JPH03100565A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH03100565A
JPH03100565A JP1238135A JP23813589A JPH03100565A JP H03100565 A JPH03100565 A JP H03100565A JP 1238135 A JP1238135 A JP 1238135A JP 23813589 A JP23813589 A JP 23813589A JP H03100565 A JPH03100565 A JP H03100565A
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JP1238135A
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English (en)
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Shizuo Morita
森田 静雄
Shunji Matsuo
俊二 松尾
Satoru Haneda
羽根田 哲
Masakazu Fukuchi
真和 福地
Seiko Naganuma
長沼 整子
Masahiko Itaya
正彦 板谷
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多色の現像剤を内蔵した複数の現像手段と像
担持体とを装置本体に着脱自在に設けられ得るカラープ
ロセスカートリッジを有する小型・軽量な電子写真式カ
ラー画像形成装置、特Iニコンパクトな構造のカラープ
リンタに関するものである。
〔発明の背景〕
電子写真法を用いてカラー画像を得るには多くの方法・
装置が提案されている。例えば特開昭61100770
号公報に開示されているように、感光体ドラム上に原稿
像の分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、現像の都
度転写ドラム上に転写して転写ドラム上に多色像を形成
したのち、記録紙上に転写してカラーコピーを得る方法
がある。この方法による装置は、感光体ドラムの他に1
枚分の画像をその周面上に転写できる大きさをもった転
写ドラムを設ける必要があり、装置は大型でかつ複雑な
構造となることは避けられない。
また半導体レーザ、LED等のドツト露光走査書込系に
よって像担持体上に潜像形成を行ったり、更にはCCD
、a−5i等の固体撮像素子によるカラー画像の情報読
取系を有する、いわゆるデジタルカラー画像処理を行う
ものとしては特開昭6173977号公報による提案等
が開示されているが、何れも上述したような問題を生じ
ている。
また感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた潜像形
成と、カラートナーによる現像を繰り返し、感光体ドラ
ム上で色粉体を重ねたのち転写してカラー画像を得る方
法がある。この多色画像形成の基本プロセスは本出願人
による特開昭60−75850号、同60−76766
号、同60−95456号、同60−95458号、同
60−158475号公報等によって開示されている。
このような重ね合せによってカラー画像を得るようにし
た多色画像形成装置にあっては、感光体ドラムの周縁に
色の異ったカラートナーを収納した複数の現像器が配置
してあり、一般には感光体ドラムを複数回回転させ、感
光体ドラム上の潜像を現像してカラー画像を得るように
している。
一方、構造面に関し、一般の複写機については特公昭5
8−54392号公報に開示されているように、感光体
ドラム、現像器、クリーナを一体的に支持部材に取付け
、各ユニットの交換や補修等を容易にする提案がなされ
ている。
また小型で一般のユーザが容易に取扱える簡易型のモノ
カラ一対応の装置としては、これ等の一体化されたもの
をさらに使い捨て形式に構成したものが特開昭57−1
54255号公報に開示されている。
さらに、はぼ同様の装置にレーザ書込み系を組入れ処理
するプリンターとしては、特開昭59−147366号
公報が開示されている。
更に、上記モノカラー 或はフルカラー画像を形成すべ
き装置として、使い捨て可能な単色プロセスカートリ7
ジとやはり使い捨て可能な複数現像器を内蔵する(カラ
ー)カートリッジとを交換可能にしたものとして、特開
昭58−72159号公報にて開示される多色画像形成
装置が提案されているか、操作性が簡単で小型で安価な
装置ではなく、カラー画像再生に際して必ずしもユーザ
に満足のいく画像を提供するまでには至っていない。
更に本出願人か特開昭63−293563号公報にて先
に同様のものとして単色カートリッジや複数現像器を有
するカラーカートリッジなどの種々の交換形態について
の開示し、また装置本体に挿脱可能な架台を設け、該架
台上に感光体ドラム、複数現像器或はクリーナ等を着脱
可能としたカラー画像形成装置を特願昭62−2344
93号、同62−239748号等にて提案を行ってい
るが、複数現像器に収納されるトナー或は現像剤等消耗
品の寿命のアンバランスによるユーザの使い勝手の良さ
の欠落、内部機構が複雑で且つ装置が大形となり、コン
パクトで安価な装置の提供には至らずユーザ損失につな
がる問題が大きく残されていた。
特に前記の使い捨てカートリッジを開示した公報におい
ては2分割の構造の上部筐体に使い捨てプロセスカート
リッジを交換可能とした構成が採られ、カートリッジ交
換の作業性と、ジャム地理の容易性を解決しようとして
、いる。また特に補給用トナーカートリッジや回収トナ
ー用クリーニングカートリッジを主とするプロセスカー
トリッジの交換作業の容易性に重点をおき2分割特に下
部筐体にプロセスカートリッジを置いて来てメンテナン
スの作業性の向上を図ったものが特開昭58−1161
号公報にて開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然しなから、これら複数現像器と像担持体とを装置本体
に対して交換可能となしたカラープロセスカートリッジ
に於いて装置本体への装填・離脱が取扱い易く、且つ複
数現像器よりのトナー或は現像剤等の洩れ、コボμ等の
心配がなく、特に転写材のジャム処理時等においても、
これらの問題のないカラープロセスカートリッジを有す
るコンパクトなカラープリンタは提案されていない。
特に前記ジャム処理を容易とした2分割構造での上部筐
体に使い捨てカートリッジを設けた構造の特開昭58−
72159号公報等におけるものや、補給や回収トナー
の交換の容易化を計り下部筐体にプロセスカートリッジ
を設け、ジャム処理時に現像、クリーニング、感光体ド
ラム等のプロセスカートリッジを上方に持ち上げて処理
する特開昭58−1161号公報における構造のものに
おいてはそれぞれ交換の作業性とジャム処理の容易性と
が相反し、さらにこれらプロセスカートリッジの下部に
給紙・搬送系をもつためプロセスカートリッジの交換や
機器本体への外部からの振動、衝撃によりカートリッジ
を厳重にシールしてトナーこぼれ等を防止しても現像器
やクリーナ部からのトナーこぼれが生じ、機内や転写紙
の汚損を生ずる原因となってい Iこ 。
一方かかる構造上の欠陥を回避し得る構成として実開昭
63−195357号公報にて第7図に示す如きプリン
タが開示されている。前記プリンタは同じく内部にプロ
セスカートリッジを内蔵し、上部に平坦な給送搬送路を
形成しているが転写されたトナー画像面が下向きとなる
ことと同時に感光体ドラム101の転写材分離部から定
着部102に至る間の搬送路に制限があって搬送部の問
題が解消されておらず、さらに2分割の際のジャム処理
の容易性、アップスタンドのスタック給紙構成のだめの
全体としてのコンパクト性に欠は特に軸103を支点と
して2分割した場合に上部筐体の開口角が制約される等
ユーザにとって必ずしも操作性に優れた装置を提供する
に至っていない。
同様な搬送性、ジャム処理の問題をそれぞれ解消すべき
ものとして、特開昭64−40850号、同63−24
4059号公報等の開示があるが、何れも給紙カセット
、スペース等も含めてコンパクト性や使い易すについて
欠けるものであった。
特にカラー複写において感光体ドラム回りが必然的に大
きくなる傾向となりカラー画像形成に必要な複数の現像
器の配置に当たりこれらの位置を回転あるいは移動する
等してドラム回りスペースを小さくする等種々考案、実
施されているが、ドラム回りとしてさして小径化され得
ずドラム径の大型化に伴う分離性能の低下に伴う分離機
構・プロセスの必要性とスペースの確保またこれと併せ
てドラム転写・分離位置と定着部との間での搬送部特に
転写紙が給紙部4Aあるいは4Bから重力によって落下
し搬送される場合における搬送プロセスの欠除が大きな
問題となる。
さらに前記重ね合わせプロセスによるカラー画像形成に
当l;っては少なくとも最大画像幅(短径で可)に相当
するドラム周長を必要とするためドラム径の大型化に係
わる上記問題は特に重要な問題となる。
従ってかかる画像形成装置に画面コピーの機能を追設し
ようとすると機構が複雑化すると同時に装置の容積特に
上下方向の高さが増大して操作性が著しく低下する結果
となる。
本発明は上記種々の問題を解決することを目的として成
されたものである。
〔発明の構成〕
上記目的は、像担持体ドラムとその周縁に帯電器、カラ
ートナー現像器および黒トナー現像器を含む現像器群、
クリーニング装置および転写紙の転写搬送手段を有し、
上下に2分割に開口可能とするカラー画像形成装置にお
いて、上部筐体には転写搬送手段として転写ベルトを有
し、該上部筐体の上面には開口状態でほぼ水平に位置す
る給紙カセットの装着部と、装着した該給紙カセットか
ら転写紙を1枚宛分離し前記転写搬送手段に給紙する給
紙手段と、さらに転写反転台を兼ねる手差し給紙台とを
設けたこきを特徴とするカラー画像形成装置によって達
成される。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第7図に示す。
第1図は本発明をプリンタに適用した実施例である。
前記プリンタは転写ベルトを含む上部筐体■とカラープ
ロセスカートリッジを含む下部筐体に該当する装置本体
2とに分割されたタラムシエル型式の構造がとられてい
て、上部筐体lは装置本体2に結合する蝶番により所定
角度開放して保持可能であり、また閉止状態では止メ金
具によって装置本体2と一体とされる。
前記プリンタの画像形成部を構成する像形成体たる感光
体ドラム30、イエロー マゼンタ、シアン、黒色の各
現像剤を収容した現像器36,37.38.39、像形
成体に対し圧着解除機構を有するクリーニング装置40
それに帯電器35の各機材は、一体のカラープロセスカ
ートリッジ3内に収めてユニット化される。
ユニット化された前記プロセスカートリッジ3は、第2
図に示すように上部筐体lを開蓋することによって装置
本体2の内部に上方から垂直に挿入して底部の受は台4
に載置されたあと上部筐体1の閉蓋に連動する押圧部材
(図示せず)の作用によってその収納位置に固定される
前記プロセスカートリッジ3においては、前記各現像器
36 、37 、38 、39が感光体ドラム30の中
心線に対し左右に分配された状態すなわち感光体ドラム
30の軸心を境にして現像器36と37が右側の、また
現像器38と39が左側のそれぞれに対称の位置に配置
された上、さらに右側に配置した前記現像器36と37
の各現像スリーブが時計方向に、また左側に配置しI;
前記現像器38と39の各現像スリーブが反時計方向に
回転されることによってそれぞれの画像の現像作用が行
われるようになっている。
このような現像装置群の配置をとりさらに現像スリーブ
の回転を逆方向とすることにより、前記プロセスカート
リッジ3は重量の面でも動力伝達機構の面でも左右のバ
ランスが均衡して取り扱い性が良く、まt;有害な振動
の発生等も未然に防止される。
また、左右の対称位置に置かれる各現像器はそれぞれ構
造を共通とすることも可能となる他、現像作用を終えた
あとの現像スリーブからのトナーの掻き落としもその重
力の作用によって極めて効率良く行われ常に新鮮な適正
量のトナーを供給することの出来る利点がある。
一方、感光体ドラム30に対する前記クリーニング装置
40の対称の位置にトナー回収ボックス47を設置して
前記プロセスカートリッジ3の左右の重量バランスをよ
り良好なものとしている。前記トナー回収ボックス47
と前記クリーニング装置40との間にはトナー搬送スク
リュー48を内蔵するトナー搬送t 49がプロセスカ
ートリッジ3の前面において架設されていて、ブレード
40 A、にょっ−C感光体ドラム30の周面より剥離
された廃トナーが前記トナー搬送スクリュー48の推力
によって搬送されて前記トナー回収ボックス47の内部
に回収される。
また各現像器は何れもその開口部を上方とじた姿勢に保
たれるので現像剤が流出して落下したり他の現像器内の
混入したりするようなことが起こらない。
前記プリンタはレーザ書込み系ユニットBを前記プロセ
スカートリッジ3の側方のスペース内に、また記録紙の
搬送面を前記プロセスカートリッジ3の上部の上部筐体
1と装置本体2の双方にまたがる部分に配設していて、
前記感光体ドラム30は斜め下方から前記レーザ書込み
系ユニットBによるレーザ走査を受けまたその周面に重
ね合わせて形成したカラーのトナー画像を記録紙の下面
に転写する方式をとっている。
前記プリンタによるカラー画像コピーのプロセスは次の
ようにして行われる。
まず本実施例による多色像の形成は、第3図の像形成シ
ステムに従って遂行される。即ちオリジナル画像を撮像
素子が走査するカラー画像データ入力部(第3図(イ)
)で得られたデータを、計算機を備えt;画像データ処
理部(第3図(ロ))で演算処理して画像データを作成
し、これは−旦画像メモリ(第3図(ハ))に格納され
る。次いで該画像メモリは、記録時とり出されて記録部
(第3図(ニ))である例えば第1図の実施例で示した
カラー画像形成装置へと入力される。
すなわち前記プリンタとは別体の画像読取装置から出力
される色信号が前記レーザ書込み系ユニツ1− Bに入
力されると、レーザ書込み系ユニットBにおいては半導
体レーザ(図示せず)で発生されたレーザビームは駆動
モータ31により回転されるポリゴンミラー32により
回転走査され、fθレンズ33を経てミラー34により
光路を曲げられて、予め帯電手段たる帯電器35によっ
て電荷を付与された感光体ドラム30の周面上に投射さ
れ輝線を形成する。
一方では走査が開始されるとビームがインデックスセン
サによって検知され、第1の色信号によるビームの変調
が開始され、変調されたビームが前記感光体ドラム30
の周面上を走査する。従ってレーザビームによる主走査
と感光体ドラム30の回転による副走査により感光体ド
ラム30の周面上に第1の色に対応する潜像が形成され
て行く。この潜像は現像手段の内イエロー(Y)のトナ
ー(顕像媒体)の装填された現像器36により現像され
て、ドラム表面にトナー像が形成される。得られたトナ
ー像はドラム面に保持されたまま感光体ドラム30の周
面より引き離されている清掃手段たるクリニング装置4
0の下を通過し、つぎのコピーサイクルに入る。
すなわち、前記感光体ドラム30は前記帯電器35によ
り再び帯電され、次いで信号処理部から出力された第2
の色信号が前記書込み系ユニットBに入力され、前述し
t;第1の色信号の場合と同様にしてドラム表面への書
込みが行われ潜像が形成される。潜像は第2の色として
マゼンタ(M)のトナーを装填した現像器37によって
現像される。
このマゼンタ(M)のトナー像はすでに形成されている
前述のイエロー(Y)のトナー像の存在下に形成される
38はシアン(C)のトナーを有する現像器で、信号処
理部で発生される制御信号に基づいてドラム表面にシア
ン(C)のトナー像を形成する。
さらに39は黒色のトナーを有する現像器であって、同
様の処理によりドラム表面に黒色のトナー像を重ね合わ
せて形成する。これ等各現像器36,37゜388よび
39の各スリーブには直流あるいはさらに交流のバイア
スが印加され、顕像手段である2成分現像剤によるジャ
ンピング現像が行われ、基体が接地された感光体ドラム
30には非接触で現像が行われるようになっている。
かくして感光体ドラム30の周面上に形成されたカラー
画像は、帯電器9により再帯電後転写部において上部筐
体lの上面に水平状態に装着しt;給紙カセットCより
給紙ローラ、給紙ガイドを経て送られてきた記録紙の下
面に転写される。
すなわちこの多色トナー像は、転写前帯電器9により帯
電されて転写され易くされた後、転写開始より回転され
ている転写搬送手段すなわち転写ベルト50を感光体ド
ラム30に接触させ、給紙カセ・ン1− Cから同じく
上部筐体lに設けた給紙手段である給紙ローラ12およ
びタイミングローラ13を介して像形成とタイミングを
合わせて供給された記録紙に転写される。
転写ベルト50の構成は基体としての導電布入りコムベ
ルトの外周に0 、5mm厚の弾性体層が設けられ、さ
らにその外周に50μmの絶縁体層(誘電体層)が設け
られたもので、ローラ60a 、 60b 、 60c
の間に張架しローラ60aの駆動により回動し、ローラ
60bが上下することで、転写ベルト50は感光体ドラ
ム30と接触し或は離間する。転写ベルト50への帯電
は転写器51によってなされ、転写ベルト50表面には
l、、5KV〜3.OKV程度のトナーと逆極性の転写
電荷が印加されて転写がなされる。
一方、記録紙をドラム周面より分離した感光体ドラム3
0には、前記クリーニング装置40のブレード40Aが
接触して残留したトナーの除去を行い、その終了をよっ
て再びドラム周面より引き離され、新たなカラー画像形
式のプロセスに入る。
このようにして記録紙が前記プロセスカートリッジ3の
上部を水平方向に搬送されかつ転写面が下向きでもある
ことからクリーニング装置40等からトナーがこぼれ落
ちt;り飛散するようなことがあっても画像面を汚損す
る迄に至ることがない。なお転写を受けた記録紙は定着
ローラ80、排紙ローラ90を経て外部に排出される。
さらに本発明のカラー画像形成装置は、一方の面に画像
を転写した記録紙の表裏反転機構を内蔵していて、引続
き他方の面にも画像を転写していわゆる両面コピーが行
えるようになっている。
第1図において、200は片面に画像を転写した転写材
すなわち記録紙を一時的に載置する中間スタッカであっ
て前記転写ベルト50と前記給紙今冬カセツ)−Cの装
着部との中間部に設けられている。
前記中間スタッカ200はその一方の端部が搬送ガイド
20OAを介して排紙ローラ90の排紙口に接続し、他
方の端部が搬送ガイド200Bを介して給紙カセットC
からタイミングローラ13に至る給紙部Aに接続してい
る。
TlおよびT2は前記搬送ガイド20OAと排紙ローラ
90の排紙口との接続点および前記搬送ガイド200B
と給紙部Aとの接続点にそれぞれ取付けられた切換部材
であって何れも実線あるいは破線をもって示す位置に揺
動が出来るようになっている。
また210は手差し給紙台であって前記給紙ローラ12
の上部に取付けられ搬送ガイド21OAを経て前記給紙
部Aに手差しにより記録紙を給紙出来るようになってい
る。
前記搬送ガイド21OAと給紙ローラ12からの給紙路
との接続点にも前記切換部材TIおよびT2と同じく揺
動可能な切換部材T3が設けられている。
記録紙の一面にのみ画像の転写を行ういわゆる片面コピ
ーの実施に当たっては前記各切換部材T1、T2および
T3は何れも実線をもって示す状態に置かれ従って給紙
カセットCより搬出された記録紙は給紙部Aを直線的に
搬出されてタイミングローラ13に至り、転写を終えた
あとは排紙ローラ90によって外部に排出されてコピー
を終了する。
両面コピーに際してはコピーモードの選択によって記録
紙の給紙部Aの通過後に前記切換部材T1およびT3が
破線をもって示す状態に回動されて前記搬送ローラ20
1が回転を始める。
従って第1面のコピーを終了した記録紙は、切換部材T
lに案内されて搬送ガイド20OAに入り、搬送ローラ
201の作用によって画像面を上向きの状態で前記中間
スタッカ200上に送られて一旦停止する。
続く第2面のコピー作動のスタートに応じ搬送ローラ2
02と搬送ローラ203が回転を始めるので、記録紙は
再び搬送を開始し切換部材T2に案内されて給紙部A内
を上方に向は搬送される。
ここで記録紙は一時的に逆回転状態とされている搬送ロ
ーラ11の作用により切換部材T3に案内されて画像面
を下向きの状態で前記手差し給紙台210の上にその先
端を表裏反転して搬送されるが、転写紙後端部が切替部
T2を通過後給紙部A内にあって送りローラ対11を通
過する前にセンサ300による後端通過検知により切替
部材T2を実線の位置に切替えるとともに前記搬送ロー
ラ12が正回転へ復帰され転写紙後端部を前向きとして
給紙部A内を下方向に転写紙が切替部材T2に引っ掛か
ることなく通路内を搬送され転写部に送られ画像面を下
向きとした第2面への画像の転写が行われる。従って裏
面への像形成としては画像信号として、後端部を先端と
してレーザ書込みされたものが転写される。
かくして両面コピーが終了すると両面コピーモードは自
動的にリセットして前記の各搬送ローラ201.202
および203の回転は停止し同時に各切換部材Tlおよ
びT3がともに実線をもって示す状態tこ復帰されて再
び片面コピーのモードに戻り両面コピーを終えた記録紙
を外部に排出する。
また本発明のカラー画像形成装置は記録紙の同一面に2
つ以上の画像を区分して転写するいわゆる合成画像の作
成も可能としている。
合成コピーモードの選択によって切換部材TIおよびT
2は共に破線をもって示す状態に置かれるので両面コピ
ーの場合と同様に片面に画像を転写した記録紙はコピー
面を下とした状態で前記中間スタッカ50上に一旦載置
され搬出、搬送ローラ202および203の回転により
切換部材T2により案内されてタイミングローラ13へ
と搬送される。
従って続いて形成される合成用の画像をすでに転写をし
た記録紙の同一面上に再び転写することにより合成した
画像を得ることが出来る。
合成する画像の数は予めセットされ所定の画像数のコピ
ーが終了すると合成コピーモードはリセットされて各搬
送ローラ201,202および203の回転は停止し同
時に各切換部材TlおよびT2が共に実線をもって示す
状態に復帰されて再び通常の片面コピーのモードに戻る
以上の説明にあるように本発明のカラー画像形成装置に
おいては通常の片面コピーの他両面コビ−さらに合成コ
ピー或はこれらの組合わせ等多様なコピー形式(モード
)を任意に選択(図示せぬ操作酸は外部入力指令により
選択)することが自由であるので外部に排出して積層し
た記録紙を各コピー形式ごとに自動的に仕分は出来るこ
とが望ましく、その場合には手差し給紙台21.0より
色別等をした仕分は用紙を給紙して転写ベルト50を経
由して排出された記録紙の上に割り込ませるインサート
(モード)選択とすることが出来る。この場合画像処理
の機能はすべて停止され搬送機能のみが作動する。
なお、仕分は用紙を転写ベルト50を介せず前記の中間
スタッカ200を経由して直接外部の積層した記録紙上
に搬送することも可能でこの場合には前記の各搬送ロー
ラ201,202および203は何れも逆回転の機能を
備えまた前記の切換部材TIは搬送路より退避出来る構
造がとられる。
前記中間スタッカ200は、上部筐体lの開蓋時には該
上部筐体lに対しさらに回動出来るよう構成されていて
、それによって記録紙の搬送面を全面的に開放すること
が出来るようになっている。
第4図は装置本体2に対し開蓋状態にある上部筐体1を
示したもので、該上部筐体lは前記搬送ローラ11の一
方のローラ軸を支点として第2図に示す如く反時計方向
に開放して所定の角度に保持することが出来る。
前記の中間スタッカ200と各搬送ローラ201および
203の各圧着ローラならびに転写ベルト50とタイミ
ングローラ13の圧着ローラさらに定着ローラ80およ
び排紙ローラ90の各一方のローラ等の各部材は、上部
筐体1の対し支持軸Sを支点として回動するよう取付け
られた別体の基板(図示せず)に配設されていて、該基
板を時計方向に回動することにより前記の各部材を破線
をもって示す各位置より実線をもって示す位置に移動し
てそれによって中間スタッカ200の搬送面を開放する
ことが出来るようになっている。
中間スタッカ200等の回動角度は機構的に制限されて
いる他、前記各部材を破線に示す位置に戻した場合のみ
上部筐体lの閉蓋が可能となるような安全機構も設けら
れている。
以上の説明に明らかな如く本発明のカラー画像形成装置
は両面コピー 合成コピーさらに手差給紙等の多様なコ
ピー機能を備えるものでありながら給紙カセットCを上
部筐体lの上面に装着するため給紙の取扱い操作が容易
であると同時に搬送の経路も自由にとることが出来るの
でジャム等のトラブルを起こし難い緩やかな搬送路を構
成することも可能となる。
さらに装着された給紙カセットCが何れも水平の姿勢に
係止されるので上部筐体lの開放角度を大きくとっても
給紙カセットCが移動したり落下したりするおそれがな
く、従ってプロセスカートリッジ30を容易に取出し得
る迄上部筐体lを開放することも出来ることとなる。
さらに前記のカラー画像形成装置は、その上面を示す第
5図にある如く、前記タイミングローラ13を含む縦方
向の給紙部Aを一点鎖線をもって示す如く水平方向に開
閉できる構造とすれば、プロセスカートリッジ3とは別
体に設けたトナー回収ボックス47Aを前記給送部Aと
ともに装置本体2の外部に取出すことが出来るので、そ
の分前記トナー回収ボックス47Aを大型化することが
出来る。
また本発明のカラー画像形成装置は、上部筐体を装置本
体の奥側に開放する構造をとることも可能であってそれ
によって例えば補給用トナーカートリッジの交換を容易
に行うことも出来る。
第6図は何れも装置の右側面を示したもので第6図(A
)の場合には上部筐体IAを装置本体2Aに対し充分大
きく開放して補給ホッパ70Aに接続するトナーカート
リッジ71Aを上方に引き出すよう構成した例である。
第6図(B)は補給ホッパ70Bを不使用時に直立した
状態から左方向に若干倒すことが出来るように構成し、
それによって上部筐体IBを小さな角度開放するのみに
てトナーカートリンシフ1Bを引き出せるようにした例
である。
第6図(C)はトナーの補給部を左側部すなわち装置本
体2Cの前面側に設けた例でこの場合は上部筐体ICの
開放角度の大小に関係なくトナーカートリッジ71Gを
容易に引き出すことが可能であり最も望ましい例と云う
ことが出来る。
〔発明の効果〕
本発明は、手差し給紙台を設けることにより、極めて簡
単な機構をもって両面コピーを可能としたもので、その
結果多様なコピー機能・モードに対応できうるコンパク
トでもあるカラー画像形成装置か提供されることとなっ
た。
また前記装置は高度の機能を備えながら2分割して上部
筐体を開蓋出来るタラムシエル構造とすることも可能で
あるので、ジャム処理を始め各種のメンテナンスの作業
を容易に行うことの出来る実用に適したカラー画像形成
装置としても極めて有用なものである。すなわち本発明
によれば上部筐体上面部とほぼ水平な面に配置された転
写紙収納部或はカセットより給送されt;転写紙は転写
ベルトにほぼ密着して感光体ドラム転写部へ搬送され、
特に従来のUターン給紙における感光体ドラム転写部へ
の搬送時でのトラブル(通常転写紙が急角度にて折返さ
れ転写部に密着投入されたり、また給紙搬送速度と感光
体速度を転写紙の密接時に同期させなければならぬ等の
条件より引き起こされるジャムトラブル、転写ズレ等)
を生ぜず、しかもトナー転写後の転写紙の搬送において
、下面にトナー像を有する転写紙を転写ベルトの吸着力
により搬送し、且つ曲率部での分離により定着部へと搬
送するため感光体ドラムと定着部との距離に係わりなく
下面搬送を可能となし、更に上部筐体の転写ベルト部を
搬送部として分離開放されるのでジャム処理が容易とな
り、プロセスカートリッジ等の交換に際し上部筐体上に
転写紙収納カセットを袋状にくわえ込まれた状態にて開
口されるので、カセットや転写紙等の脱落を生ぜず、少
なくともドラム及び/又は現像プロセスカートリッジを
上部に引き出し得るのに充分な開口角(従来通常最大9
0°前後のものが90°以上の開口も充分可能となせる
)を採り得る事が可能となり更に転写ベルトを利用して
上部に搬送部及びその開口面を持つ事が可能となった事
により給紙搬送部、転写紙への現像部からのトナー転写
後や交換メンテ時等でのコポレ、汚れ等も起こさず且つ
転写ベルトに至る給送搬送部での内面ガイド側板を上部
筐体開口に併って転写ベルト、転写紙カセット等と一体
的に開口させ得る事が可能となりジャム処理等のトラブ
ルへの対応も極めて簡便になし得るものとなった。
上記の如く本発明により、通常の水平搬送時と同等の記
録紙の給送ならびに画像転写後の感光体からの分離が確
実に行われて搬送トラブルが極めて少なく、且つカセッ
ト収納部をコンパクトに本体装着出来得てさらにジャム
処理とか各プロセス機材の保守点検の作業を容易に行う
ことの出来る実用性に優れたカラー画像形成装置が提供
されることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第4図は本発明のカラー画像形成
装置の断面構成図およびその要部図、第3図は像形成シ
ステムを示すブロック図、第5図は前記装置の平面外観
図、第6図は本発明にかかわる上部筐体の各開閉形式の
説明図、第7図は2分割式画像形成装置の他社例。 1 、l A、l B、I C・・・上部筐体2.2A
、2B、2C・・・装置本体 3.3A、3B、3C・・・プロセスカートリ・7ジ9
・・・転写前帯電器 30・・・感光体ドラム 35・・・帯電器 36 、37 、38 、39・・・現像器40・・・
クリーニング装置 47.47A・・・トナー回収ボックス50・・・転写
ベルト 51・・・転写器 70A 、70B・・・補給ホッパ 71A、71B・・・トナーカートリッジ200・・・
中間スタッカ 200A、200B、21OA・・・搬送ガイド201
.202,203・・・搬送ローラ210・・・手差し
給紙台 A・・・給紙部 B・・・レーザ書込系ユニット C、CA 、C B、CC・・・給紙カセッ ト 、′F 、T 3・・・切換部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像担持体ドラムとその周縁に帯電器、カラートナ
    ー現像器および黒トナー現像器を含む現像器群、クリー
    ニング装置および転写紙の転写搬送手段を有し、上下に
    2分割に開口可能とするカラー画像形成装置において、
    上部筐体には転写搬送手段として転写ベルトを有し、該
    上部筐体の上面には開口状態でほぼ水平に位置する給紙
    カセットの装着部と、装着した該給紙カセットから転写
    紙を1枚宛分離し前記転写搬送手段に給紙する給紙手段
    と、さらに転写反転台を兼ねる手差し給紙台とを設けた
    ことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. (2)前記手差し給紙台は前記給紙手段の上部に位置す
    ることを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置
  3. (3)前記像担持体ドラムは下部筐体に設け、前記像担
    持体ドラムの下側には現像器群を設けるとともに、すく
    なくも前記像担持体ドラムと現像器群とを含むプロセス
    カートリッジは開口状態にある装置本体に対し上下方向
    に着脱可能としたことを特徴とする請求項1又は2記載
    のカラー画像形成装置。
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