JPS6123075A - シ−ト部材処理装置 - Google Patents

シ−ト部材処理装置

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Publication number
JPS6123075A
JPS6123075A JP59141497A JP14149784A JPS6123075A JP S6123075 A JPS6123075 A JP S6123075A JP 59141497 A JP59141497 A JP 59141497A JP 14149784 A JP14149784 A JP 14149784A JP S6123075 A JPS6123075 A JP S6123075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet member
conveyance path
outlet
copying machine
electrostatic copying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59141497A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Miyoshi
三好 英夫
Keiichiro Hyodo
啓一郎 兵頭
Kazumi Iida
飯田 一美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP59141497A priority Critical patent/JPS6123075A/ja
Publication of JPS6123075A publication Critical patent/JPS6123075A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/58Article switches or diverters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、静電複写機の如き画像形成機に付設して使用
され、種々の様式の画像形成を可能にするシート部材処
理装置に関する。
〈従来技術〉 特開昭59−10958号公報及び特開昭59−175
64号公報には、2台の画像形成機間に配設して使用さ
れるシート部材処理装置が開示されている。このシート
部材処理装置は、導入口から導入されたシート部材をそ
の表裏全反転して導出口から送出するシート部材搬送系
を具備している。シート部材処理装置の上記導入口は、
一方の画像形成機のシート部材排出口に連通せしめられ
、7一ト部材処理装置の上記導出口は、他方の画像形成
装置のシート部材受入口に連通せしめられる。
かくして、一方の画像形成機においてシート部材の片面
に画像が形成され、このシート部材が一方の画像形成機
の排出口からシート部材処理装置の導入口に導入され、
シート部材処理装置において上記シート部材の表裏が反
転され、次いでシート部材処理装置の導出口から他方の
画像形成機の受入口に上記シート部材が供給され、そし
て他方の画像形成機において上記シート部材の他面に画
像が形成され、これによって表裏両面に画像が形成され
たシート部材が生成される。
上記の通シであるので、特開昭59−10958号公報
及び特開昭59−17564号公報に開示されているシ
ート部材処理装置によれば、2台の画像形成機を機能的
に接続せしめて、シート部材の表裏両面に効率良く画像
を形成することができる。しかしながら、近時において
は、シート部材の表裏両面に画像を形成する両面画像形
成のみならず、例えばシート部材の片面に2枚の原稿の
画像を合成して単一の単色又は2色合成画像を形成する
合成画像形成等の浅々の様式で画像形成を遂行すること
が望まれることが少なくないが、上記シート部材処理装
置は、両面画像形成のみを可能にするにすぎず、上記要
望を満たすことができない。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものでちゃ、その主
目的は、1台の画像形成機のみに関連付けて使用される
場合にも有効であるが、特に2台又はそれ以上の画像形
成機に関連付けて使用され、両面画像形成及び合成画像
形成(或いはその他の様式の画像形成)を選択的に遂行
することを可能にする、新規且つ優れたシート部材処理
装Rを提供することである。
本発明の他の目的は、添付図面を参照して幾つかの具体
例について詳述する後の記載から明らかになるであろう
〈発明の要約〉 本発明によれば、導入口から導入されたシート部材を搬
送して導出口から送出するシート部材搬送系が、シート
部材の表裏を反転することなく搬送する正常搬送作用と
シート部材の表裏を反転して搬送する反転搬送作用とを
選択的に遂行し得るようになすことによって、上記主目
的が達成され像を形成し該7一ト部材を排出口から排出
する画像形成機に付設して使用されるシート部材処理装
置にして; 該画像形成機の該排出口に連通せしめられ、該排出口か
ら排出される該シート部材が導入される導入口と、導出
口と、該導入口に導入された該シート部材を搬送して該
導出口から送出するシート部材搬送系とを具備し、該シ
ート部材搬送系は、該導入口に導入された該シート部材
の表裏を反転することなく該導出口から送出する正常搬
送作用と、該導入口に導入された該シート部材の表裏を
反転して該導出口から送出する反転搬送作用とを選択的
に遂行する、ことを特徴とするシート部材処理装置が提
供される。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構5 成さ
れたシート部材処理装置の具体例について詳細に説明す
る。
第1図は、2台の静電複写機、即ち全体を番号2人で示
す第1の静電複写機と全体を番号2Bで示す第2の静電
複写機とを、全体を番号4で示す本発明に従って構成さ
れたシート部材処理装置の一興体例で機能的に接続する
ことによって構成された複合複写機システムの一例を簡
略に図示している。
第1の静電複写機2人及び第2の静電複写機2Bは、そ
れ自体公知の形態のものでよい。図示の第1の静電複写
機2人の構成について簡単に説明すると、第1の静電複
写機2人は、略直方体形状やハウジング6を有する。こ
のハウジング6の上面上に鉱、第1図において左右方向
に移動自在に原稿載置手段8が配設されている。原稿載
置手段8は、複写すべき原稿が載置される透明板と、こ
の透明板及びその上に載置された原稿を覆うための開閉
自在な原稿カバーとを有する。ハウジング6内の略中央
部には、周表面に感光体を有する回転ドラム10が回転
自在に装着されている。矢印12で示す方向に回転せし
められる回転ドラムlOの周囲には、その回転方向に見
て順次に、充電用コロナ放電器14.光学系16.静電
潜像現像装置18、転写用コロナ放電器20.剥離用コ
ロナ放電器22、及びクリーニング装置24が配設され
ている。また、光学系16に関連せしめて原稿照射2ン
プ26が配設されている。この原稿照射ランプ26は、
ハウジング6の土壁28に形成−され〜 ている開口3
0を通して、原稿載置手段8の透明板上に載置さたた原
稿を照射する。上下方向に延びる多数の細長い光学要素
(例えば日本板硝子株式会社から商品名「セルフォック
マイクロレンズ」として販売されているロンド状レンズ
)を前後方向(第1図において紙面に垂直な方向)に配
列することによって構成されている光学系16は、第1
図に矢印で示す如く、原稿からの反射光を回転ドラム1
0の周表面に投射する。ハウジング6の略下半部には、
全体を番号32で示すシート部材搬送系が配設されてい
る。このシート部材搬送系32の一端、第1図において
右端には、カセット式のシート部材自動供給装置34と
、その上方に位置するシート部材手動供給装置36とが
配設されている。自動供給装置34は、送給ローラ38
が設けられているカセット受部40と、ノ1ウジング6
の右端壁に形成されている開口を通して上記カセット受
部40に装填されるカセット42との組合せから構成さ
れてお夛、送給ローラ38の作用によって、カセット4
2内に収容されている普通紙でよいシート部材の層44
から1枚毎シート部材を送給する。手動供給装置i36
は、ハウジング6の右端壁に形成されている受入口46
、この受入口46からハウジング6内へ延びる上下案内
板48及び50、及び送給ローラ対52から構成されて
いる。受入口46を通してシート部材を挿入すると、送
給ローラ対52がかかるシート部材をニップして送給す
る。上記送給ローラ対52の上流側には、受入口46を
通して挿入されるシート部材を検出するための、マイク
ロスイッチでよい検出器54が配置されている。上記自
動供給装置34又は上記手動供給装置36から送出され
たシート部材は、選択的に駆動される同期用搬送ローラ
対56に送給される。この同期用搬送ローラ対56の上
流側には、自動供給装置34又は手動供給装置36から
送給されるシート部材を検出するための、マイクロスイ
ッチでよい検出器58が配置されている。上記搬送ロー
ラ対56は、上下案内板60及び62間を通してシート
部材を搬送する。第1図において回転ドラム10の左側
には、シート部材の搬送方向に見て順次に、ベルト式搬
送機構64.定着装置66及び排出ローラ対68が配設
されている。
上述した通シの第1の静電複写装置2人においては、複
写開始スイッチ(図示していない)を押圧することによ
シ、或いは手動供給装置36の受入口46から挿入され
たシート部材の前縁全上記検出器54が検出することに
よって、複写工程が開始される。かくすると、自動供給
装置34又は手動供給装置36からシート部材が非駆動
状態にある搬送ローラ対56に供給されると共に、回転
ドラム10が矢印12で示す方向に回転され始める。回
転ドラム10が回転せしめられると、充電用コロナ放電
器14が感光体を特定極性に充電し、次いで光学系16
を通して原稿の像が感光体上に投射され(この際には、
図示の位置から一旦左側へ所定位置まで準備移動された
原稿載置手段8が右方へ向けて走査露光移動せしめられ
る)、かくして感光体上に原稿に対応した静電潜像が形
成される。しかる後に、現像装置18が感光体上の静電
潜像にトナー粒子を施して静電潜像をトナー像に現像す
る。一方、回転ドラム100回転に所要通シに同期せし
めて搬送ローラ対56の回転駆動が開始されて、シート
部材が回転ドラム10に向°けて搬送され、回転ドラム
10の表面に接触せしめられる。そして、転写用コロナ
放電器20の作用によって感光体上のトナー像がシート
部材上に転写される。しかる後に、剥離用コロナ放電器
22の作用によって感光体からシート部材が剥離される
。トナー像が転写されたシート部材は、ベルト式搬送機
構64によって定着装置66に搬送され、定着装置66
によってトナー像が定着される。次いで、排出用ローラ
対68の作用によって、シート部材がハウジング6の左
端壁に形成されている排出ロア0から排出される。一方
、回転ドラム10は更に回転を続け、クリーニング装置
24の作用によって感光体上から残留電荷及び残留トナ
ーが除去される。
第2の静電複写機2Bは、上述した第1の静電複写機2
人とは異なった形態のものでもよいが、図示の複合複写
機システムにおいては、第2の静電複写機2Bは第1の
静電複写@2人と実質上同一の形態である(但し、第2
の静電複写機2Bにおいては、カセット式シート部材自
動供給装置34のカセット受部40にカセット42が装
填されておらず、そして排出ロア0に関連せしめて受皿
71が装着されている)。従って、第2の静電複写機2
Bの構成については説明を省略する。
次に、シート部材処理装置4について説明する。
第1図と共に第2図を参照して説明すると、図示のシー
ト部材処理装置4は、略直方体形状のハウジング72を
有する。第2図から容易に理解される如く、ハウジング
72は、静止下部構造74と可動上部構造76とから構
成されている。上部構造76は、その後縁下端が下部構
造74に旋回自在に連結されておシ、第2図に実線で示
す閉位置即ち作用位置から第2図に2点鎖線で示す開位
置に開動され得る。上部構造76の上面には操作パネル
78が配設されておシ、かかる操作パネル78には、メ
インスイッチ802合成画像形成モード選定ボタン82
1両面画像形成モード選定ボタン84、ジャミング表示
ランプ862合成画像形成モード表示ランプ88及び両
面画像形成モード表示ランプ90が設けられている。
第1図に図示する如く、ハウジング72の右端壁には導
入口92が形成され、ハウジング72の左端壁には導出
口94(第2図も参照されたい)が形成されている。上
記導入口92は、上記第1の静電複写機2人の排出ロア
0に連通せしめられておシ、上記第1の静電複写機2人
の排出ロア0から排出されるシート部材が、シート部材
処理装置4の導入口92に導入される。一方、上記導出
口94は、上記第2の静電複写機2Bの受入口46に連
通せしめられておシ、後述する如くシート部材処理装置
4の導出口94から送出されるシート部材が受入口46
を通して上記第2の静電複写機2Bに供給される。ハウ
ジング72内には、上記導入口92に導入されたシート
部材を搬送して上記導出口94から送出するための、全
体を番号96で示すシート部材搬送系が設けられている
。このシート部材搬送系96は、上記導入口92から上
記導出口94まで延びる主搬送経路98と、この主搬送
経路98の上流端部から分岐して延びる分岐搬送経路1
00と、分岐搬送経路iooと主搬送経路98とを連絡
する連絡搬送経路102とを含んでいる。分岐搬送経路
100は、主搬送経路98の上流端部から下方へ傾斜し
て左方へ延びている第1の部分104と、この第1の部
分104に引続りて更に下方へ傾斜して左方へ延びてい
る第2の部分106とを有する。ハウジング72の下面
まで延びている分岐搬送経路100の第2の部分106
の下流端には導出口108が形成されている。連絡搬送
経路102は、分岐搬送経路100の第1の部分104
と第2の部分106との接続領域から弧状に主搬送経路
98まで延びている。主搬送経路98には所要間隔を置
いて搬送ローラ対110,112及び114が配設され
ている。また、分岐搬送経路100の第2の部分106
には所要間隔を置いて搬送ローラ対116及び118が
配設されている。更に、主搬送経路98には、その上流
端と上記搬送ローラ対114の上流側との2個の位置に
夫々検出器120及び122が配設され、分岐搬送経路
100には、その第1の部分104と第2の部分106
との接続領域に検出器124が配設されている。シート
部材を検出するための上記検出器120,122及び1
24は、両者間の光学的接続がシート部材によって遮断
される発光素子と受光素子を有する光学的検出器でよい
第1図及び第2図と共に第3図を参照して説明すると、
上記導入口92と上記導出口94とは共に、上記下部構
造74と上記上部構造76との境界領域に配設されてい
る。そして、上se造7 sの下面には、導入口92が
ら導出口94まで延びて主搬送経路98の上側を規定す
る案内板126が配設されている。一方、下部構造74
には、分岐搬送経路100の下側を規定する案内板12
8と、分岐搬送経路100の第2の部分106の上側、
連絡搬送経路102の左側及び主搬送経路98の下側を
規定する案内板130とが形成されている。更に、下部
構造74には、略三角形状の静止部材132が配置され
ておル、かかる静止部材工32の上面が主搬送経路98
の上流端部の下側を規定し、静止部材132の下面が分
岐搬送経路100の第1の部分104の上側を規定し、
静止部材132の左向が連絡搬送経路102の右側を規
定している。主搬送経路98に配設されている上記搬送
ロー2対110,112及び114における上側に位置
するローラ110m、112a及び114aは、上記上
部構造76に回転自在に装着され、下側に位置するロー
ラ110b、112b及び114bは、上記下部構造7
4に回転自在に装着されている。一方、分岐搬送経路1
00の第2の部分106に配設された搬送ローラ対11
6及び118におけるローラ116 a、  116 
b。
118m及び118bは全て、上記下部構造74に回転
自在に装着されている。上述した通シであるので、上部
構造76を第2図に2点鎖線で示す開位置に開動せしめ
ると、主搬送経路98が完全に開放され、従って主搬送
経路98においてシート部材のジャミングが発生した場
合、極めて容易にジャミングし次シート部材を除去する
ことができる。また、主搬送経路98′t−完全に開放
すると、分岐搬送経路100及び連絡搬送経路102へ
充分容易に接近することが可能になり、従って分岐搬送
経路100及び連絡搬送経路102においてシート部材
のジャミングが発生した場合にも、充分容易にジャミン
グしたシート部材を除去することができる。
第3図を参照して説明を続けると、上記導入口92には
一対の導入案内部材、即ち上側導入案内部材134及び
下側導入案内部材136が設けられている。上側導入案
内部材134は、上記案内板126の上流端部に接合さ
れた基部と第1の静電複写機2人の排出ロア0を通って
第1の静電複写機2人のハウジング6内に突出する自由
部を有する。下側導入案内部材136も、上記案内板1
28の上流端部に接合された基部と第1の静電複写機2
人の排出ロア0を通って゛第1の静電複写機2人のハウ
ジング6内に突出する自由mt−有する。
かような上側及び下側導入案内部材134及び136は
、商品名「ルミナー」として市販されている合成樹脂シ
ートの如き充分な可焼性を有する材料から形成されてい
るのが好ましい。第3図を参照することによって容易に
理解される如く、上側及び下側導入案内部材134及び
136は、排出ローラ対68の作用によって第1の静電
複写機2人のハウジング6から排出されるシート部材を
案内して、シート部材処理装置4の導入口92に確実に
導く。
第3図を参照して更に説明を続けると、上記主搬送経路
98と上記分岐搬送経路100との分岐領域には、切換
手段138が設けられて込る。図示の切換手段138は
、可焼性部材140及び142と剛性旋回部材144と
を含んでいる。可焼性部材140は、上記静止部材13
2の上面に接合された基部と上流側に延在する自由部を
有し、可焼性部材142は、上記静止部材132の下面
に接合された基部と上流側に延在する自由部を有する。
かような可焼性部材140及び142は、商品名「ルミ
ナー」として市販されている合成樹脂シートの如き充分
な可焼性を有する材料から形成されているのが好ましい
。剛性旋回部材144は、軸146を介して上記静止部
材132に旋回自在に装着されている。剛性旋回部材1
44が固定されている上記軸146は、適宜の連結機構
(図示していない)を介してンレノイドでよい作動手段
148に連結されておシ、作動手段148が除勢されて
いる時は剛性旋回部材144は実線で示す正常搬送位置
に位置付けられているが、作動手段148が付勢される
と剛性旋回部材144は2点鎖線で示す反転搬送位置に
位置付けられる。
剛性旋回部材144が実線で示す正常搬送位置に位置付
けられている時には、可焼性部材142の自由部は剛性
旋回部材144の下面に強制されて実線で示す状態に維
持され、一方可挽性部材140の自由部はそれ自身の弾
性によって実線で示す状態にある。かような状態におい
ては、導入口92から導入されたシート部材が分岐搬送
経路100の第1の部分104に進入することが確実に
阻止され、導入口92から導入されたシート部材は主搬
送経路98を通して前進せしめられる。他方、剛性旋回
部材144が2点鎖線で示す反転搬送位置に位置付けら
れると、可焼性部材140の自由部は剛性旋回部材14
4の上面に強制されて2点鎖線で示す状態にせしめられ
、一方可焼性部材142の自由部はそれ自身の弾性によ
って2点鎖線で示す状態になる。かような状態において
は、導入口92から導入されたシート部材は分岐搬送経
路100の第1の部分104に確実に導かれ、分岐搬送
経路100を通して前進せしめられる。
図示のシート部材処理装置4においては、更に、分岐搬
送経路100の第1の部分104と第2の部分106と
の接続領域に移動規制手段150が設けられている、図
示の移動規制手段150は、上記静止部材132の左面
に接合された基部と分岐搬送経路100の第2の部分1
06へ延在する自由部とを有する可焼性部材から構成さ
れている。
この可焼性部材は、商品名「ルミナー」として市販され
ている合成樹脂シートの如き充分な可焼性を有する材料
から構成されているのが好ましい。
第4図に図示する如く、可焼性部材の自由部の先端部に
は、上記搬送ローラ対116のローラ116bに対応し
て切欠き151が形成されており、切欠かれていない部
分はローラ116b間に突出せしめられている。しかし
ながら、可焼性部材の自由部の先端は、ローラ116b
の局面を越えて突出することなく周面よシも手前で終了
せしめられているのが望ましい。何故ならば、可焼性部
材の自由部の先端がロー2116bの局面を越えて突出
していると、後述する如く分岐搬送経路100の第2の
部分106に搬送せしめられたシート部材が前後逆転搬
送される際にシート部材の移動方向前端が可焼性部材の
自由部の先端に当接し、これによってシート部材の移動
が阻害される恐れがある。上述した通シの可焼性部材か
ら構成された移動規制手段150は、分岐搬送経路10
0の第1の部分104から第2の部分106ヘシート部
材が移動することは許容する。即ち、分岐搬送経路10
0の第1の部分104から第2の部分106へ向ってシ
ート部材が移動せしめられる際には、移動規制手段15
0を構成する可焼性部材の自由部はシート部材の作用に
よって2点鎖線で示す状態に撓み、かくしてシート部材
が第2の部分に進入するのを許容する。他方、シート部
材の全体が一旦分岐搬送経路100の第2の部分106
に進入せしめられると、移動規制手段150を構成する
可焼性部材の自由部はそれ自身の弾性によって実線で示
す状態に復元する。しかる後にシート部材が前後方向逆
転搬送されると、移動規制手段150は、シート部材が
分岐搬送経路100の第1の部分104に進入するのを
確実に阻止し、連絡搬送経路102に案内する。
次に、シート部材搬送系96に使用されている上記搬送
ローラ対110,112,114,116及び118の
駆動方式について説明する。第1図及び第3図と共に第
5図を参照して説明すると、上記ハウジング72内には
、可逆電動モータでよい駆動源152が配設されている
。そして、駆動源152の出力軸154には歯付プーリ
156が固定されている。主搬送経路98に配設されて
いる搬送ローラ対110,112及び114における下
側ローラ110b、112b及び114bが固定された
被駆動軸158,160及び162、並びに分岐搬送経
路100の第2、の部分106に配設されている搬送ロ
ーラ対116及び118における上側ローラ116a及
び118aが固定された被駆動軸164及び166にも
、夫々、歯付プーリ168,170,172,174及
び176が固定されている。そして、上記歯付プーリ1
56゜168.170,172,174及び176には
、無端タイミングベルト178が巻掛けられている。
更に、無端タイミングベルト178の張力を所要過多に
せしめるための、テンションローラ180及び182が
設けられている。かくして、駆動源152が矢印184
で示す方向に正転せしめられると、主搬送経路98に配
設されている搬送ローラ対110,112及び114は
矢印186で示す方向に回転駆動され、一方分岐搬送経
路100の第2の部分106に配設されている搬送ロー
ラ対116及び118は矢印188で示す方向に回転駆
動される。逆に、駆動源152が矢印190で示す方向
に反転せしめられると、主搬送経路98に配設されてい
る搬送ローラ対110,112及び114は矢印192
で示す方向に回転駆動され、一方分岐搬送経路100の
第2の部分106に配設されている搬送ロー2対116
及び118は矢印194で示す方向に回転駆動される。
所望ならば、主搬送経路98に配設されている搬送ロー
ラ対110,112及び114と分岐搬送経路100の
第2の部分106に配設されている搬送ローラ対116
及び118とを、別個の駆動源によって別個独立に回転
駆動することもできる。
次に、2台の静電複写機2人及び2B並びにシート部材
処理装置4から構成された複合複写機システム、特にシ
ート部材処理装置4、の作用について説明する。
第6図は、マイクロプロセッサでよい制御手段(図示し
ていない)によって制御されるシート部材処理装置4に
おける作動制御フローチャートを示している。主として
第1図、第3図及び第6図を参照して説明すると、シー
ト部材処理装置4の作動は、メインスイッチ80(第2
図)′(i−手動によつ゛C閉成することによって開始
される。かくすると、ステップn−1において駆動源1
52(第5図)が正転せしめられ、従って、主搬送経路
98における搬送ローラ対110,112及び114が
矢印186で示す方向に回転駆動され、分岐搬送経路1
00の第2の部分106における搬送ローラ対116及
び118が矢印188で示す方向に回転駆動される。次
いで、ステップn−2において、検出器120,122
又4−1.124がシート部材を検出しているか否かが
判断される。シート部材搬送系96においてシート部材
がジャミングしている場合には、検出器120,122
又は124がシート部材を検出する。この時には、ステ
ップn−3に進行して駆動源152(第5図)が除勢さ
れ、そして更にステップn−4に進行してジャミング表
示ランプ86(第2図)が点灯される。かかる場合には
、ステップn−5において、上述した如く可動上部構造
76を開動してジャミングしているシート部材を除去し
、リセットスイッチ(図示していない)を閉成する。か
くすると、上記ステップn−1に戻る。
上記ステップn−2において検出器120,122又は
124がシート部材を検出しない時(従って、シート部
材のジャミングが発生していない時)には、ステップn
−6に進行し、合成画像形成モード選定ボタン82(第
2図)が手動操作されたか否か、即ち合成画像形成モー
ドが選定されているか否かが判断される。合成画像形成
モードが選定されている場合には、ステップn−7に進
行し、合成画像形成モード表示ランプ88(第2図)が
点灯される。かかる場合には、第1の静電複写機2人に
おいて片面即ち上面に画像が形成された後に第1の静電
複写機2人の排出ロア0から排出されシート部材処理装
置4の導入口92に導入されたシート部材は、主搬送経
路98のみを通して、従って表裏が反転されることなく
搬送されて導出口94から送出される。即ち、切換手段
138は第3図に実線で示す正常搬送位置に位置付けら
れておp1導入口92を通して導入されたシート部材は
、分岐搬送経路100の第1の部分104に進入するこ
となく主搬送経路98’を通して前進せしめられ、矢印
186で示す方向に回転駆動せしめられている搬送ロー
ラ対110,112及び114によって搬送されて導出
口94から送出される。そして、この際には、ステップ
n−8乃至n−11が遂行される。ステップn−8にお
いては、検出器120がシート部材の前縁を検出したか
否か、即ち第1の静電複写機2人から導入口92を通し
てシート部材が導入されたか否かが判断される。そして
、検出器120がシート部材の前縁を検出した時には、
ステップn−9において、例えば5秒程度でよい所定時
間が計時される。この計時時間は、導入口92から導入
されたシート部材が主搬送経路98全通して搬送されて
導出口94から送出されるのに要する時間に対応する。
次いで、ステップn−10において検出器122がシー
ト部材を検出していないか否か、即ちシート部材の後縁
が検出器122を既に通過したか否かが判断される。主
搬送経路98においてシート部材がジャミングし、それ
故にシート部材の後縁が未だ検出器122を通過してお
らず、検出器122がシート部材を検出している場合に
は、上記ステップn−3に進行する。シート部材がジャ
ミングすることなく適切に搬送され、従って検出器12
2かシート部材を検出していない時には、ステップn−
11に進行して合成画像形成モード表示ランプ88(第
2図)が消灯され、しかる後に上記ステップn−6に戻
る。
表裏が反転されることなく主搬送経路98のみを通して
搬送され導出口94から送出されるシート部材は、第2
の静電複写機2Bの受入ロ46全通して第2の静電複写
機2Bに供給される。そして、第2の静電複写機2Bに
おいてシート部材の片面即ち上面に画像が形成され、し
かる後に排出ロア0から受皿71に排出される。かよう
な次第であるので、シート部材の片面には、第1の静電
複写機2人においてその原稿載置手段8に存在する原稿
に対応した画像が形成されると共に、第2の静電複写機
2Bにおいてその原稿載置手段8に存在する原稿に対応
した画像が形成され、かくして2個の原稿の合成画像が
形成される。第1の静電複写機2人において形成される
画像と第2の靜電複写機2Bにおいて形成される画像と
は、同一色(例えば黒)でもよいし、相互に異なった色
(例えば黒と赤)でもよい。
上記ステップn−6において合成画像形成モードが選定
されていない場合には、ステップn−12に進行し、両
面画像形成モード選定ボタン84(第2図)が手動操作
されたか否か、即ち両面画像形成モードが選定されてい
るか否かが判断される。
両面画像形成モードが選定されていない場合には、上記
ステップn−6に戻るが、両面画像形成モードが選定さ
れている場合には、ステップn−13に進行して両面画
像形成モード表示ランプ90(第2図)が点灯される。
次いで、ステップn−14に進行して駆動源152(第
5図)が正転状態から逆転状態に変換され、従って主搬
送経路98における搬送ローラ対110,112及び1
14が矢印192で示す方向に回転駆動され、分岐搬送
経路100の第2の部分104における搬送ローラ対1
16及び118が矢印194で示す方向に回転駆動され
る。更に、ステップn−15に進行して作動手段148
が付勢され、これによって切換手段138が第3図に2
点鎖線で示す反転搬送位置に位置付けられる。かくする
と、第1の静電複写機2人において片面即ち上面に画像
が形成された後に第1の静電複写機2人の排出ロア0か
ら排出されシート部材処理装置4の導入口92に導入さ
れたシート部材は、分岐搬送経路100の第1の部分1
04に導かれ、分岐搬送経路100の第1の部分104
及び第2の部分106’を通して前進せしめられ、搬送
ローラ対116及びl18によって搬送される。そして
、ステップn−16において、検出器124がシート部
材を検出するか否か、即ちシート部材の前縁が検出器1
24に到達したか否かが判断される。検出器124がシ
ート部材を検出するとステップn−17に進行し、検出
器124がシート部材を検出しないか否か、即ちシート
部材の後縁が検出器124を通過したか否かが判断され
る。シート部材の後縁が検出器124を通過するとステ
ップn−18に進行し、駆動源152(第2図)が除勢
きれる、かくすると、制御手段における個有の若干の時
間遅れ及び搬送ローラ対116及び118の慣性に起因
して、搬送ローラ対116及び118が若干の時間経過
後に停止せしめられる。この時点においては、第3図に
2点鎖線Sで示す如く、シート部材の後縁は搬送ローラ
対116のニップ位置を若干通過しておシ、シート部材
は搬送ローラ対118によってニップされた状態で停止
せしめられる。シート部材の前部は、導出口108を通
ってハウジング72から突出している。しかる後にステ
ップn−19に進行し、駆動源152(第5図)が逆転
状態から正転状態に変換され、従って主搬送経路98に
おける搬送ローラ対110,112及び114が矢印1
86で示す方向に回転駆動され、分岐搬送経路100の
第2の部分104における搬送ローラ対116及び11
8が矢印188で示す方向に回転駆動される。かくする
と、第3図を参照することによって容易に理解される如
く、シート部材社搬送口〜う対118及び116によっ
て前後を逆にして搬送される。そして、かかるシート部
材は、移動規制手段150によって連絡搬送経路102
に導入され、連絡搬送経路102’を通して主搬送経路
98に進入せしめられる。シート部材が前後逆転して搬
送されると共に連絡搬送経路102を通して主搬送経路
98に進入せしめられることによって、シート部材はそ
の表裏が反転される。表裏が反転されて主搬送経路98
に進入せしめられたシート部材は、搬送ローラ対110
,112及び114によって搬送されて導出口94から
送出される。
そしてこの際には、ステップn−20乃至n−25が遂
行される。ステップn−20においては、検出器124
がシート部材を検出するか否が、即ち前後を逆転して搬
送され始めたシート部材の前縁(それまでの後縁)が検
出器124に到達したが否がか判断される。そして、シ
ート部材の前縁が検出器124に到達するとステップn
−21に進行し、検出器124がシート部材を検出しな
いか否が、即ちシート部材の後縁(それまでの前縁)が
検出器124を通過したか否かが判断される。シート部
材の後縁が検出器124を通過すると、ステップn−2
2に進行して例えば5秒程度でよい所定時間が計時され
る。この計時時間は、前後を逆転して搬送され始めたシ
ート部材が連絡搬送経路102及び主搬送経路98を通
して搬送され導出口94から送出されるのに要する時間
に対応する。次いで、ステップn−23において検出器
122がシート部材を検出しないか否か、即ちシート部
材の後縁が検出器122を既に通過したか否かが判断さ
れる。主搬送経路98においてシート部材がジャミング
L1それ故にシート部材の後縁が未だ検出器122を通
過しておらず、検出器122がシート部材を検出してい
る場合には、上記ステップn−3に進行する。シート部
材がジャミングすることなく適切に搬送され、従って検
出器122がシート部材を検出していない時には、ステ
ップn−24に進行し、作動手段148が除勢され、こ
れによって切換手段138が第3図に実線で示す正常搬
送位置に戻される。次いで、ステップn−25に進行し
て両面画像形成モード表示ランプ90(第2図)が消灯
され、しかる後に上記ステップn−2に戻る。
表裏が反転されて搬送され導出口94から送出されるシ
ート部材は、第2の静電複写機2Bの受入046を通し
て第2の静電複写機2Bに供給される。そして、第2の
静電複写機2Bにおいてシート部材の他面、即ち反転さ
れた上面に画像が形成され、しかる後に排出ロア0から
受皿71に排出される。かような次第であるので、シー
ト部材の片面には、第1の静電複写機2人においてその
原稿載置手段8に存在する原稿に対応した画像が形成さ
れ、シート部材の他面には、第2の静電複写機2Bにお
いてその原稿載置手段8に存在する原稿に対応した画像
が形成され、かくして表裏両面に画像が形成されたシー
ト部材が得られる。
而して、第1図乃至第6図を参照して説明した複合複写
機システムにおいては、2台の静電複写機2人及び2B
を本発明に従って構成されたシート部材処理装置4によ
って機能的に接続し、かくして合成画像形成と両面画像
形成とを選択的に遂行することを可能にしている。しか
しながら、本発・明に従って構成されたシート部材処理
装置4は、第7図に図示する如く、1台の静電複写機2
人のみに関連付けて使用する場合にも、特有の作用効果
を奏する。第7図に図示する複合複写機システムは、1
台の静電複写機2人とこれに付設されたシート部材処理
装置4とから構成されている。静電複写機2人は第1図
に図示する上記静電複写機2人と同一でよい。また、シ
ート部材処理装置4自体も第1図に図示するシート部材
処理装置4と同一でよい。シート部材処理装置4の導入
口92は、静電複写機2人の排出ロア0に連通せしめら
れておシ、静電複写機2人の排出ロア0から排出される
シート部材がシート部材処理装置4の導入口92に導入
される。一方、シート部材処理装置4の導出口94に関
連せしめて、ハウジング72の下部構造76の左端には
受皿71が配設されておシ、シート部材処理装置4の導
出口94から送出されるシート部材は受皿71上に収集
される。
第7図に図示する上記の通ルの複合複写機システムにお
いては、切換手段138を実線で示す正常搬送位置に位
置付けて上述した通シの正常搬送作用を遂行するように
シート部材処理装置4を設定する場合には、静電複写機
2人においてその片面即ち上面に画像が形成された後に
静電複写機2人の排出ロア0から排出されるシート部材
は、導入口92に導入され、そして主搬送経路98のみ
を通して、従って表裏が反転されることなく搬送されて
、導出口94から受皿71に、画像が形成された上記片
面を上方に向けた状態で排出される。
他方、切換手段138を2点鎖線で示す反転搬送位置に
位置付けて上述した通シの反転搬送作用を遂行するよう
にシート部材処理装置4を設定する場合には、静電複写
機2人においてその片面即ち上面に画像が形成された後
に静電複写機2人の排出ロア0から排出されるシート部
材は、導入口92に導入され、次いで、分岐搬送経路1
00の第1の部分104に導かれ、分岐搬送経路100
の第1の部分104から第2の部分106に搬送され、
しかる後に前後を逆にして分岐搬送経路100の第2の
部分106から連絡搬送経路102全通して主搬送経路
98に進入され、かくしてその表裏が反転され、次いで
主搬送経路98全通して搬送されて、導出口94から受
皿71に、画像が形成された上記片面を下方に向けた状
態で排出される。
上記の通シの正常搬送作用と反転搬送作用との選択は、
特に複数枚の原稿を複写する場合の所謂頁揃えに有効で
ある。即ち、複数枚の原稿をその第1頁から順次に静電
複写機2Aの原稿載置手段8に載置して複写を遂行する
場合には、シート部材処理装置4を上記反転搬送作用状
態に設定する。
かくすると、受皿71には、画像が形成された片面を下
方に向けた状態で、原稿の第1頁に対応する画像を有す
るシート部材を最下位にせしめてシート部材が順次に積
重ねられ、従って複数枚の原稿に対応する複数枚の複写
物が所要通シに頁揃えされた状態で得られ、付加的な手
動頁揃え(頁逆転)操作を遂行する必要がない。複数枚
の原稿をその最終頁から順次に静電複写@2Aの原稿載
置手段8に載置して複写を遂行する場合には、シート部
材処理装置4を上記正常搬送作用状態に設定する。かく
すると、受皿71には、画像が形成された片面を上方に
向けた状態で、原稿の最終頁に対応する画像を有するシ
ート部材を最下位にせしめてシート部材が順次に積重ね
られ、従って複数枚の原稿に対応する複数枚の複写物が
所要通シに頁揃えされた状態で得られ、付加的な手動頁
揃え(頁逆転)操作を遂行する必要がない。
所望ならば、第7図に2点鎖線で図示する如く、分岐搬
送経路100の第2の部分106の下流端に形成されて
いる導出口108にも関連せしめて受皿71を配設し、
分岐搬送経路100の第1の部分104に導かれ第1の
部分104から第2の部分106に搬送されたシート部
材を、前後を逆にして連絡搬送経路102に向けて搬送
することなく、分岐搬送経路100の第2の部分106
から直接的に導出口108を通して受皿7エに送出する
こともできる(この場合、シート部材はその表裏が反転
されることなく搬送される)。
他方、2台の静電複写機2人及び2Bをシート部材処理
装置4によって機能的に接続した、第1図に図示する複
合複写機システムに関して、上述した説明においては合
成画像形成と両面画像形成について言及したが、第1図
に図示する複合仲写機システムにおいても、第2の静電
複写機2B及びシート部材処理装置4を分離する必要な
くして、第1の静電複写機2人においてその片面に画像
が形成されたシート部材を、更に画像を形成することな
く排出するようになすこともできる。この場合には、第
1図に2点鎖線で図示する如く分岐搬送経路100の第
2の部分106の下流端に形成されている導出口108
に関連せしめて受皿71を配設する。そして、第1の静
電複写機2人においてその片面に画像が形成され、第1
の静電複写機2人の排出ロア0から排出されてシート部
材処理装置4の導入口92に導入されたシート部材を、
分岐搬送経路100の第1の部分104に導き、次いで
分岐搬送経路100の第1の部分104及び第2の部分
106を通して導出口108から受−皿71に送出する
第8図は、1台の静電複写機2人に本発明に従って構成
されたシート部材処理装置の第2の具体例204を付設
した複合複写機システムを図示している。静電複写機2
人は、第1図及び第7図に図示する静電複写機2人と同
一でよい。一方、シート部材処理装置204は、第7図
に図示するシート部材処理装置4に次の通りの変形乃至
修正を施したものである。シート部材処理装置204に
おいては、分岐搬送経路300の第2の部分306は実
質上水平にハウジング272の左端まで延びてお9、そ
の下流端に導出口308が形成されている。そして、分
岐搬送経路300の第2の部分306には、主搬送経路
298と同様に搬送ロー2対316,318及び319
が配設され、搬送ローラ対319の上流側には検出器3
25が配設されている。また、主搬送経路298は、連
絡搬送経路302が合流する領域よシも上流側の第1の
部分297と下流側の第2の部分299とに区別されて
いて、両者の接続領域には、検出器327が配設されて
いると共に、移動規制手段351が配設されている。こ
の移動規制手段351は、分岐搬送経路300の第1の
部分304と第2の部分306との接続領域に配設され
ている移動規制手段350と同様の形態(従って第3図
を参照して説明した移動規制手段150と同様の形態)
でよく、主搬送経路298の第1の部分297から第2
の部分299へのシート部材の移動は許容するが、主搬
送経路298の第2の部分299から第1の部分297
へのシート部材の移動は阻止して主搬送経路298の第
2の部分299から前後全通にして搬送されるシート部
材を連絡搬送経路302に導く。主搬送経路298の第
2の部分299の下流端に形成されている導出口294
に関連せしめて第1の受皿271Aが配設され、分岐搬
送経路300の第2の部分306の下流端に形成されて
いる導出口308に関連せしめて第2の受皿271Bが
配設されている。
第8図に図示する上記の過多の複合複写機システムにお
いては、切換手段338の位置付は制御並びに搬送ロー
ラ対310,312,314,316.318及び31
9の回転駆動制御に従って、静電複写機2人においてそ
の片面に画像が形成されて静電複写機2人の排出ロア0
から排出されシート部材処理装置204の導入口292
に導入されたシート部材が、次の4方式のいずれかによ
って搬送される。第1の方式においては、主搬送経路2
98の第1の部分297及び第2の部分299を通して
搬送されて、導出口294から第1の受皿271Aに排
出される(正常搬送)。第2の方式においては、分岐搬
送経路300の第1の部分304に導かれて分岐搬送経
路300の第1の部分304から第2の部分306に搬
送され、しかる後に前後を逆にして搬送されて連絡搬送
経路3O2を通して主搬送経路298の第2の部分29
9に進入せしめられ、かくして表裏が反転され、次いで
主搬送経路298の第2の部分299を通して搬送され
て、導出口294から第」の受皿271て分岐搬送経路
300の第1の部分304及び第2の部分306を通し
て搬送され、導出口308から第2の受皿271Bに排
出される(正常撤退。
第4の方式においては、主搬送経路298の第1の部分
297から第2の部分299に搬送され、しかる後に前
後金逆にして搬送されて連絡搬送経路302を通して分
岐搬送経路300の第2の部分306に進入せしめられ
、かくして表裏が反転され、次いで分岐搬送経路300
の第2の部分306を通して搬送されて、導出口308
から第2の受皿271Bに排出される(反転搬送)。
第9図には、2台の静電複写機2人及び2Bを本発明に
従って構成されたシート部材処理装置の第3の具体例4
04によって機能的に接続した複合複写機システムが図
示されている。第1の静電複写機2人及び第2の静電複
写機2Bは、第1図に図示する第1の静電複写機2人及
び2Bと同一でよい。一方、シート部材処理装置404
は、第1図に図示するシート部材処理装置4に次の通シ
の構成を付加したものである。シート部材処理装置40
4においては、主搬送経路498における搬送ローラ対
510の上流側にて主搬送経路498から分岐して上方
へ傾斜してノ・ウジング472の上面まで延びる分岐排
出経路501が設けられている。そして、この分岐排出
経路501には、搬送ローラ対503が配設されている
。また、分岐排出経路501の下流端には導出口505
が形成されておシ、この導出口505に関連せしめて受
皿471Bが配設されている。主搬送経路498と分岐
排出経路501との分岐領域には切換手段539が設け
られている。この切換手段539は、主搬送経路498
と分岐搬送経路500との分岐領域に設けられている切
換手段538と同様の形態(従って第3図を参照して説
明した切換手段138と同様の形態)でよく、主搬送経
路498から分岐排出経路501にシート部材が進入す
るのを阻止するところの実線で示す通常位置と、主搬送
経路498から分岐排出経路501にシート部材を導く
ところの2点鎖線で示す分岐排出位置とに選択的に位置
付けられる。
第9図に図示する上記の通りの複合複写機システムは、
上記切換手段539が実線で示す通常位置に位置付けら
れている時には、第1図に図示する複合複写機システム
と同様に機能して、合成画像形成と両面画像形成とを選
択的に遂行する。しかしながら、上記切換手段539が
2点鎖線で示す分岐排出位置に位置付けられると、第1
の静電複写機2人においてその片面に画像が形成されて
第1の静電複写機2人の排出ロア0から排出されシート
部材処理装置404の導入口492に導入されたシート
部材は、第2の静電複写機2Bに供給されることなく、
次の2方式のいずれかによって受皿471Bに排出され
る。第1の方式においては、切換手段538が実線で示
す正常搬送位置に位置付けられ、シート部材は、主搬送
経路498の上流部から分岐排出経路501に導かれ、
分岐排出経路501全通して搬送されて、導出口505
から受皿471Bに排出される(正常搬送)。第2の方
式においては、切換手段538が2点鎖線で示す反転搬
送位置に位置付けられ、シート部材は、分岐搬送経路5
00の第1の部分504に導かれ、分岐搬送経路500
の第1の部分504から第2の部分506に搬送され、
しかる後に前後を逆にして搬送されて連絡搬送経路50
2全通して分岐排出経路501に進入され、かくして表
裏が反転され、次いで分岐搬送経路501を通して搬送
されて、導出口505から受皿471Bに排出される。
而して、第9図に図示する複合複写機システム(或いは
第1図に図示する複合複写機システム)等においては、
第1の静電複写様、第2の静電複写機及びシート部材処
理装置を夫々別個独立に構成し、分離及び接続を自在に
せしめているが、所望ならば、例えば第1の静電複写機
、第2の静電複写機及びシート部材処理装置の/%ウジ
ングヲ一体的に形成し、複合複写機システム全体を一体
に構成することもできる。
第10図には、2台の静電複写機、即ち左側に配置され
た第1の静電複写機602Aと右側に配置された第2の
静電複写機602Bとを、本発明に従って構成されたシ
ート部材処理装置の第4の具体例604によって接続し
た複合複写機システムが図示されている。
それ自体は周知の形態でよい第1の静電複写機602A
は、第1図に図示する第1の静電複写機2人と比べて次
の点で異なっている。第1の静電複写機602Aにおい
ては、回転ドラム6】0は矢印612で示す方向、従っ
て第1図に図示する第1の静電複写機2人における回転
ドラム10の矢印12で示す回転方向と逆方向に回転せ
しめられ、これに応じて種々の構成要素が、第1図に図
示する第1の静電複写機2人における種々の構成要素と
比べて左右逆に配設されている。加えて、カセット式の
シート部材自動供給装置634は、排出口670の下方
に(従って排出口670と共にハウジング606の右側
)に配設されている。
そして、このシート部材自動供給装置634から送給さ
れるシート部材は、略180度の円弧状に延びるわん曲
部661を有する搬送経路を介して転写域(即ち、シー
ト部材が回転ドラム610の表面に接触せしめられる域
)に搬送される。従って、シートff1l材自動供絽装
置634から送給されるシート部材は、上記わん曲部6
61を通ることによってその表裏が反転されて上記転写
域に搬送される。
同様にそれ自体は周知の形態でよい第2の静電複写機6
02Bは、第1図に図示する第2の静電複写機2Bと比
べて次の点で異なる。第2の静電複写機602Bにおい
ては、回転ドラム610は矢印612で示す方向、従っ
て第1図に図示する第2の静電複写機2Bにおける回転
ドラム10の矢印12で示す回転方向と逆方向に回転せ
しめられ、これに応じて種々の構成要素か第1図に図示
する第2の静電複写機2Bにおける種々の構成要素と比
べて左右逆に配設されている。
シー)74材処理装置604は、略り字状のノ・ウジフ
グ6フ2金有し、ハウジング672の左端壁には導入口
692が形成され、ハウジング672の右端壁には導出
口694が形成されている。上記導入口692は第1の
静電複写機602Aの排出口670に連通せしめられて
おり、第1の静電複写機602Aの排出口670から排
出されるシート部材がシート部材処理装置604の導入
口692に導入される。上記導出口694は第2の静電
複写機602Bの受入口646に連通せしめられており
、シート部材処理装置604の導出口から送出されるシ
ート部材が受入ロ646全通して第2の静電複写機60
2Bに供給される。ノ・ウジフグ6フ2内には、全体を
番号696で示すシート部材搬送系が設けられている。
このシート部材搬送系696は、上記導入口692から
上記導出口694まで延びる主搬送経路698を含んで
いる。この主搬送経路698には、搬送ローラ対710
.712及び714が配設されている。また、主搬送経
路698の上流端と下流端には夫々検出器720及び7
22が配設されている。シート部材搬送系696は、更
に、上記主搬送経路698から分岐して延びる分岐搬送
経路700と、分岐搬送経路700と主搬送経路698
とを連絡する連絡搬送経路702とを含んでいる。分岐
搬送経路700は、主搬送経路698における上記搬送
ローラ対712の上流側から下方へ傾斜して右方へ延び
る第1の部分704と、この第1の部分704に引続い
て更に下方へ傾斜してノ・ウジング672の下面まで延
びる第2の部分706とを有する。分岐搬送経路700
の第2の部分706の下流端には、導出ロア08が形成
されている。分岐搬送経路700の第2の部分706に
は搬送ロー2対716及び718が配設されておシ、分
岐搬送経路700の第1の部分704と第2の部分70
6との接続領域には検出器724が配設されている。上
記連絡搬送経路702は、分岐搬送経路700の第1の
部分704と第2の部分706との接続領域から弧状に
主搬送経路698における上記搬送ローラ対714の上
流側まで延びている。
主搬送経路698と分岐搬送経路700との分岐領域に
は、切換手段738が配設されている。この切換手段7
38は、第3図を参照して説明した切換手段138と実
質上同一の形態でよく、実線で示す正常搬送位置と2点
鎖線で示す反転搬送位置とに選択的に位置付けられる。
切換手段738が実線で示す正常搬送位置に位置付けら
れると、主搬送経路698から分岐搬送経路700ヘシ
一ト部材が進入することが阻止される。一方、切換手段
738が2点鎖線で示す反転搬送位置に位置付けられる
と、主搬送経路698から分岐搬送経路700ヘシ一ト
部材が導かれる。分岐搬送経路700の第1の部分70
4と第2の部分706との接続領域には、移動規制手段
750が設けられている。この移動規制手段750は、
第3図を参照して説明した移動規制手段150と実質上
同一の構成でよく、分岐搬送経路700の第1の部分7
04から第2の部分706へのシート部材の移動は許容
するが、シート部材の全体が第2の部分706へ一旦搬
送された後にシート部材が前後を逆にして搬送される際
には、第1の部分704ヘシ一ト部材が進入するのを阻
止し、第2の部分706からのシート部材を連絡搬送経
路702へ案内する。
第10図に図示する上記の通シの複合複写機システムに
おいては、第1図に図示する複合複写機システムの場合
と同様に、シート部材処理装置604における切換手段
738の位置付は制御並びに搬送ローラ対710,71
2,714,716及び718の回転駆動制御に従って
、合成画像形成と両面画像形成とが選択的に遂行される
。合成画像形成を遂行する場合には、切換手段738は
実線で示す正常搬送位置に位置付けられる。そして、第
1の静電複写機602Aにおいて片面に画像が形成され
、第1の静電複写@602Aの排出口670から排出さ
れてシート部材処理装置604の導入口692に導入さ
れたシート部材は、主搬送経路698のみを通して、従
って表裏が反転されることなく搬送されて、導出口69
4から送出される。導出口694から送出されるシート
部材は、受入口646を通して第2の静電複写機602
Bに供給され、第2の静電複写機602Bにおいてシー
ト部材の上記片面に画像が形成され、かくして上記片面
に合成画像が形成されたシート部材が得られる。両面画
像形成を遂行する場合には、切換手段738は2点鎖線
で示す反転搬送位置に位置付けられる。そして、第1の
静電複写機602Aにおいて片面に画像が形成され、第
1の静電複写機602Aの排出口670から排出されて
シート部材処理装置604の導入口692に導入された
シート部材は、主搬送経路698から分岐搬送経路70
0の第1の部分704に導かれ、分岐搬送経路700の
第1の部分704から第2の部分706に搬送される。
しかる後に、前後を逆にして搬送されて、分岐搬送経路
700の第2の部分706から連絡搬送経路702を通
して主搬送経路698に進入せしめられ、かくして表裏
が反転され、次いで導出口694から送出される。導出
口694から送出されるシート部材は、受入ロ646全
通して第2の静電複写機602Bに供給され、第2の静
電複写機602Bにおいてシート部材の他面に画像が形
成され、かくして両面に画像が形成されたシート部材が
得られる。
第11図には、2台の静電複写機、即ち下方に配置され
た第1の静電複写機802Aと上方に配置された第2の
静電複写機802Bとを、本発明に従って構成されたシ
ート部材処理装置の第5の具体例804によって接続し
た複合複写機システムが図示されている、 第1の静電複写機802Aは、第1図に図示する第1の
静電複写機2Aと比べて次の点で異なっている。第1の
静電複写機802Aにおいては、回転ドラム810は矢
印812で示す方向、従って第1図に図示する第1の静
電複写機2人における回転ドラム10の矢印12で示す
回転方向と逆方向に回転せしめられ、これに応じて種々
の構成要素が、第1図に図示する第1の静電複写機2人
における種々の構成要素と比べて左右逆に配設されてい
る。第2の静電複写機802Bは、第1図に図示する第
2の静電複写機2Bと同一でよい。
シート部材処理装置804は、ハウジング872を有す
る。このハウジング872は、第1の静電複写機802
Aの右端壁及び第2の静電複写9802Bの右端壁から
夫々右方へ実質上水平に延在する水平下部873及び水
平上部875並びに水平下部873と水平上部875と
を相互に接続する鉛直部877を含んでいる。ハウジン
グ872の水平下部873の左端壁には導入口892が
形成されている、この導入口892は第1の静電複写機
802Aの排出口870に連通せしめられておシ、第1
の静電複写機802Aの排出口870から排出されるシ
ート部材がシート部材処理装置804の導入口892に
導入される。ハウジング872の水平上部875の左端
壁には導出口894が形成されている。この導出口89
4は第2の静電複写機802Bの受入口846に連通せ
しめられてお9、シート部材処理装置804の導出口8
94から送出されるシート部材が受入ロ846全通して
第2の静電複写機802Bに供給される。
ハウジング872内には、全体を番号896で示すシー
ト部材搬送系が設けられている。このシート部材搬送系
896は、上記導入口892から上記導出口894まで
延びる主搬送経路898を含んでいる。主搬送経路89
8は、ハウジング872の水平下部873内を延びる導
入部891.ハウジング872の鉛直部877内を延び
る中間部893、ハウジング872の水平下部875内
を延びる導出部895、上記導入部891と上記中間部
893とを接続するところの略90度の円弧状である第
1の円弧状部897、及び上記中間部893と上記導出
部895とを接続するところの略90度の円弧状である
第2の円弧状部899がら構成されている。かような主
搬送経路898には、所要間隔を置いて搬送ローラ対9
11,913゜915.917,919,921,92
3,925゜927.929,931が配設されている
。また、主搬送経路898には、その導入部891の上
流端とその導出部895における上記搬送ローラ対93
1の上流側とに夫々検出器920及び922が配設され
ている。シート部材搬送系896は、更に、分岐搬送経
路900と連絡搬送経路902とを含んでいる。分岐搬
送経路900は、主搬送経路898の導入部891の上
流端部から分岐して下方へ傾斜して右方へ延びる第1の
部分904と、この第1の部分904に引続いて更に下
方へ傾斜してハウジング872の水平下部873の下面
まで延びる第2の部分906とを有する。分岐搬送経路
900の第2の部分906の下流端には、導出口908
が形成されている。分岐搬送経路900の第2の部分9
06には搬送ローラ対916及び918が配設されてお
シ、分岐搬送経路900の第1の部分904と第2の部
分906の接続領域には検出器924が配設されている
。上記連絡搬送経路902は、分岐搬送経路900の第
1の部分904と第2の部分906との接続領域から弧
状に主搬送経路898の導入部891における搬送ロー
ラ対911の上流側まで延びている。主搬送経路898
と分岐搬送経路900との分岐領域には、切換手段93
8が配設されている。この切換手段938の構成は、第
3図を参照して説明した切換手段138の構成と実質上
同一でよい。
しかしながら、後の説明から明らかになる如く、第3図
を参゛照して説明した切換手段138の場合とは逆に、
切換手段938は、実線で示す位置が反転搬送位置であ
シ、2点鎖線で示す位置が正常す反転搬送位置に位置付
けられると、主搬送経路898から分岐搬送経路900
ヘシ一ト部材が進主搬送経路898から分岐搬送経路9
00ヘシ一ト部材が導かれる。分岐搬送経路900の第
1の部分904と第2の部分906との接続領域には、
移動規制手段950が設けられている。この移動規制手
段950は、第3図を参照して説明した移動規制手段1
50と実質上同一の構成でよく、分岐搬送経路900の
第1の部分904から第2の部分906へのシート部材
の移動は許容するが、シート部材の全体が第2の部分9
06へ一旦搬送された後にシート部材が前後を逆にして
搬送される際には、第1の部分904ヘシ一ト部材が進
入するのを阻止し、第2の部分906からのシート部材
を連絡搬送経路902へ案内する。
第11図に図示する上記の通りの複合複写機システムに
おいては、第1図に図示する複合複写機システムの場合
と同様に、シート部材処理装置804の位置付は制御並
びに搬送ロー02対911゜913.915,917,
919,921,923゜925.927,929,9
31,916及び918の回転駆動制御に従って、合成
画像形成と両面画像形成とが選択的に遂行される。合成
画像形成を遂行する場合には、切換手段938は2点鎖
線で示す正常搬送位置に位置付けられる。そして、第1
の静電複写機802Aにおいて片面に画像が形成され、
第1の静電複写機802Aの排出口870から排出され
てシート部材処理装置804の導入口892に導入され
たシート部材は、主搬送経路898の導入部891の上
流端部から分岐搬送経路900の第1の部分904に導
かれ、分岐搬送経路900の第1の部分904から第2
の部分906に搬送される。しかる後に、前後全通にし
て搬送されて、分岐搬送経路900の第2の部分906
から連絡搬送経路902全通して主搬送経路898の導
入部891に進入せしめられ、かくして表裏が反転され
る。次いで、シート部材は、主搬送経路898の導入部
891.第1の円弧状部897.中間部893.第2の
円弧状部899及び導出部895全通して搬送される。
この際には、第11図を参照することによって容易に理
解される如く、シート部材が第1の円弧状部897゜中
間部893及び第2の円弧状部899から成る方向転換
部を通シ、導出部895におけるシート部材搬送方向が
導入部891におけるシート部材搬送方向に対して逆に
なる故に、シート部材の表裏が反転される。従って、分
岐搬送経路900及び連絡搬送経路902を介して搬送
されることによって表裏が反転されたシート部材は再び
表裏が反転され、かくして導入口892に導入された状
態、即ち第1の静電複写機802Aにおいて画像が形成
された上記片面を上方に向けた状態で導出口894から
送出される。本明細書において使用する表現「導入口に
導入されたシート部材の表裏を反転することなく導出口
から送出する正常搬送作用」は、上述した如く、導入口
892から導入されたシート部材の表裏を反転し、次い
で更にシート部材の表裏を反転して元の状態に戻シフ、
シかる後に導出口894から送出する場合も含むことが
理解されるべきである。導出口894から送出されるシ
ート部材は、受入口846を通して第2の静電複写機8
02Bに供給され、第2の静電複写機802Bにおいて
シート部材の上記片面に画像が形成され、かくして上記
片面に合成画像が形成されたシート部材が得られる。両
面画像形成を遂行する場合には、切換手段938は実線
で示す反転搬送位置に位置付けられる。そして、第1の
静電複写機802Aにおいて片面に画像が形成され、第
1の静電複写機802Aの排出口870から排出されて
シート部材処理装置804の導入口892に番人された
シート部材は、主搬送経路898のみを通して搬送され
る。上述した通シ、主搬送経路898は第1の円弧状部
897.中間部893及び第2の円弧状部899から成
る方向転換部金倉む故に、主搬送経路898を通るシー
ト部材は表裏が反転され、そして表裏が反転された状態
で導出口894から送出される。導出口894から送出
されるシート部材は、受入口846を通して第2の静電
複写機802Bに供給され、第2の静電複写機802B
においてシート部材の他面に画像が形成され、かくして
両面に画像が形成されたシート部材が得られる。
第12図は、2台の静電複写機、即ち下方に配置された
第」の静電複写機1002 Aと上方に配置された第2
の静電複写機1002Bとを、本発明に従って構成され
たシート部材処理装置の第6の具体例1004によって
接続した複合複写機システムを図示している。
第1の静電複写機1002Aは、第10図に図示する第
1の静電複写機602Aと同一でよく、第2の静電複写
機1002Bは、第1図に図示する第2の静電複写機2
Bと同一でよい。
一方、シート部材処理装置1004は、第11図に図示
するシート部材処理装置804に比べて、次の点で異な
る。シート部材処理装置1004においては、分岐搬送
経路1100の第1の部分1104は、主搬送経路10
98の導入部1091の下流端から実質上水平に右方へ
延び、分岐搬送経路1100の第2の部分1106は、
上記第1の部分1104に引続いて更に実質上水平に右
方ヘハウジング1072の鉛直部の右端壁まで延びてい
る。そして、分岐搬送経路1100の第2の部分110
6の下流端に導出口1108が形成されている。連絡搬
送経路1102は、分岐搬送経路1100の第1の部分
1104と第2の部分1106との接続領域から主搬送
経路1o98の中間部1093の上流端まで弧状に延び
ている。シート部材処理装置1004における上記以外
の構成は、第11図に図示するシート部材処理装置80
4と概略同一である。
シート部材処理装置1004も、第11図に図示するシ
ート部材処理装置804と同様に、導入口1092から
導入されたシート部材を、その表裏を反転することなく
(更に詳しくは、一旦表裏を反転した後に更に表裏を反
転して元の状態に戻す)搬送して導出口1094から送
出する正常搬送作用と、導入口1092から導入された
シート部材を、その表裏を反転して搬送し導出口109
4から送出する反転搬送作用とを、選択的に遂行するこ
とができる、ことは更に付言するまでもなく容易に理解
されよう。従って、第12図に図示する複合複写機シス
テムにおいても、合成画像形成と両面画像形成とが選択
的に遂行され得る。
第13図には、3台の静電複写機、即ち右上方に配設さ
れた第1の静電複写機1202A、左上方に配設された
第2の静電複写機1202B及び左下方に配設された第
3の静電複写機1202Cを、本発明に従って構成され
たシート部材処理装置め第7の具体例1204によって
接続した複合複写機システムが図示されている。
第1の静電複写機1202Aは、第1図に図示する第1
の静電複写機2人と同一でよく、第2の静電複写機12
02B及び第3の静電複写機12o2Cは、第1図に図
示する第2の静電複写機2Bと同一でよい。
シート部材処理装置1204はハウジング1272を有
し、ハウジング1272の右端壁には導入口1292が
形成され、ハウジング1272の左端壁にはその上部に
導出口1294がその下部に導出口1308が形成され
ている。導入口1292は第1の静電複写機1202A
の排出口1270に連通せしめられている。導出口12
94は第2の静電複写機1202Bの受入口1246に
連通せしめられておル、導出口1308は第3の静電複
写機1202Cの受入口1246に連通せしめられてい
る。ハウジング1204内には、全体を番号1296で
示すシート部材搬送系が配設されている。シート部材搬
送系1296は、導入口1292から導出口1294ま
で延びる主搬送経路1298と、この主搬送経路129
8の上流端部から分岐して導出口1308まで延びる分
岐搬送経路1300と、連絡搬送経路1302とを含ん
でいる。連絡搬送経路1302は、主搬送経路1298
における上流側の第1の部分1297と下流側の第2の
部分1299との接続領域と、分岐搬送経路1300に
おける上流側の第1の部分1304と下流側の第2の部
分1306との接続領域との間を延びている。主搬送経
路1298の第2の部分1299には搬送ローラ対13
10.1312及び1314が配設され、分岐搬送経路
1300の第1の部分1304には搬送ローラ対131
3及び1315が配設され、分岐搬送経路1300の第
2の部分1306には搬送ローラ対1316.1318
及び1319が配設され、連絡搬送経路1302には搬
送ローラ対1317が配設されている。また、主搬送経
路1298の第1の部分1297の上流端、主搬送経路
1298における第1の部分1297と第2の部分12
99との接続領域、主搬送経路1298の第2の部分1
299における搬送ローラ対1314の上流側、分岐搬
送経路1300における第1の部分工304と第2の部
分1306との接続領域、及び分岐搬送経路1300の
第2の部分1306における搬送ロー2対1319の上
流側に、夫々、検出器1320.1327,1322,
1324及び1325が配設されてい゛る。主搬送経路
1298と分岐搬送経路1300の分岐領域には、切換
手段1338が配設されている。主搬送経路1298に
おける第1の部分1297と第2の部分1299との接
続領域には、移動規制手段1351が配設され、分岐搬
送経路1300における第1の部分1304と第2の部
分1306との接続領域には移動規制手段1350が配
設されている。上記切換手段1338並びに上記移動規
制手段1351及び1350は、夫々、第8図に図示す
るシート部材処理装置204における切換手段338並
びに移動規制手段351及び350と実質上同一の構成
でよい。
第13図と第8図を比較謬照することによって容易に理
解される如く、第13図に図示するシート部材処理装置
1204は、第8図に図示するシート部材処理装置20
4と概略同一の構成(搬送ローラ対の配設等において若
干具なるが)であり、第8図に図示するシート部材処理
装置204と同様に機能する。従って、第8図に図示す
るシート部材処理装置204に関する上述した説明から
理解される如く、シート部材処理装置1204は、第1
の静電複写機1202Aの排出口1270から排出され
て導入口1292に導入されたシート部材を、次の4方
式のいずれかによって搬送する。
第1の方式においては、表裏を反転することなくシート
部材を搬送して導出口1294から送出し、第2の静電
複写機1202Bに供給する。第2の方式においては、
表裏を反転してシート部材を搬送して導出口1294か
ら送出し、第2の静電複写機1202Bに供給する。第
3の方式においては、表裏を反転することなくシート部
材を搬送して導出口1308から送出し、第3の静電複
写機1202Cに供給する。第4の方式においては、表
裏全反転してシート部材を搬送して導出口1308から
送出し、第3の静電複写機12020に供給する。かよ
うな次第であるので、第13図に図示する複合複写機シ
ステムにおいては、第1の静電複写機1202Aにおけ
る画像形成と第2の静電複写機1202Bにおける画像
形成との組合せによる合成画像形成又は両面画像形成、
或いは第1の静電複写機1202Aにおける画像形成と
第3の静電複写機1202Cにおける画像形成との組合
せによる合成画像形成又は両面画像形成を選択的に遂行
することができる。第1乃至第3の静電複写機1202
A、1202B及び1202Cの各々において形成され
る画像は、同一色(例えば黒)でもよいが、夫々異なっ
た色(例えば黒、赤及び青)であるのが好ましい。
第14図には、2台の静電複写機、即ち第1の静電複写
機1402Aと第2の静電複写機1402Bとを、本発
明に従って構成されたシート部材処理装置の第8の具体
例によって接続した複合複写機システムを図示している
それ自体は周知の形態でよい第1の静電複写機1402
Aは、第1図に図示する第1の静電複写機2人と比べて
、主として次の点が異なる。第1の静電複写機1402
Aにおいては、ハウジング1406の右端部に上側カセ
ット式シート部材自動供給装置1433と下側カセット
式シート部材自動供給装置1434とが配設されてお9
、自動供給装置1433及び1434のいずれかから選
択的にシート部材が送出される。また、第1の静電複写
機1402Aにおいては、光学系としてその構成要素の
一部が第14図において左右に往復移動せしめられる移
動光学系1416が設けられ、原稿載置手段として透明
板1407及び原稿カバー1409を有する静止原稿載
置手段1408が設けられている。透明板1407上に
載置された原稿の像を回転ドラム1410の周表面に投
射する際には、移動光学系1416の構成要素の一部が
第14図に図示する位置から右方へ移動せしめられる。
第2の静電複写機1402Bは、上記第1の静電複写機
1402Aと比べて、主として次の点が異なる。第2の
静電複写機1402Bにおいては、上側カセット式シー
ト部材自動供給装置に代えて、受入口1446に有する
シート部材受入手段1447が設けられている。また、
第2の静電複写機1402Bにおいては、静止原稿載置
手段1408における原稿カバー1409に代えて、全
体を番号1411で示す原稿自動供給装置が設けられて
いる。それ自体は周知の形態である原稿自動供給装置1
411は、その右端に形成されている原稿受入口141
3から供給された原稿を、透明fu407上に搬入し、
次いでかかる原稿をその上面1415上に搬出する。
シート部材処理装置1404はハウジング1472を有
し、ハウジング1472の右端壁には導入口1492が
形成され、ハウジング1472の左端壁にはその上部に
導出口1494がその下部に導出口1508が形成され
ている。導入口1492は第1の静電複写機14fO(
2ムの排出口1470に連通せしめられている。導出口
1494は第2の静電複写機1402Bにおける上記原
稿自動供給装置1411の原稿受入口1413に連通せ
しめられておシ、導出口1508は第2の静電複写機1
402Bの受入口1446に連通せしめられている。ハ
ウジング1472内には、全体を番号1図とを比較参照
することによって理解される如く、第13図に図示する
シート部材処理装置1204におけるシート部材搬送系
1296と概略同一の構成(搬送経路の形状及び搬送ロ
ーラ対の配設等において若干具なるが)であり、第13
図に図示するシート部材処理装置12o4におけるシー
ト部材搬送系1296と同様に機能する。従って、第1
の静電複写機1402Aにおいて片面に画像が形成され
、第1の静電複写機1402Aの排出口1470から排
出されシート部材処理装置1404の導入口1492に
導入されるシート部材は、次の4方式のいずれかによっ
て搬送される。第1の方式においては、シート部材は表
裏を反転することなく搬送されて導出口1494から送
出され、第2の静電複写機1402Bにおける原稿自動
供給装置1411の原稿受入口1413に供給され3 
る。この場合には、原稿自動供給装置1411によって
シート部材は透明板1407上に搬入され、従って、第
2の静電複写機1402Bにおいて、シート部材の他面
を原稿として(この場合、シート部材の他面には予め画
像が形成されていることが必要である)、第2の静電複
写機1402Bのカセット式シート部材自動供給装置1
434から送出されるシート部材の片面に画像が形成さ
れる、第2の方式においては、シート部材は表裏を反転
して搬送されて導出口1494から送出され、第2の静
電複写機1402Bにおける原稿自動供給装置1411
の原稿受入口1413に供給される。
この場合にも、原稿自動供給装置1411によつ゛てシ
ート部材は透明板1407上に搬入され、従って、第2
の静電複写機1402Bにおいて、第1の静電複写機1
402Aにおいて画像が形成されたところのシート部材
の上記片面を原稿として、第2の静電複写機1402B
のカセット式シート部材自動供給装置1434から送出
されるシート部材の片面に画像が形成される。第3の方
式においては、シート部材は表裏を反転することなく搬
送されて導出口1508から送出され、第2の静電複写
機1402Bの受入口1446に供給される。この場合
には、第2の静電複写機1402Bにおいて、受入口1
446に供給されたシート部材の上記片面に、第2の静
電複写機1402Bの透明板1407上に搬入されてい
る適宜の原稿に対応する画像が形成され、かくして片面
に合成画像が形成されたシート部材が得られる。第4の
方式においては、シート部材は表裏を反転して搬送され
て導出口1508から送出され、第2の静電複写機14
02Bの受入口1446に供給される。
この場合には、第2の静電複写機1402Bにおいて、
受入口1446に供給されたシート部材の他面に1.第
2の静電複写機1402Bの透明板1407上に搬入さ
れている適宜の原稿に対応する画像が形成され、かくし
て両面に画像が形成されたシート部材が得られる。
以上、添付図面を参照して本発明に従って構成されたシ
ート部材処理装置の幾つかの具体例及びその利用例につ
いて詳細に説明したが、本発明はかかる具体例及び利用
例に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱する
ことなく種々の変形乃至修正が可能であることが理解さ
れるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、2台の静電複写機を本発明に従って構成され
たシート部材処理装置の一具体例で接続した複合複写機
システムを示す簡略断面図。 第2図は、第1図のシート部材処理装置を示す斜面図。 第3図は、第1図の複合複写機システムの一部を示す断
面図。 第4図は、第1図のシート部材処理装置における移動規
制手段の一部を示す斜面図。 第5図は、第1図のシー ト部材処理装置における駆動
方式を示す簡略図。 第6図は、第1図のシート部材処理装置の作動制御手順
を示すフローチャート。 第7図は、第1図のシート部材処理装置を1台の静電複
写機に付設して使用する態様を示す簡略断面図。 第8図は、本発明に従って構成されたシート部材処理装
置の第2の具体例を1台の静電複写機に付設して使用す
る態様を示す簡略断面図。 第9図は、2台の静電複写機を本発明に従って構成され
たシート部材処理装置の第3の具体例で接続した複合複
写機システムを示す簡略断面図。 第1O図は、2台の静電複写機を本発明に従って構成さ
れたシート部材処理装置の第4の具体例で接続した複合
複写機システムを示す簡略断面図。 第11図は、2台の静電複写機を本発明に従って構成さ
れたシート部材処理装置の第5の具体例で接続した複合
複写機システムを示す簡略断面図。 第12図は、2台の静電複写機を本発明に従って構成さ
れたシート部材処理装置の第6の具体例で接続した複合
複写機システムを示す簡略断面図。 第13図は、3台の静電複写機を本発明に従って構成さ
れたシート部材処理装置の第7の具体例で接続した複合
複写機システムを示す簡略断面図。 第14図は、2台の静電複写機を本発明に従って構成さ
れたシート部材処理装置の第8の具体例で接続した複合
複写機システムを示す簡略断面図。 2A、2B、602A、602B、802A。 802B、1002A、1002B、1202A、12
02B、1202c、1402A。 1402B・・・・・・静電複写機(画像形成機);4
.204,404,604,804,1004゜120
4.1404・・・・・・シート部材処理装置特許用 
願人 三田工業株式会社 ・−、テ1 代理人 弁理士 小 野  尚 純、。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シート部材の少なくとも片面に画像を形成し該シー
    ト部材を排出口から排出する画像形成機に付設して使用
    されるシート部材処理装置にして; 該画像形成機の該排出口に連通せしめられ、該排出口か
    ら排出される該シート部材が導入される導入口と、導出
    口と、該導入口に導入された該シート部材を搬送して該
    導出口から送出するシート部材搬送系とを具備し、該シ
    ート部材搬送系は、該導入口に導入された該シート部材
    の表裏を反転することなく該導出口から送出する正常搬
    送作用と、該導入口に導入された該シート部材の表裏を
    反転して該導出口から送出する反転搬送作用とを選択的
    に遂行する、ことを特徴とするシート部材処理装置。 2、該シート部材搬送系は、該導入口から該導出口まで
    延びる主搬送経路と、該主搬送経路から分岐して延びる
    第1の部分及び該第1の部分に引続いて延びる第2の部
    分を有する分岐搬送経路と、該分岐搬送経路の該第1の
    部分と該第2の部分との接続域から該主搬送経路まで延
    びる連絡搬送経路と、該導入口から導入される該シート
    部材が該分岐搬送経路の該第1の部分に進入するのを阻
    止する正常搬送位置と該導入口から導入される該シート
    部材を該分岐搬送経路の該第1の部分に導く反転搬送位
    置とに選択的に位置付けられる切換手段と、該分岐搬送
    経路の該第1の部分から該第2の部分への該シート部材
    の移動は許容するが、該分岐搬送経路の該第2の部分か
    ら該第1の部分への該シート部材の移動は阻止して、該
    分岐搬送経路の該第2の部分から該連絡搬送路への該シ
    ート部材の移動を許容する移動規制手段とを含み、該正
    常搬送作用を遂行する時には、該切換手段が該正常搬送
    位置に位置付けられ、該導入口から導入された該シート
    部材が該主搬送経路を通して該導出口から送出され、該
    反転搬送作用を遂行する時には、該切換手段が該反転搬
    送位置に位置付けられて、該導入口から導入された該シ
    ート部材が該分岐搬送経路の該第1の部分に導入され、
    該第1の部分を通して該分岐搬送経路の該第2の部分に
    搬送され、次いで該第2の部分から該連絡搬送経路を介
    して該主搬送経路に前後逆転搬送され、そして該主搬送
    経路を通して該導出口から送出される、特許請求の範囲
    第1項記載のシート部材処理装置。 3、該シート部材搬送系は、該導入口から該導出口まで
    延び且つ方向転換部を含む主搬送経路と、該主搬送経路
    から分岐して延びる第1の部分及び該第1の部分に引続
    いて延びる第2の部分を有する分岐搬送経路と、該分岐
    搬送経路の該第1の部分と該第2の部分との接続域から
    該主搬送経路まで延びる連絡搬送経路と、該導入口から
    導入される該シート部材を該分岐搬送経路の該第1の部
    分に導く正常搬送位置と該導入口から導入される該シー
    ト部材が該分岐搬送経路の該第1の部分に進入するのを
    阻止する反転搬送位置とに選択的に位置付けられる切換
    手段と、該分岐搬送経路の該第1の部分から該第2の部
    分への該シート部材の移動は許容するが、該分岐搬送経
    路の該第2の部分から該第1の部分への該シート部材の
    移動は阻止して、該分岐搬送経路の該第2の部分から該
    連絡搬送路への該シート部材の移動を許容する移動規制
    手段とを含み、該正常搬送作用を遂行する時には、該切
    換手段が該正常搬送位置に位置付けられ、該導入口から
    導入された該シート部材が該分岐搬送経路の該第1の部
    分に導入され、該第1の部分を通して該分岐搬送経路の
    該第2の部分に搬送され、次いで該第2の部分から該連
    絡搬送経路を介して該主搬送経路に前後逆転搬送され、
    そして該主搬送経路を通して該導出口から送出され、該
    反転搬送作用を遂行する時には、該切換手段が該反転搬
    送位置に位置付けられて、該導入口から導入された該シ
    ートが該主搬送経路に導入されて、該主搬送経路を通し
    て該導出口から送出される、特許請求の範囲第1項記載
    のシート部材処理装置。 4、該導出口は、受入口から供給されたシート部材の片
    面に画像を形成してこのシート部材を排出口から排出す
    る他の画像形成機の該受入口に連通せしめられる、特許
    請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載のシート
    部材処理装置。 5、該導出口は、原稿受入口を有する原稿送給装置を備
    え且つ該原稿受入口に供給された原稿に対応した画像を
    シート部材の片面に形成してこのシート部材を排出口か
    ら排出する他の画像形成機の該原稿受入口に連通せしめ
    られる、特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに
    記載のシート部材処理装置。 6、該主搬送経路から他の導出口まで延びる分岐排出経
    路が設けられている、特許請求の範囲第1項乃至第5項
    のいずれかに記載のシート部材処理装置。 7、該分岐搬送経路の下流端には他の導出口が形成され
    ている、特許請求の範囲第2項又は第3項に記載のシー
    ト部材処理装置。 8、該他の導出口は、受入口から供給されたシート部材
    の少なくとも片面に画像を形成しこのシート部材を排出
    口から排出する他の画像形成機の該受入口に連通せしめ
    られる、特許請求の範囲第7項記載のシート部材処理装
    置。 9、該他の導出口は、原稿受入口を有する原稿送給装置
    を備え且つ該原稿受入口に供給された原稿に対応した画
    像をシート部材の片面に形成してこのシート部材を排出
    口から排出する他の画像形成機の該原稿受入口に連通せ
    しめられる、特許請求の範囲第7項記載のシート部材処
    理装置。 10、該分岐搬送経路から他の導出口まで延びる再分岐
    排出経路が設けられている、特許請求の範囲第7項乃至
    第9項のいずれかに記載のシート部材処理装置。
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