JPS61233682A - 三環性ジベンゾ縮合誘導体およびそれらの製造法 - Google Patents

三環性ジベンゾ縮合誘導体およびそれらの製造法

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JPS61233682A
JPS61233682A JP61044296A JP4429686A JPS61233682A JP S61233682 A JPS61233682 A JP S61233682A JP 61044296 A JP61044296 A JP 61044296A JP 4429686 A JP4429686 A JP 4429686A JP S61233682 A JPS61233682 A JP S61233682A
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dibenzo
compound
thiopyran
alkyl
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JP61044296A
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ピエロ・メローニ
パオロ・サルヴアドーリ
ピエール・パオロ・ロヴイツソロ
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Pfizer Italia SRL
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Farmitalia Carlo Erba SRL
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D335/10Dibenzothiopyrans; Hydrogenated dibenzothiopyrans
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な五環性ジベンゾ縮合誘導体特に新規な6
−置換された6H−ジベンゾ(b、a)チオピラン誘導
体、それらの製造法およびそれらを含有する薬学的組成
物に関する。
本発明の化合物およびそれらの薬学的に許容しうる塩は
一般式(I) 〔ただし式中、R1はa)カルボキシ、b)エステル中
、 RaおよびRbは同一または異なりてそれぞれ水素
まだは01〜C6アルキルであるか、またはRaおよび
R1)はそれらが結合している窒素原子と一緒になって
、場合により酸素、硫黄および窒素から選ばれたもう1
個の複素原子を含有し、そしてそのもう1個の窒素原子
は置換されていないかまたはC1−06アルキル、ピリ
ジルまたはフ基(ただし式中、 R9は水素またはC1
〜06アルキルでありh Aは02〜C6アルキレン鎖
であり、そしてRaおよびRbは上記に定義されたとお
シである)を表わしsR2は水素または01〜06アル
キルを表わし、R3、R4+R5、R6、R7およびR
8は同一または異なりて、それぞれ水素、・・ロゲン、
  al−c6アルキルs C5〜C4−アルケニルオ
キシまたはC1−06アルコキシである〕を有する。
また本発明には式(I)の化合物のすべての可能な異性
体、立体異性体および光学異性体およびそれらの混合物
、およびそれらの代謝物および代謝前駆体または生体前
駆体がその範囲内に含まれる。
ハロゲン原子は好ましくは塩素まだは臭素である。アル
キル、アルキレン、アルケニルオキシおよびアルコキシ
基は分枝鎖状または直鎖状の基である。
C1〜C6アルキル基はたとえばメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、第2ブチルまたは第3ブ
チル好ましくはメチルまだはエチルである。
03〜C4アルケニルオキシ基は好ましくはアリルオキ
シである。01〜C6アルコキシ基はたとえばメトキシ
、エトキシ、プロポキシ1.イソプロポキシ、ブトキシ
または第3ブトキシであり、好ましくはそれはメトキシ
、エトキシまたはプロポキシである。
アルキレン鎖Aは好ましくはo 2−c 4アルキレン
鎖である。
RaおよびRbがそれらが結合している窒素原子と一緒
になって飽和の単環性複素環を形成する場合には、これ
はたとえばピロリジン、ピにリジン、ピペラジン、モル
ホリンおよびチオモルホリンを含む群中よ如選ばれた飽
和の単環性5員まだは6員複素理であってもよい。その
単環性複素環が2ペラジンである場合には、それは置換
されていないかまたは上記に定義されたように置換され
ていてもよく、好ましくはそれは01〜C4アルキル、
ピリジルまたはフェニルにより置換されている。
R1がエステル化されたカルボキシ基である場合には、
それは好ましくは一00XRI Q基〔ただし式%式% RaおよびR1)は上記に定義されたとおりである)に
より置換された01〜C6アルキルである〕であシ、さ
らに好ましくはそれは一00XR’10基(ただし式中
、Xは上記に定義されたとおりであり、基〔ただし式中
、R′eLおよびR′bはそれぞれ独立して水素まだは
01〜04アルキルであるか、またはR′tLおよびR
′bはそれらが結合している窒素原子と−緒になってピ
ロリジン、ピペリジン、モルホリン、ナオ七ルホリンま
たはピペラジン環(そのビはラジン埠は置換されていな
いかまたは01〜C4アルキル、ピリジル葦たはフェニ
ルによシ置換されていてもよい)を形成する〕により置
換された01〜C4アルキル基である)である。
エステル化されたカルボキシ基として特に好nは2′ま
たは6であり、可および可はそれぞれ独立して01〜C
4アルキルであるか、またはRKおよびR′i)はそれ
らが結合している窒素原子と一緒になってピロリジン、
モルホリンまタハピにリジン環を形成する)である。
弐(I)の化合物の薬学的に許容しうる塩には無機酸た
とえば塩酸または硫酸を用いてか、または有機酸たとえ
ばくえん酸、酒石酸、りんご酸。
マレイン酸、マンデル酸、フマール酸またはメタンスル
ホン酸を用いてか、または無機塩基たとえばナトリウム
、カリウム、カルシウムまだはアルミニウムの水酸化物
、またはアルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩
または炭酸水素塩を用いてか、または有機塩基典型的に
は有機アミンたとえばリジン、トリエチルアミン、プロ
力イン、ジベンジルアミン、N−ベンジル−β−フェネ
チルアミン、N、N’lベンジル−エチレンジアミン、
デヒドロアビエチルアミン。
N−エチルーピはリジン、ジェタノールアミン、N−メ
チル−グルカミン、またはトリス−ヒドロキシメチル−
アミノメタンを用いて生成された塩が含まれる。
上記のように本発明にはまた式(I)の化合物の薬学的
に許容しうる生体前駆体(別名プロドラッグとして知ら
れている)、すなわち上記の式(I)とは異なる式を有
するが、それにもかかわらずヒトに投与した場合に生体
内で直接にかまたは間接的に式(I)の化合物に変換さ
れるような化合物もその範囲内に含まれる。
本発明の好ましい化合物は式(I1((ただし式中、R
1はa′)式−COXR’1o(ただし式中、Xは一〇
−または−S−であり、そしてR’10は置換されてい
ないそれぞれ独立して水素まだはo1〜c4アルキルで
あるか、またはH,6およびR’1)はそれらが結合し
ている窒素原子と一緒になってピロリジン、ピペリジン
、モルホリン、チオモルホリンまたはピペラジン環(た
だしそのピはラジン環は置換されていないかまたは01
〜C4アルキル、ピリジルまたはフェニルにより置換さ
れていてもよい)を形成する〕により置換された01〜
o4アルキルは水素またはcl −c 4アルキルであ
シ、そしてA、RKおよびR′bは上記に定義されたと
おシである)を表わしh R2は水素または01〜c4
アルキルであり*  ’G* R4R5+ R6h R
7およびR8はそれぞれ独立して水素、塩素、臭素h 
o1〜04アルキルlたは01〜C4アルコキシである
))を有する化合物およびその薬学的に許容しうる塩で
ある。
特に好ましい本発明の化合物は式(I)〔だだし式中、
 R11da#) 01−04アルコキシ−カルボニル
基、たは6であり%胤′およびR%はそれぞれ独立して
C1−′−04アルキルであるか、まだはR4および札
はそれらが結合している窒素原子と一緒になってR’9
は水素または01〜C4−アルキルであり、Rは02〜
04アルキレン鎖であり、そしてRλおよびR′もは上
記に定義されたとおりである)を表わし、R2は水素で
あり、J* ”4m ”5+ R6h R7およびR8
はそれぞれ独立して水素、塩素、 01−04アルキル
または01〜04アルコキシである〕を有する化合物お
よびその薬学的に許容しうる塩である。
より一層好ましい本発明の化合物は式(■)〔ただし式
中、R1はalll) 31〜C4アルコキシ−カルボ
は2または6であり、RoおよびRdはそれぞれ独アル
キルであり、そしてRc、Rdおよびnは上記に定義さ
れたとおりである)でありb R2は水素であシ、85
m R4、R5、R6、R7およびR8はそれぞれ水素
である〕の化合物およびその薬学的に許容しうる塩であ
る。
本発明の化合物の特定の例は以下に記載される。
6H−ジベンゾ(b、a)チオピラン−6−カルボン酸
6H−ジベンゾ(b、a)チオピラン−6−カルボン酸
、2−N、N−ジメチルアミノ−エチルエステル。
6H−ジベンゾ(b + d)チオピラン−6−カルボ
ン酸、2−N、N−ジメチルアミノ−エチルチオエステ
ル、 6H−ジベンゾ(b、a)チオピラン−6−カルボン酸
、3−N、N−ジメチルアミノ−プロピルエステル、 6H−ジベンゾ(bsd)チオピラン−6−カルボン酸
、2−N、N−ジエチルアミノ−エチルエステル。
6H−ジベンゾ[b、a)チオピラン−6−カルボン酸
、2−モルホリノ−エチルエステル、6H−ジベンゾ(
b+d)チオピラン−6−カルボンW、2−<ピロリジ
ン−1−イル)−エテルエステル、 6H−ジベンゾ〔bld〕チオピラン−6−N−(2−
N、N−ジメチルアミノ−エチル)−カルボキサミド。
6H−ジベンゾ(b+ d)チオピラン−6−N−メチ
ル−N −(2−N、N−ジメチルアミノ−エチル)−
カルボキサミド。
6H−ジベンゾ(b、a)チオピラン−6−N−(5−
N、N −’)メチルアミノ−プロピル)−カルボキサ
ミド、 6−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−カルボニ
ル−6H−’5ベンゾ(b+ ” )チオピラン、 6−(4−(2−ピリジル)−ピはラーン−1−イル〕
−カルボニル−6H−ジベンゾ(b、a)チオピラン およびそれらの薬学的に許容しうる塩。
本発明の化合物およびその塩はA)式(It)(ただし
式中、R2,R3%R4R5b R6s R7およびR
8は上記に定義されたとおりである)の化合物を0l−
c6アルキルアルコールまたはc 1−c 6アルキル
チオールと反応させて式(I)(ただし式中sR1はa
 1−o 6−アルコキシ−カルボニルt タハ(I1
−06アルキルチオーカルボニルである)の化合物を得
、そして1)所望によシこのようにして得られた式(I
)の化合物を式(■)(ただし式中、R1は遊離のカル
ボキシ基である)を有するもう一つの化合物に変換し、
そして11)所望によりこのようにして得られ九式(I
)のカルボン酸を式(■)(ただし式中、 R1は式(
I)のbLc)またはd)で定義されたとおりであるが
、ただし01く6−アルコキシ−カルボニルまだは01
〜06アルキルチオーカルボニルではないものとする)
を有するもう一つの化合物に変換するか、またはB)上
記に定義されたような式(Illの化合物を加水分解し
てその反応条件により式(i)(ただし式中h R1は
カルバモイルまたは遊離のカルボキシ基である)の化合
物を得* 1ii)所望によりそのようにして得られ九
式(■)(ただし式中+R1は遊離のカルボキシ基であ
る)の化合物を式(■)(ただし式中sR1は式(I)
のb ) h o ) fたはd)において定義された
とおりである)のもう一つの化合物に変換し、そして/
または所望により式(I1の化合物を式(I)のもう一
つの化合物に変換し、そして/または所望により式(I
)の化合物をその薬学的に許容しうる塩に変換し、そし
て/または所望によ9式(I)の化合物の塩を遊離の化
合物に変換し、そして/または所望により式(I)の化
合物の異性体混合物を単一の異性体に分離することから
成る方法により製造することができる。
式(Illの化合物の01〜C6−アルキルアルコール
またはC1〜C6アルキルチオールとの反応は慣習的な
方法で、たとえば酸触媒好ましくは鉱酸たとえば硫酸、
塩酸または臭化水素酸の存在下約30℃から還流温度ま
での温度で行うことができる。
式(■)(ただし式中h R1はカルバモイルを表わす
)を有する化合物を得るだめの式(It)を有する化合
物の加水分解は周知の方法により、たとえば約50°C
〜約100℃の温度で85ヂ硫酸を用いて処理するか%
または不活性気流巾約60℃〜約100℃の温度で触媒
としての銅粉の存在下で水とともに加熱することにより
行うことができる。
式(I)(ただし式中、RI社遊離のカルボキシ基を表
わす)を有する化合物を得るだめの式(It)を有する
化合物の加水分解もまだ既知の方法によりたとえば適当
な溶媒たとえば水、ジオキサン。
低級脂肪族アルコールたとえばo 1−c 4アルキル
アルコール、またはそれらの混合物巾約30℃から還流
温度までの温度で塩基性試薬好ましくは水性水酸化ナト
リウムまたは水酸化カリウムを用いて処理し、ついで酸
性化することにより行われる。上記の任意の段階1)、
11)および111)は既知の方法により行うことがで
きる。たとえばA)法により得られた式(■)(ただし
式中、R1は01−06アルコキシカルボニルまたは0
1〜06アルキルチオーカルボニルである)を有する化
合物の式(I)(ただし式中、 R1は遊離のカルボキ
シ基である)を有するもう一つの化合物への変換に関す
る任意の段階は溶媒たとえば水または低級脂肪族アルコ
ール中でたとえば水酸化ナトリウムまたはカリウムを使
用して室温から約150℃までの温度で操作し、つぎに
酸性にすることにより行われる塩基性加水分解、または
たとえば溶媒たとえば水または脂肪族アルコールまたは
ジオキサンおよび水との混合物中室温から還流温度まで
の温度で操作する酸加水分解であってもよい。
上記と同様の反応はまたたとえば適当な溶媒たとえばり
メチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホロトリアミド
またはジメチルホルムアミド好ましくはジメチルホルム
アミド中50℃よりも高い温度でハロゲン化リチウム好
ましくは臭化リチウムを用いて処理することによっても
行うことができる。
式(I)を有するカルボン酸の式(■)(ただし式中。
R1はエステル化されたカルボキシ基を表わす)=26
− を有するもう一つの化合物への変換に関する任意の段階
は周知の方法により行うことができる。
たとえば上記のカルボン酸は不活性溶媒たとえばアセト
ン、ジオキサン、ジメチルホルムアミドまたはへキサメ
チルホスホロトリアミド巾約0℃から約100℃までの
温度でその酸のアルカリ金属塩をアルキルハライドと反
応させるか、または適当な酸触媒たとえば塩酸の存在下
で上記の酸を式R10−XH(ただし式中bR1Qおよ
びXは上記に定義されたとおりである)の化合物と反応
させることにより式(I)〔ただし式中sR1は基−0
0XRjQ (ただし式中5R10およびXは上記に定
義されたとおりである)である〕の化合物に変換するこ
とができる。
別法としては同様のエステル化は a)溶媒の非存在下でかまたは不活性有機溶媒たとえば
ベンゼン、トルエン、キシレン%ジオキサン、ジクロロ
エタン、メチレンクロリド、またはテトラヒドロフラン
中好ましくは約o℃〜120℃の温度でたとえば所望の
酸ハライドたとえば蓚酸クロリド、チオニルクロリド、
三塩化燐、五塩化燐またはオキシ塩化燐と反応させるこ
とによ)カルボン酸を対応するハロカルボニル好ましく
はクロロカルボニル誘導体に変換し、そしてつぎに b)得られたハロカルボニル誘導体全同一(7)フルコ
ールである溶媒または不活性溶媒たとえばベンゼン、ト
ルエン、キシレン、ジオキサン。
ジクロロエタン、メチレンクロリド、またはテトラヒド
ロンラン中好ましくは約o℃から約60℃までの温度で
所望によ多塩基たとえばトリエチルアミンの存在下で弐
RIQ−XH(ただし式中。
R10およびXは上記に定義されたとおりである)を有
する適当な化合物と反応させることにょシ行われる。
式(I)を有するカルボン酸の式(I)〔ただし式中、
R1は一0ONRaRb’Eたは一0ON(R9)−A
−NRaRb基(ただし式中*  Rak Rbh R
9およびAは上記に定義されたとおりである)を表わす
〕を有するもう一つの化合物への変換に関する任意の段
階゛もまだよく知られた方法により行うことができる。
たとえばそのようなカルボン酸の反応性誘導体たとえば
アシルハライド好ましくはクロリドまたは混合酸無水物
を式HNRaRbまたはHN(R9)−A−NRaRb
(ただし式中h  Ab Ras RbおよびR9は上
記に定義されたとおりである)のアミンとそれぞれ反応
させることによシ行われる。その反応は有機溶媒たとえ
ばジオキサン、テトラヒドロフラン。
ジクロロメタン、クロロホルムまだはベンゼン巾約0℃
から約100℃までの温度で所望により適当な塩基性試
薬たとえばトリエチルアミンの存在下で行うことができ
る。
式(りの化合物は既知の方法によシ式(I)のもう一つ
の化合物に変換することができる。たとえば式(■)(
ただし式中、R5,R4%R5* R6h R7および
R8の1個または数個は水素である)の化合物はハロゲ
ン化によυ式(I)(ただし式中、R,、R4,R55
R(ib R,およびR8の1個または数個はハロゲン
である)の対応する化合物に変換することができる。特
にたとえば式(I)(ただし式中*  R5kR4%R
5s R6R7およびR8の1個または水素である)の
化合物は有機溶媒たとえばメチレンクロリドまたはクロ
ロホルム中で適当な塩素化剤たとえばスルフリルクロリ
ドと反応させるか、または他のよく知られた方法たとえ
ば「J、0.O,j第35巻第719頁、1970年ま
たは[5ynthesis J第417頁、1979年
に記載された方法により式(■)(ただし式中% R5
s R4R5b R6* R7およびR8の1個または
数個は塩素である)の化合物に変換することができる。
式(I)を有する化合物の式(りを有するもう一つの化
合物への任意の変換例はまた任意の段階1)。
11)および111)として上記に記載されたものであ
る。
また式(I)の化合物の任意の塩形成ならびに塩の遊離
化合物への変換および異性体混合物の単一異性体への分
離も通常の方法によシ行うことができる。
たとえば光学異性体の分離は光学活性の塩基または酸を
用いて塩を形成し、ついでジアステレオ異性体塩の分別
結晶化を行い、つぎにそれぞれ光学活性の異性体である
酸または塩基を回収することによシ行われる。
式(■)(ただし式中h R2は水素である)の化合物
はたとえば式@) (ただし式中、R5%R4、R5,R6、R7およびR
8は上記に定義されたとおシであり、そしてR11は)
・ロゲン原子またはヒドロキシ基である)の化合物をそ
れぞれアルカリ金属シアニドまだはトリ(01−06)
−アルキルシリルシアニド好ましくはトリメチルシリル
シアニドと反応させることによシ製造できる。
式(I[D (ただし式中、R11は〕・ロゲンである
)を有する化合物のアルカリ金属シアニドとの反応は適
当な有機溶媒たとえばジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、ジオキサン中でか、または好ましくは水
性溶媒たとえばジメチルホルムアミドまたはジメチルア
セトアミドおよび水との混合物中で約0℃からその溶媒
の還流温度までの温度で好ましくは室温で行うことがで
きる。
式(I10(ただし式中、R11はヒドロキシである)
を有する化合物のトリ(cl−R6)−アルキルシリル
シアニドとの反応はたとえば不活性溶媒たとえばベンゼ
ンまたはトルエン中適当な触媒たとえば沃化亜鉛の存在
下約0℃から約50℃までの温度で行うことができる。
式(■)(ただし式中、R2はol−R6アルキルであ
る)の化合物はたとえば式(■)(ただし式中s R2
は水素である)の化合物を適当な無水の溶媒たとえばり
メチルホルムアミド、ジオキサン、トルエン、ジメチル
スルホキシド中はぼ室温ないし約100℃の温度で且つ
水素化ナトリウムまたは同様の強塩基の存在下で01〜
06アルキルハライド好ましくはヨーシトと反応させる
ことによシ製造できる。
式([ffl (ただし式中、R11はヒドロキシであ
る)の化合物はたとえば式(M (ただし式中h RhR4、R5、R6* R7および
R8は上記に定義されたとおりである)の化合物を不活
性溶媒たとえばアセトニトリル巾約0℃の温度で且つ2
.6−ルチジンの存在下で無水トリフルオロ酢酸と反応
させ、そしてつぎにそのようにして得られたトリフルオ
ロアセトキシ誘導体を室温で水性炭酸水素ナトリウムを
用いて処理し加水分解することにより製造できる。
式([) (ただし式中、R11はハロゲンである)の
化合物は式(2)(ただし式中、R11はヒドロキシで
ある)の化合物から適当なノ10ゲン化剤で処理するこ
とによシ、たとえば0°〜60℃の温度で好ましくは室
温でチオニルクロリドまたは王臭化燐を用いて処理する
ことによシ得られる。
式(転)の化合物は画業においてよく知られた合成法に
よシ得ることができる。
本発明の新規な化合物およびその中間生成物において、
それらを上記の反応に付すまえに保饅する必要があるよ
うな基が存在する場合には、有機化学においてよく知ら
れている方法により上記の反応を行うまえにそれらの基
を保^し、そしてつぎに保護基を除去することができる
本発明の化合物は免疫変調活性を有し、そして特に抗ウ
ィルス活性を有する。それらの免疫変調活性はたとえは
最適以下の投与酸で羊の赤顛球細胞(SRBりを腹腔内
経路(I−p−)で注射することによりマウスにおいて
誘発された抗体反応を変更するそれらの能力により証明
される。
1群10匹の雌性CD −1系マウスから成る群に抗原
としての5RBO2X 10’個を腹腔内注射した。抗
原を投与する2時間まえに2つの投与量水準ですなわち
体Mkyあたり50IIgおよび5 mgで試験化合物
を腹腔内投与した。マウスの対照群にはBRBCおよび
試験化合物の代わりに食塩水を投与した。6日後にマウ
スを殺し、0.A。
Williams氏の方法(「Me’thods in
工mmun010g7and工mmunochemis
tryJ O,A、WilliamsおよびM−W 拳
Oha B e編1Academic Press s
 New York第11巻第152M、1977年)
によりそれらの血清中において8RBOに対する抗体力
価を測定した。
本発明の化合物の抗ウィルス活性はたとえばマウスのイ
ンフルエンザに対して評価された。
aD−1系マウスの群ヲインフルエンザウイルス菌株A
PR8K鼻内経路で感染させた。試験化合物を種々の経
路でたとえば腹腔内にか、皮下または経口投与した。
インフルエンザウィルスに対する試験化合物の効果は薬
剤で処理された動物および対照群における肺の病変数に
基づいて評価された。
免疫変調活性および抗ウィルス活性を有する化合物の好
ましい例としては以下のものすなわち6H−ジベンゾ[
b、a)チオピラン−6−カルボン酸、2−N、N−ジ
メチルアミンエチルエステル(社内コードPOE 23
101 )を記載することができる。化合物FOFi 
23101はたとえば溶崩性抗体の生成を増大させ、そ
してAPR8(ンフルエンサウィルスにより誘発された
ウィルス感染力らマウスを保護することにおいて活性で
あることが見い出された。
驚くべきことには化合物FOE 231旧は画業におい
て化学的に関連のある従来の化合物6H−ジベンゾ〔b
側〕ピラン−6−カルボン酸、 2− N、N−ジメチ
ルアミノエチルエステル(社内コードFCE20696
、米国特許第4,463,001号明細書に開示されて
いる)よりもたとえば抗ウィルス剤としてより一層活性
であることが見い出された。
実際に化合物FOE 231旧は経口投与後に意外に3
 PI− も、化合物F([20696が同じ経路で投与された場
合に必要な投与量の約見の量でAPR8インフルエンザ
ウイルスにより引き起こされたマウスのウィルス感染に
対して同程度の測置活性を示す。
それらの治療指数が高い点からみて本発明の化合物は医
科治療において安全に使用することができる。たとえば
マウスにおいて投与量を増加しながら1回投与し、処理
日の7日後に測定された化合物Fog 23101の大
体の急性毒性(LDso)は経口投与の場合に4001
1g/kPより大きい。
同様の毒性データが本発明の他の化合物に対しても見い
出された。
式中の化合物は移植反応の治療においてたとえば腎臓、
心臓、骨髄、皮膚および内分泌腺の移植において有用で
ある。
これらの化合物の免疫変調作用か治療上有益であるよう
な他の病理学的領域は新生物疾患、細菌およびウィルス
由来の急性および慢性感染もfの治療および免疫学的平
衡失調を特徴とする疾患たとえは原発性または獲得性免
疫欠乏症および自己免疫障害の治療である。この最後の
カテゴリーにはりウマチ様関節炎、全身性円敬状エリテ
マトーデス(紅斑性狼艙)、糸球体腎炎、脈管炎および
血液疾患が含まれる。種々の臨床的症候群に対する治療
法は病理学的な型に適合させたものでなければならない
移植および感染症の場合には病気にかかった時期および
臨床的経過Fi概して知られている。
逆に免疫学的障害の始まりはわかりに<<、それらの臨
床的経過は一般的に長く且つ複雑である。従ってその治
療上の投与量はそれが投与経路にもよるという事実をも
考慮に入れて個々の臨床的な場合に対してそれぞれ決定
しなければならない。
一般的にそのような化合物を必要とするすべての状態に
対して経口経路が使用される。拒絶反応を側止するため
および急性感染症を治療するためには非経口的経路たと
えば静脈内注射または注入の方か優れている。
継続的に投与する場合には経口的または非経口的経路た
とえは筋肉内または皮下経路が好ましい。このためには
本発明の化合物はたとえば1日あたシ体Mkiあたり約
0.5 mgから約1011i+までの投与量で経口的
に投与することができる。
たとえば体重にノあたり約0.2 mgから約5 wr
yまでの活性化合物の投与量は非経口的投与のために使
用することができる。もちろん最大の治療応答を得るた
めにこれらの投与量を調節することができる。
本発明には薬学的に許容しうる賦形剤(それは担体また
は希釈剤であってもよい)とともに本発明の化合物を含
む薬学的組成物が含まれる。
本発明の薬学的組成物は通常慣習的方法により製造され
、薬学的に適当な形態で投与される。
たとえば固体状の経口的形態は活性化合物とともに希釈
剤たとえば乳糖、ゲキストロース、蔗糖、セルロース、
とうもろこし殿粉およびじゃがいも殿粉、潤滑剤たとえ
ばシリカ、メルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネ
シウムまたはカルシウム、および/′iたはポリエチレ
ングリコール、結合剤たとえは殿粉、アラビアゴム、ゼ
ラチン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、分離剤たとえば殿粉、アル
ギン酸、アルギネート、ナトリウム殿粉グリコレート、
起泡混合物、染料、甘味剤、湿潤剤たとえばレシチン、
ポリソルベート、ラウリル硫酸塩、および一般的に薬学
的処方物中で使用される無毒性で且つ薬理学的に不活性
な物質を含有することができる。−F記の薬学的製剤は
既知の方法により、たとえば混合、造粒、打錠、糖@榎
または剤皮被覆行程により製造することができる。経口
投与のための液体状分散物はたとえばシロップ剤、乳濁
液および懸濁物であってもよい。
シロップ剤は担体としてたとえば蔗糖またはグリセリン
を含む蔗糖および/またはマンニトールおよび/または
ソルビトールを含有することができ、特に糖尿病患者に
投与されるシロップ剤は代翻されてぶどう糖を生成しな
いかまたは極めて少量のぶどう糖しか生成しないような
生成物たとえはソルビトールのみを担体として含有する
ことができる。
懸濁物および乳濁液は担体としてたとえは天然ゴム、寒
天、アルギン酸ナトリウム、ベクチン、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、またはポリビニルア
ルコールを含有スることができる。
筋肉内注射のための懸濁物または溶液は活性化合物とと
もに薬学的に許容しうる担体たとえば滅菌水、オリーブ
油、オレイン酸エチル、グリコールたとえばポリエチレ
ングリコールを、そして所望により適量のりドカイン塩
酸塩を含有することができる。
静脈内注射または注入のための溶液は担体としてたとえ
ば滅菌水を含有することができ、また好ましくはそれら
は滅菌された水性の等張性食塩溶液の形態であってもよ
い。
坐剤は活性化合物とともに薬学的に許容しうる担体たと
えはカカオバター、ポリエチレングリコール、界面活性
剤であるポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
またはレシチンを含有することができる。
本発明をさらによく理解せしめるために以下に実施例を
あげて説明するが、本発明はそれらにより限定されるも
のではない。
実施例 1 メチレンクロリド7〇−中2−ベンジルチオ−アニリン
(2,4flo、011モル)の攪拌溶液にメチレンク
ロリド5〇−中85%m−クロロペルオキシ安息香酸(
2,4flo、012モル)の溶液な0℃でゆっくりと
加える。2時間後にこの混合物を放置して室温まで昇温
せしめ、そしてチオ硫酸ナトリウム溶液、10%炭酸ナ
トリウム溶液で洗浄し、つぎに乾燥し、そして減圧下で
濃縮する。残留物をn−ペンタンで処理し、f遇すると
、ベンジル−(2−アミノフェニル)−スルホキシドが
白色固体外(2,1t1収率80% 、m −p −9
0〜94℃)として得られる。
同様に操作することによりつぎの化合物が得られる。
ベンジル−(2−アミノ−4−クロロフェニル)−スル
ホキシド、 ベンジル−(2−アミノ−3,4−ジメトキシフェニル
)−スルホキシド、おヨヒ。
(ンジル−(2−アミノ−4−メチル−フェニル)−ス
ルホキシド。
実施例 2 11係硫酸30 tnt中ベンジル−(2−アミノフェ
ニル)−スルホキシド(I,9t、 0.008モル)
の攪拌された懸濁物に水2〇−中亜硝酸ナトIJウム(
0,7El、0.011モル)の溶液を約0℃で加える
。1時間後に0℃でこの黄色溶液に水75−中硝酸第二
銅6水和物C54,2f、0.140モル)の溶液およ
び酸化第一銅(I33F、0.009モル)を迅速に加
える。この溶液を放置して室温まで昇温せしめ、そして
さらに5時間攪拌する。固体外を1過し、そして熱酢酸
エチルで処理する。
その溶液を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、そして残
留物を酢酸エチル/Rンタン(I:4)から結晶化する
と6H−ジベンゾCb t a )チオピラン−5−オ
キシド(I,24M’、収率71%、m、p。
97〜100℃)が得られる。
同様に操作するととによりつぎの化合物が得られる。
1.2−ジメトキシ−6H−ジベンゾCb、d:)チオ
ピラン−5−オキシド、 2−クロロ−6H−ジベンゾ〔b側〕チオピラン−5−
オキシド、および 2−メチル−6H−ジベンゾ[b、a]チオビラン−5
−オキシド。
実施例 3 6H−ジベンゾ[b、alチオピラン−5−オキシド(
2M、0.0093モル)、2,6−ルチジン(4m、
0.034モル)およびアセトニトリル(40−)の攪
拌溶液にアセトニトリル(I M)中無水トリフルオロ
酢酸(32−1(lL022モル)の溶液を0℃で加え
る。2時間後に水(25+++jり中脚酸水素ナトリウ
ム(It)の溶液をOcで迅速に加え、つぎにその混合
物を放置して室温まで昇温せしめる。2時間後にこの混
合物を水(200Tnl)に注ぎ、そしてジエチルエー
テルで抽出スる。抽出液を乾燥し、濃縮し、そしてシリ
カゲルクロマトグラフィーのカラム(溶出剤として酢酸
エチル:シクロヘキサン1:4を使用)で分離すると6
H−ジベンゾ[t+、cl)チオビラン−6−オール(
I,2F、収率60%、m−p*83〜86℃)が得ら
れる。同様に操作することによりつぎの化合物が得られ
る。
1.2−ジメト千シー6H−ジベンゾ〔b、a〕チオピ
ラン−6−オール、 2−クロロ−6H−ジベンゾ[b、a)チオビラン−6
−オール、および 2−メチル−6H−ジベンゾ[b、d]チオピラン−6
−オール。
実施例 4 6H−ジベンゾTo、a)チオビラン−6−オール(2
,6f、  12ミリモル)を無水ベンセン(5〇−)
に溶解する。この溶液にトリメチルシリルシアニド(4
,51nl、 36ミリモル)および触媒量の沃化亜鉛
を加え、つぎにその反応混合物を室温で20時間攪拌す
る。この溶液を1N水酸化ナトリウムで洗浄し、乾燥し
、そして蒸発させる。
残留物をジエチルエーテルから結晶化すると6゜−シア
ノ−6H−ジベンゾ[b、a)チオビランが白色固体分
C2,3f、 10ミリモル、m、p、114〜116
℃)として得られる。
同様に操作することによりつぎの化合物が得られる。
6−ジアツー1.2−ジメトキシ−6H−ジベンゾ[b
、a]チオビラン1 2−メチル−6−ジアツー6H−ジベンゾ[b、d)チ
オビラン、および 2−クロロ−6−ジアツー6H−ジベンゾ[b、a]チ
オピラン。
実施例 5 ジメチルホルムアミド10〇−中6−シアノー6H−ジ
ベンゾ[b、a) −y−、tピラフ (4,5t、、
0.02モル)および沃化メチル(28,4r、o、2
モル)の攪拌溶液に50%水素化ナトリウム(I5r、
0.03モル)を少量ずつ加える。室温で16時間保持
したのちその混合物を水に注ぎ、そしてジエチルエーテ
ルで抽出する。有機相を水洗し、そして硫酸す) IJ
ウムで乾燥する。溶媒を蒸発させると6−ジアツー6−
メチルー6H−ジベンゾlb、a〕チオピラン(3,5
8r、0.015モル、収率75%)が得られる。
実施例 6 ローシアノー6H−ジベンゾCb * a )チオビラ
ン(2,5t、 0.011モル)を1Mメタノール性
水酸化カリウム(46ml)に溶解し、そしてその溶液
を16時間還流する。溶媒を蒸発させたのち残留物を水
に溶解し、そしてその溶液をジエチルエーテルで洗浄す
る。つぎにその水性溶液を23%塩酸で酸性にし、そし
て酢酸エチルで抽出する。溶媒を除去することにより6
H−ジベンゾ〔b、d〕チオピラフ −6−j)ルホン
酸C1,8?、66係、m、p、 156〜159℃)
が得られる。
同様に操作することによりつぎの化合物が得られる。
6−メチル−6H−ジベンゾ〔b側〕チオピラン−6−
カルボン酸、 1.2−ジメトキシ−6H−ジベンゾ〔bld〕チオピ
ラン−6−カルボン酸、 2−クロロ−6H−ジベンゾ[b、a]チオピラン−6
−カルボン酸、および 2−メチル−6H−9ベンゾ[b、a)チオピラン−6
−カルボン酸。
実施例 7 85φ硫酸(30ゴ)中の6−ジアツー6H−ジベンゾ
〔b、a)チオピラン(4t10.018モル)を80
℃で3時間加熱する。この溶液を冷却し、そして砕氷3
00vに注ぐ。沈殿した6H−ジベンゾ[b、a〕チオ
ビラン−6−カルボキサイドをf′過する(3.3f、
収音76係)。
同様に操作することによりつぎの化合物か得られる。
2−クロロ−6H−ジベンゾ[b+a)チオピラン−6
−カルボキサイド、 6−メチル−6H−ジベンゾ[b、a]チオピラン−6
−カルボキサイド、 2−メチル−6H−ジベンゾ[b t a ]チオピラ
ン−6−カルポキサミド、および 1.2−ジメトキシ−6H−ジベンゾ(b、a)チオピ
ラン−6−カルボキサイド。
実施例 8 6H96−シアツージベンゾ[b、a〕チオピラン(3
,31,0,015モル)を85%硫酸(I−)および
メタノール(I,5m)の溶液に加える。還流温度で6
時間加熱したのちこの溶液を水50−に注ぎ、そしてク
ロロホルムで抽出する。抽出液を水洗し、硫酸す) I
Jウムで乾燥し、そして濃縮する。得られた6H−ジベ
ンゾ[b、tDチオビラン−6−カルボン酸メチルエス
テルをn−ペンタンで処理し、そして1過するC2.b
ts収率67係、m、p、36〜46℃)。
同様にして適当なアルキルアルコールを使用することに
よりつぎの化合物が得られる。
6−メチル−6H−ジベンゾ[b、a)チオピラン−6
−カルボン酸、エチルエステル、 6H−ジベンゾ[b、a]チオビラン−6−カルボン酸
、エチルエステル、 2−クロロ−6H−’5ベンゾ[b * a ]]チオ
ピランー6−カルボン酸エチルエステル、および2−メ
チル−6H−ジベンゾCb * a ]]チオピランー
6−カルボン酸エチルエステル。
実施例 9 6H−ジベンゾ〔bld〕チオピラン−6−カルボン酸
(4,8t、 0.02モル)をチオニルクロリド(5
0m)に@濁し、そして室温で一夜保持する。
この溶液を真空下で蒸発させる。粗製残留物を無水ジク
ロロメタン100−に溶解し、そして得られた溶液な0
〜5℃でジクロロメタン10〇−中モルホ11ン(4,
4m、0.05モル)の溶液に滴加する。1時間後にこ
の溶液を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濃縮
する。得られた6−モルホリノカルボニル−6H−ジベ
ンゾ〔b、a)チオピランをエタノールから結晶化する
( 5.7 f 。
収率92%)。
適当なアミンを使用して同様に操作することKよりつぎ
の化合物が得られる。
6H−ジベンゾcb、a)チオピラン−6−M−メチル
−カルボキサイド、 6++ < ピロリジン−1−イル)カルボニル−6H
−ジベンゾ(:b、tl)チオピラン、6−(4−メチ
ル−ピペラジン−1−イル)カルボニル−6H−ジベン
ゾ[b、a]チオピラ/、および 6−C4−C2−ピリジル)−ピペラジン−1−イル〕
カルボニルー6H−ジベンゾ[b、a〕チオビラン。
実施例 10 6H−’;:ンゾ[b、a)チオピラン−6−カルボン
酸(3,4F、0.014モル)をチオニルクロリド(
30m/ )に懸濁し、そして室温で20時間保持した
のちにこの溶液を真空下で蒸発させる。粗製残留物をベ
ンゼン80rn!、に溶解し、そして得られた溶液をベ
ンゼン80ゴ中2−ジメチルアミンエタノール(42m
/、0.042モル)の溶液に室温で滴加する。牛時間
後にこの溶液を水洗し、硫酸す) +7ウムで乾燥し、
そして濃縮乾固する。
6H−)ベンゾ[bea)チオピラン−6−カルボン酸
、2−ジメチルアミノ−エチルエステルが油状物(3,
0?、収率70%)として得られる。
NMR(ODO43)δ ppm’2.12(s)(6
HeOH3)、2.37(t)(2H。
−OH2NMe2)、4.07(t)(2H,cooa
H2)、4.59(s)(IH。
C−6プロトン)、7.1〜7.5(m)(6H;O−
2,0−3,O−4,0−7,1:!−8およびc−q
フェニルプロトン)、7.78(m)(2H;0−1お
よびC−10フエニルプロトン)。
同様に操作することによりつぎの化合物が得られる。
6H−)ベンゾ〔b、a)チオピラン−6−カルボン酸
、6−シタチルアミノープロビルエステル、6H−ジベ
ンゾ[b、a〕チオビラン−6−カルボン酸、2− ’
;エチルアミノーエチルエステル、6H−ジベンゾrb
、a、)チオピラン−6−カルボン酸、2−モルホリノ
−エチルエステル、6H−ジベンゾ[b、a)チオピラ
ン−6−カルボン酸、2−<ピロリジン−1−イル)−
エチルエステル、 6H−ジベンゾ〔b、a)チオピラン−6−カルボン酸
、2−(4−メチルーヒ”’?ラジンー1−イル)−エ
チルエステル、 6H−ジベンゾ(b、a)チオピラン−6−カルボン酸
、2−ジメチルアミノ−エチルチオエステル、6−メチ
ル−6H−ジベンゾ〔bld〕チオビラン−6−カルボ
ン酸、2−ジメチルアミノ−エチルエステル、 1.2−ジメトキシ−6H−ジベンゾ[b、d〕チオビ
ラン−6−カルボン酸、2−ジメチルアミノ−エチルエ
ステル、 2−クロロ−6H−ジベンゾIlb、a)チオピラン−
6−カルボン酸、2−ジメチルアばノーエチルエステル
、 2−メチル−6H−ジベンゾ〔b、a)チオピラン−6
−カルボン酸、2−ジメチルアミノ−エチルエステル、 6−メチル−6H−)ベンゾ[b、a)チオピラン−6
−カルボン酸、2−ジエチルアミノ−エチルエステル、 1.2−ジメトキシ−6H−ジベンゾ(b、a〕チオピ
ラン−6−カルボン酸、2−ジェチルアばノーエチルエ
ステル、 2−クロロ−6H−ジベンゾ[b 、d、]]チオピラ
ンー6−カルボン酸2−ジエチルアぐノーエチルエステ
ル、および 2−メチル−6H−ジはンゾ(:b、a)チオピラン−
6−カルボン酸、2−ジエチルアばノーエチルエステル
実施例 11 6H−ジベンゾ[b、a〕チオビラン−6−カルボン酸
(I,7F、 0.007モル)をチオニルクロリド(
I7m/)に懸濁し、そして室温で20時間保持する。
この溶液を真空下で蒸発させる。粗製残留物をベンゼン
307に溶解し、得られた溶液をはンゼン6〇−中N、
N、N’−) IIメチルエチリデンジアミン(2,7
d、o、o 21モル)のM液に室温で滴加する。半時
間後にこの溶液を充分に水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、そして蒸発乾固すると6H−ジベンゾ(b、a)チ
オピラン−6−[N−(2−ジメチルアミンエチル)−
N−メチル〕−カルポキザεド(I,4M1収量65%
、油状物)が肯られる。
同様にしてつきの化合物が得られる。
6H−ジベンゾTo、a)チオピラン−6−N−(2−
ジメチルアミンエチル)−カルボキサミド、および 6H−ジベンゾ(:b、a)チオピラン−6−N−(3
−ジメチルアばノプロピル)−カルボキサミド。
実施例 12 6H−ジベ〉・ゾ[b、a]チオビラン−6−カルボン
酸、2−ジメチルアばノーエチルエステル(I,56f
、0.005モル)のエタノール溶液(5−)に1Mエ
タノール性塩酸(5−)およびジエチルエーテル(I5
0ゴ)を加える。沈殿を1過すると6H−ジベンゾ[b
、a]チオピラン−6−カルボン酸、2−ジメチルアミ
ノ−エチルエステル塩酸塩[1,65r、収量94%、
m、p、 143〜153℃(分解)〕が得られる。
同様にしてつぎの化合物が得られる。
6H−ジベンゾ[b、L)チオピラン−6−カルボン(
lR12−’;エチルアミノーエチルエステル、塩酸塩
、 6H−ジベンゾ[b、a)チオピラン−6−カルボン酸
、6−シタチルアミノープロビルエステル、塩酸塩、 6H−ジベンゾ[b、a)チオピラン−6−カルボン酸
、2−ジメチルアミノ−エチルチオエステル、塩酸塩、 6H−ジベンゾ(:b、d)チオピラン−6−カルボン
酸、2−モルホリノ−エチルエステル、塩S塩、6H−
ジベンゾ〔bld〕チオビラン−6−カルボン酸、2−
(ピロリジン−1−イル)−エチルエステル、塩酸塩、 6H−ジベンゾ(b、a〕チオピラン−6−カルボン酸
、2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エチル
エステル、塩(R塩、  ’6−メチルー6H−ジベン
ゾD+、d〕チオピラン−6−カルボン酸、2−:)メ
チルアミノ−エチルエステル、塩酸塩、 1.2−ジメトキシ−6H−ジベンゾ[b4)チオピラ
ン−6−カルボン酸、2−ジメチルアミノ−エチルエス
テル、塩酸塩、 2−クロロ−6H−ジベンゾ[b、a、]]チオビラン
ー6−カルボン酸2−ジメチルアミノ−エチルエステル
、塩酸塩、 2−メチル−6H−ジベンゾ[、b、d)チオピラン−
6−カルボン酸、2−ジエチルアミノーエチルエステル
、塩酸塩、 6−メチル−6H−ジベンゾ[b、d)チオピラン−6
−カルボン酸、2−ジエチルアゼノーエチルエステル、
塩酸塩、 1.2−ジメトキシ−6H−ジベンゾ[b、d、]]チ
オピランー6−カルボン酸2−ジエチルアミノ−エチル
エステル、塩酸塩、 2−クロロ−6H−ジベンゾ[b、cl)チオピラン−
6−カルボン酸、2−ジエチルアミノ−エチルエステル
、塩酸塩、および 2−メチル−6H−ジベンゾ[b、a)チオピラン−6
−カルボン酸、2−ジエチルアゼノーエチルエステル、
塩酸塩。
実施例 13 6H−ジベンゾ(:b、d)チオピラン−6−カルボン
酸(I,9tz 0.008モル)を0.5N :r−
l’ / −/l/性水酸化ナトリウム(I6m/)に
溶解する。この溶液をアセトンで希釈する。得られた6
H−ジベンゾ[b、a〕チオビラン−6−カルボン酸ナ
トリウム塩を1過する11.5M、収率90%、m、p
、240℃(分解)〕。
同様にしてつぎの化合物が得られる。
6−メチル−6H−’;ベンゾ(b、a)チオビラン−
6−カルボン酸ナトリウム塩、 1.2−ジメトキシ−6H−ジベンゾ[b、d]チオピ
ラン−6−カルボン酸ナトリウム塩、2−クロロ−6H
−ジベンゾ[b、cl、]]チオピランー6−カルボン
酸ナトリウム塩および2−メチル−6H−ジベンゾ[b
 、d−)チオピラン−6−カルボン酸ナトリウム塩。
実施例 14 6H−ジベンゾ[b、a]チオピラン−6−カルボン酸
、メチルエステル(4,1F、(I,016モル)を1
7f、、Nメタノール性水酸化カリウム(50mg)に
浴解し、そしてその溶液を4時間加熱還流する。
この溶液を冷却し、希塩酸に注ぎ、そしてクロロホルム
で抽出する。抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして
濃縮する。残留物をn−にンタン中で固化させると6H
−ジベンゾ〔bId〕チオピラン−6−カルボン酸(5
v、収量77%、m −p m156〜159℃)が得
られる。
実施例 15 イソプロピルエーテル(25m/)中6H−ジベンゾ(
b、a)チオピラン−6−[N−(2−ジメチルアミン
エチル)−N−メチルツーカルボキサミド(I,16r
)の溶液にイソプロピルエーテル中化学量論量の気体状
塩化水素の浴液(50−)を加える。沈殿を1過し、そ
してイソプロピルエーテルで洗浄すると6H−ジベンゾ
〔b、d〕チオピラン−6−[N−(2−ジメチルアミ
ンエチル)−N−メチルクーカルボキサミド塩酸塩j、
10flニア8係、m−p、160°(分解)〕が得ら
れる。
同様にしてつぎの化合物が得られる。
6H−ジベンゾ[b、a]チオピラン−6−N−(2−
ジメチルアミノエチル)−カルボキサミド、塩酸塩、お
よび 6H−ジベンゾ[b、a、]]チオピランー4−N−3
−ジメチルアばノプロピル)−カルボキサミド、塩酸塩
処方例 処方物1 錠剤(50mg) それぞれ活性物M50mgを含有する重量150mgの
錠剤はつぎのようにして製造される。
組成(I0000錠に対して) ノ −エチルジエステル 乳   糖                  71
0fとうもろこし殿粉       238fメルク末
            3t1ステアリン酸マグネシ
ウム    1626H−ジベンゾ〔b、d〕チオピラ
ン−6−カルボン&、2− NlN−”メチルアミノ−
エチルエステル、乳糖およびとうもろこし殿粉の半分を
混合する。つぎにこの混合物を網目0.5關の篩に押し
つけて通す。とうもろこし殿粉(I El)を温水(I
80m/)に懸濁する。生成するペーストを使用して粉
末を顆粒にする。顆粒を乾燥し、網目1.4關の篩で細
かく砕き、つぎに残りの殿粉、メルクおよびステアリン
酸マグネシウムを加え、注意深く混合し、そして直径8
間のtRンチを使用して錠剤を製造する。
処方物2 筋肉内注射剤 注射可能な薬学的組成物は6H−ジベンゾ[b、t1]
チオピラン−6−カルボン酸N 2− NlN−ジメチ
ルアミノ−エチルエステル塩酸塩50〜1001gを滅
菌水または滅菌された通常の食塩溶液(2〜5m/)に
溶解することにより製造される。同様にして前記の実施
例に記載された化合物を含有する注射可能・な薬学的組
成物が製造される。
処方物6 カプセル剤(50Q) アミノ−エチルエステル 乳   糖                298と
うもろこし殿粉       50 ステアリン酸マグネシウム    2 鋒 400mg 2個1組の硬貿ゼラチンカプセルに入れてカプセル剤を
製造する。
%許出願人   ファーミタリア・カル口・エルパ・ソ
シエタ・ベル・アツイオ一二 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔ただし式中、R_1はa)カルボキシ、b)エステル
    化されたカルボキシ、c)▲数式、化学式、表等があり
    ます▼基(ただし式中、R_aおよびR_bは同一また
    は異なりて、それぞれ水素またはC_1〜C_6アルキ
    ルであるか、またはR_aおよびR_bはそれらが結合
    している窒素原子と一緒になって、場合により酸素、硫
    黄および窒素から選ばれたもう1個の複素原子を含有し
    、そしてもう1個の窒素原子は置換されていないかまた
    はC_1〜C_6アルキル、ピリジルまたはフェニルに
    より置換されていてもよい飽和の単環性複素環を形成す
    る)、またはd)▲数式、化学式、表等があります▼基
    (ただし式中、R_9は水素またはC_1〜C_6アル
    キルであり、AはC_2〜C_6アルキレン鎖であり、
    そしてR_aおよびR_bは上記に定義されたとおりで
    ある)を表わし、R_2は水素またはC_1〜C_6ア
    ルキルを表わし、R_3、R_4、R_5、R_6、R
    _7およびR_8は同一または異なりて、それぞれ水素
    、ハロゲン、C_1〜C_6アルキル、C_3〜C_4
    −アルケニルオキシまたはC_1〜C_6アルコキシで
    ある〕の化合物およびその薬学的に許容しうる塩。 2)特許請求の範囲第1項記載の式 I {{ただし式中
    、R_1はa′)式−COXR′_1_0{ただし式中
    、Xは−O−または−S−であり、そしてR′_1_0
    は置換されていないかまたは▲数式、化学式、表等があ
    ります▼基〔ただし式中、R′_aおよびR′_bはそ
    れぞれ独立して水素またはC_1〜C_4アルキルであ
    るか、またはR′_aおよびR′_bはそれらが結合し
    ている窒素原子と一緒になってピロリジン、ピペリジン
    、モルホリン、チオモルホリンまたはピペラジン環(た
    だしピペラジン環は置換されていないかまたはC_1〜
    C_4アルキル、ピリジルまたはフェニルにより置換さ
    れていてもよい)を形成する〕により置換されたC_1
    〜C_4アルキルである}のエステル化されたカルボキ
    シ基、またはb′) ▲数式、化学式、表等があります▼基(ただし式中、R
    ′_9は水素またはC_1〜C_4アルキルであり、A
    は特許請求の範囲第1項に定義されたとおりであり、そ
    してR′_aおよびR′_bは上記に定義されたとおり
    である)を表わし、R_2は水素またはC_1〜C_4
    アルキルであり、R_3、R_4、R_5、R_6、R
    _7およびR_8はそれぞれ独立して水素、塩素、臭素
    、C_1〜C_4アルキルまたはC_1〜C_4アルコ
    キシである}}を有する化合物およびその薬学的に許容
    しうる塩。 3)特許請求の範囲第1項記載の式( I )〔ただし式
    中、R_1はa″)C_1〜C_4アルコキシ−カルボ
    ニル基、b″)▲数式、化学式、表等があります▼(た
    だし式中、 nは2または3であり、R″_aおよびR″_bはそれ
    ぞれ独立してC_1〜C_4アルキルであるか、または
    R″_aおよびR″_bはそれらが結合している窒素原
    子と一緒になってピロリジン、モルホリンまたはピペリ
    ジン環を形成する)、c″) ▲数式、化学式、表等があります▼(ただし式中、R′
    _9は水素また はC_1〜C_4−アルキルであり、A′はC_2〜C
    _4アルキレン鎖であり、そしてR″_aおよびR″_
    bは上記に定義されたとおりである)を表わし、R_2
    は水素であり、R_3、R_4、R_5、R_6、R_
    7およびR_8はそれぞれ独立して水素、塩素、C_1
    〜C_4アルキルまたはC_1〜C_4アルコキシであ
    る〕を有する化合物およびその薬学的に許容しうる塩。 4)特許請求の範囲第1項記載の式( I )〔ただし式
    中、R_1はa′″)C_1〜C_4アルコキシ−カル
    ボニル、b′″)▲数式、化学式、表等があります▼(
    ただし式中、nは2 または3であり、そしてR_cおよびR_dはそれぞれ
    独立してC_1〜C_4アルキルである)、またはc′
    ″)▲数式、化学式、表等があります▼(ただし式中、
    R″_9は C_1〜C_4アルキルであり、そしてR_c、R_d
    およびnは上記に定義されたとおりである)であり、R
    _2は水素であり、R_3、R_4、R_5、R_6、
    R_7およびR_8はそれぞれ水素である〕を有する化
    合物およびその薬学的に許容しうる塩。 5)6H−ジベンゾ〔b,d〕チオピラン−6−カルボ
    ン酸、2−N,N−ジメチルアミノ−エチルエステルお
    よびその薬学的に許容しうる塩。 6)6H−ジベンゾ〔b,d〕チオピラン−6−カルボ
    ン酸、 6H−ジベンゾ〔b,d〕チオピラン−6−カルボン酸
    、2−N,N−ジメチルアミノ−エチルチオエステル、 6H−ジベンゾ〔b,d〕チオピラン−6−カルボン酸
    、3−N,N−ジメチルアミノ−プロピルエステル、 6H−ジベンゾ〔b,d〕チオピラン−6−カルボン酸
    、2−N,N−ジエチルアミノ−エチルエステル、 6H−ジベンゾ〔b,d〕チオピラン−6−カルボン酸
    、2−モルホリノ−エチルエステル、6H−ジベンゾ〔
    b,d〕チオピラン−6−カルボン酸、2−(ピロリジ
    ン−1−イル)−エチルエステル、 6H−ジベンゾ〔b,d〕チオピラン−6−N−(2−
    N,N−ジメチルアミノ−エチル)−カルボキサミド、 6H−ジベンゾ〔b,d〕チオピラン−6−N−メチル
    −N−(2−N,N−ジメチルアミノ−エチル)−カル
    ボキサミド、 6H−ジベンゾ〔b,d〕チオピラン−6−N−(3−
    N,N−ジメチルアミノ−プロピル)−カルボキサミド
    、 6−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−カルボニ
    ル−6H−ジベンゾ〔b,d〕チオピラン、 6−〔4−(2−ピリジル)−ピペラジン −1−イル〕−カルボニル−6H−ジベンゾ〔b,d〕
    チオピラン から成る群中より選ばれた化合物およびその薬学的に許
    容しうる塩。 7)A)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ただし式中、R_2、R_3、R_4、R_5、R_
    6、R_7およびR_8は特許請求の範囲第1項に定義
    されたとおりである)の化合物をC_1〜C_6アルキ
    ルアルコールまたはC_1〜C_6アルキルチオールと
    反応させて式( I )(ただし式中、R_1はC_1〜
    C_6−アルコキシ−カルボニルまたはC_1〜C_6
    アルキルチオ−カルボニルである)の化合物を得、そし
    てi)所望によりこのようにして得られた式( I )の
    化合物を式( I )(ただし式中、R_1は遊離のカル
    ボキシ基である)を有するもう一つの化合物に変換し、
    そしてii)所望によりこのようにして得られた式(
    I )のカルボン酸を式( I )(ただし式中、R_1は
    式( I )のb)、c)またはd)で定義されたとおり
    であるが、ただしC_1〜C_6−アルコキシ−カルボ
    ニルまたはC_1〜C_6アルキルチオ−カルボニルで
    はないものとする)を有するもう一つの化合物に変換す
    るか、または B)上記に定義されたような式(II)の化合物を加水分
    解してその反応条件により式( I )(ただし式中、R
    _1はカルバモイルまたは遊離のカルボキシ基である)
    の化合物を得、そしてiii)所望によりそのようにし
    て得られた式( I )(ただし式中、R_1は遊離のカ
    ルボキシ基である)の化合物を式( I )(ただし式中
    、R_1は式( I )のb)、c)またはd)において
    定義されたとおりである)のもう一つの化合物に変換し
    、そして/または所望により式( I )の化合物を式(
    I )のもう一つの化合物に変換し、そして/または所
    望により式( I )の化合物をその薬学的に許容しうる
    塩に変換し、そして/または所望により式( I )の化
    合物の塩を遊離の化合物に変換し、そして/または所望
    により式( I )の化合物の異性体混合物を単一の異性
    体に分離することから成る、特許請求の範囲第1〜4項
    のいずれかに記載の式( I )の化合物またはその塩の
    製造法。 8)適当な担体および/または希釈剤および活性成分と
    して特許請求の範囲第1項記載の式( I )の化合物ま
    たはその薬学的に許容しうる塩を含有する薬学的組成物
    。 9)免疫変調剤として使用するための特許請求の範囲第
    1項記載の式( I )の化合物またはその塩。 10)抗ウィルス剤として使用するための特許請求の範
    囲第1項記載の式( I )の化合物またはその塩。
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