JPS61282320A - 鼻腔用医薬組成物 - Google Patents

鼻腔用医薬組成物

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JPS61282320A
JPS61282320A JP61130010A JP13001086A JPS61282320A JP S61282320 A JPS61282320 A JP S61282320A JP 61130010 A JP61130010 A JP 61130010A JP 13001086 A JP13001086 A JP 13001086A JP S61282320 A JPS61282320 A JP S61282320A
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JP
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intranasal
calcitonin
insert
active substance
peptide
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JP61130010A
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モワーズ・アツリア
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Sandoz AG
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/16Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • A61K38/17Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • A61K38/22Hormones
    • A61K38/23Calcitonins

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、薬理学的活性物質を投与するための新規鼻
腔内挿入剤に関するものであり、とくに蛋白質およびペ
プチド類、とりわけカルシトニン類の投与に適した新規
鼻腔内挿入剤に関するものである。
[背景技術] カルシトニンは、さまざまの有用性がよく立証された医
薬品活性を有する長鎖ポリペプチド類の1部類である。
それらはヒト、サケ、ブタおよびウシのカルシトニンの
ような天然産カルシトニンだけでなく、例えば天然カル
シトニンのアミノ酸残基または配列の1個またはそれ以
上をとり除き、あるいは置換し、または逆配置し、また
はその他の方法で誘導し、あるいはそのN末端基または
C末端基を修飾した多数の誘導体および類似体を包含し
ている。現在、各種のカルシトニン[例、ヒトおよびサ
ケのカルシトニン、およびウナギのカルシトニン類似体
エルカトニン(E 1catonin) ]が商業的に
入手可能であり、例えばベージェット病、高カルシウム
血症および骨粗しよう症の処置に常時使用されている。
然しなから、ポリペプチド類一般の例に洩れず、便利で
有効なカルシトニンの投与手段を提供しようとするには
多(の支障がともなう。カルシトニンはポリペプチドで
あるので経腸的に投与すると急速に分解するおそれがあ
り、したがって支障なく体液内に到達することが難しい
。この理由から、一般に非経口的投与だけが今日まで有
効な処置を行なうのに利用し得る唯一の経路であった。
一般に投与は注射によって行なわれる。そのような手段
は常に不便であり、一定間隔を置いて投与を行なおうと
すれば必ずかなりの苦痛を患者に与えることとなる。
近年、医薬として適用可能なペプチド類を鼻腔的経路か
ら投与する可能性に関して関心が高まり、例えば鼻腔用
軟膏またはゲルの形態、もしくは用量の正確さを一層高
めるために鼻腔内噴霧液剤が重視されて来ている。ペプ
チドのインシュリンはその代表例であるが、さらに最近
、カルシトニンの鼻腔内投与に関する提案が開示された
(例えば、英国特許第2127689A号、明細書参照
)。
この提案は、注射は代替して実行可能な、甚だ有望な別
法を提供しているが、なお一層改良を加えた投与手段の
開発は依然として重要な目標である。
現在、例えば粉末のような網形では、粘液繊毛の流れに
よって吸収に影響を受け、活性物質が短時間内に洗い流
されてしまうことが判明している。
また、鼻腔内の特殊な生理学的環境条件でカルシトニン
・ペプチドが分解することも判明している。
これらの因子およびその池の因子が相まって、全身的吸
収を低下させる原因となる。
獣医学的な用途を期待して、種々の鼻腔内挿入剤が案出
されてきたが、ヒトに使用し得る鼻腔内挿入剤に関して
は、現在まで満足すべきものがない。本発明者等は今回
、簡単な鼻腔内挿入製剤がヒトにおいて忍容性よく、し
かも充分な薬物送達を達成できることを発見した。
[発明の開示] この発明によると、驚くべきことに、ペプチド搬送シス
テムとして固体鼻腔内挿入剤を採用し、薬理学的活性を
有する物質、例えば医薬として適用可能なペプチド類(
例えば、カルシトニン)を鼻腔内に投与することによっ
て、これを先に提案された鼻腔内噴霧液剤を使用する投
与方法と比較し、例えば患者の服薬遵守態度(態度自己
投薬の容易さ/正確な用量の達成度/到達し得る生物学
的利用能値/作用持続に関して、著しく改善された成績
が得られること力(判明1f− またある種の鼻腔内挿入剤は、全身的に作用する任意の
薬理学的活性物質の投与に対して、とくに興味深いもの
であることを認めた。
この明細書においては、主としてカルシトニンの投与に
関して記載しているが、上記の記述から明かなように、
この発明はそれ以外の医薬として適用可能なペプチド物
質、またはその他の全身的に作用する薬理学的活性物質
でら、同等に適用することができる。したがって、この
発明の広い態様に鑑み、この発明が医薬として適用可能
なペプチドだけに限定されるものではないことをよく理
解すべきである。
「医薬として適用可能なペプチド」の語は、ヒトまたは
動物の身体の治療処置に有用な任意のペプチドを表わす
この発明の最初の態様は、全身的に作用する薬理学的活
性物質を分散して保有しているゼラチンおよびヒドロキ
シプロピルメチルセルロースの双方または何れか一方を
含何した多孔性固体の鼻腔内挿入剤を提供する。この発
明のもう1つの態様は、全身的に作用する薬理学的活性
物質の凍結乾燥品を、その中に保有しているゼラチンお
よびヒドロキンプロピルメチルセルロースの双方または
何れか一方を含有した多孔性マトリックスから成る固体
の鼻腔内挿入剤を提供する。
この鼻腔内挿入剤は、 (a)例えば、マトリックスを形成し得る重合体を含有
している液体と薬理学的活性物質とを凍結乾燥すること
によって、ゼラチンおよび/またはヒドロキシプロピル
メチルセルロースを含存した多孔性マトリックス全体に
わたって全身作用性薬理学的活性物質の分布を作成する
か、または単に、ゼラチンおよびヒドロキシプロピルメ
チルセルロースの双方または何れか一方を含有した多孔
性マトリックス全体にわたって全身作用性薬理学的活性
物質の分布を作成するか、または、 (b)例えば、スポンジを例えば室温で水溶液に浸漬し
、溶媒を蒸発留去することによってカルシトニンを鼻腔
的挿入剤全体にわたって分布させることによる任意の通
常の方法によって製造することができる。そのような挿
入剤は、例えば蛋白質、  ・とくにカルシトニンに適
用すると、薬物の一過性の大■放出をほとんどともなう
ことなく長時間にわたって良好な生物学的利用能を示し
、とくに優れた吸収像を提供することが判明した。減圧
下に操作することによって、とくに都合よく挿入剤が調
製される。
この発明のもう1つの態様は、カルシトニンを含有し、
鼻腔内に挿入すると鼻粘膜表面に該ペプチドを放出する
ことができる固体の鼻腔内挿入剤を提供する。該挿入剤
は、好ましくは多孔性であり例えば実質上均一な多孔体
である。
「鼻孔内挿入剤」の語は、鼻腔内に留置し保持すべく、
すなわち鼻腔内に挿入することを期待して大きさおよび
形状を定め適合せしめた装置、または鼻腔内に挿入し、
そして/または保持すべく調製し、成形またはその他の
方法で適合せしめた装置、または鼻腔内表面に実質的に
適合させて成形した装置、または鼻腔内挿入および/ま
たは保持を容易ならしめる手段を備えた装置、または鼻
腔内挿入を容易ならしめるディスペンサー装置を備えた
装置、または鼻腔内挿入を行なう指示書と共に提供され
た装置を表わす。挿入剤は、鼻腔内に保持できるが、鼻
粘膜によって洗われ、鼻腔内の同一場所に活性物質を放
出し得るように調製できる。好適な鼻腔内挿入剤の型式
は、鼻栓およびタンポン等である。該挿入剤の容積およ
び多孔度は、それが鼻腔内に保持できるが、著しく呼吸
を妨げないよう適宜選択できる。好適な大きさは例えば
約0.1〜約1 cm3であり、とくに例えば約0゜5
〜約0.8cm3である。その形態は例えば、はぼ円筒
状、円錐状または立方体とすることができる。
薬物は、例えば挿入剤の表面に吸着させ、または例えば
挿入剤内部に吸収させて保有し、あるいは例えばlまた
はそれ以上の希釈剤または基剤と組合せて挿入剤表面に
例えば固体または半固体剤皮として被覆した形態にする
に都合好い任意の手段により含有させる。
別法として、挿入剤自体に易溶性または半島溶性の材料
(例、水溶性重合体)を含存し、または鼻腔内で他の態
様により崩壊可能な材料(例、ゼラチンのような鼻腔内
に許容される蛋白質様物質)を含有する場合は、薬物を
例えば挿入剤内に分散せしめた凍結乾燥品の形態で、例
えばマトリックス全体に分布させ、固体形態で存在させ
ることができる。
例えば薬物を吸収によって挿入剤の内部に維持して含有
し、挿入剤の体積全体にわたって好適に分布させること
が望ましい。
この発明の挿入剤は、含有しているペプチドを鼻粘膜表
面へ放出することができる。この目的のために、好まし
くはそれらの挿入剤を鼻腔内表面に適合するよう成形し
、例えば挿入剤表面と鼻粘膜との接触面を最大となるよ
うに成形する。そのうえさらに、活性物質が例えば吸収
によって含有されている場合であれば、その特性(例え
ば、それが含まれている材料の吸収特性)は、ペプチド
が該挿入剤表面を通過し、次いで鼻粘膜によって挿入剤
表面から、好適に、逐次とり込まれること゛ができるよ
うなものである。
活性物質が、例えば吸収によって、挿入剤内に含有され
る場合、該挿入剤は、間隙内に、例えば吸収によって、
ペプチドを維持し得る多孔性マトリックスまたは網状組
織を提供する、例えば鼻腔内で忍容し得る任意の好適な
材料を含むことができる。その材料は、不快感なく鼻腔
内に保持できるよう適宜弾力性を有する。例えば、繊維
性材料(例、綿花)でもよく、あるいはスポンジ性材料
(例、天然または人工海綿)でもよい。
これらの材料は、所望により若干膨潤することができ、
例えば投与の際約50%まで容積を増大することができ
る。
挿入剤の固化に使用する材料としては、例えば水溶性の
重合体を挙げることができる。該重合体は、鼻粘液によ
って容易に湿潤し得るものが望ましい。その重合体は鼻
腔内において生物分解を受け、例えば1日またはそれ以
上にわたって、徐々に溶解することもできる。あるいは
活性物質の用量を投与し終えた後に除去しなければなら
ない場合もある。その具体例の1つは凍結乾燥した吸収
可能なゼラチン・スポンジである。所望により、マトリ
ックスは活性物質の用量を投与し終えるまでに、または
終えた後短時間で溶解することができる具体例としては
、水溶性アクリル酸エステル重合体および、セルロース
(例、結晶セルロース)、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、とくにヒドロキシブロピルメチルセルロースのよう
なセルロース類が挙げられる。
使用するマトリックス材料の特性(例えば、粘度または
分子量)は、作られた挿入剤の取扱いおよび貯蔵が容易
であるように選択すべきである。
ヒドロキシプロピルメチルAセルロースの典型的な分子
量は約9000〜15000であり、粘度はおよそI 
5 cp (2%溶液)である。
とくに好適な材料は、上記記載のようにゼラチン・スポ
ンジ材料であることが判明した。例えば外科手術の止血
用の吸収性ゼラチン・スポンジの仕様は、米国薬局方に
収載されており、そのようなスポンジが好ましい。その
ようなスポンジは、例えば、純ゼラチンを水溶液を激し
く泡立てて発泡体を作り、該発泡体をよく管理した条件
下で乾燥してスポンジとし、このスポンジを裁断し、裁
断片を滅菌することによって製造することができる。そ
の好適な寸法は約5x5x5ないし約lOlOx10X
10である。このスポンジを、使用前に手で圧縮し、数
時間、再吸収させる。この発明に係る鼻腔的挿入剤製造
用にとくに好適なスポンジ材料は、フェロサン社(A/
S  Ferrosan、デンマーク、DK−2860
セボルグ、シドマルケン5)から人手可能な製品スボン
ゴスクン(商品名、5PONGO9TAN )である。
挿入剤は、前記記載のように、好ましくは多孔構造を有
する。鼻粘液は都合よく挿入剤を湿らすことができ、活
性物質は挿入剤の小孔を通って鼻腔表面へ拡散すること
ができる。
挿入剤の小孔は例えば約数ミクロン−約100ミクロン
の直径を有することができる。凍結乾燥吸収性ゼラチン
・スポンジの小孔は、例えば約5〜I  11 11 
 S  々 ry  ’/ 1 :k X    lk
’A  /7’l =七辻1−eat;lギ’A5〜約
lOミクロンとすることができる。
スポンジ材料の場合、小孔は曲りくねっていることがで
きる。凍結乾燥によって挿入剤を製造すると、小孔は・
はぼ直線となることができる。
挿入剤は、安定した構造を挿入剤に備えるため好ましく
は水溶性の糖または類似の賦形薬を含有する。好適な糖
を例示すれば、ラクトースおよびマンニトール等である
。他の材料に対する糖の重量比は、好ましくは約0.1
:1〜約10;lである。
好ましい挿入剤は、ヒドロキシブロピルメチルセルロー
スおよびラクトースのような水溶性重合体を含んでいる
。電子顕微鏡下では、凍結乾燥した試料は、それぞれ小
孔を含んでいる薄い層の集合から成っていることが判る
。小孔は事実上、試料全体にひろがっている。
活性物質を例えば吸着によって挿入剤に保持させる場合
は、例えば活性物質を鼻腔内で忍容し得る流体、例えば
液体、希釈剤またはそれらの基剤と共に含有する組成物
の形のような希釈形態で都合よく導入される。そのよう
な組成物は、溶液、懸濁液、分散液等の形態で活性物質
を好適に含有する。そのような組成物は、好ましくは活
性物質を水溶液として含有する。
上述のような好適な組成物(例えば、水性組成物)は、
鼻腔内噴霧製剤として使用される当業者周知の任意の組
成物を含んでおり、例えばカルシトニンの場合、既述の
英国特許第2127689A号に記載の組成物を含んで
いる。
挿入剤は、実質的に微生物のない無菌ないし滅菌条件下
に調製することが望ましい。
好ましいl変法においては、活性物質溶液を凍結乾燥す
る。挿入剤は、この凍結乾工程中に、例えば挿入体材料
の溶液から調製され、または予備成形することができる
凍結乾燥は通常の条件下で実施でき、好ましくは低温で
、例えば約−100℃〜約−10℃の温度で実施できる
。圧力は通常の、例えば約、0.Ojff1m〜約0.
2in+Hgの圧を用いることができる。
凍結乾燥では、非常に微小な小孔を有する外層を作るこ
とができ、スポンジ様にすることができる。この外皮の
厚みは、約10〜100ミクロンである。所望により、
凍結乾燥をごく低温で実施することによって外皮の生成
を回避することができる。別法として、摩擦により外層
を除くことができる。
そのような組成物は、好ましくは鼻腔内で忍容し得る吸
収促進剤、例えば鼻粘膜からの吸収を促進し得る物質を
含むことができる。そのような促進剤には、鼻腔内で忍
容し得る界面活性剤が包含される。そのような界面活性
剤には、下記のものが含まれる。
(i)  タウロコール酸ナトリウム、デオキシコール
酸ナトリウム、グリコール酸ナトリウムのような胆汁酸
およびその塩。
(ii)  エチレンオキシドと縮合した長鎖アミンの
縮合物および第4級アンモニウム化合物(例、臭化セチ
ルトリメチルアンモニウム、臭化ドデシルジメチルアン
モニウム)のようなカチオン界面活性剤。
(iii)  アルキルベンゼンスルホネート、N−ア
シル−n−アルキルタウレート、α−オレフィンスルホ
ネート、線状第1級アルコール硫酸化物、ポリオキシエ
チレン直鎖アルコール硫酸化物のようなアニオン界面活
性剤。
(1v)ポリオキシエチレン化アルキルフェノール、ポ
リオキシエチレン直鎖アルコール、天然脂肪酸のグリセ
リンエステルを含む長鎖カルボン酸エステル、プロピレ
ングリコール、ソルビトールお上びポリオキシエチレン
ソルビトールのエステル類(例、ポリソルベート80)
のような非イオン界面活性剤。
(v)イミダシリンカルボキシレート、スルホネート等
のような両性界面活性剤。
(vi)  ホスファチジルコリン等のようなりん脂質
とくに好ましい界面活性剤は、例えば一般式(■): (式中、ROは高級アルコール残基、とくにラウリルア
ルコールまたはセチルアルコールのような高級アルカノ
ールまたは高級アルキルフェノール、またはステロール
残基、とくにラノステロールやジヒドロコレステロール
またはコレステロール残基、およびそのようなエーテル
類の2またはそれ以上の混合物である) で示されるポリオキシアルキレン高級アルコールエーテ
ル類である。好ましいポリオキシアルキレンエーテルは
、ポリオキシエチレンおよびポリプロピレンエーテル類
[即ち、上記の式(1)でnは2または3]、とくにラ
ウリル、セチル、コレステリルのポリオキシエチレンエ
ーテルおよびポリプロピレンエーテル類、およびそのよ
うなエーテル類の2またはそれ以上の混合物である。
上記のエーテル類の末端アルキレン単位にある水酸基は
、例えば酢酸のような脂肪族カルボン酸のアシル残基に
よって部分的もしくは完全にアシル化することができる
好ましいエーテル類は約lO〜20、とくに約12〜約
16の親水性−親油性バランス(HLI3基数)を有す
る。
とくに好適なエーテル類では、ポリオキシアルキレン部
分の平均繰返し単位数[上記、式(I)のXコがは4〜
75、好ましくは8〜30、とくに16〜26である。
これらのエーテル類は公知技術により得ることができる
。数多くのそのような生成物が商業的に人手可能であり
、例えばツルラン(Solulan、アメルコル社)、
エマレクス(Emalex、花王石鹸)、ブリジ(B 
rij、ICI)、ローレス(L aureLh、アト
ラス)、およびセトマクロゴール(Cetomacro
gol、クローダ)の商品名で販売に供されている。
好適なポリオキシアルキレンエーテル類を、下記に例示
する(名称は何れも商標名。POE=ポリオキシエチレ
ンエーテル、POP=ポリオキシプロピレンエーテル、
X=POP/POE部分の平均繰返し単位数)。
1、  コレステリルエーテル類 ■、1.ツルランC−24−POE、y、=24゜2、
  ラノリンアルコールのエーテル類2.1.ツルラン
16−POE、x =16゜2.2.ツルラン25−P
OESX =25゜2.3.ツルランフ 5−POES
x =75゜2.4.ツルランPB−1o−PPE、x
 =IO02,5,ツルラン98−POE、X =IO
一部分的にアセチル化。
2.6.ツルラン97−POE、x =9一完全にアセ
チル化。
36  ラウリルエーテル類 3.1.エマレフスフ09/ローレス9−POE。
x=9゜ 3.2.ローレス4/ブリジ3O−POE、X−4゜ 3.3.ローレス23/ブリジ35−POE、x=23
゜ 4、セチルエーテル類 4.1.セトマクロゴールーPOE%X=20〜24゜ ラノリンアルコール類は羊毛脂としても知られ、コレス
テロール、ジヒドロコレステロールおよびラノステロー
ルの混合物である。
好ましいエーテルはポリオキシエチレンコレステリルエ
ーテル類であり、即ち、上記の式(Hにおいて、n=2
で、ROがコレステロール残基である乙のであり、その
うちとくにポリオキシエチレン部分の繰返し単位数が1
6〜26のものが好ましく、約24のものが最も好まし
い。
そのようなエーテルのうち一層好ましいものは、混入物
、とくに他のポリオキシアルキレンエーテル類を実質的
に、全く含有していないことである。
最も好ましいことは、純粋なポリオキシエチレンコレス
テリルエーテルを少なくとも75 (Jul)%一層好
ましくは少なくとも85%、とくに好ましくは少なくと
も90%を含んでいることである。
界面活性剤(例えばポリオキシアルキレンエーテル)を
使用するとき、組成中に占める量は、選択した個々の界
面活性剤および目的とする効果によって異なっている 然しなから、一般に、その量は約2.0〜約200m9
/m12(好ましくは約100、一層好ましくは約20
 my/mQ )であり、ふされしくは約5〜約30 
mg/mf2(好ましくは約15x9/m12)で、最
も好ましくは約10*9/mQ、である。
また、所望により、そのような組成物は鼻腔内で忍容し
得る殺菌剤を含有できる。この目的のためには塩化ベン
ザルコニウムがとくに好ましい。
鼻腔内挿入剤から鼻粘膜へ活性物質を放出し得るために
、活性物質組成物は好適な粘度を有するべきであり、鼻
腔内挿入剤を得るために、好適な等張性を有するべきで
ある。組成物は、好ましくは約260〜約380 mo
sm/Qの浸透圧を有する。粘度は、2XI03Pa、
Sより小さいことが好適で、例えば1〜2XIO’ P
a、Sである。
この発明の挿入剤に含有されている活性物質の量は、選
択した個々の活性物質(例えば、カルシトニンであれば
、その相対活性力価)、処置すべき病気、所望する投与
回数、必要とする個々の治療効果等によって当然変化す
るはずである。この発明の鼻腔内挿入剤と、例えば該活
性物質を含有している治療効果既知の他の網形との普通
の生物学的利用能の比較を用いることによって、必要量
を決定することができる。この比較は周知の方法で実施
し、所望により、動物モデル(例、家兎、サル)で実施
することができる。活性物質がカルシトニン(例えばサ
ーモン(サケ、マス類)のカルシトニン)である場合に
は、挿入剤1個当たりの含有量は、毎日約1回〜週約3
回の割合でカルシトニン約lOまたは約50〜400M
RC(またはIU)単位の量を充分投与し得る量で好適
である。この場合、各処置は所望により例えば2または
3個別用量の連続投与により行ない得る。したがってこ
の発明の挿入剤の各保有量は約3または約5MRC単位
(カルシトニン)程度でよく、さらに一般的には約IO
または約25〜約400MRC単位(カルシトニン)、
好ましくは約50〜約100または約200MRC単位
(カルシトニン)とすることができる。カルシトニン・
ペプチド挿入剤の投与により、その放出は1時間、2時
間または3時間までに行なわれることが好ましい。この
ようにすることによって、薬物血漿濃度は十分に定常状
態に達する(反復投与により)。
挿入剤は湿式でもよい。挿入剤をアプリケーター、例え
ばシリンジ内に包装することができる。
そうすれば、あらかじめ薬物を含有している一定量の溶
液を適用し、それに浸漬することができる。
挿入剤は乾燥形態であることが望ましい。
使用前(例えば、鼻腔内へ挿入する而)の活性物質の損
失を防止するため、好ましくは挿入剤を好適な包装、例
えば密封包装とする(例、真空密封包装、ブリスター包
装、アルミホイルまたはプラスチック容器等)か、また
は好適に密封した算用アプリケーターに入れて提供する
。最も好ましいのは、鼻腔内挿入剤をそれぞれ独立した
形で包装するか、または1対づつ包装することである。
上記記載のほか、この発明はまた、処置を必要とする対
象に、上記の鼻腔内挿入剤を経鼻的に、例えば挿入剤を
鼻腔内に挿入することによる、例えばペプチドのような
活性物質(例えばカルシトニン)の投与方法を提供する
[実施例] 以下、実施例によりこの発明を具体的に説明する。
実施例において、特に記載しない限り、カルシトニンは
サーモン力ルシトニンを用いた。ヒドロキシメチルプロ
ピルセルロースはメトセルE5(商標名; Metho
cel E 5、ダウ−USAまたはファルマコート6
06社)を用いた。その詳細は、製造業者の文献および
/またはフィードラ−・レキシコン・デル・ヒルフスト
ツフエ(H’、P、Fiedler Lexicon 
der HilrstofTe ) 、カンドール・オ
ーレンドルフ(Cantor Au1endorf)版
に記載があるので、ここに引用して説明に代える。
実施例1 ゼラチン・スポンジから鼻腔内挿入剤の製造通常の製剤
手技を用い、下記の成分を記載の量比で使用して、鼻腔
内で忍容し得る。サーモンカルシトニン含有水溶液を調
製する。
(a)湿式スポンジ(第1変法) スボンゴスタン(商品名)を裁断して、それぞれ101
0X10X10の立方体とすることにより鼻腔内挿入剤
を作成する。あらかじめ調製したサーモンカルシトニン
溶液100μaを少量の1%マンニトール溶液と共に各
立方体へ接触させ、液がスボンゴスタンに均一に拡散す
るように放置することにより、サーモンカルシトニン5
0MRC(IU)づつを含有する鼻腔内挿入剤を作成す
る。
含有する溶液の損失を防止するため、各挿入剤をそれぞ
れブリスター包装またはアルミホイルまたはプラスチッ
ク包装に充填する。あるいは、プランジャーの駆動によ
って挿入剤を十分押し出すことのできる大きさの投薬開
口部を有するシリンジ筒内の投薬口末端に挿入剤を充填
し、所望により投薬口を好適な密閉部材を用いて密封す
る。上記のシリンジは適用が容易であり、即ち、投薬口
を鼻腔下部に挿入し、プランジャーを駆動することによ
って容易に適用することができる。
挿入剤は、所望により、例えば事実上円筒形または先細
の円筒形態として適宜先端に丸みを付けることによって
、事実上鼻腔内表面に適合するように成形することがで
きる。
上記の方法によって、サーモンカルシトニンを、例えば
100.250.1000.2000または4000M
RC(I U)/m12濃度で含有している。
溶液を反復して使用し、例えば、それぞれ1O125,
100,200または400MRC(IU)を含有する
挿入剤を提供することができる。
(b)湿式スポンジ(第2変法) 吸収可能なゼラチンスポンジ(スポンジゲル:商品名)
を1010X10XIOの大きさに裁断したスポンジを
、捲いて円筒状とする(長さ10+n+n。
長径的5mm)。この円筒にlmI2のピストン式シリ
ンジを装着し、その針末端は切除する。実施例1で示し
たカルシトニン溶液100μσをスポンジに注射する(
カルシトニン50または200MRC単位)。1m12
シリンジを一35℃まで強力冷凍し、O,Oltnml
lg 、−35℃で、2時間凍結乾燥し、次いで一15
℃で66時間、凍結乾燥する。
次いでシリンジを真空内で+15℃となるまで温度を上
昇させる。そのようにしたシリンジはポリエチレン袋に
包装し、密封する。調製は滅菌条件下に実施する。
得られた挿入剤は硬い。電子顕微鏡下で、挿入剤は非常
に多数の不規則性小孔を有することが判る。小孔の直径
は約5〜約100ミクロンである。
実施例2 ヒドロキシメチルセルロースからの挿入剤の製造 ラクトース(200メツシユ)1.5gを純水30gに
溶解する。この溶液を79℃に加熱する。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースtgをこの溶液に
加える。溶液を室温まで冷却する。0.lNl−ICU
を用いてpHをpH3,7に調節する。
純水15gを使用してカルシトニン0.02346gを
これに溶解する。0.lNl−[Cf2でそのpl−1
をpH3,7に調節する。2つの溶液を混和し、さらに
水を加えて50m+2とする。該溶液を0.2ミクロン
の小孔に通して濾過し、ピペットで0゜1mQずつのロ
ットにとり、アルミニウム平板の各凹み(5mm)に加
える。この平板を一48℃に冷却し、−48℃で2時間
凍結乾燥する。次いで、凍結乾燥を16時間継続し、そ
の間に温度を−4800から+23℃へと上昇させる。
得られた凍結乾燥品の塊を注意深く採取し、これをプラ
ンジャー付き1m12のシリンジに挿入する。シリンジ
の針の方の先端は、その先から約3mmの位置で裁断し
ておく。各凍結乾燥品の塊の重量は約4.9519であ
って、それぞれ約200MRC単位のカルシトニン0.
04688mg、ラクトース3Hおよびヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース21N9を含有することができる
得られた挿入剤は吹く、容易に水に溶ける。それは直径
棒5m制耳六6〜7++unのす缶入の地−性を示す凍
結乾燥品である。電子顕微鏡下で観察すると、該凍結乾
燥品は整然と薄層状に重なり直径約5〜lOミクロンの
小孔の長い溝を有する平板状をしていることが判る。凍
結乾燥品の縁は、微細な気泡状の多孔構造を有する約5
0ミクロンの厚みのある層となっている。
実施例3 サーモンカルシトニンを含有している鼻腔内挿入剤と鼻
腔内挿入剤との適用比較(生物学的利用能の比較試験) [試験 A] 体重がそれぞれ約7.5〜10Kgのアカゲザル6頭づ
つの群を用いて試験を実施する。
下記の各薬剤を試験動物に投与する。
(1)実施例1に記載の鼻腔内挿入剤2個(各鼻腔毎に
1個)。湿式スポンジ(変法1)はザーモンカルシトニ
ンをそれぞれ50MRC(I U)を含有している。し
たがって投与量合計は100MRC(IU)である。
(2)実施例1の記載によって調製した液体組成物。湿
式スポンジ(変法l)の処方およびサケ・カルシトニン
500MRC(tR)を含有しており、l噴霧で薬液1
00μeを噴射できる鼻腔的噴霧容器を用いて鼻腔内に
噴霧する。動物1頭に対して2回噴霧しく各鼻腔毎にl
噴霧)、したがって投与量合計はl OOMRC(I 
U)である。
(3)実施例1の記載によって、サーモンカルシトニン
を加えずに調製したプラセボ鼻腔内挿入剤2個(各鼻腔
毎に1個)。
血液試料2.5mρづつを、0時間および0.8.0.
16.0.25.3 1.5.2.3.4.6時間目に
ヘパリンLi塩上に採血し、血漿を凍結し、後刻、標準
RIA検定キットを使用してサーモンカルシトニンの測
定を行なう。
(1)および(2)の処置を受けた動物の群の成績をブ
ラセボ投与動物群(3)と比較すると、AUCおよび相
対的生物学的利用能は(2)群と比較して(1)群の方
が大きい。(AUG=0.533 mI U、 mQ−
h )。
(1)群の(2)群に対する相対的生物学的利用能−2
76,30%(+ 176.30%)。
(2)群と比較した(1)P:Gのザーモン力ルシトニ
ン血漿濃度の増加: Cp max=0. 352 mI U/m&:  0
.  O55ll1l U/m12(t max= 0
 、08時間後) [試験 B] 1群6羽づつの家兎にュージーランド種、体重約690
g )を用いて試験を実施する。サケ・カルシトニン5
501Uを含有した溶液9μσを使用し、実施例(1)
の湿式スポンジ(変法りの記載と同様の方法により、小
型スボンゴスクン挿入剤(5IllIIl×51111
×51ffl)を作成した。一方の群の1鼻腔に該挿入
剤を投与し、他の1群の1鼻腔にはサーモン力ルシトニ
ン溶液9μgを投与した。イオン選択性電極法を用いて
血漿カルシウム濃度を測定した。
この発明の組成物では、優れた忍容性が認められた。ま
た、作用時間も有意な持続を示した。この発明の挿入剤
では、5時間後に−12%のカルシウム濃度の低下を観
察した。対象組成物では、3時間後に何ら有意なカルシ
ウム濃度の低下を認めなかった。
[試験C] 6例の対象で6日間の連続処置により臨床試験を行なっ
た。カルシトニン200MRCを含有した固体挿入剤を
各鼻孔に挿入した。血液試料を投与後5分、10分、1
5分、30分、および111.5.2.3.4.5.6
.8時間目に採取した。血中のサーモンカルシトニン濃
度および血中カルシウム値は通常の方法で測定した。
下記のパラメーターを用いて生物学的利用能を評価した
濃度曲線下面積(AUG) 最高血漿濃度 最高血漿濃度到達時間 半減期 この発明の挿入剤の多孔率は水銀押込法で測定し、この
方法は同時に孔径分布の推定値を与えた。
好適な多孔率は約0.3〜0.8、例えば0゜3〜0.
5または0.6〜0.8である。好適には、孔の少なく
とも50%(例えば80%以下)がほぼ5〜25ミクロ
ンである。
実施例1の第2変法の場合、多孔率は0.7である。孔
の10%未満の大きさが10ミクロン未満である。孔の
90%超過の大きさが30ミクロン未満である。平均孔
径はほぼ20ミクロンであり、このとき多孔率は90%
である。
’1tla、f/Ij201iTIAJJ(715&、
 iyR,f$−+”0.39’?’      。、
ある。孔の80%は5〜17ミクロンの間にある。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゼラチンおよび/またはヒドロキシプロピルメチ
    ルセルロースを含んでおり、全身的に作用する薬理学的
    活性物質をこれに分散して含有している多孔性固体鼻腔
    内挿入剤。
  2. (2)全身的に作用する薬理学的活性物質の凍結乾燥品
    を保有しているゼラチンおよび/またはヒドロキシメチ
    ルセルロースを含有している多孔性マトリックスから成
    る固体鼻腔内挿入剤。
  3. (3)カルシトニン・ペプチドを保有しており、鼻腔内
    に挿入すると該ペプチドを鼻粘膜表面へ放出することが
    できる固体鼻腔内挿入剤。
  4. (4)多孔性マトリックスまたは網状組織を具備し、鼻
    腔内に挿入する前にペプチドをその間隙に保持させるこ
    とから成る特許請求の範囲第1項記載の挿入剤。
  5. (5)ペプチドがサーモン・カルシトニンである特許請
    求の範囲第4項記載の挿入剤。
  6. (6)特許請求の範囲第1項記載の挿入剤を鼻腔内に投
    与することによって、処置を必要とする対象に薬理学的
    活性物質を投与する方法。
  7. (7)薬理学的活性物質の投与のため、鼻腔内挿入剤の
    製造に使用する特許請求の範囲第1項記載の挿入剤の使
    用。
  8. (8)カルシトニンの投与のため、医薬組成物の製造に
    使用する特許請求の範囲第3項記載の挿入剤の使用。
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