JPS61257612A - 調理機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は調理機に係り、果実などの被調理材料を螺旋状
の回転体により切削、圧搾してジュース加工を行う調理
機において、回転体を回転自在に挿入する！ｉｌ理機ケ
ースに関する。

（従来の技術） 従来のこの種調理機は例えば特開昭５６−１０２２１７
号公報に記載されているように、調理機ケースの投入口
から投入された被調理材料を螺旋状の回転体で切削する
とともに圧搾し、被調理材料を先端側に移送しＳジュー
スを調理機ケースの下面に開口したジュース流出開口か
ら流出させるとともにケースの先端側周面に開口したか
ず排出口からかすを排出するようにした構造が採られて
いる。

（発明が解決しようとする問題点） 上記従来の調理機の構造では被調理材料の送りを速くす
ると、かす排出口からかすの放出が速くなり、搾り効率
が低下し、また被ｗ４理材料の送りを遅くすると、投入
口から果汁分が浴出することが生じ、被調理材料の速い
投入ができず、調理能率が低い問題を有していた。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、螺旋状の回
転体を回転自在に軸架した調理機ケースの内面に環状の
リブを形成し、被調理材料の送りを良好にして被調理材
料の投入を速くできるようにし、かつ搾り効率を向上さ
せることのできる調理機を提供するものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明の調理機はへ投入口を基端側に開口するとともに
下面にフィルタを設けたジュース流出開口を形成しかつ
先端部にかす排出口を形成し内面を略円筒状に形成した
調理機ケースと、このケース内に回転自在に軸架され前
記投入口から投入された被調理材料を切削、圧搾しなが
ら先端側に移送させジュースを前記流出開口から流出さ
ゼるとともにかす分をかす排出口から排出させる螺旋状
の回転体とを具備した調理機において、前記ケース内面
に前記回転体の外周との間に小間隙を保持して環状のリ
ブを回転体の回転力向に突出形成したことを特徴とした
ものである。

（作用） 本発明の調理機は、回転体１５をケース内で回転させ、
この状態で被調理材料を投入口から投入し、押棒で押圧
すると、被調理材料は回転体とケースの内周面との間で
切削、粉砕されながらケースの先端側に移送され、この
移送途中にて液分が抽出され、搾られた液分はフィルタ
を通過し、基体のジュース容器受台２上の容器内に滴下
される。

そしてかす分はケースのかす排出口からケースの外方に
排出される。このかす分がかす紡出口から排出する前に
粉砕圧搾された被調理材料が搾られながらケースの先端
側に移送されると、リブの部分にて大きな塊状となって
送り込まれた被調理材料はさらに圧搾されることになり
、かす排出口から排出されるかす分は液分を殆んど搾出
した状態で排出される。

また被調理材料が詰っていない状態で比較的細かく粉砕
され回転体の外周に耐着してケースの内面と離間してい
る被調理材料は、リブと回転体の外周との間の少許の間
隙における摩擦で送り込みが促進される。

（実施例） 次に本発明の一実施例の構成を図面について説明する。

１は調理様基体で、内部には図示しない電動機とこの電
動機の連結された減速歯車伝導機構が設けられており、
この基体１の下部−側にジュース容器受台２が設けられ
ている。

次に３は調理機ケースで、このケース３の内径は先端側
に向って漸次縮径された略円筒形状に合成樹脂にて成形
され、このケース３は軸方向を水平状にして基部側は開
口され前記基体１の一側に図示しないクランプ機構によ
ってＩＩ説自在に取着されるようになっている。このケ
ース３の基端側の上面には筒状の被調理材料投入口４が
形成され、この投入口４の上端開口部５から被１ｉｌｌ
Ｉ！材料を押圧する押棒が挿脱自在に嵌挿されている。

次に前記ケース３の内周面下部に基端側から先端部にジ
ュース流出開口６が形成され、このジュース流出開口６
には多数の小孔７を有する弧状の板状フィルタ８が着脱
自在に配設され、このフィルタ８の内面はケース３の内
面と略同−面を形成している。

またケース３の先端中心部には軸受凹部９が形成され、
この軸受凹部９に金属または合成樹脂にて成形された軸
受１０／Ｊｉ嵌合固着されている。

さらに前記ケース３の基端側開口部は着脱自在に螺合さ
れる蓋体１１にて開閉自在に閉塞され、この蓋体１１の
内面中心部には軸支孔１２が形成され、この軸支孔１２
には金属または合成樹脂にて成形した軸受１３が嵌合固
着されている。そしてこの蓋体１１が前記基体１に図示
しないクランプ手段によって着脱自在に取着される。

またこのケース３の先端側他側面にはかす排出口１４が
開口されている。

次に１５は螺旋状の回転体で、この回転体１５は先端側
に向って拡径した円柱状に形成され、この回転体１５を
貫通した回転軸１６は回転体１５の両端に突出され、こ
の回転軸１６の両端は前記軸受１０．１３に回転自在に
軸架され、この回転軸１６の基端には前記ケース３内に
設けた歯車伝導機構（図示せず）の出力軸に係脱自在に
結合されるカップリング部１７が形成されている。そし
てこの回転体１５の中心はケース３の略円筒状の内面の
中心と略一致するようになっている。

またこの回転体１５の外周には螺旋状の切削刃部１８と
圧搾部１９とが連続的に形成され、この切削刃部１８は
前記ケース３の投入口４に位置されており、この回転体
１５の切削刃部１８と圧搾部１９の螺旋状の谷部と山部
との径差およびピッチ間隔は先端側に向って小さくなっ
ており、この回転体１５の一方方向の回転で被調理材料
は先端側に切削粉砕されながら先端側に移送されるよう
になっている。

またこの螺旋状の切削刃部１８と圧搾部１９の山部の外
径とケース３の内周との間隙は一定の小間隙１１に保持
されている。

そして前記ケース３の内周面にはケース３の先端側のか
す排出口１４の近傍で基端側に回転体１５の螺旋状圧搾
部１９の進行方向に対向して前記回転体１５の回転方向
に略環状のリブ２０がジュース流出開口６の部分を除い
て形成されており、このリブ２０と前記回転体１５の螺
旋状の圧搾部１９の山部の外径との間の小間隙１２が前
記圧搾部１９の山部の外径との間の小間隙１１より小さ
くなっている。

次のこの実施例の作用について説明する。

調理機ケース３の基端開口部から回転体１５を挿入して
蓋体１１を螺合し開口部を閉塞すると、回転体１５の回
転軸１６は軸受１０．１３に軸架され、回転軸１６の一
端は蓋体１１から突出される。この状態で蓋体１１を基
体１に取着すると回転軸１６のカップリング部１７は基
体１の電動機に連動する歯車伝導機構の出力軸のカップ
リング部（図示せず）に結合される。

このようにして図示しないスイッチ操作で電動機を駆動
すると回転体１５が回転される。この状態で被調理材料
を投入口４から投入し、押棒で押圧すると、被調理材料
は回転体１５の切削刃部１８とケース３の内周面との間
で切削粉砕されながらケース３の先端側に移送′され、
引続き圧搾部１９で粉砕圧搾され、液分が抽出され、搾
られた液分はフィルタ８の小孔７を通過し、基体１のジ
ュース容器受台２上に容器内に滴下される。そしてかす
分はケース３のかず排出口１４からケース３の外方に排
出される。このかす分がかす排出口１４から排出する前
に粉砕圧搾された被調理材□料が搾られながらケース３
の先端側に移送される際、リブ２０の部分にて大きな塊
状となって送り込まれた被調理材料はさらに圧搾される
ことになり、かす排出口１４から排出されるかす分は液
分を呻んど搾出した状態で排出される。

または被調理材料が詰っていない状態で比較的細かく粉
砕され回転体１５の外周に耐着してケース３の内面と離
間している被調理材料は、リブ２０と回転体１５の外周
との間の少許の間隙における摩擦で送り込みが促進され
る。

なお調理後はケース３を基体１から外して蓋体１１を開
き、回転体１５をケース３から抜き出して洗浄する。

なおリブ２０はケース３の先端側でかつかす排出口１４
より基端側に形成すれば、排出されるかす分は殆んど液
分を搾られた状態でより搾り効率を高めることができる
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、螺旋状の回転体を挿入したケース内に
回転体の外周との間に小間隙を保持して環状のリブを回
転体の回転方向に突出形成したので、被調理材料の送り
込み速度を速くしても大きな塊状の被調理材料はリブの
部分で再び圧搾されて液分は搾り出され、搾り効率を高
められ、比較的細かく回転体に剛着した被調理材料はリ
ブの部分で生ずる摩擦で積極的に送り込むことができ、
投入口からの被調理材料の入り込みを良好にし、投入口
からの浴出を防止でき、効率よくジュースｗＪ１！！！
ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す一部を切欠いた正面図
、第２図は同上ケースの縦断側面図、第３図は同上一部
の拡大縦断側面図、第４図は同上一部の拡大縦断正面図
である。 ３・・ケース、４・・投入口、６・・ジュース流出開口
、８・・フィルタ、１４・・かす排出口、１５・・回転
体、２０・・リブ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）投入口を基端側に開口するとともに下面にフィル
   タを設けたジュース流出開口を形成しかつ先端部にかす
   排出口を形成し内面を略円筒状に形成した調理機ケース
   と、このケース内に回転自在に軸架され前記投入口から
   投入された被調理材料を切削、圧搾しながら先端側に移
   送させジュースを前記流出開口から流出させるとともに
   かす分をかす排出口から排出させる螺旋状の回転体とを
   具備し、 前記ケース内面に前記回転体の外周との間に小間隙を保
   持して環状のリブを回転体の回転方向に突出形成したこ
   とを特徴とする調理機。
2. （２）環状のリブをケースの先端側でかつかす排出口よ
   り基端側に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の調理機。