JPH0559215B2 - - Google Patents

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JPH0559215B2
JPH0559215B2 JP63023048A JP2304888A JPH0559215B2 JP H0559215 B2 JPH0559215 B2 JP H0559215B2 JP 63023048 A JP63023048 A JP 63023048A JP 2304888 A JP2304888 A JP 2304888A JP H0559215 B2 JPH0559215 B2 JP H0559215B2
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JP
Japan
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retaining wall
earth
earth retaining
guide tube
anchor
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Yoshi Kawashima
Yukio Ikeno
Haruyuki Sawamura
Takumi Iwamoto
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Shimizu Construction Co Ltd
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Shimizu Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は土留め壁の補強方法に係わり、特に、
前面が水没している水中土留壁を補強すべくその
土留壁に、水没した壁面側からアースアンカーを
設置する、アースアンカーによる水中土留め壁の
補強方法に関するものである。
〔従来の技術〕
前面が水没してなる鋼矢板等の土留壁を補強す
る手段として、従来より、第12図a〜dに示す
ようなタイロツドの増設による工法が実施されて
いる。ちなみにこの例は、構築時において既に土
留め壁の上部に既設タイロツドが設けられている
場合についての例である。
第12図aにおいて符号1は掘削穴(溝)、符
号2が土留め壁である。この場合、土留め壁2
は、鋼矢板によるものとなつている。掘削穴1内
には水Wが満たされており、そのため土留め壁2
の前面は水没した状態となつている。土留め壁2
は、その上部をタイロツド3により背面側から前
記掘削穴1と反対側に引つ張られることにより支
持されたものとなつている。タイロツド3の一端
は土留め壁2前面に定着され、他端は、土留め壁
2の背面側に距離を置いて土留め壁2と平行とな
るように地盤G中に構築された控え工(控え壁)
4に定着される。なお符号5はコンクリートによ
り地盤G上に形成されたエプロンである。
前記土留め壁2をタイロツドを増設して補強す
るにはまず、第12図bに示すように前記控え工
4の背面側の地盤Gを掘削して控え工4を露出さ
せ、その掘削部6すなわち控え工4の背面側に削
孔機7を設置する。次いで第12図cに示すよう
に、削孔機7により控え工7から土留め壁2に向
けて斜め下方に削孔8を掘削する。削孔はケーシ
ングパイプを用いて行なう。また、増設されたタ
イロツドを貫通させるための土留め壁2の開口作
業は、削孔機7により控え工4から削孔してもよ
いし、土留め壁2側から水中切断してもよい。削
孔が完了したならば、削孔8内に増設用タイロツ
ド10を挿入し、増設用タイロツド10の挿入さ
れた削孔8内にセメントペーストを注入するとと
もに前記ケーシングパイプを引き抜く。セメント
ペーストが硬化した後、増設用タイロツド10に
所要の緊張力を与え、以降は、前記掘削部6等の
復元を行えばよい。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記タイロツドの増設による土留め
壁の補強法により、土留め壁2の強化がなされる
ことは確かであるが、上記工法においては以下の
ような課題が残されていた。
すなわち、前記増設用タイロツド10の一端
は、前記土留め壁2側に設けた腹起し材に定着さ
れるため、土留め壁2の開口位置には高い精度を
要求されるわけであるが、削孔8が斜孔である上
に、土留め壁2の裏込めには栗石が使用されてい
る場合が多いために削孔8の方向が曲がり易く、
位置精度を出すのに極めて手間と時間を要すると
いうことである。また、根本的な問題として、上
記例のものでは、土留め壁2構築時において既に
タイロツド3が設けられているものであつたため
に、控え工4が既設のものとしてあつたわけであ
るが、土留め壁2が他の手段により支持されてい
た場合には控え工4を新たに構築する必要がある
のは無論、その控え工4を構築するためには後背
地が必要であり、後背地が取れない場合には上記
工法が施工できない、ということがあつた。さら
に、増設用タイロツド10の他端を控え工4に定
着させる都合上、比較的地表面に近い、土留め壁
2の上部にしか増設用タイロツド10をとれず、
掘削深さに制限があり、あまり深い掘削には適さ
ないといつた問題があつた。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
あらゆる水中土留め壁に適用でき、しかも効率的
な施工が望めるアースアンカーによる水中土留め
壁の補強方法を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前面が水没している土留め壁の補強
を、該土留め壁に水没した壁面側からアースアン
カーを設置することにより行うもので、前記土留
め壁の水没側に、前記土留め壁に近接させて前記
土留め壁の延在方向に沿う架設構台を当該架設構
台の上部が水面上に位置するように組み立てる工
程と、この架設構台の上部に前記土留め壁の延在
方向に沿つて移動可能な移動ステージを設置する
工程と、この移動ステージ上に削孔機をセツトす
る工程と、前記架設構台側から前記土留め壁の壁
面に削孔用のガイド管をアースアンカーの設置角
度に設け、該ガイド管の基端を水面上に位置させ
た形態で該ガイド管の先端と前記土留め壁壁面と
の接合部をパツキンを介して水蜜に接合する工程
と、前記土留め壁に対し、前記削孔機のケーシン
グパイプを前記ガイド管の基端開口側からガイド
管内に挿入して削孔し、該削孔内にアースアンカ
ーを設置する工程と、前記ガイド管を撤去した後
前記アースアンカーの一端部を前記土留め壁の壁
面に定着する工程、とを有することを特徴とする
ものである。
〔作用〕
ガイドパイプを用いることにより、水を排除し
た気中掘削が可能となるとともに、削孔位置が確
実に定まり、かつ掘削方向が正確に保持される。
また、一端が地盤中に固定(定着)されるアース
アンカーによる補強法であるから、掘削深さ等を
制限されることがない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1図ないし第11図は本発明の一実施例を説
明するもので、本発明に係る土留め壁の補強方法
を、鋼矢板からなる土留め壁に適用した例を示す
ものである。
第1図(側面図)、第2図(平面図)において、
符号1は掘削穴、2は土留め壁、Wは水、Gは地
盤である。これら第1,2図は既にアースアンカ
ーの設置が実施されている状況を表しているもの
であるが、以後の工程の説明の理解を助ける意味
で、ここで簡単に各部の説明をしておくと、符号
11は、土留め壁2(鋼矢板16)の前面すなわ
ち水中に、土留め壁2の延在方向に沿つた近接状
態に組み立てられた架設構台、符号12はその架
設構台11上を横行可能とされた移動ステージ、
符号13は移動ステージ12に載置された削孔
機、符号14は同じく移動ステージ12上に載置
された作業用の足場、符号15は削孔機13から
土留め壁2に延びるガイド管である。
前記架設構台11を組み立てるには、まず、第
3図(正面図)および第4図(側面図)に示すよ
うに、H形鋼杭18を、土留め壁2の方向に所要
間隔(実施例では6m間隔)で2列打設する。列
どうしの間隔は、実施例では4.5mとしている。
H形鋼杭18の上部は水面上に出るものとする。
打設された2列のH形鋼杭18の上端部にH形鋼
19,19をそれぞれ乗せて固定し、それらH形
鋼19の上部にさらに溝形鋼を上向きに設置し、
移動ステージ12用の軌道20とする。また、2
列に並設されたH形鋼杭18における鋼矢板16
と直交方向に並ぶものどうしを、上端部付近にて
補強材21で接続する。
次いで、2本の軌道20上に移動ステージ12
を設置する。移動ステージ12は、鋼材により枠
体に組まれてなり、その下部に前記軌道20に係
合する車輪24,24,……を備えている(第5
図参照)。車輪24としてはこの場合、いわゆる
キヤスターと称されるものを使用しており、第3
図に示されるように1本の軌道20に対して5個
が対応している。また、それら5個(双方で10
個)の車輪24のうち一端部(第3図において左
端部)の1個(2個)のものが自在キヤスターと
なつている。この移動ステージ12の一端部(自
在キヤスターが付く側)には、第3図に示すよう
に手巻きウインチ25が設けられており、その反
力を、架設構台11の一端部に設置したアンカー
ピース26にワイヤー27を介してとることがで
きるようになつている。
次に、前記移動ステージ12上に削孔機13を
セツトし、その背後(反土留め壁側)に作業用の
足場14を組み立てる。
一方、上記作業と平行あるいは先行して、土留
め壁2(鋼矢板16)の所定の位置、つまりアン
カーが挿通される位置を、第6図または第7図に
示す如く水中切断により開口し、さらにその周囲
3点にL鋼材よりなる管端固定用ピース30を設
け、そこに、ガイド管15の先端に設けられた鉄
板32を挟むようにして固定する。ガイド管15
はこの場合、フランジ33によつて継ぎ足しが可
能とされた円筒形のもので、鋼矢板16に取り付
けられる先端部は所要の角度に切断され、前記鉄
板32が設けられている。鉄板32はガイド管1
5内径に合わせて開口してあり、かつ、鋼矢板1
6に当接する面の周囲にはパツキン等の止水部材
34が設けられている。そしてこの鉄板32が管
端固定用ピース30に装着された後は、第7図d
に示す如くクサビ35によつてしつかりと固定す
るとともに止水部材34を鋼矢板16表面に密着
させる。このガイド管15の設置角度はアンカー
の設置角度に合わせ、上端は削孔機13の近傍ま
で延びて水上にて開口したものとなつている。ま
たこのガイド管15は、仮設構台11を構成する
前記補強材21を設けたガイド管受け36によつ
てその途中を支持される。
以上の段取りの完了後、削孔作業に入る。
削孔は、移動ステージ12上に載置された削孔
機13により行うが、本実施例では、ケーシング
パイプを使用したケーシング掘りを行うものとす
るので、まずケーシングパイプ38を前記ガイド
管15内に挿入してから削孔を開始する。ケーシ
ングパイプ38を挿入しながら削孔を行つていく
ときの掘削要領は通常のケーシング掘りと同様で
ある。ちなみに前述の第1図は、このケーシング
掘りを行つているところを示しているものであ
る。実際の削孔は、削孔機13のドリル先端が鋼
矢板2に達してから開始されるわけであるが、こ
の際、鋼矢板2は既に所定位置が開口されてお
り、しかも削孔機13からその開口部までにはガ
イド管15が設けられているものであるから、削
孔位置が正確に定まるのは勿論、ケーシングパイ
プ38がガイド管15の軸線に沿つてしつかりと
保持され、真つ直ぐな削孔を行うことができる。
さらに、ガイド管15は、基端開口部が水面上に
置かれる一方、水中での鋼矢板16との接続部は
止水部材34により水密状態とされることから、
その内部に水Wが侵入せず、地上施工と同様、通
常の削孔を行うことができる。
削孔が終了したならば、削孔8内に、アースア
ンカーとなるPC鋼材40を挿入する。PC鋼材4
0の終端部には第8図に示すようにネジが螺刻さ
れてマンシヨン41を形成しており、このマンシ
ヨン41に検尺棒42を、該検尺棒42の先端部
に設けられたマンシヨン用ナツト43を螺着させ
ることにより接続し、掘削深さを確認する。掘削
深さが所要深さに達していたならば、第9図a、
bに示すように削孔8の再深部よりセメントペー
スト44を圧入しながらケーシングパイプ38を
引き抜いて行く。
削孔8内にセメントペースト44が充填された
ならば、ケーシングパイプ38を撤去し、さらに
前記ガイド管15をも撤去した後、鋼矢板16の
開口部を第10図に示すように流出防止プレート
45により塞ぐ。ここでは、PC鋼材40の基端
部すなわち前記マンシヨン部41が、鋼矢板16
から水中に若干突出した状態となる。
この状態で、セメントペースト44が硬化して
アンカー(PC鋼材40)幹体の造成が完了した
ならば、第9図cおよび第11図に示す如く、鋼
矢板16の開口部の上下にH形鋼よりなる腹起し
材48を、それぞれ一方のフランジ面を鋼矢板1
6に当接させて取り付け、その間にアンカー定着
金具49を挟み込む。この際アンカー定着金具4
9は、上下の腹起し材48(H形鋼)のウエブ部
に接するように設ける。また、上段の腹起し材4
9の上側フランジ間、および下段の腹起し材49
の下側フランジ間には、補強鋼材50をそれぞれ
設ける。
アンカー定着金具49が設置されたならば、ア
ンカー定着金具49から突出したPC鋼材40の
ネジ部に定着ナツト51を螺着して(第9図c)
それを緊締してPC鋼材40を定着させれば、鋼
矢板16補強用のアースアンカーが完成される。
ひき続き、他のアースアンカーの施工を行うに
は、前記移動ステージ12を、軌道20上を走行
させて隣接施工場所まで移動させ、上記同様の作
業を実施すればよい。移動ステージ12の移動は
手巻きウインチ25を巻き上げることによつて行
うことができる。ただし、実際上、これら複数箇
所の施工を行う場合きには、一箇所について上記
工程を完了させてから他所に移るのではなく、上
記移動ステージ12の機能を活かし、各工程毎同
時進行的に実施される。
以降は、仮設構台11、その他付属設備を撤去
すればよい。
このように、本発明に係る水中土留め壁の補強
方法は、土留め壁2の前面すなわち水W側に架設
構台11を組み立て、この架設構台より、土留め
壁に前面側からアースアンカーを設置するもので
あるから、控え工を構築する必要がなく、控え工
のための土留め壁後背地が取れないようなところ
にもアースアンカーを設置できて、土留め壁の補
強が可能となる。しかも、アースアンカーは土留
め壁側から設置するものであるから、土留め壁の
アースアンカーの貫通位置(定着位置)を確実に
定めることができるのは無論、ガイド管15によ
る案内作用により確実なる位置決めがなされる。
さらに、掘削位置・掘削角度を制限されるもので
はないから、大深度掘削も可能で極めて有効なア
ンカー作用つまり補強効果を得ることができる。
加えては、移動ステージ12を軌道20上を移動
させることで、隣接して設けられる複数のアース
アンカーを各工程に応じて順次流れ作業的に施工
してゆくことができるから、極めて効率的な工事
が望めるものとなる。
なお本実施例においては、土留め壁2を鋼矢板
16として説明したが、本発明に係る土留め壁は
これに限られるものではなく他の構造のもの、例
えばコンクート造のものであつてもよく、そのよ
うに土留め壁が他の構造であつた場合の開口作業
等は、それらそれぞれの構造体に対応した適宜の
手段によつて行えばよい。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明は、土留め壁の前
面に架設構台を組み立て、この架設構台より土留
め壁にガイド管を設けて水中側からアースアンカ
ーを設置するものであるから、控え工のための土
留め壁後背地が取れないようなところにもアース
アンカーを設置できて、あらゆる水中土留め壁の
補強が可能となる。また、アースアンカーは土留
め壁から設置するものであるから、土留め壁のア
ースアンカーの貫通位置(定着位置)を確実に定
めることができるのは無論、ガイド管による案内
作用により確実なる位置決め及び掘削がなされ、
しかも、水を排除した通常同様のアンカー装置を
行うことができる。さらに、掘削位置・掘削角度
が制限されないから大深度掘削も可能となり、極
めて有効なアンカー作用つまり補強効果を得るこ
とができるのに加え、架設構台を軌道として利用
し、掘削機等の関連機器をその軌道に沿わせて移
動できるように構成すれば、隣接して設けられる
複数のアースアンカーを順次流れ作業的に施工し
てゆくことができ、極めて効率的な工事が望め
る、等の優れた効果を奏するものである。特に本
発明においては、架設構台は当該架設構台の上部
が水面上に位置するように組み立て、この架設構
台の上部に移動ステージを設置し、この移動ステ
ージ上に削孔機をセツトして削孔作業を行うよう
にしているから、削孔すべき全ての場所への削孔
機の移動が極めて容易となつて、アースアンカー
を順次流れ作業的に施工してゆくことが可能とな
り、その上、ガイド管の基端を水面上に位置させ
た形態で該ガイド管の先端と前記土留め壁壁面と
の接合部をパツキンを介して水蜜に接合するよう
にしているから、水没している土留め壁部分に対
する削孔作業の大部分を水上において行うことが
でき、したがつてこの点からもアースアンカーの
施工作業をより能率的にかつ、特別な装置を必要
とすることなくその作業を行うことができる。
また、土留め壁に対し、削孔機のケーシングパ
イプをガイド管の基端開口側からガイド管内に挿
入して削孔し、該削孔内にアースアンカーを設置
する方法を採用しているから、ガイド管自体が必
然的に削孔機のケーシングパイプの案内作用を発
揮し、これにより確実な位置決め及び削孔を行う
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る工法の一実
施例を示すもので、第1図はその施工状態を示す
側面図、第2図はその平面図。第3図は本発明に
係る架設構台の一例を示した部分正面図、第4図
はその側面図。第5図は架設構台上に構成される
軌道と、それに係合する移動ステージの車輪を示
す側面図。第6図a,b,cは、それぞれガイド
管の土留め壁(鋼矢板)への取り付け状態を示し
た正面図、側断面図、および上面図。第7図a〜
dはガイド管の土留め壁(鋼矢板)への取り付手
順を示す側面図。第8図は検尺棒の取り付け状態
を示す側面図。第9図a,bは削孔内へのPC鋼
材の設置状態およびセメントペーストの充填状況
を示す側面図、第9図cはPC鋼材の定着状態を
示す側面図。第10図a,bはPC鋼材の定着前
の状況を示すPC鋼材端部付近のの正面図および
側面図。第11図a,bは定着金具の取り付け状
況を示す側面図および正面図。第12図a〜dは
それぞれ本発明に係る従来例を工程順に示す土留
め壁周辺の側断面図である。 W……水、G……地盤、2……土留め壁、11
……架設構台、12……移動ステージ、13……
削孔機、15……ガイド管、34……止水部材、
40……PC鋼材(アースアンカー)、49……ア
ンカー定着金具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 前面が水没している土留め壁を、該土留め壁
    の水没した壁面側からアースアンカーを設置する
    ことにより補強する方法であつて、前記土留め壁
    の水没側に、前記土留め壁に近接させて前記土留
    め壁の延在方向に沿う架設構台を当該架設構台の
    上部が水面上に位置するように組み立てる工程
    と、この架設構台の上部に前記土留め壁の延在方
    向に沿つて移動可能な移動ステージを設置する工
    程と、この移動ステージ上に削孔機をセツトする
    工程と、前記架設構台側から前記土留め壁の壁面
    に削孔用のガイド管をアースアンカーの設置角度
    に設け、該ガイド管の基端を水面上に位置させた
    形態で該ガイド管の先端と前記土留め壁壁面との
    接合部をパツキンを介して水蜜に接合する工程
    と、前記土留め壁に対し、前記削孔機のケーシン
    グパイプを前記ガイド管の基端開口側からガイド
    管内に挿入して削孔し、該削孔内にアースアンカ
    ーを設置する工程と、前記ガイド管を撤去した後
    前記アースアンカーの一端部を前記土留め壁の壁
    面に定着する工程と、とを有することを特徴とす
    るアースアンカーによる水中土留め壁の補強方
    法。
JP2304888A 1988-02-03 1988-02-03 アースアンカーによる水中土留め壁の補強方法 Granted JPH01198920A (ja)

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