JPS61281858A - Ａｇ−ＮｉＯ電気接点材料の製造方法 - Google Patents
Ａｇ−ＮｉＯ電気接点材料の製造方法Info
- Publication number
- JPS61281858A JPS61281858A JP12370485A JP12370485A JPS61281858A JP S61281858 A JPS61281858 A JP S61281858A JP 12370485 A JP12370485 A JP 12370485A JP 12370485 A JP12370485 A JP 12370485A JP S61281858 A JPS61281858 A JP S61281858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical contact
- nio
- desired shape
- internally
- manufacture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Contacts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、電気接点材料、特にＡｇ−ＮｉＯ電気接点材
料の製造方法に関する。
料の製造方法に関する。
（従来技術とその問題点）
Ａｇ合金を内部酸化することにより、Ａｇ中に酸化物を
分散させる技術が、従来より広く用いられており、特に
電気接点材料の製造分野ではＡｇ−Ｃｄ０．Ａｇ ５
ｎ０２等により成る電気接点材料の製造に採用されてい
る。
分散させる技術が、従来より広く用いられており、特に
電気接点材料の製造分野ではＡｇ−Ｃｄ０．Ａｇ ５
ｎ０２等により成る電気接点材料の製造に採用されてい
る。
Ａｇ中に分散するＣ ｄ Ｏ、、Ｓ ｎ Ｏｚ等の酸化
物は、添加量が増えると、耐溶着性が向上する傾向を示
すが、溶質金属が多く、酸化による体積膨張が顕著に現
れるＡｇ合金では酸化割れが発生する為、Ａｇ合金を所
要形状に加工した後内部酸化する所謂後酸化法を用いる
ことができない。
物は、添加量が増えると、耐溶着性が向上する傾向を示
すが、溶質金属が多く、酸化による体積膨張が顕著に現
れるＡｇ合金では酸化割れが発生する為、Ａｇ合金を所
要形状に加工した後内部酸化する所謂後酸化法を用いる
ことができない。
この為、Ａｇ合金の粉末４粗粒、線材、板材などを内部
酸化した後、圧縮、焼結を行い、これを押出、引抜加工
或いは圧延加工等の塑性加工により所要形状に加工する
所謂前酸化法が用いられる。
酸化した後、圧縮、焼結を行い、これを押出、引抜加工
或いは圧延加工等の塑性加工により所要形状に加工する
所謂前酸化法が用いられる。
然し乍ら、酸化物の添加量が多く、酸化物が硬いＡｇ−
ＮｉＯの場合は、塑性加工することが容易ではなく、所
要形状に成形加工した場合には割れが発生し易くなるも
のである。
ＮｉＯの場合は、塑性加工することが容易ではなく、所
要形状に成形加工した場合には割れが発生し易くなるも
のである。
（発明の目的）
本発明は、上記の問題点を解決すべくなされたものであ
り、酸化物添加量が多（、硬くて加工困難なＡｇ−Ｎｉ
Ｏより成る電気接点材料を割れを発生させずに容易に作
ることのできる方法を提供することを目的とするもので
ある。
り、酸化物添加量が多（、硬くて加工困難なＡｇ−Ｎｉ
Ｏより成る電気接点材料を割れを発生させずに容易に作
ることのできる方法を提供することを目的とするもので
ある。
（発明の構成）
本発明のＡｇ−ＮｉＯ電気接点材料の製造方法は、Ａｇ
−ＮｉＯを一部内部酸化して、Ａｇ Ｎｔ−ＮｉＯの
粉末又は粗粒若しくは線材或いは板材を作り、次にこれ
を圧縮、焼結し、押出、引抜加工或いは圧延加工等の塑
性加工により所要形状次いでこれの未酸化部分を内部酸
化することを特徴とするものである。
−ＮｉＯを一部内部酸化して、Ａｇ Ｎｔ−ＮｉＯの
粉末又は粗粒若しくは線材或いは板材を作り、次にこれ
を圧縮、焼結し、押出、引抜加工或いは圧延加工等の塑
性加工により所要形状次いでこれの未酸化部分を内部酸
化することを特徴とするものである。
上記本発明のＡｇ−ＮｉＯ電気接点材料の製造方法に於
いて、最初にＡｇ Ｎｉを一部内部酸化して未酸化部
分を残すのは、引抜加工、圧延加工ヘッダー加工等の塑
性加工を容易にし、さらにその加工した後の内部に酸化
の際、酸化割れがおこさないようにする為である。
いて、最初にＡｇ Ｎｉを一部内部酸化して未酸化部
分を残すのは、引抜加工、圧延加工ヘッダー加工等の塑
性加工を容易にし、さらにその加工した後の内部に酸化
の際、酸化割れがおこさないようにする為である。
（実施例）
本発明のＡｇ−ＮｉＯ電気接点材料の製造方法の実施例
を従来例と共に説明する。
を従来例と共に説明する。
先ず実施例について説明すると、粉末冶金法によって得
られたＡｇ−Ｎｉ１０ｗｔ％のブロックを、直径２１１
に引抜加工した後、長さ３ ａｍのチップに切断した。
られたＡｇ−Ｎｉ１０ｗｔ％のブロックを、直径２１１
に引抜加工した後、長さ３ ａｍのチップに切断した。
このチップを酸素９気圧、８００℃で、Ａｇ：Ｎｉの重
量比が約２０：１になるまで内部酸化した。このチップ
を集めて圧縮し、直径５０龍のビレットを成形した後、
８００℃で焼結を行った。さらに数回圧縮、焼結を繰り
返した後、直径６龍の線材に押出加工した。この線材を
さらに直径２．４鶴に引抜加工した後、頭径４１ＩＩと
５■■のリベット型に成形し、酸素９気圧、８００℃で
未酸化部分が残らぬように内部酸化して電気接点材料と
した。尚、引抜加工は、ダイスを用いて加工率２０〜２
５％の範囲内で行うことができた。
量比が約２０：１になるまで内部酸化した。このチップ
を集めて圧縮し、直径５０龍のビレットを成形した後、
８００℃で焼結を行った。さらに数回圧縮、焼結を繰り
返した後、直径６龍の線材に押出加工した。この線材を
さらに直径２．４鶴に引抜加工した後、頭径４１ＩＩと
５■■のリベット型に成形し、酸素９気圧、８００℃で
未酸化部分が残らぬように内部酸化して電気接点材料と
した。尚、引抜加工は、ダイスを用いて加工率２０〜２
５％の範囲内で行うことができた。
次に従来例について説明すると、実施例と同様粉末冶金
法によって得られたＡｇ Ｎｉ１０ｗｔ％のブロック
を、直径２Ｉ′ｍに引抜加工した後、長さ３１ｍのチッ
プに切断した。このチップを酸素９気圧、８００℃で未
酸化部分が残らぬように内部酸化した。このチップを集
めて圧縮し、直径５９ｍｍのビレットを成形した後、８
００℃で焼結を行った。
法によって得られたＡｇ Ｎｉ１０ｗｔ％のブロック
を、直径２Ｉ′ｍに引抜加工した後、長さ３１ｍのチッ
プに切断した。このチップを酸素９気圧、８００℃で未
酸化部分が残らぬように内部酸化した。このチップを集
めて圧縮し、直径５９ｍｍのビレットを成形した後、８
００℃で焼結を行った。
さらに数回圧縮、焼結を繰り返した後、直径６１１の線
材に押出加工した。この線材をさらに直径２．４鰭に引
抜加工した後、頭径４鶴と５鰭のりベント型に成形して
電気接点材料とした。尚、引抜加工は、ダイスを用いて
加工率１５〜２０％の範囲内で行うことができた。
材に押出加工した。この線材をさらに直径２．４鰭に引
抜加工した後、頭径４鶴と５鰭のりベント型に成形して
電気接点材料とした。尚、引抜加工は、ダイスを用いて
加工率１５〜２０％の範囲内で行うことができた。
こうして得られた実施例と従来例のリベット型電気接点
材料各１００ケの割れの発生状況を観察した処、下記の
表に示すような結果を得た。
材料各１００ケの割れの発生状況を観察した処、下記の
表に示すような結果を得た。
上記の表で明らかなように実施例のリベット型電気接点
材料は、従来例のリベット型電気接点材料に比べ著しく
割れが少ないことが判る。これはひとえにＡｇ Ｎｉ
を一部内部酸化して、塑性加工を容易にし、所要形状に
加工した後未酸化部分うを部酸化するからに他ならない
。
材料は、従来例のリベット型電気接点材料に比べ著しく
割れが少ないことが判る。これはひとえにＡｇ Ｎｉ
を一部内部酸化して、塑性加工を容易にし、所要形状に
加工した後未酸化部分うを部酸化するからに他ならない
。
（発明の効果）
以上詳記した通り本発明のＡｇ−Ｎｉ○電気接点材料の
製造方法は、Ａｇ Ｎｉを一部内部酸化して未酸化部
分を残すので、引抜加工、圧延加工等が容易となり、そ
の後所要形状に加工して未酸化部分を内部酸化しても酸
化割れを起こすことが無く、著しく歩留りが向上すると
いう効果がある。
製造方法は、Ａｇ Ｎｉを一部内部酸化して未酸化部
分を残すので、引抜加工、圧延加工等が容易となり、そ
の後所要形状に加工して未酸化部分を内部酸化しても酸
化割れを起こすことが無く、著しく歩留りが向上すると
いう効果がある。
Claims (1)
- Ａｇ−Ｎｉを一部内部酸化して、Ａｇ−Ｎｉ−ＮｉＯの
粉末又は粗粒若しくは線材或いは板材を作り、次にこれ
を圧縮、焼結し、押出、引抜加工或いは圧延加工等の塑
性加工により所要形状となし、次いでこれの未酸化部分
を内部酸化することを特徴とするＡｇ−ＮｉＯ電気接点
材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12370485A JPS61281858A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | Ａｇ−ＮｉＯ電気接点材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12370485A JPS61281858A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | Ａｇ−ＮｉＯ電気接点材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61281858A true JPS61281858A (ja) | 1986-12-12 |
| JPH0512426B2 JPH0512426B2 (ja) | 1993-02-18 |
Family
ID=14867279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12370485A Granted JPS61281858A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | Ａｇ−ＮｉＯ電気接点材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61281858A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013005801A1 (ja) * | 2011-07-06 | 2013-01-10 | 株式会社徳力本店 | 温度ヒューズ用電極材料およびその製造方法とその電極材料を用いた温度ヒューズ |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP12370485A patent/JPS61281858A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013005801A1 (ja) * | 2011-07-06 | 2013-01-10 | 株式会社徳力本店 | 温度ヒューズ用電極材料およびその製造方法とその電極材料を用いた温度ヒューズ |
| JPWO2013005801A1 (ja) * | 2011-07-06 | 2015-02-23 | 株式会社徳力本店 | 温度ヒューズ用電極材料およびその製造方法とその電極材料を用いた温度ヒューズ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0512426B2 (ja) | 1993-02-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3789304B2 (ja) | Ａｇ−ＺｎＯ系電気接点材料の製造方法及びその電気接点材料 | |
| US4112197A (en) | Manufacture of improved electrical contact materials | |
| JPS61281858A (ja) | Ａｇ−ＮｉＯ電気接点材料の製造方法 | |
| DE2747089C2 (ja) | ||
| JPS6363614B2 (ja) | ||
| US5258052A (en) | Powder metallurgy silver-tin oxide electrical contact material | |
| JPH0512427B2 (ja) | ||
| JPH0475297B2 (ja) | ||
| JPH0530889B2 (ja) | ||
| JPH07278700A (ja) | 酸化物分散銀基複合材の製造方法 | |
| JP3070807B2 (ja) | Ａｇ−ＮｉＯ電気接点の製造方法 | |
| JP3236470B2 (ja) | 銀基複合材テープ及びその製造方法 | |
| JPS63286538A (ja) | Ａｇ酸化物系電気接点材料の製造方法 | |
| JPS63261616A (ja) | 焼結線材 | |
| JP3122922B2 (ja) | 銀基複合材管の製造方法 | |
| JP2590096B2 (ja) | 焼結線材の製造方法 | |
| JPH0791606B2 (ja) | Ａｇ酸化物系電気接点材料の製造方法 | |
| KR810001763B1 (ko) | 복합체의 은-산화주석(Ag-SnO)계 합금 전기 접점 재료 | |
| JPS598009B2 (ja) | 電気接点材料の製造方法 | |
| JPH0475298B2 (ja) | ||
| JPH02159327A (ja) | 電気接点材料の製造方法 | |
| JPS60200928A (ja) | 銅系分散強化型合金の製造方法 | |
| JP2786487B2 (ja) | 電気接点材料の製造方法 | |
| JPH04141916A (ja) | Ｎｂ↓３Ｓｎ化合物超電導線材の製造方法 | |
| JPS633933B2 (ja) |