JP2012078732A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】片面印刷時において、印刷せずに通紙のみを行う画像形成装置の資材の劣化を抑制し得る画像形成システムを提供する。
【解決手段】直列に接続された第1の画像形成装置1又は第2の画像形成装置2のうち、何れか一方又は双方により、用紙に対して印刷処理する直列タンデム方式の画像形成システム100であって、画像形成システム100において片面印刷する場合であって、例えば第2の画像形成装置2が通紙のみを行う場合、印刷せずに通紙のみを行う第2の画像形成装置2に対し、レジストローラ22及び定着ローラ241を回転させ、かつ、用紙の条件に基づいて、画像形成部の構成部品の動作を制御する第1の制御部10を備えた画像形成システム100。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成システムに関する。
従来、2台の画像形成装置を直列に接続して構成される直列タンデム方式の画像形成システムが知られている。この直列タンデム方式の画像形成システムによれば、両面印刷の場合、例えば第1の画像形成装置により用紙の表面を印刷し、第2の画像形成装置により用紙の裏面を印刷することができる。用紙の表裏の印刷をそれぞれの画像形成装置で分担して行うことにより、1台の画像形成装置で両面印刷する場合と比較して、生産性を向上させることができる。なお、こうした直列タンデム方式の画像形成システムは、一般に、高生産性を追及するPP(Production Print)機に適用される。
特許文献1には、2台の画像形成装置を直列に接続して構成される画像形成システムにおいて、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との間に排紙装置を設けた構成が開示されている。2台の画像形成装置間に排紙装置を介在させることで、両面印刷した場合と片面印刷した場合とで用紙の排出先を別にすることができ、両面印刷した用紙と片面印刷した用紙とを同一の排紙トレイに混在させずに排出し得る。
また、特許文献2には、2台の画像形成装置を直列に接続して構成される画像形成システムにおいて、第2の画像形成装置内に用紙迂回路やエスケープパス(用紙貯蔵通路)を設けた構成が開示されている。用紙迂回路を設けることにより、片面印刷の場合に用紙を高速に搬送し得る。また、用紙貯蔵通路を設けることにより、第1の画像形成装置が故障した場合又はジャムが発生した場合、第2の画像形成装置により原稿の順番が狂わないように印刷を継続し得る。
特開2005−22243号公報 特開平10−86455号公報
ここで、直列タンデム方式の画像形成システムにより片面印刷する場合であって、第1の画像形成装置により用紙の片面を印刷する場合について検討する。
特許文献1に記載の構成によれば、第1の画像形成装置により片面印刷された用紙は、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との間に介在する排紙装置に排紙されるため、第2の画像形成装置を稼動させずに済む。よって、第2の画像形成装置における資材(感光体ドラムや現像剤)の劣化又は消費を抑制し得る。しかし、排紙装置は、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との間に介在される他、更に第2の画像形成装置の下流側にも設けられる構成であるため、システム全体として大きなスペースが必要となる。
また、特許文献2に記載の構成によれば、第1の画像形成装置により片面印刷された用紙は、第2の画像形成装置内の用紙迂回路に搬送されるため、第2の画像形成装置における資材(感光体ドラムや現像装置)を稼動させずに済み、資材の劣化を抑制し得る。しかし、用紙迂回路を設けることで、第2の画像形成装置のコストアップにつながる。
すなわち、上記特許文献1、2に記載の直列タンデム方式の画像形成システムでは、片面印刷する場合だけを考えたときにスペース(大型化)又はコストアップの問題が生じる。よって、物理的な構成としては従来の直列タンデム方式の画像形成システムとし、片面印刷する場合には通紙のみを行う側の画像形成装置で資材の劣化が抑制される構成とすることが望ましい。
本発明の課題は、片面印刷時において、印刷せずに通紙のみを行う画像形成装置の資材の劣化を抑制し得る画像形成システムを提供することである。
請求項1に記載の発明によれば、
直列に接続された第1の画像形成装置又は第2の画像形成装置のうち、何れか一方又は双方により、用紙に対して印刷処理する直列タンデム方式の画像形成システムであって、
前記画像形成システムにおいて片面印刷する場合、前記第1の画像形成装置又は前記第2の画像形成装置のうち、印刷せずに通紙のみを行う画像形成装置に対し、レジストローラ及び定着ローラを回転させ、かつ、用紙の条件に基づいて、前記レジストローラと前記定着ローラとの間の搬送経路に設置された画像形成部の構成部品の動作を制御する制御部を備えた画像形成システムが提供される。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、
前記用紙の条件は、用紙の副走査方向の長さ、用紙の坪量又は用紙のカール量であり、
前記印刷せずに通紙のみを行う画像形成装置は、カラーの画像形成装置であり、
前記画像形成部の構成部品は、YMCK各色の感光体ドラム、中間転写ベルト及び二次転写ローラである画像形成システムが提供される。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明において、
前記制御部は、前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも長く、かつ、前記用紙の坪量が予め定められた量よりも大きい場合、前記YMCK各色の感光体ドラムと前記中間転写ベルトとを離間させる制御、及び、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを離間させる制御を行う画像形成システムが提供される。
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明において、
前記制御部は、前記用紙のカール量が予め定められた量よりも小さい場合、前記YMCK各色の感光体ドラムと前記中間転写ベルトとを離間させる制御、及び、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを離間させる制御を行う画像形成システムが提供される。
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項2〜4の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記二次転写ローラを回転させる制御を行う画像形成システムが提供される。
また、請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明において、
前記制御部は、前記二次転写ローラと該二次転写ローラに付着した付着物を除去するブレードとを離間させる制御を行う画像形成システムが提供される。
また、請求項7に記載の発明によれば、請求項2〜6の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも短い場合、又は前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも長く、かつ、前記用紙の坪量が予め定められた量よりも小さい場合、前記YMCK各色の感光体ドラムと前記中間転写ベルトとを離間させる制御、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを圧着させる制御、及び、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを回転させる制御を行う画像形成システムが提供される。
また、請求項8に記載の発明によれば、請求項2〜7の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記用紙のカール量が予め定められた量よりも大きい場合、前記YMCK各色の感光体ドラムと前記中間転写ベルトとを離間させる制御、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを圧着させる制御、及び、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを回転させる制御を行う画像形成システムが提供される。
また、請求項9に記載の発明によれば、請求項7又は8に記載の発明において、
前記制御部は、前記中間転写ベルトと該中間転写ベルトに付着した付着物を除去するブレードとを離間させる制御を行う画像形成システムが提供される。
また、請求項10に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、
前記用紙の条件は、用紙の副走査方向の長さ、用紙の坪量又は用紙のカール量であり、
前記印刷せずに通紙のみを行う画像形成装置は、モノクロの画像形成装置であり、
前記画像形成部の構成部品は、感光体ドラム及び転写分離装置である画像形成システムが提供される。
また、請求項11に記載の発明によれば、請求項10に記載の発明において、
前記制御部は、前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも長く、かつ、前記用紙の坪量が予め定められた量よりも大きい場合、前記感光体ドラムを回転させずに停止させる制御、及び、前記転写分離装置をOFFにする制御を行う画像形成システムが提供される。
また、請求項12に記載の発明によれば、請求項10又は11に記載の発明において、
前記制御部は、前記用紙のカール量が予め定められた量よりも小さい場合、前記感光体ドラムを回転させずに停止させる制御、及び、前記転写分離装置をOFFにする制御を行う画像形成システムが提供される。
また、請求項13に記載の発明によれば、請求項10〜12の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも短い場合、又は前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも長く、かつ、前記用紙の坪量が予め定められた量よりも小さい場合、前記感光体ドラムを回転させる制御、及び、前記転写分離装置をONにする制御を行う画像形成システムが提供される。
また、請求項14に記載の発明によれば、請求項10〜13の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記用紙のカール量が予め定められた量よりも大きい場合、前記感光体ドラムを回転させる制御、及び、前記転写分離装置をONにする制御を行う画像形成システムが提供される。
本発明によれば、片面印刷時において、印刷せずに通紙のみを行う画像形成装置の資材の劣化を抑制することができる。また、大型化及びコストアップの問題も解消し得る。
画像形成システムの外観構成及び用紙の搬送経路を示す図である。 画像形成システムの全体構成及び内部構成を示す図である。 画像形成システムの機能ブロック図である。 印刷処理を示すフロー図である。 搬送モードの判断基準を定めたテーブルを示す図である。 搬送モードごとに各構成部品の状態を示す図である。 搬送モードAで通紙する場合の各構成部品の状態を示す図である。 搬送モードBで通紙する場合の各構成部品の状態を示す図である。 モノクロの画像形成システムの全体構成及び内部構成を示す図である。 搬送モード及び印刷モードの判断基準を定めたテーブルを示す図である。 搬送モード及び印刷モードそれぞれの各構成部品の状態を示す図である。 搬送モードで通紙する場合の各構成部品の状態を示す図である。 印刷モードで通紙する場合の各構成部品の状態を示す図である。
本実施形態における画像形成システムについて、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施形態に係る画像形成システムは本願発明の一例であり、必ずしもこれに限定されるものではない。
〔第1の実施形態〕
第1の実施形態では、本願発明をカラーの画像形成装置に適用した場合について説明する。
図1に、画像形成システム100の外観構成及び用紙の搬送経路を示す。
画像形成システム100は、給紙トレイユニットPFU、第1の画像形成装置1、第2の画像形成装置2、後処理装置3等が順に接続されて構成される。また、第1の画像形成装置1は反転機構R1を備え、第2の画像形成装置2は反転機構R2を備える。また、後処理装置3は排紙トレイ31を備える。また、矢印は、用紙の搬送経路を示している。なお、図1に示す画像形成システム100のように2台以上の画像形成装置が直列に接続して構成されるシステムを一般に、直列タンデム方式の画像形成システムと呼ぶ。
図1に示すように、例えば画像形成システム100は、両面印刷する場合、給紙トレイユニットPFUから用紙を給紙し、第1の画像形成装置1により用紙の表面を印刷する。その後、画像形成システム100は、反転機構R1により用紙を反転させて、用紙を第2の画像形成装置2に搬送する。そして、画像形成システム100は、第2の画像形成装置2により用紙の裏面を印刷する。画像形成システム100は、用紙の裏面を印刷した後、反転機構R2により用紙を反転させ、反転させた用紙を後処理装置3に搬送する。画像形成システム100は、後処理が必要な場合は後処理装置3により用紙に対して後処理を行う。後処理には、例えばマルチ折り、中綴じ、平綴じ等がある。最終的に、画像形成システム100は、両面印刷済み又は後処理済みの用紙を排紙トレイ31に排紙する。
上記説明した処理の流れは、両面印刷する場合について述べたものである。本願発明では、片面印刷する場合について、印刷せずに通紙のみを行う画像形成装置の資材の劣化を抑制することを目的としている。
これより以下、片面印刷する場合について焦点を当てて説明する。
片面印刷する場合には、3つのケースが考えられる。1つ目は、給紙トレイユニットPFU又は第1の画像形成装置1の給紙トレイから用紙を給紙し、第1の画像形成装置1で片面印刷し、第2の画像形成装置2では通紙のみを行うケースである。2つ目は、給紙トレイユニットPFU又は第1の画像形成装置1の給紙トレイから用紙を給紙し、第1の画像形成装置1では印刷せずに通紙のみを行い、第2の画像形成装置2で片面印刷するケースである。3つ目は、第2の画像形成装置2の給紙トレイから用紙を給紙して第2の画像形成装置2で片面印刷するケースである。本願発明は、通紙のみを行う画像形成装置の資材の劣化を抑制することを目的としていることから、上記3つのケースのうち、1つ目及び2つ目のケースについて有効である。
1つ目のケースを代表して印刷処理の流れを詳細に説明すると、まず、画像形成システム100は、給紙トレイPFU又は第1の画像形成装置1の給紙トレイから用紙を給紙し、第1の画像形成装置1により用紙の表面を印刷する。その後、画像形成システム100は、用紙を第2の画像形成装置2に搬送する。そして、画像形成システム100は、第2の画像形成装置2により片面印刷済みの用紙を通紙する。画像形成システム100は、後処理が必要な場合は後処理装置3により片面印刷済みの用紙に対して後処理や反転等の処理を行う。最終的に、画像形成システム100は、片面印刷済みの用紙を排紙トレイ31に排紙する。
図2に、画像形成システム100の全体構成及び内部構成を示す。
なお、図2に示す画像形成システム100では、本願発明とは直接関係のない給紙トレイPFU及び後処理装置3の図示を省略している。また、矢印は、用紙の搬送経路又は中間転写ベルト132の回転方向を示す。
第1の画像形成装置1は、給紙部11、レジストローラ12、画像形成部13、定着部14、操作表示部15、スキャナ部16、反転機構R1等を備えて構成される。
給紙部11は、複数の用紙Sを収容する給紙トレイを2段構成(上段、下段)により備える。給紙部11は、各給紙トレイに紙種やサイズ等が異なる用紙を分けて収容することができる。給紙部11は、給紙の指示がなされた場合、2段構成の給紙トレイのうち、何れかの給紙トレイから適切な用紙Sを給紙して、用紙Sを所定の搬送路に搬送する。
レジストローラ12は、回転ローラ等を備えて構成される。また、レジストローラ12は、画像形成部13より上流側に設けられ、画像形成部13の直近に設けられたローラである。レジストローラ12は、給紙部11から搬送されてきた用紙を画像形成部13に搬送する。
画像形成部13は、YMCK各色の感光体ドラム131を備えて構成される。また、画像形成部13は、YMCK各色の感光体ドラム131それぞれの周囲に、帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置、分離装置、クリーニング装置等を備えて構成される(図示省略)。また、画像形成部13は、YMCK各色のトナー画像を担持する中間転写ベルト132を備える。また、画像形成装備13は、中間転写ベルト132に対向する位置に二次転写ローラ133を備える。中間転写ベルト132は、矢印A方向に回転し、転写されたYMCK各色の画像を担持する。二次転写ローラ133は、給紙部11からレジストローラ12を介して搬送されてきた用紙Sに対し、中間転写ベルト132により担持されたYMCK各色の画像を形成する。その後、画像形成部13は、用紙Sを定着部14に搬送する。
定着部14は、加熱ローラ及び加圧ローラ等の定着ローラ141を備えて構成される。定着部14は、画像形成部13から搬送されてきた用紙Sを加熱及び加圧して、用紙Sに画像を定着させる。また、定着部14は、加熱及び加圧した用紙を定着ローラ141により下流側に搬送する。
操作表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)又は有機ELディスプレイ等を備えて構成される。また、ディスプレイ上には、透明電極を格子状に配置した感圧式のタッチパネルを備えて構成される。操作表示部15は、各種の設定画面を表示し、また、ユーザによるディスプレイ上のタッチ操作を受け付ける。
スキャナ部16は、自動原稿搬送部(ADF)、プラテンガラス、光学系等を備えて構成される。スキャナ部16は、ADF又はプラテンガラスに載置された原稿を光学系により読み取る。
第2の画像形成装置2は、給紙部21、レジストローラ22、画像形成部23、定着部24等を備えて構成される。各部の動作については、第1の画像形成装置1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図3に、画像形成システム100の機能ブロック図を示す。
画像形成システム100は、第1の画像形成装置1及び第2の画像形成装置2を備えて構成される。なお、図3に示す画像形成システム100では、本願発明とは直接関係のない給紙トレイPFU及び後処理装置3の図示を省略している。
第1の画像形成装置1は、第1の制御部10、画像形成部13、操作表示部15、スキャナ部16、調停部17、プリンタコントローラ18等を備えて構成される。
第1の制御部10は、CPU、RAM、ROM等を備えて構成される。CPUは、ROMに記憶されている各種プログラムをRAMに展開し、展開した各種プログラムとの協働により、第1の画像形成装置1の動作を統括的に制御する。また、第1の制御部10は、調停部17を介して第2の制御部20と連携し、第2の画像形成装置2の動作についても統括的に制御する。
画像形成部13は、LD及びプリンタ制御部等を備えて構成される。LDは、書き込み処理部から出力されたデジタル画像データを入力し、入力した画像データに基づいて用紙に画像を形成する。プリンタ制御部は、第1の制御部10からの制御信号を入力し、入力した制御信号に基づいてLD等の駆動を制御する。
操作表示部15は、LCD(又は有機ELディスプレイ)及び操作表示制御部等を備えて構成される。操作表示部15は、各種設定画面を表示し、ユーザによる各種の操作を受け付ける。操作表示部15は、ユーザからの操作を受け付けた場合、操作信号を生成し、生成した操作信号を第1の制御部10に出力する。例えば操作表示部15は、ユーザから印刷指示の操作を受け付けた場合、受け付けた印刷指示を第1の制御部10に通知する。
スキャナ部16は、CCD(Charge Coupled Devices)及びスキャナ制御部等を備えて構成される。スキャナ部16は、ADF又はプラテンガラスに載置された原稿を読み取り、読み取ったアナログ画像信号を読み取り処理部に出力する。
調停部17は、調停制御部及びNIC(Network Interface Card)等を備えて構成される。調停部17は、第1の画像形成装置1と第2の画像形成装置2との間で各種情報の送受信を行う。
プリンタコントローラ18は、コントローラ制御部、DRAM制御IC、画像メモリ、LANIF等を備えて構成される。プリンタコントローラ18は、LANIFを介して外部端末PCから送信された印刷ジョブを受信し、RIP等した後、RIP後のデータを第1の制御部10に出力する。
その他の構成については、以下の通りである。
読み取り処理部は、スキャナ部16からのアナログ画像信号を入力し、アナログ処理、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を行い、デジタル画像データを生成する。また、生成したデジタル画像データを圧縮ICに出力する。
圧縮ICは、DRAM制御ICの制御に基づいて、デジタル画像データに対して圧縮処理を行う。また、伸長ICは、DRAM制御ICの制御に基づいて、圧縮処理されたデジタル画像データに対して伸長処理を行う。
DRAM制御ICは、デジタル画像データの圧縮・伸長処理を制御する。また、DRAM制御ICは、圧縮・伸長処理したデジタル画像データに対し、画像メモリへの入出力制御を行う。
画像メモリは、DRAM(Dynamic RAM)から構成される圧縮メモリ及びページメモリを備えて構成され、圧縮画像データを記憶する。
書き込み処理部は、伸長処理されたデジタル画像データを画像形成部13に出力する。
第2の画像形成装置2は、第2の制御部20、画像形成部23、調停部25等を備えて構成される。第2の画像形成装置2の各部の処理については、第1の画像形成装置1において説明した各部の処理と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図4に、第1の実施形態におけるカラー印刷処理フローを示す。
なお、図4に示すフローは、第1の制御部10により実行される処理フローである。また、前提として、第1の制御部10は、操作表示部15からの印刷指示を受信し、又は外部端末PCからの印刷ジョブを受信したものとする。
第1の制御部10は、操作表示部15からの印刷指示又は外部端末PCからの印刷ジョブについて、片面モードで印刷するか、又は両面モードで印刷するかについて判断する(ステップS1)。
「片面モード」とは、用紙の表面のみを印刷するモードである。また、「両面モード」とは、用紙の両面を印刷するモードである。
両面モードの場合(ステップS1;両面モード)、第1の制御部10は、第1の画像形成装置1で用紙の表面を印刷する(ステップS2)。
次いで、第1の制御部10は、第2の画像形成装置2で用紙の裏面を印刷し(ステップS3)、ステップS8に移行する。
一方、片面モードの場合(ステップS1;片面モード)、第1の制御部10は、第1の画像形成装置1で用紙の表面を印刷する(ステップS4)。
第1の画像形成装置1で用紙の表面を印刷した場合、第2の画像形成装置2では印刷動作を行わずに通紙動作のみを行うことになる。
第1の制御部10は、第2の画像形成装置2により通紙を行う際、搬送モードAで通紙するか、又は搬送モードBで通紙するかについて判断する(ステップS5)。
「搬送モードA」及び「搬送モードB」とは、予め定められた搬送方法である。詳細については後述する(図5〜図8)。
第1の制御部10は、ステップS5で判断した搬送モード(A又はB)で通紙を行い(ステップS6、S7)、その後下流側に設置されている排紙トレイ31に用紙を排紙して(ステップS8)、本処理を終了する。
図5〜図8を参照して、「搬送モードA」及び「搬送モードB」について説明する。
図5に、搬送モードA及び搬送モードBの判断基準を定めたテーブルT1を示す。
第1の制御部10は、テーブルT1を参照して、通紙の際の搬送モードA、Bを判断する。なお、テーブルT1は、記憶部(図3参照)に記憶されているものとする。
テーブルT1によれば、レジストローラ22と定着ローラ241との間+α(所定の距離)よりも、用紙の副走査方向の長さが短い場合、搬送モードは「B」に定まる。
また、レジストローラ22と定着ローラ241との間+αよりも、用紙の副走査方向の長さが長い場合、坪量が105g/m未満の用紙については、搬送モードは「B」に定まる。
また、レジストローラ22と定着ローラ241との間+αよりも、用紙の副走査方向の長さが長い場合、坪量が105g/m以上の用紙については、搬送モードは「A」に定まる。
なお、テーブルT1では、搬送モードA、Bの判断材料として用紙の長さと用紙の坪量を採用しているが、これに限らず、用紙のカール量、温度、湿度等を判断材料として採用してもよい。例えばカール量を判断材料とした場合、用紙のカール量が予め定められた量よりも小さい場合、搬送モードを「A」と定め、用紙のカール量が予め定められた量よりも大きい場合、搬送モードを「B」と定めるとしてもよい。
図6に、搬送モードA、Bのそれぞれにおける通紙時の各構成部品の状態を表した表T2を示す。なお、本実施形態では、第2の画像形成装置2により通紙が行われるとしているため、表T2に示す状態は第2の画像形成装置2における各構成部品の状態であるものとして説明する。
搬送モードAで通紙する場合、画像形成部23では、レジストローラ22及び定着ローラ241のみが回転駆動し、その他の構成部品(感光体ドラム231、中間転写ベルト232、二次転写ローラ233)は停止した状態である。なお、定着ローラについては定着温度制御を行う必要はない。また、二次転写ローラ233は、回転駆動させてもよい。また、感光体ドラム231と中間転写ベルト232との間は離間した状態である。また、中間転写ベルト232と二次転写ローラ233との間も離間した状態である。また、中間転写ベルト232は回転していないため、中間転写ベルト232に付着した付着物を除去するブレードは中間転写ベルト232に接触していても離間していてもよい。また、二次転写ローラ233が回転していない場合、二次転写ローラ233に付着した付着物を除去するブレードは二次転写ローラ233に接触していても離間していてもよい。二次転写ローラ233が回転する場合、ブレードは二次転写ローラ233と離間した状態である。ブレードめくれを防止するためである。
搬送モードAで通紙する場合とは、用紙の条件が図5のテーブルT1に示した場合である。すなわち、用紙の副走査方向の長さが一定の距離より長く、用紙の坪量が一定量より大きい場合である(図5参照)。この場合、レジストローラ22及び定着ローラ241を回転させ、二次転写ローラ233を補助的に回転させておけば、用紙を搬送することができる。その他の構成部品、すなわち感光体ドラム231及び中間転写ベルト232は動作させないことで、通紙のみを行う第2の画像形成装置2の資材の劣化を防止することができる。
搬送モードBで通紙する場合、画像形成部23では、レジストローラ22、定着ローラ241、中間転写ベルト232、及び、二次転写ローラ233が回転駆動し、感光体ドラム231のみが停止した状態である。なお、定着ローラについては定着温度制御を行う必要はない。また、感光体ドラム231と中間転写ベルト232との間は離間した状態である。また、中間転写ベルト232と二次転写ローラ233との間は圧着した状態である。また、中間転写ベルト232に付着した付着物を除去するブレードは中間転写ベルト232と離間した状態である。また、二次転写ローラ233に付着した付着物を除去するブレードは二次転写ローラ233と離間した状態である。ブレードめくれを防止するためである。
搬送モードBで通紙する場合とは、用紙の条件が図5のテーブルT1に示した場合である。すなわち、用紙の副走査方向の長さが一定の距離より短い場合、或いは、用紙の副走査方向の長さが一定の距離より長くとも、用紙の坪量が一定量より小さい場合である(図5参照)。この場合、レジストローラ22及び定着ローラ241を回転させ、二次転写ローラ233を補助的に回転させても用紙を搬送できない場合がある。よって、更に、中間転写ベルト232を二次転写ローラ233と圧着させて回転させる。これにより、用紙を搬送することができる。その他の構成部品、すなわち感光体ドラム231は動作させないことで、通紙のみを行う第2の画像形成装置2の資材の劣化を防止することができる。
図7に、搬送モードAで通紙する場合の画像形成部23の状態を示す。
図7に示すように、搬送モードAではレジストローラ22、定着ローラ241、及び、二次転写ローラ233が回転し、第1の画像形成装置1から搬送されてきた用紙を通紙する。一方、感光体ドラム231及び中間転写ベルト232は停止した状態である。また、回転する構成部品(レジストローラ22、定着ローラ241、二次転写ローラ233)は用紙に接触し、その他の構成部品(感光体ドラム231、中間転写ベルト232、ブレード)は離間した状態である。
図8に、搬送モードBで通紙する場合の画像形成装置23の状態を示す。
図8に示すように、搬送モードBではレジストローラ22、定着ローラ241、二次転写ローラ233、及び中間転写ベルト232が回転し、第1の画像形成装置1から搬送されてきた用紙を通紙する。一方、感光体ドラム231は停止した状態である。また、回転する構成部品(レジストローラ22、定着ローラ241、中間転写ベルト232、二次転写ローラ233)は用紙に接触し、その他の構成部品(感光体ドラム231、ブレード)は離間した状態である。
なお、図7及び図8に示した各構成部品は、印刷動作時においては全て接触状態となる。すなわち、感光体ドラム231は中間転写ベルト232に接触し、ブレードは中間転写ベルト232又は二次転写ローラ233に接触する。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態では、本願発明をモノクロの画像形成装置に適用した場合について説明する。なお、説明の便宜上、第1の実施形態において説明した構成と同一の構成については、同一の符号を付して説明する。
モノクロの画像形成システム100の外観構成及び用紙の搬送経路については、図1で説明した内容と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図9に、モノクロの画像形成システム100の全体構成及び内部構成を示す。
なお、図9に示すモノクロの画像形成システム100では、本願発明とは直接関係のない後処理装置3の図示を省略している。また、矢印は、用紙の搬送経路を示す。
第1の画像形成装置1は、給紙部11、レジストローラ12、画像形成部13、定着部14、操作表示部15、スキャナ部16、反転機構R1等を備えて構成される。モノクロの場合であっても、基本的にはカラーの画像形成装置と同様の構成である。異なる部分としては、感光体ドラム131が一つ(K)のみであること、中間転写ベルト及び二次転写ローラがないこと、二次転写ローラの代わりに転写分離装置134を設けて構成されること、等が挙げられる。転写分離装置134は、感光体ドラム131により担持されているトナー画像を搬送されてきた用紙に転写し、転写後は感光体ドラム131と用紙とを分離する。
第2の画像形成装置2は、給紙部21、レジストローラ22、画像形成部23、定着部24等を備えて構成される。各部の動作については、第1の画像形成装置1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
モノクロの画像形成システム100における機能ブロック図については、図3と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以下、図10〜図12を参照して、モノクロの画像形成システム100における片面印刷時の動作について説明する。具体的には、第1の画像形成装置1で片面印刷し、第2の画像形成装置2では印刷せずに通紙のみを行う場合の第2の画像形成装置2の動作について説明する。
図10に、「搬送モード」及び「印刷モード」の判断基準を定めたテーブルT3を示す。第1の制御部10は、テーブルT3を参照して、第2の画像形成装置2を搬送モードで動作させるか、又は印刷モードで動作させるかを判断する。なお、テーブルT3は、記憶部(図3参照)に記憶されているものとする。
テーブルT3によれば、レジストローラ22と定着ローラ241との間+α(所定の距離)よりも、用紙の副走査方向の長さが短い場合、「印刷モード」に定まる。
また、レジストローラ22と定着ローラ241との間+αよりも、用紙の副走査方向の長さが長い場合、坪量が105g/m未満の用紙については、「印刷モード」に定まる。
また、レジストローラ22と定着ローラ241との間+αよりも、用紙の副走査方向の長さが長い場合、坪量が105g/m以上の用紙については、「搬送モード」に定まる。
なお、テーブルT3では、搬送モード及び印刷モードの判断材料として用紙の長さと用紙の坪量を採用しているが、これに限らず、用紙のカール量、温度、湿度等を判断材料として採用してもよい。例えばカール量を判断材料とした場合、用紙のカール量が予め定められた量よりも小さい場合、「搬送モード」と定め、用紙のカール量が予め定められた量よりも大きい場合、「印刷モード」と定めるとしてもよい。
図11に、搬送モード及び印刷モードそれぞれにおける通紙時の各構成部品の状態を表した表T4を示す。なお、本実施形態では、第2の画像形成装置2により通紙が行われるとしているため、表T4に示す状態は第2の画像形成装置2における各構成部品の状態であるものとして説明する。
搬送モードで通紙する場合、画像形成部23では、レジストローラ22及び定着ローラ241のみが回転駆動し、感光体ドラム231は停止した状態である。また、転写分離装置234はOFFの状態である。
搬送モードAで通紙する場合とは、用紙の条件が図10のテーブルT3に示した場合である。すなわち、用紙の副走査方向の長さが一定の距離より長く、用紙の坪量が一定量より大きい場合である(図10参照)。この場合、レジストローラ22及び定着ローラ241を回転させておけば、転写分離装置234をOFFにした状態であっても用紙を搬送することができる。感光体ドラム231は動作させないことで、通紙のみを行う第2の画像形成装置2の資材の劣化を防止することができる。
印刷モードで通紙する場合、画像形成部23では、レジストローラ22、定着ローラ241、及び、感光体ドラム231が回転駆動する。また、転写分離装置234はONの状態である。
印刷モードで通紙する場合とは、用紙の条件が図10のテーブルT3に示した場合である。すなわち、用紙の副走査方向の長さが一定の距離より短い場合、或いは、用紙の副走査方向の長さが一定の距離より長くとも用紙の坪量が一定量より小さい場合である(図10参照)。この場合、レジストローラ22、定着ローラ241、及び、感光体ドラム231を回転させ、転写分離装置をOFFにした状態とすると用紙を搬送できない場合がある。よって、転写分離装置234をONにした状態とする。これにより、用紙を搬送することができる。
図12に、搬送モードで通紙する場合の画像形成部23の状態を示す。
図12に示すように、搬送モードではレジストローラ22及び定着ローラ241が回転し、第1の画像形成装置1から搬送されてきた用紙を通紙する。一方、感光体ドラム231は停止した状態である。また、転写分離装置234はOFF状態である。
図13に、印刷モードで通紙する場合の画像形成装置23の状態を示す。
図13に示すように、印刷モードではレジストローラ22、定着ローラ241、及び、感光体ドラム231が回転し、第1の画像形成装置1から搬送されてきた用紙を通紙する。また、転写分離装置234はON状態である。
以上のように、第1の実施形態及び第2の実施形態によれば、タンデム方式の画像形成システム100において片面印刷する場合、印刷せずに通紙のみを行う画像形成装置に対し、レジストローラ22及び定着ローラ241を回転して通紙することができ、また、用紙の条件に基づいて、その他の構成部品の動作を制御することができる。よって、通紙のみを行う画像形成装置において、通紙に不要な動作を制御することができ、資材の劣化を防止することができる。
また、第1の実施形態によれば、用紙の条件に基づいて、感光体ドラム231と中間転写ベルト232とを離間させる制御、及び、中間転写ベルト232と二次転写ローラ233とを離間させる制御を行うことができる。
また、中間転写ベルト232と二次転写ローラ233とを離間させる場合、二次転写ローラ233を回転又は停止させる制御を行うことができる。
また、二次転写ローラ233を回転させる制御を行う場合、二次転写ローラ233に接触しているブレードを二次転写ローラ233から離間させる制御を行うことができる。
また、用紙の条件に基づいて、感光体ドラム231と中間転写ベルト232とを離間させる制御、中間転写ベルト232と二次転写ローラ233とを圧着させる制御、及び、中間転写ベルト232と二次転写ローラ233とを回転させる制御を行うことができる。
また、中間転写ベルト232を回転させる制御を行う場合、中間転写ベルト232に接触しているブレードを中間転写ベルト232から離間させる制御を行うことができる。
また、第2の実施形態によれば、用紙の条件に基づいて、感光体ドラム231を回転させずに停止する制御、及び、転写分離装置234をOFFにする制御を行うことができる。
また、用紙の条件に基づいて、感光体ドラム231を回転させる制御、及び、転写分離装置234をONにする制御を行うことができる。
100 画像形成システム
101 第2の画像形成システム
1 第1の画像形成装置
10 第1の制御部
11 給紙部
12 レジストローラ
13 画像形成部
131 感光体ドラム
132 中間転写ベルト
133 二次転写ローラ
14 定着部
141 定着ローラ
15 操作表示部
16 スキャナ部
17 調停部
2 第2の画像形成装置
20 第2の制御部
21 給紙部
22 レジストローラ
23 画像形成部
231 感光体ドラム
232 中間転写ベルト
233 二次転写ローラ
24 定着部
241 定着ローラ
31 排紙トレイ

Claims (14)

  1. 直列に接続された第1の画像形成装置又は第2の画像形成装置のうち、何れか一方又は双方により、用紙に対して印刷処理する直列タンデム方式の画像形成システムであって、
    前記画像形成システムにおいて片面印刷する場合、前記第1の画像形成装置又は前記第2の画像形成装置のうち、印刷せずに通紙のみを行う画像形成装置に対し、レジストローラ及び定着ローラを回転させ、かつ、用紙の条件に基づいて、前記レジストローラと前記定着ローラとの間の搬送経路に設置された画像形成部の構成部品の動作を制御する制御部を備えた画像形成システム。
  2. 前記用紙の条件は、用紙の副走査方向の長さ、用紙の坪量又は用紙のカール量であり、
    前記印刷せずに通紙のみを行う画像形成装置は、カラーの画像形成装置であり、
    前記画像形成部の構成部品は、YMCK各色の感光体ドラム、中間転写ベルト及び二次転写ローラである請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記制御部は、前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも長く、かつ、前記用紙の坪量が予め定められた量よりも大きい場合、前記YMCK各色の感光体ドラムと前記中間転写ベルトとを離間させる制御、及び、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを離間させる制御を行う請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記制御部は、前記用紙のカール量が予め定められた量よりも小さい場合、前記YMCK各色の感光体ドラムと前記中間転写ベルトとを離間させる制御、及び、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを離間させる制御を行う請求項2又は3に記載の画像形成システム。
  5. 前記制御部は、前記二次転写ローラを回転させる制御を行う請求項2〜4の何れか一項に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御部は、前記二次転写ローラと該二次転写ローラに付着した付着物を除去するブレードとを離間させる制御を行う請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記制御部は、前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも短い場合、又は前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも長く、かつ、前記用紙の坪量が予め定められた量よりも小さい場合、前記YMCK各色の感光体ドラムと前記中間転写ベルトとを離間させる制御、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを圧着させる制御、及び、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを回転させる制御を行う請求項2〜6の何れか一項に記載の画像形成システム。
  8. 前記制御部は、前記用紙のカール量が予め定められた量よりも大きい場合、前記YMCK各色の感光体ドラムと前記中間転写ベルトとを離間させる制御、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを圧着させる制御、及び、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを回転させる制御を行う請求項2〜7の何れか一項に記載の画像形成システム。
  9. 前記制御部は、前記中間転写ベルトと該中間転写ベルトに付着した付着物を除去するブレードとを離間させる制御を行う請求項7又は8に記載の画像形成システム。
  10. 前記用紙の条件は、用紙の副走査方向の長さ、用紙の坪量又は用紙のカール量であり、
    前記印刷せずに通紙のみを行う画像形成装置は、モノクロの画像形成装置であり、
    前記画像形成部の構成部品は、感光体ドラム及び転写分離装置である請求項1に記載の画像形成システム。
  11. 前記制御部は、前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも長く、かつ、前記用紙の坪量が予め定められた量よりも大きい場合、前記感光体ドラムを回転させずに停止させる制御、及び、前記転写分離装置をOFFにする制御を行う請求項10に記載の画像形成システム。
  12. 前記制御部は、前記用紙のカール量が予め定められた量よりも小さい場合、前記感光体ドラムを回転させずに停止させる制御、及び、前記転写分離装置をOFFにする制御を行う請求項10又は11に記載の画像形成システム。
  13. 前記制御部は、前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも短い場合、又は前記用紙の副走査方向の長さが前記レジストローラと前記定着ローラとの間の距離よりも長く、かつ、前記用紙の坪量が予め定められた量よりも小さい場合、前記感光体ドラムを回転させる制御、及び、前記転写分離装置をONにする制御を行う請求項10〜12の何れか一項に記載の画像形成システム。
  14. 前記制御部は、前記用紙のカール量が予め定められた量よりも大きい場合、前記感光体ドラムを回転させる制御、及び、前記転写分離装置をONにする制御を行う請求項10〜13の何れか一項に記載の画像形成システム。
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