JP2005240430A - 建物基礎、及びその施工方法 - Google Patents

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芳文 幸田
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Abstract

【課題】作業用機材を小型化でき、安価かつ簡単に、各部のレベル出しの精度を高めた建物基礎の施工作業を行う。
【解決手段】建物基礎21を、事前の建物位置出しに基づき、建物地盤の所定位置に埋設された基礎杭30と、基礎杭30の杭頭35に設けられたコンクリート体50と、そのコンクリート体50を介して基礎杭30に架設された基礎梁40と、から構成する。また、隣設する基礎杭30間の建物地盤に、架設された基礎梁40を中間位置で支持する梁支持体70を敷設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物等の構造物の荷重を地盤に伝達させる土台としての建物基礎、及びその施工方法に関する。
従来、地盤に埋設された杭と、その杭の上端部に掛け渡す基礎梁との組み合わせによって形成される鋼製基礎としては、例えば特許文献1,2に記載されたものが知られている。特許文献1には、地盤に打ち込まれた鋼管杭の上端部に、H形鋼からなる基礎横架材をボルト接合してなる建物基礎の構造が記載され、また特許文献2には、杭上に設けた基礎梁仕口鉄骨と鋼製基礎梁との連結部を覆う状態に、基礎フーチングコンクリートを打設してなる基礎構造が記載されている。
特願2001−064978号公報 特願2002−220842号公報
しかし、前者は、横架材と杭頭のフランジ部とを直接ボルト接合する構造である。したがって、接合状態の横架材に所定の水平度を備えさせるためには、先ず杭の打込作業の際に、杭頭のフランジ部のレベル出しの精度を高める必要があった。その方法としては、例えば、事前調査に基づき打ち込む杭の杭長を予め設定して杭頭を揃えるように打ち込む方法が案出されたが、実際に杭を打つ支持層の深さは場所によって異なるため、この方法によるレベル出しは非常に困難であった。また、杭を長めに設定し打設後に杭頭を切断することによって杭頭を揃え所要の精度を確保する方法も考えられるが、この方法では、杭頭の切断等の調整作業に時間がかかり、専用の工具等が必要となる点で問題があった。
次に後者は、基礎梁仕口鉄骨を、予め準備した2種類の短尺H形鋼を用いて直交形状に溶接してなるものである。したがって、現場作業前の作成段階で時間と手間が掛っていた。さらに、基礎梁仕口鉄骨と鋼製基礎梁との連結部は、捨て型枠内のコンクリート中に完全に埋設される状態となるように覆われるため、基礎フーチングコンクリートの打設の際には、基礎梁仕口鉄骨と鋼製基礎梁とを完全な状態に組み立てた上で、各捨て型枠に設置しなければならなかった。この組立状態における作業対象はより大型化するため、作業用機材もそれに応じて大型化する問題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、作業用機材を小型化でき、安価かつ簡単に、各部のレベル出しの精度を高めた施工作業を行うことができる建物基礎、及びその施工方法の提供を課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係る建物基礎は、建物地盤に規定した埋設基準面から所定高さで杭頭を頭出しするように埋設された基礎杭の上部にコンクリート体を形成し、接合手段を介して、規定した架設基準面に一致するコンクリート体の上面部に基礎梁を架設してなるように構成される。
請求項2の発明に係る建物基礎は、コンクリート体が、杭頭に設けた鉄筋かごを囲む型枠内にセメントを打設して形成され、接合手段が、鉄筋かごに接続されコンクリート体内に埋め込まれる基端、及び、コンクリート体の上面部から突設されるボルト部を先端として両端に備えるアンカーボルトと、上面部でボルト部に挿通された基礎梁を固定する螺着手段と、からなるように構成される。
請求項3の発明に係る建物基礎は、鉄筋かごが、杭頭よりも大径に形成された少なくとも2つの環状鉄筋と、夫々の環状鉄筋を鉛直方向に所定間隔で同軸配置する縦鉄筋と、からなるように構成される。
請求項4の発明に係る建物基礎は、基礎杭が、先端および基端を開放した円筒状の管本体の先端際に、管本体の外周から外側へ突出するように螺旋翼が取り付けられているとともに、管本体の先端際の内部に、管本体の内壁から内側へ突出するように螺旋内翼が設けられている鋼管杭であるように構成される。
請求項5の発明に係る建物基礎の施工方法は、予め規定した埋設基準面から所定高さで杭頭を頭出しするように建物地盤に基礎杭を埋設する基礎杭の埋設工程と、予め規定した架設基準面に一致する位置に上面部を備えるように、杭頭に設けた鉄筋かごを囲む型枠内にセメントを打設して、基礎杭の上部にコンクリート体を形成するコンクリート体の形成工程と、接合手段を介して、コンクリート体の上面部に基礎梁を架設する基礎梁の架設工程と、からなることを特徴とする。
請求項6の発明に係る建物基礎の施工方法は、コンクリート体の形成工程において、
先端にボルト部を備えたアンカーボルトの基端をコンクリート体内に埋め込み、先端のボルト部を上面部から突設するようにコンクリート体を形成し、基礎梁の架設工程において、上面部から突設されたボルト部を、基礎梁に設けた挿通孔に通して、コンクリート体に基礎梁を螺着する、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、杭基礎を採用し、コンクリート体の上面部に基礎梁を架設したので、壷掘り程度の根切り量で建物基礎の施工を行うことができ、産業廃棄物となる建設土の発生を抑えて、排土処理の手間を低減でき、施工コストを安価にできる。さらに、上面部の位置をセメントモルタルの盛り重ね等の簡易な作業で鉛直方向に位置調整して架設基準面に一致させることができる。よって、上面部について鉛直方向における高精度のレベル出し作業を容易にでき、基礎梁を架設基準面に合わせて正確に架設できる。
請求項2の発明によれば、コンクリート体を、杭頭に設けた鉄筋かごを囲む型枠内にセメントを打設して形成し、また接合手段を、上面部から突設されるボルト部を先端とするアンカーボルトと螺着手段とからなるように形成したので、基礎梁を上面部に螺着手段で簡単に固定できる。
請求項3の発明によれば、鉄筋かごを杭頭よりも大径の環状鉄筋で構成したので、コンクリート体の形成の際、鉄筋かごを杭径と筒径との差の範囲内で自由に水平方向に位置調整してコンクリート平板上に設置でき、埋設された基礎杭に多少の芯ずれがあっても、コンクリート体の上面部におけるボルト部の突設位置を基礎梁の架設位置に一致させることができる。よって、ボルト部について水平方向における高精度のレベル出し作業を容易にでき、基礎梁を架設位置に合わせて正確に架設できる。
請求項4の発明によれば、回転貫入鋼管杭を基礎杭として採用したので、作業用機材をを小型化でき、杭打ち止め時に支持地盤を乱す事なく高い支持力を得るとともに設計の信頼性を向上できる。
請求項5、6の発明によれば、コンクリート体の上面部については鉛直方向に、また同ボルト部については水平方向に高精度のレベル出し作業を容易に行うことができ、基礎梁を正確に架設できる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る建物基礎の一実施形態を示す平面説明図であり、図2は、図1の建物基礎の詳細を示す(a)A部の拡大説明図、(b)B−B線断面説明図である。
本発明に係る建物基礎21は、事前の建物位置出しに基づき、建物地盤の所定位置に埋設された基礎杭30と、基礎杭30の上部に設けられたコンクリート体50と、接合手段を介して、コンクリート体50の上面部52に架設された基礎梁40とから構成されてなるものである。また、隣設する基礎杭30間の建物地盤には、架設された基礎梁40を中間位置で支持する梁支持体70が敷設されている。
基礎杭30には、例えば、回転貫入鋼管杭(以下「SMD杭」とする)が好適に使用される。図3、4は、具体的なSMD杭31を示す正面図及び底面図である。本SMD杭31は、管本体32、バイト33、螺旋翼34、回転押し込みプレート37,37によって構成されている。
管本体32は、鉄によって筒状に形成されている。そして、管本体32の先端には、鉄製で四角柱状の2つのバイト33,33が突出した状態で取り付けられている。また、管本体32の先端際の部分には、鉄板からなる螺旋翼34が、円形フランジ状に溶接によって一体的に取り付けられている。そして、螺旋翼34は、管本体32の外周を、所定の間隔で、右向きに(すなわち、上から見た場合に上端から下端にかけて右方向に回転する向きに)、約1周捲回した状態になっている。一方、管本体32の上端際には、2つの回転押し込みプレート37,37が左右対称に突設されている。
図2に示すように、コンクリート体50は、規定した埋設基準面SLから所定高さで頭出しするように埋設されたSMD杭31の上部に設けられている。埋設基準面SLには、所定の厚みの円形平板状に形成されたコンクリート平板25が、その上面を埋設基準面SLに一致させるように、コンクリート平板25の中央に穿設された通し孔26に杭頭35を通して配置されている。通し孔26の孔径は、杭頭35のクリアランスを考慮して、管本体32よりもやや大径となるように決定されている。コンクリート平板25上には、SMD杭31の杭頭35に接続された鉄筋かご51が配設されている。
図5に示すように、鉄筋かご51は、管本体32よりも大径となる同一形状の3つの環状鉄筋51aと、各環状鉄筋51aを鉛直方向に所定間隔で同軸配置するために全周の8分割位置に夫々接続された8本の縦鉄筋51bとによって、円筒かご状に形成され、さらに、最上段の環状鉄筋51aには、枠面に沿って所定間隔に平行配置した2本の補強材51cが備えられている。
また、鉄筋かご51には、鉄筋かご51に接続されコンクリート体50内に埋め込まれる基端部、及び、コンクリート体50から突設されるボルト部を先端部として両端に備えるアンカーボルト60が取り付けられている。アンカーボルト60の基端部は、4つのネジ孔を各角部付近に備えた正方形の基端板61から形成され、鉄筋かご51の補強材51cに溶接等によって固定されている。またアンカーボルト60の先端部は、先端にボルト部を備えた4本の棒体62の基端を基端板61のネジ孔に螺合させて形成され、夫々の先端方向を鉄筋かご51の筒軸方向に一致させるとともに夫々の先端部の長さを調整自在に構成されている。
コンクリート体50は、コンクリート平板25上の鉄筋かご51を芯材として、水硬性セメントの打設によって所定の円柱形状に形成されている。またコンクリート体50は、基礎梁40の架設基準面PLに一致する上面部52を有するように形成されている。上面部52には、アンカーボルト60のボルト部が突設されている。
尚、コンクリート体50の打設の際には、鉄筋かご51を囲む位置に、水硬性セメントを流し込む型枠57(図5に2点鎖線で示す)が配置される。また水硬性セメントとしては、例えばポルトランドセメントが好適に使用される。さらに上面部52は、セメントの打設によって形成されたコンクリート体の粗面にセメントモルタルを盛り重ねることによって鉛直方向に位置調整され、架設基準面PLに一致するように仕上げられている。
基礎梁40は、一般的ないわゆるH鋼を利用してなるものである。このようなH鋼を基礎梁40として用いれば、汎用品を使用して施工コストを低減できる。本実施形態では、基礎梁40として、建物の妻方向に架設される妻梁41と、建物の桁方向に架設される桁梁43との2種類のものが使用されている。妻梁41のフランジ部の所定位置には、コンクリート体50の上面部52から突設された4本の棒体62の各ボルト部を挿通するための挿通孔45が4つ穿設されている。これらの挿通孔45は、フランジ部のウェブ部に対する対称位置に各2つ設けられている。妻梁41は、コンクリート体50内に基端板61が埋め込まれたアンカーボルト60と、上面部52から突設したボルト部に挿通孔45を挿通した状態で固定する螺着手段としてのナットとからなる接合手段を介して、コンクリート体50の上面部52に架設されている。
また妻梁41には、桁梁43との連結部42が両端及び中間位置のウェブ部に設けられている。同様に、桁梁43には、妻梁41との連結部44が両端位置のウェブ部に設けられている。妻梁41の連結部42は、そのウェブ部において桁梁43との連結位置に穿設された連結孔42aからなるものである。また、桁梁43の連結部44は、連結の際に妻梁41のウェブ部に当接するように桁梁43の両端部に設けられた当接片44aと、当接片44aを妻梁41のウェブ面に当接させた状態で妻梁41の連結孔42aに連通する位置に穿設された同径の連結孔44bとからなるものである。
妻梁41と桁梁43は、相対する連結部42,44同士をボルトにより締結することによって、基礎梁枠を形成している。また、妻梁41と桁梁43で形成される個々の枠には、対角線上に水平ブレース46が張設されている。
梁支持体70は、建物位置出しに基づき所定の位置を壷掘りしてなる掘削孔にコンクリート体50と同様の水硬性セメントで四角錐台状に打設されてなるコンクリート製の束石71と、基端が束石71に埋め込まれ先端が束石71上面から鉛直方向に突設された1本の束柱72と、基礎梁40を下側から支持するように束柱72の先端に設けられた束板73とを備えて構成されている。束柱72は、鋼製棒体からなり、上下柱部となるように2分割されている。上下柱部の分割端にはネジ山が刻設されている。両分割端には、束柱72の全長を伸縮させて束板73の上下位置を調整するための連接部が螺合されている。
この建物基礎21によれば、SMD杭31を基礎杭30として採用したので、貫入時のぶれを抑え、芯ずれを50mm以内(杭長5mの場合)に抑えて高い鉛直性を確保できる。さらに、杭打ち止め時に支持地盤を乱す事なく高い支持力を得ることができ、設計の信頼性を向上できる。
また、杭基礎を採用して、コンクリート体50を介して基礎杭30に基礎梁40を架設したので、壷掘り程度の根切り量で建物基礎の施工を行うことができ、産業廃棄物となる建設土の発生を抑えて、排土処理の手間を低減でき、施工コストを安価にできる。
さらに施工機械を小型にできるので、狭小地での施工が可能になると共に、住宅密集地でも近隣に威圧感を与えることなく施工できる。施工機械だけでなく、杭のサイズもコンパクトにでき、持ち運びや、施工性に優れ、ローコストに直結する工期の短縮を実現できる。
加えて、支持地盤の深さによっては凍結深度よりも基礎底面を深くできるので、寒冷地等の凍結深度が必要な地域での施工が可能となる。また施工機械の小型化に加えて、施工に必要な部品点数を少なくでき、施工管理が容易になる。さらに基礎杭30及び基礎梁40に鋼製材料を使用した場合には、建物の重さによる偏りや、基礎地盤の地質状態が異なる場合であっても、建物周辺の地盤条件、応力条件の変化等の要因を取り除くことが可能となって不同沈下やクラックを防止し、耐震性を向上できる。
また、鉄筋かご51を杭頭35よりも大径の環状鉄筋51aで構成したので、コンクリート体50の形成の際、鉄筋かご51を杭径と筒径との差の範囲内で自由に水平方向に位置調整してコンクリート平板25上に設置できる。よって、埋設されたSMD杭31に多少の芯ずれがあっても、コンクリート体50の上面部52におけるボルト部の突設位置を基礎梁40の架設位置に正確に合わせることが可能となる。よって、ボルト部について水平方向における高精度のレベル出し作業を容易にでき、基礎梁40を架設位置に合わせて正確に架設できる。
また鉄筋かご51を筒状に形成したので、4つのボルト部の突設位置を筒軸周り方向に調整でき、基礎梁40における挿通孔45の穿設位置に正確に合わせることが可能となる。加えて、型枠57を筒軸周り方向に回転調整することなく、水平方向に位置調整するだけで、コンクリート体50の全周面において所定のかぶり厚さを均等に確保できる。また、環状鉄筋51aにスペーサ51dを配置すれば、型枠57の水平方向の位置調整がより簡単になる。
さらに、コンクリート体50の形成の際、上面部52の位置をセメントモルタルの盛り重ね等の簡易な作業で鉛直方向に位置調整して架設基準面PLに一致させることができる。この場合には、上面部52について鉛直方向における高精度のレベル出し作業を容易にでき、基礎梁40を架設基準面PLに合わせて正確に架設できる。
さらに、アンカーボルト60を、鉄筋かご51に接続した基端板61に棒体62を螺合して構成したので、予め基端板61に棒体62を垂直度を高めた状態で立設するように形成できる。また基端板61を鉄筋かご51の補強材51cに接続したので、付着強度を鉄筋かご51の鉄筋本数に配分でき、付着強度が不足する時は、鉄筋本数を増やすことで対応できる。アンカーボルト60の先端部を長さ調整自在に構成したので、埋設基準面SLに対してコンクリート平板25の位置が多少上下動した場合であっても、コンクリート体50の上面部52から突設するボルト部の長さを一定値にできる。本アンカーボルト60によれば、単純形状ゆえにコンクリート体50を形成しやすく、しかも精度を出しやすい。
そして、コンクリート体50を、杭頭35に設けた鉄筋かご51を囲む型枠57内にセメントを打設して、架設基準面PLに一致する上面部52を有するように形成し、また接合手段を、アンカーボルト60と螺着手段とからなるように形成したので、基礎梁40を上面部52に螺着手段で簡単に固定でき、また基礎梁40を架設基準面PLに正確に設置できる。
次に、図6、7により、本発明に係る建物基礎の施工方法の第1実施形態を説明する。
第1実施形態は、建物地盤にSMD杭31を埋設する基礎杭の埋設工程S1と、埋設したSMD杭31の上部にコンクリート体50を形成するコンクリート体の形成工程S2と、形成したコンクリート体50上に妻梁41を設置する基礎梁の架設工程S3との実行によって、SMD杭31に基礎梁40を架設し、建物地盤に建物基礎21を施工するものである。
尚、第1実施形態の実行前に、建物基礎21の基礎設計として、施工する建物地盤について、スウェーデン式サウンディング試験や簡易貫入試験等によって地盤調査を行い、基礎杭30の支持地盤を決定する。また、地盤調査結果や予定する建物荷重に基づき、基礎杭30の仕様(管径、肉厚、長さ及び翼径)及び本数、基礎梁40の仕様及び本数、並びに、コンクリート体50及び梁支持体70の各仕様を決定し、建物基礎21の平面配置を決定する。加えて、地表面GLから所定深さが確保される位置に基礎杭30の埋設基準面SLを規定し、また埋設基準面SLから所定高さが確保される位置に基礎梁40の架設基準面PLを規定する。
先ず、基礎杭の埋設工程S1を説明する。
本工程S1は、基礎杭30としてのSMD杭31の埋設に加えて、規定された埋設基準面SLに対し、SMD杭31の埋設孔の底面に敷設したコンクリート平板25の上面を一致させる施工工程も含むものである。
(S1−1)事前の建物位置出しに基づき、SMD杭31の埋設位置周辺を壷掘りして予め掘削孔12を設け、掘削孔12内における埋設基準面SLを位置出しする(図6(a))。
(S1−2)埋設基準面SLから所定高さで杭頭35が頭出しするように、SMD杭31を掘削孔12内の杭芯出し位置に埋設する。
このSMD杭31の埋設には、回転貫入工法が用いられ、例えば、上下動自在の回転駆動装置を備えたアースオーガー等の掘削機(図示略)が使用される。その際、所定高さ±50mmの精度で埋設することが望ましい。
(S1−3)埋設孔12の底面におけるSMD杭31の周囲を転圧機等により転圧して均し処理し、沈下等を防ぐように事前地業する。
(S1−4)地業後、杭頭35にコンクリート平板25の通し孔26を通し、コンクリート平板25の上面を埋設基準面SLとしての所定深さに正確に一致させるようにレベル出しを行いながら、埋設孔12にコンクリート平板25をセメントモルタル27等で敷設する(図6(b))。
以上で、基礎杭の埋設工程S1を終了する。
次に、コンクリート体の形成工程S2を説明する。
(S2−1)先ず、鉄筋かご51を、アンカーボルト60を取り付けた状態で、既設のコンクリート平板25上に配置する(図6(c))。
配置の際には、最下段の環状鉄筋51aをSMD杭31の杭頭35に通し、コンクリート平板25上に載置した状態で、ボルト部の突設位置を基礎梁40の架設位置に合わせるように杭径と筒径との差の範囲内で水平方向に位置調整して、杭頭35に鉄筋かご51を溶接等によって固定する。
この時、コンクリート平板25、SMD杭31及び鉄筋かご51の夫々の軸線が全て一致するように配置することが望ましい。
またアンカーボルト60の取り付けの際には、架設基準面PL上において、棒体62のボルト部が妻梁41に設けた挿通孔45(図2参照)に挿通可能となるように、棒体62の突設長さの調整が行われる。
(S2−2)コンクリート体50の外形を形成するための型枠57を、杭頭35及び鉄筋かご51を収納するようにコンクリート平板25上に配置して、型枠57内にセメントを流し込んだ場合でも漏れ出すことのないように、土砂を埋め戻して仮止め固定する。
ここで、型枠57は、亜鉛鉄板等の金属からなる板材や樹脂材料を加工して、両端が開放形成された円筒形に形成されている。また型枠57は、筒径が鉄筋かご51よりも大径に形成されると共に、上側の開放筒面が架設基準面PLに一致する筒高さとなるように形成されている。
(S2−3)型枠57にセメントを流し込んで固化させる。セメントは、コンクリート体50の上面が架設基準面PLよりもやや下側に配置される位置まで流し込まれる。
(S2−4)固化後、型枠57を外して円柱形状のコンクリート体を形成する。尚、型枠57は、外すことなく埋め捨てにしても良い。
(S2−5)コンクリート体50周囲の空間を無くすように掘削孔12を埋め戻し、さらに突き固めて整地する。
(S2−6)梁支持体70を所定位置に敷設する。
この時、連接部の調整によって束柱72を縮めて、束板73を最下位置まで下げておく。
(S2−7)工程S2−4のコンクリート体の上面に、セメントモルタル28を盛り重ねて上面部52を形成する(図6(d))。
この時、上面部52が基礎梁40の架設基準面PLと一致するようにレベル出しを行う。コンクリート体50の上面部52には、4本の棒体62のボルト部が鉛直方向に突設される。
以上で、コンクリート体の形成工程S2を終了する。
次に、基礎梁の架設工程S3を説明する。
(S3−1)妻方向に沿う複数箇所に設けられたコンクリート体50のボルト部に、妻梁41の挿通孔45を通して、コンクリート体50の上面部52上に妻梁41を配置する(図6(e)、図7(a))。
(S3−2)ボルト部に座金を当て、ナットを締めてコンクリート体50に妻梁41を固定し、上面部52に架設する。
(S3−3)妻梁41の固定後、妻梁41に桁梁43を連結し、基礎梁枠を形成する(図7(b))。
この連結では、妻梁41の連結部42と桁梁43の連結部44とを一致させて、連通させた両梁41,43の連結孔42a,44aにボルトを通し、ナットを締めて両者を固定する。固定によって、基礎梁40が架設基準面PL上に安定的に架設される。
(S3−4)各枠の対角線上に水平ブレース46を取り付け、連接部により上下位置調整された束板73によって、基礎梁40を支持する(図7(c))。
以上で、基礎梁の架設工程S3を終了し、建物基礎21の施工を終了する。
このような第1実施形態の施工方法によれば、コンクリート体50の形成の際、上面部52の位置をセメントモルタル28の盛り重ね等の簡易な作業で鉛直方向に位置調整して架設基準面PLに一致させることができるとともに、鉄筋かご51を杭径と筒径との差の範囲内で自由に水平方向に位置調整してコンクリート平板25上に設置でき、埋設されたSMD杭31に多少の芯ずれがあっても、コンクリート体50の上面部52におけるボルト部の突設位置を基礎梁40の架設位置に一致させることができる。よって、上面部52については鉛直方向に、またボルト部については水平方向に高精度のレベル出し作業を容易に行うことができ、基礎梁40を正確に架設できる。
また先端根固め工法等のように、セメントミルクを使用しないので、泥水等による土壌汚染等が発生せず周辺環境の保全に寄与できる。さらにコンクリート体50の形成以外は乾式工法によって施工可能となるので、乾燥や養生が必要となる工程を減らして工期を短縮できる。
次に、本発明に係る建物基礎の施工方法の第2実施形態を説明する。
第2実施形態は、第1実施形態と同様の基礎杭の埋設工程S1を行った後、埋設したSMD杭31上にコンクリート体50の型枠57を介して基礎梁40を仮架設し、アンカーボルト60を基礎梁40に先付けする基礎梁の架設工程S4と、SMD杭31と基礎梁40との間にコンクリート体50を形成するコンクリート体の形成工程S5との実行によって、SMD杭31に基礎梁40を架設し、建物地盤に建物基礎21を施工するものである。
先ず、基礎梁の架設工程S4を説明する。尚基礎杭の埋設工程S1の説明は省略する。
(S4−1)工程S1の後、鉄筋かご51を既設のコンクリート平板25上に配置する。
配置の際には、工程S2−1と同様に、杭頭35に鉄筋かご51を溶接等によって固定する。
(S4−2)工程S2−2と同様の型枠57を、杭頭35及び鉄筋かご51を収納するようにコンクリート平板25上に配置して、型枠57内にセメントを流し込んだ場合でも漏れ出すことのないように、土砂を埋め戻して仮止め固定する。
この時、コンクリート平板25、SMD杭31及び鉄筋かご51の夫々の軸線が全て一致するように配置することが望ましい。
(S4−3)梁支持体70を所定位置に敷設する。
この時、連接部の調整によって束柱72を縮めて、束板73を最下位置まで下げておく。
(S4−4)妻方向に沿う型枠57及び梁支持体70上に、妻梁41を配置する。
この時、妻梁41は、型枠57の上側開放筒面と、連接部により上下位置調整された束板73とによって、架設基準面PL上で安定的に支持される。
(S4−5)工程S3−3と同様に、妻梁41に桁梁43を連結する。
(S4−6)アンカーボルト60のボルト部を妻梁41の挿通孔45に通して、ナットにより仮止め固定すると共に、補強材51cに接するように基端板61の位置を調整する。
(S4−7)補強材51cに基端板61を溶接等によって固定する。
以上で、基礎梁の架設工程S4を終了する。
次に、コンクリート体の形成工程S5を説明する。
(S5−1)型枠57にセメントを流し込んで固化させる。セメントは、コンクリート体50の上面が基礎梁40の架設基準面PLの位置まで流し込まれる。
(S5−2)固化後、型枠57を外して円柱形状のコンクリート体50を形成する。尚、型枠57は、外すことなく埋め捨てにしても良い。
(S5−3)コンクリート体50周囲の空間を無くすように掘削孔12を埋め戻し、さらに突き固めて整地する。
以上で、コンクリート体の形成工程S5を終了し、建物基礎21の施工を終了する。
このような第2実施形態の施工方法によれば、第1実施形態と同様に、周辺環境の保全に寄与でき、乾燥工程を減らして工期を短縮できる等の効果を備える。さらに、基礎梁40にアンカーボルト60を先付けしたので、コンクリート体50に基礎梁40を設置する際の位置決めが容易になる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施することも可能である。
(1)基礎杭30は、SMD杭に限らず、他の鋼管杭や、コンクリート杭頭を用いても良い。
(2)鉄筋かご51の形状は、円筒かご状に限らず、多角形の筒かご状等の他の形状に形成しても良い。
(3)コンクリート体50に基礎梁40を設置する際には、妻梁41に限らず、桁梁43に挿通孔を設けて、ボルト部に挿通孔を通して固定しても良い。
本発明に係る建物基礎の一実施形態を示す平面説明図である。 図1の建物基礎の詳細を示す(a)A部の拡大説明図、(b)B−B線断面説明図である。 鋼管杭の正面図である。 鋼管杭の底面図である。 鉄筋かごの(a)平面図、(b)正面図である。 基礎杭の埋設工程及びコンクリート体の形成工程を示す(a)〜(e)説明図である。 基礎梁の架設工程を示す(a)〜(c)説明図である。
符号の説明
21・・建物基礎、25・・コンクリート平板、30・・基礎杭、31・・SMD杭、40・・基礎梁、41・・妻梁、43・・桁梁、50・・コンクリート体、51・・鉄筋かご、52・・上面部、57・・型枠、60・・アンカーボルト、70・・梁支持体、GL・・地表面、PL・・架設基準面、SL・・埋設基準面。

Claims (6)

  1. 建物地盤に規定した埋設基準面から所定高さで杭頭を頭出しするように埋設された基礎杭の上部にコンクリート体を形成し、接合手段を介して、規定した架設基準面に一致するコンクリート体の上面部に基礎梁を架設してなる
    ことを特徴とする建物基礎。
  2. コンクリート体が、
    杭頭に設けた鉄筋かごを囲む型枠内にセメントを打設して形成され、
    接合手段が、
    鉄筋かごに接続されコンクリート体内に埋め込まれる基端、及び、コンクリート体の上面部から突設されるボルト部を先端として両端に備えるアンカーボルトと、
    上面部でボルト部に挿通された基礎梁を固定する螺着手段と、からなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の建物基礎。
  3. 鉄筋かごが、
    杭頭よりも大径に形成された少なくとも2つの環状鉄筋と、
    夫々の環状鉄筋を鉛直方向に所定間隔で同軸配置する縦鉄筋と、からなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の建物基礎。
  4. 基礎杭が、
    先端および基端を開放した円筒状の管本体の先端際に、管本体の外周から外側へ突出するように螺旋翼が取り付けられているとともに、管本体の先端際の内部に、管本体の内壁から内側へ突出するように螺旋内翼が設けられている鋼管杭である、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の建物基礎。
  5. 予め規定した埋設基準面から所定高さで杭頭を頭出しするように建物地盤に基礎杭を埋設する基礎杭の埋設工程と、
    予め規定した基礎梁の架設基準面に一致する位置に上面部を備えるように、杭頭に設けた鉄筋かごを囲む型枠内にセメントを打設して、基礎杭の上部にコンクリート体を形成するコンクリート体の形成工程と、
    接合手段を介して、コンクリート体の上面部に基礎梁を架設する基礎梁の架設工程と、
    からなる、
    ことを特徴とする建物基礎の施工方法。
  6. コンクリート体の形成工程において、
    先端にボルト部を備えたアンカーボルトの基端をコンクリート体内に埋め込み、先端のボルト部を上面部から突設するようにコンクリート体を形成し、
    基礎梁の架設工程において、
    上面部から突設されたボルト部を、基礎梁に設けた挿通孔に通して、コンクリート体に基礎梁を螺着する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の建物基礎の施工方法。
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