JPS61256344A - ポリマ−状のゼラチン可塑剤を含むカラ−写真記録材料 - Google Patents

ポリマ−状のゼラチン可塑剤を含むカラ−写真記録材料

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JPS61256344A
JPS61256344A JP61103952A JP10395286A JPS61256344A JP S61256344 A JPS61256344 A JP S61256344A JP 61103952 A JP61103952 A JP 61103952A JP 10395286 A JP10395286 A JP 10395286A JP S61256344 A JPS61256344 A JP S61256344A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオイル形成剤と少くとも一つのゼラチン層のポ
リマー状可塑剤とを含む分散体の形態において少くとも
一つの写真補助物質を含む少くとも一つのゼラチン含有
層を備えたカラー写真記録材料に関する。
ゼラチンは写真において主として感光性ハロケ゛ン化銀
乳剤層及びその他の補助層のだめの親水性層コロイドと
して用いられる物質である。ゼラチン層の物理的性質、
例えば脆性、弾性及び冷時強度は大気の湿気(相対的湿
度)に大きく依存する。
厳しい乾燥は大きい引張応力をもたらし、これは支持体
の変形を引起しうる。トリクレジルセルロースのフィル
ム上に注型されたゼラチン含有写真乳剤は非常に乾燥し
た条件下にそして急激な曲げに伺されるとき破壊する。
破壊は積;脅を通じて伝達し、k”支持体の破壊をもた
らす。それ故ゼラチンの可塑剤を加えることによって、
非常に乾いた条件下にもそのような層の機械的性質を改
善する試みは従来からもなされてきた。
アルコール凍だけグリセロールの如き吸湿性物質はゼラ
チン層用の可塑剤どして知られてbるが、それらは湿潤
手触りを層にJジえ、またはHF&別に低い大気湿度に
おいてさえもゼラチン層の脆弱性を増大させる。それ数
次のものが提案された:ヵルボン酸のアミドまたは各種
コポリマー、特にアクリル酸エステル、アクリロニトリ
ルまたはアクリルアミドのコポリマー。しかしこれらの
生成物はすべて種々の欠点を有する。
主な欠点の一つは、これらの物質、特に低分子量の物質
が操作過程で容易に洗い出されて可塑効果を損失するこ
とであり、そしてその他の欠点はこれらの添加物が層の
嫌りを引起しそれによって写真の性質を損なうことであ
る。後者の欠点は特に分子量のより高い水不溶性の柔軟
化剤にも当てはまる。
アニオンまたはカチオン基をポリウレタン鎖の中に含む
高分子竜のポリエーテル及びポリエステルポリウレタン
はゼラチンのだめの可塑剤としていくらかの重要性を獲
得した。しかしアニオン性ポリウレタンは限定された重
要度を有するに過ぎない。水不溶性のポリアクリル酸エ
ステル及びそれらの水不溶性コポリマーのポリマーラテ
ックスは共に高価ではなく且つ引張シ応力を低減しそし
て乾いた大気条件下に層が巻き上がる傾向を排除するの
に極めて効果的であることが実証された。
そのようなポリマーの重要な特質はそれらの化学的組成
よりもそれらの7g値(ガラス転移点)にあるのであっ
てそれは−20℃よりもできるだけ低くあるべきである
。ポリエチルアクリレート及び、l IJグチルアクリ
レ−1・はとの類の特に適当な代表例である。それらは
他のコモノマ〜を含むこともできる。
写真記録材料は水溶性カラーカプラー及び/またはその
他の写真的に活性な物質を分散形態で含みうるバインダ
ー層を備え、その中で分散相はオイル形成剤とカラーカ
プラーとの混合物から成っている。オイル形成剤は高沸
点溶剤であって、その中に溶けた物質の結晶化を防止ま
たは困難ならしめるものである。殆どのオイル形成剤は
合成樹脂に対して可塑化効果を有する。それらの多くは
燐酸エステル、フタル酸エステルまたは脂肪酸アミドか
ら成る。
可塑化効果を有するポリマーラテックスを、特にカラー
カプラーの如き写真的に活性な化合物をオイル形成剤含
有分散体形態で含むバインダー層中に使用することは、
屡々不利であることが見出 。
される。可塑剤の粒子は、親水性バインダー相及びオイ
ル形成剤粒子により形成される疎水性相に加えて第三の
相を構成する。熱帯性条件下に貯蔵されるとき、これら
の柔軟化剤の粒子は徐々にオイル形成剤含有分散体の粒
子からオイル形成剤を引き出し、その結果これら分散体
はオイル形成剤を減耗するに至る。溶解している写真的
活性物質の凝集及び結晶化は、避けることのできない結
果として、粒度の増大、溶解している写真的活性物質例
えばカラーカプラーの反応性の低下及び染料分散の増大
に基づく鮮鋭度の損失に結びつく。それと同時に、オイ
ル形成剤はポリマーラテックスから成る可塑剤粒子の中
に蓄積しそれによって可塑剤の粒子は凝集しそして互い
に付着する。この望ましくない効果は、用いられる可塑
剤が65℃以上のガラス転移温度Tgを有するポリマー
のラテックスであるときには起らない、しかしその場。
合柔軟化効果は完全に満足すべきものではない。
本発明の目的はカラー写真記録材料中で用いるための軟
かいラテックスポリマーに基づく可塑剤を提供すること
であり、その中でポリマーラテックスは、可塑化効果を
損失することなしに、上記した欠点例えば写真的に活性
な物質の凝集及び結晶化及びその結果としての写真成績
の悪化及び可塑剤粒子の粘着が起らないように、変性さ
れている。
本発明は、オイル形成剤と少くとも一つのゼラチン用可
塑剤とを含む分散体の形態において少くとも一つの写真
補助物質を含有する少くとも一つのゼラチン含有バイン
ダー層を備えたカラー写真記録材料であって、バインダ
ー層は、ゼラチン用の柔軟化剤として、分散粒子が80
〜95重量%の軟質の芯と5〜20重量%の硬質の殻と
から成るポリマーラテックスを含有していることを特徴
とする記録材料に関する。
ポリマーはそのガラス転移温度(Try−値)に基づい
て硬質または軟質に分類される。ガラス転移点温度は示
差走査熱量計によって検定される(G、F、ミラー、ア
ゲライド・ポリマー・シンポジ7 (: G、 F、 
MILLER,Applied PolymerSym
posia)Na、10 、 (1969) 、 35
〜72頁〕。本発明の意味において、軟質のポリマーは
特に−10℃以下のガラス転移温度を有するものであり
、−力木発明における硬質のポリマーは特に66℃以上
のガラス転移温度を有するものである。
かくして本発明による可塑剤はいわゆる6芯/殻″ポリ
マーラテツクスであシ、即ち粒子の内部は軟質ポリマー
、以下1芯プリマー″と呼ぶ、から成りそして外殻は硬
質ポリマー、以下6殻、1リマー″と呼ぶ、から成る粒
子の親水性相中の分散体である。
芯/殻ヂリマーは第一段階で適当なモノマーまたはコモ
ノマー混合物から乳化重合によっていわゆる種ラテツク
スを形成し、次いで第二段階で他のモノマーまたはコモ
ノマー混合物を加えて種ラテツクス粒子の上にポリマー
殻を形成させることによってつくられる。得られる粒子
の芯と殻とは用いられたモノマーまたはモノマー混合物
に依存してその組成を異にする。芯と殻との界面帯域に
おいて、組成は急激にまたは連続的に変シうる。
特に、相の界面帯域は芯のポリマー上に殻のだめのモノ
マーがグラフトされたグラフlリフ−を含みうる。別々
につくられた相肖する芯ポリマーと殻ポリマーとのラテ
ックスの混合物とは明らかにその性質を異にするかよう
な芯/′殻ポリマーラテックスの形態及び構造は、r、
r、 ミン(T。
1、MIN)  らによって分析的に調査されそしてツ
ヤ−ナル・オプ・Irリマー・ザイエンス・ケミカル・
エディショア (J、 Polym、 Sci、 Ch
em。
Ed、)21巻、2845〜2861 (1983)に
記載されている。
芯ポリマー及び殻ポリマーは共に重合しうる、オレフィ
ン性不飽和モノマー、例えばα、β−不飽和モノーもし
くはソカルボン酸またはそのエステルもしくはアミド、
またはビニル基を含む化合6例tば塩化ビニル、ビニル
エステνし、ビニルエーテル、ビニル置換された炭素環
及び複素環化合物、塩化ビニリデン、ブタツエン、イソ
プレン、アクリロニトリル及びメタクリロニトリルのポ
リマーから成る。
次のものはα、β−不飽和カルボン酸及びその誘導体で
あるニアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、シトラコン酸、エチルアクリレート、メチルメク
クリレート、ブチルアクリレート、アミルアクリレート
、2−エチルヘキシルアクリレ−1・、イソプロピルメ
タクリ1/−ト、ヘキシルメタクリレート、2−ヒドロ
キシエチルアクリレ−)、2−7”)キシエチルアクリ
レート、2−フェノキシエチルアクリレート、シアノエ
チルアクリレート、ツメチルアミノエチルアクリレート
、シクロヘキシルメタクリl/ −ト、ベンジルメタク
リレート、ツメチルアクリルアミド、N−ヒドロキシエ
チルアクリルアミド及びメチレン−ビス−アクリルアミ
ド。
次のものはビニル基を含む化合物の例である:ビニルア
セテート、ビニルグチルエーテル、ビニルラウレート、
スチレン、ビニルトルエン、ソビニルベンゼン、N−ビ
ニルピロリドン及び2−ビニルぎりシン。
本発明による芯/殻ポリマーの軟質芯は既にゼラチン用
の、41Jマー状柔軟化剤として記述した種類のポリマ
ーから成ることができる。この芯の上に硬質ポリマーの
殻をグラフトさせる、即ぢモノマー混合物を用い硬い殻
を形成するまで重合を続ける。殻の形成は適当な粒径測
定器によって調節することができる[:F、p、シーl
/ンソン、T。
F、ギャンプベル、+1プレノ々ラテイゾ・メソツゾ・
オフ・ポリマー・ケミス)・リー″′、第二版、インタ
ー+(エンス・)ぞブリツシャーズ、ニューヨーク (
F、  p、   5orenaon、  T、  ’
M’、  Catnpbell。
” prepara、tive Methods of
 Po1yrn、er Chemi−stry ” 、
 2 t+、cl Edition、 Intersc
iencepublishers、 N、 Y、  )
 ]。
スチレン及びアルギル部分に炭素原子1〜4個を有する
アルキルメタクリレート及び上記モノマーより成るモノ
マー混合物の少くとも55重量蟹が殻を形成するのに特
に適する。
架橋作用を有するモノマー、例えばソビニルベンゼン、
メチレン−ビス−アクリルアミド、トリビニルシクロヘ
キサン、テトラアリルオキシエタン、ブタンソオールソ
アクリレー 1・、メタクリル酸アリルエステル及び同
等物の如き多官能性コモノマーを、殊に殻を形成するだ
めに、用いることもできる。これらの架橋性モノマーは
好まI〜くは5重量にまでの量で用いられる。
コモノマーとして水溶性モノマーもまた、例えば20重
量9Kまでの量で、用いることができる。
それらの例には、N−ビニルピロリドン、適当に置換さ
れたアクリルアミドもしくはメタクリルアミド、N−ビ
ニル−N−メチルアセトアミド、スルホアルキルアクリ
レートもしくはメタクリルアミド、及びスルホアルキル
アルキルアミドもしくはメタクリルアミド例えば2−メ
チル−2−アクリルアミドープロノぐンスルホン酸が含
まれる。
本発明による芯/殻可塑剤ラテックスは非イオン的に及
び/′!!、だはアニオン的に安定化される、即ち粒子
は表面電荷を有しないかまたは陰の表面電荷を有する。
カチオン性コモノマー及びカチオン性湿潤剤及び乳化剤
は本発明によるラテックスの製造及び安定化には適しな
い;なぜならカチオン性ラテックスがアニオン的に安定
化された乳化剤及び乳剤と混合されるとき毛状沈殿が起
るからである。
画像に対して影響を及ぼすモノマーは本発明による柔軟
化剤として芯/殻うテックスの製造に使用するのは適き
4ではない:なぜなら本発明によるラテックスは出来る
だけ普遍的に異なる型の層の柔軟化のために適用されな
ければならないからである。画像に影響するモノマーは
、例えばカラーカプラーモノマー、ホワイトカプラーモ
ノマー、染料モノマー、その他である。
コポリマーのTg−値は、ゴルドンーテイラ−(Gor
don −Taylor )の式、 ジャーナル・オフ
・アプライド・ケミストリー(J、 Appl、 Ch
、ern、、 )2.4.92 (1952)、によっ
て評定17うる。
式  (T g−T A、 )FA+K(T g−T 
B )= Dにおいて、対応するホモポリマーのガラス
転移温度TA及びTBl及びコポリマー中の対応するコ
モノマーの重敏部FA及びIVBが知られるならば特定
コポリマーのガラス転移温度Tgを計算することができ
る。かくして芯または殻を構成するためのモ、ツマ−の
適当な選択を行なうことが可能である。常用のホモポリ
マーのTg−値はブランドラツ7°(J3ra、ndr
up )らニヨリ″ホリマ−・ハンドブック″(’ p
olllmer Handbook”)、インターサイ
エンス・・ぐブリツシャーズ、ライレイ・アンド・サン
ズ、ニューヨーク(Intersciencepubl
ishers、 V’il1gy afLti 5on
s、 New York )1966中に表示されてい
る。
本発明による適当な芯一般可塑剤ラテックスの例を下に
示す(重量%): 合成物1 芯:ポリブチルアクリレート 90蟹 殻:ポリスチレン      10% 水性分散体:20.9重量% (湿潤剤’、  TRITON■ゝ770*)平均粒径
 1103n *) (ローム・アンド・ハース社製品) 合成物2 芯: ポリブチルアクリレート 95%殻: ポリスチ
レン       5%水性分散体:18.8% 湿潤剤:  TRITON■770 合成物6 芯: ポリグチルアクリレ−)  90%殻: ポリメ
チルメタクリレート 10%水性分散体:2D、2% 湿潤剤:  DOWFAX■2,41*)*) (ダウ・ケミカルの製品) 合成物4 芯: ポリブチルアクリレート  90に殻:  スチ
レン9%とソビニルベンゼン1CXとのコポリマー  
      10% 水性分散体:  20.7% 湿潤剤:  DOTI’FAX■2A1合成物5 芯:ポリエチルへキシルアク’)V  t・909i殻
: ポリスチレン  1o% 水性分散体:16.3(X 湿潤剤:  DOWFAX■2,41 合成物6 芯: ポリエチルへキシルアクリレート 80%殻: 
ポリスチレン          20%水性分散体:
 114% 湿潤剤:  DOWFAX■ 2.(1合成物7 芯:  ブチルアクリレート/ヒドロキシエチルアクリ
レ−)(81:9)コポリマー 90に 殻: ブチルメタクリレート       1oに水性
分散体:18.6% 湿潤剤:  DOWFAX■2,41 合成物8 芯: ブチルアクリレート/エチルアクリレート(1:
1)コポリマー      88%殻: ポリメチルメ
タクリレート    12%水性分散体: 193% 湿潤剤:  DOWFAX■2,41 合成物9 芯: ブチルアクリレート/エチルへキシルアクリレー
ト(50:36)コポリマー 869に 殻: スチレン、′ブチルメタクリレート(8:6)コ
ポリマー            14%水性分散体:
18.8% 湿潤剤:  DOIFFAX(の2A1合成物10 芯: ポリブチルアクリレート      92Y。
殻: メチルメタクリレート/′アクリルアミド(7:
1)コポリマー        B 9(。
水性分散体:18.5% 湿潤剤:  DOWFAX■2,41 合成物11 芯= 2リエチルアクリレート  9oπ殻: スチレ
ン/′アクリルアミドメチルグロノヤンスルホン酸(7
:3)コポリマ−10%水性分散体: 193% 湿潤剤:  7) 077” F A X■2A1本発
明による芯/殻ポリマーラテックスは、芯ポリマーと殻
ポリマーと(互いに別々につくられた)が混合物として
存在する混合列?リマーラテックスとは明らかにその性
質を異にする。本発明による芯/殻うテックスによれば
、写真記録材料の安定性、特に熱帯性貯蔵条件下での安
定性における著しい改善が良好な可塑効果と組合わせて
提供され、一方混合ラテックスでは所望の性質改善は得
られない。
ゼラチンを含有するカラー写真記録材料中に用いるとき
、芯ポリマーの軟かい芯の周りに形成された硬い殻が芯
ポリマーの可塑効果を妨害しないであろうとは専門家に
とっても決して予見はでき々い。
本発明の芯/殻ポリマーラテックスは有利には注型直前
の注壓液に、直接添加され、または水性ゼラチンと混合
、例えば1:1乃至1:2の割合で混合した後、添加さ
れる。このようにして、可塑剤も追加のゼラチンも共に
単一操作段階で合体されるととができる。添加されるポ
リマー状可塑剤の量はゼラチン1重量部に対[〜005
〜1、好ましくは0.1〜0,5重量部である。
本発明による合成物の添加によって可塑化されたゼラチ
ンは、常法により他の物質例えば高分子量で水溶性また
は水不溶性の化合物を添加するととにより変性すること
ができる。そのような高分子量で水溶性の化合物の例は
次の通りである:ポリビニルピロリドン、ポリビニルメ
チルエーテル、ホリビニルアルコール、ポリアクリル酸
、ポリメタクリル酸、ポリマレイン酸、ポリスチレンス
ルホン酸、ポリビニルスルホン酸及びこレラ化合物のコ
ポリマー、及び天然産の材料例えばアラビアゴム、デキ
ストラン、レバン及びその他の水溶性ポリサッカライド
可塑剤は、ゼラチンを含む乳剤中でオイル形成剤混合物
の形で常用の水溶性カラーカプラーを含有するカラー写
真乳剤中のカラーカプラーと容易に混合することができ
、この場合二つではなくただ一つの追加的の溶液を要す
るだけである。注型液の乾燥工程でカラーカプラーの毛
状沈殿は起らない。
得られる層はポリマー状可塑剤を含まない同等の層よυ
も脆くなく、そして巻き上がる傾向が少なく、シかも支
持体にしつかり付着する。事実上写真性質に変化はなく
、そして熱帯性条件下の貯蔵中でもカラーの粒度増加が
なく結晶化がなくそして画像の鮮鋭度低下をもたらすべ
き染料の拡散がない。
硬化剤、湿潤剤、スペクトル増感剤または現像促進剤の
如き常用の庄屋用添加剤については何ら変更を必要とし
ない。なぜなら本発明による合成物はこれら添加剤に対
し伺ら影響を及ぼさないからである。本発明による可塑
剤はゼラチンを含有するすべての型の写真層に対して等
して適当である。
6写真層″という語は本書において、写真記録材料のた
めに用いられる一般のすべての層、例えば感光性)・ロ
ケ1ン化銀乳剤層、保護層、フィルタ一層、ハ1/−ジ
ョン防止層、裏打ち層及び一般の任意の写真補助層、を
意味するものと理解されるべきである。
本発明の可塑剤が特に適する感光性乳剤層は、例えばす
べての種類の感光性ノ・ロケ゛ン化銀乳剤に基づく層で
ある。かくして本発明による柔軟化剤は、各種の白黒及
びカラー写真方法例えば陰、陽及び拡散転移法またはプ
リント工程に用いられる記録材料中に使用するのに非常
に適している。本発明による可塑剤はカラー写真方法を
実施するだめに用いられる写真層の組合せ、特にオイル
形成剤を含む乳化剤の形で層中に合体されたカラーカプ
ラーを有する乳剤層を含有する写真記録材料中で使用す
るのが特に有利であることが見出される。
本発明に従って使用されるポリマーの作用は通常の写真
添加剤によって妨害されずそしてこの可塑剤は写真的に
活性な物質例えば水溶性及び乳化された水不溶性カラー
成分、安定剤、増感剤及びその他に対して不活性である
。その上、それらは感光性ハロケ゛ン化銀乳剤に対して
何ら有害な効果を有しない。
乳剤層の感光性成分は、塩化銀、沃化銀、臭化銀、沃化
臭化銀、塩化臭化銀、塩化沃化臭化銀その他の如き任意
の公知ハロケ゛ン化銀であることができる。乳剤は貴金
属化合物、例えばルテニウム、ロジウム、ノぐラジウム
、イリジウム、白金、金及び同類物の化合物例えばアン
モニウムクロロ・ぐラデート、カリウムクロロオーレ−
ト、カリウムクロロノぐラデートまたはカリウムクロロ
オーレートで、化学的に増感されることができる。それ
らはまた硫黄化合物の如き特殊増感剤を含むことができ
る。
乳剤は公知法により、例えば普通のホリメチン染料例エ
バニュートロシアニン、ヘミシアニン、スチリル染料、
オキソノール及び同類物を用いてスペクトル的に増感す
ることができる。この種の増感剤はF 、 M、 ノz
−r −(F、 J/、 Hamer )により1ザ・
シアニン・ダイス・アンド・リレーテッド曹コムパウン
ゾ” (” The Cyanine Dyesand
 relatetl Compounds”) (19
64)中に記載されている。これに関連しては特にクル
マンス・エンチクロRディー・デル・テヒニツシエン・
ヘミ−(ULlmafLs Enzyklopadie
 dertechnischen Chemie )、
 4版、18巻、461頁以降及びリサーチ・ディスク
ローソユア(Re5earch Disclosure
 ) No17643 、セクション■を参照。
乳剤はまた通常のかぶり防止剤及び安定剤を含むことが
できる。アザインデンは特に適当な安定剤であり、殊に
テトラ−及びペンタアザインデン、そして特にヒドロキ
シルまたはアミノ基で置換されたものである。この種の
化合物はツァイトシュリフト・ウイツセンシャフトリッ
ヒ・フォトグラフィー(Z、uFiss、 Photo
、)47+  1952+第2〜27頁のビル(Bir
r )による論文中に記載されている。その他の適当な
安定剤及びかぶシ防止剤は上記リサーチ・ディスクロー
ソユアNo、17645、セクション層中に示されてい
る。
写真記録材料の層は常法により、例えばエポキサイド型
または複素環エチレンイミンもしくはアクリロイル型の
硬化剤を用いて硬化することができる。層はまたドイツ
特許出願公開第2218009号に従う方法によって硬
化して高温処理に適するカラー写真材料をつくることも
できる。更に写真層またはカラー写真多層材料はソアノ
ン、トリアジノまたは1,2−ジヒドロキノリン系の硬
化剤またはビニルスルホン型の硬化剤で硬化することが
できる。その他の適当な硬化剤はドイツ特許出願公開公
報第2439551号、第2225260号及び第23
17672号及び上記リサーチ・ティスフロージュア1
7646、セクションXIに開示されている。
本発明によるカラー写真記録材料は本発明の芯/殻ポリ
マーを−またはそれ以上の層、殊にオイル形成剤を含む
分散体の形態で写真補助物質を含有する層の中に含有す
る。これら補助吻質は、その疎水性特性の故にまたはそ
の他の理由でオイル形成剤中の溶液の形で用いられる常
用の添加剤である。そのような写真補助物質の例は、カ
ラー成分、抗酸化剤、還元剤、UV吸収剤及び光−保護
剤を包含する。
カラー成分は原理的に、適当な処理(現像)によって所
望のスペクトル的及びセンシトメトリック性質を有する
画像染料がそれから生成される任意の型の非拡散性化合
物である。例えば、それらは層中に拡散しない形態で合
体されそして写真現像の過程でそこから拡散しうる画像
染料が放出されて画像受容層へ転移されるところの、い
わゆるカラー生成化合物であることができる。カラー成
分はカラー現像酸化生成物と反応して非拡散性染料を生
成しうる、好ましくは非拡散性のカラーカプラーである
。非拡散性カラーカプラーは好ましくは直接感光性層中
に、またはそれに密接した個所に収容される。
カラー成分そして特にカラーカプラーは一般にハロダン
化銀乳剤°層と連合される、即ちそれらは普通所定のハ
ロケ゛ン化銀乳剤層が感光する光の色に対し補色関係に
おるカラーを与える。しかしながら、赤−感光性ハロダ
ン化銀乳剤層と連合されるカラーカプラーはシアン部分
カラー画像を生成するための非拡散性カラーカプラー、
一般にフエノールまたはα−ナフトール系のカプラーで
ある。
緑−感光性ハロケ゛ン化銀乳剤層と連合されるのはマゼ
ンタ部分カラー画像を生成するための非拡散性カラーカ
プラー、通常5−ぎラゾロン、ピラゾールアゾールまた
はインダシロン系のカプラーであり、一方青一感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層と連合されるのは黄部分カラー画像を
生成するだめの非拡散性カラーカプラー、一般に開鎖ケ
トメチレン基を含むカラーカプラーである。多数のその
ようなカラーカプラーは知られており、そして多くの特
許明細書に記載されている。例えば刊行物6ミツトタイ
ルンケ9ン・アウタ・デン・フォルシュンゲスラボラト
リエン・デル・アゲ7ア(Jfittei−1unge
n aus den Forschungslabor
atorienchtr Agfa ) 、3巻、11
1頁(1961)中のW、ペルッ(F、 pELZ)に
よる1フアルプクプラー”(” Farbkupplt
tr”)、及びに、ベンカタラマン(K、VENKAT
AR,AMAM )の6ザ・ケミストリイ・オグ・シン
セテイツク・ダイズ″(The Chemistry 
of 5ynthetic I)yes ”、4巻、6
41〜387、アカデミツク・プレス(1971)が参
照される。
カラーカプラーは常用の4−当量カプラーまたはカラー
生成のためにより少量のハロケ゛ン化銀を要する2−尚
量カフ0ラーのいずれであることもできる。公知の如く
、2−当量カプラーは4−当量カプラーから誘導され、
カプリング位置はカブリング工程中に分離される置換基
を有している。本発明に従って用いうる2−当量カプラ
ーは、事実上無色のもの及びそれ自身濃い色を有するが
それがカラーカプリングの過程で消失するかまたは生成
画像染料の色で置きかわるものの両者を包含する。本発
明によれば最後に挙げたカプラーは感光性ハロケ°ン化
銀乳剤層中に存在することもでき、そこでそれらは画像
染料の望ましくない側方密度を相殺するマスギングカプ
ラーとして役立ちうる。
2−当量カプラーはまた、カラー現像剤酸化生成物との
反応において染料を生じない白色カプラー、ならびにカ
ラー現像剤酸化生成物との反応において拡散しつる現像
禁止剤として放出される離脱しうる基をカプリング位置
に有する公知のDll’?カグラーをも包含する。これ
らのカプラーは染料を形成しうるけれども主として無色
の生成物を与えるだけである。
所望により、カラーカプラーの混合物を用いることによ
って特定の色調または反応性を得ることができる。例え
ば水溶性カプラーを疎水性の水不溶カプラーと組合せて
用いることができる。
実施例1 本発明による芯/殻うテックスの製造 合成物1. ポリブチルアクリレート90部(芯)及び
ポリスチレン10部(殻)の芯/ 殻うテックス 30%Tr i t on■770溶液3,3v及び水
30〇−を窒素導通下に70℃に加熱した。次に水3〇
d中ナトリウムメタパイサルファイド1Fの溶液、水5
0m1中カリウムバーオキシソサルフェート11及びブ
チルアクリレ−)90Fを同時に2時間内に連続満願し
た。更に2時間70℃で攪拌した後、スチレン102及
び水′50−中カリウム・りmオキシソサルフェート0
,1りを満願しそして攪拌を更に2時間80°Cで続け
た。微細分散したラテックスが得られた。
固形分含量:20.9% 粒径:10371.7+?。
合成物2〜18を同様にして他のモノマーから製造した
合成物7〜11において、芯/殻うテックスの粒径及び
工程に入れた種ラテツクス(芯ラテックス)の粒径を表
1に示す。
表1 合成物 7     67      69〃  9 
   72     77 表1から殻のだめのモノマーまたはモノマー混合物を加
えると存在する種ラテツクスの粒子は成長し続けるが新
しい粒子は何ら形成されないことが見られる。
実施例2 黒色コロイド銀を含むゼラチン上に厚さ2.5μmのハ
レーション防止層を有するセルローストリアセテート支
持体に下記の組成を有する注型溶液を施した: 13.91  ゼラチン    ) 2.42 柔軟化剤    ) 9.6f カラーカプラー ) 水520m1中4.8
f)リクレシルホス) フェート 10.21  ハロゲン化鉄  ) ゼラチン37容量%及び柔軟化剤Z4容量%を含む厚さ
4μmの層をつくった。
第二の一連の試験におい七、乾燥時ゼラチン40容量翅
及び柔軟化剤8容量%を含む層をハレーション防止層の
上に注型した。ゼラチンと柔軟化剤との容量比はいずれ
の場合も5:1であった。
使用可塑剤は成る場合には本発明による芯/殻ポリマー
ラテックスであり、他の場合には比較のだめのポリブチ
ルアクリレートラテックスであった。層は解像テストチ
ャートを用いて露出されそして常法でカラー現像及び操
作を行なった。
カラーカプラーとして次式に相当する化合物を用いた: カプラー1 各場合熱帯性条件(60℃/100%相対湿度)下に6
日間貯蔵する前と後とに鮮鋭度または解像力を線数/冨
凰で測定し、表2に記載の結果が得られた。
表2の結果は、熱帯的条件下における黄染料の拡散が、
芯/殻可塑剤ラテックスの場合は常用の柔軟化剤ラテッ
クスであるポリエチルアクリレート及びポリブチルアク
リレートの場合にくらべて大きく低減していることを示
す。本発明による柔軟化剤を用いるとき、熱帯的条件下
に重大な欠陥なしにより低いゼラチン含量でより薄い層
をつくることが可能でちる。
実施例6 シアンカプラー乳剤を次のようにして製造したニア1の
カプラー2及び62のカプラー6をトリクレジルホスフ
ェート8グ中に溶かしそしてエチルアセテート30rn
lをナトリウムトリイソプロピルナフタレンスルホネー
トの10%水溶液3.5 mlと共に水73.5−中ゼ
ラチン52の溶液中に分散させ、次いでエチルアセテー
トを蒸発除去I7た。
1′;得られたシアンカプラー乳剤にゼラチン及び可塑
剤ラテックスを次の原料溶液(重量%の数字は全固形分
含量に基づく)を生成するのに必要な量で添加した: 原料溶液1:ゼラチン55重量% 柔軟化剤10.5重量9g 原料溶液2:ゼラチン40重早9に 柔軟化剤12重桁% 原料溶液の安定性はそれらをガラス板上で乾燥しそして
成分が外に拡散する量を熱帯性貯蔵(4日間/65°(
、’809.<相対湿度)の前及び後に評定するとどに
よって検定した。拡散して出た成分はオイル形成剤のト
リクレジルホスフェート及びカラーカプラーから成って
おね、これは被−・り−クロマトグラフィーで検出する
ことができる。
表   5 拡   散 比較例: 本発明: 合成物 1    1     − 合成物 61 合成物 7    1      + 合成物 8    1    − 合成物10     1     −     +符号
の定義: ++十 カプラー/オイル形成剤/混合物から高度の拡
散;析出物は拭きとることができる千十 中等の拡散;
滴が顕微鏡で見られる十  弱い拡散、析出物の単離領
域僅か−拡散ガし 表3は貯蔵溶液及び分散体の安定1イ1ユが本発明の柔
軟化剤ラテックスの場合非常に高いことを示す。
可塑剤ラテックスはオイル形成剤を含むカプラー粒子と
相互作用しない。乾燥されたノ輌において、オイル形成
剤を含むカプラー粒子は熱帯的条件下の貯蔵中ラテック
スと混合ぜす、これは比較例の可塑剤を含む層とは対照
的である。
次のシアンカプラーが用いられだ: カプラー2 37一 実施例4 ゼラチン及び黒色コロイド銀より成る厚さ4μmのハレ
ーション防止層を有するセルローストリアセテート支持
体に赤−増感されたシアン乳剤層を厚さ15μmで施し
た。
層はmg当り次のものを含有した: ゼラチン 8.129 f 柔軟化剤 3.298 F トリクレジルホスフェート 2.177tカラーカプラ
ー3  2.7f 臭化銀  7.13 f (全固形分含量に基づき、ゼラチン40容量に、柔軟化
剤20容量に) 使用した可塑剤は本発明による芯/殻うテックス及び比
較のためのポリエチルアクリレートとポリブチルアクリ
レートであった。
乾燥した後、層は10℃及び相対湿度12%の極度に乾
燥大気条件に調整された。
脆性度を下に記する装置によって検定した。
カプラー5 t 乳剤を外側に向けたフィルムのループを力を測定する錫
を有する平行ショーの工具の中にクランプした。可動ジ
ョーは締め付は速度10 an/ sで固定ショーに対
してフィルム厚さ2倍に到達する位置まで動きそして次
に再び後に戻る。
力/経路のグラフを電子的にそして自動的にXY記録機
構によって記録する。
フィルムが破断するとき、 1、破断力及び 2゜破断時のループの直径 を測定する。破断力が大きい程そしてルーツの直径が小
さい程、フィルムの脆性度は低い。
表°4 破断強度 比較例: ポリエチル アクリレート       2.4         
19本発明: 合成物 7       2.5        20
合成物 8       2.0        23
合成物 9       1.8        27
合成物11      1・6       ・ 26
合成物10       1.8        23
表4は芯/殻うテックス柔軟化剤の場合は公知のラテッ
クス可塑剤の場合よりもループの直径が小さくそして破
断力が高いことを示す。破断強度は極度に乾燥した大気
条件下において比較的低いから、上記の差異は特に意味
のあるものである。
数値はすべてそれぞれ10回の測定から得られたもので
ある。
実施例5 セルローストリアセテートの層支持体上に下記の層を重
ねることによっていくつかの高感度カラー写真記録材料
をつくった。記載の量は1は当りに基づく。銀の量は相
当するAgNO2の量で示す。
第1層:ハレーション防止層、A(INO,0,52’
s2+5−/イソオクチルハイドロキノンo、25f及
びゼラチン1.11を含有 第2層:中間層、ゼラチン0.75 fを含有第3層:
より低感度の赤−感光性層、AgN0゜2.9fの沃化
臭化銀乳剤(2モルにAQI)と、カプラー2(シアン
カプラー)0.51F、カブ:1y−4(’/fンDI
Rカグラ−)0.03F。
カプラー5(シアンマスキングカプラー)0.062及
び ゼラチン1.51を含有 第4層:より高感度の赤−感光性層、AgN0゜3.5
2の沃化臭化銀(10モルにAgl )乳剤とカプラー
2の0.29 f及びゼラチン2.02を含有第5層:
中間層、2,5−ダインオクチルハイドロキノン0.1
7 F及びゼラチン0.3Fを含有第6層:よシ低感度
の緑−感光性層、A(INO。
2.51の沃化臭化銀(5モル%AQI )乳剤と、カ
プラー6(マゼンタカプラー)o、s;2r、カプラー
7(マゼンタマスキングカプラー)0.[]671、カ
プラー8 (DIRカプラー)0.04F及びゼラチン
1.72を含有 第7層:よシ高感度の緑−感光性層、AgN0゜2.9
2の沃化臭化銀(9モルにAQI)乳剤とカプラー6の
0.269、カプラー7の0.0551及びゼラチン1
.651を含有 第8層:中間層、2,5−ダインオクチルハイドロキノ
ン0.22及びゼラチン0.3Fを含有第9層:フィル
ター黄層、AgN080.139及びゼラチン0.68
2を含有 第10層:より低感度の青−感光性層、AgN0゜1.
02の沃化臭化銀(6モル%Agl )乳剤と1カプラ
ー9(黄カプラー1.05f及びゼラチン1.52を含
有 第11層:より高感度の青−感光性層1,4gN030
.82の沃化臭化銀(8,5モル%Agl )乳剤とカ
プラー9の0.269及びゼラチン0.4Mを含有第1
2層:保護硬化層、硬化剤としてカルノ(モイルピリゾ
ニウム塩及びゼラチン0,6?を含有。
次のカプラーが用いられだ: カプラー4 カゾラー8 アルカリ性水溶液に添加されたカプラー8を除いてすべ
てのカフ0ラーはオイル形成剤と1:1の比で混合され
た乳剤として注型溶液に添加された。
オイル形成剤は赤−感光性層に対してはツブチルフタレ
ートが用いられ、緑−感光性層に対してはトリクレジル
ホスフェートが用いうした。
第一の試料は上に示しだ組成を有した。三つの他の試料
は同様にして構成されたが、但し層6.4.6.7.1
0及び11においては、ゼラチンの20%が同量の本発
明の柔軟化剤で置き換えられた。
1 kg当り6vのH!0を含む空気を用い40°Cで
乾燥しそして試料を23℃720%相対湿度の雰囲気中
で平衡化した後、ループの破断強度及び平行破断強度(
破断時半径/破断力)を測定した(表5)。
ループの破断強度を検定するためには、フィルムを層の
側を外方に向けた無端ループとして6個のローラー(2
個のローラーの直径15iaW、1個のローラー5鶴)
上を通過させた。これらのローラーの2個は回転しうる
ように取付け、第6のローラーはその自重(1ky )
によってループを緊張下に保持した。破断が起るまでの
回転数を数えた。
本発明による柔軟化剤を用いることによりループの破断
強度は30回転から250〜360回転へと増大した。
破断力は増大しそして破断時半径は低下した。得られた
フィルムは20%相対湿度において実質的に低い脆性で
あった。
上記した記録材料の4つの試料を段階付き灰色ウェッジ
及び鮮鋭度ラスターのうしろで光に露出し、そして3%
分間38℃で次の組成を有する現像液中で現像した: 1、25’  Trilon BE l、57 臭化カリ 36.31  炭酸カリ 1.61 重炭酸ナトリウム 2.01 ヒドロキシルアミンザルフェート1.97 
 カリウムメタバイサルファイド4.7514−アミノ
−6−メチル−N−エチル−N −p−ヒドロキシエチ
ルアニ リンサルフェート 水で1000fneにする。
その後の操作はE、C,ケ・レツ) (E、C。
0EHRET)によシ、プリティッシュ・ツヤ−ナル・
オフ・フォトグラフィー(BRITISHJOURNA
L OF PH0TOGRAPHY)1974、第59
7頁に記載されているように実施した。ウェッジは乾燥
戸棚中に・おける貯蔵(6日間/38℃/80%相対湿
度)の前及び後に測定された。
密度、感度及びかぶシの如き写真的性質は対応する比較
試料に1くらべて不変でありそして線数/顛で測定され
る鮮鋭度は貯蔵中に変らなかった。
色彩の縁はあられれなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オイル形成剤と少くとも一つのゼラチン用可塑剤と
    を含む分散体の形態において少くとも一つの写真補助物
    質を含有する少くとも一つのゼラチン含有バインダー層
    を備えたカラー写真記録材料であつて、バインダー層は
    、ゼラチン用可塑剤として、分散粒子が80〜95重量
    %の軟質の芯と5〜20重量%の硬質の殻とから成るポ
    リマーラテックスを含有していることを特徴とするカラ
    ー写真記録材料。 2、ポリマーが分散粒子の殻の領域中で36℃以上のガ
    ラス転移点Tgを有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の記録材料。 3、ポリマーが分散粒子の内部において−10℃以下の
    ガラス転移点Tgを有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の記録材料。 4、分散粒子の殻のポリマーが(共)重合しうるオレフ
    ィン性不飽和モノマーの重合によつて生成されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録材料。 5、分散粒子の殻のポリマーがスチレンまたはアルキル
    部分に炭素原子1〜4個を含むアルキルメタクリレート
    、または上記モノマーが少くとも55重量%を占めるモ
    ノマー混合物の重合によつて生成されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項記載の記録材料。 6、モノマー混合物が0〜20重量%の水溶性コモノマ
    ー及び、/または0〜5重量%の架橋コモノマーを含有
    することを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の記録
    材料。 7、分散粒子の内部におけるポリマーが(共)重合しう
    るオレフィン性不飽和モノマーから重合によつて生成さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の記録
    材料。 8、分散粒子の内部におけるポリマーがアルキル部分に
    炭素原子2〜8個を含むアルキルアクリレートまたはそ
    のようなアルキルアクリレートの混合物から重合によつ
    て生成されることを特徴とする特許請求の範囲第7項記
    載の記録材料。 9、写真補助物質がカプラー、特にカラーカプラーであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録材
    料。
JP61103952A 1985-05-08 1986-05-08 ポリマ−状のゼラチン可塑剤を含むカラ−写真記録材料 Expired - Lifetime JPH0656475B2 (ja)

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