JPS6128709Y2 - - Google Patents

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JPS6128709Y2
JPS6128709Y2 JP6589482U JP6589482U JPS6128709Y2 JP S6128709 Y2 JPS6128709 Y2 JP S6128709Y2 JP 6589482 U JP6589482 U JP 6589482U JP 6589482 U JP6589482 U JP 6589482U JP S6128709 Y2 JPS6128709 Y2 JP S6128709Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
arm
gearbox
bevel gear
wrist
Prior art date
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Expired
Application number
JP6589482U
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English (en)
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JPS58169992U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロボツトにおける手首駆動装置に関す
るもので、その目的とするところは、手首を駆動
する伝動要素を簡単にしてかつ高精度に回転連結
できるようにすることである。
一般に産業用ロボツトにおいては、多次元的に
移動するアームの先端部に手首が旋回可能に支持
され、アームに設けられた駆動モータにより伝達
要素を介して旋回駆動されるようになつている。
かかる伝達要素は軸回転方向を直角に変換するベ
ベルギヤ機構を含み、このベベルギヤ機構を構成
する一対のベベルギヤはギヤボツクスに直角方向
に回転軸承され、しかして一方のベベルギヤは駆
動モータ側の軸に連結され、他方のベベルギヤは
手側の軸に連結される。
しかしながら、前記アームを軽量化のために薄
肉金属板にて構成したものにおいては、前記ギヤ
ボツクスを取付ける取付基準面をアームに形成す
ることが事実上できなく、従つてアームに固定さ
れたギヤボツクスの取付穴とアームに軸承された
軸のアライメントの狂いが生じ、前記したベベル
ギヤの噛合いを正確に得ることができない問題が
あつた。
本考案は上述した従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、以下その実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図は関節形ロボツトの全体を示すもので、
ベース10には肩部11が鉛直軸線のまわりに旋
回可能に支持され、この肩部11に第1アーム1
2が水平軸線のまわりに揺動可能に支持されてい
る。第1アーム12には第2アーム13が第1ア
ーム12の揺動軸線と平行な軸線のまわりに揺動
可能に支持され、この第2アーム13の先端部に
手首部14が第2アーム13の揺動軸線と平行な
軸線のまわりに旋回可能かつその旋回軸線と直角
な軸線のまわりに回転可能に支持されている。手
首部14にはロボツトの作業目的に応じてつかみ
装置等のツールが取付けられるようになつてい
る。
第2図は前記第2アーム13と手首部14との
連結部を示すもので、薄肉金属板からなる第2ア
ーム13の先端部には、ボス部20が溶接によつ
て一体結合され、このボス部20に中空軸21が
軸受22を介して第2アーム13の揺動軸線と平
行な軸線のまわりに回転可能に軸承されている。
中空軸21の一端には手首支持体23が固着さ
れ、この支持体23に回転軸24が軸受25を介
して中空軸21の軸線と直角な軸線のまわりに回
転可能に軸承され、この回転軸24の先端部に各
種ツールを取付ける取付座26が形成されてい
る。
前記中空軸21には中心軸27が軸受28を介
して中空軸21と同心的に回転軸承され、この中
心軸27の一端にベベルギヤ29を形成した回転
支持体30が一体に取付けられている。中心軸2
7の他端にはベベルギヤ31が形成され、このベ
ベルギヤ31は前記回転軸24上に固着されたベ
ベルギヤ32に噛合されている。前記回転支持体
30の外周には軸受33を介してギヤボツクス3
4が回転可能に支持されている。かかるギヤボツ
クス34には回転支持体30の半径方向に延在す
る軸筒部34aが形成され、この軸筒部34aに
駆動軸35の一端が軸受36を介して回転支持体
30の回転軸線と直角な軸線のまわりに回転可能
に軸承されている。駆動軸35の軸端にはベベル
ギヤ37が形成され、このベベルギヤ37は前記
回転支持体30に形成されたベベルギヤ29に噛
合されている。
前記駆動軸35の他端は図示してないが第2ア
ーム13の基端部に回転軸承され、サーボモータ
に連結されている。しかしてサーボモータの駆動
により駆動軸35、ベベルギヤ37,29、回転
支持体30、中心軸27およびベベルギヤ31,
32を介して回動軸24が回転される。
なお、38は前記中空軸21に取付けられたス
プロケツトで、このスプロケツト38は第1およ
び第2アーム12,13の揺動に拘らず手首部1
4(手首支持体23)を常に一定の姿勢に保持す
るべく公知のチエーン機構に連結されている。
前述した構成より明らから如く、前記ギヤボツ
クス34は回転支持体30に回転支持され、第2
アーム13に対しては浮動状態におかれている。
しかしてギヤボツクス34の軸筒部34aには、
第3図に示すように第2アーム13に固着された
回り止めプレート40のU字溝40aが係合さ
れ、この回り止めプレート40によつて回転支持
体まわりのギヤボツクス34の旋回動を拘束し、
ギヤボツクス34を第2アーム13に対し実質的
に静止状態に保持している。
従つてギヤボツクス34を第2アーム13に固
着した場合の取付誤差によるギヤボツクス34に
対する中心軸27の同心性等のアライメントの不
良は生じない。
以上述べたように本考案は、アームに回転軸承
された軸部材に設けた回転支持体にギヤボツクス
を回転可能に支持し、このギヤボツクスの半径方
向に設けた軸筒部に前記軸部材の軸線と直角な軸
線のまわりに回転可能な駆動軸を軸承し、この軸
筒部をアームに固着した回り止め部材に係合して
ギヤボツクス回転支持体まわりの回転を拘束する
ようにした構成であるので、回転支持体とギヤボ
ツクスとのアライメントを良好に保持し得、ベベ
ルギヤの噛合いを適正に保持し得る実用上有益な
る効果が奏せられる。
しかして本考案は、アームが薄肉金属板からな
り、ギヤボツクスを正確に固定できないようなも
のに特に有用であるが、そのような構造のアーム
に限定されないものであることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
ロボツトの全体を示す図、第2はアームと手首部
との連結部を示す断面図、第3図は第2図の−
線矢視断面図である。 13……アーム、14……手首部、21,27
……軸部材、29……ベベルギヤ、30……回転
支持体、34……ギヤボツクス、35……駆動
軸、37……ベベルギヤ、40……回り止め部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロボツトのアームの先端部に手首部を旋回可能
    に設けたものにおいて、前記アームの先端部に前
    記手首部の回転部に連結される軸部材を回転可能
    に軸承し、この軸部材に回転支持体を設け、この
    回転支持体にギヤボツクスを前記軸部材と同心的
    に回転可能に支持し、このギヤボツクスに前記回
    転支持体の半径方向に延在する軸筒部を形成し、
    この軸筒部に駆動モータに連結される駆動軸を前
    記軸部材の軸線と直角な軸線のまわりに回転可能
    に軸承し、この駆動軸に設けたベベルギヤを前記
    回転支持体に設けたベベルギヤに噛合させ、前記
    アームには前記軸筒部に係合して前記ギヤボツク
    スの回転支持体まわりの回転を拘束する回り止め
    部材を固着してなるロボツトにおける手首駆動装
    置。
JP6589482U 1982-05-06 1982-05-06 ロボツトにおける手首駆動装置 Granted JPS58169992U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6589482U JPS58169992U (ja) 1982-05-06 1982-05-06 ロボツトにおける手首駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6589482U JPS58169992U (ja) 1982-05-06 1982-05-06 ロボツトにおける手首駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58169992U JPS58169992U (ja) 1983-11-12
JPS6128709Y2 true JPS6128709Y2 (ja) 1986-08-25

Family

ID=30075816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6589482U Granted JPS58169992U (ja) 1982-05-06 1982-05-06 ロボツトにおける手首駆動装置

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JP (1) JPS58169992U (ja)

Also Published As

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JPS58169992U (ja) 1983-11-12

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