JPS6128463A

JPS6128463A - 籾摺選別装置

Info

Publication number: JPS6128463A
Application number: JP15025684A
Authority: JP
Inventors: 垣内　武義
Original assignee: Seirei Industry Co Ltd
Current assignee: Yanmar Agribusiness Co Ltd
Priority date: 1984-07-18
Filing date: 1984-07-18
Publication date: 1986-02-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は籾摺選別装置の玄米風選装置に関するものであ
る。

（ロ）従来技術従来技術としては実開昭５８−９１４４４号の如く、籾
摺装置と選別装置を立体的に一体配置し、玄米風選装置
を併設したものが開示されているが、この場合に例えば
作業終了時等、籾摺が行われずに玄米風選が少量行われ
ていると、吸引風が強すぎて精粒まで吸引されてしまう
等の問題があった。本発明は玄米流量に応じた吸引風を
作用させることにより、精粒の吸引や風選能力の不足ｉ
失くそうとするものである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点籾摺された後の□混合米を選別装置にて選別すると、一
般的に籾と玄米は分けることができるが、玄米と未熟粒
や塵埃等の小さなゴミは分けること痣（できないのであ
る。

本発明は選別装置から機外へ玄米を排出する前にこれら
の未熟粒や塵埃等を効率よく除去して、極めて風選効果
の高い籾摺選別装置を提供しようとするものである。

゛（ニ）問題を解決するための手段本発明の目的は以上の如くであり、該目的を達成する為
の構成を説明すると。

籾摺装置９と選別装置６及び籾摺装置９の吸引装置２６
の吸引風で選別装置６にて選別後の玄米を風選する風選
部とを設けた構成において、前記玄米の流量をセンサー
５１にて感知して、吸引装置６から玄米風選部への風力
を自動的に調整可能としたものである。

（ホ）実施例と作用本発明の目的、構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成と発明の詳細な説明すると。

第１図は本発明の籾摺選別装置の全体斜視図。

第２図は同じく全体前面図。第３図は同じく全体左側面
図。第４図は本発明の要部を示す玄米風選部の前面拡大
断面図。第５図は同じく側面拡大断面図である。

第１図より本発明の籾摺選別装置の全体的な構成を説明
すると、１が籾昇降ｔＭ１２の張込みホッパーであり、
軟燥機や乾燥施設から出てくる籾がシュート又は籾袋等
によって運ばれて投入される。

籾は籾昇降機２によって揚穀され、籾タンク４に貯留さ
れる。次に、一対のゴムロールにて構成すれる籾摺装置
頭部５内に入る。１７はゴムロールを駆動するモーター
、１４は側方に設けた伝動部を覆うカバーである。籾摺
装置頭部５にて摺り落とされて、玄米と籾殻と未脱桿の
籾の混合状態となったものが籾摺袋Ｗ９内を落下する間
に風選装置にて風選され、籾殻が吸引選別されて失くな
る。

そして、籾と玄米の混合米となった後は、混合米コンベ
ア２４にて、後側の混合米昇降機３へ送られる。混合米
は該混合米タンク３にて揚穀され、混合米タンク１５に
貯留される。１６は混合米タンク１５及び混合米昇降機
３内の塵埃を吸引する吸引パイプであり、吸引ファン２
６に連通されている。混合米タンク１５より選別装置６
のホンパー１２に混合米が投入される。６は揺動選別装
置であり、１０枚の選別板が重ねられており、それぞれ
の選別板に等分されて混合米が入り、平行して各選別板
にて選別作用が行われ、玄米と籾に選別される。７は選
別装置出口の選別シュート部であり、選別装置６の１０
枚の選別板の各上面にて揺動されて、別れた玄米と籾と
混合米を各シュート毎に分けるのである。

この選別シュート７内に玄米風選装置も構成されている
。８は粒選別装置であり、内部に２本の回転速Ｑ篩が配
置されている。該回転選別篩の長孔状の一定の径の網目
から小径の砕粒や未熟粒が抜けてゆくのである。玄米精
粒の出口は裏面であり、未熟粒や砕粒は途中で下方に落
下させられる。

２２・２３は混合米、籾の外部取出口である。１０は籾
タンク４に付設された副操作パネルであり、籾タンク４
のシャッターの開度、混合米タンク１５のシャッターの
開度をレバーにて調節可能とし、更に、選別装置６の傾
斜角を電気的に表示している。１１は選別シュート７の
側面に設けた主操作パネルであり、メインスインチ及び
籾摺装置モーター１７の、スイッチ、異品感知ランプ等
が構成されている。

選別装置６におけるシャッター６ｃは選別開始時の不安
定時に、玄米部分も混合米の方向に流して、再選別する
為のシャッター、６ａ・６ｂは玄米と混合米、混合米と
籾の分岐板を左右に移動する為の分岐板移動レバーであ
る。３４は揺動選別板の角度を調節する調整ハンドル、
４４は吸引選別装置内の未熟粒取出コンベアの出口であ
る。

第２図、第３図より、第１図にて開示されなかった構成
を説明すると、１８は選別装置支持枠であり、型鋼の枠
組により頑丈に構成され、内部にクランク装置や、揺動
リンク等が支持されている。

１９・２０が粒選別装置８の回転選別篩であり、２つの
回転選別篩１９・２００間の上側に目詰まり防止ゴム板
４３が回転されている。２１は粒選別装置６の未熟米コ
ンベアであり、途中部に開口があり、開口の下に屑米受
皿３０・３１が配置されている。精粒は最終的に裏面の
出口３２より出て（る。２６は籾摺装置の吸引選別ファ
ンであり、更に籾摺選別装置各部の塵埃を吸引し、排塵
ダクト２５より籾殻室へ排出する。２７・２８・２９は
玄米シュート、混合米シュート、籾シュートである。５
１ａ　　・５１ｂは回転選別篩１９・２０への投入シュ
ートである。

以上の全体的な構成に対して、第４図、第５図より本発
明の具体的な構成を説明すると。

本発明の玄米風選装置は選別シュート７内の揺動選別装
置６の玄米シュート２７の下方に設けられている。そし
て、吸引風選を行う為の吸引ダクト５５が籾摺装置９の
混合米流穀板５３より構成される風路に連通して設けら
れている。該吸引ダクト５５は、第５図の如く、選別シ
ュート７の裏側に開口し、ここへ未熟粒や塵埃やゴミ等
を吸引している。

これに対し、玄米流量のセンサー５０は玄米シュート２
７の直下に設けられており、玄米流量が増加するとリン
ク５２を介して、シャッター５１が開く方向に作動して
風量が増加してくる。逆に、玄米流量が減少すると、シ
ャッター５１は閉じる方向に作動して吸引風量は減るの
である。

（−）発明の効果本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。

即ち、装置の作業開始時や終了直前のように玄米の流量
が少ないときには、従来、吸引風が強すぎて精粒まで吸
引されていたが、本発明の自動制御装置によりこの精粒
の吸引がなくなり、更に、通常作業時においても玄米の
流量に応じた風選が行われることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の籾摺選別装置の全体斜視図。第２図は同じく全体前面図。第３図は同じく全体左側面
図。第４図は本発明の要部を示す玄米風選部の前面拡大
断面図。第５図は同しく側面拡大断面図である。６・・・選別装置　　　　７・・・選別シュート８・・
・粒選別装置　　　９・・・籾摺装置２６・・・吸引選
別ファン　５０・・・センサー５１・・・シャンク−

Claims

【特許請求の範囲】

籾摺装置９と選別装置６及び籾摺装置９の吸引装置２６
の吸引風で選別装置６にて選別後の玄米を風選する風選
部とを設けた構成において、前記玄米の流量をセンサー
５１にて感知して、吸引装置６から玄米風選部への風力
を自動的に調整可能としたことを特徴とする籾摺選別装
置。