JPS6121772A

JPS6121772A - 籾摺選別装置

Info

Publication number: JPS6121772A
Application number: JP14119884A
Authority: JP
Inventors: 松木　仁司
Original assignee: Seirei Industry Co Ltd
Current assignee: Yanmar Agribusiness Co Ltd
Priority date: 1984-07-07
Filing date: 1984-07-07
Publication date: 1986-01-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は小形の籾摺選別施設や、大形の施設のユニット
施設として用いられる籾摺選別装置の混合米、籾の外部
取出装置及び、切換シャッター装置に関するものである
。

（ロ）従来技術従来技術としては特開昭５６−９９６号の如きものがあ
ったのである。しかし、従来のこれらの技術においては
、昇降機の切換弁の切換や揺動選別装置の排出弁の切換
等にて行っていた為に操作が面倒７１）ったのである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点本発明は、籾摺作業完了時に残米を機外に排出する場合
等において、外部取出口の下に籾袋が置いて受けられる
ような高さとし、又、混合米外部取出口と籾外部取出口
をまとめて一ケ所に併置し、籾袋が一つあれば両方の外
部取出口が受けられるように構成したものである。これ
により、オペレーターは機体の前面で切換え及び、袋受
けを行うことができるのである。

（ニ）問題を解決するための手段本発明の目的は以上の如くであり、該目的を達成する為
の構成を説明すると。

籾摺装置９、粒選別装置８、揺動選別装置６を密着配置
した籾摺選別装置において、機体前面の操作側に混合米
外部取出口２２、籾外部取出口２３、混合米切換シャッ
ター４６、籾切換シャッター４７を近接して、籾袋配置
可能な高さに並列配置したものである。

（ホ）実施例と作用本発明の目的、構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成と発明の作用を述べると次の如
くである。

第１図は本発明の籾摺選別装置の全体斜視図。

第２図は同じく全体前面図。第３図は同じく右側面図。

第４図は、外部取出口部分の拡大一部断面図。第５図は
同しく拡大側面一部断面図である。

第１図より本発明の籾摺選別装置の全体的な構成を説明
すると、１が籾昇降機２の張込みホッパーであり、乾燥
機や乾燥施設から出てくる籾がシュート又は籾袋等によ
って運ばれて投入される。

籾は籾昇降機２によって揚穀され、籾タンク４に貯留さ
れる。次に、一対のゴムロールにて構成すれる籾摺装置
頭部５内に入る。１７はゴムロールを駆動するモーター
、１４はゴムロールの自動制御機構である。籾摺装置頭
部５にて摺り落とされて、玄米と籾殻と籾の三者の混合
状態となったものが籾摺装置９内を落下する間に風選装
置にて風選され、籾殻が吸引選別されて失くなる。

そして、籾と玄米の混合米となった後は、混合米コンベ
ア２４にて、後側の混合米昇降機３へ送られる。混合米
は該、混合米昇降機３にて揚穀され、混合米タンク１５
に貯留される。１６は混合米タンク１５及び混合米昇降
機３内の塵埃を吸引する吸引パイプであり、吸引ファン
２６に連通されている。混合米タンク１５より揺動選別
装置６のホッパー１２に混合米が投入される。６は揺動
選別装置であり、１０枚の選別板が重ねられており、そ
れぞれの選別板に等分されて混合米が入り、平行して各
選別板にて選別作用が行われ、玄米と籾に選別される。

７は揺動選別装置出口の選別シュート部であり、揺動選
別装置６の１０枚の選別板の各上面にて揺動されて、別
れた玄米と籾と混合米を各シュート毎に分けるのである
。

この選別シュート７内に玄米風選装置も構成されている
。８は粒選別装置であり、内部に２本の回転選別篩が配
置されている。該回転選別篩の長孔状の一定の径の網目
から小径の砕粒や未熟粒が抜けてゆくのである。玄米精
粒の出口は裏面であり、未熟粒や砕粒は途中で下方に落
下させられる。

２２・２３は混合米、籾の外部取出口である。１０は籾
タンク４に付設された副操作パネルであり、籾タンク４
のシャッターの開度、混合米タンク１５のシャッターの
開度をレバーにて調節可能としている。

揺動選別装置６の傾斜角又は、ゴムロールの開度等を電
気的に表示している。１１は選別シュート７の側面に設
けた主操作パネルであり、メインスイッチ及び籾摺装置
モーター１７のス身ソチ、界雷感知ランプ等が構成され
ている。

揺動選別装置６におけるシャッター６Ｃは選別開始時の
不安定時に、玄米部分も混合米の方向に流して、再選別
する為のシャッター、６ａ・６ｂは玄米と混合米、混合
米と籾の分岐板を左右に移動する為の分岐板移動レバー
である。３４は揺動選別板の角度を調節する調整ハンド
ル、４４は吸引選別装置内の未熟粒取出コンヘアの出口
、５２は玄米の点検口である。

第２図より、°第１図にて開示されなかった構成を説明
すると、１８は揺動選別装置支持枠であり、型鋼の枠組
により頑丈に構成され、内部にクランク装置や、揺動リ
ンク等が支持されている。１９・２０が粒選別装置８の
回転選別篩であり、２つの回転選別篩１９・２０の間の
上側に目詰まり防止ゴム板４３が回転されている。２１
は粒選別装置６の未熟米コンヘアであり、途中部に開口
があり、開口の下に屑米受皿３０・３１が配置されてい
る。精粒は最終的に裏面の出口３２より出てくる。２６
は籾摺装置の吸引選別ファンであり、更に籾摺選別装置
各部の塵埃を吸引し、排塵ダクト２５より籾殻室へ排出
する。２７・２８・２９は玄米シュート、混合米シュー
ト、籾シュートである。

このような全体的な構成において、本発明は第４図、第
５図の如く構成したものである。

揺動選別装置の玄米シュート２７より落下した玄米は回
転選別篩１９・２０の内部へ投入される。そして、混合
米シュート２８と籾シュート２９の粒は再度揺動選別装
置６、籾摺装置９へ戻されるのである。

まず混合米は、混合米シュート２８より流穀板５１を経
て切り換えシャッター４６が開いていると、流穀板５０
へ流れ、混合米コンベア２４に戻るのである。

しかし、切換シャッター４６が第４図の如く閉められる
と、混合米外部取出口２２より外部へ取出されるのであ
る。又、選別後の籾は籾シュート２９より流穀板５４を
経て、切換シャッター４７に至り、切換シャッター４７
が開いていると、籾コンヘア３８に入り、籾昇降機２の
方向へ戻されるのである。

本発明は、この混合米外部取出口２２、別外部取出口２
３を並べて、一枚の籾袋Ａの口に入る位置に接近させ、
高さも第５図の如く、籾袋Ａが下に置ける程度の高さと
しているのである。

同様に混合米切換シャッター４６、籾切換ンヤノタ−４
７も外部取出口２２・２３の左右に近接配置し、オペレ
ーターが一度に操作可能としている。

（へ）発明の効果本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を有
するものである。

第１に、籾摺選別の終了時において、籾及び混合米の量
が少なくなってくると、揺動選別装置は比重選別と外皮
の摩擦抵抗により選別しているので、何度繰り返し通過
させても完全な選別は行われなくなるのである。この場
合には一度混合米、籾を外部に取り出してしまわなけれ
ばならないが、この外部取り出しを一ケ所でまとめて、
それも同し袋に受は止めることができるので操作が簡便
となるのである。

第２に、機体の表側の操作面側から取り出すことができ
るので、その後の操作パネルの操作と合わせてオペレー
ターは、機体の裏面へ回る必要がなく、各部に巻き込ま
れる危険性も減少するのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の籾摺選別装置の全体斜視図。第２図は同じく全体前面図。第３図は同じく右側面図。第４図は、外部取出口部分の拡大一部断面図。第５図は
同じく拡大側面一部断面図である。６・・・揺動選別装置　　８・・・粒選別装置９・・・
籾摺装置　　　　２２・・・混合米取出口２３・・・別
外部取出口４６・・・混合米切換シャンク− ４７・・・籾切換シャッター

Claims

【特許請求の範囲】

籾摺装置９、粒選別装置８、揺動選別装置６を密着配置
した籾摺選別装置において、機体前面の操作側に混合米
外部取出口２２、籾外部取出口２３、混合米切換シャッ
ター４６、籾切換シャッター４７を近接して、籾袋配置
可能な高さに並列配置したことを特徴とする籾摺選別装
置。