JPH05165268A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05165268A
JPH05165268A JP3330732A JP33073291A JPH05165268A JP H05165268 A JPH05165268 A JP H05165268A JP 3330732 A JP3330732 A JP 3330732A JP 33073291 A JP33073291 A JP 33073291A JP H05165268 A JPH05165268 A JP H05165268A
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JP
Japan
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cassette
image forming
transfer
paper
roller
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Application number
JP3330732A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Morita
静雄 森田
Masakazu Fukuchi
真和 福地
Satoru Haneda
哲 羽根田
Hisao Sato
久夫 佐藤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体まわり機能のカートリッジ化、転写紙
収納容器のカセット化を行い、その着脱口が画像形成装
置の同一サイドに設けられ、定着後の転写紙の回収揃え
用ソータを、その同一サイドに近い、該装置上面に設
け、運転操作、、点検、清掃、メインテナンスをオペレ
ータが該装置の周囲全般に動きまわることなく殆んど同
一位置で行えるようにし、該装置の設置スペースも極度
に小さくすることを目的とする。 【構成】 感光体1のまわりに帯電、現像、転写、クリ
ーナを設けてユニットにしたカートリッジ30と転写紙収
納カセット14とを画像形成装置の同一サイドに着脱でき
るように設け、該サイドの上方に近い装置上面に定着済
み転写紙回収揃え用のソータ50を設け、操作及びメイン
テナンスが同一サイドで容易に行えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子写真方式によりベ
ルト状像形成体上にカラートナー像を形成し、該トナー
像を転写紙上に転写して画像を得るようにしたカラー画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー画像形成装置には種々の形式があ
るが、一般的には二軸間にベルト状像形成体(感光体ベ
ルトとも言う)を張設し、その下辺部に沿ってそれぞれ
異なる色のトナーを収容した複数個の現像器を配置して
なり、前記感光体ベルトを複数回回転させる間に、該感
光体ベルト上に原稿像の分解色数に応じた潜像形成と前
記現像器群による現像を行ってカラー像を形成した後、
該カラー像を現像器群の下側に設けたカセット収納室内
の給紙カセットから給紙された転写紙上に転写してカラ
ーコピーが得られるようになっている。
【0003】このようなカラー画像形成装置の感光体ベ
ルトは、感光体ドラムと異なり、小さな曲率でUターン
させ得るので扁平に走行させることができ、空間を有効
利用できる利点がある。また、Uターンする小径曲率部
分に転写後の転写紙の分離極を設けることにより転写紙
の分離を良好にする利点があるが上記カラー画像形成装
置の場合、感光体ベルトとカセット収納室は現像器群を
挟んで層状に配置され、しかも、カセット収納室と感光
体ベルトの転写部とを結ぶ給紙経路および給紙手段は、
現像器群の外側を廻り込むように装置本体の一側壁内面
に沿って設けられている。一方、前記カセット収納室の
挿入口は、前記給紙経路および給紙手段の設置と反対側
の本体側壁に設けられ、給紙方向と同方向に給紙カセッ
トが挿入できるようになっていた。
【0004】しかしこのように給紙カセットを給紙経路
および給紙手段の反対側から挿入する形式をとると、転
写紙のジャム処理の作業等に備えて装置の相対する二面
を随時開放出来る状態として置く必要が生じ、そのため
設置のためのスペースを大きくとり、またコピー操作や
メインテナンスの作業の面でも不都合であることが多
い。
【0005】この点を改善するために給紙カセットの挿
入口を給紙経路と同じ側の本体側面に設置して給紙カセ
ットの挿入を始めとする装置各部の操作ならびにジャム
処理等の各メインテナンスの作業をすべて装置正面から
実施出来るようにした画像形成装置が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な画像形成装置では給紙カセットの挿入方向が転写紙の
給送方向に逆行する結果となりそのため給紙カセットの
挿入あるいは脱出に際して前記の給紙手段を移動・退避
させる機構が複雑化するのが避けられない。
【0007】また複数の給紙カセットを同時に収納出来
る装置では下方の給紙カセットから搬出される転写紙を
上方に案内する給紙ガイドを設ける必要があり、給紙カ
セットの挿脱に当たりこの給紙ガイドをも移動・退避さ
せる機構を設置しなければならず、従って前述した給紙
手段を移動・退避させる機構はさらに複雑化することと
なる。
【0008】更に、給紙ガイドの上方には画像形成され
た転写紙を揃えて回収するソータも前述の他の操作と同
じように画像形成装置の同一の側から操作できるように
することが要望される。
【0009】本発明はこのような課題を解決し、感光体
まわりに帯電、現像、転写、クリーニング等の機能を配
設した感光体ユニットのカートリッジや転写紙収納カセ
ットの挿脱とソータ上の回収操作とそれ等の各構成要素
のメインテナンス作業がすべてオペレータのたつ前面か
ら行え、しかもそれらの構造が簡単で安定したものにな
る画像形成装置を提供することを課題目的にする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
a,bのいずれによって達成される。
【0011】(a)転写紙を収納する転写紙収納カセッ
トの挿脱方向及び感光体ユニットを収納するカートリッ
ジの挿脱方向と挿脱口を同じ側にした画像形成装置であ
って、トナー像定着後の前記転写紙の回収揃え用のソー
タを該画像形成装置本体上部で前記挿脱口の同じ側の近
傍になるように設け、前記挿脱口の側を該画像形成装置
の前面でかつ操作位置側としたことを特徴とする画像形
成装置。
【0012】(b)前記ソータは前記転写紙をフェース
ダウンして仕分けすることを特徴とするa項記載の画像
形成装置。
【0013】
【実施例】次に、この発明を添付図面に示す一実施例に
基づいて説明する。
【0014】図1において、1はベルト状像形成体たる
可撓性の感光体ベルトで、該感光体ベルト1は駆動ロー
ラー2と従動ローラー3の間に張設され、時計廻り方向
に搬送される。
【0015】4は前記感光体ベルト1の下辺部に内接す
るよう装置本体に固定したガイド部材、5は感光体ベル
ト1を緊張状態でガイド部材4に内接面させるテンショ
ンローラーである。ガイド部材4およびテンションロー
ラー5は感光体ベルト1上に安定した画像形成面を構成
することを可能としている。
【0016】6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7
は像露光手段たるレーザ書込み系ユニットである。レー
ザ書込み系ユニット7には図示の光学系のものの他に、
発光部と収束性光伝送体を一体とした光学系等も使用可
能である。
【0017】8,9,10,11は異なる色の現像剤、例え
ばイエロー,マゼンタ,シアン,黒色の各現像剤をそれ
ぞれ収容した複数個の現像手段たる現像器で、該現像器
8〜11は前記ガイド部材4が内接する感光体ベルト1に
対向して配設されている。これら各現像器8〜11には感
光体ベルト1と所定の間隙を保つ現像スリーブ8A,9
A,10A,11Aを備え、感光体ベルト1上の潜像を非接
触現像法により顕像化する機能を有している。この非接
触現像は接触現像と異なり、感光体ベルトの移動を妨げ
ない長所を有する。
【0018】12は転写器、12Aは除電バー、13はクリー
ニング装置である。クリーニング装置13のブレード13A
と、トナー搬送ローラー13Bは画像形成中には感光体ベ
ルト1の表面より離間した位置に保たれ画像転写後のク
リーニング時のみ図示の如く感光体ベルト1の表面に圧
接される。
【0019】前記カラー画像形成装置によるカラー画像
形成装置のプロセスは次のようにして行われる。
【0020】まず、本実施例による多色像の形成は図2
の像形成システムに従って遂行される。即ち、オリジナ
ル画像を撮像素子が走査するカラー画像データ入力部
(イ)で得、該データを画像データ処理部(ロ)で演算
処理して画像データを作成し、一旦画像メモリ(ハ)に
格納される。次いで該画像メモリは記録時とり出されて
記録部(ニ)である例えば図1の実施例で示したカラー
画像形成装置へと入力される。即ち、プリンタとは別体
の画像読取装置から出力される色信号が前記レーザ書込
み系ユニット7に入力されると、レーザ書込み系ユニッ
ト7における半導体レーザ(図示せず)で発生されたレ
ーザビームが駆動モータ7Aにより回転されるポリゴン
ミラー7Bにより回転走査され、fθレンズ7Cを経て
ミラー7Dおよび7Eにより光路を曲げられて、予め帯
電手段たる帯電器6によって電荷を付与された感光体ベ
ルト1の周面上に投射され輝線を形成する。
【0021】一方、走査が開始されるとビームがインデ
ックスセンサによって検知され、第1の色信号によるビ
ームの変調が開始され、変調されたビームが前記感光体
ベルト1の周面上を走査する。従って、レーザビームに
よる主走査と感光体ベルト1の搬送により感光体ベルト
1の周面上に第1の色に対応する潜像が形成されて行
く。この潜像は現像手段の内イエロー(Y)のトナー
(顕像媒体)の装填された現像器8により現像されてド
ラム表面にトナー像が形成される。得られたトナー像は
ドラム面に保持されたまま感光体ベルト1の周面より引
き離されているクリーニング装置13のブレード13Aの下
を通過し、次のコピーサイクルに入る。
【0022】前記感光体ベルト1は帯電器6により再び
帯電され、次いで信号処理部から出力された第2の色信
号が前記レーザ書込み系ユニット7に入力され、前述し
た第1の色信号の場合と同様にしてドラム表面への書込
みが行われ潜像が形成される。潜像は第2の色としてマ
ゼンタ(M)のトナーを装填した現像器9によって現像
される。マゼンタ(M)のトナー像はすでに形成されて
いる前述のイエロー(Y)のトナー像の存在下に形成さ
れる。同様にしてシアン(C)のトナーを有する現像器
10でシアン(C)のトナー像が形成され、さらに黒色の
トナー像を有する現像器11にてベルト表面に黒色のトナ
ー像を重ね合わせて形成する。
【0023】これ等各現像器8,9,10,11の各スリー
ブには直流あるいは交流のバイアスが印加され、顕像手
段である二成分現像剤によるジャンピング現像が行わ
れ、基体が接地された感光体ベルト1には非接触で現像
が行われるようになっている。なお、現像としては一成
分現像剤を用いた非接触現像を用いることもできる。
【0024】上述の如く、感光体ベルト1の周面上に形
成されたカラートナー画像は記録紙に転写される。
【0025】転写に使用される記録紙は、そのサイズに
応じた上下何れかの給紙手段たる給紙ローラー16と捌き
ローラー16Aの回転作用により、カセット収納室140
(装置本体と一体として又は本体下部に別体として設け
られる)内の上下段何れか一方の転写紙収納カセット
(以下単にカセットと称す)14より搬出し給紙される。
【0026】前記カセット14は何れも装置本体の前面
(図1においては左側面側に相当する)に面した側端部
にスリット状のガイド穴141Aを設けた通過ガイド141を
有していて、上段のカセット14に取付けた前記通過ガイ
ド141のガイド穴141Aが下段のカセット14より搬出され
た記録紙を挿通させて該記録紙を二点鎖線をもって示す
如く前記給紙経路15へ案内し、例えば給紙ローラー16を
駆動する図示せぬモーターより駆動される装置本体、カ
セット収納室140に設けられる送りローラー駆動ギア173
(駆動部材)を介して送りローラー歯車172により送り
ローラー171A、送りローラー171B間を搬送され搬送ガ
イド(a)100aおよび搬送ガイド(b)100bとカート
リッジ側板310等とで構成される給紙経路15を通って転
写器12方向へと給紙するようになっている。
【0027】前記カセット14は通過ガイド141の形成す
る取手141Bにより装置本体の前面側からカセット収納
室140に水平状態にて挿入され、該カセット収納室140内
のガイド部材(図示せず)に沿ってスライドして装着位
置に係止され給紙状態とされる。
【0028】前記カセット14の装置本体へ装着に当たっ
ては、カセット収納室140内に設けた給紙装置が作動し
て前記の給紙状態が設定される。
【0029】図3はカセット14の挿入に伴う前記給紙装
置の作動の状況を示したものである。
【0030】前述の如く装置前方より挿脱可能にカセッ
ト14には送りローラー171A、送りローラー171Bおよび
送りローラー歯車172がカセット14と一体的に設けられ
ている。
【0031】前記カセット14は通過ガイド141を取付け
た側端部の反対側の側端部に板状の突起14Aを有し、さ
らにその一方の側面にラック歯型Rを形成している。
【0032】一方、カセット収納室140内にはモータM
1およびM2とマイクロスイッチS1とさらにフォトカ
プラから成る光電スイッチS2とが配設されている。
【0033】前記モータM1はその回転軸上にピニオン
Pを備えていてカセット14がカセット収納室140の所定
位置にまで挿入されるとカセット14のラック歯型Rが前
記ピニオンPに噛合される。
【0034】また、前記モータM2はその水平状態とし
た回転軸上に押し上げレバー142を固定しさらにその先
端にコロ142Aを軸着していてカセット14が装着位置に
達していない状態では前記モータM2が反時計方向に回
転した位置にあって前記コロ142Aをカセット14の挿入
経路の下方に退避させている。
【0035】一方前記給紙ローラー16は前記捌きローラ
ー16Aの軸心を支点として回動する給紙レバー16Bの先
端に支持されていて、該給紙レバー16Bの時計方向に付
勢する弾性部材(図示せず)の作用によりその下限の停
止板に置かれ、カセット14の挿入経路の上方に保持され
ている。
【0036】カセット14は手動によってカセット収納室
140内の所定位置に迄挿入されると図3(A)に示す如
くカセット14のラック歯型RがモータM1の前記ピニオ
ンPと噛合した状態となる。
【0037】この状態からカセット14の挿入を僅か続け
ると、図3(B)に示す如く前記マイクロスイッチS1
がカセット14の底面の押圧によりOFFからONに切替
えられて前記モータM1が作動しピニオンPの回転によ
ってカセット14の挿入動作が自動的に継続される。
【0038】カセット14は装着位置に達すると前記光電
スイッチS2がカセット14の側面の突起14AによりOF
FからONに切替えられて前記モータM1の作動を停止
しカセット14をその位置に係止すると共に前記カセット
14と一体に設けられた送りローラー歯車172とカセット
収納室140に設けられた送りローラー駆動ギア173とが係
合して相方のギアが噛合い駆動モータ(図示せず)より
の駆動力を受けるべく可能な状態となる。
【0039】前記光電スイッチS2のOFFからONの
切替えにより同時に前記モータM2が作動して押し上げ
レバー142を時計方向に回動させ前記コロ142Aをもって
カセット14内部に底板14Bを上方に押し上げる。
【0040】前記底板14Bはその上に記録紙を積載して
いて前述の押し上げ動作により最上面の記録紙をもって
前記給紙ローラー16を上方に押し上げ所定の高さに位置
させると、前記給紙レバー16Bの軸支部に取付けたトル
クリミッタTが作動してモータM2をOFFに戻し、図
3(C)に示すように記録紙を給紙ローラー16に対し所
定の圧接力をもって当接させた状態を保ちカセット14を
給紙状態にセットする。
【0041】図3(C)に示す状態から給紙ローラー16
と捌きローラー16Aの回転作動により記録紙の搬出・給
紙が行われて底板14Bの記録紙の積載量が減少すると、
それに伴う給紙ローラー16の降下により給紙レバー16B
が時計方向に戻されその結果前記トルクリミッタTが初
期状態に復してモータM2の回転作動を再開し、それに
よって記録紙を再び上昇してカセット14の給紙状態を継
続して維持する。この動作は給紙中反復して行われる。
【0042】カセット14をカセット収納室140より取り
出す場合には、装置前面等に設けられるカセット解除ボ
タンを押すことにより前記モータM1とM2を逆回転の
モードに切替えた上ONとし、それによって押し上げレ
バー142を反時計方向に回動してコロ142Aをカセット14
の下方に退避させ同時にピニオンPの逆転によって自動
的にカセット14をカセット収納室140内の所定位置に迄
押し出す。
【0043】従ってカセット14は取手141Bにより僅か
引き出すことによって装置本体より容易に取り外すこと
が出来ることとなる。
【0044】尚、カセット収納室140の内部に各カセッ
ト14を載置するスライド可能のトレイを有する装置で
は、前記のラック歯型Rをトレイの側面に形成して該ト
レイの移動によってカセット14の着脱を行うことも出来
る。
【0045】また記録紙を給紙ローラー16に圧接させる
手段としては本実施例に示した底板14Bの押し上げによ
る方法の他、カセット14の全体を押し上げて傾斜させる
ことにより給紙状態とすることも可能である。
【0046】前記カセット14より搬出し給紙される各転
写紙は直接あるいは前記の通過ガイド141を通って1枚
ずつ給紙経路15へ送り出され、タイミングローラー17を
経て、感光体ベルト1上の像形成とタイミングを合せて
転写器12へ供給される。
【0047】上述の如く、転写器12へ供給され、画像の
転写、除電を受けた転写紙は、前記駆動ローラ2に沿っ
て急激(小径曲率)に方向変換をする感光体ベルト1よ
り確実に分離されて上方に向かい、定着ローラー18によ
って画像を定着した後、排紙ローラー19を経てソータ50
上にページ順に揃えられて排出される。
【0048】図4は前記ソータ50の構造の細部を示すも
ので、51は駆動ローラー52Bと従動ローラー52Aの間に
張架された搬送ベルトであり、時計方向に回転する駆動
ローラー52Bの動力により常時時計方向に循環して搬送
される。
【0049】なお前記搬送ベルト51は例えば図5の斜視
図に示す如く幅を限定された3本のベルトから構成され
ていて、所定の間隔を距てて並列して配置されている。
【0050】53Aないし53Fは転写紙Pを収納するビン
であって、それぞれの下端部は、前記搬送ベルト51が通
過できるようにしてくり抜かれ、両外側が前記ソータ50
のフレーム59に固定されている。
【0051】55Aないし55Fは各排紙ローラ、また57A
ないし57Fはそれぞれ破線をもって示す位置から実線を
もって示す位置にそれぞそれ矢印の如く回動可能の各ガ
イド板である。
【0052】図5の斜視図ははビン53Aに関しての前述
した搬送ベルト51(矢印方向に進む)と排紙ローラー55
Aとさらにガイド板57Aとの各位置関係を示したもので
ある。
【0053】次に前記ソータ50に対する転写紙Pの排紙
作用について説明する。
【0054】画像形成装置本体の操作盤(図示せず)の
操作によって画像面を下向きいわゆるフェースダウンの
状態とする転写紙Pの排紙が行なわれると、前記搬送ベ
ルト51が回転を開始し、同時に前記の各排紙ローラ55A
ないし55Fが一斉に図4において反時計方向に回転を開
始する。
【0055】前記の搬送ベルト51により1ページ目の画
像を記録した1枚目の転写紙Pが搬送されてその先端が
フォトセンサPSによって検知されると、前記ガイド板
57Aがソレノイドの作動により実線をもって示す角度に
起立し、転写紙Pをその方向を転じて排紙ローラー55A
の回転方向に沿うようその周面に案内する。
【0056】従って転写紙Pは排紙ローラー55Aの周面
に圧接されてその摩擦力により上方に搬送され自重によ
って画像面を下向きの状態でビン53Aの表面に排出し収
納され転写紙受け531A(・・・531F)上に配設され
る。
【0057】前記ガイド板57AはフォトセンサPSによ
る1ページ目の転写紙Pの後端を検知後所定時間T
1(この間に1枚目の転写紙Pの排紙ローラー55Aより
の移出は終了する)を経るとソレノイドのOFFにより
再び破線をもって示す位置に復帰する。
【0058】1枚目の転写紙Pに次いで1ページ目の画
像を記録した2枚目の転写紙Pの先端が像形成シーケン
スにより1枚目の後端との間隔l(時間間隔△t)をも
ってフォトセンサPSによって検知されると前記ガイド
板57Bが起立し、前述同様の作用によって転写紙Pをビ
ン53Bに排出し2枚目の転写紙Pの後端を検知後所定時
間T2を終ると前記ガイド板56を同様復帰させる。前記
所定時間T(T1,T2・・・等)は転写紙長さによって
異なる値をとる前記フォトセンサPSによって検知され
る転写紙の先端から後端迄の移送時間tと転写紙後端が
検知されてから転写紙が移送排出されるビンの位置によ
って異る時間設定をされているt′とによって決められ
る。(T=t+t′)。
【0059】かくして1ページ目の残りの枚数の転写紙
Pが順次各ビン上に排出し終わると、2ページ目以降の
転写紙Pの排出が反復して継続され、その結果転写紙P
を画像面を下向きにした状態で所要の部数毎に区分して
排出することが出来る。
【0060】このようにソータ50が有する最大ビン数だ
けの最大部数の仕分けが行なわれることになる。そして
勿論前記最大ビン数以下の任意のビン数の部数だけ得た
いときは、そのビン数だけ繰返し反復作動させて必要部
数を揃えて仕分けすることが可能になる。
【0061】しかし、前記最大ビン数以上の任意のビン
数の部数を得たいときは、先ず最大ビン数の部数を揃え
て仕分けする作用を前記作動の通り繰り返して完了した
後、ソータ50だけそのフレーム59に設けたラックギヤ59
Aに対し、画像形成装置本体に設けたモータ58に直結し
たピニオンギヤ59Bを噛合させ、図5、図6の矢印にて
示す方向に画像形成装置本体に対して、その転写紙搬送
方向に直角に水平方向に一定距離(例えば30mm)移動さ
せて、その位置にセットし、再び原稿の1ページ目から
順にフェースアップの状態で最大ビン数をオーバーした
不足部数だけのビン数を作動させて、残りの必要部数を
揃えて行く。
【0062】その際、前述のようにソータ50全体が30mm
移動されてセットされているので各ビン数に揃えられて
いるそれぞれの冊子は図6の斜視図に示すように30mmず
らして重ねられ集積されているのでそれぞれの冊子が混
ざり合ってお互いまぎれ込んで混乱してまちがった仕分
けの冊子ができてしまうという危険が全くなくなる。
【0063】一方、更に最大ビン数の2倍を越す数の部
数を揃える場合には、第3回目の繰返しを行なうことに
なるが、そのときはソータ50を更に所定距離(例えば30
mm)移動させて前述の集積仕分け作用を繰返して行き、
3回目に追加される冊子が2回目の冊子より更に30mmず
れて集積仕分けされるのでお互いに混り込むことのない
明確な冊子の状態での集積仕分け揃えが完了する。
【0064】一方、転写紙への転写を終えた感光体ベル
ト1はさらに搬送を続けてブレード13Aとトナー搬送ロ
ーラー13Bを圧接状態とした前記クリーニング装置13に
おいて残留したトナーの除去が行われる。クリーニング
終了後は再びブレード13Aが引き離され、それにより少
し後ろにトナー搬送ローラー13Bがブレード13Aの先端
部に推積したトナーをならした後にトナー搬送ローラー
13Bを引き離し、新たな画像形成のプロセスに入る。
【0065】一方、前記の感光体ベルト1と各現像器と
は帯電器6、クリーニング装置13さらに転写紙搬送路た
る給紙経路15およびタイミングローラー17の各対をなす
一方の部材を含めカートリッジ30に一体化されていて、
装置本体に対し一括して着脱される。
【0066】前記カートリッジ30は装置本体に装着され
ると各現像器に対し、対応するトナーホッパ150の各ト
ナー搬送管151が自動的に接続してトナーの補給が行わ
れる状態となる。
【0067】また前記装置は前述したカセット14からの
自動給紙により他、手差しによる手動給紙の手段をも備
えている。手差し給紙に際しては装置本体側部に設けた
手差しガイド板21が水平状態に開放され、挿入された記
録紙は1枚ずつ手差しガイドローラー22を介して前記給
紙経路15へと給送される。
【0068】尚、ソータ50は装置本体内に取付けられて
いるが、これは必要に応じて着脱可能であり、装置本体
上部に取付けたままソータとして使わないときは第1ビ
ン上に集積させてもよく、また、取り外して装置本体上
部の平坦部に集積させてもよい。
【0069】さらに装置本体は上下に分割可能なクラム
シェル構造とされていて前記トナーホッパ150を内蔵し
た上部本体を、前記カートリッジ30、レーザ書込み系ユ
ニット7さらにカセット収納室140等を収めた株本体に
対し図1に示す蝶番160を支点として時計方向に開蓋し
た位置に保持出来るようになっている。
【0070】上部本体を開くときは前記ソータを取付け
たまま行ってもよく、また取外して行ってもよい。
【0071】以下、図7、図8に示す図はソータ50を取
外した状態で上部本体を開いた状態を示しているが、こ
れに限定されるものではない。
【0072】図7は上部本体の開放に加えさらに下部本
体の左側面を支軸161Aを支点として開閉する横カバー1
61をもって形成した第1の構成例を示すもので該横カバ
ー161を図示の如く開放することによって給紙経路15か
ら排紙ローラー19に至る間の転写紙搬送路の全域が開放
され、同時にカートリッジ30の下部本体への挿脱は水平
状態で矢印A方向、或はB方向へのスライドにより着脱
操作が極めて容易に行われる。
【0073】図8は下部本体の左側面を支軸162Aを支
点として水平方向に開閉する横カバー162をもって形成
した第2の構成例を示すもので、該横カバー162は転写
器12、手差しガイド板21、手差しガイドローラー22の
他、給紙経路15とタイミングローラー17を各対をなす一
方の部材が取付け支持される。
【0074】従って、カートリッジ30ならびにカセット
14は前記横カバー162の開放により下部本体に対し左方
向からスライドして水平状態を保ちつつ矢印A方向へと
着脱される。また図示の如くカートリッジ側板310を下
方迄延長させて給紙経路15を形成させることも可能であ
る。
【0075】尚、上述の各図、実施例に於いて記録紙収
納カセットを多段の構成で説明したが、本発明は何らこ
れら限定されるものではなく、又非接触現像プロセスを
含む画像形成装置も本実施例に限らない。
【0076】
【発明の効果】本発明は、下部に位置する転写紙収納カ
セットより搬出した転写紙をその上部に位置する収納カ
セットの案内によって装置内の給紙経路に確実に給送出
来るようにしたもので、従って転写紙の搬出部に特に給
紙ガイド部材を設ける必要がなくなり、その結果構造が
簡単ながら複数の転写紙収納カセットを同時に装着する
ことの出来る画像形成装置ができるようになり、更に、
帯電、現像、転写、クリーニング機能を周辺に配設した
感光体ユニットのカートリッジや転写紙収納カセットを
画像形成装置の正面で着脱操作でき、また回収部である
ソータも正面上部に設置できるのでオペレータは1ケ所
に位置して操作ができ、装置の設置スペースも小さくメ
インテナンスも容易でやり易くしかも簡単安定構造の画
像形成装置の提供が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の断面構成図。
【図2】像形成システムを示すブロック図。
【図3】前記画像形成装置に対する転写紙収納カセット
の装着過程を示す説明図。
【図4】ソータの断面構成図。
【図5】ソータの一部構成斜視図。
【図6】ソータの仕分け組み毎に所定量ずらした状態の
斜視図。
【図7】前記画像形成装置の各本体構成例を示す説明
図。
【図8】前記画像形成装置の各本体構成例を示す説明
図。
【符号の説明】
1 感光体ベルト 6 帯電器 7 レーザ書込み系ユニット 8,9,10,11 現像器 12 転写器 13 クリーニング装置 14 転写紙収納カセット 14A 突起 15 給紙経路 16 給紙ローラー 16A 捌きローラー 17 タイミングローラー 18 定着ローラー 19 排紙ローラー 21 手差しガイド板 22 手差しガイドローラー 30 カートリッジ 50 ソータ 51 搬送ベルト 52B コンベヤ駆動ローラー 53(A〜F) ビン 55(A〜F) 排紙ローラー 57(A〜F)ガイド板 58 モータ 59 フレーム 59A ラックギヤ 59B ピニオンギヤ 140 カセット収納室 141 通過ガイド 141A ガイド穴 141B 取手 142 押し上げレバー 142A コロ 150 トナーホッパ 151 トナー搬送管 161,162 横カバー M1,M2 モータ S1,S2 スイッチ T トルクリミッタ 171A,171B 送りローラー 172 送りローラー歯車 531(A〜F) 転写紙受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 久夫 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写紙を収納する転写紙収納カセットの
    挿脱方向及び感光体ユニットを収納するカートリッジの
    挿脱方向と挿脱口を同じ側にした画像形成装置であっ
    て、トナー像定着後の前記転写紙の回収揃え用のソータ
    を該画像形成装置本体上部で前記挿脱口と同じ側の近傍
    になるように設け、前記挿脱口の側を該画像形成装置の
    前面でかつ操作位置側としたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ソータは前記転写紙をフェースダウ
    ンして仕分けすることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
JP3330732A 1991-09-19 1991-12-13 画像形成装置 Pending JPH05165268A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330732A JPH05165268A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 画像形成装置
US07/932,361 US5331389A (en) 1991-09-19 1992-08-19 Image forming apparatus with sheet discharging device

Applications Claiming Priority (1)

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JP3330732A JPH05165268A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 画像形成装置

Publications (1)

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JPH05165268A true JPH05165268A (ja) 1993-07-02

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ID=18235940

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JP3330732A Pending JPH05165268A (ja) 1991-09-19 1991-12-13 画像形成装置

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JP (1) JPH05165268A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6112047A (en) * 1996-03-11 2000-08-29 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a substantially vertical sheet transport path and a relaying mechanism that cooperate to transfer a sheet to a sheet discharge section
EP1292098A3 (en) * 2001-09-07 2005-08-03 Canon Kabushiki Kaisha Sheet treating apparatus and image forming apparatus

Cited By (3)

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US6134418A (en) * 1996-03-11 2000-10-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a casing mounted to the apparatus at an upper portion of a stacking device
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