JPS5926909Y2 - 調理機 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばジューサの如き被調理材料の果汁金抽出
する調理機の改良に関する。

従来、ジューサとして、内部金時円筒状に形成した調理
機本体金水平に設置し、この本体内部に螺線状のスパイ
ラル突部定設けてなる圧搾部および切削部４有する回転
体全装着し１回転体金回転でせながら本体の投入口から
投入された被調理材料金回転体の切削部にて順次細かく
粉砕、これ金回転体の回転により更に細かく粉砕しつつ
圧搾部にて本体内壁との間に圧搾して果汁と絞りかすと
金分離しつつ先方に移送し、果汁を抽出するものが提案
されている。

しかし、このようなジューサにあっては、多くの果汁４
絞るため、本体の内壁と回転体との間隙４基端側から先
端へ向は漸次狭くして絞りかすに果汁４残さないような
構造金採用しているが、この間隙金狭く採りすぎると、
圧縮粉砕された材料がスムーズに先端側へ送られなくな
り、圧搾部にて排出口から排出しきれない絞りかすが溜
１す。

これ金原因として本体に異常圧力が加わり破損のおそれ
が生ずる欠点があった。

本考案はこのような点に鑑みなされたものであり、粉砕
圧搾され回転体により本体内を先端に向は移送される材
料金圧搾し果汁を十分に抽出できるとともに、その絞り
かすが本体内部に溜ることなくこれ金原因とした異常圧
力の発生音有効に防止した調理根音提供するものである
。

次に本考案の一実施例の構成を図面について説明する。

１は調理様基体で、内部には電動機収容部２と、この電
動機収容部２の上部に位置する伝導機構収容部３が形成
されている。

捷たこの基体１の伝導機構収容部３の一側段部にて調理
機本体４の支持台部５が形成され、さらに前記電動機収
容部２の一側段部の上面にてジュース容器釦よびかす受
容器載置台部６が形成されている。

前記基体１の電動機収納部２に固着された電動機７の回
転軸は伝導機構収容部３に突出σれ、この回転軸の突出
端にウオームギヤーが取付けられ、このウオームギヤー
に噛合するホイールギヤーが前記伝導機構収容部３に設
けられた減速ギヤーケース１１に水平状に軸架されてい
る駆動軸１２に設けられている。

この駆動軸１２の一端にはカッ７” Ｉ）ング部１３が
形威すれ、このカップリング部１３に対向して前記基体
１の側壁１４には軸挿通孔１５が形威されている。

次に前記調理機本体４の内径は先端部１６に向って漸次
径小となる略円筒形状に合成樹脂にて成形され、この本
体４は軸方向を水平状にして基部は前記本体４の支持台
部５に支持でれるようになっている。

この本体４の基端側の前記支持台部５に支持される部分
の上面には筒状の被調理材料投入口１Ｔが形成すれ、こ
の投入口１７の上端開口部１８から被調理材料４押圧す
る押棒１９が進退自在に挿通されている。

捷たこの本体４の前記支持台部５から突出される他端側
下面にはジュース流出口２０が開口され、このジュース
流出口２０には多数の小孔金形成した板状のフィルター
２１が着脱自在に本体４の内周面に沿って内周面と同一
面に円弧状に設けられている。

さらにこの本体４の先端側の上部後側に内面に対し２略
接線方向に突出したかず排出口２２が形威され、このか
す排出口２２は前記フイ・ルター２１金通過ｊ−た絞り
かす金排出するように前記ジュース流出口２０から本体
４の円周方向の略中間に位置されている。

また本体４の先端部１６の内面中心部には軸受凹部２５
が形威され、この軸受凹部２５には金属筐たは合成樹脂
にて成形した軸受２６が嵌合固着されている。

また前記基体１の側壁１４の軸挿通孔１５には筒状の軸
受部２８が一体に突出され、この軸受部２８に金属捷た
は合成樹脂にて成形された軸受２９が嵌合固着されてい
る。

次に３３は回転体で、この回転体３３に貫通して両端に
突出した回転！１８３４は前記軸受２６゜２９に回転自
在に軸架され、この回転＠３４０基端には前記本体４の
軸受部２８から突出され前記駆動Ｎ１２のカップリング
部１３に係脱自在に係合されるカップリング部３５が形
威されている。

そしてこの回転体３３の中心は前記本体４の略円筒状の
内面の中心と略一致するようになっている。

この回転体３３の外周には上記投入口１７に面する部分
が切削刃３６ａ金もってなるスパイラル突部３６が基端
側から先端側に螺線状に配設され、このスパイラル突部
３６に挾すれ上記ジュース流出口２０に面する溝面４２
金用いて圧搾部３７が形成されている。

そして上記切削刃３６ａと投入口１７の本体４の開口縁
部３８とにて投入口１７から投入された被調理材料は切
削されるように刃面３９は先端側に向って形威されてい
る。

そして切削刃３６ａ間の溝面４０の径は大きな径差乞も
って先端側に向って径大となっている。

またこの回転体３３の圧搾部３７においては刃面３９金
有しないスパイラル突部３６が連続し、一方方向の回転
で被調理材料は先端側に移送されるようになっておりこ
のスパイラル突部３６間の溝面４２Ｕ先端側に向って漸
次径差１４って径大となっており、この溝面４２と本体
４の内面およびフィルター２１の内面との間隙ｌは除々
に小さくなっている。

ここにおいて、この間隙ｌば、溝面４２における排出口
２３の手前近傍位置、すなわち基端側近傍位置のわずか
な範囲の溝面４２ａで狭く形成され、溝面４２の残りの
範囲および溝面４０ではその間隙ｌに余裕金もたせて形
成されている。

１だ、スパイラル突部３６の外径は前記本体４の内径に
合せて漸次先端に向って径小となっておりそのピッチは
先端に向けて漸次狭くなっている。

昔た５９は前記基体１の載置台部６上に前記本体４のジ
ュース流出口２０の下方に位置して載置されるジュース
容器で６る。

さらに６０は前記基体１の載置台部６上にジュース容器
５９に隣接して載置されるかす受容器で、このかす受容
器６０の上端は前記本体４のかず排出口２２に臨１せて
開口σれている。

また前記本体４の下面にはゴムなどの複数の支持脚６１
が形威すれ、この少くとも一つの支持脚６１は前記支持
台部５より外側に位置している。

次にこの調理機の使用方法について説明する。

寸ず、スイッチ金オンし電動機７金駆動すると、ウオー
ムギヤ、ウオームホイール４介して駆動軸１２は大略毎
分２００乃至３００回転に減速回転される。

この駆動軸１２にカップリング部１３゜３５の係合４介
して回転される回転軸３４が回転され１回転体３３は回
動される。

この状態で被調理材料投入口１７から被調理材料金投入
し、押棒１９にて押動すると材料は回転体３３の切削刃
３６ａと投入口１７の開口縁部３８にて切削されながら
螺旋状のスパイラル突部３６にて回転体３３の先端側に
移送される。

そして切削された材料は切削刃３６ａに連続する圧搾部
３７に送り込！れる。

この圧搾部３７はスパイラル突部３６の溝面４２間が漸
次径太に形成すれているため、本体４の内面と溝面４２
との間で材料は順次粉砕圧搾され液分を抽出されこのよ
うにして抽出された液分は下部のジュース流出口２０に
フィルタ２１の小孔金通過して流出され、ジュース容器
５９に滴下される。

ここにおいて、排出口２２の手前近傍に位置するわずか
な範囲の溝面４２ａを除き溝面４２，４０と本体４の内
壁との間隙に余裕金もたせたものであるため上記溝面４
２ａの手前昔で材料は粉砕圧搾されつつスムーズに移送
され、絞りかすに含唸れる残りの果汁は溝面４２ａにお
いて本体４との間で十分に抽出される。

その後、繊維分の絞りかす分は排出口２２からかす受容
器６０に排出される。

ここにおいて、本体４の内面１での間隙が狭い部分は溝
面４２ａのわずかの範囲であるので、この部分で絞りか
すが滞ることがなく絞りかすは排出口２２より順次スム
ーズに排出され、捷だ、果汁と絞りかすの分離も迅速に
行なわれる。

以上の如く本考案によれば、回転体の圧搾部における排
出口の基端側近傍の狭い範囲において本体の内面との間
隙４他の圧搾部箇所に比し狭く形成することにより、切
削圧搾されつつ本体内部音先端に向は移送される材料か
ら十分に果汁金抽出することができるとともに、本体の
内部に絞りかすが滞ること金防止し、これ金原因とした
異常圧力の発生を抑制することの可能な調理根音得るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る調理機の一実施例の側面断面図、
第２図はその一部切欠いた正面図、第３図はその要部の
拡大図である。 ４・・・・・・・調理機本体、１７・・・・・・投入口
、２０・・・・・・ジュース流出口、２２・・・・・・
排出口、３３・・・・・・回転体、３６・・・・・・ス
パイラル突部、３７・・・・・・圧搾部、４２．４２ａ
・・・・・・溝面。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 投入口金基端側に開口するとともに・イユース流出口金
   先端側下面に形成しかつ先端部はかす排出口わ形成し内
   面４略円筒状に形成して軸方内金水平面内に設けた調理
   機本体と、この本体の内部に回動自在に取付けられスパ
   イラル突部４基端側から先端側にかけて螺線状に配設す
   るとともに上記スパイラル突部に挾１れた上記ジュース
   流出口に面する溝面金圧搾部としこの圧搾部と上記本体
   の内面との間隙を先端に向は順次狭く形成した回転体と
   金具備し、上記回転体の圧搾部における上記排出口の基
   端側近傍の狭い範囲において上記本体の内面との間隙４
   他の圧搾部箇所に比し狭く形成したこと金特徴とする調
   理機。