JPH0358985A - ホモピペラジン誘導体及びこれを含有する脳保護剤 - Google Patents

ホモピペラジン誘導体及びこれを含有する脳保護剤

Info

Publication number
JPH0358985A
JPH0358985A JP19447489A JP19447489A JPH0358985A JP H0358985 A JPH0358985 A JP H0358985A JP 19447489 A JP19447489 A JP 19447489A JP 19447489 A JP19447489 A JP 19447489A JP H0358985 A JPH0358985 A JP H0358985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
homopiperazine
compound
acid
derivative
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19447489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2802778B2 (ja
Inventor
Seiichi Sato
精一 佐藤
Kiyoshi Kawamura
清 川村
Koichiro Watanabe
渡辺 好一郎
Sadahiro Shimizu
清水 貞宏
Tomio Ota
大田 富夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Co Ltd filed Critical Kowa Co Ltd
Priority to JP19447489A priority Critical patent/JP2802778B2/ja
Publication of JPH0358985A publication Critical patent/JPH0358985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2802778B2 publication Critical patent/JP2802778B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なホモピペラジン誘導体又はその酸付加塩
及びこれを含有する脳保護剤に関し、更に詳細には優れ
た脳保護作用を有し、種々の脳機能障害の改善あるいは
進展を防止する医薬として有用なホモピペラジン誘導体
又はその酸付加塩及びこれを含有する脳保護剤に関する
〔従来の技術及びその課題〕
近年老齢人口の増加に伴い、種々の脳機能障害を有する
患者が増加しつつある。かかる脳機能障害の具体例とし
ては、脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血、一過性脳虚血発
作ならびに脳血管障害に伴う脳機能障害などが挙げられ
る。そして当該機能障害の原因は主に、脳血流量の低下
、血中の酸素不足、低血糖等の代謝障害などであると考
えられている。
従来、このような疾患の治療剤は、その原因に着目した
ものが多く、脳虚血に伴う後遺症、脳血管性痴呆などを
対象疾患とし、脳循環改善剤、脳代謝改善剤、脳機能改
善剤、血小板凝集抑制剤などに属するものが臨床に応用
されている。ところで、最近前記脳機能障害治療剤とし
て、その原因を問わず、虚血あるいは低酸票から脳を保
護し、当該脳機能障害の改善あるいは進展を防止する薬
剤、すなわち脳保護剤が注目されている。
しかしながら、従来の脳機能障害の治療剤は、その臨床
的効果が充分でないばかりでなく、そのほとんどが経口
投与用の薬剤であるにもかかわらず、動物実験において
単回経口投与で明確な脳保護作用を示さない。
従って、臨床において優れた効果を示し、かつ経口投与
可能な脳保護剤の開発が望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
かかる実情において、本発明者らは上記課題を解決すべ
く鋭意研究を行った結果、下記一般式(I)で表わされ
る新規なホモピペラジン誘導体又はその酸付加塩が優れ
た脳保護作用を示すこと、また当該作用は経口投与によ
っても確実に現われることを見出し本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の一般式(1) 〔式中、R8、R2、R3、R4及びR2は同−又は異
なって、水素原子又は低級アルキル基を示し、R6、R
,+及びR8は同−又は異なって、水素原子、低級アル
キル基又は低級アシル基を示し、Yは−[0−又は−C
ONト(Cl12)、 −” (mは1〜5の整数を示
し、→はホモピペラジンとの結合を示す)を示し、Zは
C〇−又は←(C’112)、−L 〔Wは<−00C
−1c= C0NH又はψ0CONH(ψはアルキレン
基との結合を示す)を示し、←はホモピペラジンとの結
合を示す〕を示す〕 で表わされるホモピペラジン誘導体又はその酸付加塩、
その製造中間体及びこれを有効成分として含有する脳保
護剤を提供するものである。
本発明化合物(1)において、R2−R6の示す低級ア
ルキル基としては、炭素数1〜6のものが好ましく、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基な
どが特に好ましい。また、R6−R5の示す低級了シル
基のアルキル部分としては前記と同様に炭素数1〜6の
ものが好ましい。
本発明化合物(I)は、例えば次に示す方法のいずれか
によって製造することができる。
(1)Yが−CO−である化合物; (n) (I) すなわち、1.4−ジヒドロニコチン酸誘導体(n)又
はその反応性誘導体にホモピペラジン誘導体(II[)
を反応させることにより、1.4−ジヒドロニコチノイ
ルホモピペラジン誘導体(1)−1が製造される。
この反応は一般の酸アミド形成反応を適用することがで
きる。
すなわち、(a)遊離のカルボン酸(I[)と遊離のア
ミン(III)を縮合剤の存在下に反応させる方法、ら
)カルボン酸(II)の反応性誘導体と遊離のアミンを
反応させる方法などを適用できる。
方法(a)における縮合剤としては、例えばジシクロへ
キシルカルボジイミド、N、N’ −ジスクシンイミジ
ルカルバメー)、N、N’ −カルボニルジイミダゾー
ル、ジフェニルホスホリルアジドなどを利用できる。反
応条件は用いる縮合剤によって異なるが、例えばジシク
ロへキシルカルボジイミドを用いる場合には、溶媒中で
カルボン酸(II)とジシクロへキシルカルボジイミド
とを反応させ、これにアミン(In)を加えて一30〜
100℃で数時間乃至数日間攪拌することによって反応
は終了する。このとき用いられる溶媒としては、ジエチ
ルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエー
テル頚;クロロホルム、ジクロロメタン、四塩化炭素、
ベンゼン、トルエン等の炭化水素類;ピリジン、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキサイドなどが挙げら
れる。
方法ら〕におけるカルボン酸(II)の反応性誘導体と
しては酸ハライド、酸無水物、混合酸無水物、活性エス
テル、酸アジドなどが挙げられる。反応条件はカルボン
?l12(n)の反応性誘導体の種類によって異なるが
、必要に応じて塩基の存在下通常溶媒中、−30〜10
0℃で数分乃至数時間撹拌することにより反応は終了す
る。なお、ここで用いられる溶媒は前記方法(a)の溶
媒などが挙げられる。
(2)Yが−CONI+−(CL)、→である化合物;
すなわち、1.4−ジヒドロニコチン酸誘導体(II)
またはその反応性誘導体にホモピペラジンアルキルアミ
ン(IV)を反応させることにより、1.4−ジヒドロ
ニコチノイルアルキルホモピペラジン誘導体(1)−2
が製造される。
反応は前記(1)と同様な条件で行うことができる。
(3)Zが←(C)+2) 、、−00C−である化合
物は次の方法で製造することもできる。
以下余白 すなわち、1.4−ジヒドロニコチン酸誘導体(II)
又はその反応性誘導体にアルコール類((■)又は(■
))を反応させ、次いで得られた化合物(■)に安息香
酸誘導体(■)を反応させることにより、化合物(I)
−3を製造することができる。
化合物(II)と化合物(V)又は(VI)との反応は
前記(1)と同様に行うことができる。得られた化合物
(■)と化合物(■)との反応は、通常のエステル化反
応に従って行うことができる。
上記方法(1)〜(3)で得られる化合物(1)中、R
6−R8が水素原子である化合物とアシル基である化合
物は常法により相互に変換することができる。
上記反応の原料化合物である一般式(II)で表わされ
る化合物は新規化合物であり、例えば次の方法により製
造することができる。
R,COCH2C00R5+R3C0[:l12COO
R,’ +R,CHO+NH3(IX)   、   
 (X)      ←刈)    (Xi)(双) (XrV) (式中、R1−R6は前記と同じ意味を有し、Rs’ 
は低級アルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示す) すなわち、まずアシル酢酸エステル〔(■)及び(X)
〕、アルデヒド(XI)及びアンモニア(X[)を無溶
媒又はイソプロパツール等の溶媒中、0〜100℃で1
〜12時間反応させて化合物(双)を得る。ここで、化
合物(双)中のR5とR5及びR5とR,/が同一の場
合は一種の了シル酢酸エステルを2モル用いればよい。
次に化合物(II)中のR2が低級アルキル基の場合は
、化合物(カ)をテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
メチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等の溶媒中
−10〜30℃でt〜24時間、ハロゲン化アルキル(
R2X)と反応させて化合物(XrV)とする。
そして、化合物(■)又は(XrV)をさらに加水分解
することにより、目的化合物(n)を得ることができる
得られた本発明化合物(I)の分離、精製は常法によっ
て行うことができるが、塩交換、溶媒抽出、クロマトグ
ラフィーなどを適宜組合せて行うのが好ましい。
上記の如くして得られる本発明化合物(1)は、必要に
応じ、常法により酸付加塩とすることができる。酸とし
ては、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸、臭化水素酸等の無機
酸;酢酸、乳酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、マレイ
ン酸、クエン酸、フマール酸、メタンスルホン酸、トル
エンスルホン酸等の有機酸などが挙げられる。
〔作用〕
本発明化合物(I)の代表的なものにつき、脳保護作用
及び毒性を試験した結果は次のとおりである。
(a)抗ハイボキシア作用 ■ 窒素負荷時の生存時間に対する作用体重20〜27
gのddY系雄性マウスを1群10匹として用いた。被
験化合物を0.5%メチルセルロース懸濁液とし、経口
投与(p、o、)  60分後に、腹腔的投与(i、 
p、 )の場合は30分後に低酸素負荷をかけて生存時
間を測定した。
低酸素負荷は、300−の透明なプラスチック製容器に
動物を1匹入れ、これに窒素95%と酸素5%の混合ガ
スを80f/時間の速度で流入し、側壁の穴を通して容
器外へ流出させた。
生存時間は混合ガスの流入開始より呼吸運動が停止する
までの時間とし、無処置群の生存時間に対する%変化と
して第1表に示した。
統計処理はMean−Whitney Lltestに
より行った。
以下余白 第1表 第2表 ◆p < ’0.05 ■ シアン化カリウム投与後の生存時間に対する作用 体重23〜31gのddY系雄性マウスを1群10匹用
いた。
被験化合物を0.5%メチルセルロース懸濁液として、
経口投与1時間後に、腹腔的投与の場合は15分後にシ
アン化カリウム3 mg / kgを尾静脈より20秒
間で投与した。シアン化カリウム投与開始より呼吸が停
止するまでの時間を測定し、無処理群のそれに対する%
変化を求めた。結果を第2表に示した。
傘 p<0.05 ら)虚血性脳障害に対する作用 約10週齢のSlc:ウィスター系ラット1群4〜5匹
を用いた。エーテル麻酔下に動物の腹側頭部を正中線に
て切開したのち、両側総頚動脈を剥離露出し、外科用縫
合糸を用いて結紮した。結紮3.5時間経過後、無麻酔
下に血流の再開通を行った。
被験化合物は頚動脈結紮前60分及び30分にそれぞれ
30mg/kg皮下投与した。対照としたイデベノンは
150mg/kgを同一条件で腹腔内に投与した。血流
再開72時間後の死亡率を第3表に示した。
第3表 (C)急性毒性試験 約10週齢のSlc:ウィスター系雄性ラット1群5匹
を用いた。被験化合物を5%アラビアゴムにU濁して3
00又は1000n+g/kg経口投与後0.5、■、
2及び4時間の各時期に行動観察を行い、その後3日間
動物を飼育し観察した。
その結果、実施例1の化合物は300及び1000mg
 / kg経口投与によって行動異常ならびに死亡をS
忍めなかった。
以上の結果から明らかな如く、本発明化合物(I)は優
れた脳保護作用を示し、しかも毒性の低い化合物である
本発明化合物(I)を医薬として使用する場合には適当
な賦形剤、担体、希釈剤などを用いて、錠剤、カプセル
剤、頚粒剤、粉末剤、注射剤、坐剤等の剤形として経口
又は非経口的に投与することができるが、経口投与の剤
形が特に好ましい。
これらの製剤化は、自体公知の方法によってなし得る。
例えば経口投与用製剤は、本発明化合物(1)をデンプ
ン、マンニトール、乳糖等の賦形剤1カルボキシメチル
セルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース
等の結合剤;結晶セルロース、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム等の崩壊剤;タルク、ステアリン酸マグ
ネシウム等の滑沢剤;軽質無水ケイ酸等の流動性向上剤
等を適宜組合わせて処方することにより製造することが
できる。
本発明化合物(1)は患者の年齢、症状等によっても異
なるが、通常1日10〜3.000mgを1〜3回に分
けて経口投与するのが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明化合物(I>は優れた脳保護作用を有し、安全性
が高く、しかも経口投与によっても強い作用を発揮する
ことから脳保護剤として有用である。
従ってこれを含有する医薬は、脳出血、脳梗塞、クモ膜
下出血、一過性脳虚血発作、脳血管障害に伴う脳機能障
害などの改善あるいは進展防止のために有効に使用でき
る。
〔実施例〕
次に参考例及び実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。
参考例1 ジメチル 2.6−シメチルー4−エチル−14−ジヒ
ドロピリジン−3,5−ジカルボキシレートの製造; プロピオンアルデヒド5.8g及びアセト酢酸メチル2
5.5gをイソプロピルアルコール50m1に加え、室
温攪拌下に28%アンモニア水10m1.を加え、10
分後より3時間還流した。反応後、溶媒を留去し、残渣
を酢酸エチルに溶解して、水、希塩酸、炭酸水素す) 
IJウム水溶液及び食塩水で順次洗浄した。乾燥後、溶
媒を留去し、残渣をクロロホルム−n−ヘキサンより再
結晶すると、融点142〜144℃の淡黄色針状晶とし
て目的物14.1gが得られた。
実施例1 2.6−シメチルー4−エチル−5−メトキシカルボニ
ル−1,4−ジヒドロニコチン酸の製造; 参考例1で得られたジエステル化合物3.04g及び3
[)w/w%水酸化ナトリウム水溶液11.2mf!、
をメタノール30−に加え、3時間還流した。反応液を
希塩酸で中和したのちメタノールを留去し、2Nの水酸
化ナトリウム水溶液及びクロロホルムを加えて攪拌した
。水層を分取し、クロロホルムで洗浄したのち、塩酸酸
性とし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を食塩水
で洗浄したのち、乾煙して溶媒を留去し、残渣にエーテ
ル及びn−へキサンを加えた。析出した結晶を濾取する
と目的物1.15gが得られた。このものをメタノール
より再結晶すると融点151〜158℃(分解)の微黄
色プリズム晶が得られた。
参考例2 ジメチル 2.6−シメチルー4−エチル−1−n−プ
ロピル−1,4−ジヒドロピリジン3.5−ジカルボキ
シレートの製造; 参考例1で得られたジエステル化合物3.8gをジメチ
ルホルムアミド12m1!に溶解し、水冷攪拌下に5%
水累化す) IJウム1.Ogを5分間で加えた。同温
度で10分攪拌したのち室温で30分攪拌し、n−プロ
ピルプロミド6.2gを加え、更に20時間室温で攪拌
した。反応液に酢酸エチル及び飽和食塩水を加え、攪拌
したのち酢酸エチル層を分取し、食塩水で洗浄後乾煙し
て溶媒を留去した。残渣をエーテル−〇−へキサンより
再結晶すると融点103℃の無色プリズム晶として目的
物3.2gが得られた。
実施例2 2.6−シメチルー4−エチル−5−メトキシカルボニ
ル−1−n−プロピル−1,4−ジヒドロピリジンの製
造; 参考例2で得られたジエステル化合物3.16gを実施
例1と同様に反応処理すると、融点120〜123℃(
分解)の目的物2.01gが得られた。
実施例3 N−(2,6−シメチルー4−エチル−5−メトキシカ
ルボニル−1,4−ジヒドロニコチノイル)−N’ −
[3−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルオキシ)
プロピル〕ホモピペラジン・フマル酸塩の製造; N−〔3−(3,4,5−)リメトキシベンゾイルオキ
シ)プロピル〕ホモピペラジンIg、2゜6−シメチル
ー4−エチル−5−メトキシカルボニル−1,4−ジヒ
ドロニコチン酸724 mg及びジシクロへキシルカル
ボジイミド500 mgをテトラヒドロフラン17m1
に加え、室温で一夜把拌した。反応液より不溶物を濾去
し、溶媒を留去した。
残渣を酢酸エチルに溶解し、5%酢酸水溶液で抽出し、
水層を酢酸エチルで洗浄したのら、炭酸ナトリウムで中
和してクロロホルムで抽出した。クロロホルム層を食塩
水で洗浄し、乾煙したのち、溶媒を留去すると粗生成物
1.Ogが得られた。このものをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィ−〔溶媒;クロロホルム−メタノール(3
0:1)]で精製すると、遊離塩基973mgが得られ
た。この遊離塩基を常法によりフマール酸塩とすると、
無晶形粉末の目的物1.1gが得られた。
+1−NMR(CD[:β3 +DMSO−d6)  
;δ0、72 (3)1. t、 J=811z)0.
84. 2.29(各3)1.  br、  s)3、
67 (311,s)、 3.90 (3H,s)3.
91(61t、 s)、 6.78(2H,5)IR(
KBr)  : cm 3399、1704.1224.1123実施例4 N−(2,6−シメチルー4−エチル−5−メトキシカ
ルボニル−1,4−ジヒドロニコチノイル’)−N’ 
−[3−(3,4,5−)リメトキシフェニルカルバモ
イル)プロピル〕ホモピペラジンの製造; N−[3−(3,4,5−)リメトキシフェニル力ルバ
モイル)プロピル〕ホモピペラジン631 [lIg及
び2.6−シメチルー4−エチル−5メトキシカルボニ
ル−1,4−ジヒドロニコチン酸430 mgを用い、
実施例3と同様に反応、処理すると、油状物の目的物6
58 mgが得られた。
+(−NMR(CDCβ3);δ 0、80 (3H,t、 J=811z)1.86. 
2.30(各31(、s)3.69. 3.82(各3
11.  s)3、84 (6H,s) IR(Film) ; cm− 1668、1603,1502,1226実施例5 N−(2,6−シメチルー4−エチル−5−メトキシカ
ルボニル−1,4−ジヒドロニコチノイル’)−N’ 
−[3−(3,4,5−トリメトキシフェニルカルバモ
イルオキシ)プロピル〕ホモピペラジンの製造; N−[3−(3,4,5−)リメトシキフェニル力ルバ
モイルオキシ)プロピル〕ホモピペラジン620mg及
び2.6−シメチルー4−エチル−5−メトキシカルボ
ニル−1,4−ジヒドロニコチン酸424 mgを用い
、実施例3と同様に反応、処理すると、無晶形粉末の目
的物810mgが得られた。
11−NMR(CDCj! 、) ;δ(1,82(3
H,t、 J=711z)1.85. 2.30. 3
.70(各311.  s)3、85(9H,s)、 
6.84(211,5)IR(CHCl、) ; cm
−’ 3425、1722.1684. 1451実施例6 N−(2,6−シメチルー4−エチル−5−メトキシカ
ルボニル−1−ロープロピル−1,4−ジヒドロニコチ
ノイル)−N ’ −[,3−(3゜4.5−)リメト
キシベンゾイルオキシ)プロピル〕ホモピペラジンの製
造; 2.6−シメチルー4−エチル−5−メトキシカルボニ
ル−1−〇−プロピルー1.4−ジヒドロニコチン酸4
00mg及びトリエチルアミン187II1gをテトラ
ヒドロフラン7−に加え、水冷攪拌下にピバロイルクロ
リド206 mgを加えて同温で30分攪拌した。この
反応液にN−〔3(3,4,5−)リメトキシベンゾイ
ルオキシ)プロピル〕ホモピペラジン550n+gのテ
トラヒドロフラン1.5−溶液を加え、室温で更に16
時間既攪拌た。反応液より不溶物を濾去し、溶媒を留去
したのち、残渣を酢酸エチルに溶解した。この溶液を炭
酸水素す) IJウム水溶液、次いで食塩水で洗浄し、
乾燥後溶媒を留去した。残渣をシリカゲルプレパラティ
ブ薄層クロマトグラフィー[溶媒:アセトン−クロロホ
ルム(2: 1) ]で精製すると油状物の目的物32
6 mgが得られた。
’H−NMR(CIl]Cf 、) ;δ0、80 (
3tt、 t、 J=71(z)0、92 (3H,t
、 J=711z)1.92. 2.45(各3tl、
  s)3.6111(311、s) 、 3.92 
(911,s)4.40(21(、t、 J=THz)
fR(Film) ; cm 1709、1684.158El、 145El実施例
7 N −[:3− (2,6−シメチルー4−エチル5−
メトキシカルボニル−1,4−ジヒドロニコチノイルア
ミノ)プロピル]−N’−(3゜5−ジメトキシ−4−
ヒドロキシベンゾイル)ホモピペラジンの製造 N−(3−アミノプロピル)−N’ −(3,5ジメト
キシ−4−アセチルオキシベンゾイル)ホモピペラジン
・2塩酸塩1.3g及び2.6−シメチルー4−エチル
−5−メトキシカルボニル1.4−ジヒドロニコチン酸
688 mgヲ用い、実施例3と同様に反応、処理し、
次いで常法により脱アセチル化すると、無晶形粉末の目
的物1.04gが得られた。
’H−NMR(CDCA 3) ;δ 0.78(3H,t、 J=7Hz> 2.20. 2.26(各3)1.  s)3、68 
(3)1. s) 、 3.88 (61(、s)6.
65(28,5) IR(CHCj! 3) ; 0m 3506、3425.1662.1113実施例8 N−(2,6−シメチルー4−エチル−5−メトキシカ
ルボニル−1,4−ジヒドロニコチノイル)−N’ −
[3−(3,5−ジメトキシ−4−アセチルオキシベン
ゾイルオキシ)プロピル〕ホモピペラジンの製造。
N−(3−ヒドロキシプロピル)ホモピペラジン及び2
.6−シメチルー4−エチル−5−メトキシカルボニル
−1,4−ジヒドロニコチン[−用いて、実施例3と同
様に反応、処理して得られたN−(2,6−シメチルー
4−エチル−5−メトキシカルボニル−1,4−ジヒド
ロニコチノイル)−N’−(3−ヒドロキシプロピル)
ホモピペラジン1.14gを常法により3.5−ジメト
キシ−4−アセチルオキシベンゾイルクロリドと反応さ
せ、無晶形粉末の目的物1.16gを得た。
’HNMR(COCj! 3) ;δ 0、82 (3tl、 t、 J=7flz)1.84
. 2.2B、  2J6(各38.  s)3、68
 (3H1s) 、 3.87 (6H,5)IR(C
)ICj! 3) ; cm−’3425、 1?62
. 1709. 1683実施例9 N−(2,6−シメチルー4−エチル−5−メトキシカ
ルボニル−1,4−ジヒドロニコチノイル)−N’−[
3〜(3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシベンゾイル
オキシ)プロピル〕ホモピペラジンの製造; 実施例8で得られた了セチル化合物900 mgを常法
により脱アセチル化すると、無晶形粉末の目的物530
 mgが得られた。
’H−NMR(CDfj! 、) ;δ0、82 (3
H,t、 J=711z)1.8B、  2.30. 
3.68(各311.  s)3.95(6H,s)、
 7J2(211,5)IR(CHfJ 3) ; c
m−’ 3500、3425.1689.1461以上 8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1、R_2、R_3、R_4及びR_5は
    同一又は異なって、水素原子又は低級アルキル基を示し
    、R_6、R_7及びR_8は同一又は異なって、水素
    原子、低級アルキル基又は低級アシル基を示し、Yは−
    CO−又は−CONH−(CH_2)_m→(mは1〜
    5の整数を示し、→はホモピペラジンとの結合を示す)
    を示し、Zは−CO−又は←(CH_2)_n−W−〔
    Wは■OOC−、■CONH−又は■OCONH(■は
    アルキレン基との結合を示す)を示し、←はホモピペラ
    ジンとの結合を示す〕を示す〕 で表わされるホモピペラジン誘導体又はその酸付加塩。 2 請求項1記載のホモピペラジン誘導体又はその酸付
    加塩を有効成分として含有する脳保護剤。 3 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4及びR_5は
    同一もしくは異なって水素原子又は低級アルキル基を示
    す)で表わされる化合物。
JP19447489A 1989-07-27 1989-07-27 ホモピペラジン誘導体及びこれを含有する脳保護剤 Expired - Fee Related JP2802778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19447489A JP2802778B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 ホモピペラジン誘導体及びこれを含有する脳保護剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19447489A JP2802778B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 ホモピペラジン誘導体及びこれを含有する脳保護剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0358985A true JPH0358985A (ja) 1991-03-14
JP2802778B2 JP2802778B2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=16325152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19447489A Expired - Fee Related JP2802778B2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 ホモピペラジン誘導体及びこれを含有する脳保護剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2802778B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2802778B2 (ja) 1998-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920003819B1 (ko) (s)-알파-에틸-2-옥소-1-피롤리딘아세트아미드의 제조 방법
EP0482939A1 (en) Isoquinolinone derivative
JPS63502031A (ja) ヒドロキシおよびアミノチオゾリル−ベンゾジアジノン化合物、これを含む強心性組成物、およびその使用
JPH032144A (ja) 新規なジアミン化合物及びこれを含有する脳機能障害改善剤
JPH01265100A (ja) 2―置換アデノシン誘導体
US5258397A (en) 3-Isoxazoyl derivatives endowed with anticonvulsant activity, procedure for their preparation and their pharmaceutical compositions
JPS63239281A (ja) イミダゾリジノン誘導体
WO1997026242A1 (fr) Derives de 3-(bis-phenylmethylene substitue) oxindole
FR2758329A1 (fr) Derives d'imidazole-4-butane boronique, leur preparation et leur utilisation en therapeutique
JPH02286677A (ja) テトラゾール置換ピペラジン化合物および該化合物を含有する医薬製剤
US4912135A (en) Amide compounds
JP2023539043A (ja) ベンジルアミン誘導体、その調製方法およびその用途
JPH0140027B2 (ja)
EP0934257B1 (en) Substituted n-arylmethylamino derivatives of cyclobutene-3,4-diones
JPH0358985A (ja) ホモピペラジン誘導体及びこれを含有する脳保護剤
KR850001880B1 (ko) 트란스-4-[n-(3', 4'-메틸렌디옥시벤질리덴)아미노메틸] 사이클로헥산-1-카복실산 및 이의 유도체의 제조방법
JP3009716B2 (ja) 新規なカンプトテシン誘導体
CN113651767B (zh) 一种苯并异噁唑类杂环化合物及其制备方法和应用
JPS63126860A (ja) グアニジノメチル安息香酸誘導体
KR970011454B1 (ko) 신규의 아미드 화합물
US5041462A (en) Novel substituted acetamide compounds and use as anti-allergic agents
JP3000301B2 (ja) 3−(ビス−置換フェニルメチレン)オキシインド−ル誘導体
RU2015964C1 (ru) Способ получения замещенных производных амина
US3948899A (en) α-Cyanobenzylpiperazines and a process for producing the same
JP4328875B2 (ja) アルキル−8−ニトロキサンチン誘導体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees