JPS60200928A - 銅系分散強化型合金の製造方法 - Google Patents
銅系分散強化型合金の製造方法Info
- Publication number
- JPS60200928A JPS60200928A JP5890284A JP5890284A JPS60200928A JP S60200928 A JPS60200928 A JP S60200928A JP 5890284 A JP5890284 A JP 5890284A JP 5890284 A JP5890284 A JP 5890284A JP S60200928 A JPS60200928 A JP S60200928A
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- Japan
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- powder
- copper
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- mesh
- mixed
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の背景と目的〕
本発明は、Cu−A、t203分散強化型合金の製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
Cu−TAt203At203粉すぐれた耐熱性を利用
して、点溶接用の電極として使用されている。ここCL
I−At203合金のすぐれた耐熱性は、Cu中に微細
に分散したAt203が高温においてもCLI中に再固
溶あるいは粗大化しないことに起因するものであり、し
たがっていかに微細に均一にAl−203を分散させる
かがこの合金を製造するポイントである。
して、点溶接用の電極として使用されている。ここCL
I−At203合金のすぐれた耐熱性は、Cu中に微細
に分散したAt203が高温においてもCLI中に再固
溶あるいは粗大化しないことに起因するものであり、し
たがっていかに微細に均一にAl−203を分散させる
かがこの合金を製造するポイントである。
このような微細分散したA A203を得る方法として
、Cu粉とAt203粉を混合する方法がある。この方
法は、微細なA A203粉(望ましくは粒度0.1μ
m以下)を用いる必要がある。このようなA A203
粉末は非常に高価である。捷だこのような微細なAl2
O3粉末を均一に分散させることは、非常に困難であり
、均一分散が得られなければ、強度、耐熱性の向上は得
られない。丑だ別の方法として、内部酸化による方法が
ある。この方法は、Cu−A4合金の粉末あるいはすJ
粉を酸素雰囲気中で加熱して表面を酸化させ、これを密
閉容器に封入して加熱することによって表面の酸素を内
部に拡散させ、Atの酸化物を内部に分散させた粉末あ
るいは切粉を得る方法である。この方法は、粉末表面の
酸素を内部に拡散させてAtの酸化物を形成させる内部
酸化処理に非常に長時間を必要とするのが欠点である。
、Cu粉とAt203粉を混合する方法がある。この方
法は、微細なA A203粉(望ましくは粒度0.1μ
m以下)を用いる必要がある。このようなA A203
粉末は非常に高価である。捷だこのような微細なAl2
O3粉末を均一に分散させることは、非常に困難であり
、均一分散が得られなければ、強度、耐熱性の向上は得
られない。丑だ別の方法として、内部酸化による方法が
ある。この方法は、Cu−A4合金の粉末あるいはすJ
粉を酸素雰囲気中で加熱して表面を酸化させ、これを密
閉容器に封入して加熱することによって表面の酸素を内
部に拡散させ、Atの酸化物を内部に分散させた粉末あ
るいは切粉を得る方法である。この方法は、粉末表面の
酸素を内部に拡散させてAtの酸化物を形成させる内部
酸化処理に非常に長時間を必要とするのが欠点である。
本発明の目的は前記した従来技術の欠点を解消し、耐熱
性強度のすぐれた銅−アルミナ分散強化合金の製造方法
を提供することにある。
性強度のすぐれた銅−アルミナ分散強化合金の製造方法
を提供することにある。
すなわち、本発明は、Cu粉とAt粉を混合し、Cu粉
中に微細なk1203が分散した粒子を形成させること
にあり、Cu粉とAt粉を混合することによってCu粉
とAt粉の混合、粉砕、圧接の過程がくりかえされて、
Cu中にAtが微細に分散した粒子が形成され、さらに
この粒子の混合を継続することによって、CLI中のA
tの分布が微細化されるとともに、Cu表面およびAt
表面の酸素がAtと反応してAl2O3が形成され、C
u中に微細にA t203が分散した粒子が形成される
ことに着目するものであってその要旨とするところは、
粒度150メツシユ以下の銅粉に粒度150メノンユ以
下のアルミニウム粉を0.1〜3重量俸混合し、その混
合物の混合過程において粒度が成長しノ150メツ1z
ユ以上となるまで混合したの、ち、当該材料な、還元、
圧粉成型後熱間加工あるいは冷間加工することによって
、銅−アルミナ分散強化型合金を製造する銅系分散強化
型合金の製造方法にある。
中に微細なk1203が分散した粒子を形成させること
にあり、Cu粉とAt粉を混合することによってCu粉
とAt粉の混合、粉砕、圧接の過程がくりかえされて、
Cu中にAtが微細に分散した粒子が形成され、さらに
この粒子の混合を継続することによって、CLI中のA
tの分布が微細化されるとともに、Cu表面およびAt
表面の酸素がAtと反応してAl2O3が形成され、C
u中に微細にA t203が分散した粒子が形成される
ことに着目するものであってその要旨とするところは、
粒度150メツシユ以下の銅粉に粒度150メノンユ以
下のアルミニウム粉を0.1〜3重量俸混合し、その混
合物の混合過程において粒度が成長しノ150メツ1z
ユ以上となるまで混合したの、ち、当該材料な、還元、
圧粉成型後熱間加工あるいは冷間加工することによって
、銅−アルミナ分散強化型合金を製造する銅系分散強化
型合金の製造方法にある。
上記本発明においてAt粉の重量係を0.1〜3%とし
ているのは0.1%以下では、必要なAt203が形成
されないため酬熱性、強度が得られず、3ヴ以上では、
押出し、あるいは、その他の加工が困難となるなめであ
り、Cu粉、At粉の粒度が150メソ/ユ以下として
いるのは150メツシュ以上の粉末を使用すると、微細
なAt203の分布が得られず、耐熱性強度が上昇しな
いためである。
ているのは0.1%以下では、必要なAt203が形成
されないため酬熱性、強度が得られず、3ヴ以上では、
押出し、あるいは、その他の加工が困難となるなめであ
り、Cu粉、At粉の粒度が150メソ/ユ以下として
いるのは150メツシュ以上の粉末を使用すると、微細
なAt203の分布が得られず、耐熱性強度が上昇しな
いためである。
壕だ、混合による粒度成長を150メツシ一以上として
いるのは、その程度まで混合し々いと分散が不十分とな
るだめである。
いるのは、その程度まで混合し々いと分散が不十分とな
るだめである。
さらには、Cu粉は還元により減量するがCu粉の還元
減量が0.1%以下では、混合中にA7と反応してAt
203となる酸素が十分でなく、0.81以上では、粒
子中にCuの酸化物が残留し、押出材の機械的性質に悪
影響を及ぼすことも判明した。
減量が0.1%以下では、混合中にA7と反応してAt
203となる酸素が十分でなく、0.81以上では、粒
子中にCuの酸化物が残留し、押出材の機械的性質に悪
影響を及ぼすことも判明した。
以下に本発明の具体的実施例により説明する。
(1)還元減量が0.4%で粒度が150メツシー以下
の電解Cu粉と350メツシユ以下の粒度のアトマイズ
At粉を1重量%添加したものを全景で220Or振動
ボールミルで混合した。ポットはSUS 製の内容積3
.4tで、ボールはS ’U S製で外径12.5mm
0でその数は1600コである。振動ボールミルの運転
条件は1500vpmで振1〕は9 mmである。混合
時間は20hである。混合によって粒成長が起きて、粒
度は100メツシュ以上になっていた。この粒子を水素
気流中で800℃1hの還元処理後、温度500℃、圧
力1o o K9/m%Ar雰囲気中で直径30mmu
長さ30mm lのビレットに圧粉成型した。このビレ
ットをA「雰囲気中で900℃に加熱後コンテナ温度5
00℃で直径10mm1Z’の丸棒に押出した。この丸
棒のビッカース硬さ、導電率、1000℃、111の加
熱後の硬さを表1に示す。すぐれた硬さ、導電率、耐熱
性を示すことが判る。
の電解Cu粉と350メツシユ以下の粒度のアトマイズ
At粉を1重量%添加したものを全景で220Or振動
ボールミルで混合した。ポットはSUS 製の内容積3
.4tで、ボールはS ’U S製で外径12.5mm
0でその数は1600コである。振動ボールミルの運転
条件は1500vpmで振1〕は9 mmである。混合
時間は20hである。混合によって粒成長が起きて、粒
度は100メツシュ以上になっていた。この粒子を水素
気流中で800℃1hの還元処理後、温度500℃、圧
力1o o K9/m%Ar雰囲気中で直径30mmu
長さ30mm lのビレットに圧粉成型した。このビレ
ットをA「雰囲気中で900℃に加熱後コンテナ温度5
00℃で直径10mm1Z’の丸棒に押出した。この丸
棒のビッカース硬さ、導電率、1000℃、111の加
熱後の硬さを表1に示す。すぐれた硬さ、導電率、耐熱
性を示すことが判る。
(2) 実施例(1)と同じCu粉とAt粉を使用し、
At粉の添加量を0.05〜5%のけん囲で変化させ、
混合した。混合条件は、実施例(1)と同じ条件である
。
At粉の添加量を0.05〜5%のけん囲で変化させ、
混合した。混合条件は、実施例(1)と同じ条件である
。
この混合粒子の粒度は表2に示すとおりである。
この混合粒子を実施例(1)と同じ方法で還元、圧粉押
出しを行なった。この押出し材のビッカース硬さ、導電
率、1000℃×111加熱後のビッカース硬さを表2
に示す。01%未満のAt添加量では、硬さおよび耐熱
性が低く、5%では押出し材に割れが発生して押出しが
不可能であった。
出しを行なった。この押出し材のビッカース硬さ、導電
率、1000℃×111加熱後のビッカース硬さを表2
に示す。01%未満のAt添加量では、硬さおよび耐熱
性が低く、5%では押出し材に割れが発生して押出しが
不可能であった。
(3) 実施例(1)と同じC1粉とAt粉を使用し、
Atの添加量を1%として実施例(1)と同じ条件で混
合を行なった。ただし混合時間を1.2.5.10.2
0.hと変化させた。この混合粒子の粒度を表3に示す
。
Atの添加量を1%として実施例(1)と同じ条件で混
合を行なった。ただし混合時間を1.2.5.10.2
0.hと変化させた。この混合粒子の粒度を表3に示す
。
この混合粒子を実施例(1)と同じ方法で還元、圧粉押
出しを行なった。この押出し桐の性能を表3に示す。混
合時間が短い場合には、粒度か細く、粒度150メツシ
二以下の粒子を押出したものは硬さ、側熱性が低い。
出しを行なった。この押出し桐の性能を表3に示す。混
合時間が短い場合には、粒度か細く、粒度150メツシ
二以下の粒子を押出したものは硬さ、側熱性が低い。
(4)実施例(1)に使用しだCu 粉を水素中で還元
処理あるいは、空気中で加熱して酸化させることによっ
て表面の酸化状態を変えた。このCu粉の還元減量を表
4に示す。この種々の還元減量をもつCu粉に1%At
粉tを添加して、実施例(1)と同じ条件で混合還元、
圧粉、押出しを行なった。混合粒子の粒度および押出材
の性能を表4に示す。Cu粉の還元減量が0,1チ未満
では、耐熱性、強度が十分でなく、還元減量が01チで
は押出しが困難であった。
処理あるいは、空気中で加熱して酸化させることによっ
て表面の酸化状態を変えた。このCu粉の還元減量を表
4に示す。この種々の還元減量をもつCu粉に1%At
粉tを添加して、実施例(1)と同じ条件で混合還元、
圧粉、押出しを行なった。混合粒子の粒度および押出材
の性能を表4に示す。Cu粉の還元減量が0,1チ未満
では、耐熱性、強度が十分でなく、還元減量が01チで
は押出しが困難であった。
表3
表4
以上の通りであるが。
(1) 混合の装置としては、実施例では、8U8製ポ
ツトとボールを用いて振動ボールミルを使用したが、遠
心ボールミル、あるいは、アトライターなどを用いても
よい。
ツトとボールを用いて振動ボールミルを使用したが、遠
心ボールミル、あるいは、アトライターなどを用いても
よい。
(2) 使用するCLI粉は、必ずしも電解Cu粉でな
くても、アトマイズ粉など他の方法で製造されたもので
もよい。A7粉についても必ずしもアトマイズ粉でなく
てもよい。
くても、アトマイズ粉など他の方法で製造されたもので
もよい。A7粉についても必ずしもアトマイズ粉でなく
てもよい。
(3) 加工法としては、圧延、型鍛造など形状に応じ
て最適な方法を選ぶことが可能である。
て最適な方法を選ぶことが可能である。
以上の本発明によれば、従来方法では、工程が複雑で高
価であった銅−アルミナ分散強化型合金の製造工程が簡
略化でき安価な合金が提供できる上、この合金をスポッ
ト溶接用電極テッグヘ適用することによって、チップの
寿命を大巾に延ばすことが可能であり、また、その他の
高強度耐熱性、高導電率が要求される月利として有効で
あるなどその工業的価値は大きなものがある。
価であった銅−アルミナ分散強化型合金の製造工程が簡
略化でき安価な合金が提供できる上、この合金をスポッ
ト溶接用電極テッグヘ適用することによって、チップの
寿命を大巾に延ばすことが可能であり、また、その他の
高強度耐熱性、高導電率が要求される月利として有効で
あるなどその工業的価値は大きなものがある。
Claims (1)
- (1)粒度150ノノンユ以下の銅粉に粒度150メツ
/ユ以下のアルミニウム粉を0.1〜3重量重量係上、
その混合物の混合過程において粒度が成長し150メツ
シュ以上となるまで混合したのち、当該月利を、還元、
圧粉成型後熱間加工あるいは冷間加工することによって
銅−アルミナ分散強化型合金を製造する銅系分散強化型
合金の製造方法、(2)銅粉の還元域値がO]〜0.8
重弼係である銅粉を素材として使用する。喝許請求の範
囲第1項記載の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5890284A JPS60200928A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 銅系分散強化型合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5890284A JPS60200928A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 銅系分散強化型合金の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60200928A true JPS60200928A (ja) | 1985-10-11 |
Family
ID=13097731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5890284A Pending JPS60200928A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 銅系分散強化型合金の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60200928A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110031448A1 (en) * | 2008-03-04 | 2011-02-10 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | Copper Powder for Conductive Paste and Conductive Paste |
-
1984
- 1984-03-26 JP JP5890284A patent/JPS60200928A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110031448A1 (en) * | 2008-03-04 | 2011-02-10 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | Copper Powder for Conductive Paste and Conductive Paste |
US8377338B2 (en) * | 2008-03-04 | 2013-02-19 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | Copper powder for conductive paste and conductive paste |
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