JPS6026621A - 耐熱性モリブデン材の製法 - Google Patents

耐熱性モリブデン材の製法

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JPS6026621A
JPS6026621A JP58134904A JP13490483A JPS6026621A JP S6026621 A JPS6026621 A JP S6026621A JP 58134904 A JP58134904 A JP 58134904A JP 13490483 A JP13490483 A JP 13490483A JP S6026621 A JPS6026621 A JP S6026621A
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JP
Japan
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powder
molybdenum material
molybdenum
green compact
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP58134904A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Hamada
浜田 健雄
Fuminori Takayama
高山 文則
Yasuaki Azuma
東 安明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Kinzoku Co Ltd
Original Assignee
Toho Kinzoku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toho Kinzoku Co Ltd filed Critical Toho Kinzoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は高温特性のすぐれたモリブデン材の製法に関
するものである。
モリブデン線、林、板等は一般に粉末千金法によって製
造されるが、従来の製法では圧粉体の焼結を直接通電法
で2200°C以−ヒの高温に加熱することによって行
なっていたので、焼結後のドープ剤の残量のコントロー
ルが難しく、このため高温特性にすぐれたモリブデン材
を得るのが困難であった。
この発明は、」二記事情に鑑みなされたもので、好まし
い量のドープ剤を含む高温特性にすぐれたモリブデン材
の製法を提供するものであり、これについて以下に説明
する。
本発明にかかるモリブデン材の製法は、カリウム、ケイ
素を必須成分とするドープ剤を添加した平均粒度2〜4
ミクロン(gm)のモリブデン粉末を静水圧プレス法に
よって加圧成形して圧粉体とし、この圧粉体を1650
〜2000°Cの焼結温度で焼結して焼結体を得たのち
、これに必要な塑性加にを施して、重h(比でカリウム
0.01〜0.2%、ケイ素0.01〜0.2%を含む
所望寸法のモリブデン材とすることを特徴としている。
モリブデン金属粉末の好ましいIV、均粒度は2〜4ミ
クロンであり、2〜3ミクロンとするのがより好ましい
。静水圧プレス法における好ましい成形圧力は1〜2 
t、on/ c m’である。また、好ましい焼結温度
範囲は1700〜1900°C1より好ましくは170
0〜1800°Cである。
モリブデン粉末の平均粒度が4ミクロンよりも大きい場
合は、焼結体の密度が低く、所望の製品を得ることがで
きない。また、平均粒度が小さくなるほど一般に酸化し
やすく、取扱いが困難となるので、」−記の如く2〜4
ミクロンとするのが好ましい。
微細な粉末を用いて充分な圧粉密度をそなえた圧粉体を
得るには、公知の静水圧プレス法を採用するのが好まし
い。静水圧プレスはラバープレス等と呼ばれるもので、
全方向から均等な圧力が加えられるため、均質で高密度
の圧粉体を得ることができる。得られる圧粉体の比重は
5〜7程度であるのが好ましく、5.5〜6.5とする
のかより好ましい。
つぎにドープ剤について説明すれば、カリウム(K)と
ケイ素(Si)は再結晶温度を上昇させる働きをなすも
ので、含有量の好ましい範囲はいずれも0.01〜0.
2%(重量%、以下間1′−)であり、より好ましい範
囲はカリウムが0.05〜0.1%、ケイ素が0.1〜
0.15%である。カリウムとケイ素の含有量が0.2
%を越えると、加工性が著しく低下するとともに、粒界
にこれらの酸化物が析出して機械的性質を著しく劣化さ
せる。逆に、これらの含有量が0.01%未満では、再
結晶温度−JZ昇の効果がない。なお、不可避的に混入
する不純物等、1;記K 、 Si以外の微量の異種元
素が存在してもよい。
以下、本発明の実施例について説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施に採用される製造上程の1例をあ
られすもので、1はドープ剤を含むモリブデン金属粉末
であり、この粉末はモリブデン醇化物(−)ミとしてに
o02)にケイ酸カリウム溶液をふりかけて程合したの
ち、水素気流中で1000〜1200°Cで還元して得
られたものである。その平均粒度は 2.5ミクロンで
あった。得られた還元粉末に市販の微細炭素粉末(カー
ボンブラック)0.1%を添加し、撹拌機で充分撹拌混
合(5kgの粉末を80分混合)した。炭素(C)を添
加するのは、焼結後の合金の加工性を向上させるためで
あり、0.005〜0.3%、より好ましくは0.00
7〜0.1%の炭素を含有させておくのが好ましい。得
られた炭素含有混合粉末を直方体のゴム型に充填し、ラ
バープレスを用いて2 ton/ c m’の静水圧下
で加圧成形した。得られた圧粉体の比重は6.0であっ
た。この成形体を水素気流中で1200℃×60分の条
件で予備焼結し、しかるのち同様に水素雰囲気の電気炉
中で1800℃×3時間の条件で焼結した。この場合、
焼結温度が比較的低温であるので、従来のような直接通
電加熱を行なう必要がなく、水素雰囲気の電気炉中で焼
結を行なうことができた。成形体は、モリブデン板上に
薄くジルコニア粉末を敷き、その上に載置して電気炉中
に装入した。成形体全体を電気炉中で均等に加熱するの
で、従来゛のようなつかみシロとなるエンド部の不完全
焼結部がなく、歩留を向上させることができた。また、
加熱温度の管理が容易であるため、ドープ剤の飛散状態
のコントロールを効果的に行なうことができた。
これによって直方体状の焼結体が得られたが。
つぎにこれを水素気流中で1500〜1600℃に加熱
し、厚さ10〜+5+amとなるまで高速鍛造を行なっ
た。鍛造後は水素気流中で約1200°Cに加熱し、段
階的に繰り返し圧延した。加工率が90%を越えると、
約200°Cの予熱のみで冷間圧延することが可能であ
った・ 得られた厚さ1mmのモリブデン板の種々の温度におけ
る引張強さを同種市販品のそれと比較して第2図に示す
。同図から明らかなように、本発明によって製造したモ
リブデン材は従来品に較べて高温特性が著しくすぐれて
いることがわかる。なお、ドープ材と炭素の残留状況は
第1表に示すようであった。
以上に説明した如く、本発明にかかるモリブデン材の製
法は、圧粉体の焼結を従来のものに較べてかなり低温で
行なうので、トープ剤の残量のコントロールが容易であ
り、高温特性にすぐれたモリブデン材を得ることができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
t51図は主要製造工程を例示するフローチャー1・、
第2図は高温特性をあられすグラフである。 特許出願人 東邦金属株式会社 代理人 弁理士 菅 原 弘 志 ?87温/i(’C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) カリウム、ケイ素を必須成分とするドープ剤を
    添加した平均粒度2〜4ミクロンのモリブデン粉末を静
    水圧プレス法によって加圧成形して圧粉体とし、この圧
    粉体を1650〜2000°Cの焼結温度で焼結して焼
    結体を得たのち、これに必要な塑性加工を施して、重量
    比でカリウム0.01〜0.2%。 ケイ素0.O1〜0.2%を含む所望寸法のモリブデン
    材とすることを特徴とする耐熱性モリブデン材の製法。
JP58134904A 1983-07-22 1983-07-22 耐熱性モリブデン材の製法 Pending JPS6026621A (ja)

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