JPS61229260A - 磁気録音再生機のカセツト自動装填・排出装置 - Google Patents

磁気録音再生機のカセツト自動装填・排出装置

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JPS61229260A
JPS61229260A JP60070047A JP7004785A JPS61229260A JP S61229260 A JPS61229260 A JP S61229260A JP 60070047 A JP60070047 A JP 60070047A JP 7004785 A JP7004785 A JP 7004785A JP S61229260 A JPS61229260 A JP S61229260A
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recording
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Sumiyoshi Kato
加藤 澄芳
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (本発明の属する分野) 本発明はカセット式磁気録音再生機におけるカセットの
自動装填又は排出装置に関する。
(従来技術) カセット式磁気録音再生機にはカセットコンテナ内に手
動的に挿入されたテープカセットをコンテナが包持し、
このコンテナが録音再生待機位置と録音再生位置との間
で移動するようにして、これにカセットを装填し更に録
音再生完了後排出(イジェクト)レバーの押圧によって
カセットを機外に排出する装置を有するものがある。し
かし、従来この種のカセット装填又は排出装置はカセッ
トをコンテナの奥まで手動により押し込む必要があり、
カセットを包持したコンテナが待機位置から録音再生位
置に機械的に移行する際に、カセットを押圧している指
先がカセットと共に引き込まれ指先をカセット挿入口と
カセットとの間に挟む込む危険性があり、また、操作者
にこの不安をもたらしていた。しかも、カセットを押圧
するにはかなりの力を加えなければならず、挿入途中指
を離すと排出バネによってカセットは押し戻され、再度
押圧挿入を行う必要があり操作の円滑性に欠けていた。
そして、カセット排出時において、カセット排出機構に
は、カセットの排出力のみならず、ヘッド基板の移動又
はピンチローラとキャプスタンとの間の圧着力が一体と
して付加されているので、そのイジェクトレバーを相当
強い力で押圧しなければならず、カセット挿入時と同じ
く機作上の円滑性に欠けていた。従って、かかる手動的
カセット装填又は排出機構はしだいに購入者に愛好され
ない1頓向になるといえる。
特に、車載用テーププレーヤにおいては、走行上の安全
性が最優位に配慮しなければならず、自動車運転中にカ
セットの装填又は排出は極力避けるべきであるが、当該
手動操作テーププレーヤでこれを行うとすれば操作が煩
雑で危険が倍加するものである。
(本発明の目的) 本発明は以上の手動操作の欠点を克服したもので、カセ
ットをコンテナ途中まで挿入すると、以後はカセットが
自動的に引き込まれて録音再生位置に装填されるように
しているので不注意により指先がカセット挿入口とカセ
ットとの間に挟み込まれるような危険がなく、また、カ
セット排出時はイジェクト釦にタッチすると自動的にカ
セットが機外に排出されるので、カセットの挿入又は排
出が極めて軽快となる磁気録音再生機のカセット自動装
填及び排出装置を提供することにある。
かかる特徴を有する本発明によれば、カセットを手動に
よりコンテナ内にある程度まで挿入すれば、それ以降は
カセットが自動的に録音再生機本体内に引き込まれ、か
つ、録音再生位置にセントされるから、手動によるカセ
ットの挿入操作は僅かな範囲だけでよく、指先がカセッ
ト挿入口とカセットとの間に挟み込まれるような危険が
なく、また、カセット排出時の強い押圧力は必要でなく
なるので、カセット挿入時又は排出時共操作感覚が軽快
になって高級感を出すことができる。
さらに、本発明に係る磁気録音再生機によれば、カセッ
トの装填動作は自動的に行われるから、車載用磁気録音
再生機として特に有効となる。
前記のように、車載用磁気録音再生機は安全運転上から
なるべく手動操作が少ないことが要求されるが、本発明
に係る磁気録音再生機は、かかる要求に合致しているか
らである。
(本発明の実施例の構成) 以下、図示の実施例によって本発明を説明する。
第1図は磁気録音再生機の外装筐体を外した内部機構で
あって、lは基板であり、はぼ正方形の板状体から成り
、その表側にはカセットコンテナ機構部、ヘッド基板1
)、モーター12、図示しないリール台等が配設されて
いる。
第2図は基板1の裏側を示したものでフライホイール1
3.13、その他各種プーリーが配設されている。
2はその奥部両端が基板1の奥部両側から植立した支柱
である支持板13.13の軸14.14によって軸支さ
れて支持板13.13に対して回動自在とされているカ
セットコンテナリフタである。コンテナリフタ2の右側
にはその位置より垂下した壁21があり、該壁21には
右側方向に案内ピン22が突出されているが、この案内
ピン22は第5図の移動板7の傾斜溝71に摺動自在に
嵌合されている。
コンテナリフタ2の手前両端(カセットの挿入口方向)
には左右に突出した突起23.23が設けられ、該突起
23.23はカセット10を包持するコンテナ3のコン
テナリフタ2寄りに設けられた係合孔31.31と係合
し、コンテナ3はコンテナリフタ2に対し回動自在に保
持されている。
コンテナ3の開口部33はカセット10を挿入する挿入
口である。
コンテナリフタ2の中央部にはカセット挿脱方向に切欠
溝25、コンテナ3の中央部天板には切欠空孔35が開
口されている。コンテナリフタ2の切欠溝25にはカセ
ット10の案内部材たるスライド片27が切欠溝25の
両縁28.28を案内縁として滑動自在に装着され、コ
ンテナリフタ2の切欠溝25の両縁28.28間に渡さ
れた停止壁29と奥部停止壁24との間を往復する。
スライド片27の一端には上方向に突起26が突出し、
他端には下方向に突出片20が突出されており、スライ
ド片27が停止壁29と当接した位置では突出片20は
コンテナ3の開口部33から挿入され切欠空孔35に臨
まされたカセット10の2つのリールハブのうち奥寄り
のハブ18に係合される。  ゛コンテナリフタ2とコ
ンテナ3とが上記のように結合された構成において、録
音再生待機位置では、コンテナリフタ2とコンテナ3と
は基板1に対し上位の位置で平行な態位であり、録音再
生時にはコンテナリフタ2が基板1に対して傾斜する態
位となり、もってコンテナ3は基板1に平行に接近しコ
ンテナ3に包持されたカセット10はリー  ′ル台に
セットされる。
第4図の4は上板41、側板42、下板43からなり基
板1に方向に開口したほぼコ字状を形成し・減速ギヤ列
51.52.53、ストッパー45、電磁石46を固着
するギヤ枠である。該ギヤ枠4は第1図の機器本体の左
側に付設されており、その下板43は第2図にみるよう
に、基板1の裏面まで延設されその軸47で基板1に軸
着固定されている。
側板42の中央部には切り起こした突出片49が延設さ
れ、その先端に垂下された軸44に減速ギヤ51.52
.53のうちその第1ギヤ51が回転自在に軸支され、
その同軸小径ギヤ歯54は第2ギヤ52の大径ギヤ歯5
5に噛合されている。第2ギヤ52の底面の軸支部(図
示せず)は側板42から切り起こされた突出片(図示せ
ず)に植立した軸に回転自在に軸支され、頂部57は上
板41を貫通し留具48によって上板41に軸着固定さ
れると共に留具48の軸着部40と頂部57とは回転自
在に軸支されている。
53は上板41の上面に軸59で回転自在に軸支され、
そのギヤ歯58は第2ギヤ52の同軸小径ギヤ56と噛
合された第3ギヤ(規制ギヤ)である。
規制ギヤ53にはその上面側端に回転子37が回転自在
に軸支されている。該各ギヤ列51.52.53はモー
ター12から基板1 (第2図)の裏側に配設された伝
達ベルト16を介して回転するプーリー17とその同軸
上のギヤ歯15が第1ギヤ51の大径ギヤ歯50に噛合
し、もって規制ギヤ53の段階ではモーター12からの
トルクはその減速により大きくなっている。
ところで、電源スイッチ61(第3図及び第5図)が閉
成しているときは、モーター12からの伝達力を受けて
第1ギヤ51及び第2ギヤ52は常時回転し、更にカセ
ット10の装填時又はその排出動作時は規制ギヤ53に
その伝達力を与え、その動作が完了すると規制ギヤ53
の回転が停止される。次にその規制を受ける規制ギヤ5
3の構成について説明する。
第6図(A)(B)(C)は規制ギヤ53を平面方向か
らみた裏面の透視した状態を三つの図面で表わしたもの
である。規制ギヤ53には前述のごとくギヤ歯58とそ
の一部を切欠した欠歯部62があり、第2ギヤ52の小
径ギヤ56はギヤ歯58に噛合し、かつ、小径ギヤ56
が欠歯部62に対応したときは噛合を解除する。また、
規制ギヤ53の背面には外周と中心部との中間位置に1
龍ないし2fiの長さの下方向に突設された案内部63
が円周を描いて形成されている。案内部63は第6図(
c)でいうと左半径が大きい円周で右半径が案内部63
の横幅と同程度の差で段差とされ、その部分はカム部6
4.65が形成されている。
66は規制ギヤ53に係脱して規制ギヤ53の回転を規
制するストッパーである。該ストッパー66は、はぼU
字状をなし、軸67を中心に回動し、その基部には鉄片
68が付設され、鉄片68にはギヤ枠4に付設された電
磁石46が対峙している。
ストッパー66の先端には、係止片69が形成され、規
制ギヤ53の反時計方向への回転により案内部63の外
周を常時は軽く摺接すると共にカム部64に当接して係
止し、規制ギヤ53は回転を■止されるが、この係止動
作は鉄片68が電磁石46への吸着によってストッパー
66が左旋することによってなされる。
電磁石46の閉成は後述の移動板(第3図)のスイッチ
板72の移動によって起動スイッチ70が閉成すること
によってなされ、また、それが開成することによってカ
ム部64から係止片69が外れて係止を解除する。
なお、カム部64と係止片69とが係脱する位置のとき
、欠歯部62と第2ギヤ52の小径ギヤ56とは対応位
置となるよう相対的位置関係にある。
第5図はコンテナリフタ2及びコンテナ3の上部に配設
された固′定板80、検知レバー81、パワーレバー8
2及び安全レバー83である。このうち、固定板80は
最上部にあってコンテナリフタ2及びコンテナ3をほぼ
覆う正方形の板体であり、該固定板80の右側には段差
を設けた延設部84.85があり、該延設部84の軸部
86は基板1 (第1図)の右側から垂直に延設された
取付壁87の軸部88に、延設部85の軸部89はその
取付壁91の軸部93に各々軸着固定されている。また
、該固定板80の左側の延設部95の軸部96はギヤ枠
4の上板41の軸部97に軸着固定されている。これに
より、固定板80はコンテナリフタ2及びコンテナ3の
上部において両側を固定されることになる。固定板80
の裏側の奥部寄り位置には軸99がカシメられ検知レバ
ー81の軸部1)1がその軸99に枢支されて固定板8
0の左右に対し長手方向に回動自在に取り付けられてい
る。
検知レバー81の一端の係合孔1)3には前述のスライ
ド片27の突起26が遊嵌され、その他端の垂下された
ピン1)5は移動板7の保合孔1)7に係脱自在に嵌合
し、更にその中央部に突片1)9が延設され、該検知レ
バー81の回動によって突片1)9はそれに。
対応して固定板80の裏側に固定された電源スイッチ6
1のスイッチ片121に接離自在とされて電源を開閉す
る。なお、この電源スイッチ61の開閉は検知レバー8
1の押圧によるものに限らず、例えばスライド片27等
の移動による当接等によっても適宜なしうる。
パワーレバー82と安全レバー83とは上記規制ギヤ5
3の回転力を移動板7に伝達する連結レバーである。両
者は重合され、かつ、固定板80の裏側のほぼ中央部で
カシメられた軸部123と両レバー82.83の軸部1
25.127とが軸支され、ここを中心に回動自在とさ
れている。パワーレバー82の左側には固定板80の左
縁から突出して延設され(第3図参照)、その延設部に
は鋏状の切欠溝125があり、該切欠溝125には前述
の回転子37が嵌合されて、切欠溝125内を滑動自在
とされている。パワーレバー82の中央部には扇形の開
口部127があり、その開口部127の頂点部に係止孔
129があり、更にその右端には上下方向に切欠溝13
1があり、切欠溝131には右端に嵌没孔133が設け
られている。
安全レバー83の左縁には突起135が、右端には開口
した切欠部137が固定板80の右縁から延長して移動
板7のピン72に遊嵌され、その中央部の軸孔127は
嵌合された軸123が交互に移動できるように大小の連
続した孔が形成されている。突起135と係止孔129
との間にはバネ136が引張られている。安全レバー8
3の上面には案内ピン139が植立され、常時は嵌没孔
133と係合している。
当該パワーレバー82と安全レバー83との相関的構成
は、後述のカセット挿入時の異状操作があったとき機器
損傷防止のため設けられたものであり、本発明に必ずし
も不可欠のものではない。従って、安全レバー83を取
り外して、それに代えてパワーレバー82の右端を延長
させて直接に移動板7のピン72に連結させてもよい。
第3.5図の移動板7は、カセット挿入方向に対して前
後に長く、かつ、はぼ断面り字形をし固定板80の延設
部84.85上に載置され、その底板73には案内溝7
4.75が切欠され、そこには前述の固定板80の延設
部84.85にカシメられて植立したピン 141,1
42が嵌合して移動板7は前後にスライド可能とされて
いる。また、移動板7の左側壁76の奥方向寄りの位置
には傾斜溝71が切欠され、前述のごとくここにはコン
テナタフタ2の案内ピン22が嵌合され、また、その左
側壁76の上部位置より右方向に水平に折り曲げられた
天板77があり、この天板77には左側に保合孔1)7
が切欠されて、ここには前述のごと(検知レバー81の
ピン1)5が嵌合されている。また、左側壁76中央部
より右方向に折り曲げられた折曲片上には前述の安全レ
バ=83の切欠部137に嵌合するピン72が設けられ
ている。移動板7の奥部右位置には、その一端が垂直に
立設され、手前が左方向に一部折り曲ったスイッチ板7
8が設けられ、移動板7が手前(カセット排出方向)に
移動したとき、スイッチ板78も同時に移動し、それに
対応して臨まされたスイッチ70の接点に当接自在とし
て、スイッチ70の開閉ができるようにされている。
なお、該スイッチ70の位置は移動板7によるものに限
らず例えばヘッド基板1)等の移動によって当接される
など適宜になしうる。該スイッチ70は前述のごとくギ
ヤ枠4の電磁石46を起動させるものである。
基板lの右側で、移動板7の下に配設されたヘッド基板
1)には磁気へラド140が載置され、そのヘッド基板
1)の上方にヘッド基板1)と平行に配設された図示し
ない仮の上側には案内ビン150(第3図、第5図)が
植立され、移動板7の底板73に傾斜して切欠された摺
動溝151に臨まされている。
そして、移動板7の前後方向への移動によって案内ピン
150は摺動41)51に規制されてヘッド基板1)は
前進又は後退させられる。
(実施例の動作) 次に上記実施例の動作について動作説明図の第7図ない
しは第1)図に基づいて説明する。最初にカセット10
の録音再生位置への装填動作について説明する。第1図
のように、カセット10をコンテナ3の開口部33に手
で挿入すると、カセット10のハブ18にスライド片2
7の突出片20が係合し、更にカセット10を押し進め
ると、第7図のように突起26を介して検知レバー81
が右旋を始める。同時に検知レバー81のピン1)5を
介して移動板7を手前方向にわずかに移動させる。検知
レバー81が更に回動してその突片1)9が電源スイッ
チ61を閉成すると(第8図)、モーター12が回転し
てその伝達力によって第1ギヤ51、第2ギヤ52及び
規制ギヤ53が回転させられる。規制ギヤ53の回転に
より回転子37が規制ギヤ35の周縁を自転しながら反
時計方向に回動するのでパワーレバー82の切欠溝12
5を介して連結レバーたるパワーレバー82、安全レバ
ー83は右旋させられる。これにより、切欠部137及
びピン72を介して移動板7が手前方向に移動させられ
、その移動につれ検知レバー81のピン1)5は移動板
7の係合孔1)7から外れて、その後は検知レバー81
による移動板7の移動動作は断たれ、もっばら減速ギヤ
列51.52.53の回転力のみによって連結レバー8
2.83を介して移動板7は手前方向に移動させられる
。移動板7の移動によって、その傾斜溝71がコンテナ
リフタ20案内ピン22を第10図の位置から第1)図
の位置に傾斜溝71に沿って下方向に規制するのでコン
テナリフタ2及びコンテナ3は録音再生位置にもたらさ
れる。
また同時に、案内ピン150が摺動溝151の縁部によ
って規制されて移動板7は矢印方向(第1)図)に移動
するので、ヘッド基板1)は録音再生位置に臨まされた
カセット10のテープ面にそのヘッド140が走査する
よう接触する。このとき、移動板7と一体となったスイ
ッチ板78がスイッチ70を閉成するのであるが、それ
までストッパー45の先端の係止片69は第6図(A)
及び同(B)にみるように、案内部63の外周を軽く摺
接していたのが、このスイッチ70の起動によって第6
図(C)のように、電磁石46を励磁してストッパー4
5の鉄片68を吸着し、ストッパー45は左旋してその
係止片69が規制ギヤ53のカム部64に係止して規制
ギヤ53の回転を阻止する(第6図(C)、第9図)、
かかる規制ギヤ53の回転を阻止された位置が第2ギヤ
52の小径ギヤ56が規制ギヤ53の欠歯部62に対峠
する位置であるので、第2ギヤ52から規制ギヤ53へ
の伝達力は断たれる0以上のようにしてカセット10及
びヘッド基板1)は録音再生位置にもたらされる。
次にカセット10の機外排出動作について説明する。
第1図の操作面にあるイジェクト釦200を押すと、電
磁石46が解磁されストッパー45が規制ギヤ53の回
転阻止を解除するので規制ギヤ53のギヤ歯58と第2
ギヤ52の小径ギヤ56とは噛合し、規制ギヤ53は反
時計方向に回転を開始する。これにより、回転子37が
規制ギヤ53と一体となって回転するのでパワーレバー
82及び安全レバー83の左旋により移動板7は奥方向
へ移動する。もって、カセット10の装填時と逆の過程
を経てヘッド基板1)はカセット10から後退し、また
、コンテナリフタ2は上位の録音再生待機位置に戻ると
同時に検知レバー81も左旋してスライド片27がカセ
ット10をコンテナ3から機外に排出する。
(他の発明の目的) 操作者はカセット10の装填時に装填に必要でない異状
操作を行うことがある。例えばカセット10コンテナ3
に挿入して検知レバー81が電源スイッチ61を閉成し
て減速ギヤ列51.52.53が回転を開始したにもか
かわらずカセット10を排出方向に無理に引き戻すとす
れば、カセッ)10のへブ18と係合しているスライド
片27の奥方向への動きに逆行するので減速ギヤ列51
.52.53の各ギヤ歯50.5455.56.58を
損傷するおそれが生じる場合がある。
かかる不必要な行為は希望しない曲の入ったカセットテ
ープをあわてて取り出すときや、おもしろがっていたず
らに行う場合が考えられる。この場合、操作者のこの行
為に従った駆動機構にしたが機器の故障防止のためには
望ましい。
そこで、これを解決する必要がある。
(他の発明の実施例) 前述のように、パワーレバー82と安全レバー83とは
相関的構成にあり、常時は案内ピン139は嵌没孔13
3に係止し、両レバー82.83は一体となって移動板
7を移動する連結レバーとして機能し、正常なカセット
10の装填又は排出動作を得るように構成されている。
しかし、操作者がスライド片27の突出片20に係止し
、かつ、減速ギヤ列51.52.53の回転に抗して途
中まで挿入されたカセットIOのその挿入を指で止める
と、減速ギヤ列51.52.530回転力によって両レ
バー82.83は引張バネ136に抗しながら第5図に
みるように、固定板80にカシメられた軸部123が軸
孔127の右側の大きい孔から左側の小さい孔に移動さ
せられ、同時に案内ピン139は嵌没孔133から外れ
る。これにより、第12図にみるように、パワーレバー
82から安全レバー83への伝達力は断たれ、もって移
動板7は手前方向に移動することはないのでスイッチ板
78はスイッチ70を閉成するもともないので、電磁石
46はストッパー45の鉄片68を吸着することもない
。このためストッパー45の係止片69はカム部64を
係止することもないので、規制ギヤ53は回転を繰り返
すのみであり、パワーレバー82は安全レバー83上を
滑動しながら回動し、切欠溝131の右縁は案内ピン1
39に沿って上下に往動される。そして、カセット10
を指先から離して異状操作がなくなると、引張バネ13
6の張力に従って嵌没孔133はその往復途上案内ヒン
139に係合し、パワーレバー82と安全レバー83と
は再び協働して移動板を移動させる。
(本発明の効果) ′  本発明のうち第一番目の発明は、カセットを自動
的に録音再生位置に装填し、更にイジェクト釦を軽いタ
ッチで押すとカセットを自動的に機外に排出することが
でき、カセット装脱の快適な操作感を得ることを実現し
た。
第二番目の発明によると、操作者によるカセットの異状
挿入があっても、機器を損傷することもなく、安全操作
を図ることができる大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の主としてコンテナ機構部の
外観を示す斜視図、第2図は同上実施例の基板の底面図
、第3図は上記実施例の全体外観の平面図、第4図は上
記実施例あ主として減速ギヤ列の斜視図、第5図は上記
実施例の固定板に取り付けられた検知レバー、連結レバ
ー、移動板の分解斜視図、第6図(A)(B)(C)は
上記実施例の減速ギヤ列α回転規制を行う規制ギヤの動
作を示した平面図、第7図は上記実施例のカセット装填
時の動作状態を示した平面図、第8図は同上実施例の別
の動作過程を示した平面図、第9図は同上実施例の更に
別の動作過程を示した平面図、第10図は上記実施例の
録音再生待機位置における移動板の動作に伴って規制を
受けるコンテナリフタ、ヘッド基板、起動スイッチの動
作状態を示す斜視図、第1)図は同上実施例の録音再生
位置にあける斜視図、第12図は別の発明の動作状態を
示す平面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)録音再生待機位置と録音再生位置との間で往復動
    可能にカセット支持コンテナを備えた磁気録音再生機に
    おいて; コンテナに挿入されたカセットに係止して機外と録音再
    生待機位置との間を案内するスライド片と;該カセット
    の挿入時に電源スイッチを閉成することにより回転する
    モーターによって回転され、かつ、電磁石によって駆動
    されるストッパーでその回転を阻止又は解除される規制
    ギヤを含む減速ギヤ列と; 該減速ギヤ列の回転力で固定板に枢支された連結レバー
    を介して移動される移動板と; 該移動板の移動規制によって録音再生待機位置と録音再
    生位置との間を往復動作可能にされるカセットコンテナ
    又はヘッド基板と; カセットが録音再生位置にもたらされたとき回転が停止
    され、カセットの機外排出のときその停止が解除される
    前記規制ギヤを備えたことを特徴とする磁気録音再生機
    のカセット自動装填・排出装置。
  2. (2)録音再生待機位置と録音再生位置との間で往復動
    可能にカセット支持コンテナを備えた磁気録音再生機に
    おいて; コンテナに挿入されたカセットに係止して機外と録音再
    生待機位置との間を案内するスライド片と;該カセット
    の挿入時に電源スイッチを閉成することにより回転する
    モーターによって回転され、かつ、電磁石によって駆動
    されるストッパーでその回転を阻止又は解除される規制
    ギヤを含む減速ギヤ列と; 固定板に回動自在に重合して枢支されると共に常時は引
    張バネによって引き合って一方の嵌没孔と他方に植立し
    た案内ピンとが係止状態をなしたパワーレバーと安全レ
    バーと; 異状操作時に前記減速ギヤ列の回転力で前記係止状態が
    解かれ、もって伝達力を断たれる前記移動板と; 該移動板の不動作により録音再生待機位置から録音再生
    位置へ移動させられないようにしたカセットコンテナ又
    はヘッド基板を備えたことを特徴とする磁気録音再生機
    のカセット自動装填・排出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5945659A (ja) * 1982-09-06 1984-03-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd カセツトテ−プロ−デイング装置

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