予測演算部と、前記現時点予測
演算部で得られる現時点予測値Vsiと、最大予測演算部
で得られる最大予測値Vsi'の内の絶対値の小さい方を
選択し、これを現時点のサンプリング時刻における速度
として出力する選択部とを備える。
【0044】
【作用】請求項1記載の構成において、演算手段は、サ
ンプリング時点ごとに、計時手段で計時されたそのとき
のサンプリング時刻、検出パルス時刻測定手段で測定さ
れた検出パルスの入力時刻、その入力時刻での検出パル
スカウント手段のカウント値のデータを順次取り込む。
【0045】演算手段を構成する現時点予測演算部は、
これらのサンプリングしたデータに基づいて現時点予測
値Vsiを算出する。
【0046】この現時点予測値Vsiは、基本的には、今
回、前回、前前回の各サンプリング時点で得られたデー
タに基づく2つの平均速度と、これらの各平均速度に対
応する時刻、および今回のサンプリング時刻から予測計
算して得られる値である。このため、従来方法により予
測計算して得られる速度よりも、実速度との誤差がより
小さくなる。
【0047】また、請求項2記載の構成においては、最
大予測演算部は、今回のサンプリング時点で得られる、
サンプリング時刻、そのサンプリング時刻の直前の検出
パルスの入力時刻、および現時点予測演算部によって算
出された今回のサンプリング時点に近い方の平均速度の
各データに基づいて最大予測値Vsi'を算出する。
【0048】この最大予測値Vsi'は、今回のサンプリ
ング時点で予測される速度の最大値を示している。ゆえ
に、この最大予測値Vsi'を基準値として設定した場
合、現時点予測値Vsiがこの基準値Vsi'を越えるとき
は、その予測は誤っており、現時点予測値Vsiがこの基
準値Vsi'以下ならば現時点予測値Vsiは妥当なもので
あると判断してよい。
【0049】このため、選択部は、現時点予測値Vsi
最大予測値Vsi'の内の絶対値の小さい方を選択して出
力する。したがって、選択部から出力される速度の予測
値は、一層信頼性の高いものとなる。
【0050】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係る速度演算装置
の構成を示すブロック図であり、図3に示した従来例に
対応する部分には同一の参照符号を付している。
【0051】図1において、1はロータリエンコーダな
どの検出器で、この検出器1からは、検出対象物の速度
に対応した周波数を有する検出パルスが出力される。
【0052】2はこの検出パルスをカウントして出力す
るNカウンタであり、たとえば、アップ/ダウンカウン
タが適用される。そして、このNカウンタ2が特許請求
の範囲における検出パルスカウント手段に相当する。
【0053】3は時刻を計時する計時手段であって、検
出器1から出力される検出パルスよりも十分に周波数の
高い基準クロックを発生する発振器4と、この基準クロ
ックをカウントするTカウンタ5とからなる。Tカウン
タ5としては、たとえば、アップカウンタが適用され
る。
【0054】なお、上記のNカウンタ2、およびTカウ
ンタ5は、有限の値を扱うものであるから、時間経過と
ともにカウント値が増加して最後にオーバフローが発生
するが、たとえば、2進カウンタの場合には、差分の結
果に有効ビットのみ論理積演算を行うことにより、カウ
ント値を正しく求めることができる。
【0055】6は検出器1からの検出パルスが入力され
るたびに、その入力時点での計時手段3で計時された時
刻をラッチするTレジスタであり、このTレジスタ6が
特許請求の範囲における検出パルス時刻測定手段に相当
する。
【0056】8はNカウンタ2、およびTレジスタ6の
各出力を共に所定の周期でサンプリングするとともに、
そのサンプリング時点での計時手段3で計時された時刻
も同時に取り込み、これらのデータに基づいて検出対象
物の速度を演算する演算手段であって、たとえば、CP
Uで構成される。
【0057】9は演算手段8でサンプリングされるNカ
ウンタ2、およびTレジスタ6の出力、およびサンプリ
ング時点の計時手段3の時刻の各データを一時的に格納
するメモリである。
【0058】上記の演算手段8は、現時点予測演算部1
2、最大予測演算部14、および選択部16を含んでい
る。
【0059】これらの各部12,14,16の機能につ
いては、以下に述べる速度演算動作とあわせて説明す
る。
【0060】図2は上記構成の速度演算装置の動作の説
明図である。なお、図2では、検出対象物の実速度(図
中の実線)、図1の構成の速度演算装置によって得られ
る演算速度(図中の一点鎖線)、および検出パルスの関係
を示している。
【0061】検出器1からは、検出対象物の速度に対応
した周波数を有する検出パルスが出力されるので、この
検出パルスがNカウンタ2で順次カウントされる。
【0062】一方、発振器4からは、上記の検出パルス
よりも十分に周波数の高い基準クロックが発生され、こ
の基準クロックがTカウンタ5で順次カウントされる。
そして、そのTカウンタ5の出力が次段のTレジスタ6
に出力されるとともに、演算手段8にも加えられる。
【0063】Tレジスタ6は、検出器1からの検出パル
スが1パルス入力されるたびに、Tカウンタ5から出力
されるカウント値をラッチする。したがって、Tレジス
タ6の出力は、個々の検出パルスが入力される時点での
各時刻を示すことになる。
【0064】演算手段8は、Nカウンタ2、Tレジスタ
6、Tカウンタ5の各出力を共に所定の周期で同時にサ
ンプリングする。
【0065】図2において、符号ts0,ts1,ts2,ts3
…は、演算手段8による各サンプリング時点での時刻
(すなわち、Tカウンタ5の出力を取り込んで得られる
時刻)を示している。
【0066】したがって、たとえば、一つのサンプリン
グ時点(時刻ts2)では、そのサンプリング時点の時刻t
s2、このサンプリング時点の直前の検出パルスの入力時
刻t2、およびこのパルス入力時刻t2におけるNカウンタ
2のカウント値N2からなる3つのデータts2,t2,N2
が演算手段8に同時に取り込まれる。
【0067】同様に、次のサンプリング時点(時刻ts3)
では、そのサンプリング時点の時刻ts3、このサンプリ
ング時点の直前の検出パルスの入力時刻t3、およびこの
パルス入力時刻t3におけるNカウンタ2のカウント値N
3からなる3つのデータts3,t3,N3が演算手段8に同
時に取り込まれる。
【0068】なお、図2からも分かるように、本例にお
いては、各サンプリング期間(ts0〜ts1,ts1〜ts2,ts2
〜ts3,…)は、いずれも一定期間であることは必ずしも
必要ではなく、各期間の長さは互いに異なっていてもよ
い。これは、後述する(1),(2)式によって速度の平均
値が求まればよいからである。
【0069】そして、演算手段8は、各々のサンプリン
グごとに得られるこれらのサンプリング時刻、検出パル
スの入力時刻、その入力時刻でのカウント値のデータを
メモリ9に順次格納する。
【0070】続いて、現時点予測演算部12は、サンプ
リング時刻、検出パルスの入力時刻、およびその入力時
刻でのカウント値の各データに基づいて、まず検出パル
スの入力の有無を調べた後、次の(1)〜(4)式によっ
て、平均速度V(i-1)(i),V(i-2)(i-1)と、これらの平
均速度に対応する時刻t(i-1)(i),t(i-2)(i-1)とを求め
る。
【0071】なお、サンプリング期間中の検出パルスの
入力の有無は、Nカウンタ2のカウント値が変化したか
否かを調べることで判断される。
【0072】 V(i-1)(i) =p・{(Ni−Ni-1)/(ti−ti-1)} (1) V(i-2)(i-1)=p・{(Ni-1−Ni-2)/(ti-1−ti-2)} (2) t(i-1)(i) =(ti-1+ti)/2 (3) t(i-2)(i-1)=(ti-2+ti-1)/2 (4) ここに、pは1パルス当たりの被測定物の移動量であ
り、ti,ti-1,ti-2は、現時点のサンプリング時刻から
溯った時間に入力された各検出パルスの内、検出パルス
の直後に位置する3つの最近のサンプリング時刻tsi,t
si-1,tsi-2で得られる検出パルスの入力時刻であり、
i,Ni-1,Ni-2は各検出パルスの入力時刻ti
ti-1,ti-2に対応する検出パルスのカウント値である。
【0073】たとえば、図2において、今回のサンプリ
ング時刻をts3としたとき、その現時点から溯った時間
に入力された検出パルスの内、各々の検出パルスの直後
に位置する3つの最近のサンプリング時刻はts3,ts2
ts1である。
【0074】そして、これらの各サンプリング時刻t
s3,ts2,ts1で得られる検出パルスの入力時刻(Tレジ
スタ6でラッチされた値)をt3,t2,t1、これらの入力
時刻t3,t2,t1に対応する検出パルスのカウント値(N
カウンタ2のカウント値)をN3,N2,N1とすると、前
記(1),(2)式から算出される平均速度V23,V12は、 V23=p・{(N3−N2)/(t3−t2)} V12=p・{(N2−N1)/(t2−t1)} となる。
【0075】また、前記(3),(4)式から算出される各
平均速度V23,V12に対応する時刻t23,t12は、速度変
化を一定(等加速度)とみなせば、 t23=(t2+t3)/2 t12=(t1+t2)/2 となる。
【0076】また、図2において、現時点のサンプリン
グ時刻をts4としたとき、今回のサンプリング時刻ts4
前回のサンプリング時刻ts3との間には検出パルスの入
力がないので、今回のサンプリング時刻ts4から溯った
時間に入力された検出パルスの内、各々の検出パルスの
直後に位置する3つの最近のサンプリング時刻はts3,t
s2,ts1となる。
【0077】したがって、この場合も上記と同様に
(1),(2)式から算出される平均速度V23,V12は、 V23=p・{(N3−N2)/(t3−t2)} V12=p・{(N2−N1)/(t2−t1)} であり、また、(3),(4)式から算出される各平均速度
23,V12に対応する時刻t23,t12は、 t23=(t2+t3)/2 t12=(t1+t2)/2 となる。
【0078】引き続いて、現時点予測演算部12は、
(1)〜(4)式で得られる各平均速度V(i-1)(i),V
(i-2)(i-1)と、これに対応する時刻t(i-1)(i),t
(i-2)(i-1)、および今回のサンプリング時刻tsiに基づ
いて、これらのデータの各関係を満たす次の直線近似式
(一次近似式)、 Vsi={(V(i-1)(i)−V(i-2)(i-1))/(t(i-1)(i)−t(i-2)(i-1))} ×(tsi−t(i-2)(i-1))+V(i-2)(i-1) (5) によって、現時点予測値Vsiを算出する。
【0079】たとえば、上記の例において、今回のサン
プリング時刻がts3の場合には、平均速度V23,V12
その時刻t23,t12が既に(1)〜(4)式によって算出され
ているので、そのときの現時点予測値Vs3は、(5)式か
ら、 Vs3={(V23−V12)/(t23−t12)}・(ts3−t12)+V12 として求まる。
【0080】また、今回のサンプリング時刻がts4の場
合の現時点予測値Vs4は、同様に、 Vs4={(V23−V12)/(t23−t12)}・(ts4−t12)+V12 として求まる。
【0081】現時点予測演算部12によって、(5)式に
基づいて算出される現時点予測値Vsiは、従来技術とし
て前述の(b)式に基づいて算出する速度に比べて、実速
度と比較した場合の誤差が小さくなる。その理由を次に
説明する。
【0082】図2に示す例において、今回のサンプリン
グ時刻をts3としたとき、従来では、前回と前前回の両
サンプリング時点(時刻ts2,ts1)で得られる各平均速度
12,V01がそれらの時刻ts2,ts1における速度である
とみなし、今回のサンプリング時刻ts3における速度Vs
3''は、これらの平均速度V12,V01を結ぶ延長線(図中
の二点鎖線)上にあると仮定して算出している。
【0083】これに対して、本発明では、今回と前回の
サンプリング時点(時刻ts3,ts2)で得られる平均速度V
23,V12は、時刻t2〜t3および時刻t1〜t2の各中間の時
刻t23,t12における速度とみなし、今回のサンプリング
時刻ts3における速度Vs3は、(5)式からも分かるよう
に、これらの平均速度V23,V12を結ぶ延長線(図中の
一点鎖線)上にあると仮定して算出している。
【0084】このため、従来方法により算出される速度
Vs3''よりも、(5)式に基づいて得られる予測値Vs3
方が、実速度(図中の実線)との誤差がより小さくなる。
【0085】なお、現時点予測演算部12において、予
測演算を行う際の正当性を高めるために、次の場合に
は、現時点予測値Vsiとして、(5)式を適用してVsi
求める代わりに、次の値を適用する。
【0086】 予測演算を開始する初期段階のため、
いずれのサンプリング時点においても未だデータが得ら
れていない場合 この場合には、 Vsi=0 とする。
【0087】 予測演算を開始する初期段階のため、
今回と前回のサンプリング時点の計2回のデータしか得
られていない場合 この場合には、前前回のサンプリング時点でのデータが
ないので、(2)式および(4)式に基づくV(i-2)(i-1)
t(i-2)(i-1)は得られないから、 Vsi=V(i-1)(i) とする。
【0088】 前述の(1),(2)式でそれぞれ得られ
る各平均速度V(i-1)(i)とV(i-2)(i-1)の正負の符号が
異なっている場合 この場合には、t(i-2)(i-1)〜t(i-1)(i)の期間中に回転
が反転したと考えられるので、 Vsi=V(i-1)(i) とする。
【0089】 前述の(1)式で得られる平均速度V
(i-1)(i)と(5)式で得られる予測値Vsiの正負の符号が
異なっている場合 この場合は、の場合と異なり、予測値Vsiは零に近い
値となっていて、検出対象物が停止したと考えてよいの
で、 Vsi=0 とする。
【0090】一方、最大予測演算部14は、今回のサン
プリング時点で得られる、サンプリング時刻tsi、この
サンプリング時刻tsiの直前の検出パルスの入力時刻
ti、および現時点予測演算部12で算出された今回のサ
ンプリング時点tsiに近い方の平均速度V(i-1)(i)のデ
ータに基づいて、次式によって、最大予測値Vsi'を算
出する。
【0091】 Vsi'=Sign(V(i-1)(i))・p/(tsi−ti) (6) ここに、pは1パルス当たりの検出対象物の移動量、Si
gn(V(i-1)(i))はV(i-1)(i)の正負の符号のみを抽出す
ることを意味する。
【0092】たとえば、上記の例において、Sign
(V23)は正となるから、 Vs3'=Sign(V23)・p/(ts3−t3) =p/(ts3−t3) となる。
【0093】なお、最大予測演算部14において、予測
演算を行う際の正当性を高めるために、次の扱いをす
る。
【0094】いま、今回のサンプリング時点の時刻tsi
からその直前の検出パルスの入力時刻tiまでの期間tsi
−tiが基準値Δt以上となったときには、検出パルスが
長期にわたって入力されず、検出対象物が停止したか、
あるいは何らかの異常が発生していると想定されるの
で、予測値の演算を強制的に打ち切る必要がある。この
ため、最大予測値Vsi'として、(6)式を適用してVsi'
を求める代わりに、 Vsi'=0 とする。
【0095】選択部16は、現時点予測演算部12で得
られる現時点予測値Vsiと、最大予測演算部14で得ら
れる最大予測値Vsi'の内の絶対値の小さい方を選択
し、これを今回のサンプリング時点で得られた速度とし
て、その結果を表示器等に出力する。
【0096】ここで、現時点予測演算部12に加えて、
最大予測演算部14および選択部16を設けている理由
を次に説明する。
【0097】(6)式の分母の(tsi−ti)は、今回のサン
プリング時点の時刻tsiと、その直前の検出パルスの入
力時刻tiとの期間を表している。
【0098】いま、ある時刻tiに検出パルスが入力され
た後、今回のサンプリング時刻tsiと丁度同じときに次
の検出パルスが入力された(サンプリング時刻と検出パ
ルスの入力時刻とが一致した)と仮定すると、期間(tsi
−ti)は検出パルスの1周期に相当する。
【0099】これに対して、ある時刻tiで検出パルスが
入力されてから、今回のサンプリング時刻tsiまでは検
出パルスは入力されず、今回のサンプリング時刻tsi
りも後に次の検出パルスが入力されたと仮定すると、こ
の場合の検出パルスの1周期は、期間(tsi−ti)よりも
長くなる。
【0100】したがって、(6)式で与えられる最大予測
値Vsi'は、今回のサンプリング時刻tsiにおいて予測さ
れる速度の最大値を示していることになる。
【0101】ゆえに、この最大予測値Vsi'を基準値と
して設定した場合、現時点予測手段12によって(5)式
で得られる現時点予測値Vsiが、この基準値(最大予測
値Vsi')を越えるときは、その予測は誤っていると判断
してよい。
【0102】そこで、現時点予測値Vsiが最大予測値V
si'を越える場合(|Vsi'|<|Vsi|)には、この現時
点予測値Vsiは非現実的であり、最大予測値Vsi'の方
がより実速度に近い値とみなすことができる。
【0103】一方、現時点予測値Vsiが最大予測値(基
準値)Vsi'よりも小さい場合(|Vsi'|≧|Vsi|)に
は、現時点予測値Vsiが最大予測値Vsi'よりもより実
速度に近い値とみなすことができる。
【0104】そこで、選択部16によって、現時点予測
値Vsiと最大予測値Vsi'の内の絶対値の小さい方を選
択することで、より実速度に近い値を出力することがで
きる。
【0105】たとえば、図2において、あるサンプリン
グ時刻ts4において、t3からサンプリング時刻ts4の期間
中に、検出対象物の速度が急変した場合、現時点予測演
算部12は、図中の一点鎖線で示すような速度変化が起
こるものと予測して現時点予測値Vs4を算出することに
なるが、最大予測演算部14では、この現時点予測値V
s4よりも小さい値の最大予測値Vs4'を算出するので、
選択部16によって最大予測値Vs4'が選択される。こ
のため、検出対象物の実速度の変化に追従した速度が得
られることになる。
【0106】なお、上記の実施例では、現時点のサンプ
リング時刻から溯った最近の3つのサンプリング時点で
得られるデータに基づいて(5)式の直線近似式(一次近
似式)によって現サンプリング時点の速度Vsiを予測し
ているが、これに限定されるものでなはく、n+2(ただ
し、n≧2)個のデータをサンプリングして、これらのデ
ータをn次近似式にフィッティングすることで、現時点
のサンプリング時刻における速度を予測するようにする
ことも可能である。
【0107】また、検出対象物の運動法則に基づく1次
式(等加速度)や指数関数を求め、これらを用いたり、あ
るいは、ファジイ推論を用いて現サンプリング時点の速
度Vsiを予測することも可能である。
【0108】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0109】 請求項1記載に係る発明においては、
検出パルスの周波数が低い場合、あるいは検出対象物の
速度変化に即座に追従するためにサンプリング周期を短
くした場合など、サンプリング周期内にパルスが入力さ
れない情況になっても速度を予測することができる。
【0110】また、サンプリング時点の速度を予測でき
るので制御入力に用いた場合時間的遅れ要素が少ないた
め応答性に優れた制御が可能になる。
【0111】そして、時間的な遅れ要素が少ないので、
検出対象物の速度が変化した場合でも、これに即座に追
従して予測値が変更されるため、応答性に優れたものと
なる。
【0112】したがって、従来のように、実際には速度
が変化しているのに、予測値は一定のまま継続して算出
されるといった不都合が生じることはない。
【0113】 また、請求項2記載に係る発明におい
ては、現時点で想定し得る最大速度を予測し、その最大
速度を請求項1記載の発明で得られる予測値とを比較し
て現時点の予測値の妥当性の有無を検証するので実際に
は速度が変化しているのに、予測値は一定のまま継続し
て算出されるといった不都合が生じることはないから上
記の効果に加えて、検出対象物の速度検出の信頼性が
一層高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る速度演算装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】検出対象物の実速度、図1に示す構成の速度演
算装置によって得られる演算速度、および検出パルスの
関係を示す説明図である。
【図3】従来の速度演算装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図3の速度演算装置の速度演算動作の説明に供
するタイムチャートである。
【図5】図3の速度演算装置の予測計算で得られる速度
と実速度との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1…検出器、2…Nカウンタ(検出パルスカウント手
段)、3…計時手段、4…発振器、5…Tカウンタ、6
…Tレジスタ(検出パルス時刻測定手段)、8…演算手
段、9…メモリ、12…現時点予測演算部、14…最大
予測演算部、16…選択部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 3/489

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象物の速度に対応した周波数を有
    する検出パルスをカウントして出力する検出パルスカウ
    ント手段と、 時刻を計時する計時手段と、 前記検出パルスが入力されるたびに、その入力時点での
    計時手段で計時された時刻を出力する検出パルス時刻測
    定手段と、 前記検出パルスカウント手段、および検出パルス時刻測
    定手段からの出力を共に所定の周期でサンプリングする
    とともに、そのサンプリング時点での前記計時手段で計
    時された時刻を同時に取り込み、これらのデータに基づ
    いて検出対象物の速度を演算する演算手段とを備え、 この演算手段は、現時点のサンプリング時刻から溯った
    時間に入力された各検出パルスの内、検出パルスの直後
    に位置する少なくとも3つの最近のサンプリング時刻で
    それぞれサンプリングして得られた前記データに基づい
    て、少なくとも2つのサンプリング周期内における各平
    均速度と、それらの平均速度に対応した時刻とをそれぞ
    れ求め、これらの平均速度とその時刻、および現時点の
    サンプリング時刻の各関係を満たす近似式によって、現
    時点のサンプリング時刻における速度の予測値Vsiを算
    出する現時点予測演算部を含む、 ことを特徴とする速度演算装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の速度演算装置において、 現時点のサンプリング時刻をtsi、そのサンプリング時
    刻tsiの直前の検出パルスの入力時刻をti、前記現時点
    予測演算部によって算出された現時点のサンプリング時
    刻tsiに最も接近する時刻における平均速度をV
    (i-1)(i)としたとき、これらの各データに基づいて、次
    式、 Vsi'=Sign(V(i-1)(i))・p/(tsi−ti) (ただし、pは1パルス当たりの検出対象物の移動量であ
    り、また、Sign(V(i-1)(i))はV(i-1)(i)の正負の符
    号のみを抽出することを意味する)によって、最大予測
    値Vsi'を算出する最大予測演算部と、 前記現時点予測演算部で得られる現時点予測値Vsiと、
    最大予測演算部で得られる最大予測値Vsi'の内の絶対
    値の小さい方を選択し、これを現時点のサンプリング時
    刻における速度として出力する選択部と、 を備えることを特徴とする速度演算装置。
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