JPS5926910Y2 - 調理機 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばジューサ等の調理機の改良に関する。

例えばジューサとして、内面４略筒状に形成した調理機
本体金水平に設置し、この本体先端部底面にジュース流
出口を設けるとともにこの流出口にフィルタ金取付け、
上記本体内部に螺旋状の圧搾部および切削刃４有する回
転体金設け、この回転体音回転させながら投入口より被
調理材料を投入し押棒により回転体の回転刃に押付は切
削粉砕しこれ金回転体の回転により更に細かく粉砕し本
体内壁との間に圧搾して果汁と絞りかすとに分離しつつ
先端方向へ移送し、果汁金フィルタ金介して抽出すると
ともに絞りカス金本体の先端部に設けた排出口４介して
外部に排出するものが考えられている。

しかし、このようなジューサにあっては１回転体り圧搾
部において、本体の内壁のみならずフィルターの内面と
の間にも粉砕された材料乞圧搾しつつ先端側へ送る構造
であるため、フィルターに目づ１りが生じやすく、その
結果絞りかすと果汁との分離が効率よく行えず、更には
、フィルターの目づ１りは材料７５ＤＪｈ孔の深い位置
に１でくい込んで生じているためその洗浄も容易でない
欠点があった。

本考案は以上の点に鑑みなされたものであり。

フィルター〇目づオりを有効に防止し、絞りかすと果汁
との分離金効率よく行うとともに、フィルターの洗浄も
容易とした調理機本体内するものである。

次に本考案の一実施例の構成４第１図ないし第３図に基
づいて説明する。

１は調理機基体で、内部には電動機収容部２と、この電
動機収容部２の上部に位置する伝導機構収容部３が形成
されている。

またこの基体１の伝導機構収容部３の一側段部にて調理
機本体４の支持台部５が形威され、さらに前記電動機収
容部２の一側段部の上面にてジュース容器むよびかす受
容器載置台部６が形成されている。

前記基体１の電動機収納部２に固着された電動機Ｉの回
転軸は伝導機構収容部３に突出され、この回転軸の突出
端にウオームギヤーが取付けられこのウオームギヤーに
噛合するホイールギヤーが前記伝導機構収容部３に設け
られた減速ギヤ・−ケース１１に水平状に軸架されてい
る駆動＠１２に設けられている。

この１駆動軸１２の一端にはカップリング部１３が形成
され、このカップリング部１３に対向して前記基体１の
側壁１４には軸挿通孔１５が形威されている。

次に前記調理機本体４の内径は先端開口部１６に向って
漸次径小となろ略円筒形状に合成樹脂にて成形され、こ
の本体４は軸方向４水平状にして基部は前記本体４の支
持台部５に支持されるようになっている。

この本体４の基端側の前記支持台部５に支持される部分
の上面には筒状の被調理材料投入口１７が形成され、こ
の投入口１７の上端開口部から被調理材料金押圧する押
棒１７ａが進退自在に挿通されている。

昔たこの本体１の前記支持台部５から突出される他端側
下面にはシュス流出口２０が開口され、このジュース流
出口２０の両側に位置する本体４の内面には一対のリブ
体１８が突設され、このリブ体１８と上記ジュース流出
口２０の開口縁部とで段状のフィルター取付は部１９金
形威している。

そして、このジュース流出口２０には、その両側乞上記
取付は部１９に支持され、本体４の内周面と同一面に円
弧状に形成され多数の／」′−ｆＬヲ有してなる板状の
フィルター２１が着脱自在に固定されている。

ここにおいて、上記リブ体１８はフィルター２１の内面
位置よりも内方に高く位置するよう形威すれている。

さらにこの本体４の先端側の上部後側に内面に対し略接
線方向に突出したかず排出口２２が形威され、このかす
排出口２２は前記フィルタ−２１金通過した搾りかす金
排出するように前記ジュース流出口２０から本体４の円
周方向の略中間に位置されている。

渣た本体４の先端部１６の内面中心部には軸受凹部２５
が形成され、この軸受凹部２５には金属または合成樹脂
にて成形した軸受２６が嵌合固着されている。

また前記基体１の側壁１４の軸挿通孔１５には筒状の軸
受部２８が一体に突出され、この軸受部２８に金属せた
は合成樹脂にて成形された軸受２９が嵌合固着されてい
る。

次に３３は回転体で、この回転体３３に貫通して両端に
突出した回転＠３４は前記軸受２６゜２９１＝＝回転自
在に軸架され、この回転軸３４の基端には前記本体４の
軸受部２８から突出され前記駆動軸１２のカップリング
部１３に係脱自在に係合されるカップリング部３５が形
威されている。

そしてこの回転体３３の中心は前記本体４の略円筒状の
内面の中心と略一致するようになっている５゜この回転
体３３の外周には螺旋状の切削刃部３６ど圧搾部３７と
が形成されている。

この切削刃部３６は前記本体４の投入口１７に位置され
ており、この切削刃部３６と投入口１７の本体４の開口
縁部３８とにて投入口１Ｔから投入された被調理材料は
切削されるように刃面３９は先端側に向って形威すれて
いる。

そして切削刃部３６間の凹部４０の径は大きな径差金も
って先端側に向って径太となっている。

斗たこの回転体３３の圧搾部３γは前記螺旋状の切削刃
部３６に連続する螺旋状翼部４１金有し、一方方向の回
転で被調理材料は先端側に移送されるようになっており
この螺旋状翼部４１間の凹部４２は先端側に向って漸次
径差４もって径太となっており、この凹部４２と本体４
の内面およびフィルター２１の内面との間隙ｌは徐々に
小さくなっている。

またこの螺旋状の切削刃部３６と翼部４１の外径は前記
本体４の内径に合せて漸次先端に向って径小となってお
り。

そのピッチは先端に向は漸次狭くなっている。

捷た５９は前記基体１の載置台部６上に前記本体４のジ
ュース流出口２０の下方に位置して載置されるジュース
容器である。

さらに６０は前記基体１の載置台部６上にシュス容器５
９に隣接して載置されるかす受容器で、このかす受容器
６０の上端は前記本体４のかず排出口２２に臨捷せて開
口されている。

斗た前記本体４の下面にはゴムなどの複数の支持脚６１
が形威すれ、この少くとも一つの支持脚６１は前記支持
台部５より外側に位置している。

次にこの調理機の使用方法について説明する。

スイッチ４オンし電動機７乞駆動すると、ウオームギヤ
、ウオームホイール４介して駆動軸１２は大略毎分２０
０乃至３００回転に減速回転される。

この駆動＠１２にカップリング部１３．３５の係合合弁
して回転される回転＠３４が回転され、回転体３３は回
転される。

この状態で被調理材料投入口１７から被調理材料金投入
し、押棒１７ａにて押動すると材料は回転体３３の切削
刃部３６と投入口１７の開口縁部３８にて切削されなが
ら螺旋状の切削刃部３６にて回転体３３の先端側に移送
される。

そして切削された材料は螺旋状の切削刃部３６に連続す
る螺旋翼部４１乞有する圧搾部３７に送り込まれる。

この圧搾部３７は螺旋翼部４１の凹部４２間は漸次狂犬
に形成され、本体４の内面と凹部４２との間で更に材料
は順次粉砕圧搾され、抽出された液分は下部のジュース
流出口２０にフィルタ２１の小孔金通過して流出され、
ジュース容器５９に滴下される。

ここにおいて、フィルター２１に対し回転体３３の回転
方向上流側に位置するリブ体１８はフィルター２１の内
面より内方に高く位置しているため、粉砕された材料の
ジュース流出口２０へ向けた移動はその手前位置で上記
リブ体１８に妨げられ、直接フィルター２１に触れろこ
とが防止されつつ本体４内金先端側に向って移送される
。

そして、繊維分の搾りかす分は排出口２２からかす受容
器６０に排出される。

なお１本実施例にあっては、ジュース流出口の両側にリ
プ体１８金設けたもの４示したが、これに限らず１例え
ば第４図に示す如く、リブ体を用いず本体４の流出口２
０の両側端部を切欠いてフィルター取付は部１９金段状
に形威し、これにフィルター２１金取付けるとともに、
流出口２０に対し回転体３３０回転方向上流側に位置し
て本体４に内方へ向けたリプ体１８金突設する形状とし
てもよい。

以上の如く、本考案によれば、本体のジュース流出口に
取付けたフィルターに対し回転体の回転方向上流側に位
置して本体の内面にフィルターの内面より内方に高く位
置してなるリプ体金設けることにより”１回転体と本体
との間で粉砕圧搾しつつ本体内金先端へ向は移送される
材料の上記フィルターに向けた移動が、上記リブ体をも
ってフィルターの手前で阻止されることとなり、その結
果フィルターに材料およびその絞りかすが直接触れるこ
とが有効に防止され、フィルターに材料等の圧力が加わ
らず目づ捷り４生ぜず、果汁の分離も無理なく行うこと
ができ、更にフィルターの洗浄も容易に行うことが可能
な調理損金提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の調理機の一実施例の側断面図、第２図
はその一部切欠いた正面図、第３図はその要部の断面図
、第４図は他の実施例の要部金石す説明図である。 ４・・・・・・調理機本体、１７・・・・・・投入口、
１８・川・・リブ体、２０・・・・・・ジュース流出口
、２１・・・・・・フィルター ２１ａ・・・・・・抽
出孔、２２・・・・・・排出口。 ３３・・・・・・回転体、３７・・・・・・圧搾部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 投入口金基端側に開口するとともにジュース流入口金先
   端側下面に形成しかつ先端部にかす排出口金形成し内面
   金時円筒形状に形成して軸方内金水平状にして設けられ
   た調理機本体と、前記調理機本体内に少なぐとも前記ジ
   ュース流出口部に回転自在に配設される螺旋状の圧搾部
   ４有する回転体と、上記本体のジュース流出口に取付け
   られたフィルターと、このフィルターに対し上記回転体
   の回転方向上流側に位置して上記本体の内面に形成すれ
   フィルターの内面より内方に高く位置してなるリブ体と
   金備えたこと金特徴とする調理機。