JPS6075545A - ダイス及びその製造方法 - Google Patents
ダイス及びその製造方法Info
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- JPS6075545A JPS6075545A JP17916983A JP17916983A JPS6075545A JP S6075545 A JPS6075545 A JP S6075545A JP 17916983 A JP17916983 A JP 17916983A JP 17916983 A JP17916983 A JP 17916983A JP S6075545 A JPS6075545 A JP S6075545A
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- dies
- crystal
- molybdenum alloy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はダイスに関し、更に詳しくは押出 ９−
し成形機のダイスとして変形が少なく使用寿命の長いダ
イスに関する。
イスに関する。
各種の金属素材を押出し成形する際には、これら金属素
材を成形機の中に充填し外部から加圧して熱間又は冷間
でダイスから押出す。
材を成形機の中に充填し外部から加圧して熱間又は冷間
でダイスから押出す。
このとき、金属素材はダイスのところで塑性変形する。
特に高温強度に離点があるダイスは、成形作業時に変形
してしまい得られた製品の寸法精度を低下させる。
してしまい得られた製品の寸法精度を低下させる。
従来、押出成形用のダイスの材料としては例えば５ＫＤ
−６１ダイス鋼が広く用いられている。この５ＫＤ−６
１は高温での強度が良好であるといわれているが、しか
し、例えば、１８−８ステンレス、外径５ Ｑ ｍｍ
肉厚２ｒｎｒｎ のチーーブ状材料のような高温押出し
の際には、その押出し条件によって本異なるとはいえ、
概ね１〜５回の成形作業で０．５〜’；ｌ ｍｒｒｔ程
度の変形を生じて製品精度を低下させることが知られて
いる。
−６１ダイス鋼が広く用いられている。この５ＫＤ−６
１は高温での強度が良好であるといわれているが、しか
し、例えば、１８−８ステンレス、外径５ Ｑ ｍｍ
肉厚２ｒｎｒｎ のチーーブ状材料のような高温押出し
の際には、その押出し条件によって本異なるとはいえ、
概ね１〜５回の成形作業で０．５〜’；ｌ ｍｒｒｔ程
度の変形を生じて製品精度を低下させることが知られて
いる。
そのため、押出された製品の精度が許容範囲を外れる以
前にダイスを修理又は交換する作業が不可欠になる。こ
のような作業は成形作業全体を中断することであって、
作業性又は作業効率の点から工業的には好ましいことで
はない。
前にダイスを修理又は交換する作業が不可欠になる。こ
のような作業は成形作業全体を中断することであって、
作業性又は作業効率の点から工業的には好ましいことで
はない。
したがって、高温強度に優れていて長寿命で交換作業の
回数を極少にできるような押出し成形用のダイスの開発
が強く望まれている。
回数を極少にできるような押出し成形用のダイスの開発
が強く望まれている。
本発明は上記した要請に応え、変形が少なく使用寿命の
長いダイスを提供することに目的がある。
長いダイスを提供することに目的がある。
本発明は、上記の目的を達成する為に少なくと本、被加
工材との接触部がドープモリブデン合金で形成されたダ
イスを提供する。
工材との接触部がドープモリブデン合金で形成されたダ
イスを提供する。
ダイスは、線引き等の加工が行なわれる際被加工材との
接触部で線引き方向に引張り応力を受け、この応力によ
り変形が誘起される。
接触部で線引き方向に引張り応力を受け、この応力によ
り変形が誘起される。
３一
本発明は、この応力が働く接触部をドープモリブデン合
金で形成すると、ダイスの変形量が小さくなるという知
見に基づいて完成されたものである。つまり、ドープモ
リブデン合金は、長大結晶が形成されやすく、この長大
結晶の形成が、ダイスの変形量を小さくさせる。この長
大結晶の形成方向は、押出し方向と垂直である方がダイ
スの変形量をより一層小さくさせ、好寸しい。
金で形成すると、ダイスの変形量が小さくなるという知
見に基づいて完成されたものである。つまり、ドープモ
リブデン合金は、長大結晶が形成されやすく、この長大
結晶の形成が、ダイスの変形量を小さくさせる。この長
大結晶の形成方向は、押出し方向と垂直である方がダイ
スの変形量をより一層小さくさせ、好寸しい。
父、前記引張り応力は、ダイス孔の円周に沿って、作用
するので長大結晶の形状は、前記引張り応力に対する垂
直面で方向性がな腔形状が望ましい。つまり板状の長大
結晶が望ましい。
するので長大結晶の形状は、前記引張り応力に対する垂
直面で方向性がな腔形状が望ましい。つまり板状の長大
結晶が望ましい。
そして、結晶は長大であればあるほど、ダイスの変形量
を小さくできるが、Ｌ／Ｗとしては実用上５以上が好ま
しく、１０以上であれば更に好ましい。
を小さくできるが、Ｌ／Ｗとしては実用上５以上が好ま
しく、１０以上であれば更に好ましい。
ここでＬとは、結晶の最大径であり、Ｗとはその結晶の
最小幅である。
最小幅である。
４一
本発明のドープモリブデン合金としては、例えばドープ
剤としてカリウム、ケイ素及びアルミニウムから選ばれ
た１種又は２種以上を有したモリブデン合金が用いられ
る。この合金を下記の方法で製造することにより、長大
結晶を形成できる。カリウム、ケイ素及びアルミニウム
の合計量は０．００５〜０．７５％であると一層望まし
い。又、前記ドープ剤のほかにランタン、セリウム、デ
スプロシウム、イツトリウム、トリウム、チタン、ジル
コニウムニオフ、タンタル、バナジウム、クロム、マグ
ネシウムの酸化物、炭化物、あるいは窒化物の一種又は
二種以上が合計量で０．３〜３重量％含有されることに
より、更に、高温強度が向上し一層有効なダイス材料が
提供できる。
剤としてカリウム、ケイ素及びアルミニウムから選ばれ
た１種又は２種以上を有したモリブデン合金が用いられ
る。この合金を下記の方法で製造することにより、長大
結晶を形成できる。カリウム、ケイ素及びアルミニウム
の合計量は０．００５〜０．７５％であると一層望まし
い。又、前記ドープ剤のほかにランタン、セリウム、デ
スプロシウム、イツトリウム、トリウム、チタン、ジル
コニウムニオフ、タンタル、バナジウム、クロム、マグ
ネシウムの酸化物、炭化物、あるいは窒化物の一種又は
二種以上が合計量で０．３〜３重量％含有されることに
より、更に、高温強度が向上し一層有効なダイス材料が
提供できる。
本発明のダイスの好ましい製造方法は、ドープモリブデ
ン合金を焼結し、熱間加工し、更に再結晶加熱処理する
方法である。
ン合金を焼結し、熱間加工し、更に再結晶加熱処理する
方法である。
熱間加工は、鍛造によることが好ましく、その加工方向
は、ダイスの穴を押しつぶす方６− 向になされるのが良い。これにより再結晶の形状を板状
にできる。又、加工率Ｆ′ｉ８５％以上が好ましく、更
には９０％以−ヒが好ましい。
は、ダイスの穴を押しつぶす方６− 向になされるのが良い。これにより再結晶の形状を板状
にできる。又、加工率Ｆ′ｉ８５％以上が好ましく、更
には９０％以−ヒが好ましい。
一方、再結晶加熱処理は、再結晶温度より１００℃高い
温度から２２００℃迄の温度範囲が好ましく、更には再
結晶温度より２００℃高い温度から２１００℃迄の範囲
が好ましい。この処理により再結晶粒を平偏に長く大き
く成長させることができる。
温度から２２００℃迄の温度範囲が好ましく、更には再
結晶温度より２００℃高い温度から２１００℃迄の範囲
が好ましい。この処理により再結晶粒を平偏に長く大き
く成長させることができる。
酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化カリウムをそれぞ
れ重量％で０．０１５％添加した平均粒径４μのモリブ
デン粉末を２ ｔ＝−／ ｃａの圧力でダイス形状にプ
レス成形した。その後水素炉中で１８３０℃×９Ｈ「の
条件で焼結した。
れ重量％で０．０１５％添加した平均粒径４μのモリブ
デン粉末を２ ｔ＝−／ ｃａの圧力でダイス形状にプ
レス成形した。その後水素炉中で１８３０℃×９Ｈ「の
条件で焼結した。
この焼結体を１１００℃〜１４００℃の温度範囲でダイ
ス穴を押しつぶす方向に熱間鍛造し、その後辺に３００
℃〜１１００℃の温度範囲で熱間鍛造をする。このこと
により加工率が９５％のダイスが得られた。
ス穴を押しつぶす方向に熱間鍛造し、その後辺に３００
℃〜１１００℃の温度範囲で熱間鍛造をする。このこと
により加工率が９５％のダイスが得られた。
次に本素相の再結晶温度より３５０℃高い２０００℃の
温度で２時間加熱処理を施こしダイスを製造した。この
製造されたダイスは長大結晶で形成されており、結晶の
形成方向はダイスの孔にほぼ垂直であり、その際のＬ／
Ｗは３０であった。
温度で２時間加熱処理を施こしダイスを製造した。この
製造されたダイスは長大結晶で形成されており、結晶の
形成方向はダイスの孔にほぼ垂直であり、その際のＬ／
Ｗは３０であった。
このダイスを用いて１８−８ステンレスの高温押出しを
実施したが、ダイスの径が１．０ｍｍ増加する迄の成形
回数は、５０回であった。
実施したが、ダイスの径が１．０ｍｍ増加する迄の成形
回数は、５０回であった。
一方、同様の仕様でダイスとして５ＫＤ−６１を用いた
場合の成形回数は２回であり、１８−８ステンレスのよ
うな高温押出しには特に本発明のダイスは有効であるこ
とがわかった。
場合の成形回数は２回であり、１８−８ステンレスのよ
うな高温押出しには特に本発明のダイスは有効であるこ
とがわかった。
Claims (9)
- （１）少なくとも、被加工材との接触部がドープモリブ
デン合金で形成されたダイス。 - （２） ドープモリブデン合金は、カリウム、アルミニ
ウム及びケイ素から選ばれた一種又は二種以上を含有す
るモリブデン合金である特許請求の範囲第１項に記載の
ダイス。 - （３）アルミニウム、ケイ素及びカリウムの合計量が０
．００５〜０．７５重蓋％である特許請求の範囲第２項
に記載のダイス。 - （４） ドープモリブデン合金は長大結晶を有する。 特許請求の範囲第１項乃至第３項に記載のダイス。
- （５）長大結晶は、押出し又は引抜き方向に対し １− て、垂直に形成されている特許請求の範囲第１項乃至第
４項に記載のダイス。 - （６）長大結晶は、板状である。特許請求の範囲第１項
乃至第５項に記載のダイス。 - （７） 長大結晶は、結晶の最大の長さ四）と結晶の最
小の幅（ト）との比（Ｌ／Ｗ）が５以上である。 特許請求の範囲第１項乃至第６項に記載のダイス。 - （８） アルミニウム、ケイ素及びカリウムから選ばれ
た一種又は二種以上を含有したドープモリブデン焼結体
を８５％以上の減面加工した後、再結晶温度より１００
℃高い温度から２２００℃までの温度範囲にて加熱処理
したことを特徴とするダイスの製造方法。 - （９）減面加工は、ダイスの孔を押しつぶす方向に熱間
鍛造がなされた特許請求の範囲第８項に記載のダイスの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17916983A JPS6075545A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | ダイス及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17916983A JPS6075545A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | ダイス及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6075545A true JPS6075545A (ja) | 1985-04-27 |
Family
ID=16061141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17916983A Pending JPS6075545A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | ダイス及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6075545A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005028692A1 (de) * | 2003-09-19 | 2005-03-31 | Plansee Se | Ods-molybdän-silizium-bor-legierung |
| CN100335671C (zh) * | 2003-10-02 | 2007-09-05 | W.C.贺利氏两合有限公司 | 通过反向的流动挤压冷成型钼的方法 |
| CN105112755A (zh) * | 2015-09-21 | 2015-12-02 | 上海西普瀚芯电子科技有限公司 | 一种高温钼合金及其制备方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5980745A (ja) * | 1982-10-31 | 1984-05-10 | Toho Kinzoku Kk | モリブデン基合金 |
| JPS6026621A (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-09 | Toho Kinzoku Kk | 耐熱性モリブデン材の製法 |
| JPS6033335A (ja) * | 1983-07-30 | 1985-02-20 | Toho Kinzoku Kk | 耐熱性モリブデン材 |
| JPS6046345A (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-13 | Tokyo Tungsten Co Ltd | モリブデン板及びその製造方法 |
-
1983
- 1983-09-29 JP JP17916983A patent/JPS6075545A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5980745A (ja) * | 1982-10-31 | 1984-05-10 | Toho Kinzoku Kk | モリブデン基合金 |
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| JPS6033335A (ja) * | 1983-07-30 | 1985-02-20 | Toho Kinzoku Kk | 耐熱性モリブデン材 |
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| WO2005028692A1 (de) * | 2003-09-19 | 2005-03-31 | Plansee Se | Ods-molybdän-silizium-bor-legierung |
| US7806995B2 (en) | 2003-09-19 | 2010-10-05 | Plansee Se | ODS molybdenum-silicon-boron alloy |
| CN100335671C (zh) * | 2003-10-02 | 2007-09-05 | W.C.贺利氏两合有限公司 | 通过反向的流动挤压冷成型钼的方法 |
| CN105112755A (zh) * | 2015-09-21 | 2015-12-02 | 上海西普瀚芯电子科技有限公司 | 一种高温钼合金及其制备方法 |
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