JPS61250228A - 杭頭部補強杭の施工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は杭頭部を補強する基礎杭の施工法に関するも
のである。

発明の解決しようとする問題点 出願人は先に地盤中に埋設された既製杭の頭部外周に鋼
管からなるケーシングを埋設して曲げモーメントが大き
く作用する杭頭部の補強方法に関連する発明を提案した
。（特公昭５７−１０８５２５号公報参照） ところで近年杭の打撃工法に代って低騒音、低振動によ
る既製杭の埋設工法として中掘り工法、プレポーリング
工法が多用されるに至っている。

そこでこの発明も低公害工法の目的に屓応すべく杭頭部
の補強鋼管の埋設に、従来ねじ込み杭工法において実施
されている手段を応用すべくしたものである。

問題点を解決するための手段 この発明の要旨は既製杭を地盤中に埋設後、前記杭をガ
イドとし、先端部に螺旋状突起等の掘削刃を有し、かつ
前記既製杭よりもその内径が大径の鋼管にねじりモーメ
ントを加えることにより、その鋼管を回転させ、杭頭部
外周の地盤中にねじ込みして埋設する施工法である。

実施例 先ず鉄筋コンクリート杭あるいは鋼管杭等の既製杭１を
プレポーリング工法、中掘工法等によって所定の位置に
埋設する。

杭頭補強用の鋼管２は先端部に螺旋状の突起あるいは螺
旋状の羽根からなる掘削刃３が設けてある。また頭部に
は接合用のフランジ４が突設してあり、このフランジ４
にはボルト挿通孔５が穿設しである。

以上鋼管２を既製杭１をガイドとし、鋼管２のフランジ
４に接合した回転装置６を作動させることにより、ねじ
りモーメントを加え、鋼管２を回転させ、螺旋状の掘削
刃により地盤を掘削する。これによって鋼管２は杭頭部
外層の地盤中に埋設される。

その後回転装置６を外し、フランジのボルト挿通孔５に
はねじ鉄筋７を挿通し、ナツト８により固定してアンカ
ー鉄筋とする。

次いで既製杭１の上部内、鋼管２と既製杭１との間隙お
よびフーチング９のコンクリートを造成して基礎を造成
する。

発明の効果 この発明は以上の構成からなり、ケーシングとなる既製
杭頭部を補強する鋼管の先端部には螺旋状の掘削刃を有
するので、先に埋設した既製杭をガイドとしてねじりモ
ーメントを加えることにより地盤中に埋設することがで
きる。したがって低公害の施工が可能となる。

なお実施例における鋼管頂部のフランジのボルト孔によ
って回転装置の取付けを容易とするとともに従来溶接に
よっていたアンカー鉄筋の取付けに代えて施工が容易か
つ確実なナツトによる取付けを可能とすることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は施工状態の概要を示した縦断面図と１
−１矢視図、第３図、第４図は鋼管の他の実施例を示し
た立面図とｎ−ｎ矢視図、第５図は施工完了後の縦断面
図、第６図はフランジ平面図である。 １・・既製杭、２・・鋼管、３・・掘削刃、４・・フラ
ンジ、５・・ボルト挿通孔、６・。 回転装置、７・・ねじ鉄筋、８・・ナツト、９・・フー
チング。 第１図 第５図 第６ｔ！４

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）既製杭を地盤中に埋設後、前記杭をガイドとし、
   先端部に螺旋状の掘削刃を有し、かつ前記杭より内径が
   大径の鋼管にねじりモーメントを加えることにより杭頭
   部外周の地盤中に埋設することを特徴とする杭頭部補強
   杭の施工法。
2. （２）鋼管上部にはねじりモーメントを加える回転装置
   を取付けるボルト挿通孔兼用アンカー鉄筋挿通孔を有す
   るフランジが設けてある特許請求の範囲第１項記載の杭
   頭部補強杭の施工法。